JPS623880Y2 - - Google Patents

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JPS623880Y2
JPS623880Y2 JP4950485U JP4950485U JPS623880Y2 JP S623880 Y2 JPS623880 Y2 JP S623880Y2 JP 4950485 U JP4950485 U JP 4950485U JP 4950485 U JP4950485 U JP 4950485U JP S623880 Y2 JPS623880 Y2 JP S623880Y2
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JP
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switch
cam
heater
main shaft
timer
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JP4950485U
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  • Measurement Of Predetermined Time Intervals (AREA)
  • Cleaning And Drying Hair (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、電熱器具、特にヘアードライヤ
ー、食器乾燥機、電気オーブン等の運転を制御す
る熱器具制御装置に関するものである。
従来技術 従来前記電熱器具の内、例えば比較的大型で特
に業務用として使用されるヘアードライヤーは、
電熱ヒーターとモータによつて回転するフアンと
により熱風を起こし、この熱風で湿つつ髪を乾燥
させたり所謂トリートメントを行なつたりするも
のであつて、前記ヒーターとフアンとの運転時間
をタイマーによつて同時に駆動或いは停止させる
ものであつ。従つて長時間停止の後に最初に使用
する場合は、前記ヒーターが冷えきつた状態であ
るにもかかわらずフアンが同時に回転するから、
ヒーターが充分加熱するまで(普通3〜5分を要
する)は冷風が直接使用者の髪に吹き掛り使用者
に不快感を与えるという欠点があつた。また該ヘ
アードライヤーを美容院等にて業務用として使用
する場合は、ヒーターを冷状態から暖状態とする
までに時間が掛り客の回転率が悪いから、特にヒ
ーターが冷状態である場合には短時間で暖状態と
することが望ましい。この様に電熱器具に於て
は、冷状態と暖状態とを区別して制御することが
必要である。
当該考案が解決しようとする問題点 この考案は上記点に鑑みてなされたもので、電
熱器具が冷状態の場合は、急速加熱用ヒーターと
通常加熱用ヒーターとを同時に作動させて急速に
加熱し、この間はフアンを停止させ、暖状態にな
ると直ちに急速加熱用ヒーターを停止させると共
にフアンを回転させ、その後は通常運転とし所望
時間後に停止させるという冷状態運転と、電熱器
具が既に暖状態の場合は、通常加熱用ヒーターと
フアンとを同時に作動させて通常運転を行ない、
所望時間後に停止させるといいう暖状態運転とを
1個のタイマーと簡単な回路により選択的に操作
することにより制御できる様にした熱器具制御装
置を提供せんとするものである。
問題点を解決するための手段 以下本考案を図面に基づいて説明する。
第2図乃至第4図は本発明タイマーTの内部構
造を示したもので、1は主軸で上機枠2及び下機
枠3によつて支承され、4は主軸1の中程に弾着
板によつて摺動可能に弾着された主歯車で、この
主歯車4には歯車系(図示外)が連繋され、歯車
系の終段には周知の簡易脱進機の天府6が連繋さ
れている。7は主軸1に装着されたゼンマイで、
主軸1を第3図矢印a方向へ廻すと該ゼンマイ7
が捲回され、このゼンマイ7の反発力で歯車系が
回転し、簡易脱進機の脱進作用により主軸1が矢
印b方向へ一定速度で巡運するものであつて、所
謂時計装置が構成されている。
8は前記主軸1の上端部に固着された固定カム
で、上下に規制片9及び10を形成し、11は主
軸1に遊嵌の第1のカムで、周縁には切欠12及
