JPS6233546Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6233546Y2 JPS6233546Y2 JP1978160867U JP16086778U JPS6233546Y2 JP S6233546 Y2 JPS6233546 Y2 JP S6233546Y2 JP 1978160867 U JP1978160867 U JP 1978160867U JP 16086778 U JP16086778 U JP 16086778U JP S6233546 Y2 JPS6233546 Y2 JP S6233546Y2
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- JP
- Japan
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- hydraulic cylinder
- throttle valve
- hydraulic
- solenoid valve
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- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 18
- 239000003921 oil Substances 0.000 claims description 11
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 claims description 3
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 claims description 3
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 4
- 230000008859 change Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000009471 action Effects 0.000 description 2
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Harvester Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、深扱ぎセンサー、刈取高さセンサー
等の検知具の作動にもとづいて、刈取作業部を上
方回動させるための油圧シリンダーや穀稈搬送装
置の受継部分の相対位置を変更するための油圧シ
リンダーの如く、コンバインにおける各種の作業
状態を変更すべく所要の位置制御を行なうための
油圧シリンダーの動作を、簡単な油圧制御機構に
より制御することを目的とするものである。
等の検知具の作動にもとづいて、刈取作業部を上
方回動させるための油圧シリンダーや穀稈搬送装
置の受継部分の相対位置を変更するための油圧シ
リンダーの如く、コンバインにおける各種の作業
状態を変更すべく所要の位置制御を行なうための
油圧シリンダーの動作を、簡単な油圧制御機構に
より制御することを目的とするものである。
本考案は、コンバイン等において所要の位置制
御を行なうための油圧シリンダーの動作を、制御
を必要とする作業状態を検知するための検知具に
より制御される電磁弁と、ドレン油路に挿入した
戻り絞り弁とを含む油圧制御回路により制御し
て、検知具の作動で油圧シリンダーを動作させて
検知具が非作動となる作業状態に位置制御したの
ち油圧シリンダーを除々に非動作とし所望範囲内
に位置制御するものである。
御を行なうための油圧シリンダーの動作を、制御
を必要とする作業状態を検知するための検知具に
より制御される電磁弁と、ドレン油路に挿入した
戻り絞り弁とを含む油圧制御回路により制御し
て、検知具の作動で油圧シリンダーを動作させて
検知具が非作動となる作業状態に位置制御したの
ち油圧シリンダーを除々に非動作とし所望範囲内
に位置制御するものである。
以下図面に示す実施例にもとづいて説明する。
第1図を参照して、1は単動式の油圧シリンダ
ー・2は駆動ロツド(ラム)・3は3ポート2位
置の電磁弁・4は戻り絞り弁・5はチエツク弁・
6は油圧ポンプ・7はタンク・8はエンジン・L
Hは高圧油路・LAは制御油路、LOはドレン油路
である。電磁弁回路は、前記の電磁弁3のソレノ
イドと検知具9の接点S1と電源10(エンジン用
のバツテリー)の直列回路で構成されている。な
お、電源10をエンジン用と共用しないときは乾
電池とすることもできる。また、必要に応じ、警
報ランプ11・手動スイツチS2を仮想線の如く接
続する。
ー・2は駆動ロツド(ラム)・3は3ポート2位
置の電磁弁・4は戻り絞り弁・5はチエツク弁・
6は油圧ポンプ・7はタンク・8はエンジン・L
Hは高圧油路・LAは制御油路、LOはドレン油路
である。電磁弁回路は、前記の電磁弁3のソレノ
イドと検知具9の接点S1と電源10(エンジン用
のバツテリー)の直列回路で構成されている。な
お、電源10をエンジン用と共用しないときは乾
電池とすることもできる。また、必要に応じ、警
報ランプ11・手動スイツチS2を仮想線の如く接
続する。
上記の電磁弁回路において、検知具9の非作動
状態では、電磁弁9はシリンダー1に通じる油路
LAを、高圧油路LHから遮断し、戻し絞り弁4ド
レン油路LOを経てタンク7に連通させ(第2
図)、検知具9の作動時には、電磁弁9は油路LA
を高圧油路LHに連通させ油圧ロツド2を伸長さ
せるようになつている(第1図)。
状態では、電磁弁9はシリンダー1に通じる油路
