JPH0144420Y2 - - Google Patents

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JPH0144420Y2
JPH0144420Y2 JP1982102294U JP10229482U JPH0144420Y2 JP H0144420 Y2 JPH0144420 Y2 JP H0144420Y2 JP 1982102294 U JP1982102294 U JP 1982102294U JP 10229482 U JP10229482 U JP 10229482U JP H0144420 Y2 JPH0144420 Y2 JP H0144420Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、枠組構造体から成る箱形の運搬用具
(パレツト)で且つ上下に積み上げることのでき
る運搬用具に関するものである。
従来、此の種の運搬用具としては、例えば実公
昭57−15143号公報に見られるように、左右一対
の下部側枠と前後一対の下部側枠とを連結して矩
形状の下部側枠体を形成し、この下部側枠体の四
隅外側夫々に、合計4本の縦支柱を配設すると共
に、これら縦支柱の下端近傍を下部側枠体の外面
に連結し、前後で対向する縦支柱の上端近傍の外
面間と、後部で対向する縦支柱の上端近傍の外面
間とを夫々上部側枠で連結して、上面ならびに前
面が開放部の枠組体を構成し、前記各縦支柱の上
端に、上段運搬用具の縦支柱下端を支持可能な受
皿を設け、さらに後部側の上部側枠の下面に、ネ
ステイング時における下段運搬用具の前記受皿に
嵌合する係合突出部材を付設した構成のものが提
供されている。
このような従来構成によると、下段運搬用具の
受皿上に縦支柱を嵌合させながら上段運搬用具を
順次積上げることによつて、被搬送物を格納した
使用時の積上げを行うことができる。また下段運
搬用具の受皿上に上段運搬用具の側枠が載置され
るべく、下段運搬用具に対して上段運搬用具を少
しずらせて落し込むことによつて、非使用時の運
搬用具を上方から順次ネステイングしてかさ低く
保管できると共に、受皿と係合突出部材との嵌合
により、ネステイング状態を安全に維持できるこ
とになる。しかし従来の運搬用具で、例えばハン
ドルやホイールカバーなどの円板状被搬送物を直
接に支持搬送するには、この板様物を積上げるか
或いは並列載置しなければならず、その際に板様
物どうしが接触することから不安定であり且つ損
傷し易いことになる。そこで円板状被搬送物を間
隔を置いて並列して支持格納し得るものとして、
例えば実開昭55−179123号公報に見られる運搬用
バケツトが提供されている。この従来構成では、
下部側枠体に相当する保持枠の側杆に、夫々突片
をくし歯状に設け、これら突片間に円板状被搬送
物をはめ込むことで支持格納している。
しかし上記のような従来構造では、段積みを行
つていないバケツト、あるいは段積みを行つたと
きには最上段のバケツトにおいて、円板状被搬送
物は下部の二箇所のみ突片間で支持されているこ
とから、運搬時の振動などで簡単に揺れ、その上
部間が接触して損傷を招くことになる。また円板
状被搬送物の前部ならびに後部がバケツトの外面
から外方へ突出し、この突出部が他物に接触して
損傷を招くことになる。さらに、このような構造
であるとネステイングを行えない。
本考案の目的とするところは、非使用時に運搬
用具を上方から順次ネステイングしてかさ低く保
管し得るものでありながら、ハンドルやホイール
カバーなどの円板状被搬送物を、間隔を置いて並
列し且つ運搬時などに隣りどうしが接触すること
なく支持格納し得る運搬用具を提供する点にあ
る。
かかる目的を達成するために、本考案では、枠
組体を、円板状被搬送物の直径に対して高さを低
く且つ奥行きを同一または長く形成し、前面開放
部近くの下部側枠に、後部で対向する縦支柱間に
設けた上部側枠に凹入支持部が対向すべく、この
凹入支持部を左右方向に所定ピツチ置きに有する
下部支持具を、台枠を介して傾斜して設け、この
下部支持具に対向する後部側の上部側枠の近くで
且つ円板状被搬送物の中心部分に対向する位置
に、前面開放部側に向いた凹入支持部を左右方向
に所定ピツチ置きに有する側部支持具を設けてい
る。
かかる本考案構成によると、使用時には、側部
支持具と下部支持具との相対向する凹入支持部間
に円板状被搬送物を嵌入させることによつて、複
数の円板状被搬送物を、間隔を置いて並列支持し
得る。その際に円板状被搬送物は、その前側の下
部と奥側の中間部とが支持されることから、運搬
時の振動などで揺れにくいものとなり、さらに前
側や奥側は運搬用具の外面から突出することなく
格納される。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。1は枠組体で、左右一対の下部側枠4,5
と前後一対の下部側枠3,6とを連結して矩形状
の下部側枠体を形成し、この下部側枠体の四隅外
側夫々に、合計4本の縦支柱2A,2B,2C,
2Dを配設すると共に、これら縦支柱2A,2
B,2C,2Dの下端近傍を下部側枠体の外面に
連結し、前後で対向する縦支柱2A,2C,2
