JPS628201B2 - - Google Patents

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JPS628201B2
JPS628201B2 JP53014439A JP1443978A JPS628201B2 JP S628201 B2 JPS628201 B2 JP S628201B2 JP 53014439 A JP53014439 A JP 53014439A JP 1443978 A JP1443978 A JP 1443978A JP S628201 B2 JPS628201 B2 JP S628201B2
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JP
Japan
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filter
filter medium
dust
closing member
elongated holes
Prior art date
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Expired
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JP53014439A
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English (en)
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JPS54108070A (en
Inventor
Fumio Nakamura
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、濾材を襞状に折曲して形成したフ
イルター装置に関するものである。
〔従来技術〕
第8図には、従来のフイルター装置を備える電
気掃除機が示されている。
即ち、1は電動送風機2を内装する主部ケー
ス、3は吸入口4が穿設された塵ケース、5は前
記塵ケース3内に配置された粗目フイルター、6
は濾材を襞状に折曲して形成された細目フイルタ
ー7とその細目フイルター7の周縁を支持するた
めのフイルター枠8とから成るフイルター装置、
9は前記細目フイルター7のための除塵レバーで
あり、一端には外部より摘むことが可能な操作部
9aが形成され、他端に前記細目フイルター7の
襞間に侵入可能な弾性体9bが取付けられると共
に中央部分において回動可能に塵ケース3に枢着
されている。
今、電動送風機2を停止の状態から駆動する
と、吸入口4、粗目フイルター5及び細目フイル
ター7を介して空気が吸引され、その吸引空気中
に含まれた塵埃の内、粗大なものは粗目フイルタ
ー5により、又、その粗目フイルター5を通過し
た微細なものは細目フイルター7によりそれぞれ
捕捉される。この時の細目フイルター7の状態が
第9図に示されている。即ち、細目フイルター7
は電動送風機2が駆動されていない時、通常第9
図aに示すような形状を保つている。この状態に
おいて電動送風機2を駆動すると、細目フイルタ
ー7の平面部7aが吸引空気流によつて第9図a
に鎖線で示すように負圧側に湾曲し、その湾曲し
た濾面にその細目フイルター7により捕捉された
細塵が附着する(第9図b参照)。電動送風機2
を停止させると、細目フイルター7が自身の弾性
によつて原形状に復帰し、この時、細目フイルタ
ー7の負圧側に延びた襞の奥まつた部分に附着し
た塵埃は、平面部7a間に幾分圧縮された状態で
挾まれる(第9図c参照)。
除塵レバー9を、その操作部9aを摘んで往復
揺動操作すると、弾性体9bが細目フイルター7
の各襞の頂部を順次はじき、その時に細目フイル
ター7に生じた振動により細目フイルター7に附
着した塵埃が払い落される訳であるが、細目フイ
ルター7の襞の奥まつた部分に附着した塵埃は、
細目フイルター7の平面部7a間に幾分圧縮され
た状態で挾まれているので、多少細目フイルター
7に衝撃や振動を与えたとしても容易には細目フ
イルター7より遊離せず、除塵レバー9の揺動操
作にもかかわらず、細目フイルター7の目詰りを
完全には解消することができなかつた。又、細目
フイルター7の頂部は、除塵レバー9の振動操作
に伴なつて弾性体9bによりはじかれるので、弾
性体9bが当接する細目フイルター7の頂部附近
が長期間使用するにつれて損傷し、ひどい場合に
は細目フイルターに穴があくこともあつた。
又、従来の他の例として、実公昭48−39178号
公報に示されるように、多数の襞を有する波形の
二次フイルターの周縁部に取付枠を固着すると共
に、襞の頂部及び谷底部に、両端を取付枠に一体
