JPS6234701Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6234701Y2
JPS6234701Y2 JP135383U JP135383U JPS6234701Y2 JP S6234701 Y2 JPS6234701 Y2 JP S6234701Y2 JP 135383 U JP135383 U JP 135383U JP 135383 U JP135383 U JP 135383U JP S6234701 Y2 JPS6234701 Y2 JP S6234701Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
snap spring
inner cylinder
main shaft
snap
steering main
Prior art date
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Expired
Application number
JP135383U
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English (en)
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JPS59109468U (ja
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Publication date
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Publication of JPS59109468U publication Critical patent/JPS59109468U/ja
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Publication of JPS6234701Y2 publication Critical patent/JPS6234701Y2/ja
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  • Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ステアリングメインシヤフト等の軸
に装着されるスナツプリング(Cリング)の脱着
作業に用いられる脱着治具に関するものである。
ステアリングメインシヤフト等の軸には、該軸
の軸方向のガタを防止するための手段としてスナ
ツプリング(Cリングとも言う。)が装着され
る。これを図によつて説明すると、第1図は自動
車におけるステアリングメインシヤフトの取付状
態の一例を示す部分断面図、第2図は第1図の要
部拡大図であつて、1はステアリングホイール
(ステアリングハンドル)、2は上端部がステアリ
ングホイール1に結合されたステアリングメイン
シヤフトで、ステリングメインシヤフト2はステ
アリングホイール1の回転力をギヤボツクス3に
伝達させるものである。このステアリングメイン
シヤフト2の上部には、該ステアリングメインシ
ヤフト2に軸方向のガタが生じないようにベアリ
ング4の上面、下面にそれぞれ密着してスナツプ
リング5,5が装着されている。なお、6はコラ
ムチユーブ、7はコラムカバー、8はフロア、9
はコラムアツパブラケツト、10はベアリングリ
テーナである。
ステアリングメインシヤフトに装着されるスナ
ツプリングを脱着するための治具としては、従来
より、スナツプリングブライヤが知られている。
この治具は、先端部がスナツプリングの合口端部
に係合する係合部とされかつ基端部が握持部とさ
れた一対のアームを、その中間部において互に回
動可能に枢着し、前記一対の握持部を握り締める
ことにより、前記一対の係合部が枢着点を中心に
互に離反する方向に回動するように構成されてい
る。
しかしながら、この治具を用いてスナツプリン
グを押し広げた場合には、スナツプリングの合口
端部が、これを押す係合部の回動する方向に対し
て徐々に逆方向に逃げるように広がるので、握持
部と係合部がアームの両端に設けられて両者間の
寸法が大であることと相俟つて治具操作時に係合
部が合口端部から外れ易く、したがつて、治具操
作には相当の熟練度が要求されている。特に未熟
練者が操作する場合は、操作時に往々にしてスナ
ツプリングが係合部から外れ作業者の顔面等に向
かつて飛んでくることもあるので、作業が大変危
険なものとなる。
本考案は、この点に鑑みてなされたもので、そ
の目的は、スナツプリングの脱着を未熟練者であ
つても容易かつ安全に行い得るようにしたスナツ
プリング脱着治具を提供することにある。
かかる本考案の特徴は、外周面に取手用レバー
が固設された内筒、外筒の双方を、互に回動可能
に嵌合し、該両筒にそれぞれスナツプリングの合
口端部に係合する係合爪を設け、スナツプリング
の合口端部と係合爪とが互に同方向に広がるよう
に構成したことにある。
以下、本考案の一実施例を第3図について説明
すると、11はステアリングメインシヤフト
(軸)12に回動可能に嵌合する内筒で、内筒1
1の外周面には取手用レバー13が径方向に固定
して設けられている。内筒11の一端には係合爪
14が軸方向に突設され、係合爪14はステアリ
ングメインシヤフト12のリング溝部15に装着
されるスナツプリング(Cリング)16の合口端
部に係合可能に設けられている。内筒11の外周
には、外筒17が回動可能に嵌合されている。外
