JPS6235993A

JPS6235993A - 取引システム

Info

Publication number: JPS6235993A
Application number: JP60174102A
Authority: JP
Inventors: 岡山　正男; 河内　政隆
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1985-08-09
Filing date: 1985-08-09
Publication date: 1987-02-16
Anticipated expiration: 2009-09-07
Also published as: JPH0670811B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は預金、支払等の取引を行う複数台の取引装置を
備える取引システムに係り、特に複数台の取引装置間に
おいて紙幣を還流使用するに好適な取引システムに関゛
する○ 〔従来の技術〕銀行業務における窓口には、例えば特開昭５９−５３９
９２号公報に示されるように、窓口での入金、出金作業
を向上させる観点から、窓口係員を対象とした入出金装
置が設置されている。一方、窓口以外の個所には顧客を
対象として頚金、支払等の取引を行う複数台の取引装置
からなる取引システムを設置したキャッシュコーナが設
けられている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述したキャラツユコーナにおける複数台の取引装置は
、顧客の利用度によりその取引内容おＩび取引回数がま
ちまちである。このため、預入取引の多い取引装置にお
いては“、その装置内での紙幣が満杯となり、逆に払出
取引の多い取引装置においては、その装置内での紙幣の
不足が生じる。

このような事態を生じた場合、取引装置を一時停止して
取引中止の状態にし、係員による取引装置からの紙幣の
回収まｆｃは取引装置への４紙幣の補充を行なっている
。

本発明は、取引装置間での紙幣の相〃融通金可能にした
取引システムを提供すること全目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の上記目的は、取引システムを構成する複数台の
取引装置に、これらの取引装置間での紙幣の授受を行う
紙幣授受手段を設けることに１９達成される。

〔作　用Ｊ紙幣授受手段は、取引装置内で１枚ずつ分離された余剰
の紙幣を、これを要求する他の取引装置に搬送して、そ
の取引装置に紙幣全補充し、また他の取引装置における
余剰の紙幣を受は入れて紙幣を回収する。

〔実施例〕

以下本発明の実施し１ｊを図面を参照して説明する。

第１図は本発明の取引システムの一実施例を示すもので
、この図において１，２はそれぞれ預金。

支払等を行なう取引装ａを示す。これらの取引装置１．
２はその後面を互いに対向するように配置されている。

これらの取引装置１ＪＩ、２はと扛らの取引装ｂｉ　１
１２間での紙幣Ｂの授受を行う紙幣授受手段３で連絡さ
れている。この紙幣授受手段３は例えば一方の取引装置
１内で１枚ずつ分離された余剰の紙幣Ｂｔ１これ全要求
している他方の取引装置２に搬送してこの取引装置２に
紙幣Ｂを補光し、これとは逆に紙幣Ｂを受は入れ回収す
る役Ｗ！Ｉを果たすっこの紙幣授受手段３および取引装
置１．２の構成の一例を説明する。取引装置１，２は伝
票９通帳印字部４と紙幣取扱部５とで構成されている。

紙幣取扱部５はその本体６の前＋ｆｉＴ側に入出金ロア
ｔ″備えている。この入出金ロアの一方側には入金紙幣
Ｂを取込むだめの分離装置８が、また他方側には払出紙
幣Ｂを入出金ロアに押出すための押出部９が設けられて
いる。この押出部９には払出紙幣Ｂを集積する集積装置
１０が設けられている。本体６の中央部には鑑別部１１
が位置している。この鑑別部１１は取込、払出、補充あ
るいは回収紙幣の真偽９枚数を判別する。本体６の後方
中央部には鑑別不能な紙幣Ｂを回収するりジエクトボッ
クス１２が設けられている。その上方すなわち本体６内
の後方上部には裏向き紙幣Ｂを表向きに反転する表裏反
転部１３が配置されている。本体ｌの下部には本体６の
後方から前方に紙幣Ｂの金庫１４と、紙幣リサイクル用
の第１の金種ボックス１５と、紙幣リサイクル用の第２
の金種ボックス１６と、取込紙幣ｌ１ｌ一時保管する一
時スタック部１７と、その下方に位置する取忘／７Ａれ紙幣回収ボックスＨとが配置されている。前述した金
庫１４．第１の金種ボックス１５．第２の金種ボックス
１６および一時スタック部１７の各上部には、紙幣Ｂを
分離し繰出す分離装置１９および紙幣Ｂを集積する集積
装置２０が配置されている。前述（７た各部は搬送手段
２１によって連絡されており、この搬送手段２１の分岐
部にはゲート部２２が設けられている。前述した搬送手
段２１における金庫１４とリジェットボックス１２との
間には、紙幣授受のための分岐搬送部２３が設けられて
いる。この分岐搬送部２３の端部は本体１の後面に設け
た窓１８に臨んでいる。

