JPS6234754B2 - - Google Patents

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JPS6234754B2
JPS6234754B2 JP52157504A JP15750477A JPS6234754B2 JP S6234754 B2 JPS6234754 B2 JP S6234754B2 JP 52157504 A JP52157504 A JP 52157504A JP 15750477 A JP15750477 A JP 15750477A JP S6234754 B2 JPS6234754 B2 JP S6234754B2
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JP
Japan
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formula
compound
reaction mixture
reaction
alkyl
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JP52157504A
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JPS53101312A (en
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Edogaa Barudasu Donarudo
Erubin Debusu Edowaado
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Monsanto Co
Original Assignee
Monsanto Co
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Publication date
Application filed by Monsanto Co filed Critical Monsanto Co
Publication of JPS53101312A publication Critical patent/JPS53101312A/ja
Publication of JPS6234754B2 publication Critical patent/JPS6234754B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C233/00Carboxylic acid amides
    • C07C233/01Carboxylic acid amides having carbon atoms of carboxamide groups bound to hydrogen atoms or to acyclic carbon atoms
    • C07C233/02Carboxylic acid amides having carbon atoms of carboxamide groups bound to hydrogen atoms or to acyclic carbon atoms having nitrogen atoms of carboxamide groups bound to hydrogen atoms or to carbon atoms of unsubstituted hydrocarbon radicals

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)
  • Hydrogenated Pyridines (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
  • Treatment Of Liquids With Adsorbents In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、耕種学技術において例えば有害生物
殺菌剤および植物生長制御剤として有用なハロア
シルアミド特にハロアセトアニリドの化学的製造
法の分野に関する。 本明細書に記載のタイプのハロアシルアミドお
よびハロアセトアニリドは、従来技術で既知の種
種の手段で製造されている。米国特許第2863752
号明細書に記載の従来技術の方法においては、N
−置換2−ハロアセトアニリドは、典型的には副
生成物のハロゲン化水素を中和するための苛性ソ
ーダの存在下に第一級または第二級アミンをハロ
酢酸の酸クロリドと反応させることによつて製造
される。同様の方法がドイツOLS第1903198号明
細書に記載されており、そこではその中間体およ
び最終生成物はエチル基が1個または2個のそれ
に結合したメチル基を有していてもよいN−置換
基としての低級アルコキシエチルより特徴づけら
れている。 米国特許第3574746号明細書に記載の更にその
別の方法においては、N−置換−N−シクロアル
ケニル−2−ハロアセトアミドが酸受容体の存在
下に相当するN−置換シクロアルキルイミンのハ
ロアセチル化によつて製造されている。 2−ハロアセトアニリド製造のための更に別の
従来技術法が米国特許第3442945号および同第
3547620号明細書に記載されており、そこでは適
当な中間体化合物たるN−ハロメチル−2−ハロ
アセトアニリドが好ましくは結合剤の存在下に適
当なアルコールと反応せしめられている。同様の
方法がカナダ特許第867769号明細書に記載されて
おり、この場合にはフルオロアシルアミノ−トリ
クロロメチルクロロメタンが式Me−S−R(式
中MeはHまたはアルカリ金属である)のチオ化
合物と反応せしめられる。そのチオ化合物が遊離
形で使用される場合には酸結合剤の使用が好まし
い。チオ化合物がそれらの塩の形で使用される場
合には酸結合剤を加える必要はない。 前記米国特許第2863752号、同第3442945号およ
び同第3547620号明細書の方法はまた米国特許第
3875228号明細書中にもN−クロロアセチル−N
−置換(水素、低級アルキル、アルコキシメチ
ル、アリルオキシメチルまたはメトキシエチル)
−アミノインダンにより代表される2−ハロアセ
トアミド(アシルアミンとも記載されている)の
製造に有用であるとして記載されている。 N−ハロアルキル−N−置換2−ハロアシルア
ミドまたは2−ハロアセトアニリド中間体の加ア
ルコール分解を含めて本発明に関連するものとし
ては、従来技術は(例えば前記米国特許第
3442945号、同第3547620号および同第3875228号
各明細書参照)は適当なフエニルアゾメチンのハ
ロアセチル化による2−ハロアセトアニリド中間
体の製造を記載している。米国特許第3637847号
