JPS6234576A - 有用薬物を受容体に投与するための制御された供与器具 - Google Patents

有用薬物を受容体に投与するための制御された供与器具

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JPS6234576A
JPS6234576A JP61177490A JP17749086A JPS6234576A JP S6234576 A JPS6234576 A JP S6234576A JP 61177490 A JP61177490 A JP 61177490A JP 17749086 A JP17749086 A JP 17749086A JP S6234576 A JPS6234576 A JP S6234576A
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JP
Japan
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cellulose
administering
beneficial drug
wall
drug formulation
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JP61177490A
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ジェームス・ビー・エッケンホフ
リチャード・コルテス
フェリックス・アントニオ・ランドロー
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Alza Corp
Original Assignee
Alza Corp
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    • A61K9/0053Mouth and digestive tract, i.e. intraoral and peroral administration
    • A61K9/0068Rumen, e.g. rumen bolus
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の範囲 本発明は、有益薬物を生物学的受容体に制御された状態
で投与するための新規かつ有用な器具に関するものであ
る。さらに詳しくは、本発明は、感熱性有益薬物の配合
物と膨張性推進物を含む内腔を取り囲む壁体からなる器
具に関するものである。さらにまた本発明は、器具の製
造に使用される積層物、器具を形成するのに有用な組成
物、および有益薬物の配合物を生物学的受容体に投与す
る方法に関するものである。
発明の背景 医薬および有益薬物の分配投与技術において、長時間に
わたり、比較的制御された割合で有益薬物を投与するこ
とのできる器具の必要性が永年の間叫ばれている。例え
ば、錠剤のような従来の投薬形態による投与では、治療
有効性の最大時間がほんの数時間しかないような薬物の
治療有効性の最大時間を増大させたいという要望がある
。こうした従来の形態を適用した患者は、短い間隔で繰
返し投薬を受けなければならない。さらに、投薬の合い
間に代謝作用により血液中の治療上のレベルが低下する
、そしてこのレベルの低下がかなり大きくなって、遂に
は実際上効能を示さなくなる。
このように、頻繁に投与する結果、治療に有効な薬物の
レベルが投与の間に変動することになる。
さらにまた、通常何らかの物理的性質により投与するの
が難しい有益薬物を投与することのできる器具が必要と
されている。例えば、水性液体に不溶性の有益薬物は投
与するのが困難である、というのはこうした薬物は溶液
を形成せず、従って分配投与器具から溶液状態で分配投
与することができないからである。さらに有用薬物の多
くは、脂質に対する溶解性を有するため、従来の投薬形
態では投与するのが難しいのである。
発明の目的 本発明の主たる目的は、有益薬物を分配投与することか
でき、また先行技術における改良要求を満たすことので
きる、新規かつ有用な器具を供給することにある。
さらに本発明の目的は、長時間にわたり制御された割合
で有益薬物を投与することができ、これによって先行技
術による投薬形態につきものの欠点を解消することので
きる分配投与器具を供給することにある。
さらに本発明の目的は、長時間にわたって投与すること
の難しい有益薬物を分配投与するために適用される液体
環境において、自蔵式で、自己始動式で、かつ自蔵動力
式の分配投与器具を供給することにある。
さらに本発明の目的は、有益薬物を含む感熱物と、当該
有益薬物を分配投与器具から投与するための推進物から
なる内腔を取囲む壁体からなる分配投与器具を供給する
ことにある。
さらに本発明の目的は、壁体の少なくとも一部において
、液体を通過させることができ、かつ(3)有益薬物を
含む感熱性組成物と、(4)膨張性推進物を収容した(
2)内腔を取シ囲む壁体形成組成物からなる(1)を体
からなる分配投与器具であって、溶融して液体ないし半
固体又はその類似物となる組成物、および膨潤して、最
初は当該組成物によって占有されていた部分を占める膨
張性推進物について、物理的化学的操作を組合せること
によって有益薬物を投与し、これによって、壁体形成物
を通して当該組成物を分配投与し、従って有益薬物を分
配投与することのできる分配投与器具を供給することに
ある。
さらに本発明の目的は、有益薬物を感熱性、親油性であ
って素剤を担持することのできる担体中に含有させて投
与することのできる分配投与器具であって、当該担体が
使用環境から吸収された熱エネルギーの存在で軟化して
分配投与可能な組成物となり、従ってこれを長時間にわ
たり器具によって分配投与することのできるような分配
投与器具を供給することにある。
さらに本発明の目的は、少なくとも二つの成分と少なく
とも一つの薬物からなる共′融組成物を含む分配投与器
具であって、当該共融組成物が温血動物の受容体の温度
とほぼ同じ温度の融点を有し、当該温度で投与/ステム
から分配投与されるようなものである分配投与器具を供
給することにある。
さらに本発明の目的は、不溶性ないし溶解性の薬物から
なる、実質的に水を含まない感熱性疎水性組成物を収容
して内部配置されたカプセルからなる分配投与器具であ
って、当該感熱性組成物が、使用される生物学的環境中
に存在するエネルギーインプットに反応してその形態を
変え、操作を施すことにより分配投与器具から分配投与
可能となるようなものである分配投与器具を供給するこ
とにある。
さらに本発明の目的は、有益薬物を動物に分配投与する
ための分配投与器具であって、当該分配投与器具が感熱
性組成物と膨張性成分を含み、当該感熱性組成物には水
系の環境に不溶の有益薬物が含まれ、そして当該感熱性
組成物を分配投与器具中の非水系担体中に収容させて動
物に投与できるようにした分配投与器具を供給すること
にある。
さらに本発明の目的は、分配投与器具を製造するのに有
用な積層配列物を供給することにある。
さらに本発明の目的は、有益薬物と感熱性組成物からな
る組成物で分配投与器具を製造するのに有用な組成物を
供給することにある。
さらに本発明の目的は、有益薬物を非水性の感熱組成物
中に存在させてなる組成物で、分配投与器具を製造する
のに有用な組成物を供給することにある。
さらに本発明の目的は、有益薬物を動物に投与するのに
有用な分配投与器具を供給することにある。
本発明の他の目的、特徴および利点は、以下の詳細な内
容説明を、図面および特許請求の範囲と併せて考察すれ
ば、分配投与技術の関連技術者にとっては明らかなこと
である。
さて次に、本発明によって与えられる種々の投与器具の
実施例を示した図面について詳述するが、本発明はこれ
らの実施例に限定されるものではない。投与器具の一例
を図1に示す。図1において、投与器具10は壁体12
を有する本体11からなシ、壁体12が図1では見えな
い区画室を取り囲み、かつそれ自体が区画室を形成して
いることがわかる。投与器具lOには、壁体12に手段
13がついており、これにより長時間にわたり有益薬物
が投与器具10から使用環境へ供与される。
図2においては、図1の投与器具10が透視された状態
で描かれており、本体11、内部区画室を取り囲みかつ
形成している壁体12、および内部区画室を投与器具1
0の外部とつなげている手段13からなることがわかる
。内部区画室15を描くだめ、投与器具lOの壁体12
が14で切シ開いである。壁体12は好ましい実施例に
おいては、投与時にその物理的・化学的状態を保持する
、すなわち分配投与している間に変質しないような無毒
性の組成物で形成されている。ある実施例では、壁体1
2は少なくともその一部が、外部からの液体を実質上透
過することのできる壁体形成組成物からなっている。別
の実施例では、壁体I2は少なくともその一部が、液体
を透過することができ、かつ投与システム10の中に存
在する有益薬物および他の成分を実質上透過することの
できない組成物からなる。さらに別の実施例では、壁体
12は少なくともその一部が透過性又は半透性の組成物
からなシ、壁体12の残部が、投与システム10から有
益薬物を供与するための手段I3を形成している組成物
からなる。
内部区画室15には、有益薬物の配合物17(ドツトで
示しである)を均一状もしくは不均一状に含有した感熱
性組成物16(波線で示しである)が含まれている。内
部区画室15にはさらに、膨張可能な部材18(ダッシ
ュ記号で示しである)が含まれ、これが感熱性組成物1
6と膨張可能な部材18との境界によって形成される接
触面で層状に接している。感熱性組成物16および膨張
可能な部材I8は、区画室15の内部形状に対応した形
状を有する。手段13が壁体12を貫いて伸びておシ、
これによって区画室15が投与器具10の外部とつなが
