JPS623468Y2 - - Google Patents

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JPS623468Y2
JPS623468Y2 JP1978126167U JP12616778U JPS623468Y2 JP S623468 Y2 JPS623468 Y2 JP S623468Y2 JP 1978126167 U JP1978126167 U JP 1978126167U JP 12616778 U JP12616778 U JP 12616778U JP S623468 Y2 JPS623468 Y2 JP S623468Y2
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JP1978126167U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、室内に内装用のパネルを取付ける際
や、商品陳列棚に背板を取付ける際に適用して効
果的な、パネル取付装置に関する。
[従来の技術] 従来、たとえば、実公昭41−8848号公報に記載
されているように、前片の後面に、後方を向き、
左右厚さが等厚の脚片と下向鈎片を連設したパネ
ル取付具、或は、実公昭53−37856号公報に記載
されているように、前片の後面に、後方を向いて
平行をなす左右一対の等厚な脚片と下向鈎片を連
設したパネル取付具が知られているが、通常、こ
れらの下向鈎片の左右厚さは、支柱の前面に穿設
した縦長孔への挿通を容易にするために、縦長孔
の左右幅より若干小幅とされているために、縦長
孔に係合させると、パネル取付具が縦長孔との係
合部を支点として左右に揺動し、パネルを支柱
に、がたつくことなく強固に取付けることができ
ず、脚片が折れ曲り易いばかりか、相隣るパネル
の対向する両側端部が縦長孔の両側内方に張り出
して縦長孔を狭め、パネル間の間隙が縦長孔の左
右幅より小幅となり、縦長孔が正面より目視し難
く、パネル取付けに使用しない縦長孔を利用し
て、後端に下向鈎片を備えた棚板載置用のブラケ
ツトの装着が困難となつた。
このために、実公昭41−8848号公報に記載の考
案のように、縦長孔の両側に前向きの突条を支柱
と一体に形成し、縦長孔の左右幅と突条間の間隙
とを、脚片及び下向鈎片の左右厚さと等幅に設定
することにより、脚片を両突条により挾持した状
態にして、パネル取付具の左右揺動をなくすとと
もに、両突条によりパネルの側端部が縦長孔を狭
めることのないようにした。
また、実公昭53−37856号公報に記載の考案の
ように、ブラケツトを装着するための縦長孔の両
側に前向きの突条を支柱と一体に折曲形成し、両
突条の折曲部分個所に穿設した縦長孔にパネル取
付具の下向鈎片を係合し、両脚片を突条とパネル
の側端部により挾持した状態にして、パネル取付
具の左右揺動をなくすとともに、両突条によりパ
ネルの側端部が、ブラケツトを装着するための縦
長孔を狭めることのないようにした。
[考案が解決しようとする問題点] しかし、前記実公昭41−8848号公報に記載の考
案においては、縦長孔の左右幅と下向鈎片の左右
厚さが等幅で、縦長孔へ下向鈎片を挿通し難いば
かりか、支柱とパネル取付具の各部の寸法精度を
高く製作加工せねばならず、僅かな寸法誤差など
から、脚片及び下向鈎片が突条間に、或は縦長孔
に挿通し得なくなる問題点がある。
また、前記実公昭53−37856号公報に記載の考
案にあつては、両突条の折曲部分個所に穿設した
パネル取付具を取付けるための縦長孔を、パネル
の側端部が狭めることを防止し得ず、この縦長孔
を利用したブラケツトの装着が困難なために、ブ
ラケツトを装着するための縦長孔とパネル取付具
を取付けるための縦長孔を、別個に多数穿設せね
ばならず、支柱の強度も損なわれ、突条間の間隙
の他に、両突条とパネルの側端部間にも間隙が形
成されて、外観的にも不体裁であつた。
さらに、いずれの場合にも、支柱と一体の突条
を形成するために、支柱の形状が複雑で高価とな
り、かつ、レイアウト変更などにより、パネルを
取替えて、パネルの厚さが薄くなると、突条の先
端がパネル前面より前方に突出して、パネル取付
具の前片によりパネルの側端部をしつかり挾持す
ることができなくなり、このため、パネルの厚さ
に対応して、脚片の前後長の異なるパネル取付具
だけでなく、突条の前後長の異なる支柱も各種準
備せねばならず、部品点数が多くなり、また、金
属製支柱においては、パネル取付具やブラケツト
を着脱する際に、前向きの突条の先端により手指
等を傷つけるおそれを生じた。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、前片の後面に、後方を向き、前後長
がパネルの厚さと等しい脚片を連設し、脚片の後
面に、後方を向き、左右厚さが脚片の左右厚さよ
