JPS6236858A - 半導体受光装置 - Google Patents

半導体受光装置

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JPS6236858A
JPS6236858A JP60176438A JP17643885A JPS6236858A JP S6236858 A JPS6236858 A JP S6236858A JP 60176438 A JP60176438 A JP 60176438A JP 17643885 A JP17643885 A JP 17643885A JP S6236858 A JPS6236858 A JP S6236858A
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JP
Japan
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layer
light
groove
semiconductor light
electrode
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JP60176438A
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English (en)
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Toru Maekawa
前川 通
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 裏面入射型の半導体受光素子が、複数個二次元的に形成
されてなる半導体受光装置の改良である。入射光の有効
利用率を減少することなくクロストークを防止する改良
である。
各素子を囲んで表面に■溝を構成し、このV溝をもって
各画素の分離をなしてクロストークを防止し、同時に、
このV溝領域に入射した光は素子の面において反射させ
て光電変換に利用して入射光の有効利用率を向上し、ク
ロストークを防止手段の存在にか〜わらず、光電変換効
率の低下を防止したものである。
〔産業上の利用分野〕
本発明は半導体受光装置に関する。特に、裏面入射型の
半導体受光素子が複数個二次元的に形成されてなり、二
次元撮像装置等として使用される半導体受光装置の入射
光の有効利用率を向−トして光電変換効率を向上し、同
時に、相互に隣接する素子間のクロストークを防止し、
その結果、クロストークを防止手段の存在にかkわらず
、光電変換効率の低下を防止する改良に関する。
〔従来の技術〕
二次元撮像装置等として裏面入射型の半導体受光素子が
複数個二次元的に形成されてなる半導体受光装置が広く
使用されている。これは、その1例を第9図に示すよう
に、例えばp型のHgCdTe層2にn型領域3を複数
個二次元的に形成し、絶縁物層8をもって表面をカバー
した後、n型領域3上にコンタクト窓を形成してn型領
域3と接触して一方の電極(正電極となる)9を形成し
、p型のHgCd Te層2と接触して他方の電極(負
電極となる)10を形成したものである。p型のHgC
d78層2側から被検出光を入射させると、それぞれの
正電極9近傍のp型の)IgcdTe層2に入射した被
検出光はここで吸収されて電子を発生するから、この電
子はその近傍の正電極9に流れ込み、それぞれの画素が
光を検出する6 た(、隣接画素相互間のクロストークを防止するために
、図示するように、各画素を分離するようにA1膜等よ
りなる格子状の光遮蔽パターン4を絶縁性CdTe基板
lの裏面に形成しておく等の手法を講する必要がある。
要するに、素子分離の必要がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記せるように、従来技術に係る裏面入射型の半導体受
光素子が、複数個二次元的に形成されてなる半導体受光
装置においては、素子分離用の格子状光遮蔽パターン等
の存在によって、被検出光の入射領域が減縮され、入射
光の有効利用が妨げられ、光電変換効率が低下するとい
う欠点がある。
本発明の目的は、この欠点を解消することにあり、被検
出光の入射領域を減縮することなく、クロストークが防
止された半導体受光装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために本発明が採った手段は、裏