る。図1および図2の手段13は、ある実施例では、有
益薬物配合物17を投与器具10から使用環境へ投与す
るための通路となっている。
図3は本発明によって得られる投与器具10の別の実施
例を示している。図3は膣又は直腸肛門部における通路
のような体内通路に容易に供与できるように設計された
投与器具10を示し、ている。
投与器具10は、円筒状に伸びた形で、自己保持性の形
状をしており、丸形先端19と後端20からなり、後端
20には手操作で調整できる糸21が適切に取シ付けて
あって、これにより体内通路から容易に送り込むことが
できる。図3は投与器具10を切開いて見た図である。
図3において、投与器具10は少なくとも一部が微孔質
の組成物で形成されている内壁22からなる。ある実施
例では、内壁22には細孔形成物が含まれ、これが使用
環境で内壁22から除かれて、制御された寸法の細孔2
3を形成する。また別の実施例では、内壁22には複数
の制御された寸法の微孔からなる微孔組成物が含まれて
いる。内壁22のどちらの実施例においても、先端19
は有益薬物を投与器具10から分配投与するための手段
となっている。さらに投与器具10は、内壁22に積層
された外912を有する。外壁12は、その少なくとも
一部が透過性組成物、またはその少なくとも一部が液体
を通すことのできる半透性組成物で形成され、また後の
実施例においては、有益薬物に対し実質的に不透過性の
組成物で形成されている。
積層された壁体が、感熱性組成物16を含む内部区画室
15を取囲み、感熱性組成物16には有益薬物17が含
まれている。感熱性組成物16は微孔質内壁22の内表
面に隣接していて、微孔23を通過できるようになって
いる。また区画室15には、膨張性推進物I8が感熱性
組成物16と積層状の配置をなして含まれている。好ま
しい実施例では、投与器具10、は有益治療薬物すなわ
ち医薬を含み、膣の粘膜または直腸肛門部の粘膜によっ
てこれを吸収させて、局所的または全身にわたる効果を
生み出すように設計されている。微孔性の薬物供与面は
、薬物をより広い受容面にわたつて拡散させるだめのデ
ィフューザーと同様に作用し、これによって薬物が広い
範囲の組織に供与されるため、組織の炎症の発生を減ら
すことができる。
図4は本発明によって得られる投与器具lOの別の実施
例を示している。図4は投与器具を切り開いて見た図で
ある。図4の投与器具10は、本体111外壁I2、お
よび通路I3からなる。外壁12は内部カプセル壁24
と内部区画室■5を取り囲んでいる。ある実施例では、
外壁12は液体を透過させるととのできる壁体形成組成
物からなり、まだ別の実施例では、外壁12は使用環境
に存在する外部液体を透過させることのできる半透性の
壁体形成組成物からなる、そして区画室15に含まれる
有益薬物と他の成分に対しては実質上不浸透性である。
別の実施例では、半透性壁体12の一部が内部カプセル
24を取り囲み、壁体12の残部が異種の組成物からな
る。区画室15には、有益薬物17を含有した感熱性組
成物16と膨張性推進物18が含まれ、推進物18は感
熱性組成物16との接触面と層状に接している。
通路13は、外側の半透性壁体12と内部カプセル壁体
24を貫いて伸びており、これによって区画室15と投
与器具lOの外部との間のcommuni。
pa cation が行われる。
図5は、特に蓄積所インブラントとして使用されるよう
に適合された薬剤投与器具を示している。
投与器具10インブラントは、薬物を動物に投与するた
めに製造されたものである。投与器具10インブラント
は、本体11、壁体■2、および供与手段13からなる
。投与器具10インブラントは、前述の器具10と構造
上同一であり、同じ様に機能する。投与器具10インブ
ラントは、動物の体の中、例えば筋肉組織内に入れ込む
ことによって使用される。この場合、当該インブラント
により、長時間にわたり継続的かつ制御された割合で薬
物が投与される。本発明のインブラントは、激しい痛み
を伴なう外科手術において、手術が完了し患者が意識を
取り戻した後に使用するのが有用な使い方である。この
場合、手術中に、鎮痛剤を含有するイン当該インブラン
トを局所的または皮下において筋組織中に入れ込むこと
ができる。
当該インブラントが鎮痛剤を供与して、回復時間の間痛
みを和らげ、所定の目的を達したら筋組織中から容易に
取除くことができる。
図1〜図5に示した投与器具lOは、その動作状態にお
いて、熱力学および速度論的に一体となって行なわれる
作用の組み合わせによって、有益薬物配合物17を適用
される動物液体環境に投与する。すなわち、動作状態に
おいて、感熱性で親油性、親水性組成物16が動物受容
体の温度に感応して熱エネルギーを吸収し、軟化および
/または溶融して液状または半ペースト状の投与可能な
組成物を形成することによって、手段13を通して有益
薬物17が投与される。組成物16が熱エネルギーを吸
収し変化するにつれて、浸透平衡へ向かう膨張性の親水
性層18によって、外部液体が半透性壁体12を通して
吸収され、層18を間断なく膨張かつ膨潤させる。ある
実施例では、感熱性で水を含有していない組成物16と
膨張性で水を含有した層18によって形成されている不
混和性の境界をもとのままに固定・保持しながら、層1
8が膨張する。層18が膨張および膨潤すると、層18
の容積が増え、従って層18が感熱性組成物16を押し
進める。膨張層18が区画室15内の場所を占めるにつ
れて、薬物17を含有した組成物16が手段13e通っ
て押し出されるようになる。さらに動作状態において、
図4かられかるように、壁体■2全通して液体が器具1
0に吸収されるにつれて、内側の薄壁水溶性カプセル物
24が37℃以上の体温で溶解し、半透性壁体12を通
って器具10から放出される。溶解状態のゼラチン配合
物は組成物16とよく混ざり合い壁体12の内表面を滑
らかにする働きもする。
図1〜図5は本発明に従って作製される種々の投与器具
10を例示しているが、投与器具10は多種多様の形状
、サイズ、形態をとって薬物17を適用環境に投与する
ことができるので、例示した器具に限定されるものでは
ないことを理解しておかねばならない。例えば投与器具
10、は、局所的又は全身的に作用する治療薬物を長時
間にわたり胃腸管の中に供与するための経口投与用器具
として設計することができる。経口投与器具10は、直
径が4インチから46  インチの丸形のような従来の
種々の形状およびサイズを有することがでキ、マたトリ
プルゼロ−ゼロおよび1〜8のサイズ範囲を有するカプ
セルのような形状にすることもできる。さらに、投与器
具10、は、口、頚部、子宮、鼻、皮膚、皮下および人
工線など各部に対する投与器具として、形状、サイズを
適合させて造り上げることができる。この投与器具は、
有益薬物を動物に投与するのに使用することができ、投
与できる動物としては、温血哺乳動物、人間、鳥類、爬
虫顛、魚類などが含まれる。この投与器具は、病院、診
療所、療養所、農場、動物園、家畜病院、病室、および
その他の適用環境において使用することができる。
本発明の実施に従って、壁体12は薬物17、動物、又
は他のホスト(host)に悪影響を及ぼさないような
壁体形成組成物から製造することができ、また少なくと
もその一部において、水や生物学的流動体のような水溶
性タイプの外部流動体を透過させることができるという
ことが見い出された。これらの実施例において、壁体1
2は半透性又は透過性の物質から形成することができる
・壁体12の全体又は一部を形成するための代表的な物
質としては、浸透膜および逆浸透膜として知ら、れてい
る半透性ポリマーがある。これらの膜は、医薬やその類
似物も含めて、薬物に対し本W的に不透過性のままであ
りながら、液体は透過することができる。これらの物質
は、半透性ホモポリマー、半透性コポリマー、および類
似物からなる。
ある実施例の場合、代表的な物質としてセルロースエス
テル、セルロースモノエステル、セルロースジエステル
、セルローストリエステル、セルロースエーテル、セル
ロースエステル−エーテル、こレラの混合物、オよび類
似物などがある。これらのセルロース性ポリマーハ、ア
ンヒドログルコース単位に関して、0より大きい値から
最大3までの置換度(D、 S、 )を有する。置換度
とは、最初アンヒドログルコース単位上に存在していた
ヒl−゛ロキシル基が置換基によって置き替わった、す
なわち他の基に変化した平均の数である。アンヒドログ
ルコース単位ハ、アシノペアルカノイル、アロイル、ア
ルキル、アルケニル、アルコキシ、ハロゲン、カーボア
ルキル、アルキルカルバメート、アルキルカーボネート
、アルキルスルホネート、アルキルスルファメート、お
よび類似の半透性ポリマー形成基のような基で部分的又
は全面的に置換することができる。
半透性材料としては、通常セルロースアンレート、セル
ロースジアシレート、セルローストリアシレー1− 、
セルロースアセテート、セルロースジアセテート、セル
ローストリアセテート、モノ−1ジーおよヒドリ−セル
ロースアルカニレ−1・、モノ−、シーおよびトリーア
ロイレート、モノ−、ジーおよびトリーアロイレート、
およびこれらの類似物などがある。代表的なポリマーと
しては、D、 S、が1.8〜2.3で、アセチル含量
が32〜39.9%のセルロースアセテート;D、S、
が1〜2で、アセチル含量が21〜35係のセルロース
ジアセテート; D、S、が2へ3で、アセチル含量が
34〜448係のセ/L70−ストリアセテート、およ
びこれらの類似物などがある。より特定のセルロース性
ポリマーとしては、D、 S、が18で、プロピオニル
含量が385%ノセルロースプロピオネート;アセチル
含量が15〜7%で、プロピオニル含量が39〜42チ
のセルロースアセテートプロピオネート;アセチル含量
が2.5〜3チ、平均プロピオニル含量が392〜45
%で、ヒトゝロキシル含量が28〜5.4係のセルロー
