JPS6233707Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6233707Y2 JPS6233707Y2 JP11033583U JP11033583U JPS6233707Y2 JP S6233707 Y2 JPS6233707 Y2 JP S6233707Y2 JP 11033583 U JP11033583 U JP 11033583U JP 11033583 U JP11033583 U JP 11033583U JP S6233707 Y2 JPS6233707 Y2 JP S6233707Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pallet
- tile material
- protrusion
- valley
- corrugated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 2
Landscapes
- Pallets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は上面側に波板状の瓦材を載置したパレ
ツトを上下に多段に積んで使用するパレツトの構
造に関するものである。
ツトを上下に多段に積んで使用するパレツトの構
造に関するものである。
従来、パレツトとしては例えば実開昭54−
175764号公報がある。このパレツト3′は第1図
aに示すように上面側に複数本の巾木aを平行に
配置し、巾木aの下面側にブロツク状の台木bを
装着し、下面側に複数本平行に配置した連結板c
を台木bに固着して形成されている。
175764号公報がある。このパレツト3′は第1図
aに示すように上面側に複数本の巾木aを平行に
配置し、巾木aの下面側にブロツク状の台木bを
装着し、下面側に複数本平行に配置した連結板c
を台木bに固着して形成されている。
上記のようなパレツト3′を用いて波板状の瓦
材1の積載を行うと次のようになる。多数の瓦材
1を積み重ねて載置したパレツト3′が第1図b
に示すように多段に積載される。すると瓦材1上
に載せたパレツト3′の下面が瓦材1の山部の頂
部8に線接触するように当接する。このため瓦材
1の山部の頂部8に荷重が集中してこの部分で破
損してしまうという問題があつた。
材1の積載を行うと次のようになる。多数の瓦材
1を積み重ねて載置したパレツト3′が第1図b
に示すように多段に積載される。すると瓦材1上
に載せたパレツト3′の下面が瓦材1の山部の頂
部8に線接触するように当接する。このため瓦材
1の山部の頂部8に荷重が集中してこの部分で破
損してしまうという問題があつた。
瓦材1の山部の頂部8に荷重が集中するという
問題点を解決するためパレツト3の下面側に波板
状の瓦材1の谷4の両側面5に面接触するための
傾斜面6を有する略逆台形状の突部7を配したも
のである。つまりパレツト3の下面側の突部7の
両傾斜面6が谷4の両側面5に面接触で当接して
上のパレツト3からかかる荷重が分散されて瓦材
1に部分的に集中荷重がかからず瓦材1が破損し
ないようになつたものである。
問題点を解決するためパレツト3の下面側に波板
状の瓦材1の谷4の両側面5に面接触するための
傾斜面6を有する略逆台形状の突部7を配したも
のである。つまりパレツト3の下面側の突部7の
両傾斜面6が谷4の両側面5に面接触で当接して
上のパレツト3からかかる荷重が分散されて瓦材
1に部分的に集中荷重がかからず瓦材1が破損し
ないようになつたものである。
パレツト3の上面には一定ピツチで上受棧9が
固着してあり、波板状の瓦材1の山部の下面をこ
の上受棧9上に載せるようになつている。従つて
上受棧9は瓦材1を載置する部分2となつてい
る。瓦材1の下面には略逆台形状の突部7が固着
してあり、この略逆台形状の突部7は両傾斜面6
が波板状の瓦材1の谷4の両側面にぴつたりと当
たるような大きさに設定してある。また突部7の
突出長は瓦材1の谷4の深さよりも短く、突部7
の下面が瓦材1の谷4の底に当たらないようにな
つている。しかして第2図のようにパレツト3上
に多数の瓦材1を載置し、第3図に示すようにこ
の上に他の多数の瓦材1を載置したパレツト3を
載置するといつたようにして2段、3段…と積み
重ねる。この場合上段のパレツト3の下面の突部
7が下段の瓦材1のうちの最上部の瓦材1の谷4
内に位置し、突部7の両傾斜面6が谷4の傾斜し
た両側面に面接触し、また第4図のように山部の
頂部8はパレツト3に接しない。したがつて上段
の荷重は突部7の傾斜面6を通してこれに面接触
している谷4の傾斜した両側面5に伝わつていく
こととなる。この場合突部7と波板状の瓦材1と
は両接触であるため荷重が一点に集中せず瓦材1
の割れが防止できるのである。なお上記実施例で
はパレツト3に突部7を固着した固着した例を示
したが、パレツト3と突部7とを第5図のように
別々にし、積み重ねる際に突部7を瓦材1上面と
パレツト3下面との間に介在させるようにしても
よい。
固着してあり、波板状の瓦材1の山部の下面をこ
の上受棧9上に載せるようになつている。従つて