LAを、高圧油路LHから遮断し、戻し絞り弁4ド
レン油路LOを経てタンク7に連通させ(第2
図)、検知具9の作動時には、電磁弁9は油路LA
を高圧油路LHに連通させ油圧ロツド2を伸長さ
せるようになつている(第1図)。
つぎに、第3図および第4図を参照して、本考
案を実施した扱深さ自動調節機構を説明する。
案を実施した扱深さ自動調節機構を説明する。
脱穀装置12の扱室入口13にその作用片を突
出させ深扱ぎ状態となる穂先供給位置に取付けた
深扱ぎセンサー9Aを、第1図の電磁弁回路にお
ける検知具9とする。
出させ深扱ぎ状態となる穂先供給位置に取付けた
深扱ぎセンサー9Aを、第1図の電磁弁回路にお
ける検知具9とする。
コンバインにおける刈取穀稈株元搬送装置14
の後端部を枢支機構15により回動自在に支持し
て先端部〔穀稈引起装置16に対する穀稈受継
部〕17を上下方向に変更自在とするとともに、
油圧シリンダー1の油圧ロツド2の先端で前記株
元搬送装置14を回動させ油圧シリンダー1の動
作時に油圧ロツドの伸長で穀稈受継部17を上方
16側、イ方向に移動させて浅扱ぎとし、検知具
9の非作動で絞り弁4の働きで油圧シリンダー1
内作動油が徐々にタンク7に戻ることにより搬送
装置14の自重または所望により設けたスプリン
グ18の弾性力によつて油圧ロツド2が除々に短
縮され穀稈受継部17をロ方向に除々に移動させ
て深扱ぎとするよう構成され、深扱ぎと浅扱ぎの
中間に自動的に位置制御される。
の後端部を枢支機構15により回動自在に支持し
て先端部〔穀稈引起装置16に対する穀稈受継
部〕17を上下方向に変更自在とするとともに、
油圧シリンダー1の油圧ロツド2の先端で前記株
元搬送装置14を回動させ油圧シリンダー1の動
作時に油圧ロツドの伸長で穀稈受継部17を上方
16側、イ方向に移動させて浅扱ぎとし、検知具
9の非作動で絞り弁4の働きで油圧シリンダー1
内作動油が徐々にタンク7に戻ることにより搬送
装置14の自重または所望により設けたスプリン
グ18の弾性力によつて油圧ロツド2が除々に短
縮され穀稈受継部17をロ方向に除々に移動させ
て深扱ぎとするよう構成され、深扱ぎと浅扱ぎの
中間に自動的に位置制御される。
なお、浅扱ぎと深扱ぎの前述の自動調整にあた
つては、戻り絞り弁4の操作で自動調節の応答速
度を調整することができる。また、深扱ぎセンサ
ー9Aでレバーを動かし油圧レバーを動作させる
ことも可能である。
つては、戻り絞り弁4の操作で自動調節の応答速
度を調整することができる。また、深扱ぎセンサ
ー9Aでレバーを動かし油圧レバーを動作させる
ことも可能である。
第5図に示す実施例においては、刈取作業部2
0を枢支軸18を支点として回動自在とし、先端
部下方に取付けた検知具(刈取高さセンサー)1
Bによる刈取高さが地面と接近したときにセンサ
ー1BのスイツチS1を閉路動作させて電磁弁3を
動作させて油圧シリンダー1を作動させ、油圧シ
リンダー1の油圧ロツド2を伸長させて刈取作業
部を上方へ持上げて刈取高さを上方位置に変更す
る。刈取作業部の持上げにより刈取高さセンサー
1Bが非動作となり開路すると電磁弁が非動作と
なり油圧シリンダー1の作動油がタンク7に戻つ
て油圧ロツド2は刈取作業部の自重で短縮(降
下)するがこのとき戻り絞り弁4の働きで刈取高
さは徐々に下がる。下限まで降下すると再び刈取
り高さセンサー1Bが働いて上述作用の繰返しと
なり所定位置に自動制御される。
0を枢支軸18を支点として回動自在とし、先端
部下方に取付けた検知具(刈取高さセンサー)1
Bによる刈取高さが地面と接近したときにセンサ
ー1BのスイツチS1を閉路動作させて電磁弁3を
動作させて油圧シリンダー1を作動させ、油圧シ
リンダー1の油圧ロツド2を伸長させて刈取作業
部を上方へ持上げて刈取高さを上方位置に変更す
る。刈取作業部の持上げにより刈取高さセンサー
1Bが非動作となり開路すると電磁弁が非動作と
なり油圧シリンダー1の作動油がタンク7に戻つ
て油圧ロツド2は刈取作業部の自重で短縮(降
下)するがこのとき戻り絞り弁4の働きで刈取高
さは徐々に下がる。下限まで降下すると再び刈取
り高さセンサー1Bが働いて上述作用の繰返しと
なり所定位置に自動制御される。
また、第6図に示す下部の回動支点の球状部、
筒部に細い管Pと太い管Qを有する手動操作レバ
ー(刈取上下レバー)19を設け、該手動操作レ
バーの中立位置である自動位置で絞り弁4につき
細い管Pを作用させ操作位置(“上”“下”の位
置)の手動操作位置では絞り弁につき太い管Qを
作用させ手動“上”位置でレバー連動スイツチ2
1を作動させて接点S2を閉じるようにして、手動
で上下操作を可能とし且つ刈取上下レバー19を
操作することにより絞り弁4を大きく開いて刈取
高さを速やかに変更自在とする。
筒部に細い管Pと太い管Qを有する手動操作レバ
ー(刈取上下レバー)19を設け、該手動操作レ
バーの中立位置である自動位置で絞り弁4につき
細い管Pを作用させ操作位置(“上”“下”の位
置)の手動操作位置では絞り弁につき太い管Qを
作用させ手動“上”位置でレバー連動スイツチ2
1を作動させて接点S2を閉じるようにして、手動
で上下操作を可能とし且つ刈取上下レバー19を
操作することにより絞り弁4を大きく開いて刈取
高さを速やかに変更自在とする。
上述の実施例においては、検知具9を深扱ぎセ
ンサー9A・刈取高さセンサー9Bとし油圧シリ
ンダー1により搬送装置14・刈取作業部20を
位置制御しているが、本考案は各種の農耕作業機
において位置制御のため使用されている油圧シリ
ンダーの作動を自動制御するための装置に広く適
用できるものである。
ンサー9A・刈取高さセンサー9Bとし油圧シリ
ンダー1により搬送装置14・刈取作業部20を
位置制御しているが、本考案は各種の農耕作業機
