JPS6234518B2 - - Google Patents

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JPS6234518B2
JPS6234518B2 JP14312782A JP14312782A JPS6234518B2 JP S6234518 B2 JPS6234518 B2 JP S6234518B2 JP 14312782 A JP14312782 A JP 14312782A JP 14312782 A JP14312782 A JP 14312782A JP S6234518 B2 JPS6234518 B2 JP S6234518B2
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JP
Japan
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valve
pressure
port
switching valve
axis
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JP14312782A
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Masanori Yamashita
Hirotoshi Myake
Masaaki Suhara
Nobuyuki Kanezuka
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Daikin Industries Ltd
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Daikin Kogyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は液圧駆動系によつて動かされるハンド
リング装置に係り、特にワークを把持した把持部
が重力方向に降下してワーク授受点に到達する際
に機械的衝撃を緩和して軽快、円滑かつ一定の押
しつけ力を加えた状態でワークを授受するように
した液圧回路の構成に関する。
ワークテーブルと、旋盤などの加工機における
処理部との間にワークを移送するハンドリング装
置で高重量のワークを扱うものは何うしても大形
となり、装置自体が高重量となるものであり、こ
の重量が加わる方向に運動させる場合とそうでな
い場合とを区別することなく画一的に作動させた
のでは種々の支障をもたらして好ましくないこと
は言うまでもない。
例えばワークテーブルに上方から接近する降下
の場合にはワークを含むハンドリング装置の高重
量部分の重力が移動方向に揃うために、減速作動
させたとしてもワークテーブルに与える衝撃は可
成り大きくなり、機械強度のいちばん小さいとこ
ろがこの衝撃によつて損傷を受けることが十分考
えられるので、かかる衝撃が生じないように所謂
ソフトタツチを行わせるための制御が当然必要に
なる。
そこで、サーボ制御方式よりも廉価であり、か
つ制御が容易であるとして、従来から多用されて
いるオン・オフ切換方式のハンドリング装置で
は、ワーク授受点に接近するまでの作動領域と、
これにつづくワーク授受点に到達する作動領域と
で、把持部を移動するためのアームの移動速度を
変えるようにしており、例えば第4図に示す如
く、把持部に対して腕部分となる液圧シリンダー
8′を軸垂直あるいは軸水平の各状態でロツド進
退動させるための液圧回路を、高・低速時ともに
作用させる可変流量制御弁32と高速時に作用さ
せる可変流量制御弁33とを並列的に配設して、
固定的な大小流量の切り換えを電磁切換弁31で
行つていた。
この場合、液圧シリンダー8′が軸水平に設置
されているときの動きは、ハンドリング装置にお
ける摩擦係数にもとづく負荷を考慮すればよいの
で、可変流量制御弁32を適切な値に設定すれば
よく大きな問題は生じないが、軸垂直に設置され
ているときには下降速度を前記制御弁32によつ
て小さくさせただけでは駄目であつて、押し上げ
力が作用する一方のシリンダー室8a′に対して適
当な背圧を加えるようにしていた。
すなわち、ワーク授受点に接近する直前の作動
領域は、ポンプライン→電磁切換弁31のポンプ
ポートP→同じく切換ポートA→電磁切換弁1
9′のポンプポートP→同じく切換ポートB→液
圧シリンダー8′→電磁切換弁21′の切換ポート
B→同じくリザーバポートT→電磁切換弁19′
