JPS6232549B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6232549B2 JPS6232549B2 JP1705580A JP1705580A JPS6232549B2 JP S6232549 B2 JPS6232549 B2 JP S6232549B2 JP 1705580 A JP1705580 A JP 1705580A JP 1705580 A JP1705580 A JP 1705580A JP S6232549 B2 JPS6232549 B2 JP S6232549B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tone arm
- moving speed
- arm
- displacement angle
- fulcrum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 15
- 241001422033 Thestylus Species 0.000 description 4
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 1
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B3/00—Recording by mechanical cutting, deforming or pressing, e.g. of grooves or pits; Reproducing by mechanical sensing; Record carriers therefor
- G11B3/02—Arrangements of heads
- G11B3/10—Arranging, supporting, or driving of heads or of transducers relatively to record carriers
- G11B3/34—Driving or guiding during transducing operation
- G11B3/36—Automatic-feed mechanisms producing progressive transducing traverse across record carriers otherwise than by grooves, e.g. by lead-screw
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はトラツキングエラーを略零とし、トラ
ツキングエラーの修正時に再生音が変調を受ける
ことのないようにしたリニアトラツキングアーム
を有するレコードプレーヤに関する。
ツキングエラーの修正時に再生音が変調を受ける
ことのないようにしたリニアトラツキングアーム
を有するレコードプレーヤに関する。
従来、リニアトラツキングアームを有するレコ
ードプレーヤにあつては、直線状の案内レールに
移動子が移動自在に取付けられ、これに対して回
動支点にて回動自在となるようにトーンアームが
取付けられており、更にこのトーンアームの予め
定められた延長方向に対する変位角を検出する手
段が移動子等に設けられている。そして、レコー
ド盤の演奏に伴つてカートリツジがレコード盤の
半径方向に移動してトーンアームが所定の角度
（例えば0.2゜）丈け変位するとこれを検出し、移
動子を案内レール上に移動させてトーンアームの
変位角が０゜となるように移動子の位置を修正す
るようにしている。
ードプレーヤにあつては、直線状の案内レールに
移動子が移動自在に取付けられ、これに対して回
動支点にて回動自在となるようにトーンアームが
取付けられており、更にこのトーンアームの予め
定められた延長方向に対する変位角を検出する手
段が移動子等に設けられている。そして、レコー
ド盤の演奏に伴つてカートリツジがレコード盤の
半径方向に移動してトーンアームが所定の角度
（例えば0.2゜）丈け変位するとこれを検出し、移
動子を案内レール上に移動させてトーンアームの
変位角が０゜となるように移動子の位置を修正す
るようにしている。
ところで、この移動子の位置の修正はレコード
盤１枚の演奏時に60回程度にもなり、修正の度毎
にトーンアームに慣性モーメントが生じ、これが
カートリツジに作用するので再生音が変調を受け
る欠点がある。又、トーンアームは間歇的運動を
逐次多数回に亘つて繰返すこととなり、トーンア
ームに機械的な損傷を与える虞れがある。
盤１枚の演奏時に60回程度にもなり、修正の度毎
にトーンアームに慣性モーメントが生じ、これが
カートリツジに作用するので再生音が変調を受け
る欠点がある。又、トーンアームは間歇的運動を
逐次多数回に亘つて繰返すこととなり、トーンア
ームに機械的な損傷を与える虞れがある。
斯かる点に鑑み、本発明はトラツキングエラー
を略零となし、トラツキングエラーの修正時に再
生音が変調を受けることのないように、又トーン