り小さい下向鈎片を連設してパネル取付具を形成
し、また角柱状の支柱の前面に、上記脚片の左右
厚さより若干小幅で下向鈎片の左右厚さより若干
大幅の縦長孔を上下方向に並べて多数穿設して、
支柱の前面における縦長孔の両側方に、相隣るパ
ネルの対向する両側端部を、脚片の厚さと等しい
間隙を設けて当接し、この間隙にパネル取付具の
後部を押入して、支柱の縦長孔のいずれかにパネ
ル取付具の下向鈎片を係合するとともに、間隙に
脚片を内嵌し、支柱とパネル取付具の前片との間
に、パネルの側端部を挾持させることにより、前
記問題点を解決した。
[作用] 支柱の縦長孔にパネル取付具の下向鈎片を係合
して、相隣るパネルの対向する両側端部間の間隙
に脚片を内嵌し、支柱とパネル取付具の前片との
間に、パネルの側端部を挾持させた状態では、脚
片の後面左右両側部が支柱の前面に当接している
ので、パネル取付具の縦長孔の係合部を支点とし
た左右の揺動が防止されるとともに、左右厚さが
縦長孔の左右幅より若干大幅の脚片の両側面に、
パネルの側端部が当接され、パネルの側端部が縦
長孔の内方に張り出して縦長孔を狭めることがな
く、パネル間の間隙を縦長孔の左右幅より大幅に
して、縦長孔が正面より明瞭に目視できる。
[実施例] 以下、添付の図面に基づいて本考案の実施例に
ついて具体的に説明する。
第1図より第3図までは、第1実施例を示すも
のである。
1は、室内に立設された、相互に平行をなす角
柱状の支柱で、その前面には、上下方向1列に並
ぶ多数の縦長孔2……が穿設されている。
3は、後述するように、各支柱1の前面に取付
けられた内装用パネルである。
4は、パネル取付具で、前片5の後面中央に
は、上下長が前片5の上下長と等しく、左右厚さ
が縦長孔2の左右幅より若干大幅で、前後長がパ
ネル3の厚さと等しい脚片6が連設されている。
脚片6の後面中央には、後方を向き、上下長が
脚片6の上下長と等しく、左右厚さが縦長孔2の
左右幅より若干小幅の下向鈎片7が連設されてい
る。
パネル3,3を支柱1に取付けるには、相隣る
パネル3,3の対向する側端部を、取付具4の脚
片6の厚さと等しい間隙8を設けて、支柱1の前
面における縦長孔2の両側方に当接させる。
ついで、取付具4の後部を間隙8に押入れし
て、下向鈎片7を縦長孔2に挿通するとともに、
脚片6を間隙8に嵌合させて、取付具4を下方に
移動させれば、下向鈎片は、支柱1における縦長
孔2の下方に係合し、パネル3,3は支柱1に簡
単に取付けられる。
取付具4の脚片6の前後長は、パネル3の厚さ
と等しく、支柱1の前面と前片5との間にパネル
3の側端部が挾持され、かつ脚片6の厚さが、縦
長孔2の左右幅より若干大幅で、脚片6の後面左
右両側部は、支柱1の前面に当接しているので、
取付具4は縦長孔2との係合部を支点に左右に揺
動することはなく、パネル3,3は支柱1に、が
たつくことなく強固に取付けられる。
図示を省略したが、上述のようにして取付けら
れたパネル3の前面には、パネル3取付けに使用
しない縦長孔2……を利用して、後端に下向鈎片
を備えたブラケツトを、前方に向けて装着し、こ
のブラケツトに棚板を載置して、着脱自在の棚を
簡単に設けることができる。
この際、取付具4の脚片6の左右厚さが縦長孔
2の左右幅より若干大幅であるから、パネル3,
3の側端部は縦長孔2の両側内方に張り出して縦
長孔2を狭めることがなく、ブラケツトの下向鈎
片を縦長孔2に容易に挿通させることができ、か
つ、パネル3,3間の間隙8も縦長孔2の左右幅
より大幅となつて、縦長孔2が正面より明瞭に目
視され、ブラケツトの下向鈎片を係合すべき縦長
孔2の位置等を看取しながら、ブラケツトを容易
に装着することができる。
支柱1に取付られたパネル3,3は、上述の取
付操作と反対の操作を行なうことにより、簡単に
取り外すことができる。
第4図は、第2実施例におけるパネル取付具
4′を示すもので、前片5′の後面には、後方を向
いて平行をなす、左右1対の脚片6′,6′が連設
され、両脚片6′,6′の後面には、後方を向き、
上下長が脚片6′の上下長と等しく、左右厚さが
脚片6′の左右厚さより小さい下向鈎片7′,7′
が連設されている。
取付具4′もまたパネル取付具4と同様に使用
することができ、パネル3,3間の間隙8を広く
取りたい場合に使用して効果的である。
この場合には、角柱上の支柱1の前面に、下向
鈎片7′,7′に対応する、上下方向2列に並ぶ多
数の縦長孔2……を切設する必要がある。
また、第2実施例においても、パネル3取付け
に使用しない縦長孔2……を利用して、ブラケツ
トを容易に装着し、着脱自在の棚を簡単に設ける
ことができる。
[考案の効果] 本考案装置によれば、パネル取付具における下
向鈎片の左右厚さを支柱の縦長孔の左右幅より若
干小幅として、縦長孔への下向鈎片の挿通を容易
としながらも、脚片を縦長孔の左右幅より大きい
左右厚さとしたことにより、脚片の後面左右両側
