JPS6236407Y2 - - Google Patents
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- JPS6236407Y2 JPS6236407Y2 JP1984137919U JP13791984U JPS6236407Y2 JP S6236407 Y2 JPS6236407 Y2 JP S6236407Y2 JP 1984137919 U JP1984137919 U JP 1984137919U JP 13791984 U JP13791984 U JP 13791984U JP S6236407 Y2 JPS6236407 Y2 JP S6236407Y2
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- JP
- Japan
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- heating element
- core material
- insole
- shape
- foot
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- Expired
Links
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Landscapes
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
イ 産業上の利用分野
本考案は、空気と接触して酸化発熱反応する
発熱剤を利用した発熱体を内部に収容し足を保
温する靴の保温中敷に関する。
発熱剤を利用した発熱体を内部に収容し足を保
温する靴の保温中敷に関する。
ロ 従来の技術
従来、靴の保温中敷として実開昭59−48206
号のものが存在する。この中敷は、発熱体を収
容する収容穴を形成した下部中敷体の上面に薄
材を設け、さらにその上部に上部中敷体を設け
たものである。
号のものが存在する。この中敷は、発熱体を収
容する収容穴を形成した下部中敷体の上面に薄
材を設け、さらにその上部に上部中敷体を設け
たものである。
しかし上記中敷では、発熱体が下面が開口す
る下部中敷体の収容穴に収容されるため、歩行
中に発熱体の位置ズレが生じて使用感が悪かつ
たり、下面よりの熱損失が大きく保温効果があ
まり良くなく、また吸湿性の点でも問題があつ
た。
る下部中敷体の収容穴に収容されるため、歩行
中に発熱体の位置ズレが生じて使用感が悪かつ
たり、下面よりの熱損失が大きく保温効果があ
まり良くなく、また吸湿性の点でも問題があつ
た。
又、実開昭51−95447号は中敷のかいろ入用
窪みに連通する通気孔を中敷の側面にあけけて
あるために、使用中体重が加わると発熱剤が横
にずれて発熱剤袋が破れ、中敷の覆い布の前方
部が開いているために、使用中足指で覆い布が
まくれ上つてしまう欠点がある。
窪みに連通する通気孔を中敷の側面にあけけて
あるために、使用中体重が加わると発熱剤が横
にずれて発熱剤袋が破れ、中敷の覆い布の前方
部が開いているために、使用中足指で覆い布が
まくれ上つてしまう欠点がある。
又、実開昭55−54004号は前記と同様に中敷
本体の中空部が中敷本体の片側又は両側に開口
しているために、履用中不規則に体重が加わる
と中空部に収容した発熱体を収容した扁平袋は
横にずれて破れてしまい、中から発熱体の粉末
が出て靴下や靴内を汚損する欠点がある。
本体の中空部が中敷本体の片側又は両側に開口
しているために、履用中不規則に体重が加わる
と中空部に収容した発熱体を収容した扁平袋は
横にずれて破れてしまい、中から発熱体の粉末
が出て靴下や靴内を汚損する欠点がある。
又、実開昭59−48206号は、発熱体の収容穴
が中敷体の下面に開口しているために発熱体は
常に靴底上面に当たり履用中発熱体の袋が摩擦
と湿気のために破れて靴内を汚損する欠点があ
る。
が中敷体の下面に開口しているために発熱体は
常に靴底上面に当たり履用中発熱体の袋が摩擦
と湿気のために破れて靴内を汚損する欠点があ
る。
又、実開昭57−165125号は、敷革の一側面に
発熱体を挿入するための切目と通気孔を設けた
ものであるから、これを靴底に敷いて履用中、
発熱体袋に不規則な圧力が加わり破れた場合、
発熱体の粉末が通気孔より這い上り靴下の足裏
に付着する欠点がある。
発熱体を挿入するための切目と通気孔を設けた
ものであるから、これを靴底に敷いて履用中、
発熱体袋に不規則な圧力が加わり破れた場合、
発熱体の粉末が通気孔より這い上り靴下の足裏
に付着する欠点がある。
ハ 考案が解決しようとする問題点
本考案は上記従来の問題点を解決するもので
あつて、歩行中に内部に収容した発熱体の位置
がズレたりすることがなく、使用感がきわめて
良く、熱損失が少なくて保温効果が上がり、ま
た吸湿性にもすぐれる靴の保温中敷を提供する
ことを目的とする。
あつて、歩行中に内部に収容した発熱体の位置
がズレたりすることがなく、使用感がきわめて
良く、熱損失が少なくて保温効果が上がり、ま
た吸湿性にもすぐれる靴の保温中敷を提供する
ことを目的とする。
ニ 問題点を解決するための手段
本考案の靴の保温中敷は、上記の問題点を解