面入射型の半導体受光素子が、複数個二次元的に形成さ
れてなる半導体受光装置の表面に半導体受光素子のそれ
ぞれを囲んでV#l(その斜面と半導体受光素子の面と
のなす角が出来るだけ45°に近いV溝)を形成し、こ
の■溝の内面に光反射層を形成し、この■溝をもって各
半導体受光素子の分離をなすとともに、表面から入射す
る光のうち、このV溝領域に入射するものは光反射層で
反射させて半導体受光素子面内に導き光電変換のために
有効に利用することとしたものである。
一方の電極(各画素を画定する一方の電極)は各画素毎
に設ける必要があるが、他方の電極は共通とすることが
できるが、」二記の光反射層を導電体層としておけば、
これを上記他方の電極とすることができる。
また、上記の光反射層は、■溝内面に直接設けることは
必須ではない。絶縁物層を介して設けてもよい。
〔作用〕
上記の欠点は、クロストークを防止するためになす素子
分離手段が被検出光の入射を阻害して光電変換によって
発生する電子数を減少する点にあるから、クロストーク
を防止するためになす素子分離手段が、光電変換によっ
て発生する電子数を減少しないようにすればよい、そこ
で、クロストークを防止するためになす素子分離手段を
光反射性材料をもって製作し、この光反射層によって反
射した光が光電変換に寄与しうるようにすればよい。本
発明は、この着想を具体化して完成したものであり、 (イ)裏面入射型の半導体受光素子が、複数個二次元的
に形成されてなる半導体受光装置の表面(被検出光が入
射する面に対しては裏面に相当する。)にV溝を設け、
各々の半導体受光素子領域で発生した電子が他の半導体
受光素子領域に移動しないようにしてクロストークを防
止し、 (ロ)このV溝の内面には光反射層を設けておき、この
領域(クロストーク防止手段領域)に入射した光を、第
7図に示すように、光電変換層中に向って反射させて有
効に利用することとしたものである。
〔実施例〕
以下、図面を参照しつ一1本発明の一実施例に係る半導
体受光装置についてさらに説明する。
第2図参照 厚さが約1mmの絶縁性CdTe基板1上に、液相成長
法を使用して、約1016cm−3にp型不純物を含み
厚さが約20#L鵬のHgCdTe層2を形成する。
第3図参照 1辺が約50gmの正方形状のn型領域3を約100川
m間隔に形成する。
第4図参照 イオンビームミリング法を使用して、V溝6を形成する
。V溝6の先端が図示するように絶縁性CdTe基板l
に達するようにすると入射光の反射面の面積は最大にな
しうるが、p型)jg C,d T e層2の電極を各
素子毎に設ける必要がある。一方、■溝6の先端と絶縁
性qdTe基板lとの間に間隙が残留するようにすれば
、p型)IgCdTe層2の電極を各素子毎に設ける必
要はないが、入射光の反射面の面積はいくらか小さくな
る。
なお、V溝6の先端と絶縁性(1:dTe基板基板の間
に間隙が残留するようにすると、素子分離が不十分にな
りクロストークの発生するおそれが考えられるが、Cd
Te上にHgCdTeを成長する場合、その界面近傍に
おいてはHgの混晶比が極めて小さく、いくらか成長し
た後はじめてメルトの組成比によって規定される混晶比
に達するという性質があるので、CdTe基板lとp型
HgGdTe層2との界面近傍では実質的にはCdTe
が成長するので光電変換は発生しにくく、V溝6の先端
と絶縁性CdTe基板lとの間に間隙が残留するように
しても、素子分離が不十分になるおそれはなくクロスト
ークの発生するおそれはない。■溝6とP型HgCdT
e層2の面との傾きは45°が望ましい。反射光がp型
HgCdTe層2外に射出することを防止しうるからで
ある。
第5図参照 V溝6の内面にAu膜を蒸着またはスパッタ堆積した後
パターニングして、光反射層7を形成する。
第6図参照 絶縁物層として、厚さが約5,000人のZn5n層8
を蒸着法を使用して形成する。
第1図参照 イオンビームミリング法を使用して、絶縁物層8にn型
領域3に通じるようにコンタクト窓を形成した後、フォ
トリソグラフィー法を使用して、ここに、Inよりなる
一方の電極(正電極)9を形成する。この各画素に設け
られる電極(正電極)9は、この半導体、受光装置と対
向して配設される制御回路用半導体装置の対応する電極
とバンプ接続されることが一般である。他方の電極(負
電極)としては、V溝6の先端が絶縁性CdTe基板l
に達しているときは、光反射層7を利用する。V溝6の
