JPS6236707B2 - - Google Patents

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JPS6236707B2
JPS6236707B2 JP59002114A JP211484A JPS6236707B2 JP S6236707 B2 JPS6236707 B2 JP S6236707B2 JP 59002114 A JP59002114 A JP 59002114A JP 211484 A JP211484 A JP 211484A JP S6236707 B2 JPS6236707 B2 JP S6236707B2
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JP
Japan
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conductor
applicator
conductors
applicator according
recess
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Application number
JP59002114A
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JPS59166166A (ja
Inventor
Ringaizen Bikutooru
Shiu Moorisu
Tootan Seruju
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OO DE AA EMU OFUISU DO DEISUTORIBYUUSHON DAPAREIYU MEDEIKO
Original Assignee
OO DE AA EMU OFUISU DO DEISUTORIBYUUSHON DAPAREIYU MEDEIKO
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by OO DE AA EMU OFUISU DO DEISUTORIBYUUSHON DAPAREIYU MEDEIKO filed Critical OO DE AA EMU OFUISU DO DEISUTORIBYUUSHON DAPAREIYU MEDEIKO
Publication of JPS59166166A publication Critical patent/JPS59166166A/ja
Publication of JPS6236707B2 publication Critical patent/JPS6236707B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61NELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
    • A61N5/00Radiation therapy
    • A61N5/02Radiation therapy using microwaves
    • A61N5/04Radiators for near-field treatment

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Electrotherapy Devices (AREA)
  • Radiation-Therapy Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、アプリケータを区画する区画面で接
触させることができる、損傷の多い材料、特に生
組織へ高周波エネルギー(HF―エネルギー)を
供給しおよび/または生組織から除去するための
アプリケータであつて、エネルギー移送のために
複導体が設けられ、複導体の少なくとも一つがそ
の長さの少なくとも一部で区画面に対しほぼ平行
にかつ少なくともその近くを走つており、導体の
長さの少なくとも一部が高周波接続線の接続に役
立つ接続部からくさび状に広がつており、両方の
導体が異なる平面に存在しており、かつ導体の間
の空間が少なくとも部分的に誘電体で占められて
いるアプリケータに関する。