部が支柱の前面に当接して、パネル取付具の縦長
孔との係合部を支点とした左右の揺動をなくし、
パネルは支柱に、がたつくことなく強固に取付け
られ、かつ、相隣るパネルの対向する両側端部の
間隙に脚片を内嵌して、パネルの側端部が縦長孔
の両側内方に張り出して縦長孔を狭めることがな
く、パネル間の間隙を縦長孔の左右幅より大幅に
して、縦長孔が正面より明瞭に目視でき、パネル
取付けに使用しない縦長孔を利用して、後端に下
向鈎片を備えたブラケツトを、下向鈎片を係合す
べき縦長孔の位置等を看取しながら、前方に向け
て容易に装着し、このブラケツトに棚板を載置し
て着脱自在の棚を簡単に設けることができる。
また、前記従来技術のように、前向きの突条を
支柱に一体に形成する必要がなくなり、角柱状の
支柱の製作加工が簡単で廉価となり、レイアウト
変更などには、パネルの厚さに対応して、脚片の
前後長の異なるパネル取付具を準備すれば良く、
部品点数が少なくてすむなど、従来技術の前記問
題点を解決して、パネル取付具やブラケツトの着
脱を安全容易に行なうことができる。
さらに、下向鈎片の左右厚さを小幅としながら
も、パネル取付具の基部となる脚片が、縦長孔の
左右幅より大幅の十分な厚さを備えているから、
パネルの対向する側端部をしつかり受支して妄り
に破損することがなく、強度的にも優れたパネル
取付具を提供します。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案装置の第1実施例の横断平面
図、第2図は、同じく前面図、第3図は、同じく
縦断側面図、第4図は、第2実施例における取付
具の拡大斜視図である。 1……支柱、2……縦長孔、3……パネル、
4,4′……パネル取付具、5,5′……前片、
6,6′……脚片、7,7′……下向鈎片、8……
間隙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前片の後面に、後方を向き、前後長がパネルの
    厚さと等しい脚片を連設し、脚片の後面に、後方
    を向き、左右厚さが脚片の左右厚さより小さい下
    向鈎片を連設してパネル取付具を形成し、また角
    柱状の支柱の前面に、上記脚片の左右厚さより若
    干小幅で下向鈎片の左右厚さより若干大幅の縦長
    孔を上下方向に並べて多数穿設して、支柱の前面
    における縦長孔の両側方に、相隣るパネルの対向
    する両側端部を、脚片の厚さと等しい間隙を設け
    て当接し、この間隙にパネル取付具の後部を押入
    して、支柱の縦長孔のいずれかにパネル取付具の
    下向鈎片を係合するとともに、間隙に脚片を内嵌
    し、支柱とパネル取付具の前片との間に、パネル
    の側端部を挾持させてなるパネル取付装置。
JP1978126167U 1978-09-14 1978-09-14 Expired JPS623468Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978126167U JPS623468Y2 (ja) 1978-09-14 1978-09-14

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978126167U JPS623468Y2 (ja) 1978-09-14 1978-09-14

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Publication Number Publication Date
JPS5542714U JPS5542714U (ja) 1980-03-19
JPS623468Y2 true JPS623468Y2 (ja) 1987-01-27

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ID=29087739

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JP1978126167U Expired JPS623468Y2 (ja) 1978-09-14 1978-09-14

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5337856U (ja) * 1976-09-07 1978-04-03

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5337856U (ja) * 1976-09-07 1978-04-03

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JPS5542714U (ja) 1980-03-19

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