JPH0430092Y2 - - Google Patents

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JPH0430092Y2
JPH0430092Y2 JP1985016136U JP1613685U JPH0430092Y2 JP H0430092 Y2 JPH0430092 Y2 JP H0430092Y2 JP 1985016136 U JP1985016136 U JP 1985016136U JP 1613685 U JP1613685 U JP 1613685U JP H0430092 Y2 JPH0430092 Y2 JP H0430092Y2
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fold
discontinuous
folds
cut
receiving plate
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は紙箱等の仕切部材で、特にはカステ
ラ、和菓子等の個包装された収納物を斜めに重ね
て箱体に納めるための仕切部材に関する。
(従来技術) 従来より、個包装された収納物を展示効果を上
げるように斜めに重ねて箱体に収納できるよう
に、箱体内に予め仕切部材を装着してある。この
仕切部材としては、例えば第9図に示すように、
複数部材を組立てて作る仕切部材101を箱体1
02内に装着するものや、第10図に示すように
プラスチツクシートを圧空成形等の手段によりト
レー状とした仕切部材101を箱体104に装着
するものが使用されていた。
(本考案が解決する手段) しかしながら、上記第9図に示すような複数部
材からなる仕切部材は、組立工程が複雑であつた
り、コスト的に高くなるなどの問題点があり、ま
た第10図のプラスチツク成形のトレー状仕切部
材は金型などのコストが高くなつたり、使用後の
処理などの問題があつた。
(問題点を解決する手段) 本考案は上記問題点を解消したものであつて、
挿入される箱体と略同一面積を持つ底面板と、該
底面板の両側縁に谷折用の不連続折目を介して連
設された二枚の側面板とからなり、前記不連続折
目上と同一線上に設けられた山折り用の小折目を
境にして前記側面板側には収納物を載せるための
受板部が設けられ、前記底面板側には該受板部を
傾斜させて支持するための支持部が設けられ、該
受板部と該支持部とで形成された仕切形成板が複
数組設けられた仕切部材であつて、 該受板部が、上端に設けられており該不連続折
目と交わる始点から一定角度α(<90°)で延びる
切目と、下端に設けられており該不連続折目と直
角に交わり、かつ前記上端に設けられた切目の終
点における不連続折目からの垂直な直線距離より
も短い長さの切目と、該不連続折目と90°−αを
なす斜め折目とで区画され、 該支持部が、上端に設けられており該不連続折
目と交わる始点から直角に延びる切目と、下端に
設けられており該不連続折目と直角に交わり、か
つ前記上端に設けられた切目の、終点における不
連続折目からの直線距離よりも短い長さの切目
と、該不連続折目と90°−αをなす斜め折目とで
区画されている仕切部材である。
(作用) 上記両側板と底面板に対して直角に起すと、前
記不連続折目が谷折り用であるのに対し、仕切形
成板の小折目が山折り用であるため、該仕切形成
部が内側に突設し、前記受板部が底面板に対して
90°−αの角度をなして前記支持部で維持される
状態になる。そして受板部の下端に設けられてお
り不連続折目と直角に交わる切目が、受板部の上
端に設けられた切目の、終点における不連続折目
からの垂直な直線距離よりも短い長さであり、か
つ支持部の下端に設けられた不連続折目と直角に
交わる切目が、支持部の上端に設けられた切目
の、終点における不連続折目からの直線距離より
も短い長さであるので、組み立てたときに仕切形
成板の下端の断面の高さは、上端の断面の高さよ
りも低くなる。この状態の仕切部材を箱体内に挿
入し、その受板部上に個装収納物を順次載せてい
けば展示効果の高い収納体となる。
(実施例) 以下、図面に示した好適な実施例を用いて詳細
に説明する。第1図は本考案の仕切部材Aのブラ
ンクスの展開図であり、個装収納物を5段に納め
るようにした実施例を示すものである。
このブランクスは所望の方法で組立てて、第2
図に示すような箱体Bに挿入して仕切付紙箱を形
成するもので、該箱体Bの底面2と同じ大きさの
底面板1の両側には後記の仕切形成板の部分を除
いて折目3,4を介して側面板5,6が延設され
ている。該側面板5,6の巾は前記箱体Bの深さ
より小さくする。また上記折目3,4は該底面板
1に対して両側面板5,6が直角に起されるよう
に谷折り用の不連続折目とする。次にこの折目
3,4と同一線上に山折り用の小折目71,72
…,81,82…を中心として、底面板1と両側
面板5,6に亘つて切目あるには折目等によつて
囲まれた仕切形成板91,92…,101,10
2…が5個づつ設けられている。この仕切形成板
91,92…,101,102…を第3図の拡大
図で説明するが、左右が底面板1を中心にして対
称であるため、左の仕切形成板91,92…を用
いて説明する。第3図に示すように最上段の仕切
形成板91はその他の仕切形成板92…と形状が
異なるので、まず第2段目の仕切形成板92を用
いて説明すると、前記山折り用の小折目72を中
心して左側に個装収納物を傾斜させて支持するた
めの受板部112、右側には外受板部112を斜
めに維持するための支持部122からなり、該受
板部112は前記山折り用の小折目72の上端a
から山折り用の小折目72と一定の角度α(<
90°)で、一定の長さの斜め切目132、該斜
め切目132の終点bから該斜め切目132と直
角で一定の長さmを持つ斜め折目142、該斜め
折目142の終点cから水平に山折り用の小折目
72と直角に交わる(d点)まで延長された長さ
nの水平切目152で囲まれ、他方支持部122
は該d点から該水平切目152から底面板1側に
長さnに延長された水平切目162、該水平切目
162の終点eから該水平切目と180°−αの角度
で一定の長さoに延長された斜め折目172、前
記山折り用の小折目72の上端aから底面板1側
に延長され、前記斜め折目172の終点fと角度
αで交わる長さp水平切目182とで囲まれてい
る。このとき、第3図から明らかなように、受板
部の下端に設けられた切目が、受板部の上端に設
けられた切目の、終点における不連続折目からの