特に人体の高熱療法のために、高周波エネルギ
ーを導波管により身体表面に供給することが知ら
れており、それによつてアプリケータの大きさに
依存する表面の範囲でおよびその下の深さの範囲
で生組織の加熱が可能である。また、身体の関連
する領域から出る高周波範囲の電磁的放射(プラ
ンクの放射の法則)を受取ることにより温度を確
認できることも知られており、その際温度探知と
反対に、身体から放射された赤外線放射により表
面の温度だけでなく、いつそう深い所にある層の
温度も確認することができる。
本出願人の型式TMO3000/10000の周知のアプ
リケータは、中空横断面が誘電体で充填されてい
る長方形中空導体を有する。患者の身体表面に載
せられるアプリケータの区画面が中空導体の長さ
方向に対し直角に延びている。この周知のアプリ
ケータは製造するのに費用がかかる。
本発明の目的は、簡単に製造可能であり、かつ
高周波エネルギーを供給すべき人体の部分をアプ
リケータの二枚の板の間に配置する必要がない、
冒頭に述べた種類のアプリケータを提供すること
である。
上記の目的を達成するには、本発明により、両
方の導体が、アプリケータの下側に配置された区
画面に対して同じ側に存在しており、誘電体が、
導体の間に配置されている実質的に平坦な層とし
て形成され、第一の導体が誘電体の平坦な層の上
に完全に存在しており、区画面の最も近くにあ
る、一方の平面に配置された第二の導体には、他
方の平面に第一の導体が存在している所に、第二
の導体の表面積が区画面の表面積より小さいよう
に凹所が設けられており、第一の導体が高周波―
接続線の接続に役立つ接続部からくさび状に広が
つているアプリケータを設ければ良い。
本発明によるアプリケータでは、区画面に最も
近い導体の面積が区画面の面積より小さい。これ
により、複導体配置の他の導体の影響を、アプリ
ケータによりおおわれた測定または処理物体の範
囲に受けることができる。
導体の間に有効な誘電体が実質的に平坦な層と
して形成されていることにより、簡単な仕方で両
導体の短絡を防止でき、かつ互に対する両導体の
限定された位置の維持が容易になることにある。
特に、本発明の一実施形態により誘電体を絶縁
材板により形成することができる。ここで、その
板は、少なくとも一定の機械的強度値を有する板
で、特に十分に自己支持する性質を有する板を意
味する。これは、例えば印刷回路に用いられるよ
うな、ガラス繊維で強化されたエポキシ樹脂板の
場合がそうである。
本発明の一実施形態では、導体は少なくとも部
分的に印刷回路技術に従つて絶縁材層の金属被覆
により形成される。この場合、特に上記の絶縁材
板を問題にしている。印刷回路で普通の強度の金
属被覆の厚さの約30μmは少なくとも多数の使用
の場合に十分である。それ故、アプリケータの複
導体配置を製造するために印刷回路のための慣用
の出発材料を用いることができ、それを用いてエ
ツチング過程により複導体配置を少なくとも大部
分製造することができる。
本発明では、一方の導体(ここでは第一導体と
呼ぶ)が一方の平面に存在する所では、他方の平
面に配置された第二導体の凹所が設けられるよう
に両導体が少なくともほぼ補完的な形状を形成す
る。そのとき、本発明の一実施形態により第二導
体の凹所と第一導体がほとんど合同であることが
できる。しかしながら、特に非常に高い周波数の
アプリケータでは、一方の導体の凹所を他方の導
体の面より大きくし、そしてまた一方では凹所の
形態かつ他方では他方の導体の形態においても相
違させることが有利であることが判明した。
本発明では、第一導体が、高周波―接続線に接
続するのに役立つ接続部からくさび状に、好適に
は接続線の設けられた平面に対し対称に拡がつて
いる。くさび状に拡がつているこの部分の最大拡
大部の範囲にある端部の形態は要求に応じて種々
に選択することができる。本発明の実施形態で
は、第一導体が実質的に二等辺三角形の形状を有
するように端部が直線に延びている。
本発明の他の実施形態では、第一導体のくさび
状に拡がつている部分に、実質的に半円の面を形
成する部分が接続している。この実施形態は、例
えば人の胸廓に載せるように計画された、面の大
きいアプリケータとして有用なことが分る。
上記の実施形態により、一方の導体に、少なく
