JPS6234844A - 電気制御される圧力媒体制動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、常用制動機をトリガする電気制動値発信器と
、ばね制動機または常用制動機また・はこれら両者を介
して作用する駐車制動機をトリガする手動制動発信器と
、調整器を介して常用制動機を制御する電子制御装置と
、電子制御装置に給電する点火開閉器とを有する、電気
制御される圧力媒体制動装置に関するヶ 〔従来の技術〕 電気制御される制動装置は数年来発展しつつある。従来
の制動装置に対し、制動信号の電気的処理によって、制
動部品の節約が行なわれ、快適な制動という利点が得ら
れる。荷重に関係する制動（ＡＬＢ）、固着防止（ＡＢ
Ｓ）、駆動滑り調整等のような別の機能の統合の際、電
気制動装置は特に有利である。最初にあげた種類の電気
制動装置はドイツ連邦共和国特許出願公開第３２３９９
７０号明細書から公知である。

車両制動装置におけるように人間の安全性にとって重要
なすべての装置は、故障のないことおよび信頼性に関す
る特に高い要求が課される。

これは制動装置のすべての重要な部分についてもいえる
。

〔発明が解決しようとする問題点〕

本発明の基礎となっている課題は、最初にあげた種類の
電気制動装置を故障がないかどうかについて試験するの
に適当な装置を提供することである。

〔問題点を解決するための手段〕

この８題を解決するため本発明によれば、ばね制動機の
前に電磁弁が接続され、制動装置が電子制御装置により
試験されて成功を収めたとき初めて、電磁弁が電子制御
装置によりばね制動機へ通気する位置へ制御可能である
。

〔発明の効果〕

本発明の特別な利点は、電子制御装置により走行開始前
に、制動装置の受動試験のみならず、複雑な能動試験も
行なわれることである。このため運転者は制動ペダルを
一旦完全に踏み込まねばならない。なぜならば、そうし
ないと運転者は発進させることができないからである。

したがって試験は制動値発信器にも及ぶ。試験が成功を
収めて終了する前には、ばね制動機は釈放されない。

〔実施例〕

本発明を図面により以下に説明する。

電気制御される第１図の制動装置は、調整器３を介して
常用制動機５へ作用する圧力媒体用の第１の空気だめ４
をもっている。調整器３は電磁弁として構成され、電子
制御装置２により制御される。供給される圧力の精確な
調整を可能とするために、圧力測定缶６が設けられ、そ
の出力信号が電子制御装置２へ帰還される。

電子制御装置２には、さらに電気制動値発信器１　（制
動ペダル）の信号が供給される。制動値発信器ｌは例え
ばその踏み板の位置に関係する可変抵抗を含んでいる。

駐車制動機のために第２の空気だめ１０が設けられて、
手動制動発信器９および電磁弁１１を介してばね制動機
８に接続されている。手動制動発信器９は位置Ｆ　（走
行）、Ｂ　（制動）およびＰ　　（ｕ車）に操作される
。位置Ｆについてはばね制動機釈放圧力以上の高い圧力
が供給され、位置Ｐについては大気圧が供給される（排
気される手動制動発信器）ように、手動制動発信器９が
構成されている。手動制動発信器９より後の導管】９内
の供給圧力は、第１の圧力開閉器（ＤＳ）１７により監
視される。導管Ｉ９が排気される図示した位置では、圧
力開閉器１７は電池１４の正極を第１の警報灯１８に接
続する。

さらに継電器１６が設けられて、その閉じた状態および
圧力開門器１７の圧力を受けて門じた状態で、電池１４
の正極を電磁弁１１の電気トリガ部３０に接続する。圧
力開閉器１７の開閉状態は、さらに導線２１を介して電
子制御装置２の入力端２３へ伝達される。導線２１は、
例えば図示しないダイオードを介して反作用なしに電子
制御装置２の入力端２４にも接続することができる。継
電器１６は導線２２を介して電子制御装置２からトリガ
可能である。

導管１９が給気され、電磁弁１１が付勢されて図に対し
切換えられると、この電磁弁は導管２０と空気圧トリガ
部を介して空気圧的に自己保持される。ばね制動機８の
圧力は第２の圧力開閉器（ＤＳ）　　１２を介して監視
される。はね制動板８の圧力が低すぎると、第２の圧力
開閉）４＋２が電池１４の正極を第２の警報灯１３に接
続する。

