JPS623635A - ガス稀釈装置 - Google Patents

ガス稀釈装置

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JPS623635A
JPS623635A JP60143535A JP14353585A JPS623635A JP S623635 A JPS623635 A JP S623635A JP 60143535 A JP60143535 A JP 60143535A JP 14353585 A JP14353585 A JP 14353585A JP S623635 A JPS623635 A JP S623635A
Authority
JP
Japan
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gas
flow path
sampler
inlet
high concentration
Prior art date
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Pending
Application number
JP60143535A
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English (en)
Inventor
Hayato Takeda
隼人 武田
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SHINWA TEC KK
Original Assignee
SHINWA TEC KK
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Publication date
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Publication of JPS623635A publication Critical patent/JPS623635A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はガスのサンプリング、稀釈等の操作を自動的に
おこなうガス稀釈装置tこ関する。
〔従来の技術〕
第2図(&) 、 (b)にガスの稀釈2分析をおこな
う従来の装置を示す。サンプリング装置100には低濃
度ガス人口101と高濃度ガス入口107が設けられて
いる。低濃度ガス人口101には、流路102、手動操
作バルブ103.流路104.試料採取口105がこの
順で設けられている。試料採取口105とガスサンプラ
117は流路106で接続されている。高濃度ガス人口
107には、流路108.試料採取口109.流路11
02手動操作バルブ111.流路112.排気ポンプ1
13がこの順で設けられている。流路112からは流路
114が分岐しており、この流路114にはT字型の手
動操作バルブ115を介して排気口119が接続されて
いる。この手動操作バルブ115とガスサンプラ117
とは流路116により接続されている。ガスサンプラ1
17には所定量のガスを計量する計量管118が設けら
れている。
ガスクロマトグラフ120にはチッ素ガス人口121と
、試料注入口128とが設けられている。
チッ素ガス人口121には、流路121.弁123゜流
路124.弁125.流路126がこの順で設けられて
おり、流路126はガスサンプラ117に接続されてい
る。ガスサンプラ117と試料注入口128とは流路1
27で接続されている。試料注入口128には分離カラ
ム129が接続されており、この分離カラム129には
電子捕獲型検出器(′Electron Captur
e 1)etector (E CD ) )130が
接続されている。この電子捕獲型検出器130には流路
131を介して排気口132が設けられている。電子捕
獲型検出器130の検出信号は増幅器133で増幅され
記録計134で記録される。
マグネチックスターチ150上にはガス稀釈のための稀
釈容器145が設けられている。稀釈容器145への試
料の注入および試料の採取は試料採取口144でなされ
る。また、稀釈容器145には流路1469手動操作バ
ルブ147.流路149を介して排気ポンプ148が接
続されている。さらに、稀釈容器145正こは活性炭フ
ィルタ140、流路1411手動操作バルブ142.流
路143が設けられている。
