JPS6234936Y2 - - Google Patents

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JPS6234936Y2
JPS6234936Y2 JP1982055143U JP5514382U JPS6234936Y2 JP S6234936 Y2 JPS6234936 Y2 JP S6234936Y2 JP 1982055143 U JP1982055143 U JP 1982055143U JP 5514382 U JP5514382 U JP 5514382U JP S6234936 Y2 JPS6234936 Y2 JP S6234936Y2
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JP
Japan
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tread
link
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link chain
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JP1982055143U
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JPS58157861U (ja
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  • Drives For Endless Conveyors (AREA)
  • Escalators And Moving Walkways (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は無端状の踏板リンクチエンに多数の
踏板が連結された乗客コンベヤに関するものであ
る。
空港、駅などにおいて、多数の人を連続的にか
つ安全に輸送する手段としては踏板式の乗客コン
ベヤが使用されるが、従来この種の乗客コンベヤ
では、並行する2条の無端状踏板リンクチエンに
その全長に亘つて隙間なく連続する多数の踏板を
取付け、かつこれらの踏板を動輪を介して往路用
ガイドレールと帰路用ガイドレールに沿つて走行
可能に支持するとともに、駆動装置の鎖歯車に巻
き掛けした駆動用のローラチエンに踏板リンクチ
エンに形成したラツク歯を噛合させ、このローラ
チエンを走行させることにより踏板リンクチエン
を介して踏板を移動するようになつている。
しかるに、上記のようなリンク駆動方式の場
合、踏板リンクチエンを構成するリンクプレート
のラツク歯と駆動用ローラチエンとの噛合い部分
に若干の遊びがあり、しかもコンベヤ両端の踏板
反転部においては、その反転速度はコンベヤ中間
部走行時の約2倍の速度となるため、この踏板反
転時の速度差がラツク歯とローラチエンの噛合部
分に作用して踏板を遅速運動させて踏板上の乗客
に不快な振動を与える欠点があつた。
この考案は上記の点に鑑みなされたもので、踏
板リンクチエンの駆動装置をコンベヤ長手の両端
部にそれぞれ設けて、踏板の遅速運動を防止した
乗客コンベヤを提供するにある。
以下、この考案の一実施例を第1図〜第3図に
よつて説明する。
第1図はこの考案にかかるリンクチエン駆動装
置を両端に備えた乗客コンベヤの全体図を示すも
ので、床面上に水平に配設した主枠1内の左右上
下にはそれぞれ往路用ガイドレール2,3と帰路
用ガイドレール4,5が主枠1の長手方向に沿つ
て水平にかつ並行に配設され、そしてこの左右に
ある上下のガイドレール2,4と3,5は第2図
に示す如く主枠1内において左右対称になつてい
る。
また、左右にある上下のガイドレール2,4,
3,5の内側には両者にまたがつてその全長に対
応する長さのエンドレス状の踏板リンクチエン
6,7が並行に配置され、この左右の踏板リンク
チエン6,7間、すなわちそれぞれの踏板リンク
チエン6,7を構成する各リンクプレート6a,
7aの相対向する連結点間には、第2図に示す如
くこれを貫通する踏板軸8が回転可能に軸架され
ているとともに、各踏板軸8の両端には踏板動輪
9,10を回転可能に取付け、この踏板動輪9,
10を左右の往路および帰路用ガイドレール2,
3,4,5に転動可能に係合させることにより踏
板リンクチエン6,7を走行可能に支持するよう
になつている。また、上記左右の踏板リンクチエ
ン6,7に軸架した相隣接する踏板軸8間には踏
板11が固着され、この踏板11は踏板リンクチ
エン6,7の全長に亘り隙間なく連続する状態に
配列されている。そして、主枠1内の両端には左
右の踏板リンクチエン6,7の中央に位置して駆
動装置12,13が配置されており、この駆動装
置12,13は踏板リンクチエン6,7を往路用
ガイドレール2,3および帰路用ガイドレール
4,5に沿つて走行駆動させるもので、各踏板リ
ンクチエン6,7に対応した一対ずつの鎖歯車1
2a,12bと13a,13b(第1図では踏板
リンクチエン6に対応するもののみについて示し
ているが、踏板リンクチエン7においても同一構
造のため省略する)と、この両鎖歯車12a,1
2bと13a,13b間に巻き掛けされ、かつ踏
板リンクチエン6を構成するリンクプレート6a
の内側縁に形成したラツク歯6b(踏板リンクチ
エン7においても同様のラツク歯が形成されてい
る)に噛合する駆動用ローラチエン12c,13
cと、鎖歯車12a,12bと13a,13bを
回転駆動する減速機付の電動機12d,13dと
から構成されている。
リンク駆動装置12,13は、第3図に示す如
く、上記鎖歯車12a,12bと13a,13b
は支持枠14に回転可能に取付けられており(踏
板リンクチエン7側の鎖歯車も取付けられる)、
さらにこの支持枠14は主枠1に横架した一対の
チヤンネル状支持部材16,17間に踏板リンク
チエン6,7の走行方向に移動可能に保持されて
いるとともに、支持部材17を貫通するロツド1
8の先端には調整ナツト19を螺着し、このナツ
ト19と支持部材17間に緩衝ゴム20が介在
し、調整ナツト19により支持枠14を含む鎖歯
車12a,12bと13a,13b全体に第3図
の矢印×方向の移動を付与するようになつてい
る。21は踏板11の移動方向に沿つて主枠1上
に配設した移動手摺、22はロツド18、調整ナ
ツト19、緩衝ゴム20からなる張力機構であ
る。
