JPS6236539Y2 - - Google Patents
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- JPS6236539Y2 JPS6236539Y2 JP4209785U JP4209785U JPS6236539Y2 JP S6236539 Y2 JPS6236539 Y2 JP S6236539Y2 JP 4209785 U JP4209785 U JP 4209785U JP 4209785 U JP4209785 U JP 4209785U JP S6236539 Y2 JPS6236539 Y2 JP S6236539Y2
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Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本案は天然皮革、合成皮革、ビニール、フエル
ト、ゴム、紙、木材等のシート状もしくは板状材
料の面上に接着剤もしくは糊(以下、単に、糊と
いう)を付けるための糊付け機に使用する糊付け
用ゼラチンローラに関する。
ト、ゴム、紙、木材等のシート状もしくは板状材
料の面上に接着剤もしくは糊(以下、単に、糊と
いう)を付けるための糊付け機に使用する糊付け
用ゼラチンローラに関する。
(従来技術)
従来、天然皮革、合成皮革、ビニール、フエル
ト、ゴム、紙、木材等のシート状もしくは板状材
料の面上に糊を付けるための糊付け機に使用され
る糊付け用ローラとしてつぎのようながある。
ト、ゴム、紙、木材等のシート状もしくは板状材
料の面上に糊を付けるための糊付け機に使用され
る糊付け用ローラとしてつぎのようながある。
(a) 第3図に示すように、下方に配設される金属
製ローラ5の表面にローレツト加工(綾目等の
該みを入れて凹凸面とする)を施し、糊タンク
7より送られてくる糊をその凹凸面の微細な隙
間にまきつけて同ローラ5と電動機により駆動
回転する送りローラ6との間に糊付けすべき材
料を挿通して同材料の下面側に糊を塗布する下
付塗布方式による糊付け機。
製ローラ5の表面にローレツト加工(綾目等の
該みを入れて凹凸面とする)を施し、糊タンク
7より送られてくる糊をその凹凸面の微細な隙
間にまきつけて同ローラ5と電動機により駆動
回転する送りローラ6との間に糊付けすべき材
料を挿通して同材料の下面側に糊を塗布する下
付塗布方式による糊付け機。
(b) 第4図にすように、上記方式とは逆の方式、
すなわち、表面にローレツト加工を施した金属
製ローラ5を上方に配設せしめ、下方には送り
ローラ6を下に配設せしめたもので糊付けすべ
き材料の上面側に糊を塗布する上付け塗布方式
による糊付け機。
すなわち、表面にローレツト加工を施した金属
製ローラ5を上方に配設せしめ、下方には送り
ローラ6を下に配設せしめたもので糊付けすべ
き材料の上面側に糊を塗布する上付け塗布方式
による糊付け機。
(c) 上記(a)ならびに(b)に記載の方式において、ロ
ーレツト加工した金属製ローラに替えて合成ゴ
ムあるいは天然ゴムを被覆層としたローラを用
いて糊付け塗布するゴムローラ塗布方式による
糊付け機。この糊付け機によると、ローラ自体
が弾性体のため、材料の厚みが均一でないか、
傾斜面のある材料、湾曲のある材料でもローラ
表面がその材料に添うため、うまく塗布できる
メリツトがある。
ーレツト加工した金属製ローラに替えて合成ゴ
ムあるいは天然ゴムを被覆層としたローラを用
いて糊付け塗布するゴムローラ塗布方式による
糊付け機。この糊付け機によると、ローラ自体
が弾性体のため、材料の厚みが均一でないか、
傾斜面のある材料、湾曲のある材料でもローラ
表面がその材料に添うため、うまく塗布できる
メリツトがある。
(考案が解決しようとする問題点)
しかしながら、上述の方式によれば、つぎのよ
うな欠点があつた。
うな欠点があつた。
すなわち、(a)ならびに(b)の糊付け機ではローラ
自体が金属製であるためにローラ表面に弾力性が
ないので糊付けすべき材料の被塗布面が平坦なも
のにかぎられ、厚みムラのある材料(段差のある
材料もしくは上下・左右の厚みの違う材料)、傾
斜面のある材料に対しては満足のいくような均一
な塗布面が得られない欠点がある。また、皮革、
フエルト等起毛面のある材料に糊を塗布する場合
にはその表面のみにしか塗布できず、起毛面の隙