分岐搬送部２３は第２図に示すように、鑑別部１１から
の搬送手段２１Ａによって搬送されてきた紙幣Ｂを、表
裏反転部１３側への搬送手段２１Ｂと金庫１４側への搬
送手段２１Ｃとに切換える第１の切換ゲート部２４と、
この第１の切換ゲート部２４によって搬送手段２１Ｃに
搬送されてき之紙幣Ｂを、紙幣授受手段３側に導く搬送
手段２１Ｄと金庫１４および金種ボックス１５．１６等
へ導く搬送手段２１Ｅとに切替える第２の切換ゲート部
２５と、紙幣授受手段３によって搬送されてきた紙幣Ｂ
ｉ受入れて搬送手段２１Ｆ’に導く搬送手段２１Ｇとで
構成されている。前述した第１および第２の切換ゲート
部２４．２５は駆動手段によって切換作動する。

次に紙幣授受手段３の構成を第２図によって説明すると
、その本体２６は取引装置ｔ１，２の後面の窓１８部分
にボルト等により固定されている。

本体２６内には各取引装［１，２内の紙％Ｂを、他方の
取引装置２．１に搬送する２つの搬送路２７．２８が設
けられている。これらの搬送路２７．２８は一方の取引
装置１からの紙幣Ｂｅ他方の取引装置２に搬送し、また
他方の取引装置２からの紙幣Ｂを一方の取引装置１に搬
送するために、交差するように配置されている。搬送路
２７　、２８の両端部にはそれぞれ取引装Ｒ１，２の窓
１８を通して、搬送路２７．２８の端部を取引装置１゜
２の搬送手段２１０と搬送手段２１Ｇとに連絡する第１
のガイド２９および第２のガイド３０が設けられている
。前述した搬送路２７．２８の駆動手段は例えば搬送路
２７．２８を構成するローラ３１に設けた歯車と取引装
置ｌまたは２の搬送手段２１Ｄ、２１Ｇを構成するロー
ラ３２に設けた歯車とのかみ合せにより構成することが
可能である。

次に上述した本発明の取引システムの一実施例の動作を
説明する。

取引装置１，２はそれぞれ顧客により入出金ロアに挿入
された紙幣Ｂを一時スタック部１７に一時保管したのち
、金種別に金種ボックス１５．１６に収納して預入取引
を行なり％また顧客の要求により、第１または第２の金
種ボックス１５．１６内に収納１．た紙幣Ｂ１表裏反転
部１３を通して紙幣の表面を揃えて入出金ロアに払出し
て支払取引を行なう。

上述の預入、払出等の取引において、各取引装置１．２
における第１の金種ボックス１５および第２の金種ボッ
クス１６内の紙幣Ｂが満杯になったり、また不足を生じ
た場合には、その状態をセンサによって検出して第１の
金種ボックス１５および第２の金種ボックス１６の余剰
紙幣Ｂを分離して金庫１４に収納し、また金庫１４内の
紙幣をＭｌの金種ボックス１５また第２の金種ボックス
１６に補充して顧客の取引に対応している。

各取引装置１．２における顧客の取引により、例えば取
引装［１における紙幣の収納蓋が満杯になり、取引装置
２における紙幣の収納量が過不足となった場合には、取
引装置１における第１のゲート部２４および第２のゲー
ト部２５は第２図の実線で示すように切換えられる。そ
の結果、取引装置１内の金庫１４．第１の金種ボックス
１５もしくは第２の金種ボックス１６に収納された余剰
の紙幣は分離装置１９により１枚ずつ分離され。

