JP2945292B2 - T型レンチ - Google Patents

T型レンチ

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JP2945292B2
JP2945292B2 JP33543194A JP33543194A JP2945292B2 JP 2945292 B2 JP2945292 B2 JP 2945292B2 JP 33543194 A JP33543194 A JP 33543194A JP 33543194 A JP33543194 A JP 33543194A JP 2945292 B2 JP2945292 B2 JP 2945292B2
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JP
Japan
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rotating shaft
rotating
intermediate portion
tip
holding plate
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JP33543194A
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と志美 堀
和幸 原田
健一 前田
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HORI TAKAMITSU
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HORI TAKAMITSU
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  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
  • Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボルト、ナット等を回
転、締めつけに用いるT型レンチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のT型レンチについて図7を用いて
説明する。
【0003】図7は従来のT型レンチの外観図である。
ボルト、ナット等の回転体を回転させる場合に、回転軸
先端部101にボルト等を挿入し、ハンドル102を回
転させることによりボルトを締めつける。103は回転
体であり、ボルト等を回転させる際に回転体103を握
り、回転体も回転するため、回転軸104の横振れを防
止することができ、回転も容易にすることができるとい
うものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のT型レンチではT型レンチを横方向に握って
いるため横振れはある程度防止することができるが、ハ
ンドル2を回転させる際、回転軸の握り方向の力と直交
するハンドルのボルト方向の押え力により、ボルト等の
回転体を回転させる際、回転軸をボルトに完全に固定す
ることができないという課題があった。またボルト、ナ
ット等を回転させる際、特に自動車の底のボルト等を回
転させる場合は、ボルト等に付着する油や離脱した後の
ボルト等が下の方に落ちて顔等にかかるという課題があ
った。
【0005】本発明は上記課題を解決するために、ボル
ト等の方向の押え力を増加し、ボルト等と回転軸の端部
がボルト等の締めつけ中にはずれることなく、ハンドル
の回転を容易にするとともに、自動車の底のボルト等の
回転中にボルト等に付着した油や離脱した後のボルト等
が下の方に落ちて、顔等にかかることを防止すること
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を解決
するために、回転軸と、回転軸を回転させるためのハン
ドルと、回転軸の先端に有し、回転体を挿入、回転させ
るための回転軸先端部と、前記回転軸に設けられ、回転
軸より径が小さい回転軸中間部と、回転軸中間部の外周
面に設けられ回転軸方向に押さえるための押え板と、前
記押え板を回転軸中間部の特定の外周面に保持する係止
手段とを有し、押え板の回転軸先端部側の面にはボルト
等に付着した油を受ける凹部形状の受け溝が設けられ、
受け溝は回転軸先端部から遠ざかるほど階段上に径を小
さくしたものである
【0007】
【作用】本発明は、回転軸に設けられ回転軸より径が小
さい回転軸中間部の外周面に、回転軸方向に押さえるこ
とができる押え板を設けているので、T型レンチにより
回転体を回転させる際、回転軸をしっかり固定でき回転
体からはずれることがない。
【0008】また、この受け溝は回転軸先端部より遠ざ
かるほど径を小さくしてあるため、受け溝に入った油や
ボルト等が受け溝の外に落ちることを防止することがで
きる。
【0009】
【実施例】本発明の第1の実施例を図1から図3を参照
にしながら説明する。
【0010】図1は本発明の第1の実施例のT型レンチ
の外観図である。1はハンドルであり、このハンドル1
を回転させることにより、回転軸2の先端の回転軸先端
部3に挿入されたボルト、ナット等の回転体を回転、締
めつける。4は回転軸中間部であり、回転軸より径を小
さくしてあり、そして図2に示すように、回転軸中間部
4の外周面に設けられた押え板6が、回転軸中間部4か
らはずれないようにしてある。また回転軸先端部2に挿
入されたボルト、ナット等を回転、締めつける際、押え
板6から回転軸先端部2方向に使用者が押さえつけれる
ようにしてある。使用者が押え板6を回転軸中間部2の
特定のところで保持できるように係合手段7を設けてい
る。この係合手段は図2、図3(a)に示すように回転
軸中間部2に設けられた回転軸より径が小さい円周溝5
の外周を覆うように係合する係合手段7に設け、その係
合手段7が円周溝5に入り押え板6を保持している。こ
の状態では、係合手段7が円周溝から離れないように凸
部8により係止してある。
【0011】また、押え板6の回転軸先端部4方向の面
には、回転軸先端部4から遠くなるほど、溝の径が大き
くなる受け溝を設けている。この受け溝9は、例えば車
の底などでボルト、ナット等の取り外し、取り付けを行
う際にボルト、ナット等についた油やそのボルト、ナッ
ト等が落ちてくるのをうける役目をする。なおこの押え
板6の回転軸中間部4の周りには回転軸中間部4に支持
するための支持部10を設けてある。
【0012】上記構成において使用について説明する
と、ボルト、ナット等の回転体を回転、締めつけるため
に、回転軸先端部2に回転体を挿入し、ハンドル1を回
転させる。
【0013】その際、ハンドル1を持っている手と逆の
手で押え板6を押さえる。この押え板6は係止手段7に
より、回転軸中間部4の円周溝5の位置で保持できる。
【0014】なお、図2では円周溝5を回転軸中間部4
の両端付近に設けているが、その位置には限らなくても
よい。
【0015】以上の本発明は第1の実施例によれば、回
転軸2と回転軸2を回転させるためのハンドル1と、回
転軸2の先端に有し、回転体を挿入、回転させるための
