JP2002263735A - プレスブレーキ - Google Patents

プレスブレーキ

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JP2002263735A
JP2002263735A JP2001060536A JP2001060536A JP2002263735A JP 2002263735 A JP2002263735 A JP 2002263735A JP 2001060536 A JP2001060536 A JP 2001060536A JP 2001060536 A JP2001060536 A JP 2001060536A JP 2002263735 A JP2002263735 A JP 2002263735A
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side cylinder
press brake
hydraulic
rod
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JP2001060536A
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English (en)
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Kazuya Terajima
和哉 寺島
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Amada Co Ltd
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Amada Co Ltd
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  • Control Of Presses (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コストアップを最小限に抑えると共に位置決
め精度を悪化させずに上部テーブルの下部テーブルに対
する接近下降速度を早くすることができるプレスブレー
キを提供する。 【解決手段】 ワークWの曲げ加工に際してパンチPが
取付けられた上部テーブル5Uを自重により接近下降さ
せる際に、ロッド側シリンダ室9Lから排出される作動
油を、上部テーブル5Uの位置決め制御を司る流量制御
弁19から排出するだけでなく、迂回路33を介してヘ
ッド側シリンダ室9Uにまわす。迂回路33は、ヘッド
側シリンダ室9Uからロッド側シリンダ室9Lに向かう
作動油の流れを常時阻止するチェック弁39と、迂回を
切換える迂回切換え弁43から構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、液圧により上下
部テーブルを接近・離反させてパンチとダイとの協働に
より曲げ加工を行うプレスブレーキに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図7を参照するに、従来より一般的なプ
レスブレーキ101の油圧回路が示されている。なお、
プレスブレーキ101自体についてはすでによく知られ
ているので、ここでは説明を省略する。このプレスブレ
ーキ101の油圧回路では、ラムである図示省略の上部
テーブルを昇降させるための油圧シリンダ103が設け
られており、ロッド側シリンダ室105Lは油管10
7、109、カウンタバランス弁111、油管113、
115を介して流量制御弁117に接続されている。な
お、油管107から分岐して、カウンタバランス弁11
1と並列に油管119、チェック弁121、油管123
が設けられ、この油管123の他端は前記油管113と
油管115との間に接続されている。前記チェック弁1
21からのパイロット管125が速度切換え弁127に
接続されている。
【0003】一方、油圧シリンダ103のヘッド側シリ
ンダ室105Uは、油管129、131により流量制御
弁117に接続されている。また、ヘッド側シリンダ室
105Uは、前述の油管129から分岐して、切換え弁
133からのパイロット信号により開閉するプレフィル
弁135に接続されており、油管137を介してタンク
139に接続されている。
【0004】前記流量制御弁117のPポートは、油管
141を介してモータ143により駆動される油圧ポン
プ145に接続されており、油圧ポンプ145は油管1
47によりタンク139に接続されている。また、流量
制御弁117のTポートは、油管149を介してタンク
139に接続されている。
【0005】なお、図7に示されている油圧回路は上部
