JPS6027499Y2 - 塗油装置 - Google Patents

塗油装置

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Publication number
JPS6027499Y2
JPS6027499Y2 JP2764880U JP2764880U JPS6027499Y2 JP S6027499 Y2 JPS6027499 Y2 JP S6027499Y2 JP 2764880 U JP2764880 U JP 2764880U JP 2764880 U JP2764880 U JP 2764880U JP S6027499 Y2 JPS6027499 Y2 JP S6027499Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
oil
sheet
wedge
gap
Prior art date
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Expired
Application number
JP2764880U
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English (en)
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JPS56129857U (ja
Inventor
壮三郎 河合
義隆 井上
勝己 道下
睦保 杉井
正年 牧平
Original Assignee
日本鋼管株式会社
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、冷延鋼板のシート剪断ラインにおいて、シー
トに防錆のための塗油をする塗油装置に関する。
冷延鋼板に防錆のための塗油をするには、塗油される鋼
板が通過する上下のフェルトロールに油を噴霧して塗油
するコーターキングオイラ、該オイラに絞りローラを併
置したロールコータ、内部供給塗油ローラと絞りローラ
よりなる型式、等の塗油装置が使用される。
これ等塗油装置においては、下ロール面に上ロール面を
スプリングの力等により圧着させて、振動防止、均一塗
油を図っている。
斯様な塗油装置がシート剪断ラインに使用されると、剪
断されたシートがコンベアに一定間隔で乗り、塗油装置
に順次挿入され、各挿入ごとに塗油ローラではシート板
厚に相当する高さだけスプリングの力に勝って上ロール
が衝撃的に押上げられ、シートが通過し去ると上ロール
は下降し、これが剪断数に応じた頻度で発生し、強力な
振動となり、これにより塗油ローラの表面は損傷し、寿
命は著しく短くなるばかりでなく、噛込み抵抗によるシ
ートの絞り、塗油の不均一の原因ともなる。
この現象は、生産力増強のため剪断ラインの速度を速め
るに従って急激に強大となる。
これを避けるために、剪断前の連続したストリップの時
に塗油することが考えられたが、斯くすると塗油後にシ
ートが諸施設に接触する機会が多く、油膜が破れる事と
なり、また、塗油、無塗油の切換えに困難があり、油の
損失も多くなり、好ましくないので、やはり従来の方法
によらざるを得す、従来方法に伴う諸問題の解決が強く
望まれる次第である。
本考案では、上記の要望に対して、シートの噛込み時の
上ロールの急激な押上げによる衝撃力を少くするために
、作業指令による剪断ロフトの剪断着生前に、上・下ロ
ールのチョックの間に介在させた移動可能のウェッジを
、板厚に応じて移動調節して、上・下ロールの間のギャ
ップを予め離し、運転中のロールギャップの下限値を調
整可能としたことを特徴とする塗油装置を提供するもの
である。
本考案の詳細を、実施例に関し図面を参照しながら以下
に説明する。
1はスタンド、2は塗油ロール、3は絞りロールである
前記両ロール2,3は本図では対称的に全く同一である
ので、以下では塗油ロール2に関してのみ説明する。
駆動用原動機4′により駆動される下ロール4のチョッ
ク4“はスタンド1のウェッジ6内に固定的に納まる。
駆動用原動機5′により駆動される上ロール5のチョッ
ク5″はスタンド1のウェッジ6と案内ボルト7とに案
内され、シートの上・下ロール間への噛込みにより上昇
する。
ネジ付きツバ8は回転されることによりスタンド1に対
する高さ方向の関係位置を変え、スプリング9の圧縮力
を変えて上ロール5の圧下刃が調整される。
以上までは従来の塗油ロールとほぼ同一で、本考案で特
徴とするものは以下の如くである。
10は左側ウェッジ、11は右側ウェッジで、夫々は、
左・右スタンド1において上・下チョック5″、4″の
間に挿入される。
ウェッジ10.11は対称構造で、ネジ方向を異にする
雌ネジがあり、夫々の雌ネジぬ嵌合する雄ネジを有する
一本のネジ棒12が駆動原動機13により回転可能に設
けられる。
該原動機13の一方向の回転は、左・右スタンド1にお
いて、ウェッジ10.11の引抜きか、差込みかに関し
て同一の動きとなり、ロールギャップの変更につき同一
の効果をもたらす構造よりなる。
本装置により塗油をするには、運転開始に先立って、作
業するロットの板厚に応じて、ウェッジ10.11を駆