の切換ポートA→同じくリザーバポートT→可変
流量制御弁32→リザーバラインの液圧流れをと
らせていたのを、ワーク授受点に到達する次の作
動領域では電磁切換弁21′および31を切換え
ることにより、ポンプライン→定差減圧弁34→
逆止弁36→電磁切換弁19′→液圧シリンダー
8′→リリーフ弁37→リザーバラインの液圧流
れをとらせて、シリンダー室8b′に加わる液圧
(定差減圧弁34の二次圧)とシリンダー室8
a′に背圧として加える液圧(定差減圧弁35の二
次圧)とのバランスによつて緩衝的に把持部を移
動するようにしていた。
このような制御を行うことによつて、所期のソ
フトタツチを行わせようとする目的は一応達成で
きるが、液圧シリンダ8′に背圧を加えるための
ラインには、定差減圧弁35とリリーフ弁37と
の2つの制御弁を設けている関係上、夫々の設定
圧力値を調節するのに面倒な操作を要することが
実用上の難点となつていた。
すなわち、定差減圧弁35の設定圧力とリリー
フ弁37の設定圧力を等しくするか前者を後者に
比して僅かに高くする必要があつて、かかる条件
を満足するように調節することは可成り困難な作
業であるばかりでなく、一度調節したものであつ
ても長時間に亘るハンドリング作業の間に変動し
やすくて再三、チエツクを行うことが要求される
のも欠点とされていた。
このように従来の装置が問題点を有しているの
に対処して本発明は成されたものであつて、把持
部に降下動作を行わせる場合に液圧シリンダーに
背圧として作用させるための機構を簡略化すると
共に設定圧力調整の容易化をはかつて確実な緩衝
作動を低コスト下で行わせ得る点を本発明は主要
な目的とするものである。
しかして本発明は、特に把持部を液圧シリンダ
ーによつて上下方向に昇降動せしめるハンドリン
グ装置において、電流比例圧力制御弁によつて二
次圧の無段階的な調節を可能としたパイロツト付
第1減圧弁と、パイロツト付第2減圧弁と、前記
第1減圧弁の二次圧を負荷に対し正逆的に供給し
得る第1電磁切換弁と、把持部が降下する際に押
し上げ力を作用させる一方のシリンダー室を前記
第2減圧弁の出口あるいは前記第1電磁切換弁の
アクチユエータポートに切換え接続するための第
2電磁切換弁と、前記液圧シリンダーとからな
り、ワーク授受点に前記把持部を接近させる作動
領域では、第1減圧弁で設定した高域圧力の下で
把持部を素早く降動させる第1行程を行わせ、つ
づいて成されるワーク授受点に到達させる作動領
域では、第1減圧弁で設定した低減圧力と、前記
第2減圧弁で設定した圧力すなわち液圧シリンダ
ーに対して背圧として加える液圧力との間に均衡
を持たせることにより、把持部を緩速下、かつ、
緩衝的に降動させる第2行程を行わせる如くした
構成を特徴とするものであつて、電流比例圧力制
御弁と、第1電磁切換弁および第2電磁切換弁の
操作によつて緩衝的な降動を確実にしかも簡単に
行うことが可能となつたものである。
以下、本発明の1実施例について添付図面を参
照しながら詳細に説明する。
第1図は本発明の実施に係るハンドリング装置
の1例であつて、1は基部でその一側端部が水平
軸6によつて台5に枢支され、白抜矢示線Bのよ
うに水平軸6を回転中心として水平状態と垂直状
態との90゜範囲に揺動可能となつている(この揺
動軸をB軸と称す)。
上記基部1には第1アーム2が前記水平軸6と
直交する方向でかつ該基部1の長手方向に平行な
方向に摺動可能に設けられていて、基部1がシリ
ンダー本体となり、第1アーム2がロツドとなる
如く、両者で1つの液圧シリンダー8が形成され
る。
ここで、第1アーム2の摺動方向は白抜矢示線
Zで示しており、この摺動軸をZ軸と称するが、
該Z軸が後述するように、把持部を上下方向に昇
降動し、かつ左右方向に水平移動させるものであ
つて、本発明に係る液圧回路に関連する主軸を形
成している。
上記第1アーム2の先端部には、第2アーム3
を枢支していて、前記Z軸に直交する面上で白抜
矢示線Cの如く旋回可能に設けている(この旋回
軸をC軸と称す)。
さらに第2アーム3の先端には把持部4を配設
していて、把持部4を白抜矢示線αの如く前記第
2アーム3の軸周りの回動可能となしている。
(の回動軸をα軸と称す)。
叙上の構造となしたハンドリング装置は、第1
アーム2が水平、第2アーム3が略水平の状態
で、かつ把持部4が把持軸を水平にさせた第1
図々示状態において、例えば旋盤のチヤツクとの
間でワーク(図示せず)を授受するワーク授受点