明細書をも参照されたい。 J.Chem.Soc.第1巻第2087〜88頁(1974)に記
載されているその他の方法においては、ジアゾメ
タンを使用してN−ハロ−N−置換アミドおよび
イミドをその窒素−ハロゲン結合においてメチレ
ン化して相当するN−ハロメチル−N置換アミド
またはイミドを生成させ、次いでヌクレオフイル
(求核性試剤)を縮合させている。この方法の一
つは、N−クロロ−N−メチル−2−クロロアセ
トアミドをジアゾメタンと反応させて、相当する
N−クロロメチル−N−メチル−2−クロロアセ
トアミドを生成させることを包含する。このもの
は次いでヌクレオフイルと反応させしめることが
できる。 前記の米国特許第3574746号明細書の例47およ
び例54は、それぞれ本発明の方法の中間体として
使用しうるこの種の化合物の代表的なものである
N−クロロメチル−およびN−ブロモメチル−N
−置換シクロアルケニル−2−ハロアセトアミド
を開示している。本発明方法に使用されうる若干
の中間体の製造のための更にその他の既知の方法
は、適当なアニリンのN−ハロアルキル化および
それに続くN−ハロアシル化を包含する。例え
ば、N−2−クロロエチルまたはN−2−クロロ
−1−メチルエチル2−ハロアセトアニリドは、
相当するアニリンをそれぞれ2−クロロエチル−
p−トルエンスルホネートおよび2−クロロ−1
−メチルエチル−p−トルエンスルホネートと反
応させ、次いでクロロアセチル化することにより
製造することができる。N−ハロアルキル中間体
の製造のための更にその他の方法は適当なハロア
ルカン例えば1−クロロ−2−ブロモメタを適当
なアニリンと反応させ、次いでクロロアセチル化
することを包含する。 相当するN−ハロアルキル−2−ハロ−アセト
アニリド中間体化合物の加アルコール分解によつ
てN−置換−2−ハロアセトアニリドを製造する
ための方法においては、ハロゲン化水素が副生成
物として生成される。これは所望の生成物の収率
に悪影響を及ぼすのみならず、自然の環境にも悪
影響を及ぼす。従つて、前記米国特許第3442945
号、同第3547620号および同第3875228号各明細書
に記載のように、この加アルコール分解は酸結合
剤の存在下に実施することが必要である。従来技
術で使用されている酸結合剤の例としては、無機
および有機塩基例えばアルカリ金属およびアルカ
リ土類金属水酸化物および炭酸塩例えば水酸化ナ
トリウムおよびカリウム、炭酸ナトリウムその
他、第三級アミン例えばトリメチルおよびトリエ
チルアミン、ピリジンおよびピリジン塩基、アン
モニア、第四級アンモニウムヒドロキサイドおよ
びアルコレート、金属アルコレート例えばナトリ
ウムおよびカリウムのメチレート、またはエチレ
ートその他があげられる。ハロゲン化水素および
酸結合剤は共に望、ましくない副反応を促進させ
うる。従つて、これは従来技術法における不利点
を構成している。 前記の従来技術法において一般的に遭遇する重
大な不利点は、酸結合剤が副生成物ハロゲン化水
素と反応して不溶性沈殿を生成することである。
このものは反応混合物から除去しそして捨てなく
てはならない。廃副成物からの望ましい生成物の
分離は、往々にして使用されたすべての溶媒のス
トリツピング、水性洗浄、ハロゲン化水素の蒸気
ストリツピング、脱水、濾過および/または生成
物の安定化を必要としそして(または)これを包
含する。その他の精製法としては、大気圧以下ま
たは大気圧以上の圧での分別蒸留、溶媒抽出、フ
イルム蒸留、再結晶その他があげられる。例えば
前記米国特許第3442945号および同第3547620号各
明細書の各々の例4においてはN−(ブトキシメ
チル)−2′−第三級ブチル−6′−メチル−2−ク
ロロアセトアニリド(一般名「ターブクロル」)
の製造においては酸結合剤すなわちトリエチルア
ミンがトリエチルアミン酸塩のかさ高い微細針状
結晶の沈殿を生成し、そしてこれは水性洗浄、溶
媒ストリツピングおよび濾過により除去しなくて
はならないということが開示されている。同様の
問題は、前記米国特許第3574746号明細書(第6
欄第18〜33行参照)にも記載されている。 別の1例として、2′・2′−ジエチル−N−(メ
トキシメチル)−2−クロロアセトアニリド(一
般名「アラクロル」、モンサント社発売の登録商
品名「Lasso」の活性成分)の製造における酸結
合剤としてアンモニアが使用される場合には、固
体副生物として大量の塩化アンモニウムが形成さ
れ、そしてこれは投棄されなくはならない。 ある場合には、N−ハロアルキル中間体の加ア
ルコール分解の間または後で、大量の発生ハロゲ
ン化水素酸副生成物を通常の蒸留によつて除去す
ることができる。しかしながら、一般にハロゲン
化水素自体は環境の気体汚染物質である。更にあ
る場合には、反応成分たるアルコールおよびハロ
ゲン化水素副生成物の蒸留は、ハロゲン化アルキ
ルと水を生成させる結果となり、そしてその水は
生成物の収率に対して有害である。更に、ハロゲ
ン化水素のある%は反応混合物中に残留し、そし
てこれは酸結合剤により除去しなくてはならず、
前に言及した固体廃物を形成する。例えば、アラ
クロル法における以前の研究においては、通常の
真空蒸留によつて過剰のメタノールと共に副生成
物HClを除去する努力がなされた。しかしこれら
の努力は、N−クロロメチル中間体および最終生
成物(アラクロル)をHCl、水およびその他の副
生成物の有害作用に長時間(すなわち〜2時間)
露出することになりそしてこれはアラクロル収率
の大きな低下を生じた。従つて酸結合剤を蒸留段
階の間かまたは後で使用するべきであり、従つて
前記の付随する不利点が存在すると結論された。 工程廃物の投棄に伴なうエネルギー保存および
環境問題の考慮の観点から、すべての種類の廃物
すなわち化学工程からの固体、液体および/また
は気体の有害な影響を除去または最小にした新規
な方法の発見が極めて重大なこととなつてきた。
ある場合には、有害な副生成物を成分部分の再循
環のために再処理することができる。その他の場
合には、副生成物を精製または他の有用な生成物
に変換することができる。しかしながら、前記の
各々の処理は追加の資本投下および再処理コスト
およびエネルギー消費を必要とする。従つてでき
るかぎり環境的に有害な生成物の発生を除外する
ことがはるかに一層望ましいことである。 2−ハロアセトアニリドの製造に対する既知の
従来技術に関する更にその他の問題は、それらが
バツチ工程であつて特に工業的スケールの場合に
不利点を伴なうということである。 従つて、本発明の目的は、従来技術の不利点を
克服した2−ハロアシルアミドまたは2−ハロア
セトアニリドの改善された製造法を提供すること
である。特に、本発明の目的は酸結合剤を必要と
せずそして実質的に固体廃物を生成せず、それに