鑑別部１１を通って分岐搬送部２３に搬送される。

この分岐搬送部２３に移送された紙幣は、第１のゲート
部２４．第２のゲート部２５によって搬送手段２１１）
に至り、その後紙幣授受手段３の第１のガイド２９、そ
の搬送路２７および第２のガイド３０を通って取引装置
２内に搬送され、その搬送手段２１Ｇ、２１Ｆによって
金庫１４．第１の金種ボックス１５もしくは第２の金種
ボックス１６に補充される。その結果、取引装置２内の
紙幣の過不足状態が解消されるので、取引装置２による
取引が可能になる。

また上述どけ逆に取引装置１内の紙幣収納量が過不足に
なった場合には上述と同様な動作により、取引装置２内
の紙幣を回収し、取引装置１に補充することができる。

以上述べた実施例によれば、取引装置間での紙幣の補充
９回収が可能となるので、取引装置間での紙幣の相互融
通による資金の運用効率を向上させることができると共
に、取引装置間での紙幣の搬送は１枚ずつ行うために、
搬送路等の構成を簡単にすることがで籾る。

なお、上述の実施例においては、取引装置ｌ。

２の分岐搬送部２３の構成を同一構造とするために、紙
幣授受手段３における搬送路２７．２８をその中間部で
交差させているが、第３図に示すように例えば取引装置
２の分岐搬送部２３における第１のゲート２５Ａおよび
第２のゲート２５Ｂを設置することにより、紙幣授受手
段３における搬送路２７Ａ、２８Ａを平行に配置するこ
とができる。

また上述の実施列においては紙幣授受手段３の両端をそ
れぞｔ″Ｌ取引装厘１．２の背面に固定したが、いずれ
か−万全固定し、他方ｆ：取引装置に挿入接続させるよ
うにしてもよいし、さらに両端をそれぞれ取引装置に着
脱可能に挿入するように構成することも可能である。こ
のように構成することにより、上述の実施例における効
果に加えて紙幣授受手段３の取引装［１、２への＊向性
を向上させることができる。

上述の冥施例においては取引装置１．２の後面間に紙幣
授受手段３を設けたが、第４図に示すように例えば取引
装置ｌの分岐搬送路２３に案内体３３の一方を取付け、
その他方を各取引装置■。

２の窓１８全通して取引装＃２の分岐搬送路２３に臨む
ように挿入可能に構成することも可能である。このよう
に構成したことにより、上述した実施例の効果に加えて
取引装置１．２の後面間の空間がなくなり、設置面積金
小さくすることができる。

ｐさらに本発明においては、第５図に示すように複数台の
取引装置を並設した場合にも適用することができる。こ
の場合における紙幣授受手段３は紙幣搬送方向転換部３
Ａを備えることになる。

〔発明の効果］以上述べたように、本発明によれば、複数台の取引装置
間での紙幣の補充回収を行うことができるので、こ扛ら
の取引装置間での資金の運用効率を向上させることがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の取引システムの一実施例を全体構成図
、第２図は第１図に示す本発明の取引システムの一実施
例に用いた紙幣授受手段の詳細な構成を示す図、第３図
および第４図はそれぞれ本発明に用いられる紙幣授受手
段の他の実施例を示す図、第５図は本発明の取引システ
ムの他の実施例を示す斜視図である。

Claims

【特許請求の範囲】１、預金、支払等の取引を行う複数台の取引装置を備え
る取引システムにおいて、前記取引装置を、これらの取
引装置間で紙幣の授受を行う紙幣授受手段で結合したこ
とを特徴とする取引システム。２、前記紙幣授受手段は、各取引装置内の紙幣搬送手段
に接続して、紙幣を１枚ずつ搬送する搬送路で構成した
ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の取引シス
テム。３、紙幣授受手段は、その一方端を一方の取引装置に固
定し、その他方端を他の取引装置に挿入してその紙幣搬
送手段に接続したことを特徴とする特許請求の範囲第２
項記載の取引システム。４、紙幣授受手段は、各両端が各取引装置の紙幣搬送手
段に接続するように各取引装置に固定したことを特徴と
する特許請求の範囲第２項記載の取引システム。５、紙幣授受手段は各両端を各取引装置に着脱可能に挿
入して接続したことを特徴とする特許請求の範囲第２項
記載の取引システム。