JPS6235136B2 - - Google Patents

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JPS6235136B2
JPS6235136B2 JP4932379A JP4932379A JPS6235136B2 JP S6235136 B2 JPS6235136 B2 JP S6235136B2 JP 4932379 A JP4932379 A JP 4932379A JP 4932379 A JP4932379 A JP 4932379A JP S6235136 B2 JPS6235136 B2 JP S6235136B2
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instruction
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JP4932379A
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Yukihiro Nishiguchi
Yukio Maehashi
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NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6235136B2 publication Critical patent/JPS6235136B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明はデータ表示制御機能を有するデータ処
理装置、特にマイクロコンピユータを用いて表示
制御を行うデータ処理装置に関する。 現在、LSI(大規模集積回路)技術を駆使した
データ処理装置、特にCPU(中央処理装置)
部、メモリ部、入出力制御部等を1個のシリコン
チツプ上に搭載した1チツプマイクロコンピユー
タは、小型でかつ比較的安価に製造することがで
きるという長所から、小型電子式卓上計算器を始
め多くの民生用機器の処理、制御機構として用い
られている。このマイクロコンピユータで表示装
置(LED、螢光表示管、プラズマデイスプレイ
等)を駆動させる場合、次の機能が要求される。
第1は表示すべきデータを得るための処理であ
る。第2はこの表示データの表示操作である。従
来、1チツプマイクロコンピユータはチツプ面
積、メモリ容量等の制限により、1チツプ内に前
述の2つの機能をハードウエアにより構成するこ
とは望ましくなかつた。従つて、別に表示操作用
のマイクロプロセツサを設けるか、ソフトウエア
によるプログラム制御で表示操作を実行してい
た。しかしながら、前者の場合には、コストが非
常に高くなり経済的に不利であつた。一方、後者
を採用した場合には以下に述べる欠点があつた。 例えば、複数のLEDあるいは螢光表示部でダ
イナミツク表示を行なう場合、表示すべき桁を指
定する桁信号および、その桁に表示すべき情報が
符号化されたセグメント信号が出力データとして
要求されるが、これらのデータをプログラム操作
により制御する時、特に以下の点を注意しなけれ
ばならない。 即ち、ダイナミツク表示の場合は表示データの
ちらつき及び輝度低下を生じないような期間で表
示データを繰り返し表示部へ供給してやらなけれ
ばならない。通常、螢光表示管あるいはLEDの
場合全表示桁を走査するフレーム周波数および複
数個のうちの任意の1個の桁を点灯するためにデ
ータを所定の表示部へ供給する時間(表示デユー
テイ;1フレーム周期に対する1桁当りの点灯時
間の割合)を表示桁分の1として少なくとも200
Hz〜500Hzは必要である。このことを念頭に置い
て表示用プログラムを作成する場合には、表示用
のサブルーチンを用意し主制御プログラムに基づ
く論理演算処理によつて表示用データが作られる
こと、この表示用サブルーチンを呼び出してき
て、データ表示を行なうように作成しなければな
らない。しかも、このサブルーチン処理は表示期
間中に実行されるものではなく、前述した条件を
満足すべく表示のちらつきや輝度低下を生じない
期間内で繰り返し行なわなければならない。かく
して従来のデータ処理装置では主制御プログラム
処理中であつても、この処理を一時中断して、前
記のサブルーチン処理を行なわなければならない
ので制御効率が著しく低下し処理時間が冗らに増
