JPH10141313A - 増速油圧回路を備えた油圧装置 - Google Patents

増速油圧回路を備えた油圧装置

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JPH10141313A
JPH10141313A JP31006696A JP31006696A JPH10141313A JP H10141313 A JPH10141313 A JP H10141313A JP 31006696 A JP31006696 A JP 31006696A JP 31006696 A JP31006696 A JP 31006696A JP H10141313 A JPH10141313 A JP H10141313A
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JP
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cylinder
oil
speed
oil passage
hydraulic
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Application number
JP31006696A
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English (en)
Inventor
Masayuki Yamaya
正幸 山家
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Daido Machinery Ltd
Daido Kikai Seisakusho KK
Original Assignee
Daido Machinery Ltd
Daido Kikai Seisakusho KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数本の両ロッドシリンダを同時作動させて、
可動体を往復移動させる構成の油圧装置において、圧油
の供給流量と各シリンダの受圧面積を不変にしたまま
で、前記可動体の移動速度を増速させ、併せて増速時に
おいては、各シリンダの作動を同調させることである。 【解決手段】複数本の両ロッドシリンダS1 ,S2 を備
えて、各シリンダS1 ,S2 のシリンダ筒23内の両シ
リンダ室26a,26bに方向制御弁DVを介して圧油
を交互に供給することにより、各シリンダS1 ,S2
同時作動させて、スライドベース24(可動体)を往復
移動させる構成の油圧装置において、前記各シリンダの
1 ,S2 の上下の各シリンダ室26a,26bを直列
油路3を介して直列に接続して、該直列油路3と、前記
各シリンダS1 ,S2 の両シリンダ室26a,26bと
前記方向制御弁DVとを接続している各通常油路1,2
とに、パイロット圧により逆流可能となるパイロットチ
ェック弁PV1 ,PV2 ,PV3 をそれぞれ組み込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数本の両ロッド
シリンダを同時作動させて可動体を往復移動させる油圧
装置において、この可動体の移動速度を2種類から選択
して増速可能にした増速油圧回路を備えた油圧装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、2柱油圧プレス装置は、図5に
示されるように、2本の両ロッドシリンダS1 ,S2
所定間隔をおいて配設されて、各ロッドRの下端部がベ
ース板21に固定されていると共に、各ロッドRの上端
部が連結板22で連結され、各シリンダS1 ,S2 のシ
リンダ筒23にスライドベース24が一体に取付けられ
た構成である。そして、図15に示されるように、ピス
トン25で分離されたシリンダ筒23内の各シリンダ室
26a,26bに圧油が交互に供給されると、固定され
たロッドRに対してシリンダ筒23が昇降することによ
り、該シリンダ筒23に一体に取付けられている前記ス
ライドベース24が昇降し、該ベース24の下面に装着
された上型27aと、前記ベース板21の上面に装着さ
