JPS6232049Y2 - - Google Patents

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JPS6232049Y2
JPS6232049Y2 JP2424282U JP2424282U JPS6232049Y2 JP S6232049 Y2 JPS6232049 Y2 JP S6232049Y2 JP 2424282 U JP2424282 U JP 2424282U JP 2424282 U JP2424282 U JP 2424282U JP S6232049 Y2 JPS6232049 Y2 JP S6232049Y2
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JP
Japan
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sealing plate
siphon tube
siphon
sealing
fire extinguisher
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JP2424282U
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JPS58126854U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、粉末消火器のサイホン管先端にお
いて、消火器の不使用時、サイホン管内への粉末
進入及び粉末の吸湿防止用としての密封板を極め
て容易に着脱可能で、しかもその装着を確実に保
持し得る粉末消火器用サイホン管における密封板
保持装置に係るものである。
従来の粉末消火器用サイホン管先端に密封板を
装着する際、たとえば第1図、第2図および第3
図にみるような手段が採用されている。しかして
まづ第1図においては、サイホン管1下方の外周
縁に刻設せるオネジaに螺合すべき断面U字形の
キヤツプ2の底部bと、サイホン管1の下端面と
の間にパツキン3を介して密封板4を介在・保持
した構成であり、この場合にあつてはサイホン管
1下方にオネジaを刻設する一方、このオネジa
と螺合するメネジ付きのキヤツプ2およびパツキ
ン3を用意する必要があるため、加工と部品数の
点において好適な手段とは云い難く、また第2図
においてはサイホン管11の下方の外周縁にゴム
のような弾性に富む材質からなる保持体12を接
着剤iを介して嵌合・定着し、この保持体12の
下方において環状片13に貼付された密封板14
を保持した構成であり、この場合にはサイホン管
11と保持体12とが接着剤iで一体化されてい
るため、密封板14が不測のうちに破損したと
き、その交換に手間どることとなり、之亦有効な
る手段とは云い難い。さらに第3図にあつては、
サイホン管21の下の外周縁に、断面がU字形の
一体形成された密封体22自身を接着剤jを介し
て嵌合・定着した構成であり、この場合には、密
封体22特に下方の薄膜状の底板fが消火器の不
使用時において不測のうちに破損したときは、密
封体22自身が密封機能を喪失するため、全体の
廃棄を余儀なくされる故、資材面において極めて
不経済的であり、しかも新品との交換に際して
は、まづサイホン管21に固定された密封体22
を取り除いた後、新品を取付けなければならない
ため、徒らに手間と時間とを多大に浪費する結果
となり、好適な手段とは云い難い。以上述べた三
つの形式はいづれも密封板のサイホン管への装着
に際し、手間と時間とを徒らに要し、もしくは部
品数が必要以上に多く、さらには資材面からみて
不経済である等の欠点を免れ難い。そこでこの考
案は前述のような欠点を是正すべく、密封板のサ
イホン管への着脱が極めて容易で、しかも一旦装
着したときには、確実に保持可能な上に、経済的
でもある粉末消火器用サイホン管における密封板
保持装置を提供しようとするもので、サイホン管
下端に形成された膨出部と、サイホン管に着脱自
在に装着された弾性材質からなる被覆体との間
に、密封板を介在・保持するようにしたものであ
る。
以下、第4図、第5図について考案の実施例を
述べるに、まづ第4図において炭酸ガスのような
不燃性の高圧ガスを封入したガスボンベを適宜の
保持体(いづれも図示しない)により螺着・垂下
した外筒Z内に、サイホン管31を収納し、該サ
イホン管31の下端を側方に突出させて膨出部e
を形成して断面が略楕円形となし、この膨出部e
の側縁から底縁の外側に沿つてシリコンゴムもし
くは合成樹脂等からなる伸張可能な薄膜状の密封
板32を当接させ、該密封板32を被覆・保持す
べき弾性に富む材質たとえばゴムもしくは合成樹
脂からなる断面が台形(特に台形でなくとも可)
の被覆体33を、サイホン管31の下端近傍に嵌
合・定着させてある。
また、第5図にみるように断面が「フラスコ」
形状の伸縮可能な材質からなる密封体42で、サ
イホン管41の下端の膨出部tを被覆し、この密
封体42に被覆体43を嵌合・定着する形式も採
用可能である。
図中h,kは被覆体33,43の下端に設けた