び13が、中腹に扇状通し孔14が形成され、こ
の通し孔14へ固定カム8の規制片9が所定間隙
を有し遊嵌されることにより第1のカム11は周
知の速動カム機構を構成している。
15は主軸1に遊嵌の第2のカムで、外周は低
段部16と高段部17とからなり、中腹の扇状通
し孔18へ前記固定カム8の規制片10が所定間
隙を有して遊嵌されることにより、第2のカム1
5は前記第1のカム11と同様に固定カム8に対
し速動カム機構を構成している。
19は一端が上下機枠2及び3に回動自在に支
承されたカムレバーで、彎曲した他端部20が前
記第1のカム11と係合し、中程に設けられた凸
部21が第1のスイツチS1と連係し、また該カム
レバー19には前記天府6と係脱するストツパー
22が固着されている。
今、主軸1を矢印a方向へ廻すと、ゼンマイ7
が捲回されると共にカムレバー19の端部20が
第1のカム11の外周に乗り上げて之と係合し、
第1のスイツチS1を凸部21を介しオンすると同
時に天府6からストツパー22が離れて天府6を
開放するから、ゼンマイ7の反発力により主軸1
は矢印b方向へ巡運する。この状態を第1オンと
する。
そして、タイマーが巡運しつつカムレバー19
が第1のカム11の切欠12と係合する(第3
図)に至ると、第1のスイツチS1はオフすると共
に天府6がストツパー22で係止されタイマーT
は停止する。この状態を第1オフとする。
次に、この第1オフから主軸1を前記第1オン
の状態とは反対方向、即ち矢印b方向へ廻すと、
再びカムレバー19は第1のカム11の外周と係
合して第1のスイツチS1はオンし、手を放すこと
により主軸1は矢印b方向へ巡運する。この状態
を第2オンとする。
そしてこの様に巡運しつつ、カムレバー19が
第1のカム11の切欠13と係合するに至ると、
第1のスイツチS1はオフし、タイマーTは停止す
る。この状態を第2オフとする。
S2(第3,5図)は第2のスイツチで、操作片
23が前記第2のカム15と係合し、この操作片
23が第2のカム15の高段部17と係合してい
る間はAオン(第5図)し、また低段部16と係
合している場合はBオン(第5図)する様に切替
わるものとし、そして前記第1のスイツチS1が既
述した第1オフとなると同時にAオンからBオン
へ切替わるものである。
また、前記第1オフ点から矢印b方向へ主軸1
を廻すとカム11が第2オンし、カム15がBオ
ンする様に相互に構成されている(第7図チヤー
ト参照)。
第3,4図に於て、24は上、下機枠2及び3
に支承された副軸25に固定された欠刃歯車で、
歯形部は前記主歯車4と係合する様になされてお
り、また26は該欠刃歯車24に装着されたスプ
リングである。そして第4図に示す様に、主軸1
を矢印a方向へ廻すと主歯車4も回転し(この場
合、図示されていない歯車系は主歯車4から離脱
して回転しない様に一方向クラツチが構成されて
いるものとする)、欠刃歯車24は矢印c方向へ
回転し、歯形部が過ぎるとスプリング26の作用
によつて主歯車4から噛合いが離脱したままその
位置で停止する。また主軸1が矢印b方向へ巡運
を始めると、即ちタイマー運転時は欠刃歯車24
が矢印d方向へ回転し、歯形部が過ぎるとスプリ
ング26によつてその位置に停止るものである。
27は前記副軸25の端部に装着された速動カム
機構による第3のカムで、周縁に切欠28が形成
されている。
S3(第3,5図)は第3のスイツチで、操作片
29が第3のカム27と係合し、該操作片29が
第3のカム27の外周と係合している場合はAオ
ンし、また切欠28と係合している場合はBオン
する様に切替るものとする。そして、前記主軸1
を第1オフ点から矢印a方向へセツトした場合
は、欠刃歯車24により第3のカム27が矢印c
方向へ回転し第3のスイツチS3はAオンする。そ
して主軸1が矢印b方向へ巡運し始めると、第3
のカムも矢印d方向へ回転し、欠刃歯車24と主
歯車4との係合が終了すると同時に第3のスイツ
チS3はAオンからBオンへ切替わるものとする。
この第3のスイツチS3がAオンしている時間は、
第7図のチヤートに示す様に、第1のスイツチS1
がオンしている時間より適宜短いものであり、且
つ主軸1のセツト角度(矢印a方向へのセツト)
に関係なく一定のものであるが、既述した欠刃歯
車24の歯形部の歯数を変えることにより所望時
