JPH0413793Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0413793Y2 JPH0413793Y2 JP17121385U JP17121385U JPH0413793Y2 JP H0413793 Y2 JPH0413793 Y2 JP H0413793Y2 JP 17121385 U JP17121385 U JP 17121385U JP 17121385 U JP17121385 U JP 17121385U JP H0413793 Y2 JPH0413793 Y2 JP H0413793Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic head
- bimorph
- head
- bimorphs
- amount
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 7
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 4
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
- 230000001131 transforming effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
- Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案は、バイモルフを備えるヘツド移動機構
に関する。特に電子スチルカメラの様に磁気デイ
スクの信号を再生するための自動トラツキング制
御機構に関する。
に関する。特に電子スチルカメラの様に磁気デイ
スクの信号を再生するための自動トラツキング制
御機構に関する。
(ロ) 従来の技術
電子スチルカメラ(日経マグロウヒル社発行の
日経エレクトロニクス1984年7月2日号、80P〜
85P参照)では周知の如く、磁気デイスクに同心
円状に記録トラツクが形成される。
日経エレクトロニクス1984年7月2日号、80P〜
85P参照)では周知の如く、磁気デイスクに同心
円状に記録トラツクが形成される。
そして、第5図に示される様に、再生磁気ヘツ
ド10は磁気デイスク12の半径方向Aに移動し
て記録トラツクT1〜T50に当接する。
ド10は磁気デイスク12の半径方向Aに移動し
て記録トラツクT1〜T50に当接する。
しかし、磁気デイスク12の偏心等により、再
生時に再生磁気ヘツド10が所定の記録トラツク
からずれることがある。再生磁気ヘツドが所定の
記録トラツクをずれると、再生出力が減少し好ま
しくない。
生時に再生磁気ヘツド10が所定の記録トラツク
からずれることがある。再生磁気ヘツドが所定の
記録トラツクをずれると、再生出力が減少し好ま
しくない。
このため、記録トラツク上を正しく走査するた
めにトラツキング補正手段が必要となる。
めにトラツキング補正手段が必要となる。
ところでトレース中の再生ヘツドを記録トラツ
クの幅方向に振動させて再生ヘツドのトラツキン
グ制御を行なう自動トラツキング制御装置、たと
えば特開昭54−72021号公報、特開昭57−179938
号公報、特願昭60−108758号および“放送技術双
書”の第5巻「VTR技術」(日本放送出版協会昭
和57年10月20日出版)に記載されている自動トラ
ツキング制御装置は、デイザ方式の自動トラツキ
ング制御装置として知られている。
クの幅方向に振動させて再生ヘツドのトラツキン
グ制御を行なう自動トラツキング制御装置、たと
えば特開昭54−72021号公報、特開昭57−179938
号公報、特願昭60−108758号および“放送技術双
書”の第5巻「VTR技術」(日本放送出版協会昭
和57年10月20日出版)に記載されている自動トラ
ツキング制御装置は、デイザ方式の自動トラツキ
ング制御装置として知られている。
そして従来のデイザ方式の自動トラツキング制
御装置は、たとえば前記「VTR技術」に記載さ
れているように、正弦波あるいは余弦波のデイザ
信号によりトレース中の再生ヘツドを記録トラツ
クの幅方向に振動させるとともに、再生ヘツドの
再生出力を前記デイザ信号により同期検波し、再
生ヘツドのトラツクずれの方向および量に比例し
た振幅の誤差信号を取り出す。
御装置は、たとえば前記「VTR技術」に記載さ
れているように、正弦波あるいは余弦波のデイザ
信号によりトレース中の再生ヘツドを記録トラツ
クの幅方向に振動させるとともに、再生ヘツドの
再生出力を前記デイザ信号により同期検波し、再
生ヘツドのトラツクずれの方向および量に比例し
た振幅の誤差信号を取り出す。
上記再生ヘツドを記録トラツクの幅方向に振動
させる方法を第6図及び第7図を参照しつつ説明
する。第6図に於いて、12は磁気デイスク、1
0は磁気ヘツド、14は長さ5mmのバイモルフ、
16はバイモルフ14を支える支持部である。1
8はバイモルフ14を変位させる制御電圧発生回
路である。
させる方法を第6図及び第7図を参照しつつ説明
する。第6図に於いて、12は磁気デイスク、1
0は磁気ヘツド、14は長さ5mmのバイモルフ、
16はバイモルフ14を支える支持部である。1
8はバイモルフ14を変位させる制御電圧発生回
路である。
この装置では、制御電圧発生回路18からの交
流電圧によりバイモルフ14を変位せしめて磁気
ヘツド10を±30μmの幅で振動せしめる。
流電圧によりバイモルフ14を変位せしめて磁気