加圧ガス導入口、Pはガスボンベに連通した加圧
管、dは消火用の粉末薬剤、Nはノズル、34は
ホース、35はレバー、36はハンドルである。
この考案は、前述のような構成であるから、利
用者はまづ第4図においてサイホン管31下端の
膨出部eに密封板32を当接し、ついで被覆体3
3を下方からサイホン管31の上方に向け図示の
ように嵌合すれば、被覆体33の弾性によりサイ
ホン管31によく密着するため、密封板32を一
定位置に保持可能であり、また必要に応じて被覆
体33をサイホン管31から離脱させるときは、
密封板32は自動的にサイホン管31から落下・
離脱可能にして、何らの手間を必要としない。ま
た、第5図においては密封板42を膨出部tに嵌
合する一方、上方をサイホン管41の直線部分に
嵌合した後、被覆体43を嵌合すればよい。
従来、粉末消火器における密封板のサイホン管
への保持に際し、サイホン管下方にキヤツプをネ
ジ嵌合することで、キヤツプに支持された密封板
を保持し、また密封板を支持した保持体をサイホ
ン管下方に接着したり、もしくは一部に薄膜部を
形成せる密封体自身をサイホン管下方に接着した
りした形式のため、密封板を支持せる保持部材と
サイホン管との離脱に手間がかかり、あるもの
は、保持部材を破損しなければ密封板の交換が不
可能である等の手間と時間とを著しく要し、また
部品数を必要以上に要する等の難点を免れなかつ
たのに比し、サイホン管への密封板の着脱が極め
て簡単に行ない得るし、また密封板の支持部材と
しての被覆体は弾性に富む材質から形成されてい
るので、サイホン管に一旦装着したときにおいて
は、サイホン管の膨出部の存在と相伴つて弾性を
失わない限り、所定位置に保持可能であり、な
お、従来におけるサイホン管へのネジの刻設や接
着剤の使用等の手間を全く省略し得て安価に生産
できる等の実益を有するものである。
なお、第4図において密封板32をサイホン管
31の膨出部eの間の水平部に接着剤を以て貼着
させるときは、被覆体33の膨出部eへの装着
を、より簡易かつ確実に行ない得る。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図および第3図の夫々は粉末消火
器のサイホン管への密封板装着時の従来における
実施例の要部断面図、第4図はこの考案に係る一
つの実施例を施した粉末消火器の一部切欠せる縦
断面図、第5図は他の実施施例における密封板へ
の被覆体による装着時の断面図である。 31,41……サイホン管、32,42……密
封板、33,43……被覆体、e,t……膨出
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. サイホン管下端に形成された膨出部と、サイホ
    ン管に着脱自在に装着された弾性材質からなる被
    覆体との間に、密封板を介在・保持するようにし
    た粉末消火器用サイホン管における密封板保持装
    置。
JP2424282U 1982-02-24 1982-02-24 粉末消火器用サイホン管における密封板保持装置 Granted JPS58126854U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2424282U JPS58126854U (ja) 1982-02-24 1982-02-24 粉末消火器用サイホン管における密封板保持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2424282U JPS58126854U (ja) 1982-02-24 1982-02-24 粉末消火器用サイホン管における密封板保持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58126854U JPS58126854U (ja) 1983-08-29
JPS6232049Y2 true JPS6232049Y2 (ja) 1987-08-17

Family

ID=30036248

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2424282U Granted JPS58126854U (ja) 1982-02-24 1982-02-24 粉末消火器用サイホン管における密封板保持装置

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JP (1) JPS58126854U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0336372Y2 (ja) * 1985-10-03 1991-08-01
JP4798556B2 (ja) * 2001-03-16 2011-10-19 ヤマトプロテック株式会社 加圧式粉末消火器

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58126854U (ja) 1983-08-29

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