JPS6232030B2 - - Google Patents

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JPS6232030B2
JPS6232030B2 JP54095916A JP9591679A JPS6232030B2 JP S6232030 B2 JPS6232030 B2 JP S6232030B2 JP 54095916 A JP54095916 A JP 54095916A JP 9591679 A JP9591679 A JP 9591679A JP S6232030 B2 JPS6232030 B2 JP S6232030B2
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JP
Japan
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reactor
thyristor
welding
series circuit
welding load
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JP54095916A
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Akyuki Okada
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Daihen Corp
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Publication date
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Priority to DE8080104369T priority patent/DE3065525D1/de
Priority to EP80104369A priority patent/EP0023348B1/en
Priority to US06/172,071 priority patent/US4310744A/en
Publication of JPS5619979A publication Critical patent/JPS5619979A/ja
Publication of JPS6232030B2 publication Critical patent/JPS6232030B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K9/00Arc welding or cutting
    • B23K9/10Other electric circuits therefor; Protective circuits; Remote controls
    • B23K9/1006Power supply
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K9/00Arc welding or cutting
    • B23K9/10Other electric circuits therefor; Protective circuits; Remote controls
    • B23K9/1081Arc welding by means of accumulated energy

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Arc Welding Control (AREA)
  • Generation Of Surge Voltage And Current (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は広範囲な安定なアークを発生させるこ
とができる制相制御形交流溶接機に関するもので
ある。
通常、アルミニウム材、マグネシウム材等の強
力な酸化皮膜を発生する材料の溶接には交流アー
ク溶接機が用いられているが、可動鉄心形交流ア
ーク溶接機では、出力電流の調整に時間を要し、
電流調整の速応性、電流値の安定化、プログラム
制御化に適していない。そのために、サイリス
タ、トランジスタ等の電子スイツチを使用して位
相制御によつて出力電流を調整することが行われ
ているが、位相制御によつて出力電流を調整すれ
ば、電流の遮断期間が発生するために、アークの
再点弧に失敗することが多い。特に、アルミニウ
ム材を小電流で溶接する場合にはアルミニウム材
がマイナスになる半サイクルにおいては、アーク
の再点弧に失敗することが多く実用にならない。
したがつて、最近では、第1図乃至第4図に示す
ように交流電源Eと消耗又は非消耗電極6、アー
ク7および被溶接物8からなる溶接負荷Rとの間
に、溶接負荷に対して交流電流を位相制御して通
電する複数のサイリスタと、それらのサイリスタ
の各半サイクルごとの通電期間のうち電源電圧が
溶接負荷電圧より大なる期間に大形のリアクトル
