JPS6233436B2 - - Google Patents

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JPS6233436B2
JPS6233436B2 JP54103180A JP10318079A JPS6233436B2 JP S6233436 B2 JPS6233436 B2 JP S6233436B2 JP 54103180 A JP54103180 A JP 54103180A JP 10318079 A JP10318079 A JP 10318079A JP S6233436 B2 JPS6233436 B2 JP S6233436B2
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JP
Japan
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cylinders
cylinder
stator
electric motor
case
Prior art date
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Application number
JP54103180A
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English (en)
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JPS5629082A (en
Inventor
Kazuichi Nishitsuji
Hiroki Shindo
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP10318079A priority Critical patent/JPS5629082A/ja
Publication of JPS5629082A publication Critical patent/JPS5629082A/ja
Publication of JPS6233436B2 publication Critical patent/JPS6233436B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は3個のシリンダの配列をT字形とな
し、シリンダが2個および4個のものと関連を持
たせた密閉形往復電動圧縮機に関する。
(従来の技術と発明が解決しようとする問題点) 一般に密閉形往復電動圧縮機は、第6図に示す
ように電動機部50と、この電動機部50によつ
て駆動される往復動圧縮部51とをフレーム52
に取着し、このフレーム52を密閉ケース53内
に支持装置54により弾性支持してなり、フレー
ム52に形成されたシリンダ55には弁体(シリ
ンダヘツド)56を介してマフラ57が接続さ
れ、このマフラ57は上記電動機部50のステー
タ50aの外周部に配設されている。
そして、このような密閉形往復動圧縮機におい
ては、圧縮部51を構成するシリンダ55の数は
1個のみとは限らず2個、3個または4個のもの
が一般に用いられている。
そうして、シリンダ55を複数個設ける場合、
第7図a,b,cに示すようにこれらシリンダ5
5を圧縮機の軸に対し放射状に、かつ、対称的に
配設するようにしており、シリンダ2個の場合は
その夾角が180゜、シリンダ3個の場合は120゜、
シリンダ4個の場合は90゜になつている。
また、上記電動機部50のステータ50aは第
8図に示すように材料の節減を図るため、外周部
4辺を直線的に切欠いた切欠部50bを有してい
る。
そして、シリンダ2個及びシリンダ4個のもの
においては、第9図a,bに示すように上記ステ
ータ50aの切欠部50bの方向とシリンダ55
及びマフラ57の配設方向を一致させることによ
り、上記切欠部50bによつて形成される密閉ケ
ース53内空間を有効に利用し、密閉ケース53
の小径化、すなわち、密閉形往復動圧縮機全体の
小形化を図つている。そのため、シリンダ2個の
ものとシリンダ4個のものとは、密閉ケース53
の直径が同一となり、密閉ケース53の共通化を
図ることができる。また、支持装置54の位置も
同一となるため、密閉ケース53内に電動機部5
0と圧縮部51との組立体を配置する場合の組立
治具を共通化でき、組立作業の共通化を図れる。
さらに、フレーム52にシリンダ55を形成する
場合にも、第10図a,bに示すように、180゜
対向した位置にそれぞれ刃物58を有する2軸の
加工機を使用することにより、シリンダ2個のも
のにおいては1工程で、またシリンダ4個のもの
においては、2個のシリンダを加工した後にフレ
ーム52または刃物58を90゜回転させてもう2
個のシリンダを加工することにより2工程で加工
でき加工性も良い。
これらのことは、電動機部のステータの外周部
に切欠きを有し、かつ、シリンダに接続されたマ
フラをステータの外周部に配設した密閉形往復動
圧縮機に共通することである。
これに対して、シリンダの夾角が120゜のシリ
ンダ3個のものは第9図cに示すようにステータ
