JPS6233004B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6233004B2 JPS6233004B2 JP54073821A JP7382179A JPS6233004B2 JP S6233004 B2 JPS6233004 B2 JP S6233004B2 JP 54073821 A JP54073821 A JP 54073821A JP 7382179 A JP7382179 A JP 7382179A JP S6233004 B2 JPS6233004 B2 JP S6233004B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rolled material
- rolling
- lubricating oil
- rolls
- roll
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 40
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims description 32
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 claims description 15
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 claims description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 4
- 230000001050 lubricating effect Effects 0.000 claims description 2
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 description 5
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B45/00—Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
- B21B45/02—Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills for lubricating, cooling, or cleaning
- B21B45/0239—Lubricating
- B21B45/0245—Lubricating devices
- B21B45/0248—Lubricating devices using liquid lubricants, e.g. for sections, for tubes
- B21B45/0251—Lubricating devices using liquid lubricants, e.g. for sections, for tubes for strips, sheets, or plates
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metal Rolling (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、圧延ロールへ供給される潤滑油が、
圧延材の表裏圧延界面に均等に導入されるように
することを目的としている。
圧延材の表裏圧延界面に均等に導入されるように
することを目的としている。
一般に圧延機においては、圧延ロールに潤滑油
を供給して圧延部における発熱の吸収及び摩擦力
の低減を図つている。しかし第1図に示すよう
に、圧延材aを上下の圧延ロールb,b′で圧延す
る場合、その噛み込み部に向つて圧延材aの上下
に配置したノズルc,c′から均等に潤滑油を供給
しても、前記噛み込み部から圧延界面に導入され
る潤滑油量は圧延材aの上面に比べて下面の方が
少ない。また異速圧延機においては、圧延ロール
の低速側の圧延界面と高速側圧延界面と比較して
潤滑油の導入量が異なる場合がある。
を供給して圧延部における発熱の吸収及び摩擦力
の低減を図つている。しかし第1図に示すよう
に、圧延材aを上下の圧延ロールb,b′で圧延す
る場合、その噛み込み部に向つて圧延材aの上下
に配置したノズルc,c′から均等に潤滑油を供給
しても、前記噛み込み部から圧延界面に導入され
る潤滑油量は圧延材aの上面に比べて下面の方が
少ない。また異速圧延機においては、圧延ロール
の低速側の圧延界面と高速側圧延界面と比較して
潤滑油の導入量が異なる場合がある。
このように圧延材の圧延界面に対する潤滑油の
導入量が圧延材の表裏面で異なると、圧延された
圧延材は表裏面で光沢、あらさが異なつたものと
なり、製品品質の低下をまねいていた。
導入量が圧延材の表裏面で異なると、圧延された
圧延材は表裏面で光沢、あらさが異なつたものと
なり、製品品質の低下をまねいていた。
本発明は、上記問題点に鑑みなされたもので、
圧延材のロール圧延部表裏両面に潤滑油を供給す
るに際し、前記圧延材の表裏圧延界面への潤滑油
の導入が少い側の圧延材噛み込み角度が小さくな
るように、前記圧延材を一方の圧延ロール側に変
位させて圧延材両面の潤滑を調整することを特徴
とする圧延材の潤滑方法、に係るものである。