に電磁エネルギーを蓄積しておき、電源電圧が溶
接負荷電圧よりも低下した期間にリアクトル蓄積
した電磁エネルギーを放出して、サイリスタの位
相制御による出力電流の遮断期間を除去すること
が行なわれている。しかし、このような大形のリ
アクトルに電磁エネルギーを蓄積させて、位相制
御による遮断期間を除去しようとする従来の位相
制御形交流溶接機には、つぎのような理由によつ
て実用上充分なものではない。すなわち、第1図
において、1は交流電源Eに接続される溶接機の
入力端子、2は入力端子1,1に接続された1次
巻線2pと2次巻線2sとを有する溶接変圧器、
3aおよび3bは2次巻線2sの端子2aにアノ
ードおよびカソードがそれぞれ接続された互いに
逆方向の第1および第2の単方向性制御整流素子
(以下サイリスタという)、4aおよび4bは略イ
ンダクタンスが等しい第1及び第2のリアクトル
で第1及び第2のリアクトル4a及び4bはそれ
ぞれ第1及び第2のサイリスタ3a及び3bに直
列に接続されている。このリアクトル4aおよび
4bは、同一のリアクトル鉄心に巻回された略イ
ンダクタンスの等しい第1および第2のリアクト
ル巻線を有するリアクトルである。
第1図において5aおよび5bはそれぞれサイ
リスタ3aおよび3bを半サイクルごとに交互に
点弧および位相制御をする点弧位相制御回路、6
は消耗または非消耗電極、7はアーク、8は2次
巻線2sの端子2bに接続された被溶接材で、こ
れらの電極6乃至被溶接材8は溶接負荷Rを構成
する。第1及び第2のサイリスタ3a及び3b
は、互いに逆方向に設けられているため、電源の
各半サイクルの周期ごとにサイリスタ3a及び3
bが交互に導通して一周期毎に溶接負荷Rへの通
電電流の向きが変化するが、本発明においては、
第1及び第2のサイリスタ3a及び3bの導通に
より第1及び第2のリアクトル4a及び4bに流
れる各電流によつてリアクトル鉄心に生じる磁束
の方向が同一になるように第1及び第2のリアク
トル4a及び4bの極性が定められている。
第1図に示す従来の溶接電源の動作について第
5図a,b及び第6図a乃至dを参照して説明す
る。第5図aにおいて正弦波状のE0は2次巻線
2sの無負荷電圧を示し、実線は溶接負荷Rの端
子電圧I0Rを示している。尚同図の横軸には時間
tをとつてある。第5図aに示す時刻T1におい
て点弧位相制御回路5aが点弧信号を出力し、第
1のサイリスタ3aが導通する。第1のサイリス
タ3aが導通すると、溶接電流I0は第6図aに示
すように2次巻線の端子2a、サイリスタ3a、
リアクトル4a、溶接負荷Rおよび2次巻線の端
子2bを流れる。このとき2次巻線2s、リアク
トル4aおよび溶接負荷Rの両端電圧の極性は図
示のとおりとなり、t<T2の期間においてはE0
>I0Rとなる。リアクトル4aのインダクタンス
Lを大きな値に選定してあるため、溶接電流I0
ほとんど変化しないが、厳密にはわずかずつ増加
を続け、この溶接電流I0の増加と大きなインダク
タンスLによつてリアクトル4aおよび4bには
E0−I0R=e=L(di/dt)の起電力が図示の極
性で発生して、第5図aの斜線で示された部分に
相当するエネルギーが蓄積される。つぎにt>
T2になると、E0<I0Rになるにもかかわらず、溶
接電流I0はわずかずつ減少するので、リアクトル
4aには第6図bに示すようにt<T2のときと
は逆に−L(di/dt)の起電力を発生し、先に蓄
積されたエネルギーを放出して溶接負荷Rにt<
T2のときと同一方向に電流I0を流し続ける。この
電流I0はインダクタンスLが大なので変化が少な
くほぼ一定の値となる。さらにt>T3になる
と、E0の極性は第6図cに示すとおり逆になる
が、インダクタンスLに蓄積されたエネルギーを
放出して、t<T3のときと同一方向にほぼ一定
の電流I0を溶接負荷Rに供給する。つぎにt=T4
のときに、点弧位相制御回路5bからサイリスタ
3bに点弧信号を供給してサイリスタ3bを導通
させると第6図dに示したように2次巻線の端子
2b、溶接負荷R、リアクトル4b、サイリスタ
3bおよび2次巻線の端子2aに電流が流れる。
このときリアクトル4aと4bとは前述のように
共通の鉄心を有し、かつ図示のように各直列サイ
リスクの導通によつて同一の方向の磁束を発生す
るように巻方向が定められているから、それまで
リアクトル4aに蓄積されていた磁気エネルギー
はリアクトル4bにそのまま移行する。そしてこ
の電流が流れる回路のインダクタンスはリアクト
ル4bを除けば小さいのでt>T4のときにリア
クトル4bに流れる電流ILすなわち溶接負荷R
を流れる電流I0の絶対値はt<T4のときと略等し
い値となる。このとき溶接負荷Rおよびリアクト
ル4bの両端電圧の極性は第6図dに示すとおり
となり、リアクトル4aはサイリスタ3aのカソ
ード側の電位がプラスとなり、またサイリスタ3
aのアノード側の2次巻線2sの端子2aがすで
にマイナスになつているので、サイリスタ3aは
遮断となる。t>T4以後は上記と同様の動作が
くり返される。
第5図bは、点弧位相制御回路5aおよび5b
