JPS6235535Y2 - - Google Patents

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JPS6235535Y2
JPS6235535Y2 JP1981103331U JP10333181U JPS6235535Y2 JP S6235535 Y2 JPS6235535 Y2 JP S6235535Y2 JP 1981103331 U JP1981103331 U JP 1981103331U JP 10333181 U JP10333181 U JP 10333181U JP S6235535 Y2 JPS6235535 Y2 JP S6235535Y2
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JP
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sheets
magnetic
sheet
surplus
magnet
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JP1981103331U
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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はデイスタツカーに関し、特に供給動作
中の余剰シートを自動的に分離する装置に係る。
デイスタツカーは積み重ね状態のシート例えば
鋼板を上から1枚ずつ取り出し、これを後の加工
工程例えばプレス加工機に供給する装置である。
そしてその装置において、シートの取り出しは
通常バキユームカツプの吸着により行なつてお
り、また取り出した1枚のシートはマグネツトフ
イーダの磁気吸引力で保持しつつエンドレスのベ
ルトコンベアで送り出すようにしている。
ところで積み重ね状態の鋼板群はスタツクと呼
ばれているが、それぞれの鋼板の間の油により密
着状態にある。このためバキユームカツプは取り
出し時に複数通常2枚の鋼板を同時に吸着してし
まう。複数の鋼板がそのままプレス加工機などに
送り込まれると、プレス加工機の金型が焼き付い
たり、破損したりするから、複数のシートの供給
はあらかじめ確実に除去しておかなければならな
い。もつとも鋼板の密着状態はマグネツトフロー
タによりある程度解消できる。そのマグネツトフ
ロータは、積み重ね状態の鋼板の端面に強い磁界
を作用させ、この磁界でそれぞれ鋼板の間に同極
の磁極を誘起させ、それぞれの鋼板間に磁気的な
反発力を働かせて積み上げ状態の上部の鋼板を1
枚ごとに分離させる装置である。しかし現状にお
いて、確実な分離はマグネツトフロータを用いて
も期待できない。したがつて複数シートの供給時
に余剰シートをあらかじめ除去する手段として余
剰シート分離装置が必要とされる。
従来のこの種の余剰シート分離装置は、取り出
されたシートの重合状態を磁気センサーなどによ
り検出し、複数シートのときに、マグネツトフイ
ーダのベルトコンベアを逆方向に駆動し、複数シ
ートを供給側と逆の排出側に送り出すか、または
複数シートを一たんバキユームカツプから押し落
し、取り出し動作を繰り返し、その後に分離すれ
ば供給作動し、複数シートのままであれば排出動
作をするように働く。したがつて複数シートの供
給は未然に回避できるが、余剰シートの排出中に
供給動作が中断するため、作業能率の低下はまぬ
がれなかつた。
一方、実用新案登録出願人は、実開昭57ー
203035号の考案により、余剰シートの分離のため
にマグネツトフイーダのベルトコンベアの下方に
排出用ベルトコンベアを配設し、余剰シートを磁
気的吸引力により排出用ベルトコンベア上に引き
落す装置をすでに開発している。その装置は一連
の供給動作を連続して進められる点で作業能率上
有益である。しかしその装置の排出用ベルトコン
ベアはデイスタツカーとプレス加工機との間に介
在し、トランスフア製造ライン上で大きな空間を
占有する。このため既設のトランスフア製造ライ
ンへの組み入れが困難であるほか、製造ラインに
組み込まれると製造ラインのスペースの有効利用
がさまたげられてしまう。
したがつて本考案の目的は、余剰シートの分離
を小さな空間上で行なえるようにする点にある。
上記目的のもとに本考案はマグネツトフイーダ
の下方に回転ドラムを配設し、その内部の磁石に
より余剰シートを湾曲させながら分離するように
している。そして、本考案は前記実開昭57ー
203035号の考案に対し、改良の関係にある。
以下、本考案を図に示す一実施例にもとづいて
具体的に説明する。
まず、デイスタツカー1は第1図に示すよう
に、積み重ね状態の磁性体のシート2を複数のバ
キユームカツプ3により吸着して持ち上げ、マグ
ネツトフイーダ4のベルトコンベア5の下面位置
まで案内し、ついで持ち上げたシート2を永久磁
石または電磁石の磁石6による磁気的吸引力によ
りベルトコンベア5の下面で保持しながら搬送
し、所定の位置に順次供給する。積み重ね状態の
シート2は荷役パレツト7などの上に載置され、
ローラコンベア8などによりマグネツトフイーダ
4の送り方向と直交する方向から送り込まれてい