テーブルを所定の高さ位置に保持している状態であり、
流量制御弁117および速度切換え弁127は全てOF
Fとなっている。
【0006】次に、図8を参照して、動作を説明する。
図8には、ラムとしての上部テーブルの一般的な昇降動
作が示されている。まず、流量制御弁117のスプール
を右へ動かして下降側にすると共に速度切換え弁127
をONにしてチェック弁121を開ける。これにより、
ロッド側シリンダ室105Lの作動油は油管107、1
19、チェック弁121、油管123、115流量制御
弁117を通って油管149からタンク139に戻る。
同時に、ヘッド側シリンダ室105Uの負圧により、作
動油がヘッド側シリンダ室105Uに吸い込まれて、上
部テーブルは上限位置から自重により下部テーブルに対
して接近下降する(図8中A区間)。
【0007】速度切換えのために停止した後(図8中B
区間)、油圧ポンプ145により作動油をヘッド側シリ
ンダ室105Uに圧入して上部テーブルを下降させて曲
げ加工を行い(図8中C区間)、下限位置に達したら停
止する(図8中D区間)。
【0008】その後、圧抜きを行って(図8中E区
間)、流量制御弁117のスプールを左へ移動させて上
昇側へ位置決めし、油圧ポンプ145により作動油をロ
ッド側シリンダ室105Lに圧入して戻り上昇を行う
(図8中F区間)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述したような油圧に
より上部テーブルを下降させて加工を行うタイプのプレ
スブレーキにあっては、上部テーブルの自重による接近
下降速度は、シリンダロッド側の作動油の流量を制御す
ることにより制御されているので、上部テーブルの接近
下降速度を上昇させるには流量制御弁117の流量サイ
ズを大きくしなければならない。しかしながら、流量制
御弁117の流量サイズを大きくすると、コストアップ
を招き、比例位置決め制御の場合には位置決め精度が悪
化するという問題がある。
【0010】この発明の目的は、以上のような従来の技
術の問題点に着目してなされたものであり、コストアッ
プを最小限に抑えると共に位置決め精度を悪化させずに
上部テーブルの下部テーブルに対する接近下降速度を早
くすることができるプレスブレーキを提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1による発明のプレスブレーキは、下端部
にパンチを交換自在に備えたラムである上部テーブル
を、上端部に前記パンチに対向するダイを交換自在に備
えた下部テーブルに対して、液圧式シリンダで接近・離
反させることによりワークの曲げ加工を行うプレスブレ
ーキであって、前記上部テーブル等の自重により前記パ
ンチを前記ダイに接近下降させる際に、前記液圧シリン
ダのロッド側シリンダ室の作動油を前記液圧シリンダを
制御する流量制御弁を通らずに排出可能な迂回路を設け
てなること、を特徴とするものである。
【0012】従って、ワークの曲げ加工に際してパンチ
が取付けられたラムである上部テーブルを自重により下
部テーブルに対して接近下降させる際に、上部テーブル
の下降速度を制御する液圧シリンダのロッド側シリンダ
室から排出される作動油を、上部テーブルの位置決め制
御を司る流量制御弁から排出するだけでなく、迂回路を
介して排出する。
【0013】請求項2による発明のプレスブレーキは、
請求項1に記載のプレスブレーキにおいて、前記迂回路
は、前記ロッド側シリンダ室へ作動油が逆流するを常時
阻止する逆止め弁と、前記接近下降時に前記ロッド側シ
リンダ室からの作動油の排出を指令により可能にする迂
回切換え弁と、を備えてなることを特徴とするものであ
る。
【0014】従って、迂回路では、逆止め弁は、作動油
が逆流してロッド側シリンダ室に向かうのを常時阻止す
る。また、迂回路は、前述の逆止め弁と、迂回を切換え
る迂回切換え弁から構成されるので、コストアップを最
小限に抑えることができる。
【0015】請求項3による発明のプレスブレーキは、
請求項1または2に記載のプレスブレーキにおいて、前
記迂回路が、流量調整手段を有するものであること、を
特徴とするものである。
【0016】従って、ロッド側シリンダ室から迂回路を
介して排出される作動油の量を流量調整手段により調整
して、上部テーブルの接近下降速度を制御する。
【0017】請求項4による発明のプレスブレーキは、
請求項1から3のいずれかに記載のプレスブレーキにお
いて、前記液圧シリンダが複数個ある場合に、前記迂回
路が共通に設けられたものであること、を特徴とするも
のである。
【0018】従って、複数個の液圧シリンダのロッド側
シリンダ室から排出される作動油を、1個の迂回路を共
用して排出する。
【0019】請求項5による発明のプレスブレーキは、