れた下型27bとで所定のプレス加工が行われる。
【0003】シリンダ筒23の各シリンダ室26a,2
6bへの圧油の交互供給は、方向制御弁DVによって行
われ、図15に示されるように、スライドベース24が
下降する場合には、ポンプPからの圧油は、第1油路
1、及びこれから分岐された各分岐油路1a,1bを通
って各シリンダ筒23の下方のシリンダ室26aに供給
されると共に、上方のシリンダ室26b内の油は、ピス
トン25の相対的な上昇により外部に排出されて、第2
油路2の各分岐油路2a,2b、及びこの第2油路2を
通ってタンクTに戻される。ここで、ポンプPからの圧
油の供給流量をQとし、前記ピストン25の受圧面積を
Aとすると、ポンプPからの圧油は、第1油路1の分岐
部において2つに分流されてそれぞれのシリンダS1
2 に供給されるため、スライドベース24の下降速度
vは、v= (Q/2)/A=Q/(2A)となる。一方、スラ
イドベース24を上昇させる場合には、方向制御弁DV
によって圧油の供給方向を切り換えて、上記とは逆に、
ポンプPからの圧油は、第2油路2、及びその各分岐油
路2a,2bを通ってシリンダ筒23の上方のシリンダ
室26bに供給されると共に、下方のシリンダ室26a
の油は、第1油路1の各分岐油路1a,1b、及びこの
第1油路1を通ってタンクTに戻される。
【0004】例えば、油圧プレス装置を使用したプレス
作業においては、その効率を高めるために、圧油の供給
量と、使用するシリンダとを変えることなく、即ち、既
存設備のままで、スライドベース24の昇降速度を増速
させたい場合がある。しかし、上記した油圧回路では、
ポンプPからの圧油の供給流量Qが一定の場合には、ス
ライドベース24の下降速度と上昇速度は一定している
ので、スライドベース24の増速は行えない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、複数本の両
ロッドシリンダを同時作動させて、可動体を往復移動さ
せる構成の油圧装置において、圧油の供給流量と各シリ
ンダの受圧面積を不変にしたままで、前記可動体の移動
速度を増速させ、併せて増速時においては、各シリンダ
の作動を同調させることを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明が採用した手段は、複数本の両ロッドシリンダ
を備えて、各シリンダのシリンダ筒内の各シリンダ室に
方向制御弁を介して圧油を交互に供給することにより、
各シリンダを同時作動させて、可動体を往復移動させる
構成の油圧装置において、異なるシリンダの各シリンダ
室を直列油路を介して直列に接続して、該直列油路と、
前記各シリンダの各シリンダ室と前記方向制御弁とを接
続している各通常油路とに、パイロット圧により逆流可
能となるパイロット操作チェック弁をそれぞれ組み込ん
だことである。
【0007】油圧ポンプからの圧油を分流させることな
く、その全油量を直列油路を通して流れるように、各パ
イロット操作チェック弁を開閉させると、圧油の全流量
が各シリンダに流れて、可動体が増速される。この増速
時には、各シリンダのシリンダ室が直列油路を介して直
列に接続された状態で圧油が連続して流れるために、各
シリンダの作動が同調する。一方、各パイロット操作チ
ェック弁の開閉を上記と逆にすると、ポンプからの圧油
は、直列油路を通ることなく通常の油路を通るために、
該通常油路の部分で分流されて各シリンダに供給され
る。このため、可動体は、通常速度で往復移動する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、実施例を挙げて本発明を更
に詳細に説明する。図1は、本発明に係る2柱油圧プレ
ス装置の増速油圧回路図であって、上記した従来の2柱
油圧プレス装置の油圧回路図と同一部分には、同一符号
を付してある。この油圧回路は、2柱油圧プレス装置に
おいて、スライドベース24(上型27a)の下降時に
おいてのみ、その下降速度を増速させて加工能率を高め
るためのものである。即ち、本発明の増速油圧回路で
は、上記した従来の油圧回路における第1油路1の分岐
油路1b及び第2油路2の分岐油路2aに、それぞれ第
