JPH0753631Y2 - マスク - Google Patents

マスク

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JPH0753631Y2
JPH0753631Y2 JP1991040884U JP4088491U JPH0753631Y2 JP H0753631 Y2 JPH0753631 Y2 JP H0753631Y2 JP 1991040884 U JP1991040884 U JP 1991040884U JP 4088491 U JP4088491 U JP 4088491U JP H0753631 Y2 JPH0753631 Y2 JP H0753631Y2
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JP
Japan
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mask
sheet
inner sheet
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hole
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靖 阿川
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靖 阿川
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はマスクに関する。更に
詳しくは、各種薬品、危険物その他を取り扱う際に願面
を防護するために用いるマスクに関する。
【0002】
【従来の技術】従来一般にマスクはガーゼ等を数枚重ね
合わせたものが用いられ、それによって空気中の塵埃そ
の他が鼻孔、口等から吸入されるのを防止するようにな
っている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし上記のような従
来のマスクは、各種薬品、危険物、その他を取り扱う場
合には適当ではない。その理由は例えば強酸、強アルカ
リ等の液体の取り扱い中に、それらの薬品の飛沫等が飛
び散った際に、それらの飛沫は上記マスクのガーゼを濡
らし、次いで同ガーゼを浸透してそれにより鼻、口等に
接し、危険をもたらす。
【0004】この考案はこのような問題を解決するため
になされたもので、その目的は、各種薬品、危険物、そ
の他の取り扱い中に、それらが何らかの理由によりマス
クの外面に飛散等により付着しても、それらの薬品、危
険物、その他が前記従来のガーゼ等のように顔面に接し
て危険をもたらす恐れがなく、しかも呼吸は通常のよう
に行うことのできるマスクを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するこ
の考案について述べるとそれは、柔軟性で液密の材料に
より形成された、顔に接する内シート1;該内シート1
よりも面積が若干大きく形成され、前記内シート1に一
体に形成された外シート2;該両シート1、2により形
成されたマスクの本体3;前記内シート1に形成された
呼吸孔4;前記本体3の側端部5に、かつ前記呼吸孔4
に連通して設けられた、前記本体3の内部6と前記本体
3の外部を連通させるところの、それぞれ外周の一部を
直線状に連続させ、整列させて形成された、多数のゴム
製の中空筒体13から成る通気孔7;該通気孔7近傍で
前記本体3に設けられた装着部材8;から成ることを特
徴とするマスクである。
【0006】
【作用】このマスクは装着部材8により顔面に装着され
る。そうすると前記外シート2は前記内シート1より面
積が若干大きく形成され、かつ該シート1、2は一体に
形成されているため、上記装着により外シート2には若
干のたるみが生じ、前記本体3の内部5には間隙9が生
じる。そしてこの間隙9に前記通気孔7が連通して形成
されていることにより呼吸が行われる。そして前記通気
孔7は本体3の側端部5に形成されていることにより、
装着された場合ほぼ後方に、又は斜め後方に向くことに
なる。
【0007】このマスクは前記のように構成されたこと
により、前方から薬品の飛沫又は危険物等がもたらされ
ても、液密の材料により形成された前記外シート2によ
り、これを遮断することができる。しかも同外シート2
は内シート1よりもその面積が若干大きく形成されたこ
とにより、両シート1、2間には必ず間隙9を生じ、こ
の間隙9により、前記通気孔7から、前記呼吸孔4に空
気を流入させることができる。又前記通気孔7を本体3
の側端部5に形成したことにより、この通気孔7はほぼ
後方又は斜め後方に開口することになるため、前方から
もたらされる前記薬品、危険物等を吸い込む恐れがな
い。
【0008】
【実施例】第1図において、3はマスクの本体であり、
この本体3はゴムシート又は合成樹脂シート等のような
柔軟性で液密の材料のシートにより形成され、顔面に接
する内シート1とこの内シート1に一体に設けられた外
シート2から形成される。なおこの実施例において上記
本体3はゴムシートにより形成された。そして外シート
2は上記内シート1より面積が若干大きく形成され、か
つこの両シート1、2は一体に形成されている。10、
11はそれぞれ断面における折り返し部を示す。そして
前記内シート1には呼吸孔4が形成されている。12は
連続気泡を有する合成樹脂製の多孔体であり、内シート
1の、前記呼吸孔4の周囲に接着して設けられている。
なおこの多孔体12はゴムにより形成されてもよい。こ