アームが機械的な損傷を受ける虞れのないように
したリニアトラツキングアームを有するレコード
プレーヤを提案せんとするものである。
を略零となし、トラツキングエラーの修正時に再
生音が変調を受けることのないように、又トーン
アームが機械的な損傷を受ける虞れのないように
したリニアトラツキングアームを有するレコード
プレーヤを提案せんとするものである。
以下に、図面を参照して、本発明によるリニア
トラツキングアームを有するレコードプレーヤの
一実施例を詳細に説明する。１はトーンアーム、
２はトーンアーム１の先端に取付けられたカート
リツジ、３は案内レール、４は案内レール３上を
移動する移動子であつて、トーンアーム１が回動
支点４′を中心として回動自在（レコード盤面に
沿う面上で）となるように取付けられている。勿
論このトーンアーム１はレコード盤面に対して直
交する方向へも回動できるように成されてはいる
が、本発明の要旨には直接関係ないのでその説明
は省略する。
トラツキングアームを有するレコードプレーヤの
一実施例を詳細に説明する。１はトーンアーム、
２はトーンアーム１の先端に取付けられたカート
リツジ、３は案内レール、４は案内レール３上を
移動する移動子であつて、トーンアーム１が回動
支点４′を中心として回動自在（レコード盤面に
沿う面上で）となるように取付けられている。勿
論このトーンアーム１はレコード盤面に対して直
交する方向へも回動できるように成されてはいる
が、本発明の要旨には直接関係ないのでその説明
は省略する。
５は糸であつて環状（エンドレス）にて形成さ
れており、一方のプーリ６と後述する他方のプー
リ１４との間に架張されている。又、糸５の一部
は移動子４に連結されている。７は糸５を駆動す
るモータ、８はモータ７の回転軸、９は機械的に
無接触な状態にて動力を伝達する為のクラツチで
ある。このクラツチ９は回転軸８と回転的に一体
に取付けられたヒステリシス板１１と、このヒス
テリシス板１１に取付けられた磁石１２と、軸受
１０に一体に取付けられ且つ磁石１２と対向して
配された円板１３とにより構成されている。尚、
軸受１０は回転軸８とは回転的に自由であり、上
述したプーリ１４は軸受１０に回転的に一体に取
付けられている。
れており、一方のプーリ６と後述する他方のプー
リ１４との間に架張されている。又、糸５の一部
は移動子４に連結されている。７は糸５を駆動す
るモータ、８はモータ７の回転軸、９は機械的に
無接触な状態にて動力を伝達する為のクラツチで
ある。このクラツチ９は回転軸８と回転的に一体
に取付けられたヒステリシス板１１と、このヒス
テリシス板１１に取付けられた磁石１２と、軸受
１０に一体に取付けられ且つ磁石１２と対向して
配された円板１３とにより構成されている。尚、
軸受１０は回転軸８とは回転的に自由であり、上
述したプーリ１４は軸受１０に回転的に一体に取
付けられている。
又、１５はトーンアーム１の変位角θを電圧出
力にて取り出す変位角θ―電圧Ｖ変換器（以下変
換器と略称する）であり、トーンアーム１の変位
角θの検出部と電圧変換部とより成る。変位角θ
の検出部はトーンアーム１のカウンタウエイト側
等に設けられたフオトカプラ等にて構成され、電
圧変換部はこの変位角θを直接性良く電圧出力に
置換えるように成されている。
力にて取り出す変位角θ―電圧Ｖ変換器（以下変
換器と略称する）であり、トーンアーム１の変位
角θの検出部と電圧変換部とより成る。変位角θ
の検出部はトーンアーム１のカウンタウエイト側
等に設けられたフオトカプラ等にて構成され、電
圧変換部はこの変位角θを直接性良く電圧出力に
置換えるように成されている。
そして、この変換器１５に於いてはスタイラス
が取付けられたカートリツジ２がレコード盤の演
奏時にその音溝に沿つて半径方向へ移動してトー
ンアーム１が回動支点４′を中心に予め設定され
た所定の変位角θだけ傾くと、変位角検出手段に
てこれを検出して電圧出力にて取り出している。
が取付けられたカートリツジ２がレコード盤の演
奏時にその音溝に沿つて半径方向へ移動してトー
ンアーム１が回動支点４′を中心に予め設定され
た所定の変位角θだけ傾くと、変位角検出手段に
てこれを検出して電圧出力にて取り出している。
一方、変換器１５とモータ７との間にはトーン
アーム１の回動支点４′の移動速度ＶAをこの移動
速度ＶAと音針（スタイラス）の移動速度ＶSとの
速度差ＶGを以つて補正すべく以下述べる乗算回
路１７、記憶回路１８、割算回路１９、駆動回路
２１等より構成されるサーボ系が設けられてい
る。
アーム１の回動支点４′の移動速度ＶAをこの移動
速度ＶAと音針（スタイラス）の移動速度ＶSとの
速度差ＶGを以つて補正すべく以下述べる乗算回
路１７、記憶回路１８、割算回路１９、駆動回路
２１等より構成されるサーボ系が設けられてい
る。
即ち、このサーボ系において変換器１５の出力
電圧はＡ―Ｄ変換器１６でデジタル信号に変換さ
れた後、乗算回路１７に供給され、ここにおいて
記憶回路１８に予め記憶されていたカートリツジ
２のスタイラスとトーンアーム１の回動支点４′
