JPS62326Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS62326Y2 JPS62326Y2 JP1981110300U JP11030081U JPS62326Y2 JP S62326 Y2 JPS62326 Y2 JP S62326Y2 JP 1981110300 U JP1981110300 U JP 1981110300U JP 11030081 U JP11030081 U JP 11030081U JP S62326 Y2 JPS62326 Y2 JP S62326Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- concrete
- anchor
- coil spring
- anchor bolt
- primer resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004567 concrete Substances 0.000 claims description 17
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 9
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 9
- 239000011295 pitch Substances 0.000 description 8
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 6
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 5
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 230000000181 anti-adherent effect Effects 0.000 description 1
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 229920006332 epoxy adhesive Polymers 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000011178 precast concrete Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案はプレキヤストコンクリート製品やその
他のコンクリート面内に埋設し、ボルトや異形鉄
筋のアンカーボルトを螺着させるコイルスプリン
グを使用したコンクリートのアンカーナツトに関
する。
他のコンクリート面内に埋設し、ボルトや異形鉄
筋のアンカーボルトを螺着させるコイルスプリン
グを使用したコンクリートのアンカーナツトに関
する。
(従来の技術)
従来コンクリートのアンカーナツトとしてコイ
ルスプリングを使用したものが知られている(例
えば実公昭53−27369号、同53−48487号、同54−
20249号等)この種の従来のアンカーナツトはコ
イルスプリングのピツチを固定化し、ナツトとし
てアンカーボルトに螺合可能にするためにコイル
スプリングの外側に中心線と平行に複数の棒状を
した連結杆を溶接したものが使用されている。
ルスプリングを使用したものが知られている(例
えば実公昭53−27369号、同53−48487号、同54−
20249号等)この種の従来のアンカーナツトはコ
イルスプリングのピツチを固定化し、ナツトとし
てアンカーボルトに螺合可能にするためにコイル
スプリングの外側に中心線と平行に複数の棒状を
した連結杆を溶接したものが使用されている。
(考案が解決しようとする問題点)
このような従来のアンカーナツトでは、使用す
るアンカーボルトを違える毎にその径が螺旋ピツ
チに合わせて連結杆を溶接したものをあらかじめ
製作しておく必要があり、溶接という特殊な加工
工程を要するとと相俟つて労力的にも製作コスト
的にも不経済であるという問題があつた。
るアンカーボルトを違える毎にその径が螺旋ピツ
チに合わせて連結杆を溶接したものをあらかじめ
製作しておく必要があり、溶接という特殊な加工
工程を要するとと相俟つて労力的にも製作コスト
的にも不経済であるという問題があつた。
本考案はかかる従来の問題にかんがみ、あらか
じめ溶接等の特別の加工を要することなく、簡単
に数種類のアンカーボルトに対応させることがで
きるコンクリートのアンカーナツトの提供を目的
としたものである。
じめ溶接等の特別の加工を要することなく、簡単
に数種類のアンカーボルトに対応させることがで
きるコンクリートのアンカーナツトの提供を目的
としたものである。
(問題点を解決するための手段)
上記の如き目的を達成するため、本考案は螺合
すべき相手方のアンカーボルト等のねじ山ピツチ
と同ピツチのコイルスプリングをコンクリート中
に埋設してなるコンクリートのアンカーナツトに
おいて、使用するアンカーボルトのねじ山に合わ
せて変形させたコイルスプリングを接着プライマ
樹脂で固め前記コンクリート中に埋設したのであ
る。
すべき相手方のアンカーボルト等のねじ山ピツチ
と同ピツチのコイルスプリングをコンクリート中
に埋設してなるコンクリートのアンカーナツトに
おいて、使用するアンカーボルトのねじ山に合わ
せて変形させたコイルスプリングを接着プライマ
樹脂で固め前記コンクリート中に埋設したのであ
る。
(作 用)
このコンクリートのアンカーナツトはプライマ
樹脂でコイルスプリングを固めているため、使用
するアンカーボルトよりもコイルスプリングの径
が小さい場合でも無理にアンカーボルトに螺合し
た状態でプライマ樹脂で包むことによりそのアン
カーボルトに対応させることができる。
樹脂でコイルスプリングを固めているため、使用
