JPS6237550Y2 - - Google Patents

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JPS6237550Y2
JPS6237550Y2 JP10274079U JP10274079U JPS6237550Y2 JP S6237550 Y2 JPS6237550 Y2 JP S6237550Y2 JP 10274079 U JP10274079 U JP 10274079U JP 10274079 U JP10274079 U JP 10274079U JP S6237550 Y2 JPS6237550 Y2 JP S6237550Y2
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JP
Japan
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knob
diaphragm
dust
filter
filter medium
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JP10274079U
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JPS5619159U (ja
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  • Filters For Electric Vacuum Cleaners (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は電気掃除機の除塵装置に関する。
従来の技術 従来、この種の除塵装置においては、ろ材に設
けられた振動板を加振体で振動させて前記ろ材の
除塵が行われており、その構造は実公昭48−
19973号公報、実公昭51−8291号公報に詳しい。
その概要は第5図と第6図に示すよなものであ
る。
第5図において、フイルタ枠15に取付けられ
たフイルタ板16に、断面波形に形成されている
ろ材17に当接可能な加振体18を往復移動可能
に設け、この加振体18はろ材17の山部に当接
する除塵子19と、フイルタ板16に対して除塵
子19とは反対側に位置するつまみ20とから構
成されている。また、第6図のように除塵子19
の突起の間隔L1はろ材17の山部の繰り返しピ
ツチL2と同じで、連続して形成されている。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、上記従来の構成では、加振体1
8の除塵子19がフイルタ板16からろ材17側
に突出し、かつ加振体18のつまみ20がフイル
タ板16からろ材17とは反対側に突出している
ので、加振体18の厚みW1が大きく、このた
め、ろ材17と本体ケースとの間の間隔W2が大
きくなり、掃除機本体の小型化を妨げてしまうと
いう問題があつた。
更に、除塵子19には複数の突起(第6図では
3個))が設けられているので、つまみ20を摘
んで除塵子19を往復移動させる際に、そのスラ
イド幅が小さくもろ材17の全体の除塵が行える
けれども、L1=L2であるため、除塵子19の各
突起は同時にろ材16の山部を弾くことになり、
つまみ20を移動させるのに大きな力を必要とす
る。
本考案は掃除機本体の小型化と、従来よりも軽
い操作力で除塵子を動かせる除塵装置を提供する
ことを目的とする。
問題点を解決するための手段 本考案の電気掃除機の除塵装置は、集塵ケース
内の適所に配設されたフイルタ枠と、このフイル
タ枠に支持された断面波形のろ材とからなる細塵
捕捉用フイルタを設けるとともに、前記ろ材の山
部にあつて前記フイルタ枠に対してろ材とは反対
側に突出した振動板と、前記振動板の長手方向と
は直交する方向に沿つて一定小範囲内往復移動自
在に前記フイルタ枠の上端部に支持された鍔部
と、前記鍔部から前記フイルタ枠に対してろ材と
は反対側に突設されたつまみと、前記つまみより
も厚みを小さく形成されるとともに、このつまみ
の下面から、このつまみの厚みの方向と直交する
方向へ前記振動板の相互間位置まで延設され、か
つ前記つまみの移動方向に間隔をおいて配置され
るとともに、前記つまみの移動により前記振動板
に側方から当たつてこの振動板を弾く複数の除塵
子とを設け、前記間隔を、前記ろ材の山部の単一
繰り返しピツチと相違させ各除塵子が同時に振動
板を弾かない変則ピツチとしたことを特徴とす
る。
作 用 この構成によると、つまみを往復摺動させる
と、このつまみの下面〔ろ材と本体ケースとの配
列方向並列〕に連結されている複数の除塵子が、
振動板を順次弾いて振動板を振動させ、この振動
がろ材に伝わつて除塵される。また、加振体を構
成するつまみと除塵子とは、ろ材と本体ケースの
配向方向に対して並列に配置され、かつ除塵子は
つまみよりも厚みを小さく形成されるとともに、
このつまみの下面から、このつまみの厚みの方向
と直交する方向に配置されているため、加振体の
厚みはつまみの厚みだけにもとづいた小さなもの
になる。
考案の構成 以下本考案の一実施例を第1図〜第4図に基づ
いて説明する。
第1図〜第4図において、1は電動送風機2を
内蔵した本体ケース、3は集塵ケースで、尾錠4
により本体ケース1に取り外し自在に結合されて
いる。5は集塵ケース3内に取り外し自在に配置
された粗塵捕捉用のプレフイルタで、網状に形成
されている。細塵捕捉用フイルタ6は、断面波形
に形成されたろ材7と、フイルタ枠9と、ろ材7
の山部にあつてフイルタ枠9と一体の振動板8と
から構成されている。10は前記フイルタ枠9の
外周縁に固着されたゴムパツキンで、集塵ケース
3の内周面と本体ケース1とに当接して空気タイ
トしている。11は加振体であつて、フイルタ枠
9と押え板13とにより挾まれて振動板8の長手
方向と直交する方向、すなわち矢印A,B方向へ
往復移動自在な鍔部11aと、前記押え板13に
形成された矢印A,B方向に沿う長孔14を貫通
して前記鍔部11aに突設されたつまみ11b
と、このつまみ11bから垂下されるとともにフ
オーク状に枝分れした適当数(この実施例では3
本)の除塵子11c〜11eとから構成されてい
る。これら各除塵子11c〜11eは、各振動板
8に同時に当たらないような間隔を有している。
すなわち、たとえば第3図に示す状態において、
つまみ11bを矢印A方向へ移動させると、除塵
子11cが先ず振動板8に当たり、次に除塵子1
1dが振動板8に当たり、次に除塵子11eが振
動板8に当たるように構成してあり、つまみ11
bが左端に達したときには左端の除塵子11cが
左端の振動板8に当たるようにしてある。つまみ