請求項1から4のいずれかに記載のプレスブレーキにお
いて、前記迂回路が、前記液圧シリンダのロッド側シリ
ンダ室とヘッド側シリンダ室とを接続するものであるこ
と、を特徴とするものである。
【0020】従って、上部テーブルの接近下降時に、ロ
ッド側シリンダ室から排出される作動油は、流量制御弁
を通らずに、迂回路を介して直接ヘッド側シリンダ室に
まわされるので、ロッド側シリンダ室から排出される作
動油の量を増大させることができる。
【0021】請求項6による発明のプレスブレーキは、
請求項1から4のいずれかに記載のプレスブレーキにお
いて、前記迂回路が、前記液圧シリンダのロッド側シリ
ンダ室とタンクとを接続するものであること、を特徴と
するものである。
【0022】従って、上部テーブルの接近下降時に、ロ
ッド側シリンダ室から排出される作動油は、流量制御弁
を通らずに、迂回路を介して直接タンクに戻されるの
で、ロッド側シリンダ室から排出される作動油の量を増
大させることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。
【0024】図2および図3には、この発明に係るプレ
スブレーキ1の全体が示されている。なお、プレスブレ
ーキ1自体についてはすでによく知られているので、概
略のみ説明する。このプレスブレーキ1では、立設され
たC形状をした左右の側板3L、3Rの上部前端面に上
部テーブル5Uを上下移動自在に有し、上部テーブル5
Uの下端部にはパンチPが交換自在に取付けられてい
る。また、側板3L、3Rの下部前端面には、前述のパ
ンチPに対向するダイDを上端部において交換自在に有
する下部テーブル5Lが固定的に取付けられている。
【0025】前記側板3L、3Rの上端部には、上部テ
ーブル5Uの上下移動ストローク量や加圧力を決定する
液圧シリンダの一例として各々油圧シリンダ7が設けら
れており、上部テーブル5Uを上下移動させて、パンチ
PとダイDとの協働によりワークWの曲げ加工を行う。
【0026】図1には、前述したこの発明に係るプレス
ブレーキ1の油圧回路が示されている。すなわち、油圧
シリンダ7のロッド側シリンダ室9Lは油管11、1
3、カウンタバランス弁15、油管17を介して流量制
御弁19に接続されている。
【0027】前記カウンタバランス弁15は、作動油の
供給がないときは任意の位置に上部テーブル5Uを保持
すると共に、曲げ加工時には加圧により開かれてロッド
側シリンダ室9Lから排出される作動油を流量制御弁1
9に導くものである。前記流量制御弁19は、油圧シリ
ンダ7への作動油の供給量や、油圧シリンダ7からの作
動油の排出流量を制御して、上部テーブル5Uの移動方
向および速度を決定するものである。
【0028】なお、油管11から分岐してカウンタバラ
ンス弁15と並列に油管21、23、パイロット式チェ
ック弁25、油管27が設けられ、油管27の他端は前
記油管17の途中に接続されている。このパイロット式
チェック弁25には速度切換え弁29からのパイロット
管31が接続されている。
【0029】一方、油圧シリンダ7のヘッド側シリンダ
室9Uと前記油管23との間には、ロッド側シリンダ室
9Lから排出される作動油を直接ヘッド側シリンダ室9
Uにまわすことができる迂回路33が設けられている。
この迂回路33は、ヘッド側シリンダ室9Uに接続され
ている油管35、37、逆止め弁であるチェック弁39
および迂回切換え弁を構成するパイロット式チェック弁
41を介して前述の油管21に接続されている。
【0030】前記パイロット式チェック弁41は、迂回
切換え弁を構成する速度切換え補助弁43からのパイロ
ット管45が接続されている。前記チェック弁39は、
曲げ加工時に前述の迂回路33を通って作動油がヘッド
側シリンダ室9Lから逃げないようにしている。また、
ヘッド側シリンダ室9Uは、前述の油管35、および油
管47、49を介して流量制御弁19に接続されてい
る。また、油管47から分岐する油管51およびプレフ
ィル弁53を介してタンク55に接続されている。
【0031】前記流量制御弁19のPポートは、油管5
7を介してモータ59により駆動されて作動油を供給す
る油圧ポンプ61に接続されており、油圧ポンプ61は
油管63によりタンク55に接続されている。また、流
量制御弁19のTポートは、油管65を介してタンク5
5に接続されている。なお、油管57にはパイロット管
67が接続されており、このパイロット管67は切換え
弁69を介して前述のプレフィル弁53に接続されてい
る。
【0032】上記構成により、上部テーブル5Uの上昇
時には流量制御弁19のスプールを左へ移動させると、
前記パイロット式チェック弁25は油圧力により開い
て、作動油を油管27、23、21、11を介して油圧