とも他方の導体の形状にほぼ補完的である凹所を
有するアプリケータでは、別の発展例により、第
一導体にその形状が実質的に対応する第二導体の
凹所がくさび状部分の尖端の範囲に存在しないよ
うにする。その利点は、特に第二導体のくさび状
区分の尖端の範囲に遮断部が存在しないので、第
二導体が本発明の最も好都合な実施形態により凹
所を完全に取り囲むことにある。
本発明では、凹所を有する第二導体が第一導体
より区画面にいつそう近く、特にこの区画面に存
在しており、そして第二導体はマスと高周波的に
接続することができる。その場合、この第二導体
が、アプリケータを例えば患者の身体に載せたと
きに導電接続していることができる。この実施形
態は、人間の深部範囲を有る区画された領域の内
方を有効に加熱するのに特に有効であることが分
つた。一方の導体がマスの上にあることにより、
高周波送信機および/または受信機との接続を作
る同軸線を介してアプリケータに簡単に給電する
ことが可能である。上記のアプリケータの利点
は、高熱用に用いる場合に、とに角高周波エネル
ギーを送信機によりアプリケータに供給しても、
アプリケータを治療すべき身体に載せないときに
は、アプリケータがほとんど放射せず、従つてア
プリケータ自体はアンテナでないことと、アプリ
ケータを身体に載せるや否や人体への著しいエネ
ルギー放出が可能であることにある。
別の利点は、適当な発展例では、特にくさび状
に拡がつている導体を有する上記の実施形態で
は、アプリケータが広帯域であることにある。従
つて、アプリケータを434MHzの範囲、915MHzの
範囲および2.45GHzの範囲に選択的に用いること
ができる。しかしながら、技術的な事実から、ア
プリケータを上記の周波数の間にあるすべての範
囲でも使用可能である。
その場合、約434MHzと915MHzの周波数は特に
送信するのに使用され、従つて治療すべき身体を
加温するために使われ、それに対して約2.45GHz
の周波数は受信周波数であり、その評価により、
治療された容積の温度を確認することができる。
例えばビデオ送信機により発生した存在する騒音
レベルに応じ、受信周波数は、アプリケータの広
帯域性のために他の周波数範囲でも移送すること
ができる。
次に記載されるアプリケータの実施形態の最小
のものを、周波数範囲10GHzのために用意する。
本発明の一実施形態では、一導体が、絶縁材層
の一方の側の上を延びているストリツプ導体とし
て形成され、このストリツプ導体は、絶縁材層の
凹所を貫通する導電性区分によりその中間範囲で
他方の導体と連結され、そして他方の導体が、導
電性区分に向つて実質的に放射状に延びるスリツ
トを有する。これらのスリツトはスリツト放射体
として作用し、従つてアプリケータを人体に載せ
たときに同様に高周波エネルギーを供給し、この
高周波エネルギーが決められた容積範囲を加温す
ることになる。
本発明の一実施形態では、スリツトが異なる共
振周波数を有し、このことは特にスリツトの種々
の長さによりなしとげることができる。それによ
り、全体の配置は、比較的大きな電気的帯域を有
する。三つ以上のスリツトを設けるのが特に好都
合である。
本発明の一実施形態では、アプリケータが導電
性のハウジングを有し、このハウジングは、区画
面の後にあるアプリケータの部分を取り囲んでい
る。その利点は、ハウジングが一方の側で機械的
保護体として、およびアプリケータのための取手
として役立つことができ、ハウジングは、しかも
高周波エネルギーが、アプリケータの処理すべき
身体と反対側の後に放射されるのも防止する。こ
のエネルギーは実際恐らく極端に少ないだろう
が、治療を実施する人を余計な何かの電磁的放射
にさらさない。ハウジングは高周波的にはマスが
重要である。
患者の治療では、アプリケータと直接接触して
いる主表面が所定の温度を越えて加温されないこ
とを望むことが多い。なぜなら、このことは、患
者にとつて不快なまたはその上有害でありうるか
らである。患者の皮膚の冷却を実現するために、
本発明の一実施形態により、少なくとも一つの導
体がハウジングと熱伝導状態に連結しているよう
にする。それにより、導体により受け取られた熱
エネルギーが熱伝導性の連結部を介してハウジン
グに達し、そこから、その表面が比較的大きいた
め対流により放出できる利点が得られる。
