JPS623533A - 移動無線通信方式 - Google Patents

移動無線通信方式

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JPS623533A
JPS623533A JP60143264A JP14326485A JPS623533A JP S623533 A JPS623533 A JP S623533A JP 60143264 A JP60143264 A JP 60143264A JP 14326485 A JP14326485 A JP 14326485A JP S623533 A JPS623533 A JP S623533A
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Shigeharu Okamoto
岡本 栄晴
Koji Monma
門馬 宏二
Seizo Seki
関 清三
Sumio Takechi
武市 純雄
Masaru Yamada
勝 山田
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Mitsubishi Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、小型の携帯移動無線機を用いて、センタ装置
受付者との通話を行う移動熱vA機通信方式に関する。
〔概要〕
本発明は、老人、病人、身体障害者その他緊急に介護を
必要とする可能性のある者が小型の移動無線機を携帯し
、必要なときに受付者の駐在するセンタ装置を呼出して
、通話を行う移動無線通信方式として開発された方式で
ある。本願発明は特願昭58−249924号の改良発
明である。
〔従来の技術〕
人間の寿命が長くなり、出生率が低下して、日本国の人
口は急速に高齢化に向かっている。古くからの家族関係
も変化していて、多くなる老人を家族の若い世代の者が
介護することができない状態になってきている。このた
め、老人が介護を必要とするときに、公の機関が組織的
に問題を処理することが必要になった。
また、身体障害者が独立して社会に参加することができ
るように、必要な援助および介護を行うことは社会的な
要請である。例えば道路に車椅子が通過できるスロープ
を設置するなどの措置が採られているが、通信を介して
身体障害者が必要なときに必要な介護を要求することが
できることは、身体障害者の社会への積極的な参加に明
るい道を開くものである。
従来から、例えば病人が小型の移動無線機を携帯して、
脈拍などをセンタ装置に送信できるようにした移動無線
通信方式が知られているが、これは特殊な病院などで使
用するものであって、公共機関が組織的に使用する方式
としては十分でない。
また、移動無線電話方式としては、自動車電話方式をは
じめとして、さまざまな方式が開発され運用されている
が、例えば老人がそれぞれ公衆電話回線に接続できる無
線電話機を常時携帯することは、煩わしいことであり、
緊急に介護を必要とするような事態で、ダイヤル操作な
どの適切な操作が行われるか否か、仮に通話ができる状
態になっても、その移動無線機の位置の確認や通話先の
対応準備などを考えると、公衆電話回線に接続される移
動無線機では、老人、身体障害者その他の介護の問題は
解決しない。
また、移動無線通信機の電源の問題があり、自動車無線
装置では、自動車に設備されたかなり大きい電源を使用
することができるが、携帯無線機では電源の容量がきわ
めて小さくなり、送信電力はおのずと小さくなる。この
ため、携帯無線機から大きい送信電力の信号を送信する
ことはできない。したがって、携帯無線機と通信を行う
ためにはその基地局は、数十km毎ではなくたとえば数
km毎あるいはそれ以下の短い距離毎に設置しなければ
ならない。
さらに、通信用の無線周波数の割当の問題があり、電波
は公共のものであるから、この種の移動無線通信のため
に多数のチャンネルを使用することはできない。
また、共通周波数を使用して音声による呼出応答を行う
無線通信方式、例えば警察無線あるいは消防無線のよう
な移動無線通信方式では、不慣れな老人や身体障害者が
扱うことには問題があり、また、通話内容が他の移動無
線機で傍受されたり、救護のための通話を行っていると
きに、無関係の移動無線機携帯者から不要な割込送信が
あることは望ましいことではない。
従来からボケットヘルの名称で用いられている個別呼出
の移動無線通信方式があるが、これはセンタ装置から移
動無線機を個別に呼び出すことができるが、応答をその
無線方式の中で行うことは不可能であり、まして呼出に
つづいて通話を行うことはできない。
上述のような老人、身体障害者その他の介護のためには