間を適宜に設定することができる。
第5図は総体的回路図であり、Eは電源、そし
て第1のスイツチS1には第1のヒーターH1と、
第2のスイツチS2が接続され、第2のスイツチS2
のA側には第3のスイツチS3が、またB側にはフ
アンモータMが夫々接続され、また第3のスイツ
チS3のA側には第2のヒーターH2が、B側には
フアンモータMが夫々接続されている。
第6図はタイマーTの操作部分を示したもの
で、30はセツトツマミで前記タイマーTの主軸
1に固着され、31は表示板で、第1オフを中心
として時計方向に冷状態、即ち第1のスイツチS1
の第1オンの時限、反時計方向に暖状態、即ち第
1のスイツチS1の第2オンの時限、更に第2オフ
が夫々表示され、前記セツトツマミ30をこの表
示に合わせてセツトするものである。
第7図は第1のスイツチS1、第2のスイツチS2
及び第3のスイツチS3が夫々の動作を示したチヤ
ートである。
作用 以上の様な構成に於て作用を説明する。
先ず、本考案タイマーが配設される電熱器具本
体が冷状態にある場合に於ては、セツトツマミ3
0を第1オフの位置から所望時間丈け矢印a方向
へセツトする。こうするとタイマーTの主軸1が
回転し、ゼンマイ7が捲回されると共に第1のス
イツチS1は第1オンし、第2のスイツチS2はBオ
ンからAオンへ切替り、更に第3のスイツチS3
BオンからAオンへ切替る。従つて第1のヒータ
ーH1及び第2のヒーターH2が同時に通電し、急
速に電熱器具を加熱し始める。こうしてタイマー
Tは矢印b方向へ巡運を開始し、予め設定された
予熱時間が過ぎると、第3のスイツチS3の操作片
29が第3のカム27の外周から切欠へ落下する
ので第3のスイツチS3がAオンからBオンへ切替
る。こうなると第1のヒーターH1はそのまま
で、第2のヒーターH2はオフすると同時に、フ
アンモータMが始動し、電熱器具より熱風が送り
出されることとなる。そしてセツト時間が経過す
ると、第2のスイツチS2の操作片23が第2のカ
ム15の高段部17から低段部に落下するので、
第2のスイツチS2はAオンからBオンに切替り、
またこれと同時に第1のスイツチS1がオフ(第1
オフ)し、タイマーTは停止して運転が完了す
る。
次に、一度使用した後に引続いて使用する場
合、即ち電熱器具が暖状態に於ては、セツトツマ
ミ30を第1オフ点から所望時間に合てせて矢印
b方向へセツトすれば、タイマーTは矢印b方向
へ巡運を開始すると同時に第1のスイツチS1は第
2オンし、第2のスイツチS2はBオンのままであ
るから第1のヒーターH1とフアンモータMとが
作動し、予熱時間を待つことなく直ちに熱風を送
り出すことが出来る。そしてセツト時間が経過す
ると、タイマーTは第2オフ点に至りタイマーT
は停止し運転が完了する。
また、この第2オフ点から暖状態運転をする場
合は、セツトツマミ30を矢印a方向へセツトす
れば良い。この場合、第3のスイツチS3の操作片
29が第3のカム27の切欠から外周へ乗り上げ
係合するので該第3のスイツチS3はBオンからA
オンへ切替るが、第2のスイツチS2がBオンのま
まであるから、この第3のスイツチS3には関係な
く第1のヒーターH1とフアンモータMとが作動
するものである。
実施例 第1図は本考案をヘアードライヤーに使用した
場合の実施例を示すもので、Fはフードで、この
フードFを使用者の頭部へ被せて髪を乾燥させる
ものとし、フードFの上部にはフアンモータM及
び通常加熱用の第1のヒーターH1と急速加熱用
の第2のヒーターH2とが配設されている。また
Tは本考案タイマー、30はセツトツマミであ
る。
上記構成により、ヘアードライヤー本体が冷状
態にある時は、タイマーTを第1オン状態にし、
先ず第1のヒーターH1及び第2のヒーターH2
同時に通電してヘアードライヤーのフードF内を
加熱する。その後第1のヒーターH1はそのまま
で、第2のヒーターH2がオフすると同時にフア
ンモータMが始動して熱風を送り出し、髪の乾燥
が任意時間行なわれることとなる。また、ヘアー
ドライヤーのフードFが暖まつている時は、タイ
マーTを第2オン状態にすれば、第1のヒーター
H1とフアンモータMとが作動し予熱時間を待つ
ことなく直ちに乾燥を行なうことが出来る。
考案の効果 以上の様に本考案の熱器具制御装置によれば、
