JPS6236435Y2 - - Google Patents

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JPS6236435Y2
JPS6236435Y2 JP17620881U JP17620881U JPS6236435Y2 JP S6236435 Y2 JPS6236435 Y2 JP S6236435Y2 JP 17620881 U JP17620881 U JP 17620881U JP 17620881 U JP17620881 U JP 17620881U JP S6236435 Y2 JPS6236435 Y2 JP S6236435Y2
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JP17620881U
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  • Assembled Shelves (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)
  • Furniture Connections (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、組立棚における天板又は地板の取付
装置の構造に関する。
金属板製の組立棚における天板又は地板をボル
ト、ビス等を使用せずに棚の隅柱に取付ける場
合、T字状の係止体の左右両水平腕を天板又は地
板の隅角部側面板内面に接当させた状態で前記T
字状係止体の断面L字状垂直脚を、同じく断面L
字状の隅柱内面に形成された一対の係止爪に嵌め
込み係止するようにしたものがあつた(実公昭50
−6903号公報)。しかしこれでは該係止体は運搬
や梱包に際し嵩ばることになる。この欠点を解消
するため上下逆L字状の左右一対の偏平状係止体
を介して天板等を隅柱に取付けられるようにした
もの(実公昭56−8509号)が考えられたが、この
ものも前記従来技術も、いずれも、天板又は地板
の垂直側面板を係止体と隅柱との間に挟み付けた
状態にして取付けるのであるから、組立作業途次
では係止体と天板等との取付状態が不安定となる
欠点があつた。本考案は、上記従来技術の改良で
あつて、天板又は地板と係止体とを予め強固に取
付けられるようにすると共に、分解時に係止体が
嵩ばらないように上下逆L字状に形成した左右一
対の係止体で構成し、両係止体の垂直脚に設けた
下向き係止爪で、隅柱の内側に膨出成形した上下
開口の係止部に落し込み係止する一方、天板又は
地板の隅角部近傍の垂直側面板に穿設された窓に
各係止体の水平腕を挿入し、該窓を介して、各係
止体をその水平腕と垂直脚とにより垂直側面板を
内外から挟み付けた状態で係止するように構成す
ることにより、天板等への係止体の取付作業を安
定して行えるようにすると共に、各部品間の係止
状態も強固にできるようにしたものである。
次に本考案を図示実施例に基いて説明すると1
は平面視矩形状の天板2及び地板3の各隅部を左
右一対の上下逆L字状係止体4,4を介して棚の
各隅柱6に各々着脱自在に装着するようにした金
属板製組立棚である。
各隅柱6には、断面L字状の基部6′の左右両
端部をL字状等に内向きに折曲させてそれぞれ内
側板部7,7を設け、この両内側板部7,7には
それぞれコ字状の係止溝8を適宜ピツチPで切欠
形成する。
また、前記各隅柱6の断面L字状基部6′の上
部及び下部には、前記天板2及び地板3取付箇所
に対応する箇所に、基部6′の隅角部において上
下に適宜間隔l1隔てて2本の水平切線を施した後
その間を基部の内側面方向に膨出成形してなる上
下方向に開口する片鞘状係止部9,9を上下に適
宜寸法l2隔てて一対に設ける。
前記天板2及び地板3は各々平面視矩形状で、
その周囲を下向きに折り曲げて垂直側面板10,
10に形成し、両垂直側面板10,10のそれぞ
れ隅角部近傍には後述する左右一対の係止体4,
4を当該天板2等に対し着脱係止するため、矩形
状の窓11,11を穿設する。また、前記両垂直
側面板10,10には、左右一対の垂直方向の切
線を施し、両切線間を垂直側面板10内側に向つ
て膨出成形してなる片鞘状係止部12を少なくと
も1つづつ設ける(実施例では2つづつ)。この