ロに至つた位置に存しており、例えばチヤツクが
挟持しているワークを把持部4で把持すると、第
1アーム2のZ軸を図示状態から伸長させて、チ
ヤツクからワークを離脱せしめ、次いでC軸を上
方に90゜程度旋回した後、B軸を水平から垂直に
揺特せしめ、さらにZ軸を短縮させて把持部4を
降動することにより、該把持部4をワークテーブ
ル(図示せず)の直上方に位置せしめたワーク授
受点イに移動することが可能であつて、ワークを
チヤツクに対し接離させる水平方向の動きではZ
軸を作動するための液圧シリンダー8に対する負
荷は小さくて、かつ伸縮には関係なく一定であ
り、一方、ワークをワークテーブルに接離させる
垂直方向の動きでは、前記液圧シリンダー8に対
する負荷は昇降の間で差があつて、昇動時にはハ
ンドリング装置およびワークの重量が負荷として
加わり、降動時にはこの重量に相当する分軽減さ
れてむしろ緩衝のためには背圧を液圧シリンダー
8に加える必要があることは前述した通りであ
る。
なお、B軸、Z軸、C軸、α軸の各軸は1軸し
か動かないように夫々単独に動作するよう構成さ
れているものとする。
それ等各軸を作動せしめるための液圧回路は第
2図に示されるが、7はB軸駆動用の液圧シリン
ダー、8はZ軸駆動用の液圧シリンダー、9はC
軸駆動用の液圧シリンダー、10はα軸駆動用の
揺動形モータであつて、液圧ポンプ11の吐出側
に接続したポンプライン12と、圧力補償弁30
および電流比例流量制御弁15を介しタンク13
に接続したリザーバライン14とに夫々関連せし
めて配置することにより、メータアウト回路に構
成されている。
それ等各軸に係る液圧回路毎に以下分説する。
◎ Z軸(液圧シリンダ8用)液圧回路、 Z軸を上昇動させるとき及びワーク授受点イ
に向け速く接近させるために下降動させる第1
工程においては高域圧力に、また、前記ワーク
授受点イに緩速及び緩衝下で到達させるために
下降動させる第2工程においては低域圧力に設
定値を切換えて作動せしめる電流比例圧力制御
弁17をドレン管路中に備え、かつ入口をポン
プライン12に接続して、二次圧を各圧力域に
おいて無段階的に制御可能となしたパイロツト
付第1減圧弁16と、入口をポンプラインに接
続したパイロツト付第2減圧弁18と、ポンプ
ポートを前記第1減圧弁16の出口に、リザー
バポートをリザーバライン14に夫々接続して
上昇動時と下降動時とで切換操作させる4ポー
ト3位置第1電磁切換弁19、上昇動時及び前
記第1工程のときと前記第2工程のときとで切
換操作して、2個の入口の一方を出口に連通
し、他方を閉止する切換え可能となして、上昇
動時及び第1工程では閉ざされ、かつ第2工程
では出口に通じる入口を前記第2減圧弁18の
出口に接続し、また、他方の入口を前記第1電
磁切換弁19の下降動時にはリザーバポート
に、上昇動時にはポンプポートに切り換つて通
じる一方のアクチユエータポートAに接続した
第2電磁切換弁21と、下降動時に背圧側とな
り押し上げ力を作用させる一方のシリンダ室8
aのポートを前記第2電磁切換弁21の出口に
接続し、他方のシリンダ室8bのポートを前記
第1電磁切換弁19の他方のアクチユエータポ
ートBに接続した前記液圧シリンダー8とによ
りメータアウト回路を形成させていて、Z軸の
垂直昇降動及び水平左右動を行わせるが、この
液圧回路は本発明に係る要部をなしているの
で、その作動態様については詳しく後述するこ
ととする。
◎ B軸(液圧シリンダー7用)液圧回路、 液圧シリンダー7は同形の1対の液圧シリン
ダー7a,7bをB軸に対し、一方のロツドが
伸長し他方のロツドが等長収縮し得るよう相対
関係に連絡して、反ロツド側シリンダ室相互を
連通すると共に、4ポート3位置電磁切換弁2
6の各アクチユエータポートに対し、各ロツド
側シリンダ室のポートを夫々接続しており、前
記電磁切換弁26はポンプポートをポンプライ
ン12に、リザーバポートを逆止弁27を介し
リザーバライン14に夫々接続せしめている。
そして、B軸のみを揺動させる場合には前記
流量制御弁15を適当な絞りに制御しながら電
磁切換弁26を切換操作させることによつて基
部1を垂直又は水平に動かすことが可能であ
る。
◎ C軸(液圧シリンダー9用)液圧回路、 液圧シリンダー9は液圧シリンダー7と同要
領の1対の液圧シリンダー9a,9bからな
り、C軸に対し相対関係に連絡して、各ロツド
側シリンダー室のポートを4ポート3位置電磁
切換弁24の各アクチユエータポートに夫々接