との距離ｌと乗算される。そして、乗算回路１７
の出力θ・ｌは割算回路１９に供給され、所定の
設定時間ｔk（例えば0.1秒）にて割算される。
電圧はＡ―Ｄ変換器１６でデジタル信号に変換さ
れた後、乗算回路１７に供給され、ここにおいて
記憶回路１８に予め記憶されていたカートリツジ
２のスタイラスとトーンアーム１の回動支点４′
との距離ｌと乗算される。そして、乗算回路１７
の出力θ・ｌは割算回路１９に供給され、所定の
設定時間ｔk（例えば0.1秒）にて割算される。
換言するならば、トーンアーム１の変位角θと
トーンアーム１の回動する支点４′との距離ｌの
積ｌ・θ、即ちレコード盤の再生時にピツクアツ
プ２が変位する弧の長さを以つてピツクアツプ２
がレコード盤上を外周から半径方向に内周へ移動
した距離Ｌを近似して検出している。そして、距
離Ｌを予め設定した所定時間ｔk（例えば0.1秒）
にて割ることにより、トーンアーム１の回動する
支点４′の移動速度ＶAと音針（スタイラス）の移
動速度ＶSとの速度差ＶGを検出するようにしてい
る。
トーンアーム１の回動する支点４′との距離ｌの
積ｌ・θ、即ちレコード盤の再生時にピツクアツ
プ２が変位する弧の長さを以つてピツクアツプ２
がレコード盤上を外周から半径方向に内周へ移動
した距離Ｌを近似して検出している。そして、距
離Ｌを予め設定した所定時間ｔk（例えば0.1秒）
にて割ることにより、トーンアーム１の回動する
支点４′の移動速度ＶAと音針（スタイラス）の移
動速度ＶSとの速度差ＶGを検出するようにしてい
る。
更に、このトーンアーム１の回動する支点４′
の移動速度ＶAと音針（スタイラス）の移動速度
ＶSとの速度差ＶGはＤ―Ａ変換器２０に供給され
て、デジタル信号からアナログ信号に変換され、
アナログ信号は駆動回路２１に供給され、駆動出
力がプーリ１４の速度制御手段２２のコイル２３
に供給される。尚、ブレーキ手段２２は断面
「Ｉ」字型のヨーク２４と、このヨーク２４に巻
装された上述のコイル２３と、磁性体より構成さ
れるヒステリシス板２５にて構成され、ヒステリ
シス板２５の中心は上述したプーリ１４に回転的
に一体に取付けられ、ヒステリシス板２５の縁の
部分がヨーク２４ａ，２４ｂの間に介挿されこれ
等に対向して配されている。
の移動速度ＶAと音針（スタイラス）の移動速度
ＶSとの速度差ＶGはＤ―Ａ変換器２０に供給され
て、デジタル信号からアナログ信号に変換され、
アナログ信号は駆動回路２１に供給され、駆動出
力がプーリ１４の速度制御手段２２のコイル２３
に供給される。尚、ブレーキ手段２２は断面
「Ｉ」字型のヨーク２４と、このヨーク２４に巻
装された上述のコイル２３と、磁性体より構成さ
れるヒステリシス板２５にて構成され、ヒステリ
シス板２５の中心は上述したプーリ１４に回転的
に一体に取付けられ、ヒステリシス板２５の縁の
部分がヨーク２４ａ，２４ｂの間に介挿されこれ
等に対向して配されている。
従つて、モータ７によつて駆動されるトーンア
ーム１の回動の支点４′の移動速度ＶAにこの移動
速度ＶAと針先の移動速度ＶSとの速度差ＶGが加
算（重畳）されてＶA±ＶG＝ＶSの演算が行なわ
れる。尚、この速度差ＶGの正負の符号はトーン
アーム１の変位角θの変化方向により何れかが選
定される。即ち、トーンアーム１の回動の支点
４′の駆動速度ＶAと針先の移動速度ＶSとを等し
くしてトラツキングエラーをなくし、即ちほとん
ど常時トラツキング制御を行うことができる。
ーム１の回動の支点４′の移動速度ＶAにこの移動
速度ＶAと針先の移動速度ＶSとの速度差ＶGが加
算（重畳）されてＶA±ＶG＝ＶSの演算が行なわ
れる。尚、この速度差ＶGの正負の符号はトーン
アーム１の変位角θの変化方向により何れかが選
定される。即ち、トーンアーム１の回動の支点
４′の駆動速度ＶAと針先の移動速度ＶSとを等し
くしてトラツキングエラーをなくし、即ちほとん
ど常時トラツキング制御を行うことができる。
斯くして、本発明によるリニアトラツキングア
ームを有するレコードプレーヤによれば、トーン
アームの支点の移動速度ＶAと針先の移動速度ＶS
との速度差ＶGを検出し、この検出出力をトーン
アームの支点の移動速度ＶAに加算するようにし
たので、トーンアームの支点の移動速度ＶAを補
正して針先の移動速度ＶSと等しくすることがで
き、トラツキングエラーの発生を回避してトラツ
キングエラー修正時に再生音が変調を受けること
のないように、又トーンアームが機械的な損傷を
受ける虞れのないようにすることができる。
ームを有するレコードプレーヤによれば、トーン
アームの支点の移動速度ＶAと針先の移動速度ＶS
との速度差ＶGを検出し、この検出出力をトーン
アームの支点の移動速度ＶAに加算するようにし
たので、トーンアームの支点の移動速度ＶAを補
正して針先の移動速度ＶSと等しくすることがで
き、トラツキングエラーの発生を回避してトラツ
キングエラー修正時に再生音が変調を受けること
のないように、又トーンアームが機械的な損傷を
受ける虞れのないようにすることができる。