、緊急の通信に対して、事情を聞き取るために通話を行
うことが必要である。センタ装置は機械が自動的に冷た
く応答するものではなく、親切な受付者が直接に応答し
、望ましくはその土地の方言を話し、必要ならば言葉に
より励ましを与え、安心感信頼窓を与え、その後の適切
な手配や配慮を行うことが必要である。
また、介護を求める通信があっても、その求める者の所
在位置が明確でないときには、介護を行うことができな
い。移動無線機の携帯者は、例えば訓練されたパトロー
ルカーの乗務警官のように、適切にその現在位置をセン
タ装置に知らせることができないものと想定される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、このような背景に行われたもので、■ 移動
無線機がきわめて小型である、■ 無線周波数は双方向
が1チヤンネルで対応できる、 ■ 簡単な操作で通信を開始できる、 ■ 肉声でセンタ装置の受付者と会話ができる、■ 望
ましくは通話内容は他の移動無線機に秘話できる、 ■ 望ましくは一つの移動無線機とセンタ装置との通話
中には他の移動無線機が通信を開始することを規制でき
る、 ■ 必要があればセンタ装置の側から個別呼出を行うこ
とができる、 ■ 必要があれば移動無線機の位置をセンタ装置の側か
ら探索できる、 などの条件を満たす移動無線通信方式を提供することを
目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の方式は、受付者が駐在する一つのセンタ’AM
と、このセンタ装置に固定的な伝送路(有線伝送路また
は無線伝送路)により接続された複数の無線基地局と、
この無線基地局と無線伝送路により結合された多数の移
動無線機とにより構成される。その移動無線機は介護を
必要とする可能性のある者が常時携帯する。無線基地局
には人は駐在せず、受信した信号に応答して自動的に動
作する装置が配置される。通信が開始されると移動無線
機の携帯者とセンタ装置の受付者との間で直接通話を行
う。その移動無vA機は簡単な操作、例えば押しボタン
を押すことにより起動させることができ、自動的に通信
要求とその移動無線機に固有に割当てられた識別番号に
対応する識別信号を送信要求電波信号として送信する。
これは原則として複数の無線基地局で受信される。無線
基地局は数km間隔またはそれ以下の間隔で配置される
この送信要求電波信号を受信した無線基地局は、その電
波信号の受信レベルの情報を付して受信した上記識別番
号の情報をセンタ装置へ自動転送する。センタ装置では
この信号を受信すると受付者に対して警報を発する。セ
ンタ装置では転送された受信レベルの情報から受信レベ
ルの大きい無線基地局を選択して、受付者の操作にした
がって、その選択された無線基地局に応答信号を送信す
る。
その無線基地局とセンタ装置との間には音声通信回線が
設定される。その無線基地局では、センタ装置からの応
答信号に応じて通信要求を送信した移動無線機の識別信
号を付した応答電波信号を送信し、その移動無線機に上
記音声回線に到来する音声信号を中継し、移動無線機が
送信する電波信号の復調信号をその音声回線に中継する
周波数は通話チャンネルおよび制御項の2波に割当られ
、各チャンネルは送受信切換えにより利用される。送受
信の切換えはセンタ装置の操作により移動無線と無線基
地局とが同期して行う。移動無線機の側からは原則とし
て操作による送受信の切換えはできない。
さらに、無線基地局には、センタ装置の制御により識別
信号を付して呼出電波信号を送信することができ、移動
無線機はこの呼出電波信号を受信したときにその識別信
号を自局の識別信号と照合し、一致するときには呼出音
響を送出するように構成することができる。
無′fFIA基地局はセンタ装置からの制御により、通
信規制のための信号およびこの通信規制を解除するため
の信号を放送して、これを受信した移動無線機は発信お
よび受信が規制されまた解除される。
さらに、移動無線機から電波信号の送信があったときに
は、複数の無線基地局でこの電波信号を受信することが
できることを利用して、移動無線機の位置を標定するよ
うに構成することができる。
〔実施例〕
実施例図面に基づいて、この方式の具体例を説明する。
第1図は本発明実施例方式の装置配置図である。
第2図は本発明実施例方式の制御信号構成図である。第
1図で、1はセンタ装置、2は無線基地局、3は移動無
線機である。センタ装W1には受付者が常時駐在し、公
衆電話回線、消防救急回線などが引き込まれていて、救
護に必要な連絡を行うための設備を備える。センタ装置
1は一例として電話局の中あるいは地方公共団体の庁舎
に設置される。
無線基地局2は一例として、公衆電話ボックスの屋根に