1及び第2の各パイロット操作チェック弁(以下、単に
「パイロットチェック弁」という)PV1 ,PV2が組
み込まれている。また、シリンダS1 の上方のシリンダ
室26bとシリンダS2 の下方のシンリダ室26aと
は、直列油路3で直列に接続されていて、該直列油路3
に第3パイロットチェック弁PV3 が組み込まれてい
る。第1及び第2の各パイロットチェック弁PV1 ,P
2 は、電磁弁MVが「OFF」の状態でパイロット圧
が作用して、弁が開いて逆流可能になっており、第3パ
イロットチェック弁PV3 は、電磁弁MVが「ON」の
状態でパイロット圧が作用して、弁が開いて逆流可能に
なっている。また、直列油路3における第1油路2の分
岐油路1bとの接続部と、第3パイロットチェック弁P
3 との間には、スライドベース24の通常下降時にお
いて、第3パイロットチェック弁PV3 の部分を圧油が
通過するのを防止するためのチェック弁CVが組み込ま
れている。なお、図1ないし図4において、「×」印で
示される部分は、第2油路2において互いに接続されて
いる部分を示し、RVは、油圧ポンプPからの吐出圧を
制御するためのリリーフ弁を示す。
【0009】第1油路の分岐油路1b及び第2油路の分
岐油路2aにそれぞれ組み込まれた第1及び第2の各パ
イロットチェック弁PV1,PV2 は、電磁弁MVが「O
FF」の状態で作動して逆流可能となり、直列油路3に
組み込まれた第3パイロットチェック弁PV3 は、電磁
弁MVが「ON」の状態で作動して、逆流可能となる。
また、本実施例の増速油圧回路は、スプールの移動によ
り開閉する構造の電磁弁MVには、各パイロットチェッ
ク弁PV1 ,PV2 ,PV3 に対するパイロット圧を発
生させるための圧油が流れるのみで、各シリンダS1
2 を作動させるための圧油は、該電磁弁MVの部分を
通過せず、弁座に対して弁が接して開閉する構造の各パ
イロットチェック弁PV1 ,PV2 ,PV3 と、通常の
チェック弁CVの部分のみを通過する回路となってい
る。このため、本実施例の増速油圧回路は、ノンリーク
構造を実現できる。
【0010】上記した各パイロットチェック弁PV1,P
2,PV3 の構造は、図14に示されるように、パイロ
ットポート4に圧油が送り込まれると、その圧力でピス
トン5が上昇して、ポペット6が押し上げられることに
よりシール部が解放されて、二次側から一次側に油が自
由に流れる(逆流する)ようになっている。
【0011】図2は、電磁弁MVが「OFF」となっ
て、スライドベース24が通常速度で下降する「通常下
降」の状態の圧油及び排出油の流れを示す図である。電
磁弁MVが「OFF」の状態では、第1及び第2の各パ
イロットチェック弁PV1,PV2 にパイロット圧が作用
するために、該チェック弁PV1,PV2 が開いて逆流可
能となると共に、第3パイロットチェック弁PV3 は、
閉じたままで、チェック弁として機能している。また、
チェック弁CVの作用によって、第1油路1の分岐油路
1bを流れる圧油が第3パイロットチェック弁PV3
部分を通過することはない。よって、シリンダS2 の下
方のシリンダ室26aには、第1パイロットチェック弁
PV1 を通って圧油が供給されるため、ポンプPからの
圧油は、第1油路1、及びその各分岐油路1a,1bを
通って各シリンダS1 ,S2 の下方の各シリンダ室26
aに分流して供給される。一方、第2油路2の分岐油路
2aに組み込まれた第2パイロットチェック弁PV
2 は、開いて逆流可能になっていると共に、直列油路3
の第3パイロットチェック弁PV3 は、閉じてチェック
弁として作用している(逆流不能になっている)ので、
各シリンダS1 ,S2 の上方の各シリンダ室26bから
の排出油は、第2油路2の各分岐油路2a,2b、及び
この第2油路2を通ってタンクTに戻される。この結
果、各シリンダS1 ,S2 への圧油の供給流量は、(Q
/2)となって、スライドベース24は、通常の速度
[Q/(2A)]で下降する。
【0012】図3は、電磁弁MVが「ON」となって、
スライドベース24が増速されて下降する「増速下降」
の状態の圧油及び排出油の流れを示す図である。電磁弁
MVが「ON」の状態では、第3パイロットチェック弁
