JPS6233596Y2 - - Google Patents

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JPS6233596Y2
JPS6233596Y2 JP18658082U JP18658082U JPS6233596Y2 JP S6233596 Y2 JPS6233596 Y2 JP S6233596Y2 JP 18658082 U JP18658082 U JP 18658082U JP 18658082 U JP18658082 U JP 18658082U JP S6233596 Y2 JPS6233596 Y2 JP S6233596Y2
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light
ashtray
light guide
retainer
case
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JP18658082U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は灰皿装置に係り、特に、灰皿ケース内
部と灰皿ケース前方との照明に特色を有する灰皿
装置に関するものである。
従来より、自動車などの車両に装着されている
引出し式の灰皿装置においては、灰皿ケースに捨
てられた煙草の煙や熱気によつてリテーナ近傍が
損傷を受けないように、第1図に示されるような
プロテクタ2が、その後端を灰皿ケース4に固定
され、前端6が突き上げられるように付勢され
て、灰皿ケース4を覆うように設けられている。
そして、この灰皿ケース4をリテーナ8内に押し
入れ或いは引き出すときに前記プロテクタ2の前
端6が摺接するように、所定のガイド部材10
が、該リテーナ8の前部下面にリベツト12等に
てカシメられて固定されているのである。また、
前記リテーナ8には、ポリカーボネート等の透明
板にて覆われた灰皿ケース照明用の窓14が、前
記ガイド部材10の側方に設けられており、かか
る窓14を介して灰皿ケース内部が照明されるよ
うになつている。
ところで、この灰皿ケース照明用の窓14に対
して光を導く手段としては、各種のものが提案さ
れており、例えば、灰皿装置の上方に位置するヒ
ータコントロール表示パネル等の光源からの直接
光を導くようにしたものがある。この構造によれ
ば、装置は極めて簡単となり、何等の付加装置も
不要であるが、直接光であるために、光源と窓1
4との関係位置に大きな制約があり、また、灰皿
ケース4の内部の照明のみに限られる欠点もあつ
たのである。
また、光を導く他の手段としては、アクリル樹
脂等の透明体からなる、比較的長い棒状の曲折し
た光導体によつて、前記表示パネルの光源と窓1
4とをつなぎ、この光導体に沿つて光を導くよう
にしたものがある。この構造によれば、光源と窓
14とが或程度離れていても、光の確実な誘導が
可能であるが、誘導される光の量が微少であつ
て、照明されるべき灰皿ケース4内が暗いという
欠点があつたのである。
更にまた、上述のいずれの例においても、ガイ
ド部材10と窓14との2部品を、リテーナ8に
リベツト等を用いて固定することが必要であつ
て、それらの構造では、それだけ部品点数と設置
手間が増加することとなるうえ、窓14の配置が
ガイド部材10により制約を受けるという欠点も
あつたのである。
ここにおいて、本考案は、以上の事情を背景と
して為されたものであつて、その目的とするとこ
ろは、発光手段を装着せしめた光導体によつて、
灰皿ケースの内部とその前方とを照明し得るよう
にすると共に、その光導体にプロテクタのガイド
部をも兼ねさせるようにした、構造を簡略化せし
めた灰皿装置を提供することにある。
そして、かかる目的を達成するために、本考案
にあつては、固定部材に取り付けられるリテーナ
と、該リテーナに出し入れ可能に保持される灰皿
ケースと、該灰皿ケースの奥部に一端が固定さ
れ、他端が自由端となつて上部方向に付勢され
て、該灰皿の引き出し時に前記リテーナの前端部
を覆うように突き上げられるプロテクタとを含む
灰皿装置において、所定の発光手段を装着せしめ
た、前記灰皿ケースの出しれ方向に延びるガイド
部を有する透明な光導体を、前記リテーナの前端
側に設けられた切欠き部に取り付けて、かかるガ
イド部を該リテーナの下側に突出せしめ、該灰皿
ケースの出し入れ時に前記プロテクタの由端が該
ガイド部に摺接せしめられて案内されるようにす
ると共に、該光導体の前端部を前記灰皿ケースの
前面上部に露出せしめ、前記発光手段からの光が
該光導体内を通つて該灰皿ケースの前面上部から
放射されるようにしたのである。
このように、本考案にあつては、発光手段とこ
れを装着せしめた光導体によつて、灰皿ケースの
内部とその前方とを照明し得るようにしたため
に、極めて簡略化された構造にて、灰皿ケースの
内部を十分な光量をもつて照明し得るのみなら
ず、同一の光源によつて灰皿ケース操作時の手元
を明るくし、その操作を容易に為し得るようにな
つたのである。
また、光導体に、プロテクタのガイド部を兼ね
させるようにしたために、リテーナの下面に従来
設けられていたガイド部材が不要となり、部品点
数を減少させ得たばかりでなく、前記光導体の設
置場所に余裕が生じ、場所に対する制約がなくな