スアセテートプロピオネート;D、 S、が18、アセ
チル含量が13〜15係で、ブチリル含量が34〜39
%のセルロースアセテートブチレート;アセチル含量が
2〜295飴、ブチリル含量が17〜53係でヒドロキ
シル含量カo、 5〜47%のセルロースアセテートブ
チレート;セルローストリアシレート、セルローストリ
ラウレート、セルローストリパルミテート、セルロース
トリオクタノエート、およびセルローストリプロピオネ
ートのような、D、S、  が2.9〜3のセルロース
トリアシレート;セルロースジサクシネート、セルロー
スジノミルミテート、セルロースジオクタノエート、セ
ルロールシカプリレートのヨウナ、D、S、が2.2〜
2.6のセルロースジエステル;セルロースプロピオネ
ートモルホリノブチレート;セルロースアセテートブチ
レート;セルロースアセテートフタレートおよびその類
似物;セルロースアセテートバリレート、セルロースア
セテートサクシネート、セルロースプロピオネートサク
シネート、セルロースアセテートオクタノエート、セル
ロースバリレートパルミテート、セルロースアセテート
へブトネートおよびこれらの類似物のようなエステル基
の混ざり合ったセルロースエステルなどがある。半透性
ホIJマーは米国特許番号4.077.407により公
知であり、ポリ354に一:)(1964年ニューヨー
クのインターサイエンスパブリツシャー社により発行)
に記載されている方法によって製造することができる。
さらに、半透性ポリマーとしては、アセトアルデヒヒシ
メチルセルロースアセテート;セルロースアセテートエ
チルカルバメート;セルロースアセテートメチルカルバ
メート;セルロースジメチルアミンアセテート;セルロ
ースアセテートおよびヒビロキンプロピルメチルセルロ
ースからなるセルロースm酸物;セルロースアセテート
およびセルロースアセテートブチレートからなるセルロ
ース組成物;セルロースアセテートブチレートおよびヒ
ビロキシプロビルメチルセルロースからなるセルロース
組成物;半透性ポリアミド;半透性ポリウレタン;半透
性ポリスルホン;半透性スルホン化ポリスチレン(架橋
した、選択的に半透性のポリマーで、米国特許番号λ1
7λ876;″a27へ586;3541,005;3
,541,006;および3546.142に開示され
ているように、ポリアニオンとポリカチオンの共沈によ
って形成される);選択的に半透性のシリコンラバー;
Loe bと5our i raj anによる米国特
許番号3.133,132に開示されているような半透
性ボリマー;半透性、o lJスチレン誘導体;半透性
(ポリノブイウムスチレンスルホネート);大気圧下に
おける半透性壁体間の静水圧又は浸透圧の差として表示
したときに10−1〜1O−7(cc、/cm hr 
atm)の液体透過性を示す半透性ポリマーなどがある
これらのポリマーば、米国特許番号3,845,770
;3.91へ899 ; 4.160.020、および
汎用ポPolymers、 5cott、、 J、R,
、Roff、 W、J、共著、1971年オハイオ州ク
リーブランドのCRCプレスにより発行)に記載されて
いる。
壁体I2を形成させるだめの他の非セルロース系物質と
しては、ポリオレフイノ、ビニル−タイプのポリマー、
縮合−タイプのポリマー、およびラバー−タイプのポリ
マーなどがある。これらの物質は液体を透過させること
ができ、実質上投与器具10の動作時において区画室1
5の中に膨張性推進物18の存在を維持する。代表的な
物質としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレ
ン−ビニルアセテートコポリマー、ポリブチレン、ポリ
ビニルアセテート、架橋ポリビニルアルコール、可塑ポ
リアミド、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリイノ
プレン、ポリブタジェン、ポリビニルブチリル、および
これらの類似物などがある。
壁体19を形成させるために使用される微孔性物質は一
般に、スポンジ状の外観で4相互連結の孔又はボイドを
保持した構造を有するものとして表される。これらの物
質は、断面が全て均一の構造を有する等方性のものであ
っても、又は断面が全て不均一の構造を有する非等方性
のものであっても、又は両方の断面を有するものであっ
てもよい。孔は連続的又は連結した孔であって微孔壁1
9の両面に開口を有しているので、これらの物質はオー
プンセル構造となる。微孔は規則的および不規則的形状
(曲線状、直線状、曲線−直線状、ランダムに配向した
連続孔、障害を受けだ状態で連結した孔を含めて)の曲
がりくねった経路を通じて、および顕微鏡による観察で
は識別できない他の孔経路を通じて相互連結している。
通常この微孔壁は、対応する非孔性の微孔壁前駆体のか
さ密度と比較して、小さなかさ密度を有することを特徴
としている。この微孔壁はその全体としての形態学的構
造により、非孔壁より全表面積が大きくなる。微孔壁は
さらに、孔の大きさ、孔の数、微孔経路のくねり度、お
よび孔の大きさと数に関係する多孔度によって特徴づけ
られる。
微孔壁の孔の大きさは、電子顕微鏡を用いて、物質の表
面で観察された孔の直径を測定することによって、容易
に確認される。通常多孔度が5%〜95%、孔の大きさ
がlOオングストローム〜100ミクロンの物質が、壁
体■9を製造するのに用いられる。これらの関係につい
ては、膜の輸Lakshminatamah、 N、、
  第6章、1969年ニューヨークのアカデミツクプ
レスにより発行)の中に述べられている。微孔性物質に
ついては、サイエンス、第170巻、1302−130
5投−ジ、1970;ネイチャー、第214巻、285
アント9 サイエンス、第11巻、284−388に一
ジ、1971;米国特許番号λ5’67.809Lac
ey、 R,E、、 Loeb、 5idney共著、
131−134に一ジ、1972年ニューヨークのウィ
リーインターサイエンスによシ発行)に述べられている
微孔性物質は市販されてお9、また公知の方法によって
造ることができる。すなわち、溶蝕核トラッキング(e
tched nuclear tracking)によ
る方法;流動性ポリマーの溶液を凝固点以下に冷却し、
それによって溶媒をポリマー中に分散された結晶の形で
溶液から蒸発させ、次いでホIJマーをキュアしてから
溶媒結晶を除去する方法;孔が形成されるまで、低温又
は高温で冷間延伸又は熱間延伸する方法;適当な溶媒を
用いて、ホIJマーから溶解成分を抽出する方法;イオ
ン交換反応による方法;および高分子電解質による方法
によって製造することができる。好ましい実施例では、
適用環境において微孔壁前駆体から微孔壁を形成する。
微孔壁前駆体には、孔形成体が含まれており、溶解又は
抽出することによってこれが前駆体から取り除かれ、従
って使用可能な微孔壁が形成される。本発明の目的に有
用な孔形成体は、約1〜50又はそれ以上の重量%の固
体孔形成体、約05〜20重49 %の液体孔形成体、
およびこれらの混合物からなる群から選ばれるものであ
る。別の実施例においては、微孔壁ば、圧縮コーティン
グ法(compression coatingtec
hnique)によって形成することができる。この実
施例では、適用環境に存在する液体中に溶解性又は膨潤
性の物質を実質土倉まない硬質微孔壁が、区画室形成成
分のまわりに微孔性物質を圧縮コーティングすることに
よって形成することができる。一般に微孔壁は、500
−5000kg/cm2 の圧力で、通常は回転機械を
用いて形成される。微孔壁製造プロ〜5章、1971年
マグロ−ヒル社より発行);ケミカルレビュー(che
mical Reviews、第18巻、373〜45
5R−ジ、1934);ポリマ巻、284〜288硬−
ジ、1971年);ジャ〜829に−ジ、1971);
米国特許番号3、56 s、 259 ;λ615.0
24 ; 3,751,536 ;3.801.692
 ;ム85 ’2224 ; 3.849,528;ス
929,509および英国特許番号]、、 459.3
56などに記載されている。
微孔壁を形成するのに適切な物質としては、ビスフェノ
ールのような芳香族ンヒドロキノ化合物のホスゲン化に
よってポリマー鎖にカーボネート基が形成されるような
炭酸の線状ポリエステルからなるポリカーボネート、微
孔性のポリ塩化ビニル、ポリへキサメチレンアジピン酸
アミドゞのような微孔性のポリアミド、ポリ塩化ビニル
とアクリロニトリルから形成されるものを含む微孔性の
モダクリリックコポリマー、スチレン−アクリル酸コポ
リマー、ジフェニレンスルホン基が直鎖状に形成されて
いることを特徴とする微孔性4 リスルホン、フッ化ポ
リビニリデン、ポリビニルフルオライド9、およびポリ
フルオロノ・ロカーボンのようなハロゲン化ポリマー、
ポリクロロエーテル、セルロースエステル、セルロース
エーテル、セルロースアクリレート、ポリホルムアルデ
ヒド9のようなアセタールポリマー、ジカルボン酸又は
ジカルボン酸無水物と、+OIJオールのエステル化反
応によって合成されるホIJエステル、ポリ(アルキレ
ンサルファイド)、フェノール系ポリエステル、置換お
よび非置換のアンヒドログルコース単位を有する微孔性
のポリ(サツカライド)、不斉の多孔e+zリマー、架
橋したオレフィンポリマー、疎水性および親水性の微孔
性ホモポリマー、かさ密度の小さいコポリマー又はイン
ターポリマー、および米国特許番号3.59へ752;
3,634,178;3.654,066 ; 3,7
09,774 ; 3,718,532;3.803,
061 ; 3,852,224 ; 3,85238
8;3.853631;入94a254;英国特許番号
LL26,849;ケミカルアブストラクト、71巻、
4274F、22572F、4969に記載されている
物質などがある。