に固着した支持片を備える集塵フイルターがあ
る。
処が、このものによると、前記支持片は吸引空
気流の下流側における襞の頂部に対してその下流
側外側面に固定され、その頂部の内側部分は二次
フイルターそのものであるから、その襞の奥まつ
た頂部付近に塵埃が付着し易く、かつ圧縮された
状態で集積されやすい。しかも、前記各支持片は
それぞれ襞の頂部の尖つた外側表面にのみ固着す
るようにしているので、その支持片を成形によつ
て襞の頂部に固着する場合は、金型形状及び二次
フイルターの襞の頂部形状或いは成形に伴う金型
と二次フイルターとの関連配置位置にそれぞれ高
い精度が必要であり、若しも、襞の頂部付近にし
わが存在するような場合には前記支持片の固着が
不完全になる虞れがある。
〔発明の目的〕
この発明はこのような従来の事情に対処してな
されたものであり、容易にフイルターより塵埃が
遊離し得、又、濾材の襞の各頂部の長孔部分に対
し閉塞部材を極めて容易かつ確実に固着できるよ
うにし、しかも除塵に対して堅牢なフイルター装
置を提供しようとするものである。
〔実施例〕
以下にこの発明の実施例を示す第1図乃至第6
図を参照してその詳細を説明する。
図中10は濾紙に合成樹脂を含侵させて形成さ
れた略平板状の濾材であり、間隔をおいて互いに
略水平に延びるスリツト状の長孔11が多数穿設
されている(第3図参照)。前記略平板状をなす
濾材10は前記長孔11の襞の一方の頂部に位置
するように折曲されると共に相隣接する長孔11
の略中間部分が襞の他方の頂部となるように折曲
されて襞状に形成される(第4図参照)。12は
前記濾材10の長孔11の周縁部に、その長孔1
1を閉鎖するようにして一体成形された閉塞部材
であり、第2図に示すようにその外周面及び内周
面は円弧状に形成されており、このようにして濾
材10及び閉塞部材12などによりフイルターA
が構成される。
13は前記フイルターAの周縁部を支持するた
めのフイルター枠であり、上下両面が開放された
箱状をなしている。このフイルターA及びフイル
ター枠13によつてフイルター装置Bが構成され
る。
前記閉塞部材12及びフイルター枠13は、合
成樹脂材によつて同時に濾材10に一体成形され
る。第5図には、閉塞部材12及びフイルター枠
13を濾材10に形成するための金型が示されて
いる。
即ち、Cは上型、Dは下型であり、前記襞状に
折曲された濾材10はこの上型Cと下型Dとの間
に挾持される。この状態において上型Cと下型D
との間には前記フイルター枠13のための空間E
と閉塞部材12のための空間Fがそれぞれ生ず
る。Gはゲートであり、この実施例の場合、ゲー
トGは上型に設けられている。しかし、濾材10
には長孔11が形成されているので、ゲートGを
下型Dに設けることも可能であり、金型の構造に
よつて上下各金型C,DのいずれにもゲートGを
設けることができるため金型の設計製作が容易で
ある。
Hは前記上型Cに形成された突起であり、前記
濾材10の襞の延びる方向に適宜間隔を置いて設
けられ、前記空間E内に突出して前記下型Dとの
間で濾材10の襞に沿つた外側部分を部分的に挾
持し、濾材10が上下両型C,Dに保持される。
フイルター枠13には第1図に示すようにこの突
起Hによつて溝14が形成される。
前記長孔11の端部は、濾材10の両端とわず
かな間隔をおいて位置するように穿設されてお
り、この間隔はフイルター枠13の厚みと比べて
十分に大きい。従つて、前記閉塞部材12は第1
図及び第6図に示すようにフイルター枠13より
離れて位置している。前記閉塞部材12がフイル
ター枠13より離れて位置しているので、フイル
ターAの各頂部をはじいた場合には、フイルター
Aが比較的よく振動し、フイルターAに附着した
塵埃を効率よく払い落すことができる。
このフイルター装置Bを第8図に示された電気
掃除機に、フイルター装置6に換えて装置し、電
動送風機2を駆動すると、従来のフイルター装置
6と同様にフイルターAの濾面に細塵が附着す
る。しかし、フイルターAの負圧側に延びた襞の
奥まつた部分には、不通気性の閉塞部材12が一
体に形成されているため、その部分には細塵が附
着することがなく、又、閉塞部材12は、電動送
風機2を駆動したとき、変形することがなく、結
局、フイルターAの負圧側に延びた襞の奥まつた
部分に、塵埃が従来のように幾分圧縮された状態
で挾まることがない。従つて、除塵レバー9を揺
動操作し、フイルターAの襞の各頂部を弾性体9
bにより順次はじくと、フイルターAに附着した
塵埃は、すべてフイルターAより遊離して下方に
落下するものである。又、弾性体9bは合成樹脂
製の閉塞部材12に当接するので、長期間の使用
においてもフイルターAが損傷することがない。
尚、閉塞部材12とフイルター枠13との間の