よつていくらかの粗原料、装置および分離コスト
および環境に有害な固体廃物の投棄の問題のない
有利な方法を提供することである。 本発明の更にその他の目的は、操作が連続的で
簡単で且つ安価であり、エネルギーを節約し、環
境汚染を減少させ、そしてしかも従来技術と同程
度に大きいかまたはそれ以上の収率および純度を
与える方法に関する。 本発明は、N・N−ジ置換ハロアシルアミド、
特に式 [式中、Rは水素、C1〜18アルキル、アルケニ
ル、アルキニル、アルコキシ、ポリアルコキシ、
アルコキシアルキル、ポリアルコキシアルキル、
C5〜7シクロアルキル、シクロアルキルアルキ
ル、シクロアルケニル、C6〜18アリール、アラル
キルまたはアルカリールであるか、あるいはアル
コール性水素又はチオール性水素と非反応性の基
例えばアルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、アルコ
キシ、ニトロまたはシアノで置換された前記のよ
うなものであり、 R4およびR5は独立して水素、弗素、C1〜6アル
キル、ハロアルキル、アルコキシまたはアルコキ
シアルキルであり、 R6はC1〜10アルキル、アルケニル、アルキニ
ル、アルコキシアルキル、オキソアルキル、
C3〜7シクロアルキル、低級アルキルシクロアル
キルまたはシクロアルケニル、C6〜12アリールま
たはアラルキル、N−(R82(ただしR8は水素、
C1〜6アルキル、アルケニルまたはアルキニルで
ある)、あるいはアルキル、アルキルチオ、ハロ
ゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、ニトロまたはシ
アノで置換した前記のものであり、 R7はC1〜5のモノまたはジハロアルキルであ
り、 YおよびY1は酸素または硫黄であり、そして bは1〜4の整数である]の化合物の連続的製
造方法に関するものであつて、而してその方法は (A) 式 の化合物を式 R6Y1H (式中R、R4、R5、R6、R7、Y、Y1およびbは
前記定義の通りであり、そしてXはハロゲンで
ある)の化合物と酸結合剤の不存在下に反応さ
せること、および (B) 前記(A)段階から反応混合物の流出物流れを分
離帯域に送り、そこから通常は反応混合物の平
衡化の0.5分以内に前記式の化合物とHX副生
成物とのコンプレツクス混合物および主として
式の前記化合物を包含している生成物流れを
分離すること を包含する一連の反応/分離操作を少くとも1回
実施することからなる。 本発明の方法により製造することのできる特に
興味あるより化合物群としては、式 [式中、R1およびR2は独立して水素、ハロゲン、
C1〜6アルキル、ハロアルキル、アルコキシまた
はアルコキシアルキルであり、R3は水素、ハロ
ゲン、C1〜6アルキル、ハロアルキル、アルコキ
シ、アルコキシアルキル、アルキルチオ、CN、
NO2またはCF3であるかまたはR3はR1またはR2
結合して4個までの炭素原子を含有するアルキレ
ン鎖を形成していてもよく、R4およびR5は独立
した水素、弗素、C1〜6アルキル、ハロアルキ
ル、アルコキシまたはアルコキシアルキルであ
り、R6、R7、Y、Y1およびbは前記定義の通り
であり、そしてaは0〜3の整数である]のハロ
アセトアニリドがあげられる。 好ましいハロアセトアリニドとしてはR1、R2
およびR6がC1〜6アルキルであり、R4およびR5
水素またはC1〜6アルキルであり、R7がモノハロ
アルキルであり、YおよびY1が酸素であり、a
が0でありそしてbが1または2であるものがあ
げられる。 最も好ましい態様においては、本発明の方法は
例1に記載のように2′・6′−ジエチル−N−(ク
ロロメチル)−2−クロロアセトアニリドとメタ
ノールとの反応によるアラクロルの製造に使用さ
れる。 好ましい態様においては、前記の反応/分離の
一連の工程を複数回くりかえして前記式の化合
物への前記式の化合物の完全な変換を確実なら
しめる。最も好ましい態様においては、この方法
は二段階または2回の反応/分離系で効率よく実
施され、これは、 (A) 第一反応帯域中で式の化合物を式の化合
物と反応させ、 (B) 前記(A)段階からの反応混合物の流出流れを第
一分離帯域に送り、そこから前記式の化合物
とのコンプレツクスとしてほとんどの副生成物
HXおよび主として式の化合物および式の
未反応化合物を包含する生成物流れを通常は反
応混合物の平衡化の0.5分以内に分離し、 (C) 前記第一分離帯域からの前記生成物の流れを
第二反応帯域に送り、それに追加量の式の前
記化合物をも導入して式の前記未反応化合物
と反応させ、 (D) 前記(C)段階からの反応混合物の流出流れを第
二分離帯域に送り、そこから通常は反応混合物
の平衡化の0.5分以内に前記式の化合物との
コンプレツクスとして実質的にすべての残存す
る副生成物HXそして前記式の化合物および
痕跡量の不純物を包含する生成物流れを分離す
る ことを包含している。 本発明の方法の重要な特徴としては、 (1) 遊離されるハロゲン化水素のための酸結合剤
として従来技術で使用されていた添加塩基を除
去したこと、そして同時に (2) 前記(1)の中和副生成物の回収系を除外し、そ
して従つて副生成物自体を環境から除去したこ
と、そして (3) 好ましくは直ちに、そして通常は反応混合物
の平衡化の<0.5分以内に、工程の生成物分離
操作において、式の化合物とのコンプレツク
スとして副生成物ハロゲン化水素を分離するこ
と があげられる。 本発明の好ましい態様においては、段階(A)にお
ける式の化合物に対する式の化合物のモル比
は1:1より大であり、そしてこれは通常約2〜
100:1の範囲であり、そしてアラクロル法の場
合にはこれは約2〜10:1、そして好ましくは4
〜5:1の範囲内にある。 段階(A)における反応温度は、包含される特定の
反応成分および/または溶媒または希釈剤に依存
する。一般にこれらの温度は式の反応成分化合
物または式の所望の生成物をハロゲン化水素と
の反応に由来する有意の分解を生ぜしめることな
しに式のアルコールおよび/または溶媒または
希釈剤の混合物が副生成物たるハロゲン化水素と
工にコンプレツクス例えば共沸混合物を形成する
ような温度である。一般に反応成分の融点/沸点
によつて約−25゜〜125℃の範囲のまたはそれ以
上の温度が使用される。 複数の反応/分離系または段階を包含する本発
明のこれら態様においては、ハロゲン化水素濃度
はそれに継続している反応帯域中では大きく減少
していく。従つて、それぞれ反応温度は追加のア
ルコールと共に未反応の式の化合物の反応を完
了させるためには(A)段階で使用された温度よりも
一般にいくらか高くされる。従つて、第二番目お
よびそれ以降のすべての反応帯域中の温度は一般
に約−25〜175℃の範囲または必要に応じてそれ
