JPS6232087Y2 - - Google Patents

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JPS6232087Y2
JPS6232087Y2 JP1982154447U JP15444782U JPS6232087Y2 JP S6232087 Y2 JPS6232087 Y2 JP S6232087Y2 JP 1982154447 U JP1982154447 U JP 1982154447U JP 15444782 U JP15444782 U JP 15444782U JP S6232087 Y2 JPS6232087 Y2 JP S6232087Y2
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JP
Japan
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cooling water
temperature
radiator
thermostat
temperature sensor
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JP1982154447U
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JPS5958611U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車の暖房装置に関し、特にルー
ムヒータ用放熱器を循環する機関冷却水の温度が
低いとき該冷却水を加熱して暖房効果を高める燃
焼装置を備える装置に関する。
機関の冷却水を熱源とする自動車の暖房装置に
おいては寒冷地での暖房効果を高めるため燃焼装
置を設けて暖房用冷却水を加熱するようにしたも
のがある。この種の従来例を第1図に示す。すな
わち、機関1の冷却水出口からラジエータ2に至
る冷却水通路3には該通路3を流れる冷却水温度
が所定値以上で開弁するサーモスタツト4が介装
され、機関からサーモスタツト4に至る冷却水の
一部をヒータ用放熱器5に循環させるヒータ冷却
水通路6が設けられている。そして、前記ヒータ
冷却水通路6に放熱器5と直列に燃焼器7が接続
され、該燃焼器7の出力側冷却水温度を検出する
温度センサ8からの信号により該冷却水温度が設
定値以下のとき燃焼器7を作動させて冷却水を加
熱し、放熱器5を流れる冷却水温度を高めて暖房
効果を上げるようにしている。
ここで、水温センサ8の設定温度はサーモスタ
ツト4の開弁温度より低くしてあり、冷却水が機
関1の燃焼熱だけでは十分に加熱されず放熱器5
による暖房効果が低いときだけ燃焼器7を作動さ
せ無駄なエネルギ損失を防止している。尚、9は
水温センサ8の検出信号を受けて燃焼器7の作動
信号を出力する制御装置、10は機関冷却水のバ
イパス通路である。
しかしながら、このような従来の自動車暖房装
置においては、サーモスタツト4及び水温センサ
8の冷却水温度検出精度に±数℃の誤差があるた
め、水温センサ8の前記設定温度を上げると燃焼
器7の燃焼作動により冷却水の加熱を行なつてい
るにも拘わらずサーモスタツト4が先に開弁し、
燃焼器7により加熱された冷却水がラジエータ2
に流入して冷却されることがあり、燃焼器7の燃
焼エネルギーの損失となると共に冷却水温度の上
昇により機関の冷却効果を低下させてしまう結果
となる。
また、これを防止するため水温センサ8の設定
温度を下げると燃焼室7の作動する温度が下り、
暖房効果が低下するという問題点があつた。
本考案は、このような従来の問題点に鑑み為さ
れたもので、サーモスタツト下流の冷却水温度を
検出してこの温度が設定値以上のときサーモスタ
ツトが開弁したと判断し燃焼装置の作動を強制的
に停止させることにより燃焼装置で加熱された冷
却水がラジエータに流入するのを防止し、もつて
燃焼装置の燃焼エネルギーの損失及び機関冷却効
果の低下を防止するようにしたものである。
以上、本考案を第2図に示す一実施例に基づい
て説明する。尚、従来例と同一要素については第
1図と同一符号を付して説明を省略する。
図において、サーモスタツト4からラジエータ
2の冷却水入口に至る冷却水通路3には該通路3
内の冷却水温度を検出する水温センサ11が取付
けられこの水温センサ11の検出信号が制御装置
12に出力される。制御装置12は、燃焼器7の
冷却水入口部に取付けられた従来と同様の水温セ
ンサ8からの検出信号を入力して冷却水温度が設
定値以下のとき燃焼器7に作動信号を出力する一
方水温センサ11の検出信号によりサーモスタツ
ト4下流の冷却水温度が設定値(サーモスタツト
4の開弁温度と同程度)以上のときにはサーモス
タツト4が開弁したと判断し燃焼器7への作動信
号の出力を停止するように設定してある。
かかる構成の暖房装置によれば、サーモスタツ
ト4が開弁するときにはその開弁温度以上の高温
な冷却水が水温センサ11部を流れるため、該セ
ンサ11は該冷却水温度を設定値以上であること
を検出して燃焼器7の作動は停止され燃焼器7に
より加熱された冷却水が無駄にラジエータ2に流
入することがない。このため、燃焼器7の燃焼エ
ネルギーの損失を防止できると共に冷却水加熱に
よる機関冷却効率の低下をも防止できる。また、
この場合には冷却水温度が高温であるから燃焼器
7を作動しなくとも暖房効果は充分である。
尚、本実施例では従来同様の水温センサ8も設
けたので検出精度はより高められるが、この水温
センサ8を省略してもよいことは勿論である。
本考案は、以上説明したように、サーモスタツ
トが開弁したときには燃焼装置の作動を停止する
ようにしたので、燃焼装置による加熱された冷却
水がサーモスタツトを介してラジエータに流れて
冷却されることがなく、燃焼装置の燃焼エネルギ
ーの損失を防止できると共に機関冷却効率の低下
を防止できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の暖房装置を示す系統図、第2図
は本考案の一実施例を示す系統図である。 1……機関,2……ラジエータ、3……冷却水
通路、4……サーモスタツト、5……ヒータ用放
熱器、7……燃焼器、11……水温センサ、12
……制御装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機関冷却水をラジエータに導く冷却水通路に介
    装され、機関冷却水温度が所定値以上で開弁する
    サーモスタツトと、機関の冷却水出口からサーモ
    スタツトに至る冷却水の一部をルームヒータ用放
    熱器を循環させる冷却水通路と、放熱器に導かれ
    る冷却水の温度が設定値以下のときその冷却水を
    加熱する燃焼装置と、を備えてなる自動車の暖房
    装置において、前記サーモスタツトからラジエー
    タに至る冷却水の温度を検出する温度センサと、
    該温度センサの信号を受けその冷却水温度が設定
    値以上のとき前記燃焼装置の燃焼作動を停止させ
    る手段と、を設けたことを特徴とする自動車の暖
    房装置。
JP15444782U 1982-10-14 1982-10-14 自動車の暖房装置 Granted JPS5958611U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15444782U JPS5958611U (ja) 1982-10-14 1982-10-14 自動車の暖房装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15444782U JPS5958611U (ja) 1982-10-14 1982-10-14 自動車の暖房装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5958611U JPS5958611U (ja) 1984-04-17
JPS6232087Y2 true JPS6232087Y2 (ja) 1987-08-17

Family

ID=30341404

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15444782U Granted JPS5958611U (ja) 1982-10-14 1982-10-14 自動車の暖房装置

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JP (1) JPS5958611U (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50129755U (ja) * 1974-04-10 1975-10-24
JPS50129725U (ja) * 1974-04-12 1975-10-24

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5958611U (ja) 1984-04-17

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