本発明の一実施形態では、絶縁層の介在物の下
にある、区画面と反対側の導体の上に、ハウジン
グと連結している、熱伝導性の良い金属のブロツ
クを置いている。それにより、特に有効な熱の放
出を行うことができる。ブロツクは、アプリケー
タの等価な接続図に影響を与える。接続線が送信
機または受信機に接続されるアプリケータの入口
をこの接続線に適合させるために、全搬に補償が
必要である。驚くべきことには、特にブロツクが
熱的に連結している導体の平面に対し平行なブロ
ツクの横断面が上記の導体の平面より小さく、こ
のときブロツクがどこでも上記の導体を越えて外
方に向つて突出していない場合に、非常に広域幅
の補償が容易に可能であることが分つた。特に、
ブロツクの上記の横断面の各方向の寸法が、上記
の導体の対応する寸法のせいぜい約半分になる場
合で、かつ導体の縁とブロツクの外側の間に実質
的に一様な間隔がある場合に有利であることが判
明した。この場合に、ブロツクが存在してもアプ
リケータを適合させるのに邪魔にならないと認め
ることができる。
以下、本発明を実施例について図面により詳細
に説明する。
第1図〜第4図には絶縁材板1があり、その両
側に最初連続的な金属被覆が設けられ、その金属
被覆がエツチングにより部分的に除去され、第1
図に見える側には第一導体3が、かつ他方の側に
は第二導体4がある。第一導体がストリツプ状区
分6を有し、この区分6は第1図で左側の縁7の
中央から短かい距離だけ板1の中央の方向に延び
ている。区分6には、切断平面―に対し対称
的にくさび状に拡がつている区分8が隣接してお
り、その最も幅の広い位置10に半円形の区分1
2が隣接し、その区分12により第一導体3が右
に向つて再び細くなつている。その場合、半円1
2の直径は最も幅の広い位置10の寸法に同じで
ある。
アプリケータの下側に配置された第二導体4は
あらゆる方角に絶縁材板1の縁まで延びていてか
つ凹所14を有し、この凹所は、直線状に走る縁
15,16および17と、半円形に走る縁18と
を有する。縁15,16および18は、第一導体
3の対応する縁と正確に合致している。もつぱ
ら、半円形の縁18に向い合つている、直線状に
延びる縁17の範囲で、凹所14の形状が第一導
体3の形状と異なる。そこでは、第一導体3がス
トリツプ状の区分6を有しかつくさび状に拡がり
始める所で、第二導体4が連続的に形成されてい
る。
両導体3と4には、アプリケータを接続しなけ
ればならない装置への接続線の部分として硬い同
軸線20が接続されている。同軸線20の内側線
がストリツプ状の導体6とろう付けされ、外側線
が第二導体4とろう付けされている。同軸線20
は、導体板1により形成された長方形の狭い側に
対応する、第1図で左側の縁7の範囲に固定さ
れ、かつ調和する角度で、例では約45゜の角度で
上方に向つて延びている。
同軸線20の軸抵抗は50オームになる。同じ軸
抵抗を、ストリツプ状の導体6によりおよび第二
導体4の対向する範囲により形成された二重導体
が有しており、同じことが両方の導体3と4によ
り形成された二重導体の残りの範囲にも当てはま
る。操作に際しては、導体板1の下側をすなわち
第二導体4を人体の一部に置き、そして同軸線2
0を介してアプリケータに高周波エネルギーを供
給する。そのとき、高周波エネルギーの反射を全
く生じないか、または妨害しない程度にしか反射
を生じない。導体の寸法変化がくさび状の拡がり
により飛躍的にではなく、徐々に行われることに
より、アプリケータが大きい帯域幅を有する。
実質的に、導体3と4を担持する導体板1のみ
を有する第1図〜第3図に示したアプリケータを
この形態で使用できるが、取扱いを容易にするた
めにも、区画面25(すなわち第二導体4の平
面)から上方へ延びていてかつ第一導体3をおお
うハウジングにより取り囲むこともできる。この
ようなハウジングは、導体3の接触を防止するた
めに接続防護装置も形成し、その他導体板1のた
めの機械的保護体を形成する。
第1図〜第4図に示したアプリケータは金属ハ
ウジング30を有する。下方を向いているハウジ
ング30の側が開放しており、そこに環状に走る
ハウジング30の壁32が、導体板1の座を形成
する段部34を形成している。第二導体4が下方
および外方に指向している。第一導体3の上に絶
縁材フイルム36が載つており、この上にアルミ
