JPS623309Y2 - - Google Patents

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JPS623309Y2
JPS623309Y2 JP4133480U JP4133480U JPS623309Y2 JP S623309 Y2 JPS623309 Y2 JP S623309Y2 JP 4133480 U JP4133480 U JP 4133480U JP 4133480 U JP4133480 U JP 4133480U JP S623309 Y2 JPS623309 Y2 JP S623309Y2
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JP
Japan
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oil
control valve
sub
hole
discharge
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JP4133480U
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JPS56143139U (ja
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  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
  • Arrangement Of Transmissions (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は農用トラクタの前部に装着した例え
ばフロントローダの如き作業機を作動するため
に、この農用トラクタに装着されるサブコントロ
ールバルブの戻り油の回収装置に関するもので、
戻り油の回収が円滑に行われてガスの排出が確実
に行われるよう構成したものである。
次にこの考案の構成を図示の1実施例にもとづ
いて説明すれば、第1図のように農用トラクタ1
の後部に連結される図示省略の対地作業機を昇降
自在に吊持するために設けられている油圧シリン
ダ2へ圧力油を給排するため、メインコントロー
ルバルブ3が設けられており、図示外の油圧ポン
プの圧力油を送油管4にてこのコントロールバル
ブ3に供給し、コントロールレバー5にてこのメ
インコントロールバルブ3の油路を切替えて油圧
シリンダ2へ圧力油を供給し、又は油圧シリンダ
2の圧力液の排出するように構成している。
一方、この農用トラクタ1の例えば前部に装着
するフロントローダの如き作業機の作動部を動作
させるためにサブコントロールバルブ6を設け、
メインコントロールバルブ3からの圧力液を上記
油圧シリンダ2以外の外部へ取出すために設けら
れている外部油圧取出口7とこのサブコントロー
ルバルブ6とを送油管8a,8b…にて連通す
る。又、エンジン9とリヤミツシヨンケース10
との間に介装されているミツシヨンケース11の
中間部附近には第2図に拡大断面を示すような給
油孔12が設けられているので、中空箱形で大き
い容量の油溜13の下部に中空の取付部14を突
設してこの取付部14に設けたおねじ部14aを
給油孔12のめねじ部12aにねじ込み取付けで
きるように形成し、下端を塞いで側部に排出孔1
5aを開口した排出管15をこの油溜12と取付
部14に貫挿して固定し、取付部14とこの取付
部14に設けた首部14bとの間に狭い空隙のブ
リーザ部16を形成し、取付部14の下部側面に
は吸気孔14cを、又、油溜13の上部側面には
排気孔13aを、夫々、開口する。
そして、サブコントロールバルブ6からの戻し
油管17をこの排出管15に連通している。な
お、第1図において、符号18は図示外の対地作
業機を吊持するためのリフトアームであり、油圧
シリンダ2のピストン19の出入動作によつてこ
のリフトアーム18を昇降回動できるように設け
ている。
又、メインコントロールバルブ3と外部油圧取
出口7とを送油管20a,20bにて連通し、
又、図示外の上記作業機には送油管21a,21
b…にてサブコントロールバルブ6の操作レバー
22a,22b…の操作による圧力油を給排して
いる。又、排出管15の上部に螺合したエルボ2
3は例えばユニオン24を介して戻し油管17へ
取外し自在に連結している。
この考案に係るサブコントロールバルブの戻り
油回収装置は上述のように構成しているので、農
用トラクタ1に装着した図示外の作業機の作動部
にはメインコントロールバルブ3と外部油圧取出
口7を通つてサブコントロールバルブ6から圧力
油が送油管21a…の何れかによつて供給され、
又、上記作動部から戻る圧力油はこれらの送油管
21a…の何れかを通つてサブコントロールバル
ブ6に到れば、戻し油管17を経て排出管15の
排出孔15aからミツシヨンケース11へ排出さ
れることになる。そして、この作業機の作動部を
ひんぱんに動作させたたせにサブコントロールバ
ルブ6からの戻り油量が多くなつたときであつて
も、上述のように戻し油管17の排出側はメイン
コントロールバルブ3を経由させずに排出管15
によつてミツシヨンケース11へ直接に戻すよう
に構成しているので、このサブコントロールバル
ブ6からの排出は円滑に行われることになり、戻
し油が途中にて溢れることは無いのである。又、
ミツシヨンケース11及びリヤミツシヨンケース
10に内装されている図示外の変速ギヤ機構の回
転駆動に伴つて潤滑油の油温は上昇し、これらの
ミツシヨンケース内にてガスを発生してケースの
内圧も高くなるのであるが、このガス等はミツシ
ヨンケース11にのぞませている取付部14の吸
気孔14cから取付部14のブリーザ部16を通
つて油溜13に入り、排気孔13aを通つて大気
中に放出されるものである。
そしてこのガス等の放出動作の際に、例えばミ
ツシヨンケース11内の潤滑油がケース内のガス
圧力のために排出孔14cから勢い良く取付部1
4に浸入しても、狭いブリーザ部16によつてま
ず潤滑油の噴出が制限されることになり、上方の
油溜13に到達した一部の潤滑油もこの容量の大
きい油溜13にとどまることになるので、ガス等
の気体のみが排気孔13aから放出されることに
なつて、ミツシヨンケース11の外に漏出するお
それは無いのである。なお、ミツシヨンケース1
1に潤滑油を補給するには、この油溜13を取外
せば給油孔12を用いてこの補給を行うことがで
きるものであつて、以上のようにこの考案は農用
トラクタの潤滑油、及び圧力油の循環作用を一そ
う円滑にできたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の1実施例を適用した農用ト
ラクタの要部の1部切欠側面図、第2図は第1図
における油溜の拡大断面図である。 符号説明、1……農用トラクタ、2……油圧シ
リンダ、3……コントロールバルブ、4,8a,
8b,20a,20b,21a,21b……送油
管、5……コントロールレバー、6……サブコン
トロールバルブ、7……外部油圧取出口、9……
エンジン、10……リヤミツシヨンケース、11
……ミツシヨンケース、12……給油孔、12a
……めねじ部、13……油溜、13a……排気
孔、14……取付部、14a……おねじ部、14
b……首部、14c……吸気孔、15……排出
管、15a……排出孔、16……ブリーザ部、1
7……戻し油管、18……リフトアーム、19…
…ピストン、22a,22b……操作レバー、2
3……エルボ、24……ユニオン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 油溜に挿通した排出管とこの油溜の首部との間
    にブリーザ部を形成し、この油溜をミツシヨンケ
    ースの給油孔に取付けて排出管の排出孔とブリー
    ザ部の吸気孔を共にこのミツシヨンケースにのぞ
    かせ、サブコントロールバルブからの戻し油管を
    この排出管に連通してなる農用トラクタにおける
    サブコントロールバルブの戻り油回収装置。
JP4133480U 1980-03-28 1980-03-28 Expired JPS623309Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4133480U JPS623309Y2 (ja) 1980-03-28 1980-03-28

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JP4133480U JPS623309Y2 (ja) 1980-03-28 1980-03-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56143139U JPS56143139U (ja) 1981-10-28
JPS623309Y2 true JPS623309Y2 (ja) 1987-01-26

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ID=29636720

Family Applications (1)

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JP4133480U Expired JPS623309Y2 (ja) 1980-03-28 1980-03-28

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6221468Y2 (ja) * 1980-07-30 1987-06-01
JPS58107948U (ja) * 1982-01-19 1983-07-22 井関農機株式会社 油圧取出部の構造

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Publication number Publication date
JPS56143139U (ja) 1981-10-28

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