設置される。都市地域では例えばほぼ1krnおきに設
置され、専用線によりセンタ装置と直接に接続される。
無線基地局2は故障あるいは定期的な保守を行う場合以
外は無人であり、原則として商用電源を受電してセンタ
装置1からの制御によりあるいは自動的に動作する。
移動無線機3は介護を必要とする可能性のある老人、身
体障害者などが携帯する。その形状はシガレットケース
程度であり、操作部分は原則として発信要求ボタンのみ
であり、小型のスピーカおよびマイクロホンを備える。
移動無線機3からは発信要求ボタンの操作により発信を
行うことができ、センタ装置1の受付者と直接肉声によ
る通話を行うことができる。
第3図は移動無線機3の一例を示すブロック構成図であ
る。アンテナ31は送受切換回路32を介して受信回路
33に接続され、受信回路33の受信復調出力は音声増
幅回路34を経てスピーカ35に接続される。受信回路
33の出力は分岐されて制御回路36に人力する。マイ
クロホン37の出力は音声増幅回路38に入力し、その
出力は送(S回路39の変調入力に接続される。送信回
路39の出力は送受切換回路32を介してアンテナ31
に接続される。各回路には電源回路40から必要な電源
電流が供給される。制御回路36にはマイクロプロセッ
サ42、メモリ43、インタフェイス44、お、よびク
リック45を備える。
インタフェイス44には切換制御回路47が接続され、
送受信の切換に伴い、送受信切換回路32、電源回路4
0、送信回路39および受信回路33を制御する。
送信回路39の送信搬送波周波数と受信回路33の受信
搬送波周波数とは同一の周波数であり、送受信は互いに
交互に行うようGこ構成される。送受切換回路32には
、アンテナと受信入力とを結合する制御チャンネル周波
数の帯域通過濾波器が設けられている。
第4図は無線基地局2の一例を示ずブロック構成図であ
る。アンテナ21は送受信切換回路22を介して受信回
路23に接続され、その受信復調出力は音声増幅回路2
4に接続される。音声増幅回路24の出力は切換回路3
0から有線回線に接続される。モデム回路25は制御回
路26を有線回線によりセー′り装置1に接続する。制
御回路26はマイクロプロセッサおよびメモリを含む。
受信回路23にはその受信レベルを検出するための受信
レベル検出回路27が接続されていて、その検出出力は
制御回路26に接続される。を線図線に到来する音声信
号は切換回路30を介して送信用の音声増幅回路28の
入力に接続され、その出力は送信回路29の変調人力C
コ接続され、送信出力は送受信切換回路22から°?ン
テナ21に接続される。モデム回路25には送受切換制
御回路48が接続され、送受信の切換に伴い、送受信切
換回路22、受信回路23および送信回路29を制御す
る。
この実施例方式では、無線周波数は1ユり回線および下
り回線は同一チャンネルを共用し、各移動無線機3およ
び無線基地局2に共通である。送受信の切換はセンタ装
置1で受付者の手操作により行われ、無線制御信号によ
り各移動無線機3が同期する。移動無線機3の側からは
操作による送受信切換は行わない。
第5図はセンタ装置1の一例を示すブロック構成図であ
る。複数n個の無線基地局2と接続される有線回線Ll
 、L2、−・−り、、は回線インタフェイス11に収
容される。この回線インタフェイス11の音声出力は受
信用の音声増幅回路12を介して操作卓14に接続され
る。操作卓14の音声出力は音声増幅回路13を介して
、回線インクフェイス11に接続される。回線インタフ
ェイスj1の制御信号はモデム回路15に接続され、こ
のモデム回路15は制御回路16に接続される。制御回
路16にはマイクロプロセッサおよびメモリを含み、そ
の表示出力は操作卓14のCRT表示部に表示される。
また制御回路16は操作卓14から操作することができ
る。制御回路16は回線インタフェイスINご接続され
、制御信号を与える。
センタ装置1の制御回路16のメモリまたは別に設けた
メモリには、移動無線機3の携帯者の個人的なデータ、
例えば氏名、住所、医学的なカルテ、身体の状況、環境
条件、過去に介護を受けたときの状況、その他を蓄積し
ておき、これをセンタ装置1の受付台の画面に読出して
、受付者はこれを見ながら応対することができる。
移動無線機3から発信要求が送信され、その発信要求が
処理されるための手順を説明する。第6図は発信シーケ
ンスの説明図である。移動無線機3の発信要求ボタンが
操作されると、移動無線機3の制御回路36は発信規制
の有無および他局が送信しているキャリアの有無を確認
した後に、第2図に示す発信要求信号が電波信号として
送信される。この信号はプリアンプル符号Pa 、スタ
ート符号St、信号種別符号CI、情報符号Daおよび