続しており、この電磁切換弁24はポンプポー
トを、電流比例圧力制御弁23がドレン管路中
設けられたパイロツト付減圧弁22を介してポ
ンプライン12に接続すると共にリザーバポー
トを逆止弁25を介してリザーバライン14に
接続している。
そしてC軸のみを旋回させる場合には電流比
例圧力制御弁23および電流比例流量制御弁1
5を適宜制御して第2アーム3を適当角度に旋
回することが可能である。
◎ α軸(揺動形モータ10用)液圧回路、 揺動形モータ10は両液圧ポートを4ポート
3位置電磁切換弁28の各アクチユエータポー
トに対し夫々接続しており、この電磁切換弁2
8はポンプポートをポンプライン12に、リザ
ーバポートを逆止弁29を介してリザーバライ
ン14に夫々接続している。
そしてα軸のみを回動させる場合には、前記
流量制御弁15を適宜絞らせながら電磁切換弁
28を切換操作することによつて、把持部4を
C軸の周りに回動することが可能である。
以上、B軸、Z軸、C軸、α軸の各軸に対して
概要説明したが、電流比例流量制御弁15は上記
4種の各軸に共用させて、夫々の軸の移動速度に
適した流量制御を個別に行い得るようになつてい
る。
次に前記Z軸用液圧回路の作動態様を説明する
が、B軸操作によつて基部1およびZ軸を垂直に
保持したときと水平に保持したときの作動に分け
て述べる。
〇 垂直方向の昇降動作 第1アーム2を重力に抗して昇動させる場合
は、電流比例流量制御弁15によつて適当な速
度を設定し、電流比例圧力制御弁17を高域圧
力に設定して第1電磁切換弁19のソレノイド
19S1を励磁することにより、把持部4を高速
側にて昇動させることができ、ワーク授受点イ
から十分に離脱しハンドが回転可能な位置まで
到達すると、前記流量制御弁15の開度を絞つ
た後に、第1電磁切換弁19のソレノイドを消
磁することによつて停止させることができる。
この垂直昇動を行う間は前記第2電磁切換弁
21はソレノイド21S消磁の図示状態にして
おくものである。
一方、第1アーム2を重力に順した方向に降
動させる場合は、電流比例圧力制御弁17を高
域圧力に設定するとともに、第2電磁切換弁2
1をソレノイド21Sが非励磁となる状態に保
持して、第1電磁切換弁19をソレノイド19
S2励磁に切換え操作することにより、ポンプラ
イン12→第1減圧弁16→第1電磁切換弁1
9→シリンダー室8b→シリンダー室8a→第
2電磁切換弁21→第1電磁切換弁19→逆止
弁20→リザーバライン14→圧力補償弁30
→電流比例流量制御弁15→タンク13の液圧
回路を圧液が流動して、把持部4をワーク授受
点イに接近させる第1行程が成される。
かくして、把持部4はワーク授受点イに向け
素早く接近するが、ワーク授受点イに到達する
直前になると、移動速度を下げると共にワーク
テーブルに軽力で接触させる必要があるので、
前記圧力制御弁17を低域圧力に設定変更して
第1減圧弁16の出口圧力を下げると同時に、
第2電磁切換弁21をソレノイド21Sの励磁
により切換操作する。
この場合、第1減圧弁16の二次圧力をP1
第2減圧弁18の二次圧力をP2として、第2図
において液圧シリンダー8のシリンダー室8b
作用面積をAb、シリンダー室8aの作用面積
をAaと定めると、 P1×Ab−P2×Aa=20Kg・f 程度となるように各圧力P1、P2を調整してお
く。
上述の各操作を行うことによつて、ポンプラ
イン12→第1減圧弁16→第1電磁切換弁1
9→シリンダー室8bの正圧液路と、ポンプラ
イン12→第2減圧弁18→第2電磁切換弁2
1→シリンダー室8aの背圧液路とが液圧シリ
ンダー8に連絡する第2行程がなされることと
なり、リザーバライン14には圧液が流れなく
て、第2減圧弁18のドレン管路を通つてシリ
ンダー室8a側から圧液が流れる結果、この流
量に見合つて把持部4は降動する。
従つて前述した如き20Kg・fの力がワーク授
受点イにおいてワークテーブルに作用すること
となり、緩衝的な動きを確実に行わせることが
可能となる。
かくしてワークテーブルに当つたワーク授受
点イ到達状態になると、この状態を保持しなが
ら把持部4の開閉操作などを行つた後、昇動に
切換えればよい。
〇 水平方向の左右動々作 第1アーム2を水平方向に動かすには、第1
減圧弁16を高域圧力あるいは低域圧力に設定
して、第2電磁切換弁21はソレノイド21S
非励磁の状態となし、第1電磁切換弁19のソ
レノイド19S1あるいは19S2を励磁すること
により操作可能であり、前者の高域圧力の場合