さらに微孔性の物質としては、適用環境に存在する液体
に実質上不溶性の物質、不活性で非崩壊性・非浸蝕性の
物質、および圧壊して粉末状とし、エアーサスペンショ
ン法、浸漬法および類似の方法によって適用することの
できる物質などがある。
代表的な物質としては、ポリ(ウレタン)、ジビニルク
ロライビとアクリロニトリルのコポリマー、架橋した、
長鎖のポリ(ウレタン)のような有機物質、米国特許番
号3.524.753に記載されているような微孔性ポ
リ(ウレタン)、ポリ(イミド)、ポリ(インズイミダ
ゾール)、コロジオン(窒素含量11%のニトロセルロ
ース)、再生プロティン、多価カチオンを高分子電解質
ゾル中に拡散させることによって合成される、米国特許
番号356へ259に記載の微孔性物質、ポリカチオン
とポリアニオンの共沈によって形成される、米国特許番
号λ27 a 589 ; 3.541. OO6;λ
54へ142に記載の微孔性ポリマー、ポリ(ンデイウ
ムステレンスルホン)およびポリ(ビニルベンジルトリ
メチル−アンモニウムクロライト″′)、のようなポリ
(スチレン)誘導体、米国特許番号3.615,024
;3,646,178;3,852224に記載されて
いるような微孔性物質、米国特許番号3.94 & 2
54に開示されているような、複数の微孔を有する微孔
性壁体、およびこれらの類似物などがある。
゛′孔形成体″という表現の中には、孔を形成する固体
および孔を形成する液体が含まれる。後者の表現におい
て、”液体″という術語には、半面体、は−スト、およ
び粘ちゆう液体が含まれる。
孔形成体は、無機物であっても、有機物であってもよい
。固体、液体双方に対する°゛孔形成体″′という術語
には、適用環境中に存在する液体に溶解し、この液体に
よって、微孔壁前駆体から抽出又は浸出されて、使用可
能な、オープンセル構造の微孔壁を形成するような物質
が含まれる。さらに、本発明に対し適切な孔形成体には
、ホIJマーの物理的・化学的変化を引き起こさずに、
溶解、浸出、又は抽出することのできる孔形成体が含ま
れる。
孔形成固体はサイズが約01〜200ミクロンであって
、塩化リチウム、炭酸リチウム、塩化ナトリウム、臭化
ナトリウム、炭酸ナトリウム、塩化カリウム、硫酸カリ
ウム、リン酸カリウム、安息香酸ナトリウム、酢酸ナト
リウム、クエン酸ナトリウム、硝酸カリウムのようなア
ルカリ金属塩、およびこれらの類似物などがある。また
、リン酸力ルンウム、硝酸カルシウム、塩化カルシウム
のようなアルカリ土類金属、およびこれらの類似物など
も含1れる。また、塩化第二鉄、硫酸第一鉄、硫酸亜鉛
、塩化第二銅、フッ化マンガン、フルオロケイ酸マンガ
ン、およびこれらの類似物のような遷移金属塩も含まれ
る。サッカロースを含む多糖類、クルコース、フルクト
ース、マンニトール、マンノース、ガラクトース、アル
ドゝヘキソース、アルドロース、タロース、ソルビトー
ル、およびこれらの類似物のような有機化合物も含まれ
る。
さらに、ジオール、Z IJオール、および多価アルコ
ール、ポリアルキレングリコール、ポリグリコール 、
fす(α−W)−アルキレンジオールのような他の41
Jオール、およびこれらの類似物などの有機脂肪族およ
び芳香族オイルも含まれる。孔形成体は無毒性であって
、これが壁体経路から除かれると、液体を満たした壁体
全通して孔が形成される。ある実施例では、この経路が
、投与は内壁から外壁まで伸びていて、これによって有
益薬物を投与器具の外部に効果的に供与できるようにな
る。好ましい実施例においては、壁体は、無機塩、有機
塩、炭水化物、および生物学的環境での使用時において
、制御された多孔度の孔が形成される時に使用されるオ
イルからなる群から選ばれる、孔形成薬物のポリマーの
重量を基準として、1〜5%の孔形成体からなる。
区画室15内に収容されている膨張性推進物18は、通
常ヒドロゲル組成物からなる。このヒドロゲル組成物は
、架橋していなくても、場合によっては架橋していても
よく、また半透性壁体12を通して外部の液体を吸収す
なわち吸い込むことができるよう彦性質を有していても
よい。ヒドロゲルが浸透性を有する場合は、投与器具1
0の外側の液体に対し、半透性壁体12間に浸透圧勾配
が現れる。膨潤性、膨張性のヒドロゲルを形成するのに
使用される物質は、無配合の高分子物質、および水又は
生物学的液体と相互作用を行ない、液体の吸収によシ膨
潤又は膨張して平衡状態となるような浸透性薬物を配合
した高分子物質である。このポリマーには、吸収した液
体のうちかなシの部分をyp IJママ−分子構造中に
保持する能力がある。好ましい実施例においては、この
ポリマーはゲル状のポリマーであって、かなりの程度、
膨潤又は膨張して、通常容積が2〜50倍に増える。こ
の膨潤性で親水性のポリマーば、浸透性ポリマー (o
smopolymer)としても知られており、非架橋
か又はわずかに架橋していればよい。架橋は、ポリマー
が液体の存在で膨潤する能力を有していれば、共有結合
でもイオン結合でもよく、そして架橋されていれば液体
には溶解しない。ポリマーは、植物でも動物でも、又は
合成物であってもよい。本発明の目的に有用な高分子物
面としては、分子量が5. OOO〜5.000. O
OOのポリ(ヒト゛ロキシアルキルメタクリレート)、
分子量がt o、 o o o〜360. OOOのポ
リ(ビニルピロリドゝン)、アニアン性およびカチオン
性ヒト80ゲル、高分子電解質の錯体、アセテート残分
の少ないポリ(ビニルアルコール)、寒天とカルボキシ
メチルセルロースの膨潤性混合物、幾分架橋した寒天を
混合したメチルセルロースからなる膨潤性組成物、無水
マレイン酸とスチレン、エチレン、フロピレン又はイソ
ブチレンの細かく配分されたコポリマーを分散させるこ
とによって製造される水膨dif’lコポリマー、N−
ビニルラクタムの水膨潤性ポリマー、およびこれらの類
似物がある。
親水性で膨張性の推進物を形成するのに有用な、この他
のゲル性で液体吸収性および/または吸収保持性のポリ
マーとしては、分子量が3QOOO〜300.000の
Rクチン;寒天、アラビアゴム、カラヤゴム、l・ラガ
カントゴム、アルギンおよびアグア(aguar)  
のような多糖類;カルボポール(carbopql■)
の酸性カルボキンポリマーおよびその塩誘導体;ポリア
クリルアミド;水膨潤性のインテン/無水マレイン酸コ
ポリマー:分子量g o、 o o o〜200. O
OOのグツトゝライト(Goodrite■)ポリアク
リル酸;分子量100,000〜5 o o o、 o
 o oのポリオツクス(Polyox■)ポリエチレ
ンオキシドポリマー;でん粉グラフトコポ+Jマー:自
重の約400倍の水量吸収能を有するアクアキープ(A
qua−ksep■)アクリレートポリマー;ポリグル
カンのジエステル;架橋ポリビニルアルコールトポリ(
N−ビニル−2−ピロリドン)の混合物;プロラミンと
して得られるゼイン;分子量4.000〜l O0,0
00のポリ(エチレングリコール);およびこれらの類
似物などがある。好ましい実施例においては、膨張性推
進物は、熱成形可能なポリマーおよび2+)マー組成物
からなる。親水性を有する代表的なポリマーは、米国特
許番号&865,108;400Z173;(Hand
book of Common Polymers、 
5cott。
ROff共著、オハイオ州クリープランドのクリープラ
ンドラバーカンパニーより発行)に記載されている。
分配投与器具10から有益薬物を投与するための推進源
となることに加えて、この膨潤性・膨張性ポリマーはさ
らに、浸透上有効な溶質のだめの支持マトリックスとし
て機能するのに役立つ。この浸透性溶質は、ポリマーと
均−又は不均一状に配合して所望の膨張性推進物18に
することができる。好ましい実施例における組成物は、
少なくとも一種のポリマーと少なくとも一種の浸透性溶
質からなる。一般に組成物は、約20〜90重量係のポ
リマーと80〜10重景係の浸透性溶質からなり、好ま
しい組成物においては、35〜75重量係のポリマーと
65〜25重量%の浸透性溶質からなる。
膨潤性11Jマーと均−又は不均一状に配合して、押出
し又は推進物を形成することのできる浸透有効化合物と
は、液体に溶解し、膨潤性ポリマー中に吸収され、そし
て外部液体に対し、半透性壁体間に浸透圧勾配を生じる
ような浸透有効性の溶質である。浸透有効化合物と溶質
はオスマジエント(osmagent)としても公知で
ある。本発明の目的に対し有用な浸透有効オスマジエン
トとしては、硫酸マグネシウム、塩化マグネシウム、塩
化ナトリウム、塩化リチウム、塩化カリウム、硫酸カリ
ウム、硫酸ナトリウム、マンニトール、ウレア、ソルビ
トール、イノシトール、サッカロース、グルコース、お
よびこれらの類似物などがある。本発明に適切なオスマ
ジエントの浸透圧(気圧)は、O気圧よシ大きく、通常
8気圧〜500気圧、又はそれ以上である。
有益薬物17を均−又は不均一状に分散又は溶解させて
含有している感熱性組成物16は、好ましい実施例にお
いては、最高25℃までの室温およびその2〜3℃の範
囲内において固体のような性質を示し、25℃〜45℃
の範囲で融点又は軟化点を有する感熱性・疎水性の物質
である。好ましい実施例においては、この温度は37℃
およびその2〜3℃の範囲であり、呻乳類の体温に近い
本発明では、「融点」、「軟化点」、「流動点」又は「
融解する」という言葉を使用して、感熱性組成物が溶融
し、溶解して投−スト状のリボンを形成する温度、又は
溶解して投与器具10から有益薬物17を投与するため
に使用することのできる分配投与可能担体を形成する温
度を表わす。
本発明の目的に使用される「感熱性」という術語の中に
は、熱が加わると分配性となり、再び冷却されると、固
化又は増粘することのできる手段からなる熱可塑性組成
物が含まれる。さらにこの術語には、熱エネルギーが加
わるとそれに反応して変化することができる屈熱性組成