間に糊が充分に入り込んだ状態の塗布をなしえな
い欠点、さらに、ローレツト加工による刻み目を
あまり細かくしたローラでは糊が同ローラ表面に
巻きつかないので、ある程度の大きさの刻み目と
せねばならず、したがつて、刻み目が綾目状、平
目状に材料面に転写して出てしまうことになり、
結局、きめの細かい塗布面が得られない欠点があ
る。
自体が金属製であるためにローラ表面に弾力性が
ないので糊付けすべき材料の被塗布面が平坦なも
のにかぎられ、厚みムラのある材料(段差のある
材料もしくは上下・左右の厚みの違う材料)、傾
斜面のある材料に対しては満足のいくような均一
な塗布面が得られない欠点がある。また、皮革、
フエルト等起毛面のある材料に糊を塗布する場合
にはその表面のみにしか塗布できず、起毛面の隙
間に糊が充分に入り込んだ状態の塗布をなしえな
い欠点、さらに、ローレツト加工による刻み目を
あまり細かくしたローラでは糊が同ローラ表面に
巻きつかないので、ある程度の大きさの刻み目と
せねばならず、したがつて、刻み目が綾目状、平
目状に材料面に転写して出てしまうことになり、
結局、きめの細かい塗布面が得られない欠点があ
る。
一方、(c)の方式では、糊の主成分が天然ゴム、
合成ゴム、合成樹脂と多種多様であり、溶剤とし
てトルエン、ベンゼン等を使用し、特に、靴履物
の底部分の接着あるいはベルト等の張力のかかる
部分等には、特に、接着強度を得るために架橋剤
としてたとえば、ポリイソシアネート(バイヤー
社の商品で商標名「デスモジユール」なるものな
ど)を混合するため、ローラの構成材である天然
ゴムもしくは合成ゴムなどが溶剤におかされた
り、イソシアネートと反応を起こし、ローラとし
ての耐久力に乏しくなり、その結果、ローラ交換
サイクルが非常に短くなる欠点があつた。また、
このローラでは、弾力性、復元の早さを得るには
硬度が問題になり、柔軟性を得るために硬度を下
げると復元力に乏しく、温度変化により溶解
(融)してアメ状になる欠点、更に、あまり硬度
を上げると柔軟性に乏しく、金属製ローラと何ら
変わらないという欠点があつた。
合成ゴム、合成樹脂と多種多様であり、溶剤とし
てトルエン、ベンゼン等を使用し、特に、靴履物
の底部分の接着あるいはベルト等の張力のかかる
部分等には、特に、接着強度を得るために架橋剤
としてたとえば、ポリイソシアネート(バイヤー
社の商品で商標名「デスモジユール」なるものな
ど)を混合するため、ローラの構成材である天然
ゴムもしくは合成ゴムなどが溶剤におかされた
り、イソシアネートと反応を起こし、ローラとし
ての耐久力に乏しくなり、その結果、ローラ交換
サイクルが非常に短くなる欠点があつた。また、
このローラでは、弾力性、復元の早さを得るには
硬度が問題になり、柔軟性を得るために硬度を下
げると復元力に乏しく、温度変化により溶解
(融)してアメ状になる欠点、更に、あまり硬度
を上げると柔軟性に乏しく、金属製ローラと何ら
変わらないという欠点があつた。
(問題点を解決するための手段)
本案は上述の問題点にかんがみ、なされたもの
であつて、特に、高分子化合物を主成分とする組
成物からなる糊付け塗布用に用いるローラとして
は柔軟で材質が硬化・軟化しないという条件、復
元力が大きく、かつすばやく復元するという条
件、自然現象・気候(温度・湿度)の変化に左右
されないという条件ならびに溶剤におかされない
という条件のすべてを満足すればよいということ
に着目して考案されたものである。
であつて、特に、高分子化合物を主成分とする組
成物からなる糊付け塗布用に用いるローラとして
は柔軟で材質が硬化・軟化しないという条件、復
元力が大きく、かつすばやく復元するという条
件、自然現象・気候(温度・湿度)の変化に左右
されないという条件ならびに溶剤におかされない
という条件のすべてを満足すればよいということ
に着目して考案されたものである。
以下、本案の構成について説明する。
すなわち、本案の構成要旨とするところは、ゼ
ラチン100部、グリセリン60〜150部、糖類10〜20
部ならびに水分25部以下の組成からなるゲル化状
物がローラ芯棒の周りに装着され、その上にブレ
ードが被覆されたことを特徴とする糊付け用ゼラ
チンローラにある。
ラチン100部、グリセリン60〜150部、糖類10〜20
部ならびに水分25部以下の組成からなるゲル化状
物がローラ芯棒の周りに装着され、その上にブレ