圧延材のロール圧延部表裏両面に潤滑油を供給す
るに際し、前記圧延材の表裏圧延界面への潤滑油
の導入が少い側の圧延材噛み込み角度が小さくな
るように、前記圧延材を一方の圧延ロール側に変
位させて圧延材両面の潤滑を調整することを特徴
とする圧延材の潤滑方法、に係るものである。
以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。
る。
第2図は圧延ロール1,1′による圧延材2の
圧延部分を拡大して示しているもので、図中U,
U′は夫々の圧延ロール1,1′の周速、Vは圧延
材2の入口速度、αは圧延ロール1の圧延材噛み
込み角度を示している。上記圧延材2の噛み込み
部に潤滑油を供給した場合、圧延ロール1と圧延
材2の界面に導入される潤滑油は、圧延素材のあ
らさが同じであれば、次式に示したパラメータt
dに比例してひき込まれやすくなると考えられ
る。
圧延部分を拡大して示しているもので、図中U,
U′は夫々の圧延ロール1,1′の周速、Vは圧延
材2の入口速度、αは圧延ロール1の圧延材噛み
込み角度を示している。上記圧延材2の噛み込み
部に潤滑油を供給した場合、圧延ロール1と圧延
材2の界面に導入される潤滑油は、圧延素材のあ
らさが同じであれば、次式に示したパラメータt
dに比例してひき込まれやすくなると考えられ
る。
td=η(U+V)/αP
td:動水的効果の油膜厚み当量
η:潤滑油の粘性係数
U:圧延ロールの周速
V:圧延材の入口速度
α:噛み込み角度
P:圧延材の二次元降伏応力
上記式によれば、噛み込み角度αが小さくなる
と界面に導入される潤滑油量が増加し、逆に噛み
込み角度が大きくなると界面に導入される潤滑油
量が減少することが明らかである。
と界面に導入される潤滑油量が増加し、逆に噛み
込み角度が大きくなると界面に導入される潤滑油
量が減少することが明らかである。
本発明は、上記原理に基づいてなしたもので、
第3図はその一実施例図であり、同一周速で圧延
材2の圧延を行うようにした圧延ロール1,1′
が上下に配置された状態が示されている。更に上
記圧延材2の入口側所定位置にビリーロール3,
3′を設け、該ビリーロール3,3′をシリンダ等
の駆動装置4により上下に変位させて、前記圧延
ロール3,3′における圧延材2の噛み込み角度
を変えられるように構成している。図中5,5′
は潤滑油供給ノズルを示す。
第3図はその一実施例図であり、同一周速で圧延
材2の圧延を行うようにした圧延ロール1,1′
が上下に配置された状態が示されている。更に上
記圧延材2の入口側所定位置にビリーロール3,
3′を設け、該ビリーロール3,3′をシリンダ等
の駆動装置4により上下に変位させて、前記圧延
ロール3,3′における圧延材2の噛み込み角度
を変えられるように構成している。図中5,5′
は潤滑油供給ノズルを示す。
上記実施例のように圧延ロール1,1′が上下
に配置されている場合には、圧延材2の下側界面
の方が上側界面より潤滑油が導入されにくいが、
この場合、前記駆動装置4及びビリーロール3,
3′を介して圧延材2を下方に下げることによ
り、上側の噛み込み角度より下側の噛み込み角度
が小さくなるようにして、前記上側界面と下側界
面に導入される潤滑油量が同等になるように調整
することができる。また上記したように圧延材2
を変位させる方向が決つている場合には、一般に
圧延材2には所定の張力が作用しているため、ビ
リーロール3,3′は一方側にだけ設けられてい
ればよい。従つて第3図の場合には3だけあれば
良く、3′がなくても作動できる。
に配置されている場合には、圧延材2の下側界面
の方が上側界面より潤滑油が導入されにくいが、
この場合、前記駆動装置4及びビリーロール3,
3′を介して圧延材2を下方に下げることによ
り、上側の噛み込み角度より下側の噛み込み角度
が小さくなるようにして、前記上側界面と下側界
面に導入される潤滑油量が同等になるように調整
することができる。また上記したように圧延材2
を変位させる方向が決つている場合には、一般に
圧延材2には所定の張力が作用しているため、ビ
リーロール3,3′は一方側にだけ設けられてい
ればよい。従つて第3図の場合には3だけあれば
良く、3′がなくても作動できる。
また異速圧延機に本発明を適用する際は、前記
実施例に示した駆動装置4及びビリーロール3,
3′等により圧延材を例えば周速の遅い圧延ロー
ル側に変位させて斯る側の噛み込み角度を小さく
することにより、前記周速の高速側と低速側にお
ける界面への潤滑油の導入量を同等にすることが
できる。
実施例に示した駆動装置4及びビリーロール3,
3′等により圧延材を例えば周速の遅い圧延ロー
ル側に変位させて斯る側の噛み込み角度を小さく
することにより、前記周速の高速側と低速側にお
ける界面への潤滑油の導入量を同等にすることが
できる。
尚本発明は図示したビリーロール及びその駆動
装置の方式に限定されるものではなく、他の同様
の作用を行えるものにも適用できることは勿論で
ある。
装置の方式に限定されるものではなく、他の同様
の作用を行えるものにも適用できることは勿論で
ある。
上述した本発明の圧延材の潤滑方法によれば、
圧延材の表裏圧延界面への潤滑油の導入量が同等
になるように調整することができ、従つて表裏両
面の光沢、あらさが均一な圧延製品を得られ、製
品品質の向上が図れる優れた効果を発揮する。