加するという大きな欠点があつた。 本発明はかかる欠点に鑑みなされたもので、処
理速度を低下することなく表示操作を実行できる
データ処理装置を提供することを目的とする。 即ち、本発明のデータ処理装置は、主プログラ
ム処理時にデータ格納部として使用される記憶部
と、この記憶部のアドレス指定を行なう第1の指
定部とを有するデータ表示装置において、前記記
憶部は表示用データ格納領域を有し、この表示用
データ格納領域は第2のアドレス指定部によつて
前記記憶部が主プログラム処理中の使用されてい
ない期間にアドレス指定され、表示用データを表
示部へ出力することを特徴とする。 以下、図面を参照して本発明のデータ処理装置
について詳細に説明する。 第1図は従来のデータ処理装置を示すブロツク
図である。同図において、1はチツプマイクロコ
ンピユータ本体で、2は主制御プログラムが格納
されている読み出し専用メモリ(以下ROMとい
う)、3はROM2のアドレスを指定するプログラ
ムカウンタ、4はサブルーチンに移行する場合に
サブルーチン処理後の戻り番地を格納するスタツ
クレジスタ、5はROM2の内容を解読し制御信
号を出力する命令デコーダ、6は算術および論理
演算を行なうALU、7はデータの一時保持を行
なうアキユムレータ、8は演算結果の桁上りを検
出するキヤリーフリツプフロツプ、9は演算およ
び各種制御データを格納する読み出し書き込み可
能メモリ(以下RAMという)、10はRAM9を
指定するアドレスが格納されているデータポイン
タ、11はデータポインタの出力を解読しRAM
9へのアドレスデータを発生するアドレスデコー
ダ、12はRAM9へのデータの書込みおよび
RAM9からのデータの読出しを制御する読み出
し書込み制御回路、13は演算結果を判別し
ROMの次アドレスの飛び越し(スキツプ)を行
なう判定回路、14は入出力I/Oポート、15
はセグメントポート、16は桁信号ポートで桁信
号デコーダを具備している。17は発振器および
その他制御用クロツクを発生させるクロツク回
路、18は内部のデータバスおよびアドレスバス
を示し、前記1〜16の回路ブロツクに夫々接続
されており、それぞれの矢印の方向はデータの流
れる方向を示す。19は命令デコーダーの出力線
群を示し、各制御用信号としてマイクロコンピユ
ータの内部制御を行なう。 以下に、第1表を参照して、ROM2から読み
出された命令に基づくマイクロコンピユータの動
作を説明する。 尚、第1表に示す動作a,bは主プログラムに
基づき論理演算を行ないその結果を決められた場
所へ格納する動作の例を示したものであり、これ
らの動作は通常プログラム処理を行なう上におい
て少なからず必要とされるものである。
【表】 今、動作a即ち、M+1→Mなる命令がROM
2から読み出された場合を考える。これはデータ
ポインタレジスタ10で指定されるRAM9のア
ドレス番地に格納されているデータをインクレメ
ント(+1加算)してその結果を再びRAM9へ
書き込むという動作の命令を意味する。 この場合、1マシンサイクル(1命令を実行す
る期間)のうち、T1のステータスタイミングで
ROM2に格納されているM+1→Mなるプログ
ラムコマンドがプログラムカウンタ3からのアド
レス指定により読み出され、命令デコーダ5で解
読される。又、この時データポインタレジスタ1
0からアドレスデータが出力されRAMアドレス
デコーダ11に入力され、アドレス解読が実行さ
れる。RAM9のデータ線は読み出しのためにプ
リチヤージされる。ROM2をアドレス指定した
プログラムカウンタ3はインクレメントされ次の
アドレス値が設定される。 T2タイミングではRAMアドレスデコーダ11
によりRAMアドレスが決定され、RAM9のデー
タ線のプリチヤージを止め、読出しを開始する。
読み出し書き込み制御回路12は命令デコーダ5
からの制御信号によりRAM9からデータをデー
タバス群18のうちの所定のデータバスA(図示
せず)に出力する。また命令デコーダ5からの制
御信号はデータバス群18のうちのデータバスB
(図示せず)にデータ“1”を出力する。このデ
ータバスAとデータバスBとのデータはALU6
の入力となる。命令デコーダ5からの制御信号は
ALU6に両入力の加算を指示し、ALU6は加算
を開始する。 T3タイミングはALU6の演算実行に割当てら
れた時間である。RAM9は次の書込みのために
データ線をプリチヤージするが、それ以外の回路
