JPS623405Y2 - - Google Patents

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JPS623405Y2
JPS623405Y2 JP11157682U JP11157682U JPS623405Y2 JP S623405 Y2 JPS623405 Y2 JP S623405Y2 JP 11157682 U JP11157682 U JP 11157682U JP 11157682 U JP11157682 U JP 11157682U JP S623405 Y2 JPS623405 Y2 JP S623405Y2
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JP
Japan
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jig
workpiece
processing tank
lowered position
processing
Prior art date
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JP11157682U
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JPS5917767U (ja
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  • Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はプリント基板等の板状ワークにめつき
処理を施すためのめつき処理装置に関する。
一般にこの種の処理装置では処理時間の短縮等
を図るためにめつき液中においてワークを揺動さ
せている。ところが従来の装置では垂直な板状ワ
ークをワーク表面と直角な方向に揺動させてお
り、換言すればワークによりメツキ液を押す方向
に揺動させているので、ワーク表面に対してめつ
き液は相対的に低速でしか流れず、そのために処
理時間を充分には短縮できないという不具合があ
る。
本考案は上記不具合を解決するためにワークを
その表面と平行な横方向に揺動させるようにした
もので、図面により説明すると次の通りである。
斜視略図である第1図において複数の処理槽1
(メツキ槽や水洗槽等)が隔壁2を境にして1列
に並置されて処理槽群3を形成している。処理槽
群3の長手方向を縦方向Yとし、縦方向Yと直角
かつ水平な方向を横方向Xとすると、板状ワーク
Wはそれぞれ縦方向Yと直角な姿勢で上方のキヤ
リヤバー5に取り付けてある。キヤリヤバー5は
横方向Xに延びる部材で、複数のワークWを横方
向Xに並置した状態で保持しており、両端近傍に
は上方へ突出した1対のフツク6を備えている。
フツク6は上端に屈曲部7を備え、屈曲部7が昇
降機構9のスライダー10から下方へ突出した1
対のアーム11の下端により係止されるようにな
つている。昇降機構9は図示されていないモータ
ー及びチエーン等によりスライダー10を垂直な
案内コラム12に沿つて昇降させるようになつて
おり、コラム11の上端は搬送機構8の自走ロボ
ツト13に取り付けてある。ロボツト13は処理
槽1の上方を縦方向Yに延びるレール14上を走
行するようになつている。
又昇降機構9についてより詳細に説明すると、
スライダー10には可逆モーターや減速機等から
なる移動機構15が取り付けてあり、前記1対の
アーム11の上端は移動機構15の回転出力軸に
連結されている。従つて移動機構15を駆動する
ことによりアーム11は第1図に示す如く下向き
に延びてフツク6を係止する通常位置と第2図に
実線で示す如く上方へ回動して例えば略水平とな
る退避位置の間を移動できるようになつている。
第1図の1aは複数の処理槽1の内で特にワー
クWの揺動を必要とする処理槽で、処理槽1aの
両側の隔壁2aの上縁に沿つて案内部20が設け
てある。案内部20にはローラー22を介してブ
レーム21が横方向Xに揺動自在に支持されてい
る。フレーム21は処理槽1aの矩形の上縁と略
同一寸法形状の枠部を備え、該枠部の縦方向Yに
延びる1対の縦部材23の中間部にはキヤリヤバ
ー5の両端を支持するためのサドル25が設けて
ある。又処理槽1aの近傍にはフレーム21を横
方向Xに揺動させるための揺動機構(図示せず)
が設けてある。該揺動機構としては種々の構造を
採用することができ、例えばカム又はクランク機
構をモーターと組み合わせたもの等を採用するこ
とができる。
上述の各部はコンピユータに制御されて次のよ
うに自動的に作動する。ワークWの搬送はキヤリ
ヤバー5のフツク6をアーム11により係止した
状態でロボツト13を走行させることにより行わ
れ、この間スライダー10は上昇している。ワー
クWを処理槽1aに浸ける場合、ロボツト13は
処理槽1aの真上にくると停止し、続いてスライ
ダー10が下降してキヤリヤバー5の両端をサド
ル25に着座させる。着座が完了するとキヤリヤ
バー5をサドル25上に残したままロボツト13
は走行し、スライダー10やフツク11は下降し
たまま(又は上昇位置に戻つて)別の処理槽1ま
でワーク引上げのために移動する。
上述の如くキヤリヤバー5がサドル25に着座
してワークWが処理槽1aに浸けられると、前記
揺動機構が作動してフレーム21を横方向Xに揺
動させる。この動作によりワークWも処理槽1a
内で横方向Xに揺動する。その場合に揺動方向が
ワーク表面と平行な方向となるので、処理槽1a
内の処理液に対するワーク表面の相対的な揺動速
度は大きくなり、ワーク表面に常に多量の新しい
処理液が接触する。従つて所定の処理は短時間で
完了する。又処理槽1aが高速めつき槽である場