決するため、外形を足型に形成し、そのかかと
部位を外して長手方向の中央部を切除して発熱
体の収容凹部を形成した比較的硬質の芯材と、
この芯材の上面に設け収容凹部の上面を覆う通
気性を有する薄材からなる表材と、上記芯材の
下部に設け収容凹部に対応する位置に発熱体の
挿入口を形成した弾性、断熱性および吸湿性を
具有する材質からなる底材と、からなることを
特徴とする。
決するため、外形を足型に形成し、そのかかと
部位を外して長手方向の中央部を切除して発熱
体の収容凹部を形成した比較的硬質の芯材と、
この芯材の上面に設け収容凹部の上面を覆う通
気性を有する薄材からなる表材と、上記芯材の
下部に設け収容凹部に対応する位置に発熱体の
挿入口を形成した弾性、断熱性および吸湿性を
具有する材質からなる底材と、からなることを
特徴とする。
ホ 作 用
上記のように構成した本考案の靴の保温中敷
は、芯材とその下部に配設される底材とが底材
の挿入口を入口とする袋状に形成されその内部
に発熱体を収容する収容凹部が形成されている
ため、この収容凹部への発熱体の出し入れが容
易にできるとともに一旦収容凹部に収容された
発熱体は歩行中に位置ズレすることがない。ま
た弾性を有する底材は歩行中の使用感を高める
作用をなし、底材のもつ断熱特性は発熱体と靴
の中底との間に介在することで発熱体の熱が靴
より外部へ失われることを防止する。さらに底
材は吸湿性をもち靴内部の湿気を吸収する。
は、芯材とその下部に配設される底材とが底材
の挿入口を入口とする袋状に形成されその内部
に発熱体を収容する収容凹部が形成されている
ため、この収容凹部への発熱体の出し入れが容
易にできるとともに一旦収容凹部に収容された
発熱体は歩行中に位置ズレすることがない。ま
た弾性を有する底材は歩行中の使用感を高める
作用をなし、底材のもつ断熱特性は発熱体と靴
の中底との間に介在することで発熱体の熱が靴
より外部へ失われることを防止する。さらに底
材は吸湿性をもち靴内部の湿気を吸収する。
ヘ 実施例
以下、本考案の実施例を図面について説明す
る。
る。
1は保温中敷であり、この保温中敷は芯材2
と、表材4と、底材5とで構成される。
と、表材4と、底材5とで構成される。
芯材2は、体重が加わつても圧縮が少ないよ
うに例えば硬質圧縮ウレタン等の比較的硬質の
材料を用い、外形を足型に形成し、そのかかと
部位を外して長手方向の中央部を切除して発熱
体7の収容凹部3を形成する。この収容凹部3
は形状大の発熱体7を収容してかかと部位を除
く足裏ほぼ全体を保温できるようにし、且つ長
時間の保温ができるようにその面積を大きくし
ている。表材4は布材4aおよび不織布4bを
二枚重ねにしたものを芯材2の上面に配設して
その周縁部を芯材2に縫着または接着等の手段
で固着する。この表材4は通気性を有し芯材2
の収容凹部3に収容した発熱体7の微粉末が歩
行中に発熱体7の袋から外部に漏れ靴下を汚す
ことを防止する。底材5は柔軟弾性を有し且つ
圧縮永久歪が小さく、断熱性および吸湿性にす
ぐれる例えば天然ゴムラテツクスや合成ゴムラ
テツクス等の材料を用い、芯材2と同様に外形
を足型に形成しその周縁部を芯材2に固着す
る。なお、底材5を芯材2に重ね合わせ表材4
を被せてこれらの周縁部を同時に縫着すればよ
い。底材5には芯材2の収容凹部3に対応する
位置に直線状の切り口を設けて発熱体7を出し
入れするための挿入口6を形成する。
うに例えば硬質圧縮ウレタン等の比較的硬質の
材料を用い、外形を足型に形成し、そのかかと
部位を外して長手方向の中央部を切除して発熱
体7の収容凹部3を形成する。この収容凹部3
は形状大の発熱体7を収容してかかと部位を除
く足裏ほぼ全体を保温できるようにし、且つ長
時間の保温ができるようにその面積を大きくし
ている。表材4は布材4aおよび不織布4bを
二枚重ねにしたものを芯材2の上面に配設して
その周縁部を芯材2に縫着または接着等の手段
で固着する。この表材4は通気性を有し芯材2
の収容凹部3に収容した発熱体7の微粉末が歩
行中に発熱体7の袋から外部に漏れ靴下を汚す
ことを防止する。底材5は柔軟弾性を有し且つ
圧縮永久歪が小さく、断熱性および吸湿性にす
ぐれる例えば天然ゴムラテツクスや合成ゴムラ
テツクス等の材料を用い、芯材2と同様に外形
を足型に形成しその周縁部を芯材2に固着す
る。なお、底材5を芯材2に重ね合わせ表材4
を被せてこれらの周縁部を同時に縫着すればよ
い。底材5には芯材2の収容凹部3に対応する
位置に直線状の切り口を設けて発熱体7を出し
入れするための挿入口6を形成する。
上記収容凹部3に収容される発熱体7は、不
織布や和紙からなる通気性のある扁平な長方形
の袋に鉄粉等の金属粉とともに活性炭、塩分、
水分等の酸化促進触媒を混合した発熱剤を収納
し、空気と接触させて酸化発熱させるものであ
る。
織布や和紙からなる通気性のある扁平な長方形
の袋に鉄粉等の金属粉とともに活性炭、塩分、
水分等の酸化促進触媒を混合した発熱剤を収納
し、空気と接触させて酸化発熱させるものであ
る。
ト 考案の効果
以上述べたように本考案の靴の保温中敷は、
発熱体が上下を表材および底材で塞がれた芯材
の収容凹部に収容されるため、歩行中に位置ズ
レすることがない。また弾性を有する底材は歩