ヘツド10を±30μmの幅で振動せしめる。
尚、再生出力により磁気ヘツドのずれを検出し
これを補正する回路は本案の要旨とあまり関係が
ないので省略する。
これを補正する回路は本案の要旨とあまり関係が
ないので省略する。
このバイモルフ14の曲がりにより、磁気ヘツ
ド14は弧を描く様に移動する。
ド14は弧を描く様に移動する。
このため第7図に示す様に、ヘツドの突出量が
距離D1だけ変化する。尚、この距離D1は、 2Δx2/3l で表わせる。尚、lはバイモルフの長さ、Δx
は磁気ヘツドのトラツク幅方向への移動量を示し
ている。又、このΔxはバイモルフ14への制御
電圧に比例する。
距離D1だけ変化する。尚、この距離D1は、 2Δx2/3l で表わせる。尚、lはバイモルフの長さ、Δx
は磁気ヘツドのトラツク幅方向への移動量を示し
ている。又、このΔxはバイモルフ14への制御
電圧に比例する。
この突出量の変化によるスペーシング・ロス
は、周知の如く 54.6×D/2(dB) で表わされる。尚、Dは磁気ヘツドとデイスク
の距離(突出量の変化)、2は記録波長である。
は、周知の如く 54.6×D/2(dB) で表わされる。尚、Dは磁気ヘツドとデイスク
の距離(突出量の変化)、2は記録波長である。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点
この様に、バイモルフ14を変化させるとトラ
ツク幅方向のみでなくヘツド突出量も変化してし
まう。
ツク幅方向のみでなくヘツド突出量も変化してし
まう。
又、上述する様な構成では、支持部16と磁気
デイスク12の間隔Kもバイモルフの長さだけ必
要となる。
デイスク12の間隔Kもバイモルフの長さだけ必
要となる。
(ニ) 問題点を解決するための手段
本考案は、磁気ヘツドの移動方向に対して基部
を共通に支持された状態で等角的に配された一対
の第1第2バイモルフと、この第1第2バイモル
フの遊端を連結しその中間位置に前記磁気ヘツド
を固設支持する連結部とを、備える磁気ヘツド移
動機構である。
を共通に支持された状態で等角的に配された一対
の第1第2バイモルフと、この第1第2バイモル
フの遊端を連結しその中間位置に前記磁気ヘツド
を固設支持する連結部とを、備える磁気ヘツド移
動機構である。
(ホ) 作用
本考案は上記の様な構成なので、第1第2バイ
モルフを磁気ヘツドの移動方向Aに対して、互い
に対称に変位させれば磁気ヘツドは前記移動方向
Aのみに移動する。
モルフを磁気ヘツドの移動方向Aに対して、互い
に対称に変位させれば磁気ヘツドは前記移動方向
Aのみに移動する。
(ヘ) 実施例
第1図及び第2図を参照しつつ本考案の一実施
例を説明する。第1図はヘツドを移送する装置の
図であり磁気デイスクは図示省略した。第2図は
第1図の磁気ヘツドの付近の図である。
例を説明する。第1図はヘツドを移送する装置の
図であり磁気デイスクは図示省略した。第2図は
第1図の磁気ヘツドの付近の図である。
第1図第2図に於いて、20はステツピングモ
ータ、22はステツピングモータ20により回転
するキヤプスタン(駆動輪)、24はキヤプスタ
ン22に巻回されたステンレス製のスチールベル
ト、26はヘツドキヤリツジ、28,28はスチ
ールベルト24の両端をヘツドキヤリツジ26に
固定する押え板、30,30はヘツドキヤリツジ
26用のガイドシヤフトである。
ータ、22はステツピングモータ20により回転
するキヤプスタン(駆動輪)、24はキヤプスタ
ン22に巻回されたステンレス製のスチールベル
ト、26はヘツドキヤリツジ、28,28はスチ
ールベルト24の両端をヘツドキヤリツジ26に
固定する押え板、30,30はヘツドキヤリツジ
26用のガイドシヤフトである。
32,34は本考案の要旨である一対のバイモ
ルフである。このバイモルフ32,34は基部3
2a,34aを基台36に近接して(共通に)支
持されている。バイモルフ32,34は第2図に
示す様に移動方向(半径方向A)に対して等角に
配されている。38はバイモルフ32,34の遊
端32b,34bを連結する弾性連結部である。
この弾性連結部38の中間位置38aには、磁気
ヘツド10が固設支持されている。
ルフである。このバイモルフ32,34は基部3
2a,34aを基台36に近接して(共通に)支
持されている。バイモルフ32,34は第2図に
示す様に移動方向(半径方向A)に対して等角に
配されている。38はバイモルフ32,34の遊
端32b,34bを連結する弾性連結部である。
この弾性連結部38の中間位置38aには、磁気
ヘツド10が固設支持されている。
上記、装置に於いて、磁気ヘツド10を所定の
記録トラツクまで移送する動作を説明する。
記録トラツクまで移送する動作を説明する。
ステツピングモータ20を回転すると、この回
転力はキヤプスタン22スチールベルト24を介
してヘツドキヤリツジ26に直進運動として云わ
る。よつて、このステツピングモータ20の回転
角を制御して磁気ヘツド10を所定の記録トラツ
ク(図示せず)に当接する位置まで運ぶ。
転力はキヤプスタン22スチールベルト24を介
してヘツドキヤリツジ26に直進運動として云わ
る。よつて、このステツピングモータ20の回転
角を制御して磁気ヘツド10を所定の記録トラツ
ク(図示せず)に当接する位置まで運ぶ。
次に、トラツキング制御のために磁気ヘツド1
0の微小な変位動作を説明する。
0の微小な変位動作を説明する。
バイモルフ32,34に電圧を印加して第2図
B方向に変位させると弾性連結部38の曲がりが