るという効果をも生じたのである。
以下、本考案に係る灰皿装置の一実施例を、図
面にもとづいて、詳細に説明することとする。
先ず、第2図、第3図において、20は鋼板製
のリテーナであり、車両のインストルメントパネ
ル(固定部材)22に取り付けられている。そし
て、ほぼ四角形皿状の灰皿ケース24は、リテー
ナ20の両側に垂下する図示しない側壁に設けら
れたガイドレールに沿つて、前後方向に出し入れ
可能とされ、これが第3図に示されるように押し
込まれたとき、リテーナ20に対して十分な気密
性を保持し得るようになつている。
また、灰皿ケース24をカバーするプロテクタ
26は鋼板製で、灰皿ケース24の奥部に、スプ
リング28を介して、その一端が固定され、前端
となる他端が自由端となつて上部方向に付勢され
ている。即ち、薄いばね鋼板であるスプリング2
8の一端30(第4図)がプロテクタ26に固定
され、他端の星形打抜穴32が、灰皿ケース24
の奥部に立設されたボス34(第3図)の上端部
の段付小径部36に押し込まれて固定されること
によつて、プロテクタ26は灰皿ケース24に取
り付けられ、且つ前記上部方向の付勢力が与えら
れるのである。
ところで、リテーナ20の前端側に取り付けら
れる光導体40は、MMAの如きアクリル樹脂,
ポリカーボネート等の透明体からなり、後方上部
より前方下部に向けて傾斜する電球(発光手段)
42を収容する照射室44がその内部に形成さ
れ、更にこの照射室44には下方に向けた開口4
6が形成されている。
また、光導体40の前端部には、灰皿ケース2
4の閉鎖時に、灰皿ケース24の前面上部に臨
み、前方に向つて露出せしめられる板状の突起4
8が形成されている。そして、第5図、第6図に
示されるように、突起48の下部には、中央部と
両サイドにそれぞれ爪部50,52,54が設け
られており、中央部の爪部50には、第6図に点
線にて示されるように、前後(灰皿ケース24の
出し入れ方向)に延びるガイド部56が一体とさ
れ、更に、ガイド部56の後端には爪部58が形
成されている。なお、ガイド部56は厚さH(第
7図)だけ厚肉とされ、その胴部60(第6図)
は拡幅されて、前記照射室44の開口46がこの
胴部60内に形成されている。
一方、第8図に示されるように、リテーナ20
の前端部近傍には、前記ガイド部56及びその前
後の爪部50,58がはまり込む切欠き部62が
設けられ、更に、両サイドの爪部52,54がそ
れぞれはまり込む穴64,66が設けられている
ので、第7図のように光導体40を傾斜させて押
し込むことによつて、光導体40をリテーナ20
に固定することができ、しかも、、ガイド部56
は、リテーナ20の下側に厚さHだけ突出せしめ
られた状態に取り付られるのである。それ故に、
灰皿ケース24の出しれ時に、前記プロテクタ2
6の自由端68は該ガイド部56に摺接せしめら
れて案内されるようになつている。
なお、インストルメントパネル22の灰皿装置
近傍に設けられたシガーライターケース70(第
2図)は、光を伝達せしめる光フアイバーケーブ
ル(光誘導部材)72によつて、前記光導体40
に接続されているので、電球42の光は光導体4
0から光フアイバーケーブル72を経由して、シ
ガーライターケース70を適切な光量で照明し得
ることとなるのである。
このような構成の灰皿装置に於て、第3図に示
される灰皿閉鎖状態で電球42が点燈されると、
その光は、光導体40の照射室44内で反射し、
また下方に照射される一方では、光導体40自体
の内部にも入射されるが、アクリル樹脂等の特性
である極めて大きい臨界角の故に、その入射光は
光導体40内部で全反射されて、光導体40全体
に光が充満させられる。そして、前面に露出させ
られた突起48の表面には、凹凸面または粗面が
形成されており、光がこれに当つて乱反射し、こ
れが発光部となつて灰皿ケース24の前方をも効
果的に照明するようになるのである。
次に、灰皿使用時に灰皿ケース24を引き出す
際には、プロテクタ26の自由端部38はガイド
部56に摺接して、第3図の状態より右方へ案内
されるのであるが、更に引き出されると、第9図
に示されるように、プロテクタ26は、リテーナ
20の前端部を覆うように突き上げられて、灰皿
装置は全開状態となる。この際、電球42からの
直接光及び前記反射室44からの反射光、更に
は、ガイド部56下面からの放射光等が、プロテ
クタ26の切欠き部74(第4図)を通つて灰皿
ケース24の内部を、また効果的に照明するよう
になるのである。
以上詳述したように、本実施例においては、灰
皿ケース24を全閉状態としたとき、電球42の
光が光導体40の前方の突起48から放射されて
灰皿ケース24の前方を照明するので、灰皿使用
時に灰皿ケース24を引き出す際に、手元が明る
くされて、その操作に支障をきたすこともなく、
極めて容易に開くことができるのである。また、
灰皿ケース24を全開状態としたときには、同一
の光源によつて灰皿ケース24の内部が、極めて
近距離から、十分な光量をもつて照明されるの
で、煙草の火の始末などの作業が容易に実施され
得ることとなるのである。
更にまた、光導体40のガイド部56にプロテ
クタ26のガイドを兼ねさせるようにしたため
に、リテーナ20の下面に従来設けられていたガ
イド部材が設置不要となつて、構造的に極めて簡