とき前記各片鞘状係止部12は、天板2等の隅角
部方向に行くに従い上下狭巾に形成する一方、垂
直側面板10内面との隙間が小さくなるように形
成する。
左右一対で用いられる係止体4,4は垂直脚1
4とその上部から一体的に延出された水平腕13
とからなる上下逆L字状の左右対称形状のもの
で、この水平腕13と垂直脚14上部との付根片
部14′を断面L字状の段付状に折曲形成し、前
記水平腕13を天板2等の垂直側面板10外から
窓11内へ挿入し、水平腕13が垂直側面板10
の内面に接当する一方、垂直脚14が垂直側面板
10の外面に接当できるように構成する。換言す
れば窓11に挿入する段付状付根片部14′を介
して各係止体4の水平腕13と垂直脚14とで天
板等の垂直側面板10を内外から挟み付けられる
ように構成するのである。
また、前記垂直脚14における前記水平腕13
が延出する側と反対側の側板部14″は前記隅柱
6の内面に接当できるように断面L字状に折曲形
成され、該側板部14″の上下方向中途部及び下
端には、前記基部6′における上下対の片鞘状係
止部9,9に落し込み嵌合係止できるようにした
上下一対の下向き係止爪15,15を寸法l2隔て
て設ける。このとき上部下向き係止爪15は垂直
脚14の側板部14″をL字状に切欠いて形成す
る。
前記各水平腕13には少なくとも一つの抜窓1
7を穿設し、この抜窓17内に前記天板2又は地
板3に対する取付用の舌片18を、その自由端が
垂直脚14方向に向うよう横向きに突出させ、各
舌片18を自由端に向つて狭巾になるようテーパ
ー状に形成する。
この構成により、天板2を隅柱6に取付ける場
合について述べると、まず、第5図に示すよう
に、各垂直側面板10の外から窓11内へ矢印A
のように各係止体4の水平腕13をその先端から
挿入し、次いで、該先端を矢印B方向に回動させ
て水平腕13の外側面を前記垂直側面板10内面
に接当させ、水平腕13における各抜窓17内に
前記各片鞘状係止部12を位置させ、この状態で
矢印C方向即ち天板2隅角部方向に水平腕13を
移動させれば、前記各片鞘状係止部12に横向き
舌片18が嵌り込み係止する一方、水平腕13と
垂直脚14との段付状付根片部14′の内面が前
記窓11の隅角部寄り端面に接当すると共に垂直
脚14の内面が垂直側面板10外面に接当し、左
右両係止体4,4はそれぞれ天板2に強固に取付
けられたことになる一方、垂直脚14,14の両
側板部14″,14″は互に略直角方向に配設され
たことになる。次いでこの両側板部14″,1
4″における上下対の下向き係止爪15,15を
隅柱6内側の片鞘状係止部9,9に落し込み係止
すれば良い。
なお、第4図の二点鎖線で示すように隅柱6に
おける左右両内側板部7,7の内端を前記水平腕
13と垂直脚14との付根片部14′における段
付状の外面に接当できるように構成するときは、
隅柱6への取付状態において水平腕13の天板2
等に対する水平方向移動を阻止でき、したがつて
各係止体4と天板2又は地板3との間、及び係止
体4と隅柱6との間のガタ付きを無くすることが
できる一方、天板2等の窓11も隅柱6の内側板
部7で外から覆うことができる。
第6図〜第9図に示す他の実施例では、天板
2、地板3の各垂直側面板10内面に片鞘状係止
部12を設ける一方、係止体4の水平腕13には
その先端等に横向き舌片18を突出させ、当該水
平腕13を先端方向に移動させたとき、前記舌片
18が前記片鞘状係止部12に突き込み係止でき
るように構成する。
この構成によるときは、第7図に示すように水
平腕13を垂直側面板10の窓11から内側に挿
入し(矢印A)、該水平腕13を垂直側面板10
内面に接当させるよう矢印B方向に回動させ、次
いでその状態で当該水平腕13を矢印C′方向に
押し込むと、その先端の横向き舌片18が垂直側
面板10内側の横向き開放の片鞘状係止部12に
係止できることになる。このとき、段付状付根片
部14′の外面が前記窓11の前記係止部12寄
り側端面に接当するから、それ以上進むことはな
い。
なお、第10図に示す取付金具19はこれを介
して中間棚板5を各隅柱6における左右両係止溝
8,8に取付けるためのもので、各取付金具19
は隅柱6の左右内側板部7,7に接当しうる断面
L字状で、その外側面に左右一対の下向き鉤状係