ニユーム製の金属ブロツク38が置かれ、この金
属ブロツク38はフイルム36に相対する側でハ
ウジング30の上壁40の内側にかたく当接して
いる。導体板1がねじ42によりハウジング3と
締めつけられている。これらのねじ42の位置は
第2図にも示してある。ブロツク38がフイルム
36に気密に当接し、かつこのフイルムが第一導
体3に気密に当接しているので、フイルム36の
厚さと材料を考慮して第一導体3とハウジング3
0の間には熱伝導性の十分に良好な連結がある。
区画面25に対し平行なブロツク38の横断面
は第一導体3の面より小さく、かつブロツク38
が何処でも第一導体3の縁にまでまたは全くその
縁を越えて外へ達していない。ブロツク38の横
断面は導体3の形状に非常に釣合つており、その
横断面寸法は、それが第一導体3のその都度の寸
法のほぼ半分に対応するように選択する。ブロツ
ク38のこの横断面および第一導体3の上方のそ
の位置を第1図に点線で示してある。
第1図〜第4図に示した、434MHzの送信周波
数のための具体例の第一の実現例では、ガラス繊
維で強化されたエポキシ樹脂製の長方形の絶縁材
板1は125×106mmの大きさと1.5mmの厚さを有す
る。導体区分6は2.8mmの幅である。第一導体3
の最も幅の広い位置10がここでは77mmになる。
残りの寸法は、第1図と第2図の製作された細部
を考慮して推定することができる。導体3と4を
形成する金属被覆の厚さはここでは別の例と同様
に30μmになる。フイルム36はエチレングリコ
ールとテレフタル酸(Mylar)を基礎とするポリ
エステルからなり、かつ30μmの厚さである。ブ
ロツク38はほぼ15mmの高さである。
第3図と第4図は、導体板1および導体3と4
ならびにフイルム36のそこに示した厚さに関し
て現尺ではない。
たつた今あげた寸法を有するアプリケータは、
凹所14の表面が比較的大きいため、人体の比較
的大きい表面範囲を治療するのに適している。高
周波エネルギーにより惹起された加熱は、区画面
25に対し直角に測定してほぼ面範囲46(第2
図に点線で示す)の下方に延びている人体の容積
範囲で最も強く行われ、かつ凹所14の中心近く
に存在する。これに対して若干少ない加熱が、面
範囲46を包囲する範囲48(同様に点線で示
す)で行われる。
特に人体のいつそう小さい範囲を治療するため
に、例えば手を治療するために適している他の実
施形態では、導体板1が90mmの長さと68mmの幅を
有する。導体板1の深さは変らず、1.5mmであ
る。そのほか、第一導体3と凹所14が、最初に
あげた実現形態に対して全く尺度的に縮小され、
従つて第1図〜第4図はこの第二の実現形態にも
適合する。この第二の実施形態は、ほぼ915MHz
の周波数で高周波エネルギーを供給するために用
意されている。
両方の上記の実施形態において、高周波エネル
ギーの供給により暖められた人体の範囲の温度を
確認するには、2500MHzの範囲の人体の放射エネ
ルギーをアプリケータにより受け取つて、接続さ
れた電子装置に評価のために導けば良い。
第5図に示したアプリケータの導体板51で
は、第二導体55の凹所53が第一導体57の面
より明らかに大きい。この場合、凹所53の縁が
到る処で第一導体57の縁を越えて突出してお
り、しかしここでもストリツプ状区分6の範囲に
第1図〜第4図によるアプリケータのように第二
導体55が全く遮断部を有しない。第一導体57
が第1図および第2図と反対に半円形の範囲を有
しないで、第一導体57のくさび状に拡がる部分
が、高周波導線の接続部に相対する第一導体57
の側の直線縁59で終つている。また、凹所53
も、縁59の範囲に、縁59に対し平行に走る直
線縁61を有する。縁61にはこれに対し直角に
走る凹所53の縁62がつながつており、縁62
は導体板51の長さ方向縁に対し平行に走り、そ
して縁61と反対側の縁62の端部65から、凹
所53の区画線が配置の長さ方向中央平面に対し
対称にそれぞれ弱い弓形のSの形で走つており、
その際端部65にまず凹状の範囲67が、次いで
直線範囲68が、最後に凹所53の縁の凸状の範
囲69がつながつている。直線区分68は、くさ
び状に互に走る第一導体57の縁71とほとんど
同じくさび角を相互に囲んでいる。
一実施形態では、導体板51が正方形であり、