以上である。 分離帯域中の適当な温度および圧力は特定の式
の化合物の沸点によつてそれぞれ約50℃〜175
℃および1.0〜300mmHgの範囲内である。 例 1 本例はアラクロルの製造における本発明の方法
の使用を記載する。この方法は次の一連の二段階
の反応/分離系で効率よく実施される。 [段階1] 溶融した(45〜55℃)2′・6′−ジエチル−N−
クロロメチル−2−クロロアセトアニリドを
102.8ポンド/時(46.67Kg/時)の割合でインラ
インミキサーに供給し、そして実質的に無水のメ
タノール(これは60.0ポンド/時(27.24Kg/
時)の速度で前記ミキサーに供給される)と共に
混合する。この混合物を少くとも30分の滞留時間
を与えるに充分な長さの40〜45℃に保持されてい
るサーモスタツト付きパイプ反応器にポンプで送
る。この反応はN−クロロメチル中間体基準で〜
92%収率の2′・6′−ジエチル−N−(メトキシメ
チル)−2−クロロアセトアニリド(アラクロ
ル)および塩化水素を生成する。生成したHClは
過剰のメタノールに溶解する。反応器流出物を
100℃および30mmHg絶対圧で操作されている落下
フイルム蒸発器に導く。コンプレツクスを約1〜
5秒間で生成物から分離しそしてこれをメタノー
ル回収系に導く。 [段階2] 主としてアラクロルおよび未反応の2′・6′−ジ
エチル−N−(クロロメチル)−2−クロロアセト
アニリドを包含する段階1の蒸発器からの生成物
流れを第二のインラインミキサーに供給するがこ
の中には60ポンド/時(27.24Kg/時)の速度で
追加量のメタノールも供給されている。次いでこ
の混合物を30分の滞留時間を与えるような60〜65
℃に保持されているサーモスタツトつきパイプ反
応器をも包含する第二の反応帯域に供給する。こ
の反応器からの流出物を、100℃および30mmHg絶
対圧で操作されている第二の落下フイルム蒸発器
に供給する。ここからは、メタノールと実質的に
すべての残存HClとのコンプレツクスが約1〜5
秒間で生成物から分離される。この第二段階蒸発
器からのメタノール/HClコンプレツクスを第一
段階の蒸発器からのメタノール/HClコンプレツ
クスと混合し、そしてこれをメタノール回収系に
供給する。ここからは無水メタノールが回収さ
れ、そして第一段階に再循環される。 第二段階の蒸発器からの生成物流れは本質的に
定量的収率および95%以上の純度のアラクロルを
少量の不純物と共に包含している。このアラクロ
ルは製造されたままで除草剤として有効に使用す
ることができる。 前記実施例から明らかなように、段階1の反
応/分離工程系自体が高い収率のアラクロルを生
成させる。従つて、反応成分純度および濃度、反
応器および分離帯域中の温度、滞留時間その他の
最適条件下では、前記段階1の操作に相当する少
くとも1回の反応/分離系が、前記式の範囲内
の工業的等級のアラクロルまたは他の合化合物の
製造に充分である。 例 2 本例は2−クロロ−2′・6′−ジエチル−N−
(エトキシメチル)アセトアニリドの製造を記載
している。 約5.5g(0.02モル)の2−クロロ−2′・6′−ジ
エチル−N−(クロロメチル)アセトアニリドを
25mlのエタノールに溶解させそして30分間45℃の
浴中に放置した。過剰のエタノールを10mmHgお
よび50℃の回転真空蒸発器で約10秒間で分離し
た。25mlの新しいエタノールをこの残流油に加
え、そしてこの混合物を30分間65℃に保つた。再
び過剰のエタノールを回転真空蒸発器を使用して
約10秒間で分離した。約5.80gの淡こはく色の油
が得られた。これはガスクロマトグラフイーによ
り92.8%の所望の生成物および1.7%の2−クロ
ロ−2′・6′−ジエチルアセトアニリド(副生成
物)であると分析された。生成物の収率は94.5%
であつた。 例 3 例2に記載と同一の方法、操作条件および反応
成分量を使用するがただしエタノールの代りにイ
ソプロパノールを使用し約10〜15秒間回転真空蒸
発器により分離して5.92gの明こはく色の油状生
成物が得られた。これは90.2gの2′・6′−ジエチ
ル−N−(イソプロポキシメチル)−2−クロロア
セトアニリド(89.4%収率)および1.8%の第二
級アミド副生成物たる2′・6′−ジエチル−2−ク
ロロアセトアニリドと分析された。 例 4 例2および例3の記載と同一の方法によるがた
だし反応成分アルコールとして1−プロパノール
を置換し、回転真空蒸発器を使用して15−20秒間
以内で分離して5.66gのレモン黄色の油状物が回
収された。これは92.8%(87.9%)収率)の2′・
6′−ジエチル−N−n−プロポキシメチル)−2
−クロロアセトアニリドおよび1.2%の相当する
第二級アミド副生成物であると分析された。 例 5 例2〜4の記載と同一の方法を採用したがただ
し反応成分アルコールとしてイソブタノールを使
用し、回転真空蒸発器により15〜20秒間以内に分
離して6.20gの油状生成物が回収された。これは
96.4%(97%収率)の2′・6′−ジエチル−N−(イ
ソブトキシメチル)−2−クロロアセトアニリド
および3%の相当する第二級アミド副生成物であ
ると分析された。 例 6 2−クロロエタノールを反応成分アルコールと
して使用する以外は例2〜5の方法をくりかえ
し、回転真空蒸発器により約20〜30秒間以内で分
離して6.96gの明こはく色の油状物を回収した。
これは86.0%(94.0%収率)の2′・6′−ジエチル
−N−(クロロエトキシメチル)−2−クロロアセ
トアニリドと分析された。 例 7 反応成分アルコールとしてn−ブタノールを使
用する以外は例2〜6の記載と同一の方法に従つ
て回転真空蒸発器により約15〜20秒間以内で分離
して6.18gの淡レモン黄色の油状物を回収した。
これは98.8%(99%収率)の2′・6′−ジエチル−
N−(n−ブトキシメチル)−2−クロロアセトア
ニリド(すなわちブタクロル)および1%の相当
する第二級アミド副生成物と分析された。 前記の例においては、NMR分析によればその
生成物がそれぞれの化学構造に合致することを示
した。 本発明により与えられる利点およびその予想外
の性質を更に示すために次の論述および補足時実
験データ(例8〜12)が与えられる。 前記式および式により同定されたと同様な
化合物間の反応は可逆的二次反応である。例1の
反応により示されるような反応は次の式で表わさ
れる。 この反応は可逆的なのであるから、平衡条件が
確立される。この平衡は種々の因子例えばアルコ
ール濃度および/または副生成物ハロゲン化水素
濃度により影響されそして直接これらに関係して
いる。例えば方程式1においてアルコール(b)の濃
度、従つて反応成分比(b):(a)を増大(ある実際的
最大値まで)させる場合にはこの方程式は出発物
質(a)が更に変換するが故に右に移動し、そしてよ