B,2Dの上端近傍の外面間と、後部で対向する
縦支柱2C,2Dの上端近傍の外面間とを夫々上
部側枠7,8,9で連結することにより構成さ
れ、以つて上面開放部10と前面開放部11とを
形成する。前記下部側枠3,4,5,6は縦支柱
2A,2B,2C,2Dの下端から所定距離l1
方に配設され、また上部側枠7,8,9は縦支柱
2A,2B,2C,2Dの上端から所定距離l2
方に配設される。前記縦支柱2A,2B,2C,
2Dの上端には、上段運搬用具の縦支柱下端を支
持可能な受皿12A,12B,12C,12Dが
設けられ、これら受皿12A,12B,12C,
12Dには水抜き用孔13が設けられている。前
記前面開放部11に対向する後部側の上部側枠9
の下面に、ネステイング時における下段運搬用具
の前記受皿12C,12Dに嵌合する係合突出部
材14A,14Bが付設される。この係合突出部
材14A,14Bはフの字形に折曲した板体を上
部側枠9の下面に固着したもので、その斜め下方
に突出する板部が縦支柱2C,2Dから遠ざかる
方向に傾斜して、縦支柱2C,2Dとの間に受皿
12C,12Dの外広がり側壁部15が嵌合する
空間16を形成している。前記前面開放部11近
くの下部側枠3,4,5に、ハンドルなど円板状
被搬送物17の前側下部を並列して支持する下部
支持具18が設けられる。この下部支持具18
は、各下部側枠3,4,5間に取付けた台枠19
と、前記上部側枠9に対向すべく傾斜して該台枠
19の上面に取付けた波板20とからなり、この
波板20には凹入支持部20aと突出区画部20
bが、左右方向に所定ピツチ置きに且つ交互に形
成されている。この下部支持具18に対向するよ
うに、後部側の上部側枠9近くで且つ円板状被搬
送物17の中心部分に対向する位置に、前記前面
開放部11側に向いた側部支持具21が設けられ
る。この側部支持具21は、縦支柱2C,2D間
に取付けた台枠22と、この台枠22の上面に取
付けられ且つ前面開放部11側に向いた波板23
とからなり、この波板23には凹入支持部23a
と突出区画部23bが、左右方向に所定ピツチ置
きに且つ交互に形成されている。そして枠組体1
を、円板状被搬送物17の直径Dに対して高さH
を低く且つ奥行きLを同一または長く形成してい
る。
上記の運搬用具は、円板状被搬送物17を両支
持具18,21の相対向する凹入支持部20a,
23a間に亘つて支持させた状態で、床面上に置
いた下段運搬用具の四つの受皿12A,12B,
12C,12D上に各縦支柱2A,2B,2C,
2Dを下端を嵌合させるべく上段運搬用具を順次
積上げることにより、第6図仮想線、第7図仮想
線で示すように、各運搬用具における両支持具1
8,21上の円板状被搬送物17には上段の運搬
用具の荷重をかけないで、空間を利用して効率良
くストツクすることができる。この際に円板状被
搬送物17は、両支持具18,21の凹入支持部
20a,23aに対して一つ置きに支持されるも
のであり、また上段と下段では一ピツチ置きに支
持位置をずらして側面視(第7図)における円板
状被搬送物17のラツプを可能としている。
第8図に示すように、複数個のキヤスタ車輪2
4を有する台車25上に前述した要領で枠組体1
を積み上げ、そして天板26を載置したのち紐2
7がけを行なうことによつて、複数の枠組体1の
運搬を可能にし得る。
上記運搬用具を円板状被搬送物17の運搬やス
トツクに利用しない場合には、かさ低くネステイ
ングし得る。すなわち、第2図実線、第3図実線
で示す床置き側の下段運搬用具1の受皿12A,
12B,12C,12D上に上部側枠7,8,9
が載置されるべく、第2図仮想線、第3図仮想線
で示す上段運搬用具1を下段運搬用具1に対して
前方に少しずらせて落し込むことによつて、上段
運搬用具1の後部側縦支柱2C,2Dを下段運搬
用具1の側部支持具21の前方に位置させると共
に、前部側縦支柱2A,2Bを下部支持具18の
前方に位置させて、運搬用具1を上方から順次ネ
ステイングし得る。その際に上部側枠7,8,9
は運搬用具1の最も外側に位置しているので、こ
れら上部側枠7,8,9の内側に運搬用具1を上
方から嵌入させることができるのであるが、この
とき後部側の左右一対の縦支柱2C,2Dを、下
段運搬用具1における後部側の左右一対の受皿1
2C,12Dに近接させて運搬用具1を降下させ
ることにより、上段運搬用具1における上部側枠
7,8,9が下段運搬用具1における受皿12
A,12B,12C,12D上に支持され、且つ
同時に上段運搬用具1における左右一対の係合突
出部材14A,14Bが第4図、第5図に示すよ
うに下段運搬用具1における後部側の左右一対の
受皿12C,12D内に嵌合し、上位運搬用具が
前方に滑動して下位運搬用具における受皿12
A,12B,12C,12Dから滑り落ちるのを
防止することになる。
上記構成の本考案によれば次のような効果を得
ることができる。すなわち、下段運搬用具の受皿
上に上部側枠が載置されるべく、上段運搬用具を
下段運搬用具に対して前方に少しずらせて落し込
むことによつて、上部運搬用具の後部側縦支柱を
下段運搬用具の側部支持具の前方に位置させると
共に、前部側縦支柱を下部支持具の前方に位置さ