物が含まれ、これらはエネルギーの付加又は除去に応じ
て感熱性を示す。好ましい実施例にお・いて、本発明の
ために使用される「感熱性」という術語は、最高25℃
までの温度で固体又は固体のような性質を表わし、31
℃の温度、通常は25℃〜45℃の温度での熱が加わる
と液体、半固体又は粘ちゆう体となるような組成物薬物
担体の物理的・化学的性質を示す。この感熱性担体は、
熱に感じ易く、好ましくは無水であって、温度が上昇す
ると溶融、溶解、軟化、又は融解する性質を有し、従っ
て分配投与器具10により、有益薬物17を均−又は不
均一状に配合した感熱性担体を投与することが可能とな
る。感熱性担体は、好ましくは親油性でかつ疎水性のも
のである。この担体のもう一つの重要な性質は、薬物の
保管時、および投与時において、担体中に含有された薬
物の安定性を維持することができる性質である。代表的
な感熱性組成物およびそれらの融点は以下の通りである
。ココア脂、32〜34℃;ココア脂に密ろうを2チ加
えたもの、35〜37℃:プロピレングリコールのモノ
ステアレートおよびジステアレート、32〜35℃;硬
化植物油のような水素化油、36〜375℃;硬化植物
油80係とノルビタンモノパルミテ−420%の混合物
、39〜39.5℃;硬化植物油80%とポリソルベー
)60が20係の混合物、36〜37℃;硬化植物油7
7.5 %とソルビタントリオレエート20チと密ろう
2.5%の混合物、35〜36℃;硬化植物油72.5
%とソルビタントリオレエート20チと密ろう2.5チ
と蒸留水50%の混合物、37−38℃;パルミチン酸
、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、リルン酸、
アラキドン酸のような飽和および不飽和酸を含む、炭素
数8−22の酸のモノ−、ジー、およびトリグリセリド
;ココナツ油、オリーブ油、およびこれらの類似物から
得られる炭素数10−18の植物脂肪酸のモノグリセリ
ド、ジグリセリドゝ、およびトリグリセリドゝのような
、融点が少なくとも32℃の脂肪酸のグリセリドz部分
水素化した綿実油、オリーブ油、およびこれらの類似物
;部分水素化した綿実油、35−39℃;硬化脂肪アル
コールおよび脂肪、33−36℃:ヘキサジエノールお
よび含水ラノリン、トリエタノールグリセリルモノ−ス
テアレート、38℃;モノ−、ジー、およびトリグリセ
リドの共融混合物、35−39℃;ワイテップゾル(W
itepssl■)H2S、モノグリセリドを含有した
飽和植物脂肪酸のトリグリセリド、33.5−35.5
℃;ヒビロキシル基を含まないワイテツプゾル■H32
,31−33℃;ケン化価が225−240のワイテツ
プゾル■W25.33.5−35.5℃;ケン化価が2
20−230のワイテツプゾル■E75.37−39℃
;       lポリエチレンクリコール1000(
エチレンオキサイどの線状ポリマー)のようなポリアル
キレングリコール、38−41℃;ポリエチレングリコ
ール1500.3g−41’C;ポリエチレングリコー
ルモノステアレー)、39−42.5℃;4+)エチレ
ングリコール1500..33%とポリエチレングリコ
ール6000.47%と蒸留水20%の混合物、39−
41℃;ポリエチレングリコール1500,30 4000、40チとポリエチレングリコール400、3
0%の混合物、33−38℃;炭素数11−17の飽和
脂肪酸のモノ−、ジー、およびトリグリセリドの混合物
、33−35℃:1,2−ノチレンオキ7トゝとエチレ
ンオキシドのブロックポリマー;プロピレンオキシドと
エチレンオキシド9のブロックポリマー;ポリオキシア
ルキレンとブローレンクリコールのブロックポリマー;
石油ヲに一ストシタ食品用ワックス;およびこれらの類
似物。
この感熱性組成物は、25℃の温度で有益薬物を固体組
成物中に保存するための、また膨潤性組成物の界面に不
混和性の境界を保持するための、そして有益薬物を25
℃より高い温度、好ましくは、25−45℃の範囲で流
動性組成物中に分配投与するための手段である。感熱性
組成物は、生物学的環境に分配投与されると、容易に排
出・吸収又は顛似の作用を受け、従って有益薬物が有効
に利用されるようになる。
内壁24を形成するために有用な物質は、カプセルを形
成するために使用される物質である。カプセル壁体24
は、通常一体物又は二体物構造からなり、好ましい実施
例においてはその形状は管状であって、一方の端には口
状部があり、ここから離れたらもう一方の端は、半球状
又はドーム状の形で閉じられている。このカプセル体は
、壁体を有する中空体として機能し、カプセル外部との
出入シを可能にするための、かつカプセルを充填するた
めの開口がついた内部区画宰を取り囲み、その境界を定
めている。ある実施例では、ステンレス鋼製マント9レ
ルのようなマ/1・゛レルをカプセル壁体形成物質の溶
液の入った浴の中に浸漬して、マンドレルにこの物質を
塗布することによって、カプセルが製造される。次いで
マンドレルを引上げ、冷却し、空気流の中で乾燥する。
カブ−1= /L−’iマンドレルから取り除き、形を
整えると、内腔を有するカプセルが得られる。カプセル
を形成するのに使用される物質は、市販されている材料
であって、粘度が15〜30ミリボイスでブルーム強度
(bloom strength)  が最大150g
のゼラチン;プルーム値(bloom value)が
160〜250のゼラチン;ゼラチン、グリセリン、水
および二酸化チタンからなる組成物;ゼラチン、エリス
ロシン、酸化鉄および二酸化チタンからなる組成物;ゼ
ラチン、グリセリン、ソルビトール、ソルビン酸カリウ
ムおよび二酸化チタンからなる組成物;ゼラチン、アラ
ビアゴム、グリセリンおよび水からなる組成物;水を輸
送することができ、かつカプセルに造り上げることので
きる水溶性ポリマー;およびこれらの類似物などがある
ここで使用されている「有益薬物Jという術語には、投
与器具10により投与して有益かつ有用な成果を得るこ
とのできる、いかなる有益薬物又は化合物も含まれる。
この有益薬物は、感熱担体手段16の中に、不溶性のも
のから極めて溶解性の高いものまで含ませることができ
る。「有益薬物」という術語には、殺生物剤、殺菌剤、
殺虫剤、殺寄生虫薬、殺吸虫剤、医薬、滋養剤、ビタミ
ン、栄養補足剤、ミネラル、駆虫薬、成長促進剤、およ
び適用環境に益を与えるような他の薬物などが含まれる
明細および特許請求の範囲において、「有益薬物」とい
う術語には、温血呻乳類動物、人間および霊長類動物、
愛玩動物、スポーツ用動物、農業用動物、および動物園
の動物を含めて、動物に局所的又は全身的な効果をもた
らす、いかなる生理学的又は薬理学的活性物質をも含ま
れる。ここで使用されている「生理学的」という術語は
、正規のレベルおよび機能を付与するための薬物の管理
作用を示し、「薬理学的」という術語は、投与される薬
物の量に応じた変化作用を示す。ステッドチモアのウィ
リアムズ&ウィルキンス社より発行。
投与器具10により投与することのできる有益活性薬物
としては、中枢神経系に作用する薬物のような無機およ
び有機の薬物、筋肉・神経抑制薬、催眠薬、鎮静剤、精
神賦活薬、精神安定薬、抗痙崇薬、筋肉弛緩薬、抗パー
キンソン剤、鎮痛薬、抗炎症薬、麻酔薬、筋肉収縮剤、
抗菌薬、抗マラリア薬、ホルモン薬、避妊薬、利尿剤、
交感神経興奮剤、駆虫薬、新生物形成剤、低血糖剤、オ
プサルミックス(opthalmics)、電解質、心
臓血管用薬剤、およびこれらの類似物などがある。投与
器具によシ投与することのできる代表的な薬物としては
、プロクロルRラジンエジシレート(prochlor
perazine edisyate)、 硫酸第一鉄
、アミノカプロン酸、塩化カリウム、メヵミルアミンハ
イビロクロライビ、プロカインアミトゝハイドロクロラ
イト5、アンフェタミンサルフェート、ベンズフェタミ
ンハイドロクロライド レノールサルフェート、メタンフェタミンハイドゝロク
ロライトゝ、フェラストラジンハイドロクロライド、ベ
タニコールクロライトゞ、メタコリ/クロライド、ピロ
カル上0ンハイドロクロライビ、アトロビンサルフェー
ト、メタスコポールーrミン−1。
マイビ、イソプロパミドゝアイオダイビ、トリデヘキセ
チルクロライト’(tridehexethyl ch
loride)、フェンフォルミンハイド80クロライ
ドゝ、メチルフエニデートハイドロクロライド、オクス
プレノロールハイトゝロクロライビ、メトロプロロール
タータレート、シメチジンハイドロクロライドエニト8
−ル、メクリジンハイトゝロクロライビ、プロクロルR
ラジンマレエート、フェノキシベンズアミン、トリエチ
ルにマシンマレエート、アニシトゝン、ジフエナジオン
、エリスリチルテトラナイトレート、グイゾキシン(d
izoxin)、インフルロフェート、レセルピン、ア
セタゾラミド、メタシラミド、イン10フルメサイアザ
イトゝ、クロロプロパミド8、トラザミトゝ、クロルマ
ジノンアセテート、フエナグリコトゝ−ル、アロプリ、
ノール、アルミニウムアスピリン、メトトレキセート、
アセチルスルフイソキサゾール、エリスロマイシン、フ
ロゲスチン、ニステロジェニックステロイトゝ、フロゲ
ステロンステロイト8、コルチコイド、ヒドロコルチゾ
ン、17β−エストラジオール、エチニルエストラジオ
ール、エチニルエストラジオール3−メfルエステル、
フレスニソロンク(presniso−1ong)、 
 ヒドロコルチコステロンアセテート、トリアムンノロ
ン、メチルテストステロン、17βーヒドロキシプロゲ
ステロンアセテート、19−ツループロゲステロン、ノ
ルゲストレル(norge−strel)、  /ルエ
チンビロン、ノルエチテロン、プロゲステロン、ノルゲ
ストレル、ノルゲストレル、およびこれらの類似物など
がある。
投与器具により投与することのできる他の有益薬物の例
としては、アスピリン、インドメタシン、ナプロクサン