る。そしてバキユームカツプ3はそれぞれロツド
9などに支持されており、このロツド9は図示し
ない駆動手段により駆動され、積み重ね状態のシ
ート2とベルトコンベア5の下面との間で上下方
向の往復運動をする。またベルトコンベア5は一
対のプーリ10の間に巻き掛けてあり、モータ1
1により駆動される。なおマグネツトフロータ1
2は積み重ね状態のシート2のいずれかの端面上
方位置に設置されていて、上部の複数のシート2
に常時強い磁界を作用させ、それらの間の密着を
解くように働きかけている。
そして本考案の余剰シート分離装置13は第1
図および第2図に示すように、上記マグネツトフ
イーダ4の供給側下方に回転ドラム14を上記マ
グネツトフイーダ4のベルトコンベア5と対向さ
せて設け、この回転ドラム14の内部上方に余剰
シート分離用の永久磁石または電磁石の磁石15
を配設して構成してある。そして上記回転ドラム
14は固定的な軸16に対して回転自在に取り付
けてあり、モータ17によつて駆動される。そし
てこの回転ドラム14の受け入れ側に補助ローラ
18が複数設けられ、またその排出側の下方に台
車19が待機している。なお、磁石15は軸16
に対して固定してある。
つぎにデイスタツカー1および余剰シート分離
装置13の動作を説明する。ベルトコンベア5、
回転ドラム14はそれぞれメータ11,17によ
り矢印方向に駆動されており、また磁石6,15
は常に磁界を発生している。バキユームカツプ3
が積み重ね状態の一番上のシート2を取り出して
持ち上げ、ベルトコンベア5の下面装置まで案内
すると、磁石6はそのシート2を磁気的に吸引し
てベルトコンベア5の下面に吸着させる。そこで
ベルトコンベア5はそのシート2を吸着しながら
搬送し、プレス加工機などの自動フイード装置に
供給する。この動作中において、シート2が1枚
ずつ供給されている限り、余剰シート分離装置1
3は何ら作用しない。しかしマグネツトフイーダ
4が2枚のシート2を供給しようとすると、余剰
シート分離装置13はその磁石15の磁界を2枚
のシート2のうち下方のものに作用させ、それを
分離し、回転ドラム14の上に移載する。つまり
マグネツトフイーダ4のシート2が1枚の場合、
下方の余剰シート分離用の磁石15はその1枚の
シート2を上方のマグネツトフイーダ4の磁石6
から離すほど強くないが、シート2が2枚重合状
態で搬送されてくる場合、下方の磁石15は下側
のシート2に作用し、第2図に示す極性で下方の
シート2に磁極を誘発する。一方、上方の磁石6
は同じ極性で上方のシート2に磁極を発生させて
いるため、2枚の重合状態のシート2は互いに反
発し、その反発力によつて下方のシート2は上方
のシート2から分離して落下する。そして分離後
の上方のシート2はそのまま連続して供給され、
また下方のシート2は回転ドラム14にそつて湾
曲し下向きに案内されて台車19の位置に搬出さ
れる。このように磁石15は複数シートの状態を
検知し、かつそのとき分離作用を営むのである。
特に回転ドラム14の磁石15は、余剰シート2
を全体的に引き離すのではなく、先端部分からめ
くり取るように分離させている。このため分離は
強い密着力に対しても充分に対抗できる。また先
端部分が分離すると、これを契機として余剰のシ
ート2がたわむことも考えられるが、その場合に
補助ローラ18はシート2のたわみ落下を未然に
防止する。ちなみに、シート2が3枚以上のと
き、各シート2が磁石15からの磁力によつて分
離するため、下側の2枚のシート2がともに落下
するが、一番上のシート2は、磁石6の吸着力に
より落下せず、継続して次工程へ供給される。
さて、上記の実施例は余剰シート分離装置13
を常時作動させているが、複数シートの供給は常
に高い頻度で起きるものでもない。したがつて余
剰シート分離装置13は必要なときにのみ動作さ
せれば足りる。第3図は複数シートの状態を検出
したときにのみ作動させるための制御回路20で
ある。この制御回路20は一対の制御電源端子2
1の間に検出器22、並列接続の検出器接点2
3、保持接点24、リレー25および常閉型のタ
イマー接点26ならびにリレー接点27およびタ
イマー28を並列に接続するとともに、一対の電
源端子29の間に接続した磁石15となる電磁石
15aの給電路中にリレー接点30および常閉型
のタイマー接点31を介在させて構成してある。
そして上記検出器22は第4図のようにシート2
の通過位置に設置されていて、複数シートの状態
を磁束の変化などにより検出し、そのとき検出器
接点23を閉じる。このとき、リレー25は励磁
されて保持接点24、およびリレー接点27,3
0を閉成する。このため電磁石15aは複数のシ
ート2を分離し、搬出するきにのみ動作する。こ
の分離および搬出に必要な時間が経過すると、タ
イマー28はタイマー接点26,31を開放し、
リレー25の励磁を解くため、電磁石15aは自
動的に停止し、つぎの動作に備える。
なお、モータ17はモータ11で兼用すれば省
略できるが、その場合に回転ドラム14の始動停
止は動力伝達系路中に電磁クラツチを介在させ、
この電磁クラツチを電磁石15aとともに制御回
路20により制御すればよい。
本考案によれば、余剰シート分離用の磁石が複
数シートの検知および余剰シートの分離を同時に