合、ワーク表面に向けて複数のめつき液ノズル2
7が設置されるが、横方向Xの揺動によりノズル
27からの噴射液はワーク表面に広範囲にわたつ
て接触する。従つてワーク表面のめつき状態が均
一になる。
処理槽1aでの上記処理動作中、キヤリヤバー
5を係止していない空のスライダー10が下降し
たまま処理槽1aの上方を通過することがある
が、その場合でもアーム11が処理槽1a上でキ
ヤリヤバー5のフツク6に衝突することはない。
すなわち第1図の−矢視略図である第2図の
如く、処理槽1a上のフツク6の上方をスライダ
ー10が通過する場合、それに先立つて移動機構
15が作動し、アーム11を実線で示す退避位置
まで上昇させる。従つて揺動中のフツク6に対し
てアーム11は衝突することなくその上方を通過
する。又アーム11はフツク6上方を通過した後
に通常位置11′へ戻される。
処理槽1aでの処理が完了して揺動が停止する
と、処理槽1aの上方へ送られてきたアーム11
がフツク6を係止し、スライダー10がキヤリヤ
バー5及びワークWを上方へ引き上げてロボツト
13により次の処理槽1へ搬送する。
以上説明したように本考案によると、揺動機構
によりキヤリヤバー5(治具)を横方向Xに揺動
させるようにしたので、板状ワークWをその表面
と平行な方向に揺動させることができる。従つて
処理液に対するワークWの揺動効率を高め、処理
時間を短縮することができる。又高速めつき液ノ
ズル27を使用する場合には、仕上状態を均一化
することができる。しかもサドル25(支持機
構)上の下降位置にあるキヤリヤバー5に対して
その揺動範囲外へアーム11を移動機構15によ
り移動させるようにしたので、揺動中のキヤリヤ
バー5にアーム11が衝突することはなく、ワー
クWの揺動を問題なく行うことができる。又別の
観点から説明すると、仮に移動機構15を廃止
し、処理槽1aの上方を通過する間だけスライダ
ー10自体を上昇させてアーム11を一時的に上
方へ退避させるようにすると、スライダー10や
ロボツト13の制御用プログラムはワークWの搬
送だけではなく、上記退避をも考慮して作成する
必要が生じるので、プログラムや制御機器がきわ
めて複雑になつて実用化が難しくなる。これに対
して本考案ではスライダー10(昇降機構本体)
に対してアーム11を移動させるようにしたの
で、スライダー10やロボツト13の制御プログ
ラムに退避動作に関する指令を加える必要がな
く、該プログラムを単純化して本考案を容易に実
用化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の斜視略図、第2図は第
1図の−矢視略図である。 1……処理槽、3……処理槽群、5……キヤリ
ヤバー(治具)、6……フツク、9……昇降機
構、15……移動機構、25……サドル(支持機
構)、W……ワーク、X……横方向。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1列に並置された複数の処理槽からなる処理槽
    群と、処理槽群の長手方向と直角な姿勢で板状ワ
    ークを保持する治具と、治具上端のフツクを下方
    へ突出したアームにより係止してワークが処理槽
    に浸かる下降位置とその上方の上昇位置との間で
    治具を昇降させる昇降機構と、昇降機構を上記長
    手方向に搬送する搬送機構と、下降位置において
    治具を支持する支持機構と、下降位置において治
    具を上記長手方向と直角な水平横方向に揺動させ
    る揺動機構と、下降位置にある昇降機構本体に対
    して治具の揺動範囲外へアームを移動させる移動
    機構とを備えたことを特徴とする板状ワークのめ
    つき処理装置。
JP11157682U 1982-07-21 1982-07-21 板状ワ−クのめつき処理装置 Granted JPS5917767U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11157682U JPS5917767U (ja) 1982-07-21 1982-07-21 板状ワ−クのめつき処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11157682U JPS5917767U (ja) 1982-07-21 1982-07-21 板状ワ−クのめつき処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5917767U JPS5917767U (ja) 1984-02-03
JPS623405Y2 true JPS623405Y2 (ja) 1987-01-26

Family

ID=30259004

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11157682U Granted JPS5917767U (ja) 1982-07-21 1982-07-21 板状ワ−クのめつき処理装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS5917767U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100982142B1 (ko) * 2008-05-07 2010-09-14 이종섭 도금장치의 피도금물 캐리어

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5917767U (ja) 1984-02-03

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