JPH0533742U - マスク - Google Patents

マスク

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JPH0533742U
JPH0533742U JP4088491U JP4088491U JPH0533742U JP H0533742 U JPH0533742 U JP H0533742U JP 4088491 U JP4088491 U JP 4088491U JP 4088491 U JP4088491 U JP 4088491U JP H0533742 U JPH0533742 U JP H0533742U
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mask
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sheet
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dangerous substances
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JP4088491U
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靖 阿川
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靖 阿川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 化学薬品、危険物、その他の取り扱いの際、
従来のガーゼを使用したマスクは、上記化学薬品、危険
物等が飛散した場合等、そのガーゼを濡らし、やがて
口、鼻等に達し、危険をもたらす場合がある。この考案
はこのような問題を解決するもので、上記化学薬品、危
険物、その他が前方からもたらされても、それらが口、
鼻等に迄達するのを防止することができ、しかも呼吸は
通常のようにし得るマスクの提供。 【構成】 ゴム等の柔軟性で液密の材質製の内シートと
外シートを一体に構成してマスクの本体を形成し、装着
部材を設け、かつ外シートの面積を内シートより若干大
きく形成し、内シートに呼吸孔を形成し、又本体の側端
部に本体の内部を通って前記呼吸孔に連通する通気孔を
設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はマスクに関する。更に詳しくは、各種薬品、危険物その他を取り扱 う際に願面を防護するために用いるマスクに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来一般にマスクはガーゼ等を数枚重ね合わせたものが用いられ、それによっ て空気中の塵埃その他が鼻孔、口等から吸入されるのを防止するようになってい る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし上記のような従来のマスクは、各種薬品、危険物、その他を取り扱う場 合には適当ではない。その理由は例えば強酸、強アルカリ等の液体の取り扱い中 に、それらの薬品の飛沫等が飛び散った際に、それらの飛沫は上記マスクのガー ゼを濡らし、次いで同ガーゼを浸透してそれにより鼻、口等に接し、危険をもた らす。
【0004】 この考案はこのような問題を解決するためになされたもので、その目的は、各 種薬品、危険物、その他の取り扱い中に、それらが何らかの理由によりマスクの 外面に飛散等により付着しても、それらの薬品、危険物、その他が前記従来のガ ーゼ等のように顔面に接して危険をもたらす恐れがなく、しかも呼吸は通常のよ うに行うことのできるマスクを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するこの考案について述べるとそれは、柔軟性で液密の材料 により形成された、顔に接する内シート1;該内シート1よりも面積が若干大き く形成され、前記内シート1に一体に形成された外シート2;該両シート1、2 により形成されたマスクの本体3;前記内シート1に形成された呼吸孔4;前記 本体3の側端部5に、かつ前記呼吸孔4に連通して設けられた、前記本体3の内 部6と前記本体3の外部を連通させる通気孔7;前記本体3に設けられた装着部 材8から成ることを特徴とするマスクである。
【0006】
【作用】
このマスクは装着部材8により顔面に装着される。そうすると前記外シート2 は前記内シート1より面積が若干大きく形成され、かつ該シート1、2は一体に 形成されているため、上記装着により外シート2には若干のたるみが生じ、前記 本体3の内部5には間隙9が生じる。そしてこの間隙9に前記通気孔7が連通し て形成されていることにより呼吸が行われる。そして前記通気孔7は本体3の側 端部5に形成されていることにより、装着された場合ほぼ後方に、又は斜め後方 に向くことになる。
【0007】 このマスクは前記のように構成されたことにより、前方から薬品の飛沫又は危 険物等がもたらされても、液密の材料により形成された前記外シート2により、 これを遮断することができる。しかも同外シート2は内シート1よりもその面積 が若干大きく形成されたことにより、両シート1、2間には必ず間隙9を生じ、 この間隙9により、前記通気孔7から、前記呼吸孔4に空気を流入させることが できる。又前記通気孔7を本体3の側端部5に形成したことにより、この通気孔 7はほぼ後方又は斜め後方に開口することになるため、前方からもたらされる前 記薬品、危険物等を吸い込む恐れがない。