検査符号ptで構成され、情報符号Daにはその移動無
線機に固有に割当てられた識別信号PIDが送信される
この通信要求信号は、常時受信状態にある無線基地局2
で受信される。無線基地局2は比較的短い間隔で配置さ
れているので、この通信要求信号は一般に複数の無線基
地局2で同時に受信される。
無線基地局2では、この送信要求信号を受信すると、自
動的に動作してその受信電波信号の受信レベルを検出し
、その受信レベルの情報を付加して受信した識別信号と
ともにセンタ装置1に送信する。
センタ装置1では、無線基地局2から信号が到来すると
受付者を喚起するための警報音を発し、複数の無線基地
局2からの信号を分析する。この分析はマイクロプロセ
ッサによる制御操作が実行する。センタ装置1はこの信
号が通信要求信号であることを識別すると、センタ装置
1の制御回路から、各無線基地局2に通信規制信号が送
信される。この通信規制信号には、これから通信を行お
うとする移動無線機3の識別信号を含む。これを受信し
た各無線基地局2はこの通信規制信号を中継放送する。
この通信規制信号を受信した移動無線機3は、その識別
信号を自己の識別信号と照合し、その識別信号が一致し
ない移動無線機3では、受信回路の音声増幅回路34お
よび送信回路39の動作が自動的に禁止される。
通信要求信号を送信した移動無線機3では、この通信規
制信号に含まれる識別信号が自己の識別信号と一敗する
ので、通信規制の状態にはならず、受信回路の増幅器3
4および送信回路の増幅器38が動作状態になる。無線
基地局2は通信規制信号の送信を完了すると、有線回線
の音声信号を送信回路29に結合し、受信回路23の出
力音声信号を有線回線に結合する。
これにより、通信要求を送信した移動無線機3とセンタ
装置1との通話回線が構成される。通話はセンタ装置1
の受付者が移動無線機3の携帯者に音声で呼掛けること
により開始することができる。送受信の切換はセンタ装
置1の受付者の操作により行われる。移動無線機3の携
帯者はこれに通常の音声により答えて、事情を説明し、
どのような救護が必要であるのかを告げることができる
センタ装置1の受付者はこれを理解すると、別の電話回
線あるいは救急用の回線などを使い、必要な救護の措置
をとるとともに、これを移動無線機3の携帯者に伝えて
、安心させ励ますことができる。このとき、センタ装置
1に蓄積された移動無線機3の携帯者の個人的なデータ
を受付台の画面に続出し、これを参考にして必要な措置
を決定することができる。
必要な通話かすべて完了すると、切断信号および通信規
制解除信号を送信し、各無線基地局2ではこれを中継し
て電波信号として放送する。各移動無線機3はこの規制
解除信号を受信すると、通信規制状態を解除して定常状
態に復旧する。
第7図はセンタ装M1から移動無線機3を呼び出す場合
の着信シーケンスの説明図である。これは、移動無線機
3の携帯者が所在不明になった場合や、一度通信要求を
発信した移動熱vA機3との間で通信を完了したが、事
情が変更になったなど再度その移動無線機3の携帯者と
の通話を行う場合などに必要である。
第7図でセンタ装置1の受付者が移動無線機3に着信す
る呼を必要とすることを判断すると、通信チャンネルの
話中の有無を検出して、呼出要求信号にその呼出先の移
動無線機3の識別信号PIDを付加した呼出信号を送信
する。その送信先は呼出先の移動無線機3のだいたいの
所在場所がわかっているときには、その付近の無線基地
局2に限り送信することができる。
これを受信した無線基地局2は呼出要求信号および識別
信号PTDを電波信号として放送する。
このとき、同時に通信規制信号を送信して、その識別信
号PIDの移動無線機3以外は通信を規制することがで
きる。
これを受信した移動無線機3は識別信号PIDが自己の
識別信号と一致するか否かを識別し、この一致が判定さ
れると、呼出ランプを点灯し、あるいは呼出音響を送出
して着信呼があることを知らせる。識別信号が自己の識
別信号と一致しない移動無線機3は、上述と同様の動作
により通信規制が行われる。移動無線機3の携帯者がこ
の呼出を確認すると応答ホタンを押ずことにより、移動
無線機3からは呼出応答信号とPID信号とが自動的に
送信される。応答ボタンは、発信ボタンと同一のボタン
とすることができる。
この呼出応答信号は無線基地局2でセンタ操作1に中継
される。このとき、発信要求の場合と同様に、移動無線
機3からの受信電波信号の受信レベルの信号を付加する
。センタ装置1で受付者がこれを確認すると、使用する
無線基地局2を選択して、通話指令信号および識別信号
PIDを送信する。これは無線基地局2で中継され、移
動無線機3がこれを受信して通話状態が設定される。
通話が完了した後の終話手順は上記発信の場合と同様で
