JPS61104842A - ナイロン樹脂積層ゴム弾性体 - Google Patents

ナイロン樹脂積層ゴム弾性体

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JPS61104842A
JPS61104842A JP22739684A JP22739684A JPS61104842A JP S61104842 A JPS61104842 A JP S61104842A JP 22739684 A JP22739684 A JP 22739684A JP 22739684 A JP22739684 A JP 22739684A JP S61104842 A JPS61104842 A JP S61104842A
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JP
Japan
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nylon
primer
rubber
rubber elastic
elastic body
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JP22739684A
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JPS635266B2 (ja
Inventor
宏 吉田
一秀 山本
宮崎 勝男
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔l峨來上の利用分野〕 この発明は、列えばtL@のウェザ−ストリップ、グラ
スランチヤンネル、ワイパーブレードなどのガラスに対
して摺動接触する部材に使用さnるナイロン樹脂積層ゴ
ム弾性体に関する。
〔従来技術と問題点〕
上記フェザ−ストリップなどのガラスに対してni動接
触する部材は、通常スチレンブタジェンゴム、クロロブ
Vノゴム、エチレンプロビレ/ゴムなどのゴムからなり
、ガラスと直接摺接する部分には、ガラスの開閉などの
際のガラスと上記部材との111擦抵抗力(#動抵抗)
を緩和するための滑性面が形成さ1ている。
この滑性面の形成方法の1つに、ゴム基材の表面に強靭
性、耐摩耗性、潤滑性を有するナイロン樹脂膜を設ける
方云がある。この方法は、ゴム基材の表面に1M接ナイ
ロン樹脂溶gを塗布、乾燥して樹脂膜を形成するもので
ある。
しかしながら、このようにして得られたナイロン樹aI
積ldゴム弾性体は、ナイロン樹脂膜材との接着力が低
X、ナイロン樹脂膜が剥離しやすく、耐久性がほとんど
ないという問題点がめつ九。
〔発明の目的〕
との発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、ナイロ
ン樹脂膜とゴム基材との接着力が鳩く、十分な耐久性を
有し、フェザ−ストリップなどに好適に使用できるナイ
ロン樹脂積層ゴム弾性体を提供することを目的とするも
のである。
〔発明の構成〕
この発i月のナイロン樹脂積層ゴム弾性体(以下、積層
弾性体と4称する。)は、ゴム弾性体基材とナイロン樹
脂膜との間に、塩素化ポリプロピレン、酸無水物、エポ
キシ樹脂、アミン系硬化剤よりなるプライマーノーを介
在せしめたものである。
上記ゴム弾性体基材としては、エチレンプロピレンゴム
(EPDM)、天然ゴム(NR)、スチレンブタジェン
ゴム(SBR)、 ニトリルゴム(NBR)、クロロプ
レンゴム(CR)などが使用さル、これらのブレンド物
も使用できる。このゴム弾性体基材には表面洗浄処理が
施される。表面洗浄処理としては、ゴム弾性体基材を侵
さない有機溶剤で清拭す畢などの常法が採用できるが、
なかでもトリクロロエチレン蒸気中で30〜/コO秒福
度曝露する方法が清浄効果が優秀で好ましい。
この表面洗浄処理され九ゴム弾性体基材上にはプライマ
ーI−が形成される。このプライマ一層は塩素化ポリプ
ロピレンをペースポリマーとし、これに’!fi水物、
エポキシ樹脂、アミン系硬化剤を特定度配合し、有機溶