するアンカーボルトよりもコイルスプリングの径
が小さい場合でも無理にアンカーボルトに螺合し
た状態でプライマ樹脂で包むことによりそのアン
カーボルトに対応させることができる。
(実施例)
次に本考案の実施の一例を図面について説明す
る。
る。
図中1はアンカーナツトとなるコイルスプリン
グであり、このコイルスプリング1は高強度接着
プライマ樹脂であるエポキシ系の接着プライマ樹
脂2によつて外側が包み込まれピツチが固定さ
れ、それがコンクリート3内に埋設され、内部に
アンカーボルト4が螺合されるようにしている。
グであり、このコイルスプリング1は高強度接着
プライマ樹脂であるエポキシ系の接着プライマ樹
脂2によつて外側が包み込まれピツチが固定さ
れ、それがコンクリート3内に埋設され、内部に
アンカーボルト4が螺合されるようにしている。
このアンカーナツトの埋設に際してはアンカー
ボルト4に付着防止剤を予じめ塗布し、その外側
にコイルスプリング11を、そのピツチをアンカ
ーボルトに合せて巻き付け、その外側を接着プラ
イマ樹脂で包み、これをコンクリートの表面に埋
設するようにコンクリートを打設する。
ボルト4に付着防止剤を予じめ塗布し、その外側
にコイルスプリング11を、そのピツチをアンカ
ーボルトに合せて巻き付け、その外側を接着プラ
イマ樹脂で包み、これをコンクリートの表面に埋
設するようにコンクリートを打設する。
(考案の効果)
本考案のコンクリートのアンカーナツトは上述
の如く構成され、コイルスプリングを接着プライ
マ樹脂で包み込んで固定化させているため、径や
螺旋ピツチが異なつた複数種類の異形鉄筋等のア
ンカーボルトに対応させる場合にも、コンクリー
ト打設現場で単にそのアンカーボルトにコイルス
プリングを巻きつけてピツチや径を固定化できる
ため、あらかじめ数種のものを形成しておく必要
がなくなり、極めて経済的に設置できることとな
り、しかもコンクリートとの接着性が向上された
ものである。
の如く構成され、コイルスプリングを接着プライ
マ樹脂で包み込んで固定化させているため、径や
螺旋ピツチが異なつた複数種類の異形鉄筋等のア
ンカーボルトに対応させる場合にも、コンクリー
ト打設現場で単にそのアンカーボルトにコイルス
プリングを巻きつけてピツチや径を固定化できる
ため、あらかじめ数種のものを形成しておく必要
がなくなり、極めて経済的に設置できることとな
り、しかもコンクリートとの接着性が向上された
ものである。
図面は本考案の実施の一例を示す縦断面図であ
る。 1……コイルスプリング、2……接着プライマ
樹脂、3……コンクリート、4……アンカーボル
ト。
る。 1……コイルスプリング、2……接着プライマ
樹脂、3……コンクリート、4……アンカーボル
ト。
Claims (1)
- 螺合すべき相手方のアンカーボルト等のねじ山
ピツチと同ピツチのコイルスプリングをコンクリ
ート中に埋設してなるコンクリートのアンカーナ
ツトにおいて、使用するアンカーボルトのねじ山
に合わせて変形させたコイルスプリングを接着プ
ライマ樹脂で固め前記コンクリート中に埋設した
ことを特徴としてなるコンクリートのアンカーナ
ツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11030081U JPS5817402U (ja) | 1981-07-27 | 1981-07-27 | コンクリ−トのアンカ−ナット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11030081U JPS5817402U (ja) | 1981-07-27 | 1981-07-27 | コンクリ−トのアンカ−ナット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5817402U JPS5817402U (ja) | 1983-02-03 |
JPS62326Y2 true JPS62326Y2 (ja) | 1987-01-07 |
Family
ID=29904664
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11030081U Granted JPS5817402U (ja) | 1981-07-27 | 1981-07-27 | コンクリ−トのアンカ−ナット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5817402U (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5327369U (ja) * | 1976-08-14 | 1978-03-08 | ||
JPS5348487U (ja) * | 1976-09-28 | 1978-04-24 | ||
JPS5420249U (ja) * | 1977-07-11 | 1979-02-09 |
-
1981
- 1981-07-27 JP JP11030081U patent/JPS5817402U/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5327369U (ja) * | 1976-08-14 | 1978-03-08 | ||
JPS5348487U (ja) * | 1976-09-28 | 1978-04-24 | ||
JPS5420249U (ja) * | 1977-07-11 | 1979-02-09 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5817402U (ja) | 1983-02-03 |
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