ブロツクは何も動作しない。 T4タイミングはALU6からデータバス群18
のうちのデータバスC(図示せず)に演算結果が
出力される。RAM9はデータ線のプリチヤージ
を止め、読み出し書き込み制御回路12はデータ
ポインタ10で指定されたアドレス値MDPにはデ
ータバスCのデータを書き込む。従つて、アドレ
スMDPにはアドレスMの内容が+1加算されたデ
ータが格納され、命令M+1→Mが終了する。こ
こで、アドレスMとMDPとは同一アドレス値であ
るが、データポインタを書き換えることによつ
て、異なるアドレス値に書き込むこともできる。 次に、動作b、即ち、RAM9内のデータとア
キユムレータ7の内容との加算演算を実行し、結
果をアキユムレータに格納するという動作の命令
M+A→Aについて説明する。 T1タイミングでは、前述したM+1→M命令
の実行と同様に、ROM2からM+A→Mなる命
令が取り出されて、命令デコーダ5において解読
される。 T2タイミングでも、M+1→M命令と同じ動
作を行なうが、データバスBにはアキユムレータ
7の内容が出力される。 T3タイミングは、演算実行期間で前述の動作
と同様である。 T4タイミングは、ALU6での演算の結果、キ
ヤリーフリツプフロツプ8がセツトされていれば
判定回路13から、条件ジヤンプすべきスキツプ
信号が発生される。一方データバスCにはALU
6の演算結果が出力されるが、M+A→A命令で
は、命令デコーダ5からの制御信号はデータバス
C上のデータをアキユムレータ7に入力する指示
を行なう。したがつて、このT4タイミングで
は、RAM9は何等処理に関与することなく、空
き状態となる。 この様に、ROM2からの主制御プログラムに
基づいてマイクロコンピユータ1は各マシンサイ
クルに割り当てられたステータスタイミングで制
御信号によつて指定された処理制御を行なう。尚
前述の動作a,bを実行する各命令の他に種々の
命令系体があるが、それらについては説明を簡単
にするため省略する。 通常のマイクロコンピユータは動作a,bを実
行する時と同じように制御用プログラムに基づき
所定のタイミング期間で、決められた処理を各ブ
ロツク内で実行し、相互接続されたバスを用いて
データ転送を行なうことを基本動作としている。 次に、表示装置に対して表示操作を実行する過
程について説明する。 表示操作の場合、前述した様に螢光表示管ある
いはLED表示部に映し出されたデータがちらつ
いたり、とぎれたりしないように一定の周期で走
査しなければならない。従つて処理制御プログラ
ムに優先して表示データの読み出しおよび走査を
行う必要がある。このため従来ソフトウエアによ
るプログラム制御で表示操作を実行する場合には
表示操作プログラムをサブルーチンとしてメモリ
内に予め設定して決められた周期毎にサブルーチ
ンコール(呼び出し)を行ない、主プログラム処
理体系から一時離れて表示用のサブルーチン処理
(桁信号情報とセグメント情報とで構成される表
示データコードを格納部から読み出して桁信号ポ
ート16、セグメントポート15へ出力し、表示
部によつて各セグメントを一律に走査し、表示さ
れた内容の保持を行なう)を実行しなければなら
ない。この表示用サブルーチン動作を以下にタイ
ミングを追つて説明する。 通常の命令実行のマシンサイクルのT1タイミ
ングで表示用サブルーチンへのジヤンプ(飛び越
し)命令をROM2から読み出し、同時にROM2
のアドレス指定を行なうプログラムカウンタの内
容をスタツクレジスタ4へ退避させる。この動作
を実行すると、マイクロコンピユータはサブルー
チン処理に移行する動作体系をとる。ここで、サ
ブルーチン処理実行体系をとつたマイクロコンピ
ユータは現在実行中の主プログラム処理を一時中
断することになる。プログラムカウンタ3の退避
命令が出されたマシンサイクルのT2,T3,T4
各ステータスタイミングでは通常マイクロコンピ
ユータは何も動作せず、次のマシンサイクルの
T1タイミングからサブルーチン処理を開始す
る。 サブルーチンプログラムの先頭アドレスが指定
されると、サブルーチン第1命令として、T1
イミングでROM2からは以前に表示用データと
して使われた、例えば(n−1)桁目を選択する
桁信号が出力されている桁信号ポート16をリセ
ツトする命令が読み出される。これは次に表示走
査を行なうn桁目を選択する桁信号のデータを読
み出す時、以前に出力されている前の桁(n−