せることができ、運搬用具を上方から順次ネステ
イングできる。特に本考案によると、使用時に
は、側部支持具と下部支持具との相対向する凹入
支持部間に円板状被搬送物を嵌入させることによ
つて、複数の円板状被搬送物を、間隔を置いて並
列支持することができる。その際に円板状被搬送
物は、その前側の下部と奥側の中間部とが支持さ
れることから、運搬時の振動などで揺れにくいも
のにでき、さらに前側や奥側が運搬用具の外面か
ら突出することなく格納できて、これら円板状被
搬送物を、互いに接触させることなく且つ他物に
接触させることなく安定して格納し運搬すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は平面
図、第2図はネステイング状態での正面図、第3
図は同側面図、第4図は同要部の拡大縦断側面
図、第5図は同拡大縦断背面図、第6図は積重ね
状態での正面図、第7図は同側面図、第8図は運
搬状態での正面図である。 1……枠組体、2A,2B,2C,2D……縦
支柱、3,4,5,6……下部側枠、7,8,9
……上部側枠、10……上面開放部、11……前
面開放部、12A,12B,12C,12D……
受皿、14A,14B……係合突出部材、17…
…円板状被搬送物、18……下部支持具、19…
…台枠、20……波板、21……側部支持具、2
3……波板、D……直径、H……高さ、L……奥
行き。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右一対の下部側枠4,5と前後一対の下部側
    枠3,6とを連結して矩形状の下部側枠体を形成
    し、この下部側枠体の四隅外側夫々に、合計4本
    の縦支柱2A,2B,2C,2Dを配設すると共
    に、これら縦支柱2A,2B,2C,2Dの下端
    近傍を下部側枠体の外面に連結し、前後で対向す
    る縦支柱2A,2C,2B,2Dの上端近傍の外
    面間と、後部で対向する縦支柱2C,2Dの上端
    近傍の外面間とを夫々上部側枠7,8,9で連結
    して、上面ならびに前面が開放部10,11の枠
    組体1を構成し、前記各縦支柱2A,2B,2
    C,2Dの上端に、上段運搬用具の縦支柱下端を
    支持可能な受皿12A,12B,12C,12D
    を設け、さらに後部側の上部側枠9の下面に、ネ
    ステイング時における下段運搬用具の前記受皿1
    2C,12Dに嵌合する係合突出部材14A,1
    4Bを付設した運搬用具に於て、前記枠組体1
    を、円板状被搬送物17の直径Dに対して高さH
    を低く且つ奥行きLを同一または長く形成し、前
    記前面開放部11近くの下部側枠3,4,5に、
    後部で対向する縦支柱2C,2D間に設けた前記
    上部側枠9に凹入支持部20aが対向すべく、こ
    の凹入支持部20aを左右方向に所定ピツチ置き
    に有する下部支持具18を、台枠19を介して傾
    斜して設け、この下部支持具18に対向する後部
    側の上部側枠9の近くで且つ円板状被搬送物17
    の中心部分に対向する位置に、前記前面開放部1
    1側に向いた凹入支持部23aを左右方向に所定
    ピツチ置きに有する側部支持具21を設けたこと
    を特徴とする運搬用具。
JP10229482U 1982-07-05 1982-07-05 運搬用具 Granted JPS597133U (ja)

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JP10229482U JPS597133U (ja) 1982-07-05 1982-07-05 運搬用具

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JPS597133U JPS597133U (ja) 1984-01-18
JPH0144420Y2 true JPH0144420Y2 (ja) 1989-12-22

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61271120A (ja) * 1985-05-28 1986-12-01 Nissan Shatai Co Ltd 自動車の観音開き式バツクドア構造
JPH0525293Y2 (ja) * 1986-03-27 1993-06-25

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5125447U (ja) * 1974-08-13 1976-02-25
JPS5141548U (ja) * 1974-09-22 1976-03-27
JPS5715143U (ja) * 1980-07-01 1982-01-26

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55179123U (ja) * 1979-06-11 1980-12-23

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