かかる従来の装置でガスのサンプリング、稀釈。
分析をおこなう場合には、注射器(図示せず)を用いて
オにレータがガスの採取、注入をおこなうとともに、手
動操作バルブ103,111,115゜142.147
を手動操作する。例えば、上流側の高濃度ガスの分析を
おこなう場合には次のような手順でおこなう。まず、手
動操作バルブ142゜147を開き排気ポンプ148で
排気して稀釈容器145をクリーニングする。次に、手
動操作バルブ111を開き排気ポンプ113で高濃度ガ
スを吸引しながら、試料採取口109からガスを所定量
(例えば1−)注射器で採取する。採取した高濃度ガス
を試料採取口144から、手動操作バルブ142.14
7を閉じて密封された稀釈容器145中に注射器で注入
する。稀釈容器145では111Llの高#度ガスを、
例えば1000倍に稀釈する。次に稀釈されたガスを試
料採取口144から別の注射器で採取し、試料採取口1
05から所定量(例えば20rILt)注入する。これ
により、稀釈されたガスはガスサンプラ117の計量管
118に満たされる。次にガスサンプラ117を60度
回転させ、チッ素ガスを流入させることにより、計量管
118中の試料ガスをガスクロマトグラフ120に導入
する。試料ガスは分離カラム129を経て電子捕獲型検
出器130で検出9分析され、その後排気される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記のような従来の装置では、注射器による試料の採取
、注入2手動操作バルブ103,111゜115.14
2,147やガスサンプラ117の操作は、定められた
順番に従ってオにレータがする必要がある。しかしなが
ら、これら操作は極めて複雑であり、作業効率が悪いと
いう問題点があった。
本発明は、かかる問題点を解決するためになされたもの
で、未熟なオペレータでも簡単に操作でき、作業効率が
良いガス稀釈装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明によるガス稀釈装置は、高濃度ガス入口を設け、
この高濃度ガス入口から流入する高濃度ガスをガスサン
プラでサンプリングし、このサンプリングされた高濃度
ガスを稀釈部に流入させて稀釈し、稀釈されたガスを再
びガスサンプラでサンプリングし、このサンプリングし
た稀釈ガスを試料とする手段と、低濃度ガス入口を設け
、この低濃度ガス入口から流入する低濃度ガスをガスサ
ンプラでサンプリングし、このサンプリングした低濃度
ガスを試料とする手段を設けたものである。
〔作用〕
本発明のガス稀釈装置においては、ガスのサンプリング
、稀釈、稀釈ガスのサンプリング等の操作がオ堅レータ
の操作を煩わせることなくすべて自動的におこなわれる
。これにより、操作ミスがなくなるとともに作業効率も
極めて上昇する。
〔実施例〕
第1図に本発明の一実施例によるガス稀釈装置を示す。
活性炭フィルタ上流側からの高!1度ガス人口121こ
はエアフィルタ7−1が設けられ、このエアフィルタ7
−1からは流路50が延びている。流路50は流路51
と流路52に分岐し、流路51の下流側には圧力調整の
ためのニードルバルブ10−1が設けられている。ニー
ドルバルブ10−1の下流側には流路55を介して電磁
弁9−1が設けられている。電磁弁9−1を開閉するた
めにソレノイド21−1が設けられている。電磁弁9−
1は吸引ポンプ接続口15を介して吸引ポンプ(図示せ
ず)に接続されている。
流路50から分岐した流路52は自動ガスナンプラ1−
1の入口aに接続されている。自動ガスサンプラ1−1
は、3つの入口a、b、cと3つの出口d、e、fを有
し、さらに、これら入口a。
b、aと出ロd、e、f間を連通させるための流路g、
h、iを有している。出口dと入口す間には、一定量の
ガスを計量するための計量管20−1が設けられている
。流路g、h、iは一体的に回転可能であり、隣接する
任意の入口と出口間を連通させる。流ggsh*iの回
転は、全体の制御をつかさどるシーケンスコントローラ
(図示せず)からの指示により1図示しない駆動手段に
よりなされる。出口eには流路53が接続され、この流
路53にはニードルバルブ付の流量計6−1が設けられ
ている。流量計6−1にはさらに流路54が8#られ、
ニードルバルブ10−1と電磁弁9−1間の流路55に
合流している。
王権空気または圧縮ガスが流入する圧縮空気(または圧
縮ガス)入口14にはエアフィルタ7−2が設けられ、