ードが被覆されたことを特徴とする糊付け用ゼラ
チンローラにある。
つぎに、本案ゼラチンローラを添付図面により
説明すれば第1図(斜視図)ならびに第2図(軸
方向断面図)のとおりである。
説明すれば第1図(斜視図)ならびに第2図(軸
方向断面図)のとおりである。
図面において、符号1はローラ本体、2はゼラ
チンのゲル化状物、3はブレード、4はローラ芯
棒である。
チンのゲル化状物、3はブレード、4はローラ芯
棒である。
ここで、使用するゼラチンとは、通常のゼラチ
ン原料としての牛皮、豚皮、魚、オセインを原料
とするコラーゲンより熱変性して得られるもので
あり、グリセリンとは市販のもの(たとえば、試
薬1級品)でよく、糖類としてはサツカロース又
は糖蜜を単独で使用するか、サツカロース又は糖
蜜をベースに両者を混合あるいは他の単糖・多糖
類を併用したものである。
ン原料としての牛皮、豚皮、魚、オセインを原料
とするコラーゲンより熱変性して得られるもので
あり、グリセリンとは市販のもの(たとえば、試
薬1級品)でよく、糖類としてはサツカロース又
は糖蜜を単独で使用するか、サツカロース又は糖
蜜をベースに両者を混合あるいは他の単糖・多糖
類を併用したものである。
また、ゲル化状物の配合組成はゼラチン100
部、グリセリン60〜150部、糖類10〜20部ならび
に水分25部以下の組成のものであるが、ここで、
組成における限定意義はつぎのとおりである。す
なわち、ゼラチンを100部とした場合にこれに対
してグリセリン60〜150部とした根拠はグリセリ
ンが60部以下であるとローラの硬度が低下し、ま
た、150部以上であると流動性が増してローラと
しての役割を果たさなくなるからである。つい
で、糖類をゼラチン100部に対して10〜20部とし
た根拠は10部以下であると収縮率が大きくなり、
20部以上とした場合は粘着性が増し、硬度も下が
るからである。さらに、水分を25部以下とした理
由(具体的には原料配合時において100部配合し
たものを水分調整により25wt%以下とする意
味)はゼラチンとして安定した網目構造とし、耐
熱性を向上させるためであり、イソシアネート系
の架橋剤に対して網目構造を破壊されにくく(も
し、余剰の水分を含有していれば、OH基にイソ
シアネート基が反応付加してゼラチンの網目構造
の規則性がくずれ、ゼラチンとしての安定構造を
維持しえないものと考えられる)、したがつて、
耐久性があるという理由によるものであり、好ま
しくは15wt%以下とする。なお、25wt%以上に
なると耐久性に劣り、復元性が劣る傾向があるか
ら好ましくない。
部、グリセリン60〜150部、糖類10〜20部ならび
に水分25部以下の組成のものであるが、ここで、
組成における限定意義はつぎのとおりである。す
なわち、ゼラチンを100部とした場合にこれに対
してグリセリン60〜150部とした根拠はグリセリ
ンが60部以下であるとローラの硬度が低下し、ま
た、150部以上であると流動性が増してローラと
しての役割を果たさなくなるからである。つい
で、糖類をゼラチン100部に対して10〜20部とし
た根拠は10部以下であると収縮率が大きくなり、
20部以上とした場合は粘着性が増し、硬度も下が
るからである。さらに、水分を25部以下とした理
由(具体的には原料配合時において100部配合し
たものを水分調整により25wt%以下とする意
味)はゼラチンとして安定した網目構造とし、耐
熱性を向上させるためであり、イソシアネート系
の架橋剤に対して網目構造を破壊されにくく(も
し、余剰の水分を含有していれば、OH基にイソ
シアネート基が反応付加してゼラチンの網目構造
の規則性がくずれ、ゼラチンとしての安定構造を
維持しえないものと考えられる)、したがつて、
耐久性があるという理由によるものであり、好ま
しくは15wt%以下とする。なお、25wt%以上に
なると耐久性に劣り、復元性が劣る傾向があるか
ら好ましくない。
そして、本案において使用するブレードとして
は、一般に合成繊維からなる編組(袋織)が適用
可能であり、より好ましくは柔軟で強靭な材質で
できたものがよい。
は、一般に合成繊維からなる編組(袋織)が適用
可能であり、より好ましくは柔軟で強靭な材質で
できたものがよい。
ところで、本案ゼラチンローラの製作について
その一実施例を説明すると、つぎのとおりであ
る。