シリンダ7のロッド側シリンダ室9Lに供給する。この
とき、パイロット式チェック弁41は閉じている。
【0033】一方、上部テーブル5Uの自重による接近
下降時には、流量制御弁19のスプールを右側へ移動さ
せ、速度切換え弁29をONとしてパイロット式チェッ
ク弁25を開けると共に速度切換え補助弁43をONと
してパイロット式チェック弁41を開き、タンク55の
作動油をヘッド側シリンダ室9Uに供給する。
【0034】このとき、速度切換え弁29からのパイロ
ット信号によりパイロット式チェック弁25が開くと共
に速度切換え補助弁43からのパイロット信号によりパ
イロット式チェック弁41が開いて、作動油は流動制御
弁19を経てタンク55に排出されると同時に油圧シリ
ンダ7のロッド側シリンダ室9Lから排出される作動油
の一部は流量制御弁19を介することなく直接ヘッド側
シリンダ室9Uに戻される。
【0035】以上の結果から、上部テーブル5Uの接近
下降時に、速度切換え弁29、パイロット式チェック弁
25、および速度切換え補助弁43、パイロット式チェ
ック弁41等からなる迂回路33の働きにより、流量制
御弁19を通過する作動油の量よりも多くの作動油をロ
ッド側シリンダ室9Lから排出することができるので、
位置決め制御をも司る流量制御弁のサイズを大きくする
ことなく、上部テーブル5Uの下降速度を大きくするこ
とができる。これにより、位置決め精度を悪化させるこ
となく、コストアップを最小限に抑えることができる。
【0036】なお、この発明は前述の発明の実施の形態
に限定されることなく、適宜な変更を行うことにより、
その他の態様で実施し得るものである。すなわち、前述
の発明の実施の形態においては、迂回路33によりロッ
ド側シリンダ室9Lから排出された作動油をヘッド側シ
リンダ室9Uにまわす場合について説明したが、迂回路
をタンク55に接続して、排出された作動油をタンク5
5に戻すようにしても良い。
【0037】また、図4に示されるように、前述した発
明の実施の形態における速度切換え補助弁43に、流量
調整手段として比例弁71を使用することもできる。あ
るいは、図5に示されているように、流量調整手段とし
て可変絞り73を設けるようにしても良い。なお、その
他の構成は図1と同様なので、共通の部位には同じ符号
を付して重複する説明は省略する。このようにすると、
前述の発明の実施の形態の作用効果に加えて、ロッド側
シリンダ室9Lからヘッド側シリンダ室9Uにまわす作
動油の量を調整することができる。
【0038】また、前述の発明の実施の形態において
は、1個の油圧シリンダ7に1個の迂回路33を設けた
場合について説明したが、図6に示されているように、
複数個の油圧シリンダ7、75を使用する場合に、迂回
路77を共通して使用することも可能である。この迂回
路77は、前述のチェック弁39に油管79を介してパ
イロット式チェック弁81を接続し、このパイロット式
チェック弁81にパイロット管83を介して速度切換え
補助弁85を接続したものである。なお、図6において
は、例として迂回路77によりロッド側シリンダ室9L
の作動油をタンク55に戻す場合について示してある。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よるプレスブレーキでは、ワークの曲げ加工に際して、
パンチが取付けられたラムである上部テーブルを自重に
より接近下降させる際に、上部テーブルの下降速度を制
御する液圧シリンダのロッド側シリンダ室から排出され
る作動油を、上部テーブルの位置決め制御を司る流量制
御弁から排出するだけでなく、迂回路を介して排出する
ので、流量制御弁から排出される作動油の量よりも多く
の作動油をロッド側シリンダ室から排出することがで
き、流量制御弁のサイズを大きくすることなく上部テー
ブルの接近下降速度を大きくすることができるので、コ
ストアップを最小限に抑えることができる。また、流量
制御弁のサイズはそのままなので、位置決め制度を確保
することができる。
【0040】請求項2の発明によるプレスブレーキで
は、迂回路の逆止め弁によりロッド側シリンダ室に向か
う作動油の逆流を常時阻止することができる。また、迂
回路は、前述の逆止め弁と、迂回を切換える迂回切換え
弁から構成されるので、コストアップを最小限に抑える
ことができる。
【0041】請求項3の発明によるプレスブレーキで
は、ロッド側シリンダ室から迂回路を介して排出される
作動油の量を流量調整手段により調整することができる
ので、上部テーブルの接近下降速度を制御することがで
きる。
【0042】請求項4の発明によるプレスブレーキで
は、複数個の液圧シリンダのロッド側シリンダ室から排
出される作動油を、1個の迂回路を共用して排出するこ