かつ一辺の長さ12mmを有する。その厚さは0.8mm
になる。凹所53と第一導体57の正確な寸法
は、第5図の導体板51のたつた今あげた縁の寸
法を考慮して推定することができる。導体板51
の材料としては、マイクロ波に適しているポリテ
トラフルオルエチレンを用いる。
たつた今述べたこの実施形は実際人体に高周波
エネルギーを供給するために用いることができる
が、主として10GHzの範囲の電磁放射を受けるこ
とにより人体の温度測定するために用意されてい
る。
第6図に示した実施形態では、絶縁材板81
が、第6図に見える側に、放射状スリツト82〜
91により中断された連続的な金属層を担持して
おり、この金属層が第二導体93を形成する。ス
リツト82〜91の半径方向内端が第二導体93
の共通の凹所99に開口している。この凹所99
は、第一導体95からそれた金属バンド98の範
囲の個所で、第6図に示すように他の範囲より実
質的に狭い。絶縁材板81の他の側には、同軸線
96の中央導体と接続されているストリツプ状の
導体95しか存在せず、これに対して導体93は
同軸線96の外側導体と接続されている。円形の
絶縁材板の中心に絶縁材板が長孔97を有し、こ
の長孔を通つて金属バンド98が貫通していて、
第一導体95とも第二導体93ともろう付けされ
ている。個々のスリツト82〜91は長さが同じ
でかつ幅も同じである。これらのスリツトは導体
板81の全体の円形面に規則正しく分配されない
で、第一導体95を通つて走る対称平面に対し鏡
像対称に長孔97までほぼ半径方向に走つてお
り、その際スリツト84と89はこの前述した平
面に対し直角にこの平面の両側で走つており、そ
してスリツト群82〜86とスリツト群87〜9
1のスリツトの間に相互にそれぞれほぼ30゜の角
度がある。
実施例では、導体板81の直径が90mmになり、
十個のスリツト89〜91はそれぞれ幅が1.5mm
でありかつ長さが40mmである。それにより、第6
図と第7図によるアプリケータが作用可能な
400MHz〜4000MHzの周波数範囲が生ずる。
第6図と第7図によるこのアプリケータにおい
ても、高周波的にマスが重要である第二導体93
の面が、人体の被治療部分に当接する区画面を形
成する。この実施形態でも所望ならばハウジング
を設けることができる。
本発明によるアプリケータでは、すべての電極
または導体が組織の同じ側に存在する。従つて、
組織が導体の間に決して存在しない。
【図面の簡単な説明】
第1図はアプリケータの第一実施例の導体板の
平面図、第2図は第1図の導体板を下から見た
図、第3図は導体板とそこに接続された接続線の
みを第1図の線―により切断した、第1図に
対して拡大された縦断面図、第4図はハウジング
と共に完全なアプリケータを第1図の線―に
相応して切断した、部分的に破断した断面図、第
5図はアプリケータの他の実施例の導体板の、第
2図に対応する図、第6図はスリツトを有するア
プリケータの導体板を下から見た図、第7図は第
6図の線―に対応する拡大断面図である。 3,4,55,57,93,95……導体、2
5……区画面。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 アプリケータを区画する区画面25で接触さ
    せることができる、損傷の多い材料、特に生組織
    へ高周波エネルギー(HF―エネルギー)を供給
    しおよび/または生組織から除去するためのアプ
    リケータであつて、エネルギー移送のために複導
    体が設けられ、複導体の少なくとも一つがその長
    さの少なくとも一部で区画面25に対しほぼ平行
    にかつ少なくともその近くを走つており、導体の
    長さの少なくとも一部が高周波接続線の接続に役
    立つ接続部からくさび状に広がつており、両方の
    導体3、4,55、57が異なる平面に存在して
    おり、かつ導体の間の空間が少なくとも部分的に
    誘電体で占められているアプリケータにおいて、
    両方の導体3、4,55、57が、アプリケータ
    の下側に配置された区画面25に対して同じ側に
    存在しており、誘電体が、導体3、4,55、5
    7の間に配置されている実質的に平坦な層として
    形成され、第一の導体3、57が誘電体の平坦な