り多量の生成物(c)およびハロゲン化水素副生成物
(d)を生成する。 方程式(1)の平衡を右に移動させるその他の方法
は、ハロゲン化水素(d)を除去することであるが、
これは酸結合剤例えば第三級アミン例えばトリエ
チルアミンを例えば前記米国特許第3547620号、
同第3442945号およびカナダ特許第867679号各明
細書記載のように添加することによつて実施しう
る。しかしながら、酸結合剤物質の使用は前記の
ように他の不利な点を導入する。 前記カナダ特許第867769号明細書は、チオ化合
物出発物質がアルカリ金属塩の形の場合には酸結
合剤物質は不要であることを示唆している。明ら
かにその理由は、前記塩自体がその特許に記載の
特定の反応に好ましい塩基性媒体を提供するとい
うことである。それと対照的に、遊離形態で原料
チオ化合物が使用される場合には、塩化水素副生
成物を結合させるための酸結合剤の使用が必要で
ある。 前記米国特許第3547620号および同第3442945号
各明細書に開示の方法は、好ましくは酸結合剤
(すべて具体例において例示されているように)
の存在下に実施されるとして記載されているけれ
ども同一の方法を酸結合剤の添加なしで実施しう
るという推定が生ずる。しかし以前に記載したよ
うに、副生成物ハロゲン化水素の除去のための酸
結合剤なしで米国特許第3442945号および同第
3547620号明細書に開示の方法を実施して好まし
い生成物たるアラクロルを得ようという努力はア
ラクロルの収率を大きく低下させる結果となる。 本発明の方法に相対的な酸結合剤なしで米国特
許第3442945号および同第3547620号各明細書に開
示の方法を実施した場合の比較結果を更に明確に
するために、次の例8〜12に記載の方法を実施し
た。これらの各例においては、N−クロロメチル
−2−クロロアセトアニリド出発物質は前掲米国
特許明細書に記載のようにして相当する置換N−
メチレンアニリドとハロアセチルハライドの反応
により製造された。 例 8 本例は米国特許第3547620号および同第3442945
号各明細書に教示の2−クロロ−2′・6′−ジエチ
ル−N−(メトキシメチル)アセトアニリド(ア
ラクロル)の製造を記載している。 約70gのベンゼンに溶解された純度96.0%の2
−クロロ−2′・6′−ジエチル−N−(クロロメチ
ル)アセトアニリド100g(0.350モル)を65.8g
(2.054モル)のメタノールに加えた。添加すると
発熱反応が生じた。この反応混合物を還流(63
℃)させ、そして過剰(約63.3g)のトリエチル
アミンを1 1/2時間かけて滴加した。この添加の
間にその温度は約70℃に上昇した。この温度にト
リエチルアミンの添加完了後約10分間保持した。
30℃に冷却後、この反応混合物を2×170ml区分
量の水で洗つた重質油層の生成物から1mmHgで
約70℃の終末ポツト温度で約1時間真空蒸留する
ことにより溶媒をストリツピングしそして脱水し
た。残存するこはく色の油状物は96.15gの重量
であり、そしてこれはガスクロマトグラフイーに
よつて生成物90.4%および2−クロロ−2′・6′−
ジエチルアセトアニリド(副生成物)4.9%と分
析された。生成物中には未反応出発物質は存在し
ていなかつた。生成物の収率は92.0%であつた。 例 9 本例は酸結合剤を使用しない点を除けば前記特
許第3547620号および同第3442945号各明細書の例
5の教示のようにしてアラクロルを製造すること
を記載している。 約70gのベンゼンに溶解された純度96.0%の
100g(0.350モル)の2−クロロ−2′・6′−ジエ
チル−N−(クロロメチル)アセトアニリドを
66.0gのメタノール(2.059モル)に加えた。添
加すると、同時に発熱反応が生じそしてこの反応
混合物を更に1時間加熱還流させた。酸結合剤は
添加されなかつた。還流後、過剰のメタノールお
よび溶媒を1mmHgにおいて70℃の最終ポツト温
度まで約1時間真空蒸留することにより除去し
た。約96.83gの淡レモン黄色の油が得られた。
これはガスクロマトグラフイー分析によれば83.7
%の生成物、7.5%の副生成物(2−クロロ−
2′・6′−ジエチルアセトアニリド)および5.5%の
未反応出発物質を含有していた。生成物の収率は
85.8%であつた。 前記のように、本例における酸結合剤の除去は
その収率を6.2%低下する結果となつた。この方
法においては反応は完全には右に移動しなかつ
た。その結果、副生成物HClが変換を減少させそ
して未反応出発物質は生成物中に混入物として見
出された。 例 10 本例は酸結合剤を使用せずそして最適温度条件
下である場合の米国特許第3547620号および同第
3442945号各明細書の例5によるアラクロルの製
造を記載している。 約70gのベンゼンに溶解された純度96.0%の2
−クロロ−2′・6′−ジエチル−N−クロロメチル
−アセトアニリド100g(0.350モル)を66g
(2.059モル)のメタノールに加えた。発熱反応が
生じこれが反応混合物の温度を45℃に上昇させ
た。この温度に1時間保持した。酸結合剤は添加
されなかつた。過剰のメタノールおよび溶媒を、
1mmHgにおいて約80℃の最後ポツト温度まで約
1時間真空蒸留することによつてストリツピング
した。 約96.20gの油が回収されたがこれはガスクク
ロマトグラフイーによつて85.8%の生成物、6.2
%の副生成物(2−クロロ−2′・6′−ジエチルア
セトアニリド)および約4.6%の未反応出発物質
と分析された。この生成物の収率は87.4%であつ
た。 酸結合剤の不存在下に反応条件を最適化させる
ことによつて、生成物の品質の上昇(2.7%)お
よび収率の上昇(1.6%)が実現された。しかし
ながら基本的な問題すなわち不完全反応はまだ解
決されていない。 例 11 本例は単一段階反応器を使用した具体例によつ
て本発明の方法によりアラロルを製造することを
記載している。ここに使用されている出発物質は
例8〜9で使用されたものと同一であつた。 純度96.0%の2−クロロ−2′・6′−ジエチル−
N−(クロロメチル)アセトアニリド10g(0.035
モル)を約6.0g(0.1873モル)のメタノールに
加えた、発熱反応が起つて反応混合物の温度を約
45℃に上昇させた。その温度を30分間保持した。
過剰のメタノーを1mmHgにおいて70℃の最終ポ
ツト温度まで回転真空蒸発器により約10秒間で分
離した。約9.80gの淡いレモン黄色の油が回収さ
れた。これはガスクロマトグラフイーによつて
91.0%の生成物、1.7%の副生成物(2−クロロ
−2′・6′−ジエチルアセトアニリド)および2.4%
の未反応出発物質と分析させた。この生成物の収
率は94.4%であつた。 すなわち、単一段階のみを使用した場合に、所