このエアフィルタ7−2には流路60を経て減圧弁11
が設けられている。さらに、この減圧弁11には流路6
1を経て活性炭フィルタ8−1が設けられており、この
活性炭フィルタ8−1には流路618介して電磁弁9−
3が設けられてbる。電磁弁9−3はソレノイド21−
3により開閉される。電磁弁9−3の下流側には流路6
3が設けられ、この流路63は自動ガスサンプラl−1
の第3の入口Cに接続されている。
自動ガスナンプラ1−1の第3の出口fは流路64によ
り稀釈容器2の試料注入口3に接続されている。
稀釈容器2の下にはマグネチツクスターラ4が設けられ
ている。マグネチツクスターラ4は、モータ4aに連結
された磁石4bを回転させることにより、稀釈容器2中
の攪拌子2aを回転させて攪拌し、ガスを均一に稀釈す
る。稀釈容器2ζζは、さらに圧力変換器5が設けられ
る。この圧力変換器5は稀釈容器2内の圧力を検出する
稀釈容器2から下流側には流路65を経て電磁弁9−4
が設けられている。電磁弁9−4はソレノイド21−4
により開閉される。電磁弁9−′4の下流側には自動ガ
スナンプラ1−2が設けられている。電磁弁9−4と自
動ガスサンプラ1−2の入口eが流路66により接続さ
れている。自動ガスナンプラ1−2は入口(または出口
) & # b *c、d、e、fと流%g、h、tを
有している。
また、出口すと入口4間には計量管20−2が設けられ
ている。出口aには流路67が接続され、流路67の下
流側には活性炭フィルタ8−2が設けられている。活性
炭フィルタ8−2には排気口17が設けられている。
活性炭フィルタ下流側よりの低aKガスが流入する低濃
度ガス人口13にはエアフィルタ7−3が設けられ、こ
のエアフィルタ7−3からは流路70が延びている。流
路70は流路71と流路76とに分岐し、流路71の下
流側には圧力調整のたメツニードルバルブ10−2が設
けられている。
ニードルバルブ10−2には流路72を介して電磁弁9
−2が設けられている。電磁弁9−2はソレノイド21
−2で開閉される。電磁弁9−2は吸引ポンプ接続口1
6を介して吸引ポンプ(図示せず)に接続されている。
流路70より分岐した流路76の下流側には自動ガスサ
ンプラ1−3が設けられている。流路76は自動ガスサ
ンプラ1−3の入口龜に接続されている。自動ガスサン
プラ1−3は入口(または出口)a、b、c、d、e、
fと流路g、h、1%有し、出口dと入口す間lこけ計
量管20−3が設けられている。出口・には流路77が
接続され、この流路77にはニードルバルブ付の流量計
6−2が設けられている。流量計6−2にはさらに流路
78が設けられ、ニードルバルブ10−2と電磁弁9−
2間の流路72に合流している。
チッ素ガスを流入するチッ素ガス入口18は流路73を
経て、自動ガスサンプラ1−2の入口Cに接続されてい
る。自動ガスサンプラ1−2の出口fと自動ガスサンプ
ラ1−3の入口Cとは流路74で接続され、自動ガスサ
ンプラ1−3の出口fは流路75.チッ素ガス出口19
を経てガス分析をおこなうガスクロマトグラフ(図示せ
ず)に接続されている。
電磁弁9−1.2,3.4のソレノイド21−1.2,
3.4.自動ガスサンプラ1−1.2゜3、マグネチツ
クスターラ4のモータ4&は、図示しないシーケンスコ
ントローラの制御下におかれ、所定のシーケンスでオン
、オフ制御される。
次に動作を説明する。このガス稀釈装置には(4)待期
モード、(B)上流測定モード、Ic)下流測定モード
、(2)上i/下流交互測定モードI、■上流/下流測
定モード■、■校正モードの6つの運転上−ドがある。
以下これら各運転モードについて詳細に説明する。
囚待期モード 待期モードは、稀釈容器2のクリーニングをおこない、
他の運転モードに移すのを待っているモードである。
電磁弁9−3と9−4を開き、マグネチツクスターラ4
をオンにする。自動ガスサンプラ1−1゜2.3は第1
図の状態にする。これにより、圧縮空気が、圧縮空気人
口14→エアフイルタ7−2→流路60→減圧弁11→
流路61→活性炭フイルタ8−1→流路62→電磁弁9
−3→流路63→自動ガスサンプラ1−1(流路i)→
流路64→試料注入ロ3の経路により稀釈容器2に流入
する。活性炭フィルタ8−1で清浄にされた圧縮空気に
二り稀釈容器2がクリーニングされる。クリーニング後
の圧縮空気は、稀釈容器2→fiW&65→電磁弁9−
4→流路66→自動ガスナンプラ1−2の流路h→計量