1)を指定していた桁信号データが、完全に消去
されていなければ、(n−1)桁目にはn桁目に
表示されるべきセグメント情報が点灯されてしま
うという誤表示、即ち表示のにじみを防止するた
めである。 従つてこの第1命令を実行することにより、そ
のT4タイミング(マシンサイクルの終り)で桁
信号ポートから出力されている以前の桁信号デー
タが完全にリセツトされる。 次に、表示サブルーチン第2命令として、T1
タイミングで表示すべきn桁目のデータに対応す
るセグメント情報が格納されているメモリ(例え
ばRAM9)のアドレス指定を行なう。従つてT4
タイミングではデータポインタレジスタ10には
ROM2から出力された第2命令に基いて、RAM
9を指定するアドレスデータが読み込まれる。 ここで表示管の各セグメントに供給されるセグ
メント情報とは各表示データに対応して設定され
ているデータ群のことで、キー入力あるいは演算
等により作られるデータが表示用のデータに変換
されたコードを意味する。従つて、これらセグメ
ント情報は表示すべき各々のデータに対して、予
め特定のメモリ領域に設けられている。表示すべ
きデータが作られると、そのデータをプログラム
カウンタ3に設定してこのデータでROM2をア
ドレス指定する。このROMアドレス番地に該デ
ータに対応するセグメント情報を格納しておけば
前記アドレス指定によりROM2から対応するセ
グメント情報を読み出し、これをRAM9に入力
することによりセグメント情報に変換された形で
表示データがRAMに書き込まれる。 この方法は一般に、“テーブル参照命令”と呼
ばれているものである。このテーブル参照命令を
用いて各表示データに対応するセグメント情報は
表示用サブルーチンに移る前に予めRAM9内に
格納されている。 表示サブルーチン第3命令はn桁のセグメント
情報をセグメントポート15に出力する命令であ
る。T1タイミング期間では、動作aのM+1→
M命令実行と同様にROM2はサブルーチン第3
命令を読み出し、RAM9はデータ線をプリチヤ
ージし、データポインタ10はn桁目のセグメン
ト情報が格納されているRAM9のアドレス指定
を行なう。プログラムカウンタ3は次アドレスを
指定し、命令デコーダ5は読み出された第3命令
の解読を開始する。T2タイミングでn桁目のセ
グメント情報が読み出し書き込み制御回路12を
介してデータバス18に出力される。タイミング
T3では、RAM9のデータ線をプリチヤージする
以外は装置は何も実行しない。。T4タイミングの
期間にセグメントポート15は命令デコーダ10
からの制御信号で指示され、データバスの内容つ
まりセグメント情報を読み込む。 表示サブルーチン第4命令ではn桁目を指定す
る桁信号が記憶されているRAM9のアドレス指
定を行なう。他命令と同様にT1タイミングで
ROM2から、第4命令が読み出され、T4タイミ
ングでデータポインタ10にROM出力が書き込
まれる。 表示サブルーチン第5命令はn桁目の桁信号を
桁信号ポート16へ転送する動作を行なう。T1
タイミングでROM2は第5命令を出力する。T2
タイミングでRAM9から桁信号データが読み出
し書き込み制御回路12を介してデータバスに出
力される。T4タイミングで桁信号ポート16は
データバスの内容を読み込み、次のマシンサイク
ルのT1タイミングで桁信号ポート16内で解読
されたn桁目の桁信号が桁信号ポート16から出
力され、外部表示回路を駆動する。 表示サブルーチン第6命令は次のn+1桁目表
示の準備のためにRAM9内の桁信号をn+1桁
を指定する内容に変更する。桁信号はソフトウエ
アカウンタ(命令により計数動作を行なう)で構
成されているので前記M+1→M命令を用いて簡
単に変更できる。 表示サブルーチン第7命令は表示サブルーチン
から中断中の主制御プログラムへのリターン命令
である。T1タイミングでROM2から第7命令で
出力されるとスタツクレジスタ4に退避されてい
るアドレスデータがプログラムカウンタ3に入力
される。このアドレスは表示サブルーチンに移行
する前に指定されていた主制御プログラムのアド
レス番地の次の番地である。タイミングT2
T3,T4ではマイクロコンピユータは何も実行せ
ず、次のマシンサイクルから引きつづき主制御プ
ログラムの処理を続行する。 この様に、表示用サブルーチンには主プログラ
ムのアドレス退避から始まつて少なくとも8個の
命令を順次実行する様に設定され、このサブルー