ある。終話手順はセンタ装置1の側から起動することが
できる。
つぎに、電波信号を送信した移動無線機3の現在位置の
探索について説明すると、各無線基地局2からセンタ装
置1に伝送される信号には1、上述のように電波信号の
受信レベルの情報が付加されているので、この情報を基
に電波信号の受信レベルの高い無線基地局2の近傍にそ
の移動無線機があることが推定される。しかし、電波伝
播の状況は必ずしも一様ではなく、特に、市外地域では
復雑な反射などが存在する。し・たがって、各無線基地
局2毎にその周囲の伝播の携帯についての情報を予め調
査しておき、この情報をセンタ装置1のマイクロプロセ
ッサに蓄積しておき、信号の分析にはこれを使用するこ
とがよい。
無線基地局2にアンテナの指向性を回転させることがで
きる装置を備えておき、この指向性をセンタ装置1の遠
隔操作により回転させて、到来する移動無線機3の送信
電波信号の方向を探索するように構成することができる
無線周波数について説明すると次のとおりである。ひと
つの地域には、通話チャンネルf、および制御チャンネ
ルfcが割当てられる。地域が変わると、隣接地域で混
信がないように、通話チャンネルf2が割当てられる。
隣接地域で同一周波数を利用しないようにして、広域に
わたり周波数を繰り返り割当てると、通話チャンネルは
貼〜f、である。nは最小7である。この通話チャンネ
ルf、〜f、lに対して、呼出応答用の制御チャンネル
fcは少数でよい。最小は1である。
送受信の切換えはセンタ装置側の制御により行う。した
がって無線基地局2が送信状態のとき移動無線機3は受
信状態に設定され、無線基地局2が受信状態のとき移動
無線機3は送信状態になる。
移動無線機3が受信状態から送信状態に切換えループ切
換え制御信号は無線基地局2から通話チャンネルまたは
制御チャンネルに送信する。送信状態から受信状態に切
換える切換え制御信号は無線基地局2から制御チャンネ
ルに送信する。移動無線機3は送話中も制御チャンネル
を受信している。
なお、移動無線局3が送信状態から受信状態に切換える
方法であって、制御チャンネルに切換信号を送信する方
法以外の方法として、次の二つの方法がさらに検討され
ている。その第一は移動無線局3の音声入力が所定時間
以上連続的に途切れたききに、自動的に送信状態を受信
状態に切換えるものである。その第二は移動無線局3に
タイマを設けておき、所定時間が経過したときに自動的
に切換えるものである。これらの方法は併用することが
できる。これらの一つまたは二つは上記制御チャンネル
を利用する方法と併用することができる。いずれの場合
にも移動無線局3からの送信信号の最後に切換制御信号
を送信することができる。
身体障害者のうち特に聾唖者が、この移動無線通信方式
を利用することができるようにするために、移動無線機
3に手書きの画像情報を音声通話用のチャンネルを介し
て送受信するだめの’AMを接続することができる。こ
の装置は、例えば〔佐藤他:描画像通信方式、研究実用
化報告第32号第3巻(1983年3月)日本電信電話
公社発行、第13頁以下〕または〔スケッチホン・通研
月報第36巻第4号(1983年4月)日本電信電話公
社発行第13頁以下〕に開示の装置である。この装置は
画面にペン書する画像を相手装置の画面に同時に表示す
る装置であって、音声信号チャンネルに双方向の信号を
伝送することができる。この装置は、移動無線機3の音
声信号チャンネルに、電気的にあるいは音響結合器によ
り接続して使用することができる。
〔発明の効果〕
この移動無線通信方式によれば、 ■ 移動無線器がきわめて小型である、■ 無線周波数
は1チヤンネルで対応できる、■ 簡単な操作で通信を
開始できる、 ■ 肉声でセンタ装置の受付者と会話ができる、■ 通
話内容は他の移動無線機に秘話できる、■ 通話中に他
の移動無線機から妨害を受けることがないように規制で
きる、 ■ 必要があればセンタ装置の側から個別呼出を行うこ
とができる、 ■ 必要があればセンタ装置の側から電波信号を送信し
た移動無線機の現在位置を探索することができる、 ■ 必要があれば聾唖者が利用できる、などの条件を満
たす移動無線通信方式を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例方式の装置配置を示す概念図。 第2図は制御信号の信号構成図。 第3図は移動無線機の構成例を示すブロック構成図。 第4図は無線基地局の構成例を示すブロック構成図。 第5図はセンタ装置の構成例を示すブ0′−ツク構成図
。 第6図は発信シーケンスの説明図。 第7図は着信シーケンスの説明図。 特許出願人  日本電信電話株式会社 三菱商事株式会社11、。 第3図 第4図 第5図 ネ多吏乃無鮪1瞳       ji!廖(墓蛇シ喝 