において位置制御のため使用されている油圧シリ
ンダーの作動を自動制御するための装置に広く適
用できるものである。
本考案は、上述したように、所望の位置制御を
行なうための油圧シリンダーの作動を、検知具の
作動により制御される電磁弁で制御するととも
に、電磁弁のドレン油路に戻り絞り弁を挿入した
から、検知具の非作動位置に移動させたのち検知
具の作動位置へ緩慢に移動させて所定の範囲内に
位置制御を行うことにより単一の検知具を用いて
所望範囲内に自動的に位置制御することができ、
この種の自動制御装置の製作コストを低減するも
のである。
行なうための油圧シリンダーの作動を、検知具の
作動により制御される電磁弁で制御するととも
に、電磁弁のドレン油路に戻り絞り弁を挿入した
から、検知具の非作動位置に移動させたのち検知
具の作動位置へ緩慢に移動させて所定の範囲内に
位置制御を行うことにより単一の検知具を用いて
所望範囲内に自動的に位置制御することができ、
この種の自動制御装置の製作コストを低減するも
のである。
また、戻り絞り弁は手動操作レバーの中立位置
でのみ効果的に作動させたので、検知具の作動に
よる自動制御に際し調整速度が遅くなりハンテイ
ング防止ができるが、他方、手動操作に際しては
素早く調整できる効果がある。
でのみ効果的に作動させたので、検知具の作動に
よる自動制御に際し調整速度が遅くなりハンテイ
ング防止ができるが、他方、手動操作に際しては
素早く調整できる効果がある。
第1図は本考案を実施した油圧シリンダーの自
動制御装置を示す回路図である。第2図は、検知
具の作動時を示す回路図である。第3図は検知具
を深扱ぎセンサーとした場合を示す説明図。第4
図は深扱ぎセンサーと油圧シリンダーを用いた扱
深さ自動制御機構を示すもので、コンバインの正
面略図である。第5図は、検知具を刈取高さセン
サーとした場合について、センサーと油圧シリン
ダーの位置を示すもので、コンバインの要部の一
部側面略図である。第6図は刈取上下手動操作用
のレバーを示す一部断面側面図である。 1……油圧シリンダー、3……電磁弁、4……
戻り絞り弁、9……検知具。
動制御装置を示す回路図である。第2図は、検知
具の作動時を示す回路図である。第3図は検知具
を深扱ぎセンサーとした場合を示す説明図。第4
図は深扱ぎセンサーと油圧シリンダーを用いた扱
深さ自動制御機構を示すもので、コンバインの正
面略図である。第5図は、検知具を刈取高さセン
サーとした場合について、センサーと油圧シリン
ダーの位置を示すもので、コンバインの要部の一
部側面略図である。第6図は刈取上下手動操作用
のレバーを示す一部断面側面図である。 1……油圧シリンダー、3……電磁弁、4……
戻り絞り弁、9……検知具。
Claims (1)
- コンバイン等において所望の位置制御を行うた
めの油圧シリンダーと、該油圧シリンダーの制御
を必要とする作業状態を検知するための検知具
と、前記検知具の作動時に油圧シリンダーを動作
させるべく油圧シリンダーへの作動油供給を制御
する電磁弁と、前記電磁弁に通じるドレン油路に
挿入された戻し絞り弁とを含み、検知具の作動に
より油圧シリンダーを動作させたのち検知具の非
作動により油圧シリンダーを徐々に非動作状態に
復帰させ位置制御を行うとともに、前記戻し絞り
弁を手動操作レバーの中立位置でのみ効果的に作
動させたことを特徴とするコンバイン等における
油圧シリンダーの自動制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978160867U JPS6233546Y2 (ja) | 1978-11-22 | 1978-11-22 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978160867U JPS6233546Y2 (ja) | 1978-11-22 | 1978-11-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5577924U JPS5577924U (ja) | 1980-05-29 |
JPS6233546Y2 true JPS6233546Y2 (ja) | 1987-08-27 |
Family
ID=29155043
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978160867U Expired JPS6233546Y2 (ja) | 1978-11-22 | 1978-11-22 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6233546Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53112123A (en) * | 1977-03-11 | 1978-09-30 | Kubota Ltd | Reaper and harvester |
-
1978
- 1978-11-22 JP JP1978160867U patent/JPS6233546Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53112123A (en) * | 1977-03-11 | 1978-09-30 | Kubota Ltd | Reaper and harvester |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5577924U (ja) | 1980-05-29 |
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