11bを矢印B方向へ移動させたときには、上記
とは逆の動作が行なわれる。
次にこの構成による作用について説明する。つ
まみ11bを持つて加振体11を矢印A,B方向
へ往復移動させると、除塵子11c〜11eは振
動板8に当たり、これを弾いてろ材7を振動さ
せ、ろ材7に付着した細塵を除くものである。す
なわち、つまみ11bが第3図および第4図にお
いて、左端にきたときには、除塵子11cが左端
の振動板8を弾いてろ材7の除塵を行う。これと
は反対に、つまみ11bが右端にきたときには、
除塵子11eが右端の振動板8を弾いて同様のこ
とが行われる。またこの間、ろ材7の中央部では
3本の除塵子11c〜11eのうち、2本ないし
3本が振動板8に順次衝突する。また除塵子11
c〜11eが振動数8に同時に当たらないように
構成してあるので、加振体11の移動抵抗は大き
くならず滑らかに移動する。また除塵子11c〜
11eは、つまみ11bの下方にあつて、振動板
8の上部に接触して加振するように構成されてい
るため、加振体11の厚みは、つまみ11bの厚
みだけを考慮すればよく、除塵子11c〜11e
の厚みを考慮する必要はない。したがつて、フイ
ルタ6と本体ケース1との間の間隔W2を小さく
でき、ひいては電気掃除機本体を小型化できるも
のである。
更に上記実施例においては、除塵子相互間のピ
ツチはろ材7のピツチL2と同じではなくて、除
塵子11cと11dの間隔L11は第3図より
“3L1”よりも大きく、除塵子11dと11eの
間隔L12は“4L2”よりも小さく形成されており、
たとえばA方向へは“3L2〜4L2”移動させるだ
けで全振動板8をくま無く弾くことができ、第6
図に示した従来のような連続した突部を有する加
振体18に比べて、つまみ11bを往復移動させ
る動作量を大幅に軽減できる。
考案の効果 以上説明したように本考案の電気掃除機の除塵
装置によれば、ろ材の山部にあつてフイルタ枠に
対してろ材とは反対側に突出した振動板と、前記
振動板の長手方向とは直交する方向に沿つて一定
小範囲内往復移動自在に前記フイルタ枠の上端部
に支持された鍔部と、前記鍔部から前記フイルタ
枠に対してろ材とは反対側に突設されたつまみ
と、つまみの下面側から前記振動板の相互間位置
まで延設されかつ前記つまみ移動方向に適当間隔
おきに配置された複数の除塵子とを設けたため、
加振体を構成するつまみと除塵子は、ろ材と本体
ケース配設方向に対して直列ではなく並列に接続
された構造であつても、ろ材に加振体することが
でき、加振体の厚みはつまみの厚みだけを考慮す
ればよく、除塵子の厚みを考慮する必要はないこ
とから、細塵捕捉用ろ材と本体ケースとの間の間
隔を小さくして電気掃除機本体の小型化を図るこ
とができる。
更に、除塵子相互間の間隔をろ材の山部の単一
繰り返しピツチと相違させ、各除塵子が同時に振
動板を弾かない変則ピツチとしたため、従来より
も小さな操作力でつまみを往復移動させることが
でき、操作性が向上するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における除塵装置を
備えた電気掃除機の一部切欠側面図、第2図は同
除塵装置の要部の断面図、第3図および第4図は
各々の同除塵装置の外観斜視図、第5図は従来例
の要部縦断面図、第6図は第5図の要部分解斜視
図である。 3……集塵ケース、6……細塵捕捉用フイル
タ、7……ろ材、8……振動板、9……フイルタ
枠、11……加振体、11b……つまみ、11c
〜11e……除塵子、L2……ろ材山部の繰り返
しピツチ、L11,L12……除塵子相互間の間隔、
W2……ろ材と本体ケースとの間隔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 集塵ケース内の適所に配設されたフイルタ枠
    と、このフイルタ枠に支持された断面波形のろ材
    とからなる細塵捕捉用フイルタを設けるととも
    に、前記ろ材の山部にあつて前記フイルタ枠に対
    してろ材とは反対側に突出した振動板と、前記振
    動板の長手方向とは直交する方向に沿つて一定小
    範囲内往復移動自在に前記フイルタ枠の上端部に
    支持された鍔部と、前記鍔部から前記フイルタ枠
    に対してろ材とは反対側に突設されたつまみと、
    このつまみよりも厚みを小さく形成されるととも
    に、このつまみの下面から、このつまみの厚みの
    方向と直交する方向へ前記振動板の相互間位置ま
    で延設され、かつ前記つまみの移動方向に間隔を
    おいて配置されるとともに、前記つまみの移動に
    より前記振動板に側方から当たつてこの振動板を
    弾く複数の除塵子とを設け、前記間隔を、前記ろ
    材の山部の単一繰り返しピツチと相違させ各除塵
    子が同時に振動板を弾かない変則ピツチとした電
    気掃除機の除塵装置。
JP10274079U 1979-07-24 1979-07-24 Expired JPS6237550Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP10274079U JPS6237550Y2 (ja) 1979-07-24 1979-07-24

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10274079U JPS6237550Y2 (ja) 1979-07-24 1979-07-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5619159U JPS5619159U (ja) 1981-02-19
JPS6237550Y2 true JPS6237550Y2 (ja) 1987-09-25

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ID=29335452

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JP10274079U Expired JPS6237550Y2 (ja) 1979-07-24 1979-07-24

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JP2013176603A (ja) * 2013-05-15 2013-09-09 Sharp Corp 電気掃除機

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JPS5619159U (ja) 1981-02-19

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