その一実施例を説明すると、つぎのとおりであ
る。
まず、ゼラチンを等量の水で充分溶解し、ゼラ
チン100部に対して、糖類10〜20部、ついで、グ
リセリン60〜150部をそれぞれ配合し、よく撹‖
混合し、減圧機により脱泡をおこなつたものを注
型用原料として調製して用意する。この注型用原
料を電子レンジなどの加熱手段によつて加温溶解
する。ついで、この加温溶解したものを内部がホ
ーニング加工されたあらかじめ、50℃前後に予熱
しておいた金型内へ注入口から所定量分を注入す
る。かくて、注型後、すみやかに35℃以下(好ま
しくは25℃以下)に徐冷する。徐冷後、低温乾燥
をおこなつて水分調整をおこない、組成物を水分
を25wt%以下に調整する。このようにして得ら
れたゲル化状物を金型から取り出して周胴部にブ
レードを被覆することにより、所望とするところ
の本案ゼラチンローラができあがる。然して、本
案ゼラチンローラによれば、つぎのような作用が
ある。
チン100部に対して、糖類10〜20部、ついで、グ
リセリン60〜150部をそれぞれ配合し、よく撹‖
混合し、減圧機により脱泡をおこなつたものを注
型用原料として調製して用意する。この注型用原
料を電子レンジなどの加熱手段によつて加温溶解
する。ついで、この加温溶解したものを内部がホ
ーニング加工されたあらかじめ、50℃前後に予熱
しておいた金型内へ注入口から所定量分を注入す
る。かくて、注型後、すみやかに35℃以下(好ま
しくは25℃以下)に徐冷する。徐冷後、低温乾燥
をおこなつて水分調整をおこない、組成物を水分
を25wt%以下に調整する。このようにして得ら
れたゲル化状物を金型から取り出して周胴部にブ
レードを被覆することにより、所望とするところ
の本案ゼラチンローラができあがる。然して、本
案ゼラチンローラによれば、つぎのような作用が
ある。
本案ゼラチンローラのゲル化状物の水分は
25wt%以下に調整してあるので、ゼラチンの網
目構造は安定しており、イソシアネート系の架橋
剤がゼラチンの橋かけ構造部分にある水のOH基
への反応に関与することがなく、結局、網目構造
の規則性を乱すことがない。したがつて、耐溶剤
性(特に、耐イソシアネート性)ならびに耐水性
を発揮する。そして、ゼラチンのゲル化状物のま
わりにブレードを被覆したので、ブレードの細か
い目に糊が入り込み、糊を十二分にブレードに保
持できる。
25wt%以下に調整してあるので、ゼラチンの網
目構造は安定しており、イソシアネート系の架橋
剤がゼラチンの橋かけ構造部分にある水のOH基
への反応に関与することがなく、結局、網目構造
の規則性を乱すことがない。したがつて、耐溶剤
性(特に、耐イソシアネート性)ならびに耐水性
を発揮する。そして、ゼラチンのゲル化状物のま
わりにブレードを被覆したので、ブレードの細か
い目に糊が入り込み、糊を十二分にブレードに保
持できる。
かくて、本案ゼラチンローラは第3図あるいは
第4図に図示したように糊付け機の金属ローラに
替えて使用するだけで簡単に使用でき、あるいは
単に取つ手を両端に取り付ければ、簡易な手動用
ローラとして利用できる。
第4図に図示したように糊付け機の金属ローラに
替えて使用するだけで簡単に使用でき、あるいは
単に取つ手を両端に取り付ければ、簡易な手動用
ローラとして利用できる。
(考案の効果)
以上のように構成される本案ゼラチンローラは
つぎのような効果を奏する。
つぎのような効果を奏する。
(1) すなわち、本案ゼラチンローラはその水分は
25wt%以下にしてあるので、使用時に糊(接
着剤)に含有される溶剤によつてその表面がお
かされることがなく、したがつて耐溶剤性(特
に、耐イソシアネート性)に優れる。
25wt%以下にしてあるので、使用時に糊(接
着剤)に含有される溶剤によつてその表面がお
かされることがなく、したがつて耐溶剤性(特
に、耐イソシアネート性)に優れる。
(2) また、本案ゼラチンローラはその構成材であ
るゲル化状物の組成物中の含有水分量が前述の
ように25wt%以下であつて、そのゼラチン構
造(橋かけ構造)が安定しているので糊(接着
剤)の溶剤に含有される水分を吸収することも
ないので耐久性にも優れるという長所もある。
るゲル化状物の組成物中の含有水分量が前述の
ように25wt%以下であつて、そのゼラチン構
造(橋かけ構造)が安定しているので糊(接着
剤)の溶剤に含有される水分を吸収することも