PV3 にパイロット圧が作用するために、該チェック弁
PV3 が開いて逆流可能になると共に、第1及び第2の
各パイロットチェック弁PV1,PV2 は、閉じたまま
で、チェック弁として機能している。よって、第1パイ
ロットチェック弁PV1 が閉じられているために、ポン
プPからの圧油は、シリンダS2 の下方のシリンダ室2
6aには流入できないので、その全てがシリンダS1
下方のシリンダ室26aに流入供給される。シリンダS
1 の下方のシリンダ室26aに全圧油が供給されること
により、該シリンダS1 の上方のシリンダ室26bの排
出油は、閉状態の第2パイロットチェック弁PV2 の作
用によって第2油路の分岐油路2aを流れることができ
ないために、その全てが直列油路3の第3パイロットチ
ェック弁PV3 を逆流して、直列油路3を通ってシリン
ダS2 の下方のシリンダ室26aに流入する。そして、
直列油路3及び第3パイロットチェック弁PV3 を介し
て接続されたシリンダS1 の上方のシリンダ室26b
と、シリンダS2 の下方のシリンダ室26aとは、圧油
がリークすることなく連通しているために、シリンダS
1 の上方のシリンダ室26bから排出された排出油は、
シリンダS2 の下方のシリンダ室26aには、ポンプP
からの圧油と同一圧力の圧油として供給される。これに
より、左右の各シリンダS1 ,S2 の下方の各シリンダ
室26aには、ポンプPからの供給流量と同一量(Q)
の圧油が同調して流入するために、スライドベース24
は、同調して下降する。なお、シリンダS2 の上方のシ
リンダ室26bの排出油は、第2油路の分岐油路2b及
びこの第2油路2を通ってタンクTに戻される。
【0013】このように、電磁弁MVが「ON」の状態
では、ポンプPから供給された圧油は、分流されること
なく、その全流量が左側のシリンダS1 の下方のシリン
ダ室26aに供給され、これと同調して、右側のシリン
ダS2 の下方のシリンダ室26aには、左側のシリンダ
1 の上方のシリンダ室26bの排出油が圧油となって
供給される。この結果、スライドベースの下降速度は、
(Q/A)となって、上記した「通常下降」の場合の速
度 [Q/(2A)]の2倍となる。しかも、左右の各シリン
ダ筒23は、互いに同調して下降する。
【0014】図4は、スライドベース24が上昇する状
態の圧油及び排出油の流れを示す図である。第1油路1
を通って、排出油がタンクTに戻される場合には、各パ
イロットチェック弁PV1,PV2,PV3 は、電磁弁MV
の「ON」,「OFF」とは無関係に、いずれもパイロ
ット圧を受けないので、通常のチェック弁として作用し
ている。よって、ポンプPからの圧油は、第2油路2、
及びこの各分岐油路2a,2bを通って各シリンダ
1 ,S2 の上方の各シリンダ室26bに分流されて供
給されると共に、各シリンダS1 ,S2 の下方の各シリ
ンダ室26aからの排出油は、第1油路1の各分岐油路
1a,1b、及びこの第1油路1を通ってタンクTに戻
される。このため、スライドベース24は、「通常下
降」における下降速度と同一の [Q/(2A)]で上昇す
る。なお、第3パイロットチェック弁PV3 の作用によ
って、第2油路2の分岐油路2aからの圧油が直列油路
3を通って第1油路1の分岐油路1bに流入するのが防
止されている。
【0015】このため、電磁弁MVを「ON」にして油
圧プレス装置を作動させると、スライドベース24の下
降速度(Q/A)は、通常の下降速度 [Q/(2A)]の2
倍に増速されると共に、その上昇速度は、通常の上昇速
度 [Q/(2A)]と同一になる。一方、電磁弁を「OF
F」にして油圧プレス装置を作動させると、スライドベ
ース24の下降速度、及び上昇速度は、いずれも [Q/
(2A)]となる。また、スライドベース24の下降速度
を2倍に増速させてプレス加工を行う際に、スライドベ
ース24の下面に装着した上型27aが下型27bと接
する直前において、電磁弁MVを「OFF」に切り換え
ると、スライドベース24の下降速度が半減されて、プ
レス力が増大して、プレス作業の効率が高められる。な
お、油圧プレス装置において、スライドベース24の下
降速度を2倍に増速させてプレス加工を行う場合には、