管20−2→自動ガスナンプラ1−2の流路g→流路6
7→活性炭フィルタ8−2→排気口17の経路により排
気される。この稀釈容器2のりIJ + ニングは約2
分間おこなわれステップA2 次に電磁弁9−3を閉じると、稀釈容器2内の圧力が徐
々に減少する。圧力変換器5で稀釈容器2内の圧力を検
出し、内圧がゼロになるのを待つ。
ステップA3 内圧がゼロになったことが検出されると、電磁弁9−4
を閉じるとともにマグネチツクスターラ4をオフにする
。これにより稀釈容器2がりIJ−ニングされ、他の運
転モードへ移る準備が完了する。
03)上流測定モード 上流測定モードは、活性炭フィルタ上流側からの高濃度
ガスを稀釈して繰り返し測定する運転モードである。ス
タートボタンを押すと、高濃度ガスを繰り返し測定し、
ストップボタンを押すとその回の測定を終了するととも
に停止する。
電磁弁9−3と9−4を閉じ、電磁弁9−1と9−2を
開く。これにより高濃度ガスが、高濃度ガス入口12→
エアフイルタ7−1→流路50→流路51→ニードルバ
ルブ10−1→流路55→電磁弁9−1→吸引ポンプ接
続口15の経路によりポンプ(図示せず)で吸引される
。また、流路50から分岐された高濃度ガスは、流路5
2→自動ガスナンプラ1−1の流路g→計量管20−1
→自動ガスナンプラ1−1の流路h−4流路53→流量
計6−1→流路54の経路により流路55に合流する。
低濃度ガスは、低濃度ガス人口13→エアフイ11/’
)7−3→+5fE路70→流路71→ニードルバルブ
10−2→流路72→電磁弁9−2→吸引ポンプ接続口
16の経路により、ポンプ(図示せず)で吸引される。
また、流路7oから流路76に分岐された低濃度ガスは
、流路76→自動ガスナンプラ1−3の流路g→計量管
20−3→自動ガスサンプラ1−3の流路h−+流路7
7→流量計6−2→流路78の経路により流路72に合
流する。
またチッ素ガスは、チッ素ガス入ロ18→流路73→自
動ガスナンプラ1−2の流路1→流路74→自動ガスサ
ンプラ1−3の流路1→流路75→チッ素ガス出口19
の経路により、ガスクロマトグラフへ送られている。
なお、ニードルバルブ 動ガスナンプラ1−1と1−3に適切な量(約50〜1
007d/−程度)の空気が流れるように調節している
スタートボタンを押すと,電磁弁9−1が閉じる。自動
ガスサンプラ1−1の計量管20−1内の空気圧力が,
活性炭フィルタ上流側空気の圧力と等しくなるのを待つ
。かかる均圧化のためには、数秒から10秒程度の時間
が必要である。
ステップB3 次に自動ガスサンプラ1−1を時計方向に6 0”回転
させ,流路gが入口Cと出口4間を接続し、流路1が入
口すと出口1間を接続する。すると、流路63→自動ガ
スサンプラ1−1の流路g→計量管20−1→流路1→
流路64の流通経路ができる。続いて電磁弁9−3を開
き、計量管20−1中の高濃度ガスを、活性炭フィルタ
8−1で清浄にされた圧縮空気で稀釈容器2へ送入する
稀釈容器2内の圧力Pは圧力変換器5で検出され、この
Pが次の(1)式で示された値になると電磁弁9−3を
閉じる。同時に,自動ガスサンプラl−1を反時計方向
に60°回転させて第1図の状態番こもどす。
■ 九だし,P:稀釈容器2内の圧力 (Vg/crdG)
d:稀釈倍率 V:計量器20−1の容積 (―) V:稀釈容器2の容積  (R1) ステップB4 マグネチツクスターラ4をオンし、稀釈容器2内の攪拌
子2aを回転させて,高#に.度ガスと清浄空気を30
秒1度混合する。
電磁弁9−4を開くと,稀釈容器2内の稀釈ガスは、流
路65→電磁弁9−4→流路66→自動ガスナンプラ1
−2の流路h→計量管20−2→自動ガスナンプラ1−
2の流路g→流路67→活性炭フィルタ8−2→排気口
17の経路を通って排出される。そして、稀釈容器2の
内圧がゼロになるまで待つ。
圧力変換器5により稀釈容器2内の圧力がゼロになると
、自動ガスサンプラ1−2が時計方向に60度何回転る
。すると、流路gが入口Cと出口4間を接続し、流路五
が入口すと出口fMJe接続する。したがってチッ素ガ
ス入口18からのチッ素ガスが、流路73→自動ガスナ
ンプラ1−2の流路g→計量管20ー2→流路i→流路
74→自動ガスナンプラ1−3の流路iー+R路75→
チッ素ガス出口19の経路を流れ,計量管2o−2中の
試料ガスをガスクロマトグラフに送り込む。ガスクロマ
トグラフでは送り込まれたガスの分析がおこなわれる。