筒17の軸方向の長さは、内筒11の長さよりも
短い寸法に設定されている。外筒17の略中央部
には、周方向に所要寸法だけ延びてスリツト18
が形成されている。前述の内筒11側に突設した
レバー13は、このスリツト18を経て外筒17
の外側に突出している。また、外筒17の略中央
部には、スリツト18に対しその周方向に所要の
間隔をあけて取手用レバー19が径方向に突設さ
れている。外筒17の一端には係合爪20が軸方
向に突設され、係合爪20はスナツプリング16
の合口端部に係合可能に設けられている。外筒1
7の一端部下側には、スナツプリング16を収納
するための受け皿21が一体的に取り付けられて
いる。
この脱着治具を用いてステアリングメインシヤ
フト12に装着されたスナツプリング16を取り
外す場合は、先ず、ステアリングメインシヤフト
12に内筒11を嵌合させ、内筒11側の係合爪
14と外筒17側の係合爪20をそれぞれスナツ
プリング16の合口端部に係合させる。次に、内
筒11側のレバー13と外筒17側のレバー19
を、前記両係合爪14,20が互に離反する方向
(第3図において矢印A−A′方向)に回動操作す
る。すると、係合爪14,20を介してスナツプ
リング16の合口端部が係合爪14,20と同方
向に次第に押し広げられ、スナツプリング16の
合口部の間隔がステアリングメインシヤフト12
のリング溝部15の最大径よりも大になると、ス
ナツプリング16が落下して受け皿21の上に収
納されることとなる。
逆に、ステアリングメインシヤフト12にスナ
ツプリング16を取り付ける場合は、先ずスナツ
プリング16をステアリングメインシヤフト12
のテーパ部22に装着した後、ステアリングメイ
ンシヤフト12に内筒11を嵌合させる。次に、
上述したスナツプリング16を取り付ける場合と
同じ要領でスナツプリング16の合口端部を押し
広げる。スナツプリング16をステアリングメイ
ンシヤフト12の外径よりも大に拡げたら、この
ままリング溝部15側(第4図において左方側)
に移動させる。リング溝部15の近傍まで移動さ
せる後、第5図に示すように、治具を逆向きに差
し替え内筒11の他端でスナツプリング16の側
面を押すことにより、リング溝部15にスナツプ
リング16を確実に取り付ける。
以上説明したように本考案によれば、係合爪を
スナツプリングの合口端面に係合してレバーを回
動させるだけでスナツプリングの脱着ができ、そ
の際、スナツプリングの合口端部は係合爪によつ
て押される方向にそのままスムーズに広がるの
で、未熟練者であつてもスナツプリングの脱着作
業を容易かつ完全に行うことができるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はステアリングメインシヤフトの取付状
態を示す部分断面図、第2図は第1図の要部拡大
図、第3図は本考案の一実施例を示す斜視図、第
4図は本考案に係る脱着治具を用いてスナツプリ
ングを取り付けるときの状態を示す斜視図、第5
図は第2図の状態から脱着治具を差し替えてスナ
ツプリングを取り付けるときの状態を示す斜視図
である。 11…内筒、12…ステアリングメインシヤフ
ト(軸)、13,19…レバー、14,20…係
合爪、16…スナツプリング(Cリング)、17
…外筒。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軸に嵌合可能に形成され、かつ外周面にレバー
    を固設した内筒と、該内筒に回動可能に嵌合し、
    かつ外周面にレバーを固設した外筒とを備え、前
    記内筒と外筒にそれぞれ、スナツプリングの合口
    端部に係合する係合爪を設けたことを特徴とする
    スナツプリング脱着治具。
JP135383U 1983-01-10 1983-01-10 スナツプリング脱着治具 Granted JPS59109468U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP135383U JPS59109468U (ja) 1983-01-10 1983-01-10 スナツプリング脱着治具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP135383U JPS59109468U (ja) 1983-01-10 1983-01-10 スナツプリング脱着治具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59109468U JPS59109468U (ja) 1984-07-24
JPS6234701Y2 true JPS6234701Y2 (ja) 1987-09-03

Family

ID=30133079

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP135383U Granted JPS59109468U (ja) 1983-01-10 1983-01-10 スナツプリング脱着治具

Country Status (1)

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JP (1) JPS59109468U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59109468U (ja) 1984-07-24

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