略化され得て、部品点数を減少し得たのみなら
ず、場所的に余裕が生じて、光導体40の設置場
所に対する制約もなくなつたのである。
そしてまた、上例にあつては、リテーナ20に
光導体40を取り付けるに際して、光導体側の爪
部50,52,54,58を介して係合させる構
造を採用しているために、殆んどワンタツチにて
組み付けることができ、その組付性の向上が可能
となつたのである。
且つまた、灰皿装置に近接配置されるシガーラ
イターケース70の照明に対しても、同一の電球
42の光の一部を使用し得るので、専用の光源も
必要でなく、狭小な場所にも適用できる等の優れ
た効果を奏することとなるのである。
なお、上述の実施例においては、光導体40に
光源として電球42を装着せしめたのであるが、
本考案は何等これに限定されるものではなく、他
の光源から他の光導体によつて導かれた光を、電
球42に代えて用いることも可能であり、更にそ
の他の一般の発光手段を用いても何等差支えない
のである。
また、リテーナ20に光導体40を取り付ける
には、爪と穴との係合によらずとも、その他の取
付け手段を使用することも可能であり、更にま
た、シガーライターケース70の照明に、同一の
電球42の光の一部を使用する代りに、その他の
光源を使用してもよく、光フアイバーケーブルの
代りに他の光誘導部材を用いることも可能であ
る。
また、その他、本考案においては、その趣旨を
逸脱しない範囲内において、当業者の知識に基づ
いて種々なる変形,改良,修正などを加え得るこ
とは言うまでもないところである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の灰皿装置の斜視図であり、第2
図は本考案に係る灰皿装置の一実施例を示す一部
断面斜視図、第3図は同じくその全閉状態を示す
縦断面図、第4図はそのプロテクタの要部平面
図、第5図はその光導体の斜視図、第6図はその
光導体の要部平面図、第7図はその光導体の、リ
テーナに対する係合状態を示す断面説明図、第8
図はリテーナの前部を示す斜視図、第9図はその
灰皿装置の全開状態を示す縦断面図である。 20……リテーナ、22……インストルメント
パネル(固定部材)24……灰皿ケース、26…
…プロテクタ、40……光導体、42……電球
(発光手段)、48……突起(前端部)、50,5
2,54,58……爪部、56……ガイド部、6
2……切欠き部、68……自由端、70……シガ
ーライターケース、72……光フアイバーケーブ
ル(光誘導部材)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 固定部材に取り付けられるリテーナと、該リ
    テーナに出し入れ可能に保持される灰皿ケース
    と、該灰皿ケースの奥部に一端が固定され、他
    端が自由端となつて上部方向に付勢されて、該
    灰皿の引き出し時に前記リテーナの前端部を覆
    うように突き上げられるプロテクタとを含む灰
    皿装置において、 所定の発光手段を装着せしめた、前記灰皿ケ
    ースの出し入れ方向に延びるガイド部を有する
    透明な光導体を、前記リテーナの前端側に設け
    られた切欠き部に取り付けて、かかるガイド部
    を該リテーナの下側に突出せしめ、該灰皿ケー
    スの出し入れ時に前記プロテクタの自由端が該
    ガイド部に摺接せしめられて案内されるように
    すると共に、該光導体の前端部を前記灰皿ケー
    スの前面上部に露出せしめ、前記発光手段から
    の光が該光導体内を通つて該灰皿ケースの前面
    上部から放射されるようにしたことを特徴とす
    る灰皿装置。 (2) 前記光導体の前後方向若しくは左右方向の対
    向する部分に、それぞれ係合爪が設けられてお
    り、それら係合爪を介して、該光導体が前記リ
    テーナに取り付けられる実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の装置。 (3) 前記発光手段からの光を取り出す光誘導部材
    を、前記光導体の所定位置に設け、該光誘導部
    材にて取り出された光が、近接配置されるシガ
    ーライターケースに導かれて、該ケースを照明
    するようにされる実用新案登録請求の範囲第1
    項または第2項記載の装置。
JP18658082U 1982-12-09 1982-12-09 灰皿装置 Granted JPS5990397U (ja)

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JP18658082U JPS5990397U (ja) 1982-12-09 1982-12-09 灰皿装置

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JPS5990397U JPS5990397U (ja) 1984-06-19
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JP18658082U Granted JPS5990397U (ja) 1982-12-09 1982-12-09 灰皿装置

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