望の生成物の品質および収率は、その反応が完全
ではないという事実(生成物中の出発物質2.4
%)にもかかわらず、従来技術のもより実質的に
改善された。例8、例9および例10の比較は酸結
合剤は使用されなかつたけれども明白な改善を示
す。 例 12 本例は多段階反応器を使用した本発明の好まし
い方法によつて、添加酸結合剤の不存在にアラク
ロルを製造することを記載している。 96.0%と分析された2−クロロ−2′・6′−ジエ
チル−N−(クロロメチル)アセトアニリド10g
(0.0350モル)を6.0g(0.1873モル)のメタノー
ルに溶解させた。発熱反応が起つてその温度を45
℃に上昇させた。この温度を半時間保持した。過
剰のメタノールを約10秒間回転真空蒸発器上で45
℃/1mmHgの最終ポツト温度で除去した。6.0g
(0.1873モル)の新しいメタノールの第二の添加
をなし、その反応混合物を65℃に加温し、そして
その温度に半時間保つた。過剰のメタノールを前
記のようにして除去しそして約9.80gの淡レモン
黄色の油が回収された。これは95.8%の生成物、
1.4%の2−クロロ−2′・6′−ジエチルアセトアニ
リドおよび未反応出発物質なしと分析された。生
成物の収率は99.4%であつた。 例8〜12に記載の方法の結果の要約が次の表に
示されている。この表においては「出発物質」は
未反応2′・6′−ジエチル−N−(クロロメチル)−
2−クロロアセトアニリドであり、そして副生成
物はこれら各例の方法における主要アセトアニリ
ド副生成物である2′・6′−ジエチル−2−クロロ
アセトアニリドを意味している。発生する多量の
ハロゲン化水素の他に少量のアセトアニリドおよ
びその他の副生成物が生成されるということ、そ
して例8の場合にはトリエチルアミン塩酸塩中和
副生成物が生成されるということが認められる。
ここでは、生成物の収率%は出発物質たる2′・
6′−ジエチル−N−(クロロメチル)−2−クロロ
アセトアニリドに基づくものである。
【表】 前記の表のデータを分析すると、例8〜10に示
されている従来技術の方法と対照的な本発明の方
法すなわち例11および例12の顕著な特徴および明
白な利点として、(1)アラクロル収率の実質的上
昇、(2)アラクロル純度の改善、(3)副生成物収率の
顕著な減少、(4)塩基添加なしで操作された場合の
出発物質の増大した変換、および(5)アラクロルの
製造のための最良の既知技術を代表する例8の塩
基添加法では大量に存在する固体中和生成物の不
存在を示している。これらの技術的利点は前述の
経済的および社会生態学的利点に更に付け加えら
れるものである。 本発明の実施に当つては溶媒は不要である。し
かしながら、多くの場合には反応を緩和するため
そして/または溶液中での反応成分、副生成物お
よび生成物の分散および/または回収を助けるた
めに溶液または希釈媒を使用することができる。
適当な溶媒または希釈媒としては、必要な反応条
件下に不活性の例えば石油エーテル、CCl4、脂
肪族および芳香族炭化水素例えばヘキサン、ベン
ゼン、トルエン、キシレンその他およびハロゲン
化炭化水素例えばモノクロロベンゼンがあげられ
る。 本発明の方法の利点は、式の反応成分を副生
成物ハロゲン化水素とのそのコンプレツクスから
容易に分別し、精製しそしてその過程の一つまた
はそれ以上の反応段階に再循環させることができ
るということである。同様に、ハロゲン化水素自
体は有用な多くの工業的操作例えば金属の酸洗
い、オキシクロル化、元素状塩素および水素への
電気分解その他に使用すべく容易に回収すること
ができるし、またはさもなくば環境に害を及ぼす
ことなく処分することができる。 前記例1、例11および例12に記載のアラクロル
法で形成されたメタノール/HClコンプレツクス
に関して例示されている一つの適当な粗原料物質
回収/再循環系においては、分離段階からのメタ
ノール/HClコンプレツクスは蒸留系に供給さ
れ、そこから精製メタノールが得られる。 更に本発明の方法に関しては、工業用等級の反
応成分すなわち式および式の化合物の使用は
適当ではあるけれども、これら反応成分の純度が
より高い程より高い品質の式の化合物が生成さ
れることが理解されよう。ある場合には、少量の
水を含有する式の化合物(例えばメタノール)
を使用することができるけれども、無水化合物を
使用することがはるかに好ましい。何故ならば、
水は式の反応成分の加水分解を引起して式の
劣化生成物を与える結果となりうるからである。
ハロゲン化水素は生成物品質に有害に作用するの
で、実質的にハロゲン化水素例えばHClを含有し
ない反応成分を使用することが好ましい。 本発明の方法により製造される代表的化合物と
しては前記式の基が次の定義を有しているものが
あげられる。すなわち、Rとしては水素、C1〜18
アルキル例えばメチル、エチル、プロピル、ブチ
ル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、
ノニル、デシル、ウンデシル、ドデシル、ペンタ
デシル、オクタデシルその他(いずれも異性体を
含む)、アルケニル例えばビニル、アリル、クロ
チル、メタリル、ブテニル、ペンテニル、ヘキセ
ニル、ヘプテニル、オクテニル、ノネニル、デセ
ニルその他(いずれも異性体を含む)、アルキニ
ル例えばエチシル、プロピニル、ブチニル、ペン
チニル、ヘキシニルその他(いずれも異性体を含
む)、アルコキシ、ポリアルコキシ、アルコキシ
アルキルおよび前記アルキル基のポリアルコキシ
アルキル同族体、7個までの炭素原子を含有する
シクロアルキルおよびシクロアルキルアルキル例
えばシクロプロピル、シクロブチル、シクロペン
チル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、シクロ
プロピルメチル、シクロブチルメチル、シクロペ
ンチルメチルその他、7個までの環状炭素原子を
含有するシクロアルケニルおよびシクロアルカジ
エニル例えばモノ置換分およびジ置換分を有する
シクロペンテン、シクロヘキセンおよびシクロヘ
プテン、C6〜18アリールおよびアラルキルおよび
アルカリール基例えばフエニル、トリル、キシリ
ル、ベンジル、ナフチルその他、およびアルコー
ル性水素又はチオール性水素と非反応性の基例え
ばアルキル、アルコキシ、ハロゲン、ニトロまた
はシアノで置換された前記のもの(その置換置が
ハロゲン原子の場合にはそれはその位置ではそれ
はアルコール性水素又はチオール性水素反応性な
のでα−炭素原子上にあつてはならない)であ
る。 R1、R2、R4およびR5としては水素、弗素、R
のC1〜6アルキル、ハロアルキル例えばクロロメ
チル、クロロエチル、ブロモメチル、ブロモエチ
ル、ヨードメチル、ヨードエチル、トリフルオロ
メチル、クロロプロピル、ブロモプロピル、ヨー