、フェノプロフェン( fenoprofen)、スリ
ンダック(sulindac)、ジクロフェナック(d
iclofenac)、インビプロフエン(indop
rofen)、ニトログリセリン、フロプラノロール、
パルプロエート、チモo − ル(timolol)、
 アテノロール(atenolol)、アルプレノロー
ル、シメチジン、クロニジン、イミプラミン、エル上9
−パ、クロロプロマシン、レセルピン、メチル−F?−
、Q1ジヒト80キ7フェニルアラニン、αーツメチル
ト9−パハイトゝロクロライト9プルバロキシエチルエ
ステル(prvaloxyethyl ester)、
テオフィリン、カルシウムグルコネート、フェラスラク
テート、ビンカミン(vincamine)、ジアゼノ
ξム、フェノキシベンズアミン、ブロッキング剤、およ
びこれらの類似物などがある。有益薬物については、フ
ァーマScience)  レミントン著第14版、1
979年はンフルバニア州イーストンのマシン出版社上
りへ1 9 7 6,  ファルコーネルら著、kンシ
ルバニア州フィラデルフィアのサウンダ−社よシ発行;
およびメディカルケミストリー 第3版〜第1巻および
2巻、バーガー著、ニューヨークのウィリーインターサ
イエンス社より発行、などに記載されている。
本発明の投与システムを用いて温血動物に投与すること
ができ、反別動物によって実証されている代表的な有益
薬物には、メベンダゾール、レバミソール、アルインタ
ゾール、カンペンダゾール、フェンインタソール、ノで
ルベンタソール、オキシインダゾール、オキシインダゾ
ール、チアベンダゾール、トリクロルホン、ブラシカン
チル(praziquantel)、モランテル( m
o ran t e l )、ピランチル(piran
tel)、およびこれらの類似物のような1駆虫薬;米
国特許番号4, 1 9 9, 5 6 9および4,
 3 8 9, 3 9 7 (いずれもメルク社によ
るもの)、      。
およびサイエンス 221!,823〜828に一ジ、
1983、に記載されているアベルメクチ      
 □゛ンおよびイ(ルメクチンのような駆虫薬(この文
       −軟甲、当該イベルメクチン駆虫薬は、
回虫や弾線       、虫などの体内侵入を抑える
のに有効であると示され、また地山、ンラミ、ダニおよ
びこれらの類似物の体内侵入を抑えるのにも有効である
ことが示されている);アベルメクチン、ミルベマイシ
ン、クロルテトラサイクリン、オキシテトラサイクリン
、テトラサイクリン、ゲンタマイシン、ストレプトマイ
シン、シヒトゝロストレプトマイシン、バシトラシン、
エリスロマイシン、アンピシリン、Rニンジン、セファ
ロスポリン、およびこれらの類似物のような抗菌薬;モ
ネシン(Monesin■)ソジウム、およびエルファ
ゼパン(Elfazepam■)のような成長促進剤;
デキサメタシンおよびフルメタシンのようなテフリーイ
ングエージェント(defleaing agent)
 ;ラサロシド、ヴアージニアマイシン、サリノマイシ
ン、ロンネルのようなルーノン発酵マニピュレーターお
よびイオン透過担体;酸化第二銅、硫酸コバルト、亜セ
レン酸ナトリウム、セレン、ヨウ素酸カリウム、酸化岨
鉛、硫酸マンガン、硫酸拒鉛、および他の無機塩のよう
な無機物質;オルガノポリシロキサンのような抗鼓脹薬
剤;スチルベストロールのようなホルモン成長補足剤;
ビタミンA、D、Eのようなビタミン類;フラジリドン
のような抗腸炎剤;β−アゴニスト、エレンブチロール
のような成長効果因子;リンンモノハイドロクロライト
9、メチオニ/、炭酸マグネシウムなどのような栄養補
足剤;酸化クロム、イッテルビウムやエルビウムの塩の
ようなケミカルマーカーなどがある。
薬物又は薬剤は、非荷電分子、分子錯体、およびハイド
ロクロライド、ハイドロブロマイド、サルフェート、ラ
ウリレート、パルミテート、ホスフェート、ナイトレー
ト、ボレート、アセテート、マレエート、タータレート
、オレエート、サリチレートなどの薬理学的に受容性の
塩のような種々の形態をと9得る。酸性薬物、金属塩、
アミン又は有機カチオンに対しては、例えば四級アンモ
ニウム塩として使用することができる。エステル、エー
テル、アミドゝなどのような薬物誘導体も使用すること
ができる。さらに、脂質に不溶性の薬物又は薬剤も、そ
のままの形態で、又は脂質に可溶性の誘導体くしたシ、
また投与器具から供与されると、体中作用によって生物
学的に活性の形態に変化することができるようにしたシ
して使用することができる。水不溶性の薬物も、酵素に
よって変化され、体中pHによって加水分解され、他の
代謝プロセスを経て初期の生物学的活性形態となるよう
な形にすることもできる。投与器具中に存在する薬物の
量は、ある実施例においては、最初は感熱性配合物中に
溶解することのできる量より過剰の量である。通常投与
器具には、0.05nL10g又はそれ以上の薬物を含
有させることができる。例えば個々の器具については、
25nL1m?r   5  mLit    1 2
 5  mii’+    2 5 0my、    
5 0 0mグ。
750mg、1.59.5L  10gなどの量を含有
させることができるようになっている。本発明による投
与器具は、適用環境にO,L mW/ hr ” 15
00my/hr  の範囲で投与することができる。
壁体(半透性、微孔性および積層壁体を含む)は、壁体
形成組成物を用いて成形、エアースプレー、浸漬、又は
ブラッシングすることによって形成することができる。
壁体形成物質を塗布するのに使用することのできる、他
のおよび好ましい方法は、エアーサスインジョン法およ
びパンコーティング法である。このエアー法は、区画室
形成物質ヲ、エアーおよび壁体形成組成物の流れの中で
吊るし、タンプリングさせて、壁体が区画室形成物質を
取り囲み被覆するようにする方法である。
この方法を別の壁体形成組成物を用いて繰返すことによ
多積層壁体が形成される。エアーサスペンション法につ
いては、米国特許番号2,799,241;J、 Am
、 Pharm、 As5oc−、48巻、451〜4
59に一ジ、1979;および同文献の49巻。
82〜84ページ、1960.に記載されている。
レミントン著、第14版、1626へ2678べ”j 
 1970 H”” / シ)L/ ハニア州イースト
ンのマツクパブリッシング社より発行、に記載されてい
る。
壁体を製造するのに適切な溶媒としては、物質、壁体、
有益薬物、感熱性組成物、膨張性推進物、および最終的
な分配投与器具に悪影響を及ぼさない、不活性の無機お
よび有機溶媒が含まれる。溶媒としては、水性溶媒、ア
ルコール、ケトン、エステル、エーテル、脂肪族炭化水
素、ノ・ロゲン化溶媒、脂環式化合物、芳香族化合物、
複素環式溶媒、およびこれらの混合物などがある。代表
的な溶媒としては、アセトン、ジアセトンアルコール、
メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、ブ
チルアルコール、エチルアルコール、インプロピルアセ
テート、n−ブチルアセテート、メチルイソブチルケト
ン、メチルプロピルケトン、n−ヘキサン、n−へブタ
ン、エチレンクリコールモノエチルエーテル、エチレン
クリコールモノエチルアセテート、メチレンジクロリド
、エチレンジクロリド、プロ上0レンジクロリド、カー
ボンテトラクロリド8、ニトロエタン、ニトロプロ・ξ
ン、テトロクロロエタン、エチルエーテル、イソプロピ
ルエーテル、シクロヘキサン、シクロオクタン、ベンゼ
ン、トルエン、ナフサ、■、4−ジオキサン、テトラヒ
ドロフラン、ジグライム、水、およびアセトンと水、ア
セトンとメタノール、アセトンとエチルアルコール、メ
チレンジクロリドとメタノール、エチレンジクロリドゝ
とメタノール、のような混合物などがある。通常本発明
の目的に対しては、壁体は感熱性組成物の融点の2〜3
℃下の温度で被覆形成される。あるいは、壁体を被覆形
成した後に、熱可塑性組成物を投与器具の中に入れ込む
こともできる。本文中で使用されている「有益薬物を供
与する手段」という表現には、少なくとも一つのあらか
じめ形成された通路、又は器具が使用されているときに
形成される少なくとも一つの通路が含まれる。いずれの
実施例においても、この通路が壁体を貫いて区画室と通
じており、これによって有益薬物が投与器具から供与で
きるようになっている。また「有益薬物を供与する手段
」という表現には、通路開口、穿孔、細孔、有益薬物が
移動することのできる有孔エレメント、中空ファイバー
、キャピラリー管などが含まれる。この手段には、適用
環境において侵食されて、投与器具に少なくとも一つの
通路を与えるようなもので使用時に壁体から除去される
物質が含まれる。
通路を形成するのに適切な代表的物質としては、侵食性
のポリ(グリコリック)、ポリ(ラフティック)、ゼラ
チン状フィラメント、ポリ(ビニルアルコール)、およ
びこれらの類似物などがある。
通路ハ、ンルビトールのような物質を壁体から通すこと
によって形成することができる。通路は、丸形、三角形
、正方形、橢円形、不定形などいかなる形状のものでも
よい。投与器具は、特に薬物を広い範囲に分配投与させ
るために、二つ以上の通路を設けて造り上げることがで
きる。ある実施例においては、二つ以上の通路を有する
投与器具を造り上げる際、単一通路の場合の器具と機能
上等価のものを造υ上げることができた。さらに通路は
機械的孔あけ又はレーザー光による孔あけで、壁体を貫
くことによっても形成することができる。
ここに述べたような有益薬物供与手段については、米国
特許番号3.84へ770および3,91fi899に
開示されている。セルロース壁体から孔形成体を浸出さ
せることによって、少なくとも一つの制御された多孔度
の通路を形成させる方法については、米国特許番号4,
200,098 ; 4,23へ236;4、309.