ないので耐久性にも優れるという長所もある。
(3) さらに、本案ゼラチンローラはその周胴部分
をブレードでもつて被覆してあるので、使用時
に糊がブレードの細かい目に入り込んで、かつ
その保持性が良好であるので、このゼラチンロ
ーラを糊付け機に適用して作業すると均一な塗
布面を得ることが可能となる。
をブレードでもつて被覆してあるので、使用時
に糊がブレードの細かい目に入り込んで、かつ
その保持性が良好であるので、このゼラチンロ
ーラを糊付け機に適用して作業すると均一な塗
布面を得ることが可能となる。
(4) さらに、本案ゼラチンローラに被覆するブレ
ードとして、柔軟で強靭なものを使用すること
によつて、より強固な保護層とすることがで
き、耐久性も向上する。
ードとして、柔軟で強靭なものを使用すること
によつて、より強固な保護層とすることがで
き、耐久性も向上する。
(5) このように、本案ゼラチンローラによれば、
ゼラチンが本来、具有する弾力性によつてゴム
製ローラと同様、材料の厚みが均一でないか、
傾斜面のある材料、湾曲のある材料でもローラ
表面がその材料に添うため、うまく塗布できる
メリツトがあり、ゴム製ローラの欠点であつた
耐溶剤性も解消でき、柔軟で硬化・軟化せず、
復元力が大きく、かつすばやく復元するという
条件、使用環境に左右されないメリツトがあ
る。
ゼラチンが本来、具有する弾力性によつてゴム
製ローラと同様、材料の厚みが均一でないか、
傾斜面のある材料、湾曲のある材料でもローラ
表面がその材料に添うため、うまく塗布できる
メリツトがあり、ゴム製ローラの欠点であつた
耐溶剤性も解消でき、柔軟で硬化・軟化せず、
復元力が大きく、かつすばやく復元するという
条件、使用環境に左右されないメリツトがあ
る。
第1図は本案ゼラチンローラの斜視図、第2図
は本案ゼラチンローラの軸方向断面図、第3図な
らびに第4図は公知の糊付け機の側面図である。 1……ローラ本体、2……ゼラチンのゲル化状
物、3……ブレード、4……ローラ芯棒、5……
金属製ローラ、6……送りローラ、7……糊タン
ク。
は本案ゼラチンローラの軸方向断面図、第3図な
らびに第4図は公知の糊付け機の側面図である。 1……ローラ本体、2……ゼラチンのゲル化状
物、3……ブレード、4……ローラ芯棒、5……
金属製ローラ、6……送りローラ、7……糊タン
ク。
Claims (1)
- ゼラチン100部、グリセリン60〜150部、糖類10
〜20部ならびに水分25部以下の組成からなるゲル
化状物がローラ芯棒の周りに装着され、その上に
ブレードが被覆されたことを特徴とする糊付け用
ゼラチンローラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4209785U JPS6236539Y2 (ja) | 1985-03-22 | 1985-03-22 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4209785U JPS6236539Y2 (ja) | 1985-03-22 | 1985-03-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61159072U JPS61159072U (ja) | 1986-10-02 |
JPS6236539Y2 true JPS6236539Y2 (ja) | 1987-09-17 |
Family
ID=30552529
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4209785U Expired JPS6236539Y2 (ja) | 1985-03-22 | 1985-03-22 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6236539Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-03-22 JP JP4209785U patent/JPS6236539Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61159072U (ja) | 1986-10-02 |
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