行中にその適度な弾力によつて使用感が高ま
り、断熱性を有する底材が芯材の収容凹部の下
面に配設されて発熱体と靴の中底との間に介在
することで発熱体よりの熱が靴より外部に逃げ
ることがなく保温効果が高い。さらに底材は吸
湿性を有して歩行中に足部から発生する汗等を
吸収して使用感を高めることができる。また底
材は弾性を有するため収容凹部への発熱体の出
し入れが容易にできる。
発熱体が上下を表材および底材で塞がれた芯材
の収容凹部に収容されるため、歩行中に位置ズ
レすることがない。また弾性を有する底材は歩
行中にその適度な弾力によつて使用感が高ま
り、断熱性を有する底材が芯材の収容凹部の下
面に配設されて発熱体と靴の中底との間に介在
することで発熱体よりの熱が靴より外部に逃げ
ることがなく保温効果が高い。さらに底材は吸
湿性を有して歩行中に足部から発生する汗等を
吸収して使用感を高めることができる。また底
材は弾性を有するため収容凹部への発熱体の出
し入れが容易にできる。
第1図は本考案の実施例に係る平面図、第2図
は同じく底面図、第3図は第1図のA−A線拡大
断面図である。 1……保温中敷、2……芯材、3……収容凹
部、4……表材、5……底材、6……挿入口、7
……発熱体。
は同じく底面図、第3図は第1図のA−A線拡大
断面図である。 1……保温中敷、2……芯材、3……収容凹
部、4……表材、5……底材、6……挿入口、7
……発熱体。
Claims (1)
- 外形を足型に形成した硬質圧縮ウレタン材より
なる芯材2はかかと部位を外して足型の先端から
後端方向に長方形の中央部を切除して発熱体7の
収容凹部3が形成され、布材4aを上層とし不織
布4bを下層として二枚重ねとしたもので表面が
被覆されており、芯材2の下面には、芯材2と同
じ外形に形成され柔軟性と弾性と断熱性と吸湿性
とを有しかつ圧縮永久歪が小さいラテツクス材か
らなり、足型の先端から後端方向で芯材2の収容
凹部3に対応する位置に有端直線状の上面から下
面に貫通した切り口の挿入口6を形成した底材5
が重ねられその上面の周縁部一体に固定されてい
ることを特徴とする靴の保温中敷。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984137919U JPS6236407Y2 (ja) | 1984-09-13 | 1984-09-13 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984137919U JPS6236407Y2 (ja) | 1984-09-13 | 1984-09-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6152906U JPS6152906U (ja) | 1986-04-09 |
JPS6236407Y2 true JPS6236407Y2 (ja) | 1987-09-17 |
Family
ID=30696322
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984137919U Expired JPS6236407Y2 (ja) | 1984-09-13 | 1984-09-13 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6236407Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0614564Y2 (ja) * | 1988-03-25 | 1994-04-20 | 純一 梶谷 | 靴の暖房用中敷 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5948206B2 (ja) * | 1980-11-25 | 1984-11-24 | 株式会社日立製作所 | マガジンケ−ス送り機構 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5195447U (ja) * | 1975-01-22 | 1976-07-31 | ||
JPS5554004U (ja) * | 1978-10-09 | 1980-04-12 | ||
JPS57165125U (ja) * | 1981-04-13 | 1982-10-18 | ||
JPS6038893Y2 (ja) * | 1982-09-22 | 1985-11-21 | ニツコ−化成株式会社 | 靴の中敷 |
-
1984
- 1984-09-13 JP JP1984137919U patent/JPS6236407Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5948206B2 (ja) * | 1980-11-25 | 1984-11-24 | 株式会社日立製作所 | マガジンケ−ス送り機構 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6152906U (ja) | 1986-04-09 |
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