ドプロピル、クロロブチル、ヨードブチルおよび
そのジおよびトリハロ同族体、アルコキシ例えば
メトキシ、エトキシ、プロポキシ、ブトキシ、ペ
ントキシおよびヘキソキシ、および相当するポリ
アルコキシおよびアルコキシアルキル例えばメト
キシメトキシ、メトキシエトキシ、エトキシメト
キシ、エトキシエトキシ、メトキシメチル、メト
キシエチル、エトキシメチル、エトキシエチル、
プロポキシメチル、イソプロポキシメチル、ブト
キシメチル、イソブトキシメチル、第三級ブトキ
シメチル、ペントキシメチル、ヘキソキシメチル
その他である。 R1およびR2または、塩素、臭素または沃素で
もありうる。 R3は水素、R1、R2、R4およびR5のハロ、アル
キル、ハロアルキル、アルコキシおよびアルコキ
シアルキル基、メチルチオ、エチルチオ、プロピ
ルチオ、CN、NO2、CF3でありうるが、R3また
はR1またはR2と結合して4個までの炭素原子を
含有するアルキレン鎖を形成して前記米国特許第
3875228号明細書に代表されているアシル化5−
アミノテトラリンおよびアシル化4−アミノノイ
ンダンを形成していてもよい。 R6は、RのC1〜10−アルキル、アルケニル、ア
ルキニルおよびアルコキシアルキル基、前記アル
キル基に相当するオキソアルキル基例えば2−オ
キソブチル、3−オキソペンチル、4−オキソヘ
キシルその他、RのC3〜7シクロアルキル、シク
ロアルケニルおよびアルキルシクロアルキル基、
RのC6〜12アリールおよびアラルキル基、前記の
C1〜6アルキル、アルケニルまたはアルキニル基
を含有するアミノおよびモノおよびジ置換アミノ
および置換基例えばアルキル、ハロゲン、ヒドロ
キシ、アルコキシ、ニトロ、シアノまたはアルキ
ルチオで置換されていてもよい前記のものであり
うる。 R7はC1〜5ハロアルキル、好ましくはC1〜2
ノハロアルキル例えばクロロメチル、クロロエチ
ル、ブロモメチル、ブロモエチル、ヨードメチ
ル、ヨードエチル、フルオロメチルおよびフルオ
ロメチルであるが、ジハロアルキル例えば1・1
−ジクロロメチル、1・1−ジブロモメチル、
1・1−ジヨードメチルその他をも存在させるこ
とができる。 Xはハロ特に塩素または臭素である。 本発明の方法は、前記定義のR1、R2およびR6
がC1〜6アルキルであり、R7がモノハロメチルで
あり、YおよびY1が酸素であり、aが0であ
り、そしてbが1または2好しくは1であるよう
なN−置換−2−ハロアセトアニリドの製造に使
用するに特に好ましい。 本発明の方法により製造される式の化合物は
既知の化合物である。式の代表的な化合物は、
先に掲げた先行特許明細書その他に開示されてい
る。 当業者は、好ましい2−ハロアセトアニリドが
N・N−ジ置換2−ハロアシルアミドの中の下位
群であることを理解することであろう。従つて、
本発明の方法は反応成分の性質および濃度、温
度、圧力、滞留時間その他の反応および分離条件
に関して適宜変更することによつて前記のN・N
−ジ置換−2−ハロアシルアミド化合物群の内に
入るその他の化合物を生成させることができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式I [式中、Rは水素、C1〜18アルキル、アルケニ
    ル、アルキニル、アルコキシ、ポリアルコキシ、
    アルコキシアルキル、ポリアルコキシアルキル、
    C5〜7シクロアルキル、シクロアルキルアルキ
    ル、シクロアルケニル、C6〜18アリール、アラル
    キルまたはアルカリールであるか、あるいはアル
    コール性水素又はチオール性水素と非反応性の基
    で置換されたそのようなものであり、R4および
    R5はそれぞれ独立して水素、弗素、C1〜6アルキ
    ル、ハロアルキル、アルコキシまたはアルコキシ
    アルキルであり、R6はC1〜10アルキル、アルケニ
    ル、アルキニル、アルコキシアルキル、オキソア
    ルキル、C3〜7シクロアルキル、低級アルキルシ
    クロアルキルまたはシクロアルケニル、C6〜12
    リールまたはアラルキル、 N−(R82(ただしR8は水素、C1〜6アルキ
    ル、アルケニルまたはアルキニルである)、ある
    いはアルキル、アルキルチオ、ハロゲン、ヒドロ
    キシ、アルコキシ、ニトロまたはシアノで置換し
    た前記のものであり、R7はC1〜5のモノまたはジ
    ハロアルキルであり、YおよびY1は酸素または
    硫黄であり、そしてbは1〜4の整数である]の
    化合物を製造および回収するにあたり、 (A) 式 の化合物を式 R6Y1H (式中R、R4、R5、R6、R7、Y、Y1およびbは
    前記定義の通りでありそしてXはハロゲンであ
    る)の化合物と添加酸結合剤の不存在下に反応
    させること、および (B) 前記(A)段階からの反応混合物の流出物流れを
    分離帯域に送り、そこから通常は反応混合物の
    平衡化の0.5分以内に前記式の化合物とHX副
    生成物とのコンプレツクス混合物および主とし
    て式の前記化合物を包含している生成物流れ
    を分離すること を包含する一連の反応/分離操作系を少くとも1
    回実施することを特徴とする方法。 2 一連の反応/分離工程を複数回くりかえして
    前記式の化合物への前記式の化合物の完全な
    変換を確実ならしめる、特許請求の範囲第1項記
    載の方法。 3 (A) 第一反応帯域中で式の化合物を式の
    化合物と反応させること、 (B) 前記(A)段階からの反応混合物の流出流れを第
    一分離帯域に送り、そこから式の前記化合物
    とのコンプレツクスとしてほとんどの副生成物
    HXそして式の化合物および式の未反応化
    合物を主として包含する生成物流れを通常の反
    応混合物の平衡化の0.5分以内に分離するこ
    と、 (C) 前記第一分離帯域からの前記生成物の流れを
    第二反応帯域に送り、それに追加量の式の前
    記化合物をも導入して前記未反応の式の化合
    物と反応させること、 (D) 前記(C)段階からの反応混合物の流出流れを第
    二分離帯域に送り、そこから通常の反応混合物
    の平衡化の0.5分以内に、前記式の化合物と
    のコンプレツクスとして実質的にすべての残存
    する副生成物HX、そして前記式の化合物お
    よび痕跡の不純物を包含する生成物流れを分離
    することからなる二段階系で前記反応/分離工
    程を実施する特許請求の範囲第2項記載の方
    法。 4 段階(A)を約−25〜125℃の範囲の温度で実施
    する特許請求の範囲第3項記載の方法。 5 段階(C)を約−25〜175℃の範囲の温度で実施