電子制御装置２にはさらに第３の警報灯７が接続されて
、車両発進の際および制動装置に欠陥が認められるとき
にトリガされる。

点火ｌ７ＰＪ閉器（２５）　　１５を介して、電子制御
装置２が入力端２４に電圧を供給される。

上述した電気制御される制動装置は次のように動作する
。

車両を発進させるため、運転者はまず点火開閉器１５を
開じる。これにより電子制御装置２は、受動的にまた場
合によっては能動的にも、制動装置の配線および他の部
分を試験する。しかし電子制御装置２は、さし当り電気
制動値発信器ｌの万一の制動信号を調整器３へ伝送する
のを阻止する。

車両が停止していると、ばね制動機８が投入され、した
がって排気され、これが警報灯１３および１８により表
示される。電磁弁１１は図示した排気位置にある。手動
制動発信器９が駐車位置にあるので、導管１９にも圧力
がない。圧力ｒＭ開閉器７は図示した位置にあるので、
電子制御装置２の入力端２３には信号は生じない。

制動装置の試験はまだ終っていないので、警報灯７は電
子制御装置２によりトリガされる。

さて試験の能動部分のために、運転者は制動値発信器ｌ
を完全に押し、すなわち少なくとも例えば８０％操作せ
ねばならない。これにより電子制御装置２が試験の能動
部分を行ない、その際特に制動値発信器１１調整器３、
および常用制動機５により発生される制動力が、電子制
御装置２により正しい値であるかどうか試験される。制
動値発信器１の踏み板行程と常用Ｍ動機５内の圧力また
は制動力増大との間に必要な対応関係は、電子制御装置
２の図示しないメモリに含まれている。

電子制御装置２が欠陥を認めない場合、警報灯７が消灯
し、継電器１６が導線２２を介してトリガされ、すなわ
ち閉じられる。

つぎに運転者は手動制動発信器９を釈放しく走行位置）
、それにより導管１９が給気され、圧力σｌ［器１７が
切換わる。これにより第１の警報灯１８が消灯し、今や
生ずる電池１４の正極からの接続を介して電磁弁１１が
切換わる。導管１９の圧力はこれによりばね制動機８へ
伝達されて、これを釈放する。同時にＳ磁弁１１は導管
２０を介して空気圧的に自己保持される。

さらに警報灯１３および１８が消灯して、運転者にばね
制動機８の釈放を表示する。

電磁弁１１の空気圧的自己保持の代りに、継電器１６の
電気的自己保持も行なうことができる（図示せず）。

運転者は、点火開閉器を閉じることなく、まず手動制動
発信器９を釈放することによって、車両を異なるやり刀
で発進させることができる。

それから電子制御装置２が導線２１と入力端２３を介し
て電圧を受け、少なくとも部分範囲で動作準備状態とな
る。

これに続いて電子制御装置２により、まず配線の試験が
行なわれる。

まず運転者が制動値発信器１を完全に押し、それから上
述した能動試験を行なう。さらに運転者が点火開閉器１
５を閉じる。さて同時に電子制御装ｆａ２の入力端２３
および２４にかかる電圧信号により、試験が欠陥を認め
ない限り、電子制御装置が導線２２を介して継電器１６
を付勢する。これに続いてばね制動機８が再び釈放され
、車両を発進させることができる。

導線２１が上述したようにダイオ一ドを介して反作用な
しに電子制御装置２の接続端２４に接続されていると、
点火開閉器１５を閉じることなく、制動操作で能動部分
の試験を行なうことができる。

上述した電気制御される制動装置の特別な利点は、電子
制御装置２が点火開閉器１５のほかに開閉器１７を介し
ても給電され、制動装置の操作および試験に成功したと
き初めてばね制動機８を釈放することができるので、電
気制動装置に欠陥があると、発進できないとである。

別の利点は、例えば坂に駐車した車両が、手動制動発信
器９を釈放した場合や点火開閉器１５を閉じても直ちに
は戻らず、常用制動機の動作能力を試験した後初めて戻
ることである。

導管２０を介する電磁弁１１の自己保持は、走行中電源
故障の場合電磁弁１１の切換えによりばね制動機８が急
激には排気されず、制動機が自動的に操作されるように
するために、必要である。自己保持により、給電なしで
も車両の曳行が可能になる。

