JPS6237736Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6237736Y2 JPS6237736Y2 JP16647882U JP16647882U JPS6237736Y2 JP S6237736 Y2 JPS6237736 Y2 JP S6237736Y2 JP 16647882 U JP16647882 U JP 16647882U JP 16647882 U JP16647882 U JP 16647882U JP S6237736 Y2 JPS6237736 Y2 JP S6237736Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- label
- printer
- protective layer
- printer section
- release paper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000010410 layer Substances 0.000 claims description 11
- 239000011241 protective layer Substances 0.000 claims description 11
- 230000005611 electricity Effects 0.000 claims description 3
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 3
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000009958 sewing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はサーマルプリンタに関する。
たとえばラベルに金額等をサーマルプリンタを
用いてプリントする場合、第１図に示すように感
熱紙からなるラベル１の裏面に接着剤を塗布し、
これを基紙としての役目を果す剥離紙２に貼付
け、この剥離紙２をローラ状のプラテン３に添纒
するように移送させ、この添纒過程でプリントす
るようにしている。プリンタヘツドは通常セラミ
ツクのような絶縁基板４の表面に発熱部からなる
プリンタ部５を設置して構成されてあり、プリン
タ部５がプラテン３の下方に相対するように設置
される。
用いてプリントする場合、第１図に示すように感
熱紙からなるラベル１の裏面に接着剤を塗布し、
これを基紙としての役目を果す剥離紙２に貼付
け、この剥離紙２をローラ状のプラテン３に添纒
するように移送させ、この添纒過程でプリントす
るようにしている。プリンタヘツドは通常セラミ
ツクのような絶縁基板４の表面に発熱部からなる
プリンタ部５を設置して構成されてあり、プリン
タ部５がプラテン３の下方に相対するように設置
される。
このようなラベル１にプリントするとき、剥離
紙２がプラテン３の周囲を添纒する関係上、剥離
紙２がプラテン３の周囲に沿つてわん曲するよう
になり、このわん曲の際、ラベル１が剥離紙２か
ら剥離することがある。たとえば第１図に示すよ
うに剥離紙２が矢印方向に移送されるとき、剥離
紙２がプラテン３に沿つてわん曲を開始していく
場合に、ラベル１の腰が強いと、その前端が剥離
紙２より剥離することがある。このように前端が
剥離すると、ラベル１は剥離紙２のようにわん曲
しないで、そのまま直線方向に進行し、その結果
サーマルヘツドの表面すなわちプリンタ部５の手
前（約２〜３mm程度）で図のように衝突する。な
おラベル１はそのあとサーマルヘツドの表面をガ
イドとしてわん曲し、プリンタ部５とプラテン３
との間を通過し、ここで再び剥離紙２に付着する
とともに、プリンタ部５によりプリントされる。
紙２がプラテン３の周囲を添纒する関係上、剥離
紙２がプラテン３の周囲に沿つてわん曲するよう
になり、このわん曲の際、ラベル１が剥離紙２か
ら剥離することがある。たとえば第１図に示すよ
うに剥離紙２が矢印方向に移送されるとき、剥離
紙２がプラテン３に沿つてわん曲を開始していく
場合に、ラベル１の腰が強いと、その前端が剥離
紙２より剥離することがある。このように前端が
剥離すると、ラベル１は剥離紙２のようにわん曲
しないで、そのまま直線方向に進行し、その結果
サーマルヘツドの表面すなわちプリンタ部５の手
前（約２〜３mm程度）で図のように衝突する。な
おラベル１はそのあとサーマルヘツドの表面をガ
イドとしてわん曲し、プリンタ部５とプラテン３
との間を通過し、ここで再び剥離紙２に付着する
とともに、プリンタ部５によりプリントされる。
以上の説明はラベル１がプリントされる以前の
剥離紙２からの剥離についてであつたが、プリン
ト後において、同じように今度はラベル１の後端
が剥離紙２から剥離することがあり、この剥離の
際、ラベル１の後端が同じようにプリンタ部５の
手前に衝突することがある。
剥離紙２からの剥離についてであつたが、プリン
ト後において、同じように今度はラベル１の後端
が剥離紙２から剥離することがあり、この剥離の
際、ラベル１の後端が同じようにプリンタ部５の
手前に衝突することがある。
ところでたとえばこの種プリンタ部５は第２図
に示すようにグレーズ等からなる突出部８の表面
に発熱膜９を設け、その表面に通電用の導電層１
０を設ける。導電層１０は更に絶縁基板４の表面
に延長して設けられる。そしてこのプリンタ部５
及び延長された導電層１０Ａはガラス等からなる
保護層１１で被覆されている。
に示すようにグレーズ等からなる突出部８の表面
に発熱膜９を設け、その表面に通電用の導電層１
０を設ける。導電層１０は更に絶縁基板４の表面
に延長して設けられる。そしてこのプリンタ部５
及び延長された導電層１０Ａはガラス等からなる
保護層１１で被覆されている。
このような構成のプリンタ部５を使用するとき
前述のようにラベル１の前端或いは後端が、プリ
ンタ部５の手前に繰返し衝突するうちに、その衝
突部分における保護層１０が剥落して導電層１０
Ａが露呈するようになる。そのため今度はラベル
１が露呈した導電層１０Ａに衝突するようにな
る。この衝突が繰返されると、導電層１０Ａがそ
の衝突部分において切断されてしまい、以後の通
