JP2511900Y2 - 窯業製品積載用パレット - Google Patents
窯業製品積載用パレットInfo
- Publication number
- JP2511900Y2 JP2511900Y2 JP1992004683U JP468392U JP2511900Y2 JP 2511900 Y2 JP2511900 Y2 JP 2511900Y2 JP 1992004683 U JP1992004683 U JP 1992004683U JP 468392 U JP468392 U JP 468392U JP 2511900 Y2 JP2511900 Y2 JP 2511900Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ceramic products
- pallet
- loading
- ceramic
- products
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Pallets (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、碍管や柱状碍子のよう
な棒状の窯業製品を積み上げて搬送するための窯業製品
積載用パレットに関するものである。
な棒状の窯業製品を積み上げて搬送するための窯業製品
積載用パレットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】碍管や柱状碍子のような棒状の窯業製品
を製造工程間で搬送する場合には、通常のパレットの上
に平板状の敷板を載せ、その上に棒状の窯業製品を数本
ならべ、更に平板状の敷板を載せて窯業製品をならべる
ことを数段くりかえす方法が取られている。このとき、
窯業製品が相互に接触することを防止するために、隣接
する窯業製品の間に窯業製品の径や長さに合わせたサイ
ズの仕切り板を立てている。
を製造工程間で搬送する場合には、通常のパレットの上
に平板状の敷板を載せ、その上に棒状の窯業製品を数本
ならべ、更に平板状の敷板を載せて窯業製品をならべる
ことを数段くりかえす方法が取られている。このとき、
窯業製品が相互に接触することを防止するために、隣接
する窯業製品の間に窯業製品の径や長さに合わせたサイ
ズの仕切り板を立てている。
【0003】しかしこのような従来の方法では、積載の
たびに多数枚の仕切り板を窯業製品の間に配置する必要
があり、多くの人手作業が必要である。また仕切り板の
サイズを窯業製品の径や長さに合わせて多種類準備して
おく必要があり、そのために仕切り板の置き場に広い面
積を必要とするという問題もあった。
たびに多数枚の仕切り板を窯業製品の間に配置する必要
があり、多くの人手作業が必要である。また仕切り板の
サイズを窯業製品の径や長さに合わせて多種類準備して
おく必要があり、そのために仕切り板の置き場に広い面
積を必要とするという問題もあった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案は上記のような
従来の問題点を解決して、従来のような多種類の仕切り
板を用いることなく、各種の棒状の窯業製品を多段に積
載することができる窯業製品積載用パレットを提供する
ために完成されたものである。
従来の問題点を解決して、従来のような多種類の仕切り
板を用いることなく、各種の棒状の窯業製品を多段に積
載することができる窯業製品積載用パレットを提供する
ために完成されたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本考案は、直角4辺形の敷板の4辺に、4
角錐台状の位置決め用突起を一定間隔で設けたことを特
徴とするものである。
めになされた本考案は、直角4辺形の敷板の4辺に、4
角錐台状の位置決め用突起を一定間隔で設けたことを特
徴とするものである。
【0006】
【実施例】以下に本考案を図示の実施例によって更に詳
細に説明する。図1において、1は縦横2枚ずつの平板
からなる直角4辺形の敷板であり、2はこの敷板1の4
辺に一定間隔で設けられた位置決め用突起である。実施
例では敷板1は4枚の木材板を接合したものであるが、
中央に貫通部のない平板としてもよく、また位置決め用
突起2と一体のプラスチック成形品としてもよい。
細に説明する。図1において、1は縦横2枚ずつの平板
からなる直角4辺形の敷板であり、2はこの敷板1の4
辺に一定間隔で設けられた位置決め用突起である。実施
例では敷板1は4枚の木材板を接合したものであるが、
中央に貫通部のない平板としてもよく、また位置決め用
突起2と一体のプラスチック成形品としてもよい。
【0007】位置決め用突起2はピラミッドの上部を水
平に切断した4角錐台状のものであり、各辺を敷板1の
直角4辺形の辺に対して平行に配置してある。また各位
置決め用突起2は上辺と下辺、右辺と左辺の配置を同一
とし、図2、図3に示すように隣接する位置決め用突起
2、2間に碍子のような窯業製品3を互いに平行に、か
つ相互に接触することのないように配置できる構造とな
っている。また縦横の位置決め用突起2がクロスする部
分は位相がずれないようにしておくものとする。
平に切断した4角錐台状のものであり、各辺を敷板1の
直角4辺形の辺に対して平行に配置してある。また各位
置決め用突起2は上辺と下辺、右辺と左辺の配置を同一
とし、図2、図3に示すように隣接する位置決め用突起
2、2間に碍子のような窯業製品3を互いに平行に、か
つ相互に接触することのないように配置できる構造とな
っている。また縦横の位置決め用突起2がクロスする部
分は位相がずれないようにしておくものとする。
【0008】各位置決め用突起2の斜面の傾斜角度及び
その高さは、積載される窯業製品3を斜面で確実に支え
ることができるように決定されているが、実施例では傾
斜角度は45度、高さは50mm程度としてある。傾斜角度は
40〜55°が好ましく、製品形状や積載本数に応じて
適宜変更してもよい。また実施例では各位置決め用突起
2の底面の大きさは140mm ×140mm であり、隣接する位
置決め用突起2の底辺間の隙間は45mmと設定してある。
これにより130 〜160mm の直径の窯業製品3を支障なく