しかも確実に行なうため、従来装置に比較して構
造が簡単であり、また余剰シートの分離がマグネ
ツトフイーダの継続的な搬送動作中にできるの
で、マグネツトフイーダの一時停止や逆送運転が
必要とされず、シートの供給能率が大幅に向上す
る。
特に分離用の磁石は最初に複数シートの先端部
に局部的に作用し、その後分離作用点を順次移動
させるように働く。このため分離は確実であり、
しかもシートの全体を一挙に分離させる型式(前
記実開昭57ー203035号)のものに比較して磁力は
小さくてすむ。さらに分離中のシートは回転ドラ
ムにそつて湾曲し、ほぼへの字状に曲げられるか
ら、製造ライン上の分離のための必要な長さは可
及的に縮められる。なお図中Lはデイスタツカー
のベルトコンベアを短かくできる範囲を示してい
る。
さらに実用新案登録請求の範囲第2項の実施例
では、余剰シートの分離動作が必要なときにのみ
行なわれるから、余剰シート分離装置の省力化が
実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るデイスタツカーの余剰シ
ート分離装置の側面図、第2図は磁気力の作用説
明図、第3図は制御回路の回路図、第4図は検出
器の正面図である。 1……デイスタツカー、2……シート、4……
マグネツトフイーダ、6……磁石、13……余剰
シート分離装置、14……回転ドラム、15……
余剰シート分離用の磁石、20……制御回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 積み重ね状態の磁性体のシートを吸着して順
    次取り出し、マグネツトフイーダにより所望の
    位置へ供給するデイスタツカーにおいて、上記
    マグネツトフイーダの供給側下方に回転ドラム
    を設けるとともに、この回転ドラムの内部に余
    剰シート分離用の磁石を配設し、この磁石の極
    性を上記マグネツトフイーダの磁極と同一極性
    に設定したことを特徴とする余剰シート分離装
    置。 (2) 上記余剰のシート分離用の磁石は電磁石で構
    成されており、この電磁石は余剰シートの存在
    時にのみ分離に必要な時間だけ動作することを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の余剰シート分離装置。
JP10333181U 1981-07-11 1981-07-11 デイスタツカ−の余剰シ−ト分離装置 Granted JPS589242U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10333181U JPS589242U (ja) 1981-07-11 1981-07-11 デイスタツカ−の余剰シ−ト分離装置

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JP10333181U JPS589242U (ja) 1981-07-11 1981-07-11 デイスタツカ−の余剰シ−ト分離装置

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Publication Number Publication Date
JPS589242U JPS589242U (ja) 1983-01-21
JPS6235535Y2 true JPS6235535Y2 (ja) 1987-09-10

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JP10333181U Granted JPS589242U (ja) 1981-07-11 1981-07-11 デイスタツカ−の余剰シ−ト分離装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014172047A (ja) * 2013-03-06 2014-09-22 Amada Co Ltd ワーク搬送方法及びワーク搬送システム

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5619940A (en) * 1979-07-30 1981-02-25 Komatsu Ltd Separating method of double blank in blank feeder

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5546350Y2 (ja) * 1975-11-13 1980-10-30

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5619940A (en) * 1979-07-30 1981-02-25 Komatsu Ltd Separating method of double blank in blank feeder

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JPS589242U (ja) 1983-01-21

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