剤に溶解、希釈し几プライマー液を、ゴム弾性体基材上
に塗布、乾燥してな   ”るものである。
塩素化ポリプロピレンは、ポリプロピレンの塩素化物で
ろって、塩素化率が20〜30重t%のものが使用され
る。
また、震無水物としては、無水7マル噴、無水れる。こ
の酸無水物は1.塩素化ポ”嗅′プcI:ビVン100
重量部に対してa!〜7重l&部加えられる。
0.5重量部未Aではプライi−としての密着性が得ら
れず、またqttst越えるとプライマ一層の架橋が進
行しすぎて硬くなり、可撓性を失い不都合である。
エポキシIIWとしては、エピクロルヒドリンとビスフ
ェノールAとの縮合によるビスフェノールlitエポキ
シ樹脂で、エポキシ当量が350〜3000の範囲のも
のが使用される。エポキシ樹脂の配置数は塩素化ポアV
プロピレン100TtWk部に対してl〜101を置部
とされる。lt優郡部未満はプライマーとしての密着性
が潜られず、1Ott部を越えると、架橋反応が差付し
すぎてプライマー;−が過度に硬くなり、可撓性を失い
不都合である。
アミン系硬化剤としては、通常のエポキシ樹脂硬化用と
して支吊されるジエチレントリアミン、トリエチレンテ
トラミン、ジエチルアミノプロピルアミン、酪−7二二
レンジアミンfKEカ/441モしくは2櫨以上混合し
て使用さnる。このアミン系硬化剤の配合量は、塩素化
ポリプロピレン100這を部に対して7〜30重量部と
される。/i量部未満ではプライマーの硬化反応が起ら
ず、30″1ILt部を越えると架嬌反応の速度が速く
なりすぎ、rA整が困難になるとともにプライマ一層が
過度に凝くなり、不都合を来す。
また、以上の固形分を溶解する有哉尋剤としては、トル
エン、キシレン、メチルエチルケト7などが挙げらルる
そして、塩素化ポリプロピレン、酸無水物、エポキシ樹
脂およびアミン系硬化剤の固形分は、同時に有機溶剤に
溶解してプライマー液としてもよく、また塩素化ポリプ
ロピレン、酸無水物およびエポキシ樹脂を有機溶剤に溶
解して主剤液とし、アミン系硬化剤を有機溶剤にg解し
て硬化剤液として別々にv4長し、使用時に両者を適1
に混合してプライマー液としてもよい。プライマー液の
固形分量は通常10−15を量%程度とされ、プライマ
ー液の塗布方法に適した粘度となるように有機溶剤駄が
設定される。
このプライマー液のゴム弾性体基材への塗布は、通常の
スプレーコート、ロールコート、ディップコートなどに
よって行われ、塗布後50〜700℃の温度で乾燥し、
有截溶剤分を揮aせしめる。
プライマーIJo厚さは70〜15Itl&程度とされ
−このプライマ一層上にナイロン樹脂膜が設けられる。
ナイロン樹脂膜の形成方法としては、共重合ナイロンや
N−アルコキシメチル化ナイロン(ナイロン−t)など
の溶剤可溶性ナイロン樹脂の溶液を塗布する方法がるる
、塗布には1通常のデイツブコート、スプレーコート、
ロールコートナトの手段が用いられ、乾燥後の樹脂膜は
通常20〜go声鶏程度とされるが、帰られるlR層弾
性体の用途等によって適宜決められる。また、ナイロン
樹脂膜の別の形成方法として、融点の低い共重合ナイロ
ン、混合ナイロン、ナイロン12、ナイロン11などを
ホットメルト手法を用いて融着させる方法も採用しうる
かくして得らn九積層弾性体は、上記組成のプライマ一
層の介在によってナイロン’JliNとゴム弾性体基材
との接着力が高くなシ、これを車輛のウェザ−ストリッ
プ等に用いても長gKわたってナイロン樹脂膜が剥離す
ることがなく、かつナイロン樹脂膜の潤滑性によって円
滑なガラスの開閉が行える。
〔実、1ii11M) 以下、実検例を示して、この発明の作用効果を明確にす
る。
ゴム弾性体基材として、エチレンプロピレンゴム(EP
DM)、天然ゴム(NR)、スチレンプタジエ/ゴム(
SBR)、アクリロニトリルブタジェンゴム(NBR)
のl!のゴム仮(20諷X100Xユ喝)を用意した。
これらゴム板を、表面洗浄処理としてトリクロロエチレ
ン蒸気中で7g℃にて60秒間曝露した、 次に、塩素化ポリプロピレン(塩素化率20%)100
itsに無水フマルi2titg、エポキシ剤液とした