只1個のタイマーで電熱器具の冷状態及び暖状態
の双方を選択的に制御することによつて効率的な
電熱器具のヒーター通電の制御が出来、且つ操作
が極めて簡単であるから誤り無く使用することが
出来るという効果を有する。また、通常加熱用の
第1のヒーターH1の他に、急速加熱用の第2の
ヒーターH2を同時に制御できるから予熱時間が
極めて短縮化され、特にヘアードライヤー等を業
務用として使用する場合に於て、髪の乾燥が短時
間で済み客の回転率が向上される等の効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示したもので、第1図
はヘアードライヤーの構成を示した一部断面の正
面図、第2図はタイマーTの内部構造を示した正
面図、第3図は同じく一部を分解した斜視図、第
4図は第2図A−A′方向の断面図、第5図は総
体的回路図、第6図はタイマーTの操作部を示し
た平面図であり、また第7図はチヤート図であ
る。 1……主軸、4……主歯車、11……第1のカ
ム、15……第2のカム、24……欠刃歯車、2
5……副軸、27……第3のカム、S1……第1の
スイツチ、S2……第2のスイツチ、S3……第3の
スイツチ、H1……第1のヒーター、H2……第2
のヒーター、M……フアンモータ、T……タイマ
ー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 時計装置により一定回転する主軸には第1及び
    第2のカムを遊嵌すると共に該カムに連繋して第
    1及び第2のスイツチを配設し、また前記主軸に
    弾着される主歯車には欠歯歯車を噛合させしかも
    該欠歯歯車が固定される副軸に第3のカムを遊嵌
    すると共に第3のスイツチを配設し、タイマーを
    セツトして前記第1のカムによつて第1オン、第
    1オフ及び第2オン、第2オフの操作をせしめ、
    また第2のカムによつて前記第1のスイツチが第
    1オンの時A側をオンし、また第2オンの時B側
    オンに切替わる様にタイミング連繋をなすと共
    に、前記第3のカムによつて主軸を前記セツト方
    向と反対方向にセツトした時にのみ前記欠刃歯車
    によつて所定時間A側オンしてからB側オンへ切
    替る様にタイマーを構成する一方、前記第1のス
    イツチには第1のヒーターと第2のスイツチを、
    また第2のスイツチのA側には第3のスイツチ、
    B側にはフアンモータを夫々接続し、更に第3の
    スイツチのA側には第2のヒーターを、B側には
    フアンモータを夫々接続したことを特徴とする熱
    器具制御装置。
JP4950485U 1985-04-03 1985-04-03 熱器具制御装置 Granted JPS60184243U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4950485U JPS60184243U (ja) 1985-04-03 1985-04-03 熱器具制御装置

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JP4950485U JPS60184243U (ja) 1985-04-03 1985-04-03 熱器具制御装置

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Publication Number Publication Date
JPS60184243U JPS60184243U (ja) 1985-12-06
JPS623880Y2 true JPS623880Y2 (ja) 1987-01-28

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ID=30566773

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JP4950485U Granted JPS60184243U (ja) 1985-04-03 1985-04-03 熱器具制御装置

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