上受棧9は瓦材1を載置する部分2となつてい
る。瓦材1の下面には略逆台形状の突部7が固着
してあり、この略逆台形状の突部7は両傾斜面6
が波板状の瓦材1の谷4の両側面にぴつたりと当
たるような大きさに設定してある。また突部7の
突出長は瓦材1の谷4の深さよりも短く、突部7
の下面が瓦材1の谷4の底に当たらないようにな
つている。しかして第2図のようにパレツト3上
に多数の瓦材1を載置し、第3図に示すようにこ
の上に他の多数の瓦材1を載置したパレツト3を
載置するといつたようにして2段、3段…と積み
重ねる。この場合上段のパレツト3の下面の突部
7が下段の瓦材1のうちの最上部の瓦材1の谷4
内に位置し、突部7の両傾斜面6が谷4の傾斜し
た両側面に面接触し、また第4図のように山部の
頂部8はパレツト3に接しない。したがつて上段
の荷重は突部7の傾斜面6を通してこれに面接触
している谷4の傾斜した両側面5に伝わつていく
こととなる。この場合突部7と波板状の瓦材1と
は両接触であるため荷重が一点に集中せず瓦材1
の割れが防止できるのである。なお上記実施例で
はパレツト3に突部7を固着した固着した例を示
したが、パレツト3と突部7とを第5図のように
別々にし、積み重ねる際に突部7を瓦材1上面と
パレツト3下面との間に介在させるようにしても
よい。
本考案は叙述のように、パレツトの下面側に波
板状の瓦材の谷の両側面に面接触するための傾斜
面を有する略逆台形状の突部を配しているので、
パレツト上に波板状の瓦材を多数載置し、これを
多段に積んだ場合、上段のパレツトからの荷重が
下段の瓦材に対して突部の傾斜面と谷の傾斜した
側面との面接触部分を介して伝わることとなり、
荷重が一点に集中せず、瓦材の割れが防止できる
ものである。
板状の瓦材の谷の両側面に面接触するための傾斜
面を有する略逆台形状の突部を配しているので、
パレツト上に波板状の瓦材を多数載置し、これを
多段に積んだ場合、上段のパレツトからの荷重が
下段の瓦材に対して突部の傾斜面と谷の傾斜した
側面との面接触部分を介して伝わることとなり、
荷重が一点に集中せず、瓦材の割れが防止できる
ものである。
第1図aは従来例の斜視図、第1図bは同上の
使用状態を説明する概略正面図、第2図は本考案
の一実施例の概略正面図、第3図は同上の多段に
積んだ例の概略正面図、第4図は同上の一部省略
拡大正面図、第5図はパレツトと突部を別体とし
た本考案の他例の概略正面図であつて、1は瓦
材、2は瓦材を載置する部分、3はパレツト、4
は谷、5は側面、6は傾斜面、7は突部である。
使用状態を説明する概略正面図、第2図は本考案
の一実施例の概略正面図、第3図は同上の多段に
積んだ例の概略正面図、第4図は同上の一部省略
拡大正面図、第5図はパレツトと突部を別体とし
た本考案の他例の概略正面図であつて、1は瓦
材、2は瓦材を載置する部分、3はパレツト、4
は谷、5は側面、6は傾斜面、7は突部である。
Claims (1)
- 夫々上面側に波板状の瓦材を載置したパレツト
を上下に多段に積んで使用するものにおいて、パ
レツトの下面側に波板状の瓦材の谷の両側面に面
接触するための傾斜面を有する略逆台形状の突部
を配して成るパレツトの構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11033583U JPS6018931U (ja) | 1983-07-15 | 1983-07-15 | パレツトの構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11033583U JPS6018931U (ja) | 1983-07-15 | 1983-07-15 | パレツトの構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6018931U JPS6018931U (ja) | 1985-02-08 |
JPS6233707Y2 true JPS6233707Y2 (ja) | 1987-08-28 |
Family
ID=30256645
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11033583U Granted JPS6018931U (ja) | 1983-07-15 | 1983-07-15 | パレツトの構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6018931U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0632370Y2 (ja) * | 1987-12-29 | 1994-08-24 | ミツミ電機株式会社 | 一行印字プリンタ |
-
1983
- 1983-07-15 JP JP11033583U patent/JPS6018931U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6018931U (ja) | 1985-02-08 |
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