    する特許請求の範囲第3項記載の方法。 6 段階(A)および(C)の流出物流れから式の化合
    物とハロゲン化水素とのコンプレツタスを分離す
    るに充分な温度および圧力下に段階(B)および(D)を
    実施する特許請求の範囲第3項記載の方法。 7 式の化合物が式の化合物に相対的に、>
    1:1のモル比に相当する量で使用される特許請
    求の範囲第3項記載の方法。 8 前記モル比が約2〜100:1の範囲内にある
    特許請求の範囲第7項記載の方法。 9 段階(D)からの式の化合物とHXとの前記コ
    ンプレツクスを回収系に供給し、ここから式の
    前記化合物が前記ハロゲン化水素から分離され精
    製されそして段階(A)および/または(C)に再循環さ
    れる特許請求の範囲第3項記載の方法。 10 段階(B)および(D)の温度が約50゜〜175℃の
    範囲内でありそして圧力が約1.0〜300mmHg絶対
    圧の範囲にある特許請求の範囲第3項記載の方
    法。 11 式の前記化合物が式 [式中R1およびR2は独立して水素、ハロゲン、
    C1〜6アルキル、ハロアルキル、アルコキシまた
    はアルコキシアルキルであり、R3は水素、ハロ
    ゲン、C1〜6アルキル、ハロアルキル、アルコキ
    シ、アルコキシアルキル、アルキルチオ、CN、
    NO2、またはCF3であるかまたはR3はR1またはR2
    と結合して4個までの炭素原子を含有するアルキ
    レン鎖を形成していてもよく、R4およびR5は独
    立して水素、弗素、C1〜6アルキル、ハロアルキ
    ル、アルコキシまたはアルコキシアルキルであ
    り、R6、R7、Y、Y1およびbは前記第1項定義
    の通りであり、そしてaは0〜3の整数である]
    のハロアセトアニリドである特許請求の範囲第1
    項記載の方法。 12 前記ハロアセトアニリド中において、
    R1、R2およびR6がC1〜6アルキルであり、R4およ
    びR5が水素またはC1〜6アルキルであり、R7
    C1〜2モノハロアルキルであり、YおよびY1が酸
    素であり、aが0でありそしてbが1または2で
    ある特許請求の範囲第11項記載の方法。 13 前記ハロアセトアニリド中において、R1
    およびR2がエチルであり、R4およびR5が水素で
    あり、R6がC1〜6アルキルであり、R7が2−クロ
    ロメチルでありそしてbが1である特許請求の範
    囲第12項記載の方法。 14 R6がメチルである特許請求の範囲第13
    項記載の方法。 15 R6がエチルである特許請求の範囲第13
    項記載の方法。 16 R6がプロピル異性体である特許請求の範
    囲第13項記載の方法。 17 R6がブチル異性体である特許請求の範囲
    第13項記載の方法。 18 R6がn−ブチルである特許請求の範囲第
    17項記載の方法。 19 アラクロルを製造しそして回収するにあた
    り、 (A) 添加酸結合剤の不存在下に約15〜30分の間約
    25゜〜65℃の範囲内の温度で約2〜100:1の
    モル比でメタノールを2′・6′−ジエチル−N−
    クロロ−メチル)−2−クロロアセトアニリド
    と反応させること、そして (B) 前記段階(A)からの反応混合物の流出物流れを
    分離帯域に送り、そこからHClとメタノールと
    のコンプレツクス混合物および主としてアラク
    ロルを包含する生成物流れを通常は反応混合物
    の平衡化の0.5分以内に分離すること を包含する一連の反応/分離操作系を少くとも1
    回実施することを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の方法。 20 前記反応/分離系を複数回くりかえしてア
    ラクロルへの2′・6′−ジエチル−N−(クロロメ
    チル)−2−クロロアセトアニリドの実質的に完
    全な変換を確実ならしめる特許請求の範囲第19
    項記載の方法。 21 (A) 添加酸結合剤の不存在下に約15〜30分
    の間約2〜10:1の原料モル比で約25〜65℃に
    保たれている第一反応帯域中でメタノールを
    2′・6′−ジエチル−N−(クロロメチル)−2−
    クロロアセトアニリドと反応させること、 (B) 前記段階(A)の反応混合物の流出物流れを約50
    〜100℃の温度および30〜300mmHg絶対圧の圧
    力に保持されているフラツシユ蒸留帯域に送
    り、ここからメタノールとほとんどの副生成物
    HClとのコンプレツクス混合物、および主とし
    てアラクロルと未反応2′・6′−ジエチル−N−
    (クロロメチル)−2−クロロアセトアニリドと
    を包含する生成物流れを通常は反応混合物の平
    衡化の0.5分以内に分離すること、 (C) 約25〜65℃に保たれている第二反応帯域(こ
    こには追加量のメタノールもまた導入されてい
    る)中に前記第一分離帯域からの前記生成物流
    れを送つて、約15〜30分の間第一反応帯域中で
    使用された量に相当する量の前記未反応2′・
    6′−ジエチル−N−(クロロメチル)−2−クロ
    ロアセトアニリドと反応させること、 (D) 前記段階(C)の反応混合物の流出物流れを約50
    〜100℃の温度および30〜300mmHg絶対圧の圧
    力に保持されている第二フラツシユ蒸留帯域に
    送り、ここからメタノールと実質的にすべての
    残存副生成物HClを包含するコンプレツクス混
    合物、およびアラクロルと痕跡の不純物とを包
    含する生成物流れを通常は反応混合物の平衡化
    の0.5分以内に分離すること を特徴とする特許請求の範囲第20項記載の方
    法。 22 前記段階(B)および(D)からのメタノールおよ
    びHClの前記コンプレツクスを合しそしてこれを
    メタノール回収系に送り、ここからHClを除去
    し、そして回収されたメタノールを精製してそし
    て段階(A)および/または(C)に再循環させる特許請
    求の範囲第21項記載の方法。 23 前記段階(B)および(D)の前記フラツシユ蒸留
    帯域中での前記反応混合物の滞留時間が0.5分以
    内である特許請求の範囲第22項記載の方法。
JP15750477A 1976-12-29 1977-12-28 Process for preparing haloacyl amide Granted JPS53101312A (en)

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