996および4.320.759に開示されている。壁
体形成物質から孔形成体を浸出又は溶出させることにつ
いては、米国特許番号’L25a108;4,265,
874;および4、344.929に記載されている。
器具内部の予め選定した場所と通じ合えるような通路を
孔あけするための表面を選定するために、器具を配向さ
せることのできる写真検知手段を有するレーザー光孔あ
け装置については、米国特許番号4、063.064お
よび4.088.864に記載されている。
以下に記述する実施例は、単に本発明を例示したもので
あって、本発明がこの範囲に限定されるものではない。
これらの実施例およびこれらと等価のものについては、
本発明の開示内容、図面、および特許請求の範囲を考慮
すれば関連技術者には明らかなことであろう。
実施例1 インドメタシンを制御された投与状態で人間に投与する
ための、経ロデイス投ンサーの形状をした投与器具は、
次のようにして製造される。先ず、300mIiのブト
ロニツク(Butronic■)L−1ポリオール、(
L2−ブチレンオキシドゝにエチレンオキシドを加えて
重合させたブロックポリマーで、〜66R−ジ、198
2.に報告されている。このsP IJママ−流動点が
39℃である。)を55℃で溶融し、次いでこの中に高
剪断超音波ミキサーを用いて200mf/のインドメタ
シンを加える。得られた混合物を55℃の減圧オープン
中に入れ、圧力110rrrfn水銀柱以下にまで下げ
る。インドメタシンープトロニツク組成物を約10分間
減圧下に保持してエアーを除去する。次に、この感熱性
・熱可塑性の薬物配合物40(lPf、oO開口のゼラ
チンカプセルの中に注ぎ込む。次いで、100■の塩化
ナトリウムと3007n@のポリアクリル酸のナトリウ
ム塩(カーボポール(carbopal■)934p)
として市販されている)からなる膨張性推進物を圧縮し
てタブレットにする。このタブレットは4Mのタブレッ
ト成形機および3.5トンの圧力を用いて形成される。
タブレットは最終的には、カプセル開口部の内部形状に
対応する形状を有する。次いでこのタブレット物をカプ
セルの開いた端部に挿入して、薬物ポリオール配合物と
接するようにする。パンコーター中で、カプセルを91
チのセルロースアセテートブチレートと9チのポリエチ
レングリコール400の混合物400■からなる速度制
御壁体で被覆する。壁体は、メチレンクロライド宍メタ
ノール90:10(V/V)溶媒系中、5重量%濃度の
溶液から被覆される。
次いで壁体が被覆された投与システムを30℃で24時
間乾燥する。高速メカニカルドリルを用いて、半透性壁
体を貫いて30ミルの出口通路となる孔をあけ、薬物配
合物と外部とを通じ合うようにする。この通路によシ、
確実に感熱性薬物配合物と外部とが通じ合い、従って投
与システムから投与できるようになる。図6は本発明に
よって得られる積層物を示し、熱エネルギーを吸収する
ための、薬物17を含有した第一層16と、液体を吸収
および/または吸い込むための第二層18からなる。
実施例2 感熱組成物がポリエチレングリコール400ジステアレ
ートからなり、また膨張性−膨潤性組成物が、分子量3
,0OQOOOのポリ(エチレンオキシ)’)70重量
%と、塩化ナトリウム30重量%の混合物からなるとい
うこと以外は、上記した条件で、実施例1に記載した方
法に従って投与システムを作製した。
実施例3 次のようにして分配投与システムを作製した。
先ず、カプセル本体を、その開口を直立させた状態で位
置決めし、膨張性−膨潤性組成物をカプセルの半球状の
端部に詰め込む。この組成物は、浸透性溶質である塩化
ナトリウムが25重量%と分子t2oo、oooのポリ
(エチレンオキシド)が75重量%からなる。膨張性組
成物形成成分を工業用ブレングー中で、加熱しながら2
0分配合すると、均一な組成物が得られる。この加熱し
た組成物をカプセルに入れると、この組成物はカプセル
の約兇の容積を占める層を形成する。次に、融点35〜
37℃の中性脂肪77チと、融点52℃のパラフィン1
9.5 %の共融混合物からなる感熱性薬物配合物を加
熱し、これに2.5%の2−アセトキシ−安息香酸を加
える。この加熱した混合物を約40℃に冷却した後、カ
プセル中に注入して膨張性層と接するようにする、そし
てカプセルを25℃の室温まで冷却する。
次に、アセチル含量が39.8 %のセルロースアセテ
ートの15%溶液をメチレンクロライド−メタノール溶
媒系で作製し、カプセルを半透性壁体で被覆する。カプ
セルを15回塗布溶液中に浸漬することによって塗布す
る。最初5秒浸漬、次にlO秒浸漬二回、次に30秒浸
漬、次いで1分浸漬する。なお各浸漬に対し、5分の乾
燥時間をとる。浸漬工程後、この分配投与システムを、
空気流を送りながら室温72下(約22℃)で5日間乾
燥する。これにより厚さ約2胴の半透性壁体が形成され
る。半透性壁体にレーザー光で通路となる孔をあけ、投
与システムの外部を感熱性薬物配合物と通じ合わせるこ
とによって、長時間にわたり制御された割合で薬物が供
与できるようになる。
図7は本発明によって得られる積層物を示し、熱エネル
ギーを吸収し、かつ有益薬物17を含有するための手段
からなる填一層16と、膨張するためかつオスマジエン
ト(osmagent) 25を含むための浸透性ポリ
マ一手段からなり、液体を吸収および/または吸い込む
作用を示し、膨張して区画室内の空間を占めるような、
積層配置状の第二層18からなる。
実施例4 有益薬物を温血動物に投与するための分配投与器具を次
のようにして作製した。先ずモールドを、o、tzsの
エチレングリコールジメタクリレートを含有する30部
のエチレングリコールモノメタクリレートと、10部の
重硫酸ナトリウム0.13チ水/エタノール溶液からな
る膨張性形成組成物で満たす。この組成物は30℃で重
合し、20分後室温で平衡に達したら、モールドから固
体層を取り出す0次に12%の密ろうを含んだココアノ
ミターと250■のオクスプレノロールノ1イトゝロク
ロライドからなる感熱担体の層を膨張性組成物と接した
状態に配置する。次いで、この積層配置体を、手早く浸
漬処理することによって、アセチル含量39.8%のセ
ルロースアセテート45重量係と、ソルビトール45重
量係と、ポリエチレングリコール400が10重量悌か
らなる微孔性壁体で被覆する。次いでとの微孔性壁体の
一部に半透性壁体を、被覆するが、薬物供与表面は未被
覆のままにしておく。この半透性壁体はアセチル含量3
9.8%のセルロースアセテート50重t%と、アセチ
ル含量32%のセルロースアセテート50重量係からな
る。
実施例5 本実施例においては、器具がセルロースアセテートブチ
レートとポリエチレングリコール400からなる種々の
厚さの単一壁でできているという点板外は、上記の条件
と物質を用いて、実施例4に記載した方法に従って、投
与システムを作製した。速度制御壁の厚さを、器具10
の端部における30ミル(0゜76門)から、通路に隣
接した均一テーパ一部における15ミル(0,38mm
)まで変えた。付図8は本発明によって得られる積層体
を示し、孔形成体23を含んだ微孔性組成物22が感熱
性組成物16と接している。また、付図9は本発明によ
って得られる積層体を示し、半透性組成物12が薬物1
7’に含んだ感熱性組成物16と接している。
実施例6 熱可塑性薬物配合物を含んだ浸透活性の分配投与システ
ムを次のようにして作製した。先ず、2709の中性化
されたカーボボール934Pカルボキシポリメチレン(
カルボキシビニルポリマーでChem、 & Eng、
 News、 36巻、  64−<−ジ。
工958に記載されている)のナトリウム塩を、高速プ
レングー中で1169の乾燥塩化す) IJウムおよび
49のステアリン酸マグネシウムと混合する。得られた
混合物を、14 インチのフラット型押しグイと2トン
の圧力を用いて、マネステイ(Manesty)  D
 3 Bタブレットプレス上で圧縮して200〜のコア
ー形状のタブレットにする。次いで得られたタブレット
を、外径258ミル、内径250ミル、長さ657ミル
の寸法を有する番号1のゼラチンカプセルの大きい方の
半区画側に部分的に挿入する。
135gのセルロースアセテートブチレートと15gの
ポリエチレングリコール(平均分子量400)を、24
00mA’の塩化メチレン/メタノール混合溶媒中に溶
解することによって、速度制御メンブレンを作製する。
フロイントHニーパンコーター(Freund Hニー
ルミn coater)を用いて、この副集成体に速度
制御壁体を被覆すると、厚さ8ミルのメンブレンが得ら
れる。50℃のオープン中で40分以上乾燥した後、孔
あけによって壁体にオリフィスを形成させ、薬物貯蔵部
に活性配合物を充填する。551gの4 リエチレング
リコール400.1.049のイ(ルメクテン、0.3
59のキューボスイック(cubosic■)コロイダ
ルシリコンジオキサイl−’ e、120下に加熱した
容器中で混合することによって、熱可塑性配合物を作製
する。貯蔵部に300mgの熱可塑性組成物を詰める。
こうして得られた器具は、約72時間にわたり0.2 
mf / h rの割合でイベルメクチンを供与する。
実施例7〜11 これらの実施例においては、推進性ヒドロゲルが100
%ソジウムカルボキシビニルポリマー;1oosJす(
オキシエチレン)凝固剤;85:15の割合のソジウム
カルボキシビニルポリマー:塩化すトリウム;85:1
5の割合のポリ(オキシエチレン)凝固剤:塩化ナトリ
ウム;および70:30の割合のポリ(オキ7エチレン
)凝固剤:塩化ナトリウムからなるという点以外は、上
記の条件を用いて実施例6の方法を繰返した。
実施例12 本実施例においては、半透性壁体が、アセチル含量、3
2%のセルロースアセテートによる内側層と、アセチル
含量3 g、 B%のセルロースアセテートによる外側
層とからなり、内側層が外側層によって被覆されている
ことからなる積層体であるという点以外は、前記した条
件で実施例6の方法を繰返した。
実施例13 本実施例においては、熱可塑性組成物が、20.19の
L−1ポリオール(L2−ブチレンオキシドゞにエチレ
ンオキシドを加えて重合させたブロック97巻、61〜
66は−ジ、1982.に記載されている)、2.44
9のイベルメクチン、および(a)70:30の割合の
カーボホール■934P:塩化す) IJウム:又は(
b)85:15の割合のポリ(オキシエチレン)凝固剤
:塩化ナトリウム;又は(c) 100 %ポリ(オキ
シエチレンオキシド)からなるものであるという点以外