圧油の圧力を2倍にしないと、通常速度の場合と同一の
プレス力が得られない。
【0016】次に、図10に示されるような4柱油圧プ
レス装置を増速させて作動可能な油圧回路について説明
する。図6において、第1油路11は、分岐されて4本
の各シリンダS1 〜S4 の各下方のシリンダ室26aに
接続されていて、シリンダS1 に接続された第1油路の
分岐油路11aを除く他の全ての分岐油路11b,11
c,11dには、第1、第4及び第7の各パイロットチ
ェック弁PV1,PV4,PV7 がそれぞれ組み込まれてい
る。また、第2油路12は、同じく分岐されて各シリン
ダS1 〜S4 の上方の各シリンダ室26bに接続されて
いて、シリンダS4 に接続された分岐油路12dを除く
他の全ての分岐油路12a,12b,12cには、第
2、第5及び第8の各パイロットチェック弁PV2,PV
5,PV8 がそれぞれ組み込まれている。更に、シリンダ
1 の上方のシリンダ室26bと、シリンダS2 の下方
シリンダ室26aとを接続する直列油路13には、第3
パイロットチェック弁PV3 とチェック弁CVが組み込
まれている。同様に、シリンダS2 の上方シリンダ室2
6bと、シリンダS3 の下方シリンダ室26aとを接続
する直列油路14には、第6パイロットチェック弁PV
6 とチェック弁CVが組み込まれ、更に、シリンダS3
の上方シリンダ室26bと、シリンダS4 の下方シリン
ダ室26aとを接続する直列油路15には、第9パイロ
ットチェック弁PV9 とチェック弁CVが組み込まれて
いる。
【0017】各直列油路13,14,15にそれぞれ組
み込まれた各パイロットチェック弁PV3,PV6,PV9
は、電磁弁MVが「ON」の状態で開いて、逆流可能と
なり、残りの全ての各パイロットチェック弁は、電磁弁
MVが「OFF」の状態で開いて、逆流可能となる。
【0018】そして、「通常下降時」には、図7に示さ
れるように、電磁弁MVを「OFF」にすると、直列油
路13,14,15にそれぞれ組み込まれた各パイロッ
トチェック弁PV3,PV6,PV9 は閉じたままで、残り
の全てのパイロットチェック弁が開かれて、逆流可能と
なる。これにより、第1油路11から供給された圧油
は、第1油路11の各分岐油路11a,11b,11
c,11dに分流されて各シンリダS1 〜S4 の下方の
各シリンダ室26aにそれぞれ供給されると共に、各シ
リンダS1 〜S4 の上方の各シリンダ室26bの油は、
それぞれ第2油路12の各分岐油路12a,12b,1
2c,12dを通って、タンクTに戻される。ここで、
直列油路13,14,15に組み込まれた各チェック弁
CVの作用によって、ポンプPからの圧油が該直列油路
13,14,15に流入するのが防止される。よって、
4本の各シリンダS1 〜S4 の下方のシリンダ室26a
には、それぞれ(Q/4)の圧油が供給されて、スライ
ドベース24は、〔Q/(4A)]の速度で下降する。
【0019】また、「増速下降時」には、図8に示され
るように、電磁弁MVを「ON」にすると、直列油路1
3,14,15にそれぞれ組み込まれた各パイロットチ
ェック弁PV3,PV6,PV9 が全て開かれて、逆流可能
となり、残りの全てのパイロットチェック弁は、閉じた
ままで、チェック弁として作用する。このため、ポンプ
Pから供給された圧油の全流量(Q)が、第1油路1及
びその分岐油路11aを通ってシリンダS1 の下方シリ
ンダ室26aに供給されて、シリンダ筒23が下降する
と共に、該シリンダS1 の上方のシリンダ室26bから
の排出油は、直列油路13を通って、シリンダS2 の下
方のシリンダ室26aに圧油として流入して、そのシリ
ンダ筒23は、シリンダS1 のシリンダ筒23と同調し
て下降する。この各シリンダS1 ,S2 の各シリンダ筒
23が同調して下降する作用は、上記した2柱油圧プレ
ス装置の増速油圧回路の場合と同様である。シリンダS
2と同S3 との間、及びシリンダS3 と同S4 との間に
おいても、全く同様の作用が生じて、4本のシリンダS
1 〜S4 の各シリンダ筒23は、その全てが互いに同調
して下降する。シリンダS4 の上方のシリンダ室26b
の排出油は、第2油路12の分岐油路2d及びこの第2