チンの繰り返しによつて全桁表示を行なう。そし
てこの表示用サブルーチンは各表示桁に対応した
表示フレーム周波数を考慮して主プログラム処理
中に適宜挿入しなければならない。 以上の様に、表示操作をソフトウエアプログラ
ミングで行なう場合、表示用サブルーチン格納場
所を必要とするため、メモリ容量が増大するとい
う欠点を伴う。更に主プログラム処理中周期的に
表示用サブルーチン処理を実行しなければならな
いため、プログラム作成が非常に因難となり、か
つ処理時間が冗らに長くなる。これを回避するた
めに動作クロツク周波数を速めるとその分の消費
電力が増加し、経済的にも満足のいく処理を行な
うことができなかつた。又、主プログラム処理を
一時中断して表示サブルーチン処理を行なう時、
RAM9アドレス指定用のデータポインタ10を
使用しなければならない。従つて主プログラム処
理中のデータポインタレジスタの内容が変更され
てしまい、再び主プログラムを続行する前に、デ
ータポインタレジスタの内容を新めて設定し直さ
なければならないという不都合もあつた。更に、
表示用サブルーチンを参照すればわかるように、
従来の処理装置はその第1命令で表示にじみを防
止するため桁信号をリセツトし、(ブランキング
期間)第2命令でセグメント情報を指定する
RAMアドレスをデータポインタに設定し、第3
命令でセグメント情報をセグメントポートに読み
出し第4命令で桁信号を桁信号ポートに読み出
し、しかる後セグメントポート、桁信号ポートか
ら読み出しクロツクに周期してセグメント情報、
桁信号情報を表示部に出力しなければならない。
従つて桁信号のリセツト後は、第4命令が実行さ
れるまで表示データの点灯はなされていないこと
になる。これは1桁当りの点灯時間(表示デユー
テイ)が論理値よりも短かくなつてしまうという
大きな欠点であり、このため表示の輝度低下をま
ねき、ちらつきやとぎれが起こり満足な表示状態
を維持することができなかつた。 本発明はかかる従来の欠点を解決したもので、
第2図にその一実施例のブロツク図を示す。 同図において、各ブロツク中同一参照数字を付
したブロツクは、第1図と同様の動作を行なう回
路部および回路機能を有する。 ここで、新しく付加されたブロツク20はクロ
ツク回路12からの信号により加算計数動作を行
なう桁信号カウンタで、この計数周期は表示桁数
のフレーム周波数に応じて、表示面にちらつき等
が生じないようにハードウエアにより設定する。
(場合によつては、シフトレジスタ、分周回路を
付加して、カウンタ制御を行なつてもよい)21
は命令デコーダ5からの制御信号によつて制御さ
れるフリツプフロツプである。桁信号カウンタ2
0とRAM9のアドレスを指定するデータポイン
タ10との出力段には夫々切換ゲート24,23
が設けられており、この切換ゲート23,24を
フリツプ・フロツプ21からの出力信号およびそ
の反転出力信号で制御することにより、桁信号カ
ウンタの出力、データポインタレジスタ10の出
力を選択してRAMアドレスデコーダ11へ入力
している。一方フリツプ・フロツプ21からの出
力をインバータ22によつて反転することによつ
てセグメントポート15と切換ゲート24とに供
給する。桁信号カウンタ20の出力は切換ゲート
24を介してRAM9のアドレス指定を行なう
他、桁信号ポート16へも直接出力される。 本実施例のデータ表示装置によれば、マイクロ
コンピユータ1は前述したM+1→M、M+A→
A等の通常の主プログラム命令は第1表に示す動
作a,bと同様の処理を行なうことができるが、
この主プログラムに基づく処理方式としては、特
に第1表に示す動作にa,bと全く同じ動作を同
じタイミングで遂行する必要はない。即ち、表示
用データ作成プログラムを含む主プログラムの制
御方式としては、従来第1表に示す以外に種々の
方式が公知であり、夫々にタイミングや処理手順
も異なつているが、いづれの制御方式を採用して
も本実施例が適用できることを最初に示唆してお
く。 即ち、あらゆる制御方式を有するデータ処理装
置(マイクロコンピユータ)が夫々に特有の方式
でもつて主プログラムの処理、制御を行なつたと
しても、以下に示す動作状態およびそれと等価的
に相等しい状態を有するものであればよい。 マイクロコンピユータは各命令を分割された複
数のステータスタイミングからなるマシンサイク
ルで実行しており、各タイミング毎にその動作が
割り当てられている。これは以前にM+1→M、