電が不可能となる。
前述のようにラベル１の前端或いは後端が、プリ
ンタ部５の手前に繰返し衝突するうちに、その衝
突部分における保護層１０が剥落して導電層１０
Ａが露呈するようになる。そのため今度はラベル
１が露呈した導電層１０Ａに衝突するようにな
る。この衝突が繰返されると、導電層１０Ａがそ
の衝突部分において切断されてしまい、以後の通
電が不可能となる。
この考案は剥離紙に貼られたラベルのような被
プリント紙をローラ状のプラテンに添纒させてサ
ーマルプリンタヘツドでプリントするに際し、被
被プリント紙の剥離に基くプリンタヘツドへの衝
突による導電層の切断を簡単にかつ確実に防止す
ることを目的とする。
プリント紙をローラ状のプラテンに添纒させてサ
ーマルプリンタヘツドでプリントするに際し、被
被プリント紙の剥離に基くプリンタヘツドへの衝
突による導電層の切断を簡単にかつ確実に防止す
ることを目的とする。
この考案の実施例を説明すると、この考案では
第２図に示すようにプリンタ部５の前方すなわち
ラベル１の前端又は後端が剥離紙２から剥離した
ときに衝突する個所における保護層部分１１Ａを
他の部分より厚く設けてある。このように保護層
部分１１Ａを厚くしておくと、ラベル１の衝突に
よる剥落に至るまで長い時間を要することにな
り、それだけ導電層１０Ａが露呈しにくくなる。
なお長期間使用することにより保護層部分１１Ａ
は次第に剥落するけれども、一方プリンタ部５の
表面を覆つている保護層もプラテン３或いは剥離
紙２，ラベル３等との摩擦によつて摩耗するよう
になる。そして一般にはこの摩耗によつてプリン
タ部５が露呈するに至つたとき、このプリンタ部
５の寿命が終つたとされている。或いは長期間の
使用によつて発熱膜９が切れたりしたとき、プリ
ンタ部５の寿命が終つたとされている。したがつ
てプリンタ部５がこのように寿命が終る程度に使
用される期間中は、導電層１０Ａが露呈しないよ
うに保護層部分１１Ａの厚みを選定すればよい。
第２図に示すようにプリンタ部５の前方すなわち
ラベル１の前端又は後端が剥離紙２から剥離した
ときに衝突する個所における保護層部分１１Ａを
他の部分より厚く設けてある。このように保護層
部分１１Ａを厚くしておくと、ラベル１の衝突に
よる剥落に至るまで長い時間を要することにな
り、それだけ導電層１０Ａが露呈しにくくなる。
なお長期間使用することにより保護層部分１１Ａ
は次第に剥落するけれども、一方プリンタ部５の
表面を覆つている保護層もプラテン３或いは剥離
紙２，ラベル３等との摩擦によつて摩耗するよう
になる。そして一般にはこの摩耗によつてプリン
タ部５が露呈するに至つたとき、このプリンタ部
５の寿命が終つたとされている。或いは長期間の
使用によつて発熱膜９が切れたりしたとき、プリ
ンタ部５の寿命が終つたとされている。したがつ
てプリンタ部５がこのように寿命が終る程度に使
用される期間中は、導電層１０Ａが露呈しないよ
うに保護層部分１１Ａの厚みを選定すればよい。
以上詳述したようにこの考案によれば、単に保
護層を部分的に厚くするだけの簡単な構成によつ
て、ラベルのような被プリント紙の、剥離紙から
の剥離に基く衝突によつて導電層の損傷に至るま
での期間を長くすることができ、それだけこの種
ヘツドの寿命を延長することができるといつた効
果を奏する。
護層を部分的に厚くするだけの簡単な構成によつ
て、ラベルのような被プリント紙の、剥離紙から
の剥離に基く衝突によつて導電層の損傷に至るま
での期間を長くすることができ、それだけこの種
ヘツドの寿命を延長することができるといつた効
果を奏する。
第１図は従来例の側面図、第２図はこの考案の
実施例を示す断面図である。 １……被プリント紙（ラベル）、２……基紙、
３……プラテン、５……プリンタ部、１０……導
電層、１１……保護層、１１Ａ……保護層部分。
実施例を示す断面図である。 １……被プリント紙（ラベル）、２……基紙、
３……プラテン、５……プリンタ部、１０……導
電層、１１……保護層、１１Ａ……保護層部分。
Claims (1)
- ローラ状のプラテンに添纒して移送される基紙
に貼付けられてある被プリント紙にプリントする
サーマルプリンタにおいて、絶縁基板の表面にプ
リンタ部及び前記プリンタ部への通電のための導
電層を設置し、その表面に保護層を設けるととも
に、前記被プリント紙が前記基紙からプラテン添
纒時に剥離するときに衝突する個所の保護層部分
を、他の部分より厚くしてなるサーマルプリン
タ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16647882U JPS5968936U (ja) | 1982-11-01 | 1982-11-01 | サ−マルプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16647882U JPS5968936U (ja) | 1982-11-01 | 1982-11-01 | サ−マルプリンタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5968936U JPS5968936U (ja) | 1984-05-10 |
| JPS6237736Y2 true JPS6237736Y2 (ja) | 1987-09-26 |
Family
ID=30364456
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16647882U Granted JPS5968936U (ja) | 1982-11-01 | 1982-11-01 | サ−マルプリンタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5968936U (ja) |
-
1982
- 1982-11-01 JP JP16647882U patent/JPS5968936U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5968936U (ja) | 1984-05-10 |
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