とができるので、コストアップを最小限に抑えることが
できる。
【0043】請求項5の発明によるプレスブレーキで
は、上部テーブルの接近下降時に、ロッド側シリンダ室
から排出される作動油を、流量制御弁を通らずに、迂回
路を介して直接ヘッド側シリンダ室にまわすことができ
るので、流量制御弁から排出される作動油の量よりも多
くの作動油をロッド側シリンダ室から排出することがで
き、上部テーブルの接近下降速度を大きくすることがで
きる。
【0044】請求項6の発明によるプレスブレーキで
は、上部テーブルの接近下降時に、ロッド側シリンダ室
から排出される作動油は、流量制御弁を通らずに、迂回
路を介して直接タンクに戻すことができるので、流量制
御弁から排出される作動油の量よりも多くの作動油をロ
ッド側シリンダ室から排出することができ、上部テーブ
ルの接近下降速度を大きくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るプレスブレーキの油圧回路図で
ある。
【図2】この発明に係るプレスブレーキの全体を示す正
面図である。
【図3】図2中III方向から見た側面図である。
【図4】この発明に係るプレスブレーキの別の油圧回路
図である。
【図5】この発明に係る更に別のプレスブレーキの油圧
回路図である。
【図6】この発明に係る更に別のプレスブレーキの油圧
回路図である。
【図7】従来のプレスブレーキの油圧回路の一例であ
る。
【図8】プレスブレーキによる加工時の上部テーブルの
移動状態を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1 プレスブレーキ 5U 上部テーブル 5L 下部テーブル 7 油圧シリンダ(液圧式シリンダ) 9L ロッド側シリンダ室 9U ヘッド側シリンダ室 33 迂回路 39 チェック弁(逆止め弁) 43 速度切換え補助弁(迂回切換え弁) 71 流量調整弁(流量調整手段) 73 可変絞り(流量調整手段) P パンチ D ダイ W ワーク

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下端部にパンチを交換自在に備えたラム
    である上部テーブルを、上端部に前記パンチに対向する
    ダイを交換自在に備えた下部テーブルに対して、液圧式
    シリンダで接近・離反させることによりワークの曲げ加
    工を行うプレスブレーキであって、前記上部テーブル等
    の自重により前記パンチを前記ダイに接近下降させる際
    に、前記液圧シリンダのロッド側シリンダ室の作動油を
    前記液圧シリンダを制御する流量制御弁を通らずに排出
    可能な迂回路を設けてなること、を特徴とするプレスブ
    レーキ。
  2. 【請求項2】 前記迂回路は、前記ロッド側シリンダ室
    へ作動油が逆流するのを常時阻止する逆止め弁と、前記
    接近下降時に前記ロッド側シリンダ室からの作動油の排
    出を指令により可能にする迂回切換え弁と、を備えてな
    ることを特徴とする請求項1記載のプレスブレーキ。
  3. 【請求項3】 前記迂回路が、流量調整手段を有するも
    のであること、を特徴とする請求項1または2に記載の
    プレスブレーキ。
  4. 【請求項4】 前記液圧シリンダが複数個ある場合に、
    前記迂回路が共通に設けられたものであること、を特徴
    とする請求項1から3のいずれかに記載のプレスブレー
    キ。
  5. 【請求項5】 前記迂回路が、前記液圧シリンダのロッ
    ド側シリンダ室とヘッド側シリンダ室とを接続するもの
    であること、を特徴とする請求項1から4のいずれかに
    記載のプレスブレーキ。
  6. 【請求項6】 前記迂回路が、前記液圧シリンダのロッ
    ド側シリンダ室とタンクとを接続するものであること、
    を特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のプレス
    ブレーキ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014073525A (ja) * 2012-10-05 2014-04-24 Toyota Auto Body Co Ltd 多段プレス装置
CN106593974A (zh) * 2016-12-12 2017-04-26 天津商企生产力促进有限公司 具有回程恒压功能的机电加工机构
CN106593973A (zh) * 2016-12-12 2017-04-26 天津商企生产力促进有限公司 机电加工机构

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