垂直な直線距離よりも短い長さであり、かつ支持
部の下端に設けられた不連続折目と直角に交わる
切目が、支持部の上端に設けられた切目の、終点
における不連続折目からの直線距離よりも短い長
さであるので、組み立てたときに仕切形成板の下
端の断面の高さは、上端の断面の高さよりも低く
なる。
次に最上段の仕切形成板91は前記箱体Bの一
つの側壁201と隙間を持たないように他の仕切
形成板とは異なつた形状で、受板部111を形成
する斜め折目141と水平切目151、支持部1
21を形成する水平切目161と斜め折目171
は前記2段目以降の仕切形成板と同じであるが、
受板部111の上部は前記斜め切込132の代り
に斜辺131となり、その角度と長さは同じであ
り、また支持部121の上部は前記水平切目18
2と異なり、山折り用の小折目72とαの角度と
長さを持つ斜辺181となつている。
次に上記実施例の使用方法を説明すると、第4
図に示すようにまず仕切部材Aの組立て方とし
て、前記折目3,4を中心にして、底面板1に体
して側面板5,6を直角に引き起こす。このとき
折目3,4が谷折り用折目に対して、各仕切形成
板の山折り用の小折目71,72…,81,82
…が山折り用の折目であるため、前記仕切形成板
91…、101…の受板部111…と支持部12
1…とが内側に向つて直角に突設するようにな
る。このように組立てられた仕切部Aを前記箱体
B内に装着し、第5図に示すように個装収納物
C1,C2,C3…を5つ順次前記受板部111…上
に載せると、各個装収納物C1,C2、…は(90−
α)°の角度を持つて斜めに並べられる。このと
き、個装収納物C1,C2,C3の後端を支える
斜め切目132…が第6図に示すように側面板
5,6に対して直角であり、この受板部111…
を支える水平切目182…が受板部111…に対
して直角であるので、この受板部111…の上に
収納された個装収納物C1…に対しても斜め切目
132…と水平切目182…とが直角な角度で受
け止めることになる。つまり個装収納物C1…の
傾斜角度と水平切目182の傾斜角度とが一致し
ているために、個装収納物C1…と水平切目18
2…との間に隙間が生じることなく、固定するこ
とができる。
次に第7〜8図を用いて他の実施例を示すと、
この実施例は箱体と仕切部が一つのブランクスか
らなり、3列5段で収納できるようにしたもの
で、左側は通常の箱体成形部B′で、その箱体形
成部B′の側壁形成板501には折目502を介
して仕切部形成部A′が連設されている。この仕
切部形成部A′は前記第1の実施例で説明した仕
切部材Aと同じ構造の仕切部材a,a′,a″が折目
503,504を介して連設されているもので、
組立て方としてはまず箱体形成部B′を組立てた
後、上記折目502,503,504を利用して
各仕切部材a,a′,a″を組立て、第8図に示すよ
うに箱体B′内に組込むことにより完成する。
(効果) 本考案は上記の如き構成であつて、一枚のブラ
ンクスから容易に組立てることができ、しかも各
収納物を斜めに確実に支持することができるので
輸送時等でのガタが発生することがない仕切部材
である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
仕切部材ブランクスの展開図、第2図は第1図の
仕切部材が挿入される箱体の斜視図、第3図は第
1図の仕切部材の一部拡大図、第4図は仕切部材
を組立てた状態を示す一部省略斜視図、第5,6
図は仕切部材を箱体に組込んだ状態の説明断面図
および平面図、第7,8図は他の実施例を示すブ
ランクスの展開図と組立時の斜視図、第9,10
図は従来の仕切部材の斜視図である。 A……仕切部材、B……箱体、1……底面板、
2……底面、5,6……側面板、91……仕切形
成板、112……受板部、122……支持部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 底面板と、該底面板の両側縁に谷折り用の不連
    続折目を介して連設された二枚の側面板とからな
    り、前記不連続折目上と同一線上に設けられた山
    折り用の小折目を境にして前記側面板側には収納
    物を載せるための受板部が設けられ、前記底面板
    側には該受板部を傾斜させて支持するための支持
    部が設けられ、該受板部と該支持部とで形成され
    た仕切形成板が複数組設けられた仕切部材であつ
    て、該受板部が、上端に設けられており該不連続
    折目と交わる始点から一定角度α(<90°)で延び
    る切目と、下端に設けられており該不連続折目と
    直角に交わり、かつ前記上端に設けられた切目の
    終点における不連続折目からの垂直な直線距離よ
    りも短い長さの切目と、該不連続折目と90°−α
    をなす斜め折目とで区画され、該支持部が、上端
    に設けられており該不連続折目と交わる始点から
    直角に延びる切目と、下端に設けられており該不
    連続折目と直角に交わり、かつ前記上端に設けら
    れた切目の、終点における不連続折目からの直線
    距離よりも短い長さの切目と、該不連続折目と
    90°−αをなす斜め折目とで区画されていること
    を特徴とする仕切部材。
JP1985016136U 1985-02-07 1985-02-07 Expired JPH0430092Y2 (ja)

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JP1985016136U JPH0430092Y2 (ja) 1985-02-07 1985-02-07

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JP1985016136U JPH0430092Y2 (ja) 1985-02-07 1985-02-07

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JPS61132229U JPS61132229U (ja) 1986-08-18
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JPS5865225U (ja) * 1981-10-26 1983-05-02 キング化学株式会社 箱体内の容体支持装置

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