油路12を通ってタンクTに戻される。この結果、スラ
イドベース24は、「通常下降時」の4倍の速度(Q/
A)で同調して下降することになる。
【0020】更に、上昇時には、図9に示されるよう
に、第1油路11を通って、排出油がタンクTに戻され
るために、上記した2柱油圧プレス装置の増速油圧回路
と同様に、全てのパイロットチェック弁PV1 〜PV9
は、電磁弁MVの「ON」,「OFF」とは無関係にい
ずれもパイロット圧を受けないので、通常のチェック弁
として作用する。このため、ポンプPからの圧油は、第
2油路12の各分岐油路12a,12b,12c,12
dを通って各シリンダS1 〜S4 の上方の各シリンダ室
26bに分流されて供給されると共に、各シリンダS1
〜S4 の下方の各シリンダ室26aからの排出油は、そ
れぞれ第1油路11の各分岐油路11a,11b,11
c,11d及びこの第1油路11を通って、タンクTに
戻される。このため、スライドベース24は、「通常下
降時」の下降速度と同一の [Q/(4A)] の速度で上昇
する。
【0021】上記した2柱又は4柱の各油圧プレス装置
の増速油圧回路は、いずれもスライドベース24が下降
時において増速する「増速下降」のみが可能であって、
該スライドベース24の上昇速度は、通常速度である
が、図11に示される増速油圧回路は、電磁弁により
「通常運転」と「増速運転」とを自在に切り換えられ
て、スライドベース24を増速させて上昇させることも
できる。なお、上記した「増速下降」のみが可能である
2柱油圧プレス装置の増速油圧回路と同一部分には、同
一符号を付して、異なる部分についてのみ説明する。各
シリンダS1 ,S2 の下方のシリンダ室26aと方向制
御弁DVとを接続している第1油路1から分岐された分
岐油路1bには、閉状態における圧油の流れる方向が互
いに逆方向である一対の第1及び第2の各パイロットチ
ェック弁PV1 ,PV2 がそれぞれ直列にく組み込まれ
ている。全く同様にして、各シリンダS1 ,S2 の上方
のシリンダ室26bと方向制御弁DVとを接続している
第2油路2から分岐された分岐油路2aには、閉状態に
おける圧油の流れる方向が互いに逆方向である一対の第
3及び第4の各パイロットチェック弁PV3 ,PV4
それぞれ直列に組み込まれている。更に、シリンダS1
の上方のシリンダ室26bと、シリンダS2 の下方のシ
リンダ室26aとを直列に接続する直列油路3には、同
じく閉状態における圧油の流れる方向が互いに逆方向で
ある一対の第5及び第6の各パイロットチェック弁PV
5 ,PV6 がそれぞれ直列に組み込まれている。
【0022】上記した各パイロットチェック弁PV1
PV6 のパイロット圧は、各シリンダS1 ,S2 の作動
圧と同一であって、パイロット圧を加えて各パイロット
チェック弁PV1 〜PV6 を開閉させるための電磁弁M
Vは、方向制御弁DVのPポートの直前の部分に接続さ
れていている。図11に示される電磁弁MVが「OF
F」の状態において、通常油路(第1油路1の分岐油路
1bと第2油路2の分岐油路2a)に組み込まれた各パ
イロットチェック弁PV1 〜PV4 は、パイロット圧が
作用して開くことにより、逆流可能となる。また、電磁
弁MVが「ON」の状態において、直列油路3に組み込
まれた各パイロットチェック弁PV5,PV6 は、パイロ
ット圧が作用して開くことにより、逆流可能となる。
【0023】図12は、電磁弁MVが「OFF」となっ
て、油圧プレス装置が「通常運転」において下降する状
態の圧油及び排出油の流れを示す図である。この状態で
は、各パイロットチェック弁PV1 〜PV4 は、開かれ
て、第1油路1の分岐油路1b及び第2油路2の分岐油
路2aには、自由に圧油が流れるが、直列油路3に組み
込まれた各パイロットチェック弁PV5,PV6 は、いず
れも閉じているので、該直列油路3には、いずれの方向
からも圧油は流れない。よって、図12に示される状態
では、油圧ポンプPからの圧油は、第1油路11の各分
岐油路1a,1bに分岐されて、各シンリダS1 ,S2
の下方のシリンダ室26aに分流して供給されると共
に、各シリンダS1 ,S2 の上方のシリンダ室26bか