自動ガスサンプラ1−2の計量管20−2中の試料ガス
がガスクロマトグラフに送り込まれた後、自動ガスサン
プラ1−28反時計方向に60度何回転て第1図の状態
にもどす。次に電磁弁9−3を開くと、ステップA1と
同じ状態になり,稀釈容器2が清浄な圧縮空気でクリー
ニングされる。
分析所要時間(例えば2分間)を設定したタイマ(図示
せず)がタイムアツプすると、電磁弁9−3を閉じ(ス
テップAI)、稀釈容器2中の内圧がゼロIこなるのを
待って電磁弁9−4を閉じる(ステップA2)。
ステップB9 ストップボタンが押されていればそのまま停止する。ス
トップボタンが押されていなければ再びステップB1か
らステップB8を繰り返し、高濃度ガスを測定する。
C)下流測定モード 下流測定モードは、活性炭フィルタ下流側からの低濃度
ガスを繰り返し測定する運転モードである。スタートボ
タンを押すと低濃度ガスを繰り返し測定し、ストップボ
タンを押すとその回の測定を終らするとともに停止する
電磁弁9−3と9−4を閉じ、電磁弁9−1と9−2を
開く。これによりステップB1と同じ状態になる。
スタートボタンを押すと電磁弁9−2が閉じる。
自動ガスサンプラ1−3の計量管20−3内の空気圧力
が、活性炭フィルタ下流側空気の圧力と等しくなるのを
待つ。かかる均圧化のためには、数秒から10秒1度の
時間が必要である。
次に自動ガスサンプラ1−3を時計方向に60度回転さ
せ、流路gが入口・と出口4間を接続し、流路1が入口
すと出口f間を接続する。すると、流路74→自動ガス
サンプラ1−3の流路g→計量管20−3→流路1→流
路75の流通経路ができる。したがってチッ素ガス入口
18からのチッ素ガスが、計量管20−3内の低濃度ガ
スをガスクロマトグラフに送り込む。ガスクロマトグラ
フでは送り込まれたガスの分析がおこなわれる。自動カ
スサンプラ1−3の計量管20−3中の試料ガスがガス
クロマトグラフに送り込まれ九後、自動ガスサンプラ1
−3を反時計方向に60度回転して第1図の状態にもど
す。
ストップボタンが押されていればそのまま停止する。ス
トップボタンが押されていなければ再びステップC1か
らステップC3を繰り返し、低濃度ガスを測定する。
■)上流/下流交互測定モード! 上流/下流交互測定モードIは、上流側からの高濃度ガ
スの測定と下流側からの低濃度ガスの測定を交互におこ
なう運転モードである。ステップB1からステップB8
により高濃度ガスの採取。
稀釈測定をした後、ステップC1からステップC3によ
り低濃度ガスの採取、測定をおこない、これを繰り返す
■上流/下流交互測定モード■ 上流/下流交互測定モードIと同様、上流側からの高濃
度ガスの測定と下流側からの低濃度ガスの測定を交互に
おこなう運転モードである。しかしこの運転モードでは
、ステップBlからステップB4により高濃度ガスの採
取、稀釈をおこなっている間に、ステップC1からステ
ップC3を実行して低濃度ガスの採取、測定をおこなう
。低濃度ガスの測定後、ステップB5からステップB8
を実行して高濃度ガスの測定をおこなう。この運転モー
ドは、先の上流/下流交互測定モードIより高速で測定
できる。
町校正モード 校正モードは、比較的高濃度の標準ガスサンプル、また
は液体サンプルを稀釈して測定する運転モードである。
ステップF1 標準サンプルを注射器で稀釈容器2の試料注入口3から
注入する。なお、液体サンプルの場合、試料注入口3を
外側からヒータで加熱しておけば、液体サンプルは気化
されてガスになり稀釈容器2中に注入可能となる。
スタートボタンを押すと、標準サンプルは清浄な圧縮空
気で稀釈容器2中に送り込まれる。その後はステップB
3からステップB8)こより、標準サンプルの稀釈、採
取、測定をおこなう。
このような本実施例によれば、高濃度ガスの稀釈は稀釈
容器内で加圧状態で行なっているので。
混合、稀釈後は稀釈容器の出口側の電磁弁を開くと稀釈
サンプルは内圧によって出てくる。したがつて、稀釈後
のサンプルを吸引するための真空ポンプや注射器を必要
としない。
また、ガスの稀釈倍率は(1)式で決定されるので、計
量器の容積Vと稀釈容器の容積Vを変えなくとも、稀釈
容器日の圧力Pを変化させるだけで、稀釈倍idを容易
に変更することができる。
したがって、稀釈圧力を検出する圧力変換器から信号を
ディジタルメータリレーを用いて数値変換をおこなえば
、稀釈倍率を直読することができる。
また、モード選択スイッチにより選択するだけで、高濃
度ガス測定、低濃度ガス測定、高濃に/低濃度ガス交互