         セ〉り梗1克6(!22I

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)受付者が駐在するセンタ装置と、 このセンタ装置に固定的な伝送路により接続された複数
    の無線基地局と、 この無線基地局と無線伝送路により接続される多数の移
    動無線機と を備え、 上記移動無線機と上記センタ装置との間で通話を行う構
    成の移動無線通信方式において、 上記移動無線機には、 各移動無線機に個別に割当てられた識別信号を送出する
    識別信号送出手段と、 通信要求を行うための押しボタンによる操作手段と、 この操作手段が操作されたときに送信回路を起動して上
    記識別信号送信手段の送出する識別信号を変調した送信
    要求電波信号を自動的に送信する手段と を備え、 上記無線基地局には、 移動無線機の送信する電波を受信したときにはその電波
    の受信レベル情報と上記識別信号の情報を付した信号を
    上記センタ装置へ自動的に転送する手段を備え、 上記センタ装置には、 無線基地局より上記信号を受信すると受付者に対して自
    動的に警報を発する警報手段と、 上記信号が複数の無線基地局より受信されているときに
    は各基地局から受信される信号に付された上記受信レベ
    ルの情報に従い受信レベルの大きい無線基地局を選択す
    る選択手段と、 受付者の操作にしたがって、受信した上記識別信号の情
    報に付した応答信号を上記選択識別により選択された無
    線基地局に対して送信する手段と、その無線基地局との
    間に音声通話路を設定する通信手段と を備え、 さらに、上記無線基地局には、 上記応答信号を受信してその識別信号を付した応答電波
    信号を送信する手段と、 この応答電波信号の送信に伴い、上記移動無線機から受
    信する電波信号の復調信号を上記音声通話路に接続し、
    上記センタ装置から音声通話路に到来する音声信号を電
    波信号に変調して送信する手段と を備え、 上記センタ装置には、受付者が操作する送受切換スイッ
    チと、このスイッチの信号を上記固定的な伝送路に送出
    する手段とを備え、 上記無線基地局には、上記スイッチの信号に応じて送受
    信を切り換える手段と、そのスイッチを無線信号として
    送信する手段とを備え、 上記移動無線機には上記スイッチの信号にしたがって送
    受信を切り換える手段を備えた ことを特徴とする移動無線通信方式。
  2. (2)無線基地局にはセンタ装置の制御により識別信号
    を付して呼出電波信号を送信する手段を備え、移動無線
    機には上記呼出電波信号を受信したときにその呼出電波
    信号に含まれる識別信号を自局の識別信号と照合する手
    段と、 この手段により一致が検出されたときに呼出音響を発す
    る手段と を備えた特許請求の範囲第(1)項に記載の移動無線通
    信方式。
  3. (3)無線基地局には、発信および受信の規制のための
    規制電波信号および上記規制の解除のための規制解除電
    波信号を移動無線機に対して一斉に送信する手段を含み
    、 上記規制電波手段には規制を行わない移動無線機の識別
    信号を含み、 移動無線機には、上記規制電波信号を受信すると上記識
    別信号により指定された移動無線機以外の装置では発信
    および受信の規制を行う手段を備えた特許請求の範囲第
    (2)項に記載の移動無線通信方式。
  4. (4)センタ装置には、一つの移動無線機が送信した電
    波信号を受信した複数の無線基地局からの信号により、
    その移動無線機の現在位置を標定する手段を含む特許請
    求の範囲第(1)項に記載の移動無線通信方式。
  5. (5)移動無線機には、手書きの画像情報を音声通話用
    のチャンネルを介して送受信するための装置を接続する
    ことができるように構成され、 センタ装置には、上記装置に対応して手書きの画像情報
    を音声通話用のチャンネルを介して送受信するための装
    置が接続された特許請求の範囲第(1)項に記載の移動
    無線通信方式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6449441A (en) * 1987-08-20 1989-02-23 Fujitsu Ltd Transmission path selection system

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