第２図による制動装置は、第１図とは異なり、方向切換
え弁２７を介して常用制動機５に作用する給気手動制動
発信器２５をもっている。これは制動位置Ｂについても
いえる。しかし駐車位置Ｐに達すると、第１図による圧
力開閉器１７の代りに、ここでは開門器２６が操作され
る（開かれる）。これにより電磁弁１１の電気的トリガ
が解除される。電磁弁１１はしたがって図示した位置に
切換わり、それによりばね制動機８が排気され、すなわ
ち操作される。他の素子は第１図と同じである。

第１図による継電器１６の代りに、ここでは　　。

開閉可能なアース接続部２８が電子制御装置２に設けら
れ、制動装置の成功した試験径この接続部２８と導線２
２を介して、電磁弁１１のトリガ用回路が閉じられる。

電子制御装置２による電磁弁１１のトリガのために、電
気的自己保持を行なうことができる。なお第２図による
制動装置の動作は第１図による制動装置と同じである。

第１図および第２図による装置は電気的に１回路で示さ
れている。２つの別々な電源と電子制御装置回路をもつ
電気的２回路制動装置については、電磁弁１１のトリガ
を２回路で行なうことができる。その際電子制御装置２
により開閉される開門素子１６．２８を電気的に直列接
続して、両制動回路における能動試験後初めて電磁弁ｌ
】を両制動回路内で開門可能にすることができる。２回
路開閉素子１６．２８の並列接続により、常用制動機回
路のみが規則正しく動作するとき、ばね制動機８を釈放
することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は排気手動制動発信器をもつ本発明の電気制御さ
れる制動装置の第１実膳例の接続図、第２図は給気手動
制動発信器をもつ第２実篤例の接続図である。 ｌ・・・制動値発信器、２・・・電子制御装置、３・・
・調整器、５・・・常用制動機、８・・・ばね制動機、
９，２５・・・手動制動発信器、１１・・・電磁弁、１
５・・・点火開閉器。 チル◆ハフツング

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　常用制動機（５）をトリガする電気制動値発信器（
   １）と、ばね制動機（８）または常用制動機またはこれ
   ら両者を介して作用する駐車制動機をトリガする手動制
   動発信器（９、２５）と、調整器（３）を介して常用制
   動機（５）を制御する電子制御装置（２）と、電子制御
   装置（２）に給電する点火開閉器（１５）とを有するも
   のにおいて、ばね制動機（８）の前に電磁弁（１１）が
   接続され、制動装置が電子制御装置（２）により試験さ
   れて成功を収めたとき初めて、電磁弁（１１）が電子制
   御装置（２）によりばね制動機（８）へ通気する位置へ
   制御可能であることを特徴とする、電気制御される圧力
   媒体制動装置。 ２　電子制御装置（２）による試験中に、制動値発信器
   （１）の全制動操作が運転者により行なわれることを特
   徴とする、特許請求の範囲第１項に記載の制動装置。 ３　電磁弁（１１）をトリガする回路が、手動制動発信
   器（９、２５）の操作を直接または間接に検知する開閉
   素子（１７、２６）を介して導かれていることを特徴と
   する、特許請求の範囲第２項に記載の制動装置。 ４　開閉素子（１７）が圧力開閉器で、手動制動発信器
   （９）の出力圧力により閉じることを特徴とする、特許
   請求の範囲第３項に記載の制動装置。 ５　開閉素子（２６）が手動制動発信器（２５）の位置
   を検知する開閉器であることを特徴とする、特許請求の
   範囲第３項に記載の制動装置。 ６　電子制御装置（２）により電磁弁（１１）をトリガ
   する回路が、試験の成功後、電子制御装置（２）に統合
   される開閉素子（２８）または外部開閉素子（１６）を
   介して導かれていることを特徴とする、特許請求の範囲
   第１項に記載の制動装置。 ７　開閉素子（１６、２８）が電気的に自己保持される
   ことを特徴とする、特許請求の範囲第６項に記載の制動
   装置。 ８　電磁弁（１１）が空気圧的に自己保持されることを
   特徴とする、特許請求の範囲第１項に記載の制動装置。 ９　点火開閉器（１５）が閉じられているとき初めて、
   電磁弁（１１）が電子制御装置（２）により開かれる位
   置へ制御可能であることを特徴とする、特許請求の範囲
   第１項に記載の制動装置。 １０　電子制御装置（２）が、点火開閉器（１５）を介
   してもまた開閉素子（１７、２６）を介しても入力端（
   ２３）に給電可能であることを特徴とする、特許請求の
   範囲第１項に記載の制動装置。