の点弧信号の位相を第5図aのθからθに遅
らせた場合を示したもので、溶接負荷Rを流れる
電流I′0は、E0>I′0RのときにE0−I′0R=e=L
(di/dt)によつて蓄積されるエネルギーとE0
I′0Rのときに放出されるエネルギーとが等しくな
る値になる。このように、点弧信号を遅らせた場
合には第5図bに示すごとくI′0の反転する位相
が遅れると同時に電流値も小さくなるが、動作順
序は第5図a乃至dで説明した場合と同様にな
る。またサイリスタに供給される点弧信号の位相
を遅らせることにより、溶接負荷に通電する電流
値を小さくしても、溶接負荷に供給される電流は
遮断時間を持たず、電源の半サイクルの周期で急
峻に極性をかえる交流電流となる。
上記のとおり動作する従来の溶接機において、
サイリスタ3aおよび3bによつて位相制御され
た出力電流に遮断期間を生じないようにするため
には、第1および第2のリアクトル4aおよび4
bに吸収されるエネルギー(第5図の斜線領域S1
に相当)が放出エネルギー(第5図の斜線領域S2
に相当)よりも大でなければならない。一方、従
来の溶接機においては、リアクトルから放出され
るエネルギーS2のうち溶接負荷Rに供給されるエ
ネルギーは第5図の左下り斜線領域S2aのみであ
つて、残りの右下り斜線領域S2bのエネルギーは
電源Eに返還される。特に第5図bに示すよう
に、サイリスタの点弧位相を遅らせて出力電流を
小さくした場合には、リアクトルに吸収されたエ
ネルギーS1のうちごく一部のS2aのみが利用され
て、大部分のエネルギーS2bは無効電力として電
源Eに戻される。すなわち、同図bにおいて溶接
負荷電圧を徐々に減少させていき、負荷電圧が零
ボルトになるとリアクトルの蓄積エネルギーS1
電源Eに無効電力として返還するエネルギーS2b
とが等しくなり、このときの点弧位相は90゜であ
る。このように従来のリアクトルを備えた位相制
御形交流溶接機においては、リアクトルに蓄積さ
れたエネルギーのすべてが溶接負荷に供給されな
いために、溶接負荷に供給される電流を連続され
ようとすれば、(i)リアクトルの容量が大になり、
さらにリアクトルに十分な電磁エネルギーを蓄積
させるために溶接用変圧器の2次無負荷電圧を高
くしなければならないので変圧器の容量が大にな
るために、溶接機が大形かつ高価になる、(ii)制御
整流素子の点弧位相が90゜未満での狭い範囲にし
か調整できないために、微細な調整が容易でな
い、(iii)溶接機への入力KVAが大になる等の欠点
があつた。
本発明は、リアクトルを備え交流の溶接負荷に
交流電力を供給する位相制御形交流溶接機におい
て、リアクトルと溶接負荷との直列回路に並列に
電子スイツチを接続してリアクトルの蓄積エネル
ギーを電源に返還することなく、溶接負荷を通じ
て放電させることにより、小容量のリアクトルで
広範囲の出力電流を供給して安定にアークを継続
させることのできる位相制御形交流溶接機を提供
したものである。
以下、本発明の溶接機の実施例について図面を
参照して説明する。
第7図は本発明の溶接機の基本的な構成図であ
り、第8図aおよびbはそれぞれ第7図の接続図
に示す溶接機についてサイリスタの点弧位相が大
なる場合と小なる場合の溶接負荷の説明図であ
り、第9図a乃至dはそれぞれ第7図の溶接機の
時間の経過に対する動作原理を示す接続図であ
る。第7図は、第1図に示す従来の溶接機に、溶
接負荷Rとリアクトル4aとより成る直列回路に
並列に第1の半導体スイツチとしてトランジスタ
9aを接続し、溶接負荷の逆方向の電流に対して
溶接負荷Rとリアクトル4bとより成る直列回路
に並列に第2の半導体スイツチとしてトランジス
タ9bを接続し、各トランジスタをそれぞれ第1
の半導体スイツチ制御回路10aおよび第2の半
導体スイツチ制御回路10bにより制御する。第
8図aに示す時刻T1すなわち予め設定した位相
で、点弧位相制御回路5aから点弧信号を出力し
てサイリスタ3aを導通させると、第9図aの矢
印で示す経路で電流が流れ、第8図aの斜線で示
されたS1の部分に相当するエネルギーが蓄積され
る。この期間においては、トランジスタ9aおよ
び9bには導通信号が供給されないので、第9図
aは第6図aと等価になる。つぎに時刻tがT2
<t<T3になると、先に蓄積されたエネルギー
を放出して溶接負荷Rにt<T2のときと同一の
方向に電流I0を流し続ける。この期間において、
トランジスタ9aおよび9bに導通信号が供給さ
れないので、第9図bは第6図bと等価になる。
時刻tがT3をこえると、電源E0は負極性になる
ので、この時点で第1の半導体スイツチ制御回路
10aからトランジスタ9aに導通信号を出力す
る。このトランジスタ9aの導通により、リアク
トル4aに蓄積されたエネルギーは、溶接負荷R
およびトランジスタ9aを通じて放電する。した
がつて、リアクトルに蓄積されたエネルギーは、
電源に返還されることなくすべて溶接負荷に供給
されるので、第8図aに示されるごとくS1=S2
なり、リアクトルに蓄積すべきエネルギーは第6
図aに示されるS2bだけ少なくてすむ。予め設定