れにより顔によって前記呼吸孔4が塞かれてしまうこと
がないようにされている。そして前記本体3の両側端部
5にはそれぞれ、同本体3の内部6に連通する通気孔7
が形成されている。この通気孔7は第2図に示すように
複数のゴム製の筒体13により形成されている。8は装
着部材を示し、ゴムにより紐状に形成され、同部材8の
伸縮を利用して後頭部14に装着するようになってい
る。このマスクを装着した場合、呼吸のための空気は前
記通気孔7、本体3の内部6へ前記呼吸孔4、前記多孔
体12をそれぞれ通過し、又は逆に通過して、呼吸が行
われる。そして前記外シート2は前面からもたらされる
薬品の飛沫、又は危険物等を口、鼻等から遮断すること
ができる。次に第3図に示すものは、この考案の他の実
施例を示し、マスク本体3に突起14を設けたものであ
る。この突起14は例えば第4図に示すように反転し、
作業中に両手がふさがっている場合、各種の操作部材、
計器類等15を口に咥えるようにすることがきる。
【0009】又第5図に示すものは上記突起14に固さ
を持たしめるため、内部に剛体又は弾性体等を設けたも
のであり、これにより、前記のように両手がふさがって
いた場合に、図示しない各種装置の押釦等を口等により
押すことができるようになっている。
【0010】
【考案の効果】この考案は前記のように構成されたこと
により、前方からもたらされる各種化学薬品、危険物、
その他に対し、口部、鼻等を保護することができる。し
かも、呼吸は通常のようにすることができる。又通気孔
7から、前方からもたらされる前記化学薬品、危険物等
を吸い込む恐れがない。そして更に、このマスクの通気
孔7は、その近傍の本体3に装着部材8が設けられてお
り、このマスクの装着の際に装着部材8により通気孔7
近傍は顔面に沿って緊張させられ、そのままでは内シー
ト1と外シート2は密接してしまい、通気が損なわれる
恐れがあるが、通気孔7は多数のゴム製の中空筒体13
を、その外周一部を直線状に連続させ、整列させて形成
したことにより、あたかも段ボールの芯に類似の構造と
なっているから圧縮強度の強い構造となっており、この
ため顔面に沿って緊張させられても中空筒体13は潰れ
てしまうことなく充分に通気作用を保つことができる。
これは又本体3の外側から何らかの力が加えられた場合
でも、その力が極端に強いものでない限り、上記構造に
より、連続した中空筒体13は充分に通気を保つ事がで
きる。しかも中空筒体13はゴム製のため顔面に沿って
容易に曲がり装着を容易にすることができる。
【0011】
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例を示し、装着した際のマスク
の一部断面図である。
【図2】同上のマスクの部分の斜視図である。
【図3】この考案の他の実施例を示すマスクの側面図で
ある。
【図4】図3に示すマスクの一つの使用態用を示す図で
ある。
【図5】この考案の更に他の実施例を示すマスクの側面
図である。
【0012】
【符号の説明】
1 内シート 2 外シート 3 マスクの本体 4 呼吸孔 5 側端部 6 内部 7 通気孔 8 装着部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柔軟性で液密の材料により形成された、
    顔に接する内シート1;該内シート1よりも面積が若干
    大きく形成され、前記内シート1に一体に形成された外
    シート2;該両シート1、2により形成されたマスクの
    本体3;前記内シート1に形成された呼吸孔4;前記本
    体3の側端部5に、かつ前記呼吸孔4に連通して設けら
    れた、前記本体3の内部6と前記本体3の外部を連通さ
    せるところの、それぞれ外周の一部を直線状に連続さ
    せ、整列させて形成された、多数のゴム製の中空筒体1
    3から成る通気孔7;該通気孔7近傍で前記本体3に設
    けられた装着部材8;から成ることを特徴とするマス
    ク。
JP1991040884U 1991-05-02 1991-05-02 マスク Expired - Fee Related JPH0753631Y2 (ja)

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JPH0533742U JPH0533742U (ja) 1993-05-07
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU2007278766B2 (en) * 2006-07-28 2013-12-05 Resmed Limited Delivery of respiratory therapy
JP5093863B1 (ja) * 2011-09-28 2012-12-12 隆平 川口 放射性物質対策インナーマスク

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5336635Y2 (ja) * 1971-05-26 1978-09-06
JPH01152649U (ja) * 1988-04-14 1989-10-20
JPH0713727Y2 (ja) * 1988-05-09 1995-04-05 株式会社重松製作所 マスク

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JPH0533742U (ja) 1993-05-07

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