【0008】
【実施例】
第1図において、3はマスクの本体であり、この本体3はゴムシート又は合成 樹脂シート等のような柔軟性で液密の材料のシートにより形成され、顔面に接す る内シート1とこの内シート1に一体に設けられた外シート2から形成される。 なおこの実施例において上記本体3はゴムシートにより形成された。 そして外シート2は上記内シート1より面積が若干大きく形成され、かつこの両 シート1、2は一体に形成されている。10、11はそれぞれ断面における折り 返し部を示す。そして前記内シート1には呼吸孔4が形成されている。12は連 続気泡を有する合成樹脂製の多孔体であり、内シート1の、前記呼吸孔4の周囲 に接着して設けられている。なおこの多孔体12はゴムにより形成されてもよい 。これにより顔によって前記呼吸孔4が塞かれてしまうことがないようにされて いる。 そして前記本体3の両側端部5にはそれぞれ、同本体3の内部6に連通する通気 孔7が形成されている。この通気孔7は第2図に示すように複数のゴム製の筒体 13により形成されている。 8は装着部材を示し、ゴムにより紐状に形成され、同部材8の伸縮を利用して後 頭部14に装着するようになっている。 このマスクを装着した場合、呼吸のための空気は前記通気孔7、本体3の内部6 へ前記呼吸孔4、前記多孔体12をそれぞれ通過し、又は逆に通過して、呼吸が 行われる。そして前記外シート2は前面からもたらされる薬品の飛沫、又は危険 物等を口、鼻等から遮断することができる。 次に第3図に示すものは、この考案の他の実施例を示し、マスク本体3に突起1 4を設けたものである。 この突起14は例えば第4図に示すように反転し、作業中に両手がふさがってい る場合、各種の操作部材、計器類等15を口に咥えるようにすることがきる。
【0009】 又第5図に示すものは上記突起14に固さを持たしめるため、内部に剛体又は 弾性体等を設けたものであり、これにより、前記のように両手がふさがっていた 場合に、図示しない各種装置の押釦等を口等により押すことができるようになっ ている。
【0010】
【考案の効果】
この考案は前記のように構成されたことにより、前方からもたらされる各種化 学薬品、危険物、その多に対し、口部、鼻等を保護することができる。 しかも、呼吸は通常のようにすることができる。又通気孔7から、前方からもた らされる前記化学薬品、危険物等を吸い込む恐れがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例を示し、装着した際のマスク
の一部断面図である。
【図2】同上のマスクの部分の斜視図である。
【図3】この考案の他の実施例を示すマスクの側面図で
ある。
【図4】図3に示すマスクの一つの使用態用を示す図で
ある。
【図5】この考案の更に他の実施例を示すマスクの側面
図である。
【符号の説明】
1 内シート 2 外シート 3 マスクの本体 4 呼吸孔 5 側端部 6 内部 7 通気孔 8 装着部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柔軟性で液密の材料により形成された、
    顔に接する内シート1;該内シート1よりも面積が若干
    大きく形成され、前記内シート1に一体に形成された外
    シート2;該両シート1、2により形成されたマスクの
    本体3;前記内シート1に形成された呼吸孔4;前記本
    体3の側端部5に、かつ前記呼吸孔4に連通して設けら
    れた、前記本体3の内部6と前記本体3の外部を連通さ
    せる通気孔7;前記本体3に設けられた装着部材8から
    成ることを特徴とするマスク。
JP1991040884U 1991-05-02 1991-05-02 マスク Expired - Fee Related JPH0753631Y2 (ja)

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JPH0753631Y2 JPH0753631Y2 (ja) 1995-12-13

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009544371A (ja) * 2006-07-28 2009-12-17 レスメド・リミテッド 呼吸療法の提供
JP2013070991A (ja) * 2011-09-28 2013-04-22 Ryuhei Kawaguchi 放射性物質対策インナーマスク
JP2022010592A (ja) * 2020-06-29 2022-01-17 有限会社シン・ネットワーク マスク

Citations (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS481993U (ja) * 1971-05-26 1973-01-11
JPH01152649U (ja) * 1988-04-14 1989-10-20
JPH01165052U (ja) * 1988-05-09 1989-11-17

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