M+A→Aの命令実行において説明した様に、例
えば、主プログラム中の1命令を実行する上で、
RAM9からデータを読み出して、アキユムレー
タ7やI/Oポート14等の一時記憶レジスタへ
格納する様な場合、RAM9はデータが読み出さ
れてしまうと他のタイミングでは使用されず、空
き状態となる。即ち、主プログラム処理中に、あ
るタイミングによつては使用されない回路ブロツ
クがある。この回路ブロツクとしては特にRAM
でなくとも、データを一時記憶保持できる機能を
有するものであればよいが、本実施例ではRAM
9を用いて説明する。 第2図において、フリツプ・フロツプ21はセ
ツト・リセツト、フリツプ・フロツプで、命令デ
コーダ5からの制御信号により出力論理状態が決
定される。この命令デコーダ5からの制御信号は
RAM9が空き状態となる命令がROM2から入力
された場合に、その命令を判読して出力される
“0”レベル信号である。本実施例で説明するデ
ータ処理装置の表示処理は、例えばRAM9が空
き状態となるT4タイミング期間を有するM+A
→A命令を用いる。一方、フリツプ・フロツプ2
1がセツトされるのは、M+1→M命令の様に
T4タイミングでRAM9がデータ書き込み処理を
実行する命令の時、“1”レベルの制御信号が出
力される場合である。 第2図において、主プログラム実行中にM+1
→MのようなT4タイミングでRAM9にデータを
書込むような命令の場合はフリツプ・フロツプ2
1はセツトされているので、T1,T2,T3,T4
全てのタイミング期間切換ゲート23が開きデー
タポインタ10はRAMアドレスデコーダに接続
される。従つて、この期間は常にデータポインタ
10がRAM9のアドレスを指定しているのでセ
グメントポート15へのデータ転送は行なわれな
い。しかし、第1表cに示すM+A→A命令のよ
うに、T4タイミングでRAM9への書き込み動作
が行なわれない命令の場合は、T1およびT2タイ
ミングではデータポインタ10がRAM9のアド
レスを指定しているが、T3およびT4タイミング
ではフリツプ・フロツプ21がリセツトされ、切
換ゲート24が開き、桁カウンタ20によつて
RAM9のアドレスが指定される。 従つて、T4タイミングでセグメントポート1
5には桁カウンタ20でアドレス指定された番地
に設定されているセグメント情報が出力される。
桁信号カウンタ20はクロツク回路12からのク
ロツク信号によつて計数動作が制御されており、
フリツプ・フロツプ21がリセツトされている期
間は、+1づつ加算される。更にこの期間は切換
ゲート24が開かれているので、計数結果は桁信
号として桁信号ポート16へ出力されるとともに
RAM9内に格納されているその桁に対応するセ
グメント情報がセグメントポート15に入力され
る。ここで、桁信号ポート、セグメントポートに
各表示データが設定される以前の一命令サイクル
期間は表示にじみを防止するためのブランキング
期間として桁信号ポートをリセツトしておく。こ
の様に本実施例によれば、従来ソフトウエアによ
り表示用サブルーチンを用いて表示操作を行なつ
ていたものを、主プログラム処理中RAM9が空
き状態となる全ての命令で桁信号カウンタからの
アドレス指定によりセグメント情報を時分割にセ
グメントポートへ読み出すように構成することに
よつて、主プログラムを中断することなくその処
理中に並行して表示操作を実行でき、処理時間が
著しく短縮される。ここで、RAM9内に書き込
まれるセグメント情報は前述したテーブル参照命
令を用いればよい。又、表示用サブルーチンを不
必要とするので、サブルーチン格納用の記憶領域
が削減でき、このため主プログラム用記憶領域が
拡大され、その分を主プログラム制御用として他
の処理機能を拡張することが可能となる。桁信号
の計数能力は表示桁数分の計数ができればよく、
桁信号カウンタの計数動作は表示フレーム周波数
を考慮してクロツク信号を印加すれば所望の周期
で表示走査することができる。又、クロツク信号
の印加を制御することによつて表示走査周期を適
宜変更することもできる。 本実施例によれば、又、データポインタは主プ
ログラム処理にのみ使用されるアドレス指定手段
となるので、表示処理によつてその内容が書き換
えられることもなく、円滑なプログラム処理がで
きる。更に、主プログラム処理を中断することな
く実行できるため、クロツク周波数を速くするこ
となく高速処理を行なうことができ、消費電力を