通気性部分(濾材)は、閉塞部材12とフイルタ
ー枠13とにより保持されているため、電動送風
機2を駆動したとき、あまり変形することがな
く、従つて、その部分において塵埃が従来のよう
に幾分圧縮された状態で挾まれることがない。
又、第7図には他の実施例が示されており、そ
の実施例は、濾材10に穿設された複数個の長孔
11が襞の各頂部に位置するようにして濾材10
を襞状に折曲して形成したものであり、前記実施
例に比べて、電動送風機2を駆動したときの変形
量が少ない。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、この発明は、濾材に、間
隔をおいて互いに略平行に延びるスリツト状の長
孔を多数穿設し、前記各長孔が頂部に位置するよ
うに前記濾材を襞状に折曲し、その濾材の周縁部
分をフイルタ枠の内側面に固定支持し、その濾材
の前記各長孔の周縁部には、それぞれ長孔を閉鎖
し、かつその外周面及び内周面が長孔の長手方向
と直交する方向において円弧状に形成された合成
樹脂製の閉塞部材を成形によつて固着したもので
ある。
従つて、前記濾材の襞の各頂部の内側はそれぞ
れ円弧面で形成された合成樹脂製の閉塞部材で構
成されているので、各襞の奥まつた前記円弧面に
は塵埃が付着することがなく、当初に述べた従来
のもののようにその部分に塵埃が圧縮された状態
で集積されるというようなことがないものであ
り、而して、除塵装置を前記閉塞部材に作用させ
ることにより、前記濾材に付着している塵埃を容
易に払い落すことができる。又、濾材の各頂部に
長孔を設けてその各長孔周縁部に、円弧面を持つ
合成樹脂製の閉塞部材を成形によつて固着するよ
うにしたので、前記頂部の内側及び外側のいずれ
からもゲート位置を決めて閉塞部材を容易に成形
できると共に、その周縁全体が前記長孔周縁部に
固着されることになるのでその固着が極めて確実
である。しかも、前記除塵装置による除塵作用に
対して堅牢なフイルター装置を提供できる等の優
れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のフイルター装置の斜視図、
第2図は第1図の2−2線拡大断面図、第3図は
濾材の斜視図、第4図は襞状に折曲した状態にお
ける濾材の斜視図、第5図は金型の断面図、第6
図は第1図の6−6線拡大断面図、第7図は他の
実施例を示す第2図相当図、第8図は従来のフイ
ルター装置を備える電気掃除機の要部断面図、第
9図は第8図の10−10線拡大断面図である。 図において、10は濾材、11は長孔、12は
閉塞部材、13はフイルター枠である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 濾材に、間隔をおいて互いに略平行に延びる
    スリツト状の長孔を多数穿設し、前記各長孔が頂
    部に位置するように前記濾材を襞状に折曲し、そ
    の濾材の周縁部分をフイルター枠の内側面に固定
    支持し、その濾材の前記各長孔の周縁部には、そ
    れぞれその長孔を閉鎖し、かつその外周面及び内
    周面が長孔の長手方向と直交する方向において円
    弧上に形成された合成樹脂製の閉塞部材を成形に
    よつて固着したことを特徴とするフイルター装
    置。
JP1443978A 1978-02-10 1978-02-10 Filter device Granted JPS54108070A (en)

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Families Citing this family (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6041517A (ja) * 1983-08-13 1985-03-05 Toyo Roki Seizo Kk エアクリ−ナエレメントの製造方法
JPS61178010A (ja) * 1985-02-05 1986-08-09 Toyobo Co Ltd プリ−ツ型フイルタ−エレメント
JPS63173330U (ja) * 1987-04-28 1988-11-10

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4839178U (ja) * 1971-09-11 1973-05-15

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JPS4839178U (ja) * 1971-09-11 1973-05-15

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