尚、上述の実施例においては、掛算回路、割算
回路、記憶回路等を個々に設けるようにしたが、
上述の種々の演算はむしろマイクロプロセツサ等
を用いてプログラムを適宜設定すれば容易に行な
うことができる。
回路、記憶回路等を個々に設けるようにしたが、
上述の種々の演算はむしろマイクロプロセツサ等
を用いてプログラムを適宜設定すれば容易に行な
うことができる。
又、トーンアーム１の変位角θは磁気的又は静
電的に検出しても良い。
電的に検出しても良い。
尚、上述の例においてはトーンアーム１の変位
角θを検出するようにしたが、トーンアーム１の
一定の変位角θrを設定し、トーンアーム１がこ
の変位角θrになる迄に所要した時間ｔrを読み取
り、略上述と同様な計算操作を行なうことによつ
ても同様にしてトーンアーム１の回動の支点４′
の移動速度ＶAと針先の移動速度ＶSとの速度差Ｖ
Gを容易に検出することができる。
角θを検出するようにしたが、トーンアーム１の
一定の変位角θrを設定し、トーンアーム１がこ
の変位角θrになる迄に所要した時間ｔrを読み取
り、略上述と同様な計算操作を行なうことによつ
ても同様にしてトーンアーム１の回動の支点４′
の移動速度ＶAと針先の移動速度ＶSとの速度差Ｖ
Gを容易に検出することができる。
又、クラツチ９を設けた場合はモータ７の回転
軸８の回転を軸受１０に円滑に伝達させることが
できる。
軸８の回転を軸受１０に円滑に伝達させることが
できる。
図は本発明によるリニアトラツキングアームを
有するレコードプレーヤの一実施例の系統図であ
る。 １はトーンアーム、４′はトーンアーム１の回
動する支点である。
有するレコードプレーヤの一実施例の系統図であ
る。 １はトーンアーム、４′はトーンアーム１の回
動する支点である。
Claims (1)
- １ トーンアームの支点の移動速度ＶAと針先の
移動速度ＶSとの速度差を検出し、該検出出力を
上記トーンアームの支点の移動速度ＶAに加算す
るようにしたリニアトラツキングアームを有する
レコードプレーヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1705580A JPS56114175A (en) | 1980-02-14 | 1980-02-14 | Record player having linear tracking arm |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1705580A JPS56114175A (en) | 1980-02-14 | 1980-02-14 | Record player having linear tracking arm |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56114175A JPS56114175A (en) | 1981-09-08 |
| JPS6232549B2 true JPS6232549B2 (ja) | 1987-07-15 |
Family
ID=11933297
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1705580A Granted JPS56114175A (en) | 1980-02-14 | 1980-02-14 | Record player having linear tracking arm |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS56114175A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0546976B2 (ja) * | 1986-12-17 | 1993-07-15 | Nippon Electric Co |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4512010A (en) * | 1981-09-28 | 1985-04-16 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Apparatus for controlling linear tracking arm in record player |
-
1980
- 1980-02-14 JP JP1705580A patent/JPS56114175A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0546976B2 (ja) * | 1986-12-17 | 1993-07-15 | Nippon Electric Co |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56114175A (en) | 1981-09-08 |
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