らの排出油は、それぞれ第2油路2の各分岐油路2a,
2bを通って排出されて、第2油路2の部分で合流して
タンクTに戻される。このため、各シリンダS1 ,S2
への圧油の供給流量は、(Q/2)となり、スライドベ
ース24は、通常の速度 [Q/(2A)]で下降する。ま
た、電磁弁MVを「OFF」にしたままで、スライドベ
ース24の下降端において方向制御弁DVを切り換える
と、油圧ポンプPからの圧油と、各シリンダS1 ,S2
からの排出油の流れは、上記と逆となって、スライドベ
ース24は、通常の速度 [Q/(2A)]で上昇する。
【0024】このため、電磁弁MVを「OFF」にして
2柱油圧プレス装置を運転すると、スライドベース24
は、その下降時及び上昇時の双方において、通常の速度
で昇降して、「通常運転」が行われる。
【0025】また、図13は、電磁弁MVが「ON」と
なって、油圧プレス装置が「増速運転」において下降す
る状態の圧油及び排出油の流れを示す図である。この状
態では、電磁弁MVが「OFF」の状態とは逆に、各パ
イロットチェック弁PV1 〜PV4 は、閉じられて、第
1油路1の分岐油路1b及び第2油路2の分岐油路2a
には、両方向から圧油が流れるのが防止されるが、直列
油路3に組み込まれた各パイロットチェック弁PV5,
6 は、いずれも開かれているので、該直列油路3に
は、両方向から圧油が自由に流れる。よって、図13に
示される状態では、油圧ポンプPからの圧油は、第1及
び第2の各油路1,2の部分で分流されることなく、そ
の全油量が前記直列油路3を通して流れる。この結果、
スライドベース24の下降速度は、(Q/A)となっ
て、上記した「通常運転」の場合の下降速度 [Q/(2
A)]の2倍となり、しかも左右の各シリンダS1 ,S2
の各シリンダ筒23は、互いに同期して下降する。ま
た、また、電磁弁MVを「ON」にしたままで、スライ
ドベース24の下降端において方向制御弁DVを切り換
えると、油圧ポンプPからの圧油と、シリンダからの排
出油の流れが上記と逆となって、スライドベース24
は、通常の上昇速度 [Q/(2A)]の2倍である(Q/
A)で上昇する。
【0026】このため、電磁弁MVを「ON」にして2
柱油圧プレス装置を運転すると、スライドベース24
は、その下降時及び上昇時の双方において、通常の速度
の2倍で昇降して、「増速運転」が行われる。
【0027】なお、上記実施例は、油圧プレス装置の油
圧回路に本発明を実施したものであるが、複数本の両ロ
ッドシリンダを使用して、可動体を往復移動させる構成
の油圧装置であれば、本発明の増速油圧回路は、いかな
る装置に対しても実施可能である。
【0028】
【発明の効果】本発明は、複数本の両ロッドシリンダを
備えて、各シリンダのシリンダ筒内の各シリンダ室に方
向制御弁を介して圧油を交互に供給することにより、各
シリンダを同時作動させて、可動体を往復移動させる構
成の油圧装置において、異なるシリンダの各シリンダ室
を直列油路を介して直列に接続して、該直列油路と、前
記各シリンダの各シリンダ室と前記方向制御弁とを接続
している各通常油路とにパイロットチェック弁をそれぞ
れ組み込んであるので、各パイロットチェック弁の開閉
により、油圧ポンプからの圧油を分流させることなく、
その全油量を前記直列油路を通して流して、前記可動体
の移動速度を2種類から選択して増速可能にできる。こ
の結果、例えば、油圧プレス装置では、プレス加工時を
除く他のスライドベースの無駄な移動時間を短縮でき
て、プレス作業の効率が高められる。
【0029】特に、本発明に係る増速油圧回路では、そ
の増速時においては、各シリンダのシリンダ室が直列油
路を介して直列に接続された状態で圧油が連続して流れ
るために、各シリンダの作動が同調するという特筆すべ
き効果が生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る2柱油圧プレス装置の増速油圧回
路図である。
【図2】同様の増速油圧回路図において、電磁弁MVが
「OFF」となって、スライドベース24が通常速度で
下降する「通常下降」の状態の圧油及び排出油の流れを
示す図である。
【図3】同様の増速油圧回路図において、電磁弁MVが