。別にジエチレントリアミン3.7atキシvy91A
3mK#解して硬化剤液とした。そして、上記プライマ
ー主剤液100道量部に硬化剤液70重を部を加え、さ
らに粘度調整のためにキシレン100重&部を加えてプ
ライマー塗布液を用意した。
このプライマー塗布液を上記表面洗浄処理したゴム板に
スプレーで電在し、ざ0℃で30分乾燥し、厚さ10〜
/lα渦のプライマーH4を設けた。
次に、このプライマ一層上に可溶性ナイロン樹脂(CM
弘000 、東しく株)製)の10%メタノール溶液を
スプレー−布し、gO℃で30分乾燥して厚さ20〜3
0μ島のナイロン面I?11fflを設けて、試験片と
した。この処理を行った試虜片をA詳とする。
また別に、トリクロロエチレン蒸気洗浄処理を行わない
ゴム仮に直接プライマー1−を同様の手・誠によって形
成し、ナイロン樹脂膜を設は九試験片を作成した。これ
をB詳とする。
比較のために、トリクロロエチレン蒸気洗浄処理を行っ
たゴム仮にプライマー・命なしで直接ナイロン(11脂
膜を役は九試験片を用意し友。こnt−c詳とする。
また、ゴムvit−道りロム酸−硫酸混歇(/ : /
)に常温で二分閲浸漬し、水洗、乾燥したものに直接ナ
イロン樹!11膜を同様の手植で設けた試験片を用意し
た。これをD群とする。
さらに、ゴム仮に市販の7エノール樹脂系プライマー(
メタロツクPA、東洋化成(抹)襄)を塗布し、10=
/!;pwhのプライマ一層を設け、こnに同様にして
ナイロン樹脂rAを形成した試験片を用意した。これを
E詳とする。
これらANEos詳の試験片について、密着強度試偵と
モミ耐久試験を行った。密着強度試験は、初期接着性を
評価するもので、試験片に100(!lの/−角の基盤
目のカットを入れこの上に七ロノ九ノテープを貼り付け
、セロI・ンテープを手で剥した時、テープとともに剥
離しなかったナイロン樹11!膜の目数で姑釆を表わす
。モミ試験は、接着耐性を評1gするもので、試験片を
モミ運動試験俄に−a着し、1分間/ユO往復のモミ運
動を与えたときの樹脂膜の剥隠状櫃で結果を示す。
第1表に結果を示す。
@1表の結果から、本発明のA詳およびB#の試験片が
すぐnた接着性、耐久性を有することがわかり、プライ
マー1の有効性がtil認でキt0〔発明の効果〕 この発明のrlr4弾性体は、ゴム弾性体基材とナイロ
ンY!を脂膜との間に、塩素化ポリプロビレ/3無水物
、エポキシ樹脂およびアミン4硬化剤よりなるプライマ
一層を介在せしめたものでめるので、ナイロン用宥襖と
ゴム弾性体を材との接着性25;大きく向上し、その耐
久性も優秀となる。よってこの積層弾性体は卓媚等のウ
ェザ−ストリップなどに極めて好適であり、その寿命も
長いものとなる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ゴム弾性体基材とナイロン樹脂膜との間に、塩素化ポリ
    プロピレン、酸無水物、エポキシ樹脂およびアミン系硬
    化剤よりなるプライマー層を介在したことを特徴とする
    ナイロン樹脂積層ゴム弾性体。
JP22739684A 1984-10-29 1984-10-29 ナイロン樹脂積層ゴム弾性体 Granted JPS61104842A (ja)

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JPS635266B2 JPS635266B2 (ja) 1988-02-02

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4902557A (en) * 1988-01-25 1990-02-20 E. I. Du Pont De Nemours And Company Thermoplastic polyolefin composite structure
JPH0556543U (ja) * 1991-12-31 1993-07-27 西川ゴム工業株式会社 グラスラン

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