止爪20,20を切起し成形し、この両下向き鉤
状係止爪20,20を前記隅柱6における左右両
係止溝8,8に落し込み係止させる一方、取付金
具19の内側面に左右一対の上向き係止爪21,
21を折曲形成させ、この両上向き係止爪21,
21を中間棚板5の下面溝孔22に差し込んで中
間棚板5を支持するように構成する(第11図、
第12図参照)。
以上要するに本考案では、組立棚の隅柱におけ
る断面L字状基部内側面に平面視矩形状の天板又
は地板を、垂直脚と水平腕とからなる上下逆L字
状の左右一対の係止体を介して着脱自在に装着す
るにあたり、前記隅柱の基部隅角部には基部内側
に向つて膨出成形され且つ上下方向に開口する片
鞘状の係止部を形成し、前記両係止体の各垂直脚
には、前記片鞘状係止部に落し込み係止できる上
下一対の下向き係止爪を設けたので、左右一対の
係止体は偏平状で分解時は嵩ばることがなく、隅
柱への垂直脚取付時に、隅柱外側面には下向き係
止爪が突出するように露出せず、隅柱の外観を損
うことがない。そして前記天板又は地板の隅角部
近傍における各垂直側面板には窓を穿設し、前記
両係止体の垂直脚上部と水平腕との付根片部を断
面L字の段付状に形成して、前記各水平腕を前記
各垂直側面板の外から前記窓に挿入し、前記水平
腕と垂直脚とで垂直側面板を内外から挟み付ける
ように構成する一方、前記各水平腕には、これを
垂直側面板内側に沿つて水平移動させたとき当該
垂直側面板内側に係止できる横向き舌片を設ける
から、予め左右一対の係止体をそれぞれ天板又は
地板に取付けることができ、その取付状態も不安
定にならず、ガタ付くこともないという効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は組立棚
の斜視図、第2図は実施例における各部品の斜視
図、第3図は第1図の−線拡大断面図、第4
図は第3図の−線一部切欠断面図、第5図は
係止体の取付作業順序を示す説明図、第6図は他
の実施例における各部品の斜視図、第7図は係止
体の取付作業順序を示す説明図、第8図は第9図
の−線断面図、第9図は第8図の−線断
面図、第10図は中間棚の取付金具の斜視図、第
11図は第1図のXI−XI線拡大断面図、第12図
は第11図のXII−XII線断面図である。 1……組立棚、2……天板、3……地板、4,
4……係止体、6……隅柱、6′……基部、9,
9……片鞘状係止部、10……垂直側面板、11
……窓、12……片鞘状係止部、13……水平
腕、14……垂直脚、14′……付根片部、1
5,15……下向き係止爪、18,18……横向
き舌片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 組立棚の隅柱における断面L字状基部内側面に
    平面視矩形状の天板又は地板を、垂直脚と水平腕
    とからなる上下逆L字状の左右一対の係止体を介
    して着脱自在に装着するにあたり、前記隅柱の基
    部隅角部には基部内側に向つて膨出成形され且つ
    上下方向に開口する片鞘状の係止部を形成し、前
    記両係止体の各垂直脚には、前記片鞘状係止部に
    落し込み係止できる上下一対の下向き係止爪を設
    け、前記天板又は地板の隅角部近傍における各垂
    直側面板には窓を穿設し、前記両係止体の垂直脚
    上部と水平腕との付根片部を断面L字の段付状に
    形成して、前記各水平腕を前記各垂直側面板の外
    から窓に挿入したとき、前記水平腕と垂直脚とで
    垂直側面板を内外から挟み付けるように構成する
    一方、前記各水平腕には、これを垂直側面板内側
    に沿つて水平移動させたとき当該垂直側面板内側
    に係止できる横向き舌片を設けてなる組立棚にお
    ける天板又は地板の取付装置。
JP17620881U 1981-11-26 1981-11-26 組立棚における天板又は地板の取付装置 Granted JPS5880037U (ja)

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JPS5880037U JPS5880037U (ja) 1983-05-30
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