先端が絶縁性CdTe基板lに達していないときは、全
画素のp型HgCdT、e層2は分割されておらず連続
しているから第9図に示す従来技術の場合のように、所
望の領域に1個または数個設ければよい。なお、■溝6
の先端が絶縁性CdTe基板1に達している場合は、光
反射層7を電極としても使用しなければならないから、
光反射層7は金属等導電材である必要がある(本例にお
いてはAIである)。
第7図参照 以上の工程をもって製造された半導体受光装置に、その
CdTe基板l側から被検出光りが入射したときp型H
gCdTe層2内で光電変換現象により電子eが発生す
るが、光反射層7に向って入射した光はここで反射して
p型HgCdTe層2にそって進行し、完全に吸収され
て電子eの発生に寄与する。
よって、光反射層7は、素子分離層として機能して各画
素間のクロストークを防止することは勿論、入射光の有
効利用に寄与して光電変換効率を増大する。
第7図参照 上記のV溝形成工程後、たぐちに、Zn5n層8を形成
し、つCいて電極コンタクト窓を形成し。
その後光反射層7と正電極9とを形成することもできる
。この場合は、光反射層7と正電極9とを一工程をもっ
て形成しうるので、工程上有利である。
なお、光反射層7の材料は導電材料であることが必須で
はない、被検出光に対して非吸収性を有し、表面が鏡面
となリラればたりる。
〔発明の効果〕
以上説明せるとおり、本発明に係る裏面入射型の半導体
受光素子が、複数個二次元的に形成されてなる半導体受
光装置においては、その表面に半導体受光素子のそれぞ
れを囲んで■溝(その斜面と半導体受光素子の面とのな
す角が出来るだけ45°に近いV溝)が形成され、この
V溝の内面に光反射層が形成され、このV満が各半導体
受光素子の分離をなすとともに、表面から入射する光の
うち、このV溝領域に入射するものは光反射層で反射さ
せて半導体受光素子面内に導き光電変換のために有効に
利用することとされているので、各半導体受光素子の素
子分離が完全でクロストークが十分防止されているとと
もに入射光の全綴が光電変換に利用されてすぐれた光電
変換効率が実現する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例に係る半導体受光装置の断
面図である。 第2〜6図は、本発明の一実施例に係る半導体受光装置
の主要工程完了後の断面図である。 第7図は、本発明の作用説明図である。 第8図は、本発明の他の実施例に係る半導体受光装置の
断面図である。 第9図は、従来技術に係る半導体受光装置の断面図であ
る。 1・番・絶縁性Cd Te基板、  2 @ e * 
p型HgCdTe層、 3・拳ψn型HgCdTe領域
、 4・・・光遮蔽パターン、  6−−−V@、  
 7−、、光反射層、  8・・・絶縁物層(ZnS層
)、  9拳・・一方の電極(正電極)、 10・・0
他方の電極(負電極)。 不沼咲 第1]!1 (¥唱悦用6 第7図 −I−/f1]弱 第2図 二庁田 第3図 工程口 第4図 工札記 第5r3 工屁田

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 [1]裏面入射型の半導体受光素子が、複数個二次元的
    に形成されてなる半導体受光装置において、 表面には、前記半導体受光素子のそれぞれを囲んで格子
    状にV溝(6)が形成されており、該V溝(6)の内面
    には光反射層(7)が形成されてなることを特徴とする
    半導体受光装置。 [2]前記V溝(6)の先端は前記半導体受光素子の裏
    面に達しており、前記光反射層は導電体層よりなり、該
    導電体層よりなる光反射層が一方の電極を構成してなる
    特許請求の範囲第1項記載の半導体受光装置。 [3]前記V溝(6)の先端は前記半導体受光素子の裏
    面に達しておらず、一方の電極は複数の画素に対して共
    通に設けられてなる特許請求の範囲第1項記載の半導体
    受光装置。 [4]前記V溝(6)の内面と前記光反射層との間には
    、絶縁物層が介在されてなる特許請求の範囲第1項記載
    の半導体受光装置。
JP60176438A 1985-08-10 1985-08-10 半導体受光装置 Pending JPS6236858A (ja)

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