50aの切欠部50bの方向とシリンダ55及び
マフラ57の配設方向を一致させることができ
ず、したがつて、密閉ケース53の直径D1が上
記シリンダ2個及びシリンダ4個のものの密閉ケ
ース53の直径Dより大きくなり、シリンダ2個
及びシリンダ4個のものと密閉ケースの共通を図
ることができない。また、支持装置54の位置も
異なり、組立治具、組立作業の共通化を図ること
もできない。さらに、第10図cに示すようにフ
レーム52にシリンダ55を形成する場合は、シ
リンダ1個づつしか加工できずフレーム52また
は刃物58を120゜づつ2度回転させて3工程の
加工となり、加工作業性が悪い等の問題点があつ
た。
本発明は、上記事情に基いてなされたもので、
シリンダ2個及びシリンダ4個のものとの構成部
品(密閉ケース等)及び組立作素の共通化が図
れ、また、加工作業性の良い3個のシリンダを有
する密閉形往復動圧縮機を提供することを目的と
している。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明は電動機部と、この電動機部によつて駆
動される往復動圧縮部とをフレームに取着し、こ
のフレームを密閉ケース内に支持し、前記往復動
圧縮部を構成するシリンダを3個備えてなるもの
において、放射状に設けられるシリンダ及びこの
シリンダに接続され前記電動機部を構成するステ
ータの外周部に設けられるマフラをステータの切
欠部方向と一致させ、T字形に配設した。
(作用) 以上の如く構成された本発明の密閉形往復動圧
縮機は、シリンダ2個及びシリンダ4個のものと
の密閉ケース等の部品及び組立作業の共通化を図
ることができ、また、加工作業性も向上すること
ができる。
(実施例) 以下本発明の一実施例につき、第1図を参照し
て説明する。1は密閉ケースで、この密閉ケース
1内の上方には電動機部2が、また下方には往復
動圧縮部3が設けられ、これら電動機部2および
圧縮部3はフレーム4に取着され、支持装置5に
よりケース1内に懸架支持されている。
上記電動機部2はステータ6、ロータ7などか
ら構成されており、このステータ6の鉄心8は外
周部が対称的に切欠されて、切欠部9が形成さ
れ、このように切欠された鉄心8を積重ねて形成
されたステータ6はほぼ八角柱状をなしている。
また、上記フレーム4の下方には圧縮部3を構
成するシリンダ10が上記ステータ6の切欠部9
方向に、その頭部が向うようT字形に一体に形成
され、このシリンダ10間にはクランク室11が
形成されている。このクランク室11内にはクラ
ンク軸12が立設されており、その上部には上記
電動機部2のロータ7が固着され、このクランク
軸12はクランク室11の上下に設けられた軸受
13,14により支承されている。
そうして、上記クランク軸12はクランク室1
1内において偏心軸15を形成し、この偏心軸1
5に連結された偏心棒16の先端は上記シリンダ
10内に挿入されたピストン17に取付けられて
いる。18は弁体で、この弁体18は上記シリン
ダ10の外端に設けられ、シリンダ10内で圧縮
された冷媒は、この弁体18から上記ステータ6
の外周部に配設された吐出マフラ19、吐出管2
0を経て、図示しない冷凍サイクルに吐出するよ
うになされている。なお、21は吸込管、22は
取付ねじである。このように構成された圧縮機を
運転すると、電動機部2のステータ6巻線に通電
がなされることによりロータ7が回転し、これに
固着されたクランク軸12が回転し、偏心軸15
に連結された偏心棒16がシリンダ10内のピス
トン17を往復動させて、吸込管21から吸込ま
れた冷媒を圧縮し、弁体18から吐出マフラ19
を経て吐出管20により、図示しない冷凍サイク
ルに吐出される。
上記圧縮部3を構成するシリンダ10の配列に
つき、本発明によるシリンダのものを、2シリン
ダ、4シリンダのものと対比して第2図により詳
述する。
31はステータで、このステータ31は前述し
たように4カ所の切欠部32a,32b,32
c,32dが設けられている。33はシリンダ
で、このシリンダ33は、2シリンダの場合は同
図aに示すように、2個のシリンダ33a,33
bが互いに対向して一直線をなすよう、4カ所の
切欠部32a,32b,32c,32dの内の対
向した切欠部32a,32b方向に設けられ、ま
た、4シリンダの場合は同図cに示すように、4
個のシリンダ33a,33b,33c,33dが
直交するよう、4カ所の切欠部32a,32b,
32c,32d方向に設けられている。そうし
て、本発明によるシリンダの場合は同図bに示す
ように、3個のシリンダ33a,32b,32c
がステータ31の4カ所の切欠部32a,32
b,32c,32dの内の3カ所の切欠部32
a,32b,32c方向にT字形をなすように設
けられている。なお、34はステータ31をフレ
ームに取着するねじ孔である。
このように3個のシリンダ33a,33b,3
3cをT字形に形成させると、ステータ31を固
定ねじなどでフレームに取着する場合、ねじ孔3
4はシリンダ33の数が2個、4個の場合と同一
位置になすことができ、ステータ31とシリンダ
33の位置関係は、一直線をなすよう配設された
