JP2554545Y2 - 排気ブレーキ機構を有する自動車のabs装置 - Google Patents

排気ブレーキ機構を有する自動車のabs装置

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JP2554545Y2
JP2554545Y2 JP1199892U JP1199892U JP2554545Y2 JP 2554545 Y2 JP2554545 Y2 JP 2554545Y2 JP 1199892 U JP1199892 U JP 1199892U JP 1199892 U JP1199892 U JP 1199892U JP 2554545 Y2 JP2554545 Y2 JP 2554545Y2
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JP
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relay
abs
exhaust brake
coil
cut
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誠一 加藤
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UD Trucks Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、アンチロックブレーキ
システム(ABS)カットリレーのリレー接点とエキゾ
ーストブレーキ作動用マグネチックバルブの作動コイル
とが直列に接続されているエキゾーストブレーキを有す
る自動車のABS装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エキゾーストブレーキを有する自動車の
ABS装置においては、ABS作動時においてもエキゾ
ーストブレーキが作動しているとスピンが発生するの
で、これを防止するため、例えば図2に示すように、エ
キゾーストブレーキ作動用のマグネチックバルブ5のコ
イル11をABSカットリレーの接点12a,12bを
介して電源の正端子側に接続している。そして、ABS
作動用コンピュータであるABS制御装置26からの信
号によりカットリレー12をOFFして図示しないエキ
ゾーストブレーキをアクチュエータ4で解除する技術は
知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前記エ
キゾーストブレーキを解除するカットリレーの作動不良
等により、スピンが発生することがあり危険である。
【0004】また、本出願人による実開昭59−941
41号公報が開示されているが、エキゾーストブレーキ
の性能改善に関する技術である。
【0005】また、本出願人による実開昭61−104
272号公報や実開昭62−18266号公報がある
が、ABS装置の性能に関する技術で、いずれも上記の
問題を解決するものではない。
【0006】したがって、本考案は、ABSカットリレ
ーのリレー接点の故障や断線を検知する排気ブレーキを
有する自動車のABS装置を提供することを目的として
いる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案によれば、アンチ
ロックブレーキシステム(ABS)カットリレーのリレ
ー接点とエキゾーストブレーキ作動用マグネチックバル
ブの作動コイルとが直列に接続されているエキゾースト
ブレーキを有する自動車のABS装置において、電源の
正端子側にマグネチックバルブのリレーコイルを接続
し、そのリレーコイルを介してABSカットリレーのリ
レー接点を直列に接続し、そのABSカットリレーのリ
レーコイルをABS作動用コンピュータに入力し、前記
マグネチックバルブのリレーコイルと前記カットリレー
の接点との間に前記コンピュータの検出回路を接続して
いる。
【0008】
【作用】上記のように構成された排気ブレーキ機構を有
する自動車のABS装置において、ABS作動用コンピ
ュータがカットリレーを作動させたときに前記検出回路
の電位が零であれば故障、零でなければ正常と判断す
る。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して、本考案の実施例を説
明する。
【0010】図において、対応する部材には同じ符号を
付し説明は省略する。
【0011】図1において、エンジン1に取り付けられ
たエキゾーストマニホールド2にはエキゾーストブレー
キ3を介して排気管7が取付けられている。また、シャ
ッタ3aを駆動するアクチュエータ4はロッド9で接続
され、そのアクチュエータ4はマグネチックバルブ5を
介してエア源6にエア回路で接続されている。
【0012】そして、マグネチックバルブ5のコイル1
1の一端は端子11aで電気回路L1により電源の正端
子側に接続され、他端は、端子11bでABSカットリ
レー12の接点12aと電気回路L2で接続されてい
る。
【0013】さらに、カットリレー12の接点12bは
電気回路L3でアースされ、コイル13の端子13aは
ABS制御装置15に電気回路L5により接続され、端
子13bは電気回路L4でアースされている。そして、
ABS制御装置15のインタフェース16と電気回路L
2とは検出回路L6により符号Cの位置で接続されてい
る。
【0014】また、警報ランプ17は、電気回路L7に
よりABS制御装置15に接続されている。
【0015】したがって、ABS作動コンピュータであ
るABS制御装置15がカットリレー12を作動させた
とき検出回路のC位置での電位が零であればカットリレ
ー12が故障であることを警報ランプ17が知らせる。
零でなければ、正常と判断する。
【0016】なお、警報ランプは他の警報ランプを兼用
しても良い。
【0017】
【考案の効果】本考案は、以上説明したように構成され
ているので、カットリレーの接点の故障やその他の断線
がすぐに分かる。したがって、手動でエキゾーストブレ
ーキのスイッチをOFFする等の対応が取れるので、ス
ピンを避ける事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す構成図。
【図2】従来の技術の例を示す電気回路図。
【符号の説明】
3…エキゾーストブレーキ 4…アクチュエータ 5…マグネチックバルブ 11…コイル 12…カットリレー 15、26…ABS制御装置 L1〜L14…電気回路

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンチロックブレーキシステム(AB
    S)カットリレーのリレー接点とエキゾーストブレーキ
    作動用マグネチックバルブの作動コイルとが直列に接続
    されているエキゾーストブレーキを有する自動車のAB
    S装置において、電源の正端子側にマグネチックバルブ
    のリレーコイルを接続し、そのリレーコイルを介してA
    BSカットリレーのリレー接点を直列に接続し、そのA
    BSカットリレーのリレーコイルをABS作動用コンピ
    ュータに入力し、前記マグネチックバルブのリレーコイ
    ルと前記カットリレーの接点との間に前記コンピュータ
    の検出回路を接続したことを特徴とする排気ブレーキ機
    構を有する自動車のABS装置。
JP1199892U 1992-03-11 1992-03-11 排気ブレーキ機構を有する自動車のabs装置 Expired - Lifetime JP2554545Y2 (ja)

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