低減することもできる。又、前述した様に、従来
の処理装置では、表示用サブルーチン期間中リセ
ツト(ブランキング)後の第2命令から第4命令
が実行されるまでの2命令サイクル分は、表示桁
の点灯がなされない期間であつたが、本実施例に
よれば、桁信号ポートが出力されている以前の桁
信号データをリセツトした後は、桁信号カウンタ
からの出力により、セグメント情報と桁信号情報
とは同時に対応するポートへ読み出され、読み出
しクロツク周期と同期して表示部へ出力されるの
で、ブランキング期間後すぐに表示データを所望
の桁へ点灯することができ、2命令分の冗長ブラ
ンキング期間はなくなる。従つて、ほぼ理論値通
りの表示フレーム周期、表示デユーテイで表示処
理を実行でき、輝度低下やちらつき等を生じる心
配は全くない。 尚、本実施例では、特にM+A→Aのように特
定のタイミング期間でRAM9に空き状態が生じ
る命令を使用して表示処理を実行する例を提示し
たが、これは通常のプログラム処理によつて比較
的よく使用される命令を例にひいたもので、この
命令にのみ限定されるものではない。 即ち、M+A→Aのようによく使用される命令
であれば、特に表示用データ(セグメント情報、
桁信号データ)の読み出し期間をハードウエアあ
るいはソフトウエアにより予め設定する必要はな
く、表示文字、記号にちらつきが生じない期間で
十分表示用データの読み出し動作を行なうことを
可とするからである。従つて、特別に表示用デー
タの読み出し周期を設定する必要のない期間で桁
信号カウンタ20から表示用データの読み出し指
定を実行できる命令を選べば本発明の効果は十分
得られるものである。更に、セグメント情報格納
手段としてRAM9を用いたが、他の記憶手段で
あつてもよいことは明らかである。又、桁信号2
0からのアドレス指定期間として、主プログラム
処理中に所定のタイミング期間(T5タイミン
グ)を設けてやれば、決まつた周期で表示用デー
タの読み出し、即ち、表示走査を行なうことがで
きる。要は主プログラム処理で必要とされない記
憶回路のタイミング期間に表示用データを順次読
み出すような機構を持つものであれば本発明の効
果を十分達成し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のデータ処理装置の回路ブロツク
図で、第2図は本発明のデータ処理装置の一実施
例を示す回路ブロツク図である。 1……マイクロコンピユータ本体、2……
ROM、3……プログラムカウンタ、4……スタ
ツクレジスタ、5……命令デコーダ、6……
ALU、7……アキユムレータ、8……キヤリー
フラツグ、9……RAM、10……データポイン
タ、11……RAMアドレスデコーダ、12……
読み出し書き込み制御回路、13……判定回路、
14……I/Oポート、15……セグメントポー
ト、16……桁信号ポート、17……クロツク回
路、18……内部バス、19……制御信号出力線
群、20……桁信号カウンタ、21……フリツ
プ・フロツプ、22……インバータ、23,24
……切換ゲート。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 主プログラム処理と表示処理とを行なうデー
    タ処理装置において、前記主プログラム処理に用
    いるデータおよび表示用データを格納する記憶部
    と、前記主プログラム処理時に前記記憶部のアド
    レスを指定する第1のアドレス指定部と、前記表
    示処理時に前記記憶部のアドレスを指定する第2
    のアドレス指定部とを有し、前記主プログラム処
    理時前記記憶部へのアクセスがない空き状態とな
    る命令のマシンサイクル期間中に前記第2のアド
    レス指定部からのアドレスを前記記憶部に与え、
    これによつて前記記憶部から読み出された表示デ
    ータを時分割に表示手段へ転送することによつ
    て、前記主プログラムを中断することなく前記表
    示処理を実行することを特徴とするデータ表示制
    御機能を有するデータ処理装置。
JP4932379A 1979-04-20 1979-04-20 Data processor possessing data display control function Granted JPS55140941A (en)

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