2シリンダ33a,33bに、これに垂直方向に
1個のシリンダ33cを設けることにより3シリ
ンダの構成がなされ、さらに垂直方向に設けられ
たシリンダ33cと対向して今一つのシリンダ3
3dを設けることにより4シリンダが構成される
ことになる。
また、フレームをケース内に懸架する支持装置
とシリンダの位置関係についても、第2図と同一
部分を同一符号で表わした第3図に示すように同
一の位置関係にすることができる。すなわち支持
装置35を対向してシリンダ33とたとえば45゜
の角度をもたせて設けるようにすると、シリンダ
33の数に関係なく同一位置に設けることができ
る。
上記は2点支持について説明したが、これを4
点支持となす場合には、図示した支持装置35と
直交するように1組の支持装置を設ければ、シリ
ンダ33の数に関係なく同一位置に設けることが
できる。
このため、密閉ケース1内に電動機部2と圧縮
部3との組立体を配置する場合の組立治具を、シ
リンダ2個及びシリンダ4個のものと共通化でき
組立作業の共通化を図ることができる。
さらに、吐出マフラとステータの位置関係につ
いても、マフラをステータの切欠部に設けること
ができる。そうして、第4図に示すように、3個
の吐出マフラ36が従来のように二点鎖線で示す
120゜等配の場合は、ステータ31の中心0に対
し所要外径は破線Aで示す大きさとなるが、本発
明のように、ステータ31の切欠部32a,32
b,32cに設けるようにすると、所要外径は破
線Bで示す大きさとなり、この破線AとBに囲ま
れた容積だけ少くてすむことになる。このため、
外径寸法をシリンダ2個及びシリンダ4個のもの
と同一にでき、密閉ケースの共通化を図ることが
できる。
上記は吐出マフラについて説明したが、吸込マ
フラについても適用できることはいうまでもな
い。
また、第5図に示すようにフレーム4にシリン
ダ33a,33b,33cの加工を行う際におい
ても、2個のシリンダ33a,33bを加工した
後に、フレーム4または刃物58を1度90゜回転
させてもう1個のシリンダ33cを加することに
より、2工程で加工でき、同一の加工機にて効率
よく加工することができる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、放射状に設けら
れるシリンダを、電動機部を構成するステータの
切欠部方向と一致させ、T字形に形成させるよう
にしたので、シリンダ2個及びシリンダ4個のも
のとの密閉ケース等の部品、及び組立作業の共通
化がはかれ、また、加工作業性も良いシリンダ3
個の密閉形往復動圧縮機を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の密閉形往復動圧縮機の一実施
例を示し、aは概略構造断面図、bはaのX−X
線で切断し、矢印の方向にみた断面図、第2図は
同じくステータとシリンダの位置関係を、第3図
は同じく支持装置とシリンダの位置関係を、2、
4シリンダと対比して示した概略構造図で、aは
2シリンダ、bは3シリンダ、cは4シリンダを
示し、第4図は従来の配置方式との関係を示した
概略構造図、第5図は本発明の密閉形往復動圧縮
機のシリンダの加工工程を説明するための説明
図、第6図は従来の密閉形往復動圧縮機の縦断面
図、第7図a,b,cは同圧縮機のシリンダの配
置を説明するための説明図、第8図は同圧縮機の
ステータの平面図、第9図a,b,cは同圧縮機
の各部品の配置関係を説明するための説明図、第
10図は同圧縮機のシリンダの加工工程を説明す
るための説明図である。 2…電動機部、3…往復動圧縮機、5,35…
支持装置、6,31…ステータ、9,32…切欠
部、10,33…シリンダ、19…吐出マフラ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 電動機部と、この電動機部によつて駆動され
    る往復動圧縮部とをフレームに取着し、このフレ
    ームを密閉ケース内に支持し、前記往復動圧縮部
    を構成するシリンダを3個備えてなるものにおい
    て、放射状に設けられるシリンダ及びこのシリン
    ダに接続され、前記電動機部を構成するステータ
    の外周部に設けられるマフラをステータの切欠部
    方向と一致させ、T字形に配設したことを特徴と
    する密閉形電動圧縮機。
JP10318079A 1979-08-15 1979-08-15 Closed electric compressor Granted JPS5629082A (en)

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JPS58210302A (ja) * 1982-05-31 1983-12-07 Ngk Insulators Ltd セラミツクロ−タ−
JPS58211845A (ja) * 1982-06-01 1983-12-09 Toyota Motor Corp バランス修正用突起付セラミツク製回転体
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