JP3275235B2 - トラクタの油圧取出機構 - Google Patents
トラクタの油圧取出機構Info
- Publication number
- JP3275235B2 JP3275235B2 JP14961192A JP14961192A JP3275235B2 JP 3275235 B2 JP3275235 B2 JP 3275235B2 JP 14961192 A JP14961192 A JP 14961192A JP 14961192 A JP14961192 A JP 14961192A JP 3275235 B2 JP3275235 B2 JP 3275235B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydraulic
- port
- working machine
- pressure
- unloading mechanism
- Prior art date
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- Agricultural Machines (AREA)
- Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、トラクタに作業機を装
着した場合に、作業機を駆動する為の油圧取出機構に関
する。
着した場合に、作業機を駆動する為の油圧取出機構に関
する。
【０００２】
【従来の技術】従来から、トラクタの油圧取出機構とし
ては、図４・図５に示す如き技術が公知とされていたの
である。即ち、リアアクスルケース７の上部に配置した
油圧ケース８の側面にバルブブロック３７が取付られて
おり、該バルブブロック３７から油圧取出パイプ３８と
油圧戻しパイプ３９が、ステップの下方まで延長されて
いたのである。
ては、図４・図５に示す如き技術が公知とされていたの
である。即ち、リアアクスルケース７の上部に配置した
油圧ケース８の側面にバルブブロック３７が取付られて
おり、該バルブブロック３７から油圧取出パイプ３８と
油圧戻しパイプ３９が、ステップの下方まで延長されて
いたのである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、トラクタに
装着した作業機の、作業機駆動用油圧の取出機構の取付
を簡単にし、油圧取出パイプの脱着を容易にするのであ
る。
装着した作業機の、作業機駆動用油圧の取出機構の取付
を簡単にし、油圧取出パイプの脱着を容易にするのであ
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。クラッチハウジング６の側面に直接
に付設した形状の、作業機用油圧取出機構Ｂを構成する
ポートブロック５を配設し、該ポートブロック５の内部
にリリーフバルブ３３を内蔵し、該リリーフバルブ３３
から噴出したドレーン油を、クラッチハウジング６に直
接に戻すドレーン口３２を開口し、更に該ポートブロッ
ク５に油圧取出口３４と油圧戻し口３５を設けて、該ポ
ートブロック５から外部油圧取出しを可能としたもので
ある。
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。クラッチハウジング６の側面に直接
に付設した形状の、作業機用油圧取出機構Ｂを構成する
ポートブロック５を配設し、該ポートブロック５の内部
にリリーフバルブ３３を内蔵し、該リリーフバルブ３３
から噴出したドレーン油を、クラッチハウジング６に直
接に戻すドレーン口３２を開口し、更に該ポートブロッ
ク５に油圧取出口３４と油圧戻し口３５を設けて、該ポ
ートブロック５から外部油圧取出しを可能としたもので
ある。
【０００５】
【作用】次に作用を説明する。トラクタのクラッチハウ
ジング６の側面に、リリーフバルブ３３が設けられてい
る。これにより、リリーフバルブ３３から噴出した作動
油は、クラッチハウジング６の内部に戻すことが出来る
のである。また、作業機用油圧取出機構Ｂのメンテナン
スを容易にすることが出来たのである。また、トラクタ
のクラッチハウジング６の側面に、リリーフバルブ３３
を内蔵したポートブロック５を配設し、ポートブロック
５から外部油圧取出を可能としている。これにより、従
来の如く油圧ケース８にバルブブロック３７を設けた場
合のような、ステップの下まで延長する油圧取出パイプ
３８や油圧戻しパイプ３９が必要なくなり、高圧パイプ
２がこれを兼用するようになったのである。
ジング６の側面に、リリーフバルブ３３が設けられてい
る。これにより、リリーフバルブ３３から噴出した作動
油は、クラッチハウジング６の内部に戻すことが出来る
のである。また、作業機用油圧取出機構Ｂのメンテナン
スを容易にすることが出来たのである。また、トラクタ
のクラッチハウジング６の側面に、リリーフバルブ３３