圧延材の表裏圧延界面への潤滑油の導入量が同等
になるように調整することができ、従つて表裏両
面の光沢、あらさが均一な圧延製品を得られ、製
品品質の向上が図れる優れた効果を発揮する。
第1図は従来の圧延装置の一例を示す側面図、
第2図は本発明の原理を説明するための圧延部の
拡大説明図、第3図は本発明の一実施例を示す側
面図である。 1,1′は圧延ロール、2は圧延材、3,3′は
ビリーロール、4は駆動装置、5,5′は潤滑油
供給ノズルを示す。
第2図は本発明の原理を説明するための圧延部の
拡大説明図、第3図は本発明の一実施例を示す側
面図である。 1,1′は圧延ロール、2は圧延材、3,3′は
ビリーロール、4は駆動装置、5,5′は潤滑油
供給ノズルを示す。
Claims (1)
- 1 圧延材のロール圧延部表裏両面に潤滑油を供
給するに際し、前記圧延材の表裏圧延界面への潤
滑油の導入が少い側の圧延材噛み込み角度が小さ
くなるように、前記圧延材を一方の圧延ロール側
に変位させて圧延材両面の潤滑を調整することを
特徴とする圧延材の潤滑方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7382179A JPS55165217A (en) | 1979-06-12 | 1979-06-12 | Lubricating method for rolled material |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7382179A JPS55165217A (en) | 1979-06-12 | 1979-06-12 | Lubricating method for rolled material |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55165217A JPS55165217A (en) | 1980-12-23 |
JPS6233004B2 true JPS6233004B2 (ja) | 1987-07-17 |
Family
ID=13529192
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7382179A Granted JPS55165217A (en) | 1979-06-12 | 1979-06-12 | Lubricating method for rolled material |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS55165217A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56158204A (en) * | 1980-05-07 | 1981-12-05 | Nippon Steel Corp | Asymmetrical rolling method for strip |
DE69312223T2 (de) * | 1992-11-10 | 1998-02-19 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Verfahren zur Glanzbearbeitung von Blechoberflächen und Verfahren zum Kaltwalzen von metallischen Materialien |
US8250895B2 (en) | 2007-08-06 | 2012-08-28 | H.C. Starck Inc. | Methods and apparatus for controlling texture of plates and sheets by tilt rolling |
WO2009020587A1 (en) * | 2007-08-06 | 2009-02-12 | H.C. Starck, Inc. | Refractory metal plates with improved uniformity of texture |
DE102015101580B3 (de) * | 2015-02-04 | 2016-06-02 | Hydro Aluminium Rolled Products Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zum Prägewalzen eines Bandes |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4920864A (ja) * | 1972-05-05 | 1974-02-23 |
-
1979
- 1979-06-12 JP JP7382179A patent/JPS55165217A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4920864A (ja) * | 1972-05-05 | 1974-02-23 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55165217A (en) | 1980-12-23 |
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