支持させることができるが、窯業製品3の寸法によりこ
れらの値を変えたものを数種類作成しておけば、ほとん
どのサイズの窯業製品3に対応させることが可能とな
る。
その高さは、積載される窯業製品3を斜面で確実に支え
ることができるように決定されているが、実施例では傾
斜角度は45度、高さは50mm程度としてある。傾斜角度は
40〜55°が好ましく、製品形状や積載本数に応じて
適宜変更してもよい。また実施例では各位置決め用突起
2の底面の大きさは140mm ×140mm であり、隣接する位
置決め用突起2の底辺間の隙間は45mmと設定してある。
これにより130 〜160mm の直径の窯業製品3を支障なく
支持させることができるが、窯業製品3の寸法によりこ
れらの値を変えたものを数種類作成しておけば、ほとん
どのサイズの窯業製品3に対応させることが可能とな
る。
【0009】
【作用】このように構成された本考案の窯業製品積載用
パレットは、図2、図3に示すように碍子のような棒状
の窯業製品3を対向する位置決め用突起2、2間に支持
するもので、複数本の窯業製品3を位置決め用突起2の
斜面でぐらつくことなく確実に支持することができる。
このため1段目の積載を終えたら更にもう1枚の窯業製
品積載用パレットを載せ、同様に窯業製品3を積載する
ことを所要数段まで繰り返せばよい。
パレットは、図2、図3に示すように碍子のような棒状
の窯業製品3を対向する位置決め用突起2、2間に支持
するもので、複数本の窯業製品3を位置決め用突起2の
斜面でぐらつくことなく確実に支持することができる。
このため1段目の積載を終えたら更にもう1枚の窯業製
品積載用パレットを載せ、同様に窯業製品3を積載する
ことを所要数段まで繰り返せばよい。
【0010】また本考案の窯業製品積載用パレットは、
敷板1の4辺に4角錐台状の位置決め用突起2を一定間
隔で設けたものであるから、安定した状態で製品を積載
できることはもちろん、窯業製品3を縦横いずれの方向
にも積載することができ、窯業製品3の長さに応じて1
枚の窯業製品積載用パレットを自由に使い分けることが
できる利点がある。なお、本考案の窯業製品積載用パレ
ットは、表裏を反転させれば位置決め用突起2が相互に
噛み合った状態で多数枚を積み上げることができる利点
もある。
敷板1の4辺に4角錐台状の位置決め用突起2を一定間
隔で設けたものであるから、安定した状態で製品を積載
できることはもちろん、窯業製品3を縦横いずれの方向
にも積載することができ、窯業製品3の長さに応じて1
枚の窯業製品積載用パレットを自由に使い分けることが
できる利点がある。なお、本考案の窯業製品積載用パレ
ットは、表裏を反転させれば位置決め用突起2が相互に
噛み合った状態で多数枚を積み上げることができる利点
もある。
【0011】
【考案の効果】以上に説明したように、本考案の窯業製
品積載用パレットは各種の棒状の窯業製品を多段に積載
することができるもので、従来の仕切り板を廃止するこ
とができること、窯業製品の位置を確実に決めることが
できるので自動機の導入が可能となること、従来の仕切
り板の置き場面積の活用が可能となること等の多くの利
点を有する。よって本考案は従来の問題点を解消した窯
業製品積載用パレットとして、その実用的価値はきわめ
て大きいものである。
品積載用パレットは各種の棒状の窯業製品を多段に積載
することができるもので、従来の仕切り板を廃止するこ
とができること、窯業製品の位置を確実に決めることが
できるので自動機の導入が可能となること、従来の仕切
り板の置き場面積の活用が可能となること等の多くの利
点を有する。よって本考案は従来の問題点を解消した窯
業製品積載用パレットとして、その実用的価値はきわめ
て大きいものである。
【図1】本考案の実施例を示す斜視図である。
【図2】使用状態を示す平面図である。
【図3】使用状態を示す正面図である。
1 敷板 2 位置決め用突起 3 窯業製品
Claims (1)
- 【請求項1】 直角4辺形の敷板の4辺に、4角錐台状
の位置決め用突起を一定間隔で設けたことを特徴とする
窯業製品積載用パレット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992004683U JP2511900Y2 (ja) | 1992-02-07 | 1992-02-07 | 窯業製品積載用パレット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992004683U JP2511900Y2 (ja) | 1992-02-07 | 1992-02-07 | 窯業製品積載用パレット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0565834U JPH0565834U (ja) | 1993-08-31 |
JP2511900Y2 true JP2511900Y2 (ja) | 1996-09-25 |
Family
ID=11590694
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992004683U Expired - Lifetime JP2511900Y2 (ja) | 1992-02-07 | 1992-02-07 | 窯業製品積載用パレット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2511900Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6182864A (ja) * | 1984-09-27 | 1986-04-26 | Natl House Ind Co Ltd | コ−キング剤の充填装置 |
-
1992
- 1992-02-07 JP JP1992004683U patent/JP2511900Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0565834U (ja) | 1993-08-31 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960517 |