を内蔵したポートブロック５を配設し、ポートブロック
５から外部油圧取出を可能としている。これにより、従
来の如く油圧ケース８にバルブブロック３７を設けた場
合のような、ステップの下まで延長する油圧取出パイプ
３８や油圧戻しパイプ３９が必要なくなり、高圧パイプ
２がこれを兼用するようになったのである。
【０００６】
【実施例】次に実施例を説明する。図１は本発明の作業
機用油圧取出機構Ｂの配置を示す平面図、図２は同じく
本発明の作業機用油圧取出機構Ｂの配置を示す側面図、
図３は本発明の作業機用油圧取出機構Ｂの拡大側面断面
図、図４は従来の作業機用油圧取出機構の機構を示す側
面図、図５は同じく従来の作業機用油圧取出機構の平面
図である。
機用油圧取出機構Ｂの配置を示す平面図、図２は同じく
本発明の作業機用油圧取出機構Ｂの配置を示す側面図、
図３は本発明の作業機用油圧取出機構Ｂの拡大側面断面
図、図４は従来の作業機用油圧取出機構の機構を示す側
面図、図５は同じく従来の作業機用油圧取出機構の平面
図である。
【０００７】図１・図２・図３において、本発明の作業
機用油圧取出機構Ｂの構成を説明する。従来は、図４・
図５において示す如く、油圧ケース８の側面にバルブブ
ロック３７を取り付けて、該バルブブロック３７から油
圧取出パイプ３８と油圧戻しパイプ３９を延長し、ステ
ップの下方において作業機用油圧取出機構を構成してい
たのである。これに対して、本発明においては、クラッ
チハウジング６に直接に付設した形状の、作業機用油圧
取出機構Ｂのポートブロック５を設け、該ポートブロッ
ク５に油圧取出口３４と油圧戻し口３５を設けたのであ
る。
機用油圧取出機構Ｂの構成を説明する。従来は、図４・
図５において示す如く、油圧ケース８の側面にバルブブ
ロック３７を取り付けて、該バルブブロック３７から油
圧取出パイプ３８と油圧戻しパイプ３９を延長し、ステ
ップの下方において作業機用油圧取出機構を構成してい
たのである。これに対して、本発明においては、クラッ
チハウジング６に直接に付設した形状の、作業機用油圧
取出機構Ｂのポートブロック５を設け、該ポートブロッ
ク５に油圧取出口３４と油圧戻し口３５を設けたのであ
る。
【０００８】また、作業機用油圧取出機構Ｂを構成する
ポートブロック５の内部に、図３の如く、リリーフバル
ブ３３を設け、また該リリーフバルブ３３から噴出した
ドレーン油を、クラッチハウジング６に戻すドレーン口
３２が開口されている。エンジンの側部に設けられた油
圧ポンプ４から圧油が高圧パイプ２により送油され、該
高圧パイプが図２のポートブロック５の、高圧入口３１
に連結されている。そして該ポートブロック５の高圧出
口３０に更に高圧パイプ２が連結されて、最終的に高圧
パイプ２は油圧ケース８に連結されている。
ポートブロック５の内部に、図３の如く、リリーフバル
ブ３３を設け、また該リリーフバルブ３３から噴出した
ドレーン油を、クラッチハウジング６に戻すドレーン口
３２が開口されている。エンジンの側部に設けられた油
圧ポンプ４から圧油が高圧パイプ２により送油され、該
高圧パイプが図２のポートブロック５の、高圧入口３１
に連結されている。そして該ポートブロック５の高圧出
口３０に更に高圧パイプ２が連結されて、最終的に高圧
パイプ２は油圧ケース８に連結されている。
【０００９】図３において示す如く、中途部に孔の開い
た特殊ボルト３６を挿入し、高圧出口３０と高圧入口３
１の間を、該特殊ボルト３６の先端の部分で閉塞するこ
とにより、油圧戻し口３５から圧油が吐出されるのであ
る。２９はラインフィルターであり、３は低圧吸引パイ
プである。リアアクスルケース７の内部の潤滑油を作動
油としてラインフィルター２９と、低圧吸引パイプ３を
介して、油圧ポンプ４に吸引し、油圧ポンプ４により高
圧化して高圧パイプ２に吐出しているのである。
た特殊ボルト３６を挿入し、高圧出口３０と高圧入口３
１の間を、該特殊ボルト３６の先端の部分で閉塞するこ
とにより、油圧戻し口３５から圧油が吐出されるのであ
る。２９はラインフィルターであり、３は低圧吸引パイ
プである。リアアクスルケース７の内部の潤滑油を作動
油としてラインフィルター２９と、低圧吸引パイプ３を
介して、油圧ポンプ４に吸引し、油圧ポンプ４により高
圧化して高圧パイプ２に吐出しているのである。
【００１０】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。即ち、クラッチハウジン
グ６の側面に直接に付設した形状の、作業機用油圧取出
機構Ｂを構成するポートブロック５を配設し、該ポート
ブロック５の内部にリリーフバルブ３３を内蔵し、該リ
リーフバルブ３３から噴出したドレーン油を、クラッチ
ハウジング６に直接に戻すドレーン口３２を開口し、更
に該ポートブロック５に油圧取出口３４と油圧戻し口３
５を設けて、該ポートブロック５から外部油圧取出しを