回転軸先端部3と、前記回転軸2に設けられ、回転軸2
より径が小さい回転軸中間部4と、回転軸中間部4の外
周面に設けられ、回転軸方向に押さえることができる押
え板6と、押え板6を回転軸中間部4の特定の外周面に
保持する係止手段を設けたので押え板6を回転軸中間部
4の円周溝5のある適当なところに保持し、ボルト、ナ
ット等を回転させる際に、ハンドルを持っている手と逆
の手で押え板6を回転軸2の握り方向と直交するハンド
ルのボルト方向の力により押えながらハンドルを回転さ
せることができるので、T型レンチがボルト等からはず
れることなく、安定して回転させることができる。
【0016】また、押え板6の回転軸先端部3側に受け
溝9を設けているので、車の底等のボルト、ナット等を
取り付け、取り外しする際でも取り外したボルト等や油
をこの受け溝9で受けることができるので、ボルト等を
紛失することがなく、また、ボルト等についていた油が
顔等にかかることもない。さらに受け溝9は回転軸先端
部3より遠ざかるほど径を小さくしているため、受け溝
9に入っている油が受け溝9の外にあふれる危険性が非
常に少ない。
【0017】次に本発明の第2の実施例について説明す
る。図4に本発明の第2の実施例のT型レンチの外観図
を示す。
【0018】図4に示すように押え板のハンドル側の面
に多段をつけている点と、図5に示すように係止手段を
押え板6の側面に設けられた挿入孔11から棒12を挿
入し、回転軸中間部4に設けられた回転軸中間部4より
径が小さい円周溝5に接合するようにして押え板6を回
転軸中間部4に保持しているところが第1の実施例と異
なる。
【0019】上記構成により、押え板6のハンドル1側
の面に多段の面を設けているため、あらゆる手の大きさ
の人でもT型レンチを回転させる際に押え板を押さえや
すくしている。
【0020】次に第3の実施例について図6を参照に説
明する。図6に示すように挿入孔11内の棒12の周り
にバネ13を設けて、円周溝5側の棒12の先端部にバ
ネ13が棒12から抜けないために、棒12の径より大
きいバネ固定部14を設けている。そして挿入孔11の
押え板6の外周側の孔はバネ13が挿入孔11より出な
いようにバネ13の径より小さくしてある。
【0021】上記の構成より、円周溝5から棒12をは
ずして押え板6を移動させる際、棒12をひっぱればよ
く、棒12から手をはなすと、棒12は円周溝5の方向
へ移動するため、押え板6を移動させる際、容易に移動
させることができる。
【0022】
【発明の効果】上記構成によれば本発明は、回転軸と、
前記回転軸を回転させるためのハンドルと、前記回転軸
の先端に有し、回転体を挿入、回転させるための回転軸
先端部と、前記回転軸に設けられ、回転軸より径が小さ
い回転軸中間部と、前記回転軸中間部の外周面に設けら
れ、回転軸方向に押さえることができる押え板と、前記
押え板を回転軸中間部の特定の外周面に保持する係止手
段を設けたので、押え板を回転軸中間部の円周溝のある
適当なところに保持し、ボルト、ナット等を回転させる
際に、ハンドルを持っている手と逆の手で押え板を回転
軸の握り方向と直交するハンドルのボルト方向の力によ
り押さえながらハンドルを回転させることができるの
で、T型レンチがボルト等からはずれることなく、安定
して回転させることができる。
【0023】また、押え板の回転軸先端部側に受け溝を
設けているので、車の底等のボルト、ナット等を取り付
け、取りはずしする際でも、取りはずしたボルト等や油
を受け溝で受けることができるので、ボルト等を紛失す
ることがないとともに、ボルトについていた油が顔等に
かかることもない。
【0024】さらに受け溝は回転軸先端部より遠ざかる
ほど径を小さくしてあるため、受け溝に入っている油が
受け溝の外にあふれる危険性が非常に少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のT型レンチから押え板
をはずした図
【図2】同実施例のT型レンチの外観図
【図3】同実施例のT型レンチの押え板が円周溝に係止
している状態を示す図
【図4】本発明の第2の実施例のT型レンチ外観図
【図5】同実施例のT型レンチの断面図
【図6】本発明の第3の実施例のT型レンチの断面図
【図7】従来のT型レンチの外観図
【符号の説明】
1 ハンドル 2 回転軸 3 回転軸先端部 4 回転軸中間部 5 円周溝 6 押え板 7 係合手段 8 凸部 9 受け溝 10 支持部 11 挿入孔 12 棒 13 バネ 14 バネ固定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B25B 13/48 B25B 13/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転軸と、前記回転軸を回転させるための
    ハンドルと、前記回転軸の先端に有し、回転体を挿入、
    回転させるための回転軸先端部と、前記回転軸に設けら
    れ、回転軸より径が小さい回転軸中間部と、前記回転軸
    中間部の外周面に設けられ、回転軸方向に押さえるため
    の押え板と、前記押え板を回転軸中間部の特定の外周面
    に保持する係止手段とを有し、押え板の回転軸先端部側
    の面にはボルト等に付着した油を受ける凹部形状の受け
    溝が設けられ、受け溝は回転軸先端部から遠ざかるほど
    階段上に径を小さくしたことを特徴とするT型レンチ。
JP33543194A 1994-12-22 1994-12-22 T型レンチ Expired - Lifetime JP2945292B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33543194A JP2945292B2 (ja) 1994-12-22 1994-12-22 T型レンチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33543194A JP2945292B2 (ja) 1994-12-22 1994-12-22 T型レンチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08187670A JPH08187670A (ja) 1996-07-23
JP2945292B2 true JP2945292B2 (ja) 1999-09-06

Family

ID=18288490

Family Applications (1)

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JP33543194A Expired - Lifetime JP2945292B2 (ja) 1994-12-22 1994-12-22 T型レンチ

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Families Citing this family (6)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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