    層の上に完全に存在しており、区画面25の最も
    近くにある、一方の平面に配置された第二の導体
    4,55には、他方の平面に第一の導体3、47
    が存在している所に、第二の導体の表面積が区画
    面の表面積より小さいように凹所が設けられてお
    り、第一の導体3,57が高周波―接続線の接続
    に役立つ接続部からくさび状に広がつていること
    を特徴とするアプリケータ。 2 両方の導体3、4,55、57が少なくとも
    ほぼ補完的な形状を形成している、特許請求の範
    囲第1項記載のアプリケータ。 3 第一の導体3のくさび状に広がつている部分
    8に、実質的に半円形の平面を形成する部分12
    がつながつている、特許請求の範囲第1項または
    第2項に記載のアプリケータ。 4 形状がほぼ第一の導体3、57に対応する凹
    所14、53を有する第二の導体(4、55が、
    第一の導体3、57のくさび状に広がつている部
    分8の先端の範囲に凹所を有しない、特許請求の
    範囲第2項または第3項に記載のアプリケータ。 5 第二の導体4、55の凹所14、53が周り
    を第二の導体の導電性の領域により囲まれてい
    る、特許請求の範囲第1項から第4項までのうち
    の何れか一つに記載のアプリケータ。 6 第二の導体4、55の誘電体と反対側が区画
    面25に存在する、特許請求の範囲第1項から第
    5項までのうちの何れか一つに記載のアプリケー
    タ。 7 第二の導体4、55が高周波的にマスと結合
    されている、特許請求の範囲第1項から第6項ま
    でのうちの何れか一つに記載のアプリケータ。 8 区画面25の後ろにあるアプリケータの部分
    を囲む導電性のハウジング30を有する、特許請
    求の範囲第1項から第7項までのうちの何れか一
    つに記載のアプリケータ。 9 ハウジング30が高周波的にマスに存在す
    る、特許請求の範囲第8項記載のアプリケータ。 10 導体3の少なくとも一つがハウジングと熱
    伝導するように結合されている、特許請求の範囲
    第1項から第9項までのうちの何れか一つに記載
    のアプリケータ。 11 区画面25と反対側の第一の導体3の上
    に、絶縁層36を間に挟んで、ハウジング30と
    結合している、熱伝導性の良い金属のブロツク3
    8が置かれている、特許請求の範囲第10項記載
    のアプリケータ。 12 ブロツク38の横断面が第一の導体3の表
    面より小さく、かつブロツクが第一の導体を越え
    て外側へ突出している、特許請求の範囲第11項
    記載のアプリケータ。 13 誘電体が絶縁材板1、51により形成され
    ている、特許請求の範囲第1項から第12項まで
    のうちの何れか一つに記載のアプリケータ。 14 導体3、4、55、57が少なくとも部分
    的に印刷回路技術に従つて絶縁材層を金属被覆す
    ることにより形成されている、特許請求の範囲第
    1項から第13項までのうちの何れか一つに記載
    のアプリケータ。 15 絶縁材層の両側に取りつけられた導体を有
    し、一方の導体95が、絶縁材層の一方の側の上
    を延びているストリツプ導体として形成され、こ
    のストリツプ導体は、絶縁材層81の凹所97を
    貫通する導電性区分98により他方の導体93と
    その中央範囲で接続され、他方の導体93が導電
    性区分に対し実質的に放射状に延びるスリツト8
    2〜91を有する、特許請求の範囲第1項に記載
    のアプリケータ。 16 スリツトが種々の共振周波数を有する、特
    許請求の範囲第15項記載のアプリケータ。 17 少なくとも三つのスリツトが設けられてい
    る、特許請求の範囲第15項または第16項に記
    載のアプリケータ。 18 スリツト82〜91が他方の導体93の共
    通の凹所99に開口している、特許請求の範囲第
    15項から第17項までのうちの何れか一つに記
    載のアプリケータ。
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