可能としたので、該作業機用油圧取出機構Ｂには、リリ
ーフバルブ３３が設けられているので、リリーフバルブ
３３から噴出した作動油はクラッチハウジング６の内部
に戻すことが出来るのである。また、従来の如く、作業
機用油圧取出機構の部分が、油圧ケース８の部分に設け
られている場合には、該部分の側方にはフェンダーが配
置され、上方には座席等が配置されているので、作業機
用油圧取出機構の脱着等のメンテナンスが困難なのであ
るが、高圧パイプの途中に作業機用油圧取出機構Ｂを設
けたことにより、作業機用油圧取出機構Ｂのメンテナン
スを容易にすることが出来たのである。
ような効果を奏するのである。即ち、クラッチハウジン
グ６の側面に直接に付設した形状の、作業機用油圧取出
機構Ｂを構成するポートブロック５を配設し、該ポート
ブロック５の内部にリリーフバルブ３３を内蔵し、該リ
リーフバルブ３３から噴出したドレーン油を、クラッチ
ハウジング６に直接に戻すドレーン口３２を開口し、更
に該ポートブロック５に油圧取出口３４と油圧戻し口３
５を設けて、該ポートブロック５から外部油圧取出しを
可能としたので、該作業機用油圧取出機構Ｂには、リリ
ーフバルブ３３が設けられているので、リリーフバルブ
３３から噴出した作動油はクラッチハウジング６の内部
に戻すことが出来るのである。また、従来の如く、作業
機用油圧取出機構の部分が、油圧ケース８の部分に設け
られている場合には、該部分の側方にはフェンダーが配
置され、上方には座席等が配置されているので、作業機
用油圧取出機構の脱着等のメンテナンスが困難なのであ
るが、高圧パイプの途中に作業機用油圧取出機構Ｂを設
けたことにより、作業機用油圧取出機構Ｂのメンテナン
スを容易にすることが出来たのである。
【図１】本発明の作業機用油圧取出機構Ｂの配置を示す
平面図。
平面図。
【図２】同じく作業機用油圧取出機構Ｂの配置を示す側
面図。
面図。
【図３】本発明の作業機用油圧取出機構Ｂの拡大側面断
面図。
面図。
【図４】従来の作業機用油圧取出機構の機構を示す側面
図。
図。
【図５】同じく従来の作業機用油圧取出機構を示す平面
図。
図。
Ｂ 作業機用油圧取出機構 ２ 高圧パイプ ５ ポートブロック
Claims (1)
- 【請求項１】 クラッチハウジング６の側面に直接に付
設した形状の、作業機用油圧取出機構Ｂを構成するポー
トブロック５を配設し、該ポートブロック５の内部にリ
リーフバルブ３３を内蔵し、該リリーフバルブ３３から
噴出したドレーン油を、クラッチハウジング６に直接に
戻すドレーン口３２を開口し、更に該ポートブロック５
に油圧取出口３４と油圧戻し口３５を設けて、該ポート
ブロック５から外部油圧取出しを可能としたことを特徴
とするトラクタの油圧取出機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14961192A JP3275235B2 (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | トラクタの油圧取出機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14961192A JP3275235B2 (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | トラクタの油圧取出機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05336803A JPH05336803A (ja) | 1993-12-21 |
| JP3275235B2 true JP3275235B2 (ja) | 2002-04-15 |
Family
ID=15478995
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14961192A Ceased JP3275235B2 (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | トラクタの油圧取出機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3275235B2 (ja) |
-
1992
- 1992-06-09 JP JP14961192A patent/JP3275235B2/ja not_active Ceased
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05336803A (ja) | 1993-12-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| RVOP | Cancellation by post-grant opposition |