「ON」となって、スライドベース24が増速されて下
降する「増速下降」の状態の圧油及び排出油の流れを示
す図である。
【図4】同様の増速油圧回路図において、スライドベー
ス24が上昇する状態の圧油及び排出油の流れを示す図
である。
【図5】2柱油圧プレス装置の斜視図である。
【図6】本発明に係る4柱油圧プレス装置の増速油圧回
路図である。
【図7】同様の増速油圧回路図において、電磁弁MVが
「OFF」となって、スライドベース24が通常速度で
下降する「通常下降」の状態の圧油及び排出油の流れを
示す図である。
【図8】同様の増速油圧回路図において、電磁弁MVが
「ON」となって、スライドベース24が増速されて下
降する「増速下降」の状態の圧油及び排出油の流れを示
す図である。
【図9】同様の増速油圧回路図において、スライドベー
ス24が上昇する状態の圧油及び排出油の流れを示す図
である。
【図10】4柱油圧プレス装置の斜視図である。
【図11】下降及び上昇の双方において増速が可能な本
発明に係る2柱油圧プレス装置の増速油圧回路図であ
る。
【図12】同様の増速油圧回路図において、電磁弁MV
が「OFF」となって、スライドベース24が通常速度
で下降する「通常運転」の状態の圧油及び排出油の流れ
を示す図である。
【図13】同様の増速油圧回路図において、電磁弁MV
が「ON」となって、スライドベース24が増速されて
下降する「増速運転」の状態の圧油及び排出油の流れを
示す図である。
【図14】パイロットチェック弁の断面図である。
【図15】2柱油圧プレス装置の従来の油圧回路図であ
る。
【符号の説明】
DV:方向制御弁 PV1 〜PV9 :パイロット操作チェック弁 S1 〜S4 :両ロッドシリンダ 1,11:第1油路(通常油路) 2,12:第2油路(通常油路) 3,13,14,15:直列油路 23:シリンダ筒 24:スライドベース(可動体) 26a,26b:シリンダ室

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本の両ロッドシリンダを備えて、各
    シリンダのシリンダ筒内の各シリンダ室に方向制御弁を
    介して圧油を交互に供給することにより、各シリンダを
    同時作動させて、可動体を往復移動させる構成の油圧装
    置において、 異なるシリンダの各シリンダ室は、直列油路を介して直
    列に接続され、該直列油路と、前記各シリンダの各シリ
    ンダ室と前記方向制御弁とを接続している各通常油路と
    に、パイロット圧により逆流可能となるパイロット操作
    チェック弁がそれぞれ組み込まれ、各パイロット操作チ
    ェック弁の開閉により、油圧ポンプからの圧油を分流さ
    せることなく、その全油量を前記直列油路を通して流し
    て、前記可動体の移動速度を2種類から選択して増速可
    能にしたことを特徴とする増速油圧回路を備えた油圧装
    置。
  2. 【請求項2】 油圧装置は、油圧プレス装置であって、
    スライドベースの下降及び上昇の双方の速度が増速され
    ることを特徴とする請求項1に記載の増速油圧回路を備
    えた油圧装置。
  3. 【請求項3】 油圧装置は、油圧プレス装置であって、
    スライドベースの下降時においてのみ増速されることを
    特徴とする請求項1に記載の増速油圧回路を備えた油圧
    装置。
  4. 【請求項4】 スライドベースが下降端に達する直前の
    プレス加工開始直前において、各パイロット操作チェッ
    ク弁の開閉を逆にして、スライドベースの下降速度を通
    常速度に戻すことを特徴とする請求項3に記載の増速油
    圧回路を備えた油圧装置。
  5. 【請求項5】 シリンダを作動させるために油圧ポンプ
    から供給された圧油は、パイロット操作チェック弁及び
    通常のチェック弁の部分のみを通って、該パイロット操
    作チェック弁を開閉させるための電磁弁の部分を通らな
    い構成になっていることを特徴とする請求項1に記載の
    増速油圧回路を備えた油圧装置。
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