動原動機13によりネジ棒12を回転させることにより
、ロールギャップの下限値調節をする。
該調節は、例えば、シート厚0.8mmの時のロールギ
ャフジ0.5mm;シート厚3.2rfrrnの時のロ
ールギャップは2.8mmとする。
この板厚とロールギャップとの差αは、ロールの寸法、
材質、硬度により決定される。
実施例で、ロール寸法が200φX 20001材質は
不織布、硬度がJIS(A)60〜650の時、ロール
ギャップ0.3〜0.4rrr!Itが適当であつた。
斯様な寸法に調節しておくと、シート噛込み時の衝撃は
小さい。
塗油ロールの運転に当り、油の供給等は従来の塗油装置
の場合と全く同一である。
上記の如く、ロールギャップの調整は、剪断ロフトの変
更時のみに実施例すればよいので、その機会は少く、従
って、駆動原動機13に代って適当なハンドル機構によ
ることができる。
またウェッジ10.11の移動には、ウオーム歯車や油
圧機構等によることもできる。
本考案の主題はロールギャップを下限値に予め調節する
にあるので、案内ボルト7の頂部に設けたナツトを移動
させることによっても同様の調節は可能である。
従来は板の厚みだけ上ロールを押し上げていたのに対し
、本考案では0.3〜0.47rrIILを押上げれは
よい事となるので、衝撃力は甚だしく小さくなり、ロー
ルの損傷、寿命、振動や、これ等による影響をやわらげ
、均一な塗油と油の節約を招くことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の正面図で、左半分は第2図IA
−IA断面を、右半分は第2図1B−1B矢視を示し、
第3図IA−0−IB断面矢視視図でもある。 第2図は第1図■−■矢視の側面図、第3図は第1図■
−■矢視平面図である。 1・・・・・・スタンド、2・・・・・・塗油ロール、
3・・・・・・絞りロール、4・・・・・・下ロール、
4′・・・・・・上ロール駆動W動機、4“・・・・・
・下ロールのチョック、5・・・・・・上ロール、5′
・・・・・・上ロール駆動原動機、5″・・・・・・上
ロールのチョック、6・・・・・・ウィンドウ、7・・
・・・・案内ボルト、8・・・・・・ネジ付きツバ、9
・・・・・・スプリング、10・・・・・・左側ウェッ
ジ、11・・・・・・右側ウェッジ、12・・・・・・
ネジ棒、13・・・・・・ネジ棒駆動原動機。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 塗油のための上・下ロールのチョックの間に介在すれた
    移動可能のウェッジにより上・下ロールの間のギャップ
    の下限値を調整可能としたことを特徴とする塗油装置。
JP2764880U 1980-03-05 1980-03-05 塗油装置 Expired JPS6027499Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2764880U JPS6027499Y2 (ja) 1980-03-05 1980-03-05 塗油装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2764880U JPS6027499Y2 (ja) 1980-03-05 1980-03-05 塗油装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56129857U JPS56129857U (ja) 1981-10-02
JPS6027499Y2 true JPS6027499Y2 (ja) 1985-08-19

Family

ID=29623601

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JP2764880U Expired JPS6027499Y2 (ja) 1980-03-05 1980-03-05 塗油装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015147262A1 (ja) * 2014-03-28 2015-10-01 株式会社ハママツ 塗布装置、重ね給紙装置、積層体製造設備、塗布体の製造方法、及び積層体の製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015147262A1 (ja) * 2014-03-28 2015-10-01 株式会社ハママツ 塗布装置、重ね給紙装置、積層体製造設備、塗布体の製造方法、及び積層体の製造方法
JPWO2015147262A1 (ja) * 2014-03-28 2017-04-13 株式会社ハママツ 塗布装置、重ね給紙装置、積層体製造設備、塗布体の製造方法、及び積層体の製造方法

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Publication number Publication date
JPS56129857U (ja) 1981-10-02

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