測定等の運転モードを容易に変更することができる。
さらに、操作はシーケンスコントローラにより自動的に
おこなわれるので、オにレータによる操作ミスが発生せ
ず、高精度の測定をおこなうことができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されず種々の変更が可
能である。
〔発明の効果〕 本発明は以上説明したとおり、ガスのサンプリング、稀
釈、測定等の操作をすべて自動的におこなうようにした
ので、操作ミスがなくなるとともに作業効軍が極めて良
くなるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるガス稀釈装置の構成図
、第2図(a) 、 (b)は従来のガス稀釈分析装置
の構成図である。 図において、1−1〜3・・・自動ガスサンプラ、2・
・・稀釈容器、2a・・・攪拌子、3・・・試料注入口
、4・・・マグネチツクスターラ、4&・・・モータ、
4b・・・磁石、5・・・圧力変換器、6−1.2・・
・ニードルバルブ付の流量計、7−1〜3・・・エアフ
ィルタ、8−1.2・・・活性炭フィルタ、9−1〜4
・・・電磁弁、10−1.2・・・ニードルバルブ、1
1・・・減圧弁、12・・・高濃度ガス入口、13・・
・低濃度ガス入口、14・・・圧縮空気(または圧縮ガ
ス)入口、15゜16・・・吸引ポンプ接続口、17・
・・排気口、18・・・チッ素ガス入口、19・・・チ
ッ素ガス出口、20−1〜3・・・計量管、21−1〜
4・・・ソレノイド、101・・・低濃度ガス入口、1
03,111.115・・・手動操作バルブ、105,
109・−・試料採取口。 107・・・高濃度ガス入口、113・・・排気ポンプ
。 117・・・ガスサンプラ、11B・・・計量管、12
1・・・チッ素ガス入口、123.125・・・弁、1
28・・・試料注入口、129・・・分離カラム、13
0・・・電子捕獲型検出器、131・・・排気口、】3
3・・・増幅器、134・・・記録計、140・・・活
性炭フィルタ、142.147・・・手動操作バルブ、
144・・・試料採取口、145・・・稀釈容器、14
8・・・排気ポンプ、150・・・マグネチツクスター
ラである。 (N    P− (Q   (’Q

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 高濃度ガスが流入する高濃度ガス入口と、この高濃度ガ
    ス入口から流入する高濃度ガスを一定量サンプリングす
    る第1のガスサンプラと、この第1のガスサンプラによ
    りサンプリングされた一定量の高濃度ガスを取り出す第
    1のガス取出部と、この第1のガス取出部により取り出
    された一定量の高濃度ガスを稀釈する稀釈部と、この稀
    釈部で稀釈された稀釈ガスを一定量サンプリングする第
    2のガスサンプラと、低濃度ガスが流入する低濃度ガス
    入口と、この低濃度ガス入口から流入する低濃度ガスを
    一定量サンプリングする第3のガスサンプラと、前記第
    2のガスサンプラまたは前記第3のガスサンプラにより
    サンプリングされた一定量のガスを取り出す第2のガス
    取出部と、この第2のガス取出部により取り出された一
    定量のガスを流出させる試料ガス出口とを備えたことを
    特徴とするガス稀釈装置。
JP60143535A 1985-06-29 1985-06-29 ガス稀釈装置 Pending JPS623635A (ja)

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JPS623635A true JPS623635A (ja) 1987-01-09

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109696521A (zh) * 2017-10-24 2019-04-30 艾欧史密斯(中国)热水器有限公司 气体测量装置及其控制方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109696521A (zh) * 2017-10-24 2019-04-30 艾欧史密斯(中国)热水器有限公司 气体测量装置及其控制方法

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