大きくなり磁気ヘツド10はA1方向に変位する。
又、バイモルフ32,34に電圧を印加して第2
図C方向に変位させると弾性連結部38の曲がり
は小さくなり、磁気ヘツド10はA2方向に変位
する。
B方向に変位させると弾性連結部38の曲がりが
大きくなり磁気ヘツド10はA1方向に変位する。
又、バイモルフ32,34に電圧を印加して第2
図C方向に変位させると弾性連結部38の曲がり
は小さくなり、磁気ヘツド10はA2方向に変位
する。
よつて、このバイモルフ32,34のB方向と
C方向の変位を繰り返すことにより磁気ヘツド1
0は半径方向A(A1、A2)に微小振動する。
C方向の変位を繰り返すことにより磁気ヘツド1
0は半径方向A(A1、A2)に微小振動する。
第3図に本考案の他の実施例を示す。第3図に
於いて、40は回動節部40aを備えた連結部で
ある。第3図bはバイモルフ32,34に電圧が
印加されていない時の図である。第3図はa,c
はバイモルフ32,34が変化した時の図であ
る。
於いて、40は回動節部40aを備えた連結部で
ある。第3図bはバイモルフ32,34に電圧が
印加されていない時の図である。第3図はa,c
はバイモルフ32,34が変化した時の図であ
る。
磁気ヘツド10の変位量Mと、バイモルフ3
2,34変位量Sの関係を第4図を参照しつつ説
明する。
2,34変位量Sの関係を第4図を参照しつつ説
明する。
第4図より
h2=a2+b2
これを変形する
b2=h2−a2
2b db/da=−2a
db/da=−a/b
よつて、aがbより長い場合、bの変化量Mの
方がaの変化量Sより大きくなる。よつて、バイ
モルフの変位を増幅して磁気ヘツドに伝えること
になる。
方がaの変化量Sより大きくなる。よつて、バイ
モルフの変位を増幅して磁気ヘツドに伝えること
になる。
尚、第4図のバイモルフ32,34を10mm、h
を5mm、aを4mm、bを3mmとすると、バイモル
フの変化量Sが20μmの時、磁気ヘツドの変位量
Mは26.5μmとなる。
を5mm、aを4mm、bを3mmとすると、バイモル
フの変化量Sが20μmの時、磁気ヘツドの変位量
Mは26.5μmとなる。
(ト) 考案の効果
上記の如く、本考案によれば、磁気ヘツドは半
径方向のみに移動し、他の方向へは移動しない。
又、バイモルフの変位量を増幅することが出来
る。
径方向のみに移動し、他の方向へは移動しない。
又、バイモルフの変位量を増幅することが出来
る。
第1図は本考案の第1実施例を示す図、第2図
はその一部を示す図である。第3図は本考案の第
2実施例を示す図である。第4図はその動作を説
明するための図である。第5図は磁気デイスクと
磁気ヘツドの移動方向を示す図、第6図及び第7
図は従来例を示す図である。 10……磁気ヘツド、A,A1,A2……半径方
向(移動方向)、32,34……バイモルフ(第
1、第2バイモルフ)、38……弾性連結部(連
結部)、40……連結部。
はその一部を示す図である。第3図は本考案の第
2実施例を示す図である。第4図はその動作を説
明するための図である。第5図は磁気デイスクと
磁気ヘツドの移動方向を示す図、第6図及び第7
図は従来例を示す図である。 10……磁気ヘツド、A,A1,A2……半径方
向(移動方向)、32,34……バイモルフ(第
1、第2バイモルフ)、38……弾性連結部(連
結部)、40……連結部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 磁気ヘツドの移動方向に対して基部を共通に支
持された状態で等角的に配された一対の第1第2
バイモルフと、 前記第1第2バイモルフの遊端を連結し、その
中間位置に前記磁気ヘツドを固設支持する連結部
とを、 備えることを特徴とする磁気ヘツド移動機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17121385U JPH0413793Y2 (ja) | 1985-11-07 | 1985-11-07 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17121385U JPH0413793Y2 (ja) | 1985-11-07 | 1985-11-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6280261U JPS6280261U (ja) | 1987-05-22 |
JPH0413793Y2 true JPH0413793Y2 (ja) | 1992-03-30 |
Family
ID=31106635
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17121385U Expired JPH0413793Y2 (ja) | 1985-11-07 | 1985-11-07 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0413793Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-11-07 JP JP17121385U patent/JPH0413793Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6280261U (ja) | 1987-05-22 |
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