は、ワーク授受点ロに遠い位置で素早く動かし
たいとき、後者の低域圧力の場合は、ワーク授
受点ロに到達するような位置でソフトタツチを
行わせたいときに夫々作動させるものである。
なお、第3図はC軸に専用の減圧弁22を省
略して、前記第1減圧弁16をC軸用に兼用さ
せて回路の簡素化をはかつたものであつて、各
軸が個別にしかも非同時に作動するハンドリン
グ装置の場合に、電流比例圧力制御弁をパイロ
ツト弁として有する減圧弁を減圧調整用として
使用したことによつて兼用が可能となつたもの
である。
本発明は以上述べた構成および作用を有するも
のであつて次に効果を挙げると次の通りである。
(イ) 重力が加わる方向に液圧シリンダー8を作動
させて、ワーク授受点イに把持部4を到達せし
めるに際し液圧シリンダー8に押上げ力が作用
するシリンダー室8aに適当な背圧を加えるよ
うにしているので、衝撃のない所謂ソフトタツ
チが確実に行える。
(ロ) このソフトタツチに際して、背圧を加えるた
めの圧液ラインに用いる圧力制御弁は第2減圧
弁18のみで良いので、従来の減圧弁とリリー
フ弁とを併用したものに比して回路の簡素化は
もとより、圧力の調整を適正かつ容易に行うこ
とができ制御精度を高め得る利点がある。
(ハ) ソフトタツチを行うための操作は、第1減圧
弁16に係る電流比例圧力制御弁17の設定圧
力調節と第2電磁切換弁21とを連動的に操作
するだけでよいので、簡単かつ正確に行い得
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例に係るハンドリング
装置の外観斜視図、第2図および第3図は本発明
の実施に係るハンドリング装置の各例の液圧回路
図、第4図は従来のハンドリング装置の液圧回路
図である。 4……把持部、8……液圧シリンダー、8a…
…一方のシリンダー室、8b……他方のシリンダ
ー室、16……パイロツト付第1減圧弁、17…
…電流比例圧力制御弁、18……パイロツト付第
2減圧弁、19……4ポート3位置第1電磁切換
弁、21……第2電磁切換弁、イ……ワーク授受
点。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 把持部4を液圧シリンダ8により上下方向に
    昇降動せしめ、下降動の際はワーク授受点イに向
    け速く接近させる第1工程及びワーク授受点イに
    緩速及び緩衝下で到達させる第2工程を行わせる
    ハンドリング装置において、上昇動及び前記第1
    工程では高域圧力に、前記第2工程では低域圧力
    に設定値を切換えて作動せしめる電流比例圧力制
    御弁17をドレン管路中に備え、かつ入口をポン
    プラインに接続したパイロツト付第1減圧弁16
    と、入口をポンプラインに接続したパイロツト付
    第2減圧弁18と、ポンプポートを前記第1減圧
    弁16の出口に、リザーバポートをリザーバライ
    ンに夫々接続して上昇動時と下降動時とで切換操
    作させる4ポート3位置第1電磁切換弁19と、
    上昇動時及び前記第1工程のときと前記第2工程
    のときとで切換操作して2個の入口の一方を出口
    に連通し、他方を閉止する切換え可能となして、
    上昇動時及び第1工程では閉ざされ、かつ、第2
    工程では出口に通じる入口を前記第2減圧弁18
    の出口に接続し、また他方の入口を前記第1電磁
    切換弁19の下降動時にはリザーバポートに、上
    昇動時にはポンプポートに切り換つて通じる一方
    のアクチユエータポートAに接続した第2電磁切
    換弁21と、下降動時に背圧側となり押し上げ力
    を作用させる一方のシリンダ室8aのポートを前
    記第2電磁切換弁21の出口に接続し、他方のシ
    リンダ室8bのポートを前記第1電磁切換弁19
    の他方のアクチユエータポートBに接続した前記
    液圧シリンダー8とによりメータアウト回路を形
    成したことを特徴とするハンドリング装置の液圧
    回路。
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JP2010505637A (ja) * 2006-10-13 2010-02-25 ロボティクス テクノロジー リーダーズ ゲーエムベーハー 蠕虫状機構

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