は、前記した条件で実施例6の方法を繰返した。
実施例14 本実施例においては、105gのポリエチレングリコー
ルジステアレート400を9.99のイイルメクチンと
混合1カポシル■(cabosil■)を配合物から除
外したという点以外は、前記した条件で実施例6の方法
を繰返した。
本発明のある実施例は、有益薬物を含有する感熱性組成
物を配合作製することによって、有益薬物の投与しやす
さを向上させる方法に関するものであり、本発明の別の
実施例は、投与システムをつくり上げることに関するも
のである。さらに本発明のある実施例は、有益薬物を制
御された速度で動物に投与するための方法に関するもの
であり、この方法は;(a)投与器具を動物に経口して
入れること(このとき当該投与器具は:(1)少なくと
も一部が、液体を透過することができ、かつ実質的に薬
物を透過することのできない半透性ポリマー組成物から
なる外側壁体:(2)体温で溶融し、投与器具から薬物
を輸送するための担体手段となる感熱性の薬剤受容手段
における、治療プログラムをあらかしめ形成するための
投薬単位景の薬物からなる有益薬物配合物の層を含む内
腔であって・当該外側壁体によって取囲まれている内腔
:(3)当該内腔内における膨張性手段の層:および(
4)当該壁体において、感熱性薬物配合物と外部とを通
じ合えるようにする少なくとも一つの分配投与手段から
なる);(b)壁体の透過性および壁体間の浸透圧勾配
によって決まる速度で、壁体を通して液体を吸収するこ
と(これによシ、膨張性ヒビロゲルの層が膨張し膨潤す
る);(c)薬物配合物が溶融して、流動性の配合物を
形成すること;および(d)溶融配合物を押し進めるか
たちで膨張層が継続的に膨張することによって、区画室
から有益薬物配合物を投与すること(当該分配投与手段
を通して、治療上有効な量の配合物が、長時間にわたり
制御された速度で動物に分配投与される)のステップか
らなる。
本発明によシ、分配投与技術において、広範囲で実用的
な用途を有する投与器具が得られることは明らかであろ
う。本発明は、感熱性手段と膨張性手段からなり、これ
らが−緒に作用して、制御された速度で有益薬物を分配
投与する。この一対となった手段が、膨張手段により長
時間にわたり投与器具から同時に投与される分配投与性
組成物を形成するある手段とともに物理的に変化する可
能性については明白ではない。上記記載は、本発明の好
ましい実施例からなるので、開示された発明原理に従い
、本発明の範囲を逸脱することなく、種々のバリエーシ
ョンおよび変法が可能であることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
図1は、有益薬物を温血動物の胃腸管に経口投与するよ
うに設計された分配投与器具を部分的に描いた図である
。 図2は、図1の分配投与器具の内部構造を明示するため
、図1を切り開いた状態で見た図である。 図3は、本発明によって与えられる分配投与器具の図で
あって、壁体が一部切シ開かれておシ、分配投与器具が
直腸肛門部や膣における通路のような体の通路の中に有
益薬物を投与するように設計されている。 図4は分配投与器具を開いて見た図であって、感熱組成
物と膨張性推進物を含んだ内腔を取り囲んでいる内側壁
体と外側壁体からなる分配投与システムの内部構造を明
示したものである。 図5は、動物の組織に制御された割合で、長時間にわた
υ薬物を投与するためのインブラントとして使用できる
ように設計し適合させた分配投与器具を横から見た図で
ある。 図6. 7. 8. 9は本発明によって与えられる分
配投与器具を製造するのに有用な積層物を示している。 これらの図面およびその明細に卦いて、関連図面の類似
部分は、同一の部分を示すものである。 説明図面および明細に出てくる術語については、実施例
だけでなく、さらに各開示箇所にて詳述する。 (外5名)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、有益薬物配合物を適用環境に投与するための投与器
    具であつて、(a)内部区画室を取り囲み、形造つてい
    る壁体手段;(b)当該区画室の中において、膨脹して
    、区画室内のより増大する場所を占有するための手段;
    (c)当該区画室の中において、環境から熱エネルギー
    を吸収するための、また有益薬物を担持するための手段
    ;(d)環境から熱エネルギーを吸収するための当該手
    段の中に存在する投薬単位量の有益薬物;および(e)
    当該壁体において、長時間にわたり、有益薬物を投与器
    具から環境へ投与するための手段からなる投与器具。 2、有益薬物配合物を環境に投与するための投与器具で
    あつて、壁体における有益薬物を投与するための当該手
    段が少なくとも一つの通路からなるものである特許請求
    の範囲第1項記載の投与器具。 3、有益薬物配合物を環境に投与するための投与器具で
    あつて、壁体における、有益薬物を投与するための当該
    手段が、投与器具が適用中のときに形成される少なくと
    も一つの通路からなるものである特許請求の範囲第1項
    記載の投与器具。 4、有益薬物配合物を環境に投与するための投与器具で
    あつて、区画室を取り囲み、形造つている当該壁体手段
    が、少なくともその一部において、微孔性物からなるも
    のである特許請求の範囲第1項記載の投与器具。 5、有益薬物配合物を環境に投与するための投与器具で
    あつて、区画室を取り囲み、形造つている当該壁体手段
    が、一部において半透性物によつて積層された微孔性物
    からなるものである特許請求の範囲第1項記載の投与器
    具。 6、有益薬物配合物を適用環境に投与するための投与器
    具であつて、熱エネルギーを吸収するための当該手段が
    、25℃〜45℃の温度の環境において、25℃〜45
    ℃の温度で分配投与可能な組成物を形成するものである
    特許請求の範囲第1項記載の投与器具。 7、有益薬物配合物を適用環境に投与するための投与器
    具であつて、膨脹し、空間を占めるための当該手段が、
    浸透性ポリマーからなるものである特許請求の範囲第1
    項記載の投与器具。 8、有益薬物配合物を適用環境に投与するための投与器
    具であつて、膨脹し、空間を占めるための当該手段が、
    浸透性ポリマーおよびオスマジエント(osmagen
    t)からなるものである特許請求の範囲第1項記載の投
    与器具。 9、有益薬物配合物を適用環境に投与するための投与器
    具であつて、当該壁体手段が、セルロースエステル、セ
    ルロースジエステル、セルローストリエステル、セルロ
    ースエーテル、セルロースエステル−エーテル、セルロ
    ースアシレート、セルロースジアシレート、セルロース
    トリアシレート、セルロースアセテート、セルロースア
    セテートブチレート、セルロースプロピオネートモルホ
    リノブチレート、およびセルロースアセテートフタレー
    トからなる群より選ばれるものからなる特許請求の範囲
    第1項記載の投与器具。 10、有益薬物配合物を適用環境に投与するための投与
    器具であつて、当該壁体手段が、セルロースエステル、
    セルロースジエステル、セルローストリエステル、セル
    ロースエーテル、セルロースエステル−エーテル、セル
    ロースアシレート、セルロースジアシレート、セルロー
    ストリアシレート、セルロースアセテート、セルロース
    アセテートブチレート、セルロースプロピオネートモル
    ホリノブチレート、セルロースアセテートフタレートお
    よび孔形成体からなる群より選ばれるものからなる特許
    請求の範囲第1項記載の投与器具。 11、有益薬物配合物を適用環境に投与するための投与
    器具であつて、膨張し、増大する場所を占めるための当
    該手段が、ポリアクリル酸のナトリウム塩と塩化ナトリ
    ウムからなるものである特許請求の範囲第1項記載の投
    与器具。 12、有益薬物配合物を適用環境に投与するための投与
    器具であつて、膨張し、増大する場所を占めるための当
    該手段が、本質的にポリ(エチレンオキシド)、ポリ(
    アクリルアミド)、ポリ(ヒドロキシアルキルアクリレ
    ート)、ポリ(アクリル酸)、およびポリ(サッカライ
    ド)からなる群より選ばれるものからなる特許請求の範
    囲第1項記載の投与器具。 13、有益薬物配合物を適用環境に投与するための投与
    器具であつて、当該壁体手段が、少なくともその一部に
    おいて、オレフィンポリマー、ビニルポリマー、縮合ポ
    リマー、ラバーポリマー、シリコンポリマー、および炭
    水化物ポリマーからなる群より選ばれるものからなる特
    許請求の範囲第1項記載の投与器具。 14、有益薬物配合物を適用環境に投与するための投与
    器具であつて、区画室の中において、熱エネルギーを吸
    収するための当該手段が、グリセリド、ワックス、少な
    くとも一部水素化されたオイル、アルキレンオキシドと
    エチレンオキシドのブロックポリマー、および脂肪酸エ
    ステルからなる群より選ばれる感熱性組成物である特許
    請求の範囲第1項記載の投与器具。 15、有益薬物配合物を適用環境に投与するための投与
    器具であつて、当該壁体手段が、少なくともその一部に
    おいて、セルロースアシレート、セルロースジアシレー
    ト、又はセルローストリアシレートからなる群より選ば
    れるものからなる特許請求の範囲第1項記載の投与器具
    。 16、有益薬物配合物を適用環境に投与するための投与
    器具であつて、当該壁体手段が、少なくともその一部に
    おいて、微孔性のポリマー組成物からなるものである特
    許請求の範囲第1項記載の投与器具。 17、有益薬物配合物を適用環境に投与するための投与
    器具であつて、区画室の中において、膨張し、空間を占
    めるための当該手段が、ヒドロゲル、酸性カルボキシビ
    ニルポリマー、ポリエチレンオキシド、およびヒドロゲ
    ルとオスマジエントの配合物からなる群から選ばれるも
    のである特許請求の範囲第1項記載の投与器具。
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