次に上記のように構成された乗客コンベヤの動
作について説明する。
リンク駆動装置12,13が起動され、かつそ
のローラチエン12c,13cが走行されると、
このローラチエン12c,13cの上下水平部に
ラツク歯6bを介して噛合う踏板リンクチエン
6,7は往路用および帰路用ガイドレール2,
3,4,5で案内されながら第1図の矢印方向に
走行され、同時に踏板11も同一方向に移動され
ることになる。
一方、踏板リンクチエン6,7が走行される
と、この走行動作に伴つてリンクプレート6aの
ラツク歯6bと噛合うリンク駆動装置12,13
のローラチエン12c,13cも第3図に示す如
く踏板リンクチエン6,7の走行方向に走行され
るが、このとき支持枠14を含めたローラチエン
12c,13cは張力機構22によつて第3図の
矢印×方向に引張力が作用しているため、リンク
プレート6aのラツク歯6bとローラチエン12
c,13cのラグローラ12e,13eとは第3
図に示す如き噛合となり踏板リンクチエン6,7
全体を矢印×方向に引張るようになる。このため
リンク駆動装置12,13のローラチエン12
c,13cとリンクプレート6aのラツク歯6b
との噛合いが安定し、踏板11が主枠1の両端反
転部において中間部走行時の約2倍の速度で反転
されても、この両者の速度差によつて生じる遅速
運動が解消される。
以上のようにこの考案によれば、主枠に連続し
て配置されて無端状の踏板リンクチエンに連結さ
れた多数の踏板が踏面を主枠の上面に沿う姿勢に
配置されたものに、踏板リンクチエン駆動装置を
主枠の両端にそれぞれ設け、駆動装置をそれぞれ
主枠の端部方向へ変位させる張力機構により踏板
リンクチエンに張力を与えて駆動装置の駆動用ロ
ーラチエンと踏板リンクチエンのラツク歯との噛
合を安定にしたので、踏板が主枠の両端反転部で
中間部走行時の約2倍の速度で反転されても踏板
リンクチエンに遅速運動が生じることがなく、安
定した乗心地の良い乗客コンベヤを実現するもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による乗客コンベヤの一実施
例を示す概略図、第2図は第1図の−に沿う
要部断面図、第3図はリンク駆動装置の側面図で
第1図の要部拡大図である。 1……主枠、6,7……踏板リンクチエン、6
a,7a……リンクプレート、6b……ラツク
歯、11……踏板、12,13……リンク駆動装
置、22……張力機構。なお、図中同一部分また
は相当部分は同一符号により示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 往路側、この往路側両端部の反転部及び帰路側
    が形成されて無端状をなし主枠の長手に沿つて配
    置された踏板リンクチエンと、上記主枠に連続し
    て配置されて上記踏板リンクチエンに連結され、
    かつ上記往路側において踏面が上記主枠上面に沿
    つて配置された多数の踏板と、上記踏板リンクチ
    エンのリンクプレートに設けられたラツク歯と、
    上記主枠に装着されて上記踏板リンクチエンの往
    路側と帰路側の間に設けられて上記往路側及び帰
    路側の上記ラツク歯に係合されて上記踏板リンク
    チエンを駆動しかつ上記主枠の長手両端部にそれ
    ぞれ配置されたリンク駆動装置と、これらリンク
    駆動装置のそれぞれに設けられて一側が上記主枠
    に他側は上記リンク駆動装置に係合されて上記リ
    ンク駆動装置を上記主枠の端部方向へ変位させて
    2つの上記リンク駆動装置を介して上記踏板リン
    クチエンに張力を付与する張力機構とを備えた乗
    客コンベヤ。
JP5514382U 1982-04-16 1982-04-16 乗客コンベヤ Granted JPS58157861U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5514382U JPS58157861U (ja) 1982-04-16 1982-04-16 乗客コンベヤ

Applications Claiming Priority (1)

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JP5514382U JPS58157861U (ja) 1982-04-16 1982-04-16 乗客コンベヤ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58157861U JPS58157861U (ja) 1983-10-21
JPS6234936Y2 true JPS6234936Y2 (ja) 1987-09-05

Family

ID=30065738

Family Applications (1)

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JP5514382U Granted JPS58157861U (ja) 1982-04-16 1982-04-16 乗客コンベヤ

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5543778B2 (ja) * 1977-02-04 1980-11-08
JPS579662B2 (ja) * 1977-10-11 1982-02-23

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5543778U (ja) * 1978-09-18 1980-03-21
JPS55157861U (ja) * 1979-05-01 1980-11-13
JPS622229Y2 (ja) * 1980-06-18 1987-01-20

Patent Citations (2)

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JPS5543778B2 (ja) * 1977-02-04 1980-11-08
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Publication number Publication date
JPS58157861U (ja) 1983-10-21

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