した位相である時刻t=T4で第1の半導体スイ
ツチ制御回路10aから出力される導通信号を遮
断してトランジスタ9aを遮断するとともに、点
弧位相制御回路5bから点弧信号を出力してサイ
リスタ3bを導通させると第9図dの矢印で示す
経路で電流が流れ第8図aの斜線S1の部分に相当
するエネルギーが蓄積される。時刻T5t<T6
においては、電源の電力とリアクトルのエネルギ
ーとによつて第9図eの矢印で示す経路で電流が
流れる。時刻T6t<T7においては、電源は正
極性になるので、略その時点で第2の半導体スイ
ツチ制御回路10bからトランジスタ9bに導通
信号を出力する。このトランジスタ9bの導通に
より、リアクトル4bに蓄積されたエネルギー
は、溶接負荷Rおよびトランジスタ9bを通じて
放電する。予め設定した位相即ち時刻t=T7
T1付近で、第1の半導体スイツチ制御回路10
bから出力される信号を遮断してトランジスタ9
bを遮断するとともに、前述したようにサイリス
タ3aを点弧させる。以下、同様の順序でくり返
される。上記の説明において、第1の半導体スイ
ツチの点弧時期として第8図aに示す電源E0
負極性になる時刻t=T3付近としたが、本発明
の目的を達成することができる範囲においてT2
<t<T3又はT3<t<T4であつてもよい。ただ
し、tがT3よりも早くT2に近ずく程、正方向の
電源電圧E0による溶接負荷への供給エネルギー
を利用することができず、逆にtがT2よりも遅
くT4に近ずく程、従来と同様にリアクトルから
電源に返還されるエネルギーが多くなる。したが
つて、第1の半導体スイツチの導通時期は、第8
図aの時刻t=T3付近が、電源からの電力およ
びリアクトルからの蓄積エネルギーを最も有効に
利用することができるが、制御回路の構成上その
他の理由から、本発明の目的であるリアクトルの
蓄積エネルギーの全部又は一部が電源に返還され
ることを阻止しようとする本発明の目的を達成す
ることができる範囲において、第1の半導体スイ
ツチの導通開始時期をT2又はT4に近ずけてもよ
い。つぎに第1の半導体スイツチの遮断時期とし
て、第8図aに示すように予め設定された逆方向
のサイリスタ3bの点弧位相付近であるt=T4
としたが、このサイリスタの点弧前又は点弧から
少し遅れていてもよい。ただし、逆方向サイリス
タの点弧時又は少し遅れた時刻において第1の半
導体スイツチを遮断したときは、この半導体スイ
ツチにはリアクトルのインダクタンスLによる
L・di/dtの高い電圧が印加されないのに対し
て、逆方向サイリスタの点弧前に第1の半導体ス
イツチを遮断したときは、この半導体スイツチに
L・di/dtの高い電圧が印加されることがあるの
で、それに耐える半導体スイツチを使用したり、
保護回路を設ける必要がある。
第8図bは、サイリスタの点弧位相を遅らせて
出力電流を小さくした場合であつて、第5図bに
示す従来の溶接機の場合と異なり、リアクトルに
吸収されたエネルギーのすべてが負荷に供給され
るので、サイリスタの点弧位相は90゜以上遅らせ
ることが可能であり、したがつて溶接負荷への出
力電流を微細に制御することができる。
第10図は、本発明の第2の実施例であつて第
1および第2の半導体スイツチとして第7図に示
すトランジスタ9aおよび9bのかわりにゲー
ト・ターンオフ・サイリスタ9cおよび9dを使
用した場合を示す。ゲート・ターンオフ・サイリ
スタ(以下GTOという)の導通信号は、第1の
半導体スイツチ制御回路10cからトランジスタ
への導通信号の供給時期と同様に供給されて導通
しさらに遮断信号は、トランジスタへの導通信号
の遮断と同じ時期に、ゲートに十分な負信号を供
給すればGTOは消弧される。したがつて第10
図に示す溶接機の動作は、第7図に示す溶接機の
動作と同様である。
第11図は、本発明の第3の実施例であつて、
第1および第2の半導体スイツチとして第7図に
示すトランジスタ9aおよび9bのかわりに通常
のサイリスタ9eおよび9fを使用した場合を示
す。第1および第2の半導体スイツチ制御回路と
してはサイリスタ9eおよび9fの点弧回路10
1aおよび101bと、コンデンサ102a,1
02b、インダクタンス103a,103b、サ
イリスタ9eおよび9fを消弧させるためのサイ
リスタ104a,104b、サイリスタ104a
および104bの点弧回路105aおよび105
b並びにダイオート106a,106bよりなる
サイリスタ9eおよび9fの消弧回路とから構成
されている。時刻tが予め定めたT1のときに点
弧回路5aからサイリスタ3aに信号を供給して
サイリスタを導通させる。時刻T1t<T2にお
いては、2次巻線の端子2a、サイリスタ3a、
コンデンサ102a、インダクタンス102a、
ダイオード106aおよび2次巻線の端子2bの
経路でコンデンサ102aに充電電流が流れ、コ
ンデンサはサイリスタ9eの接続点側がプラスに
充電される。この場合、インダクタンスがなくて
もコンデンサは充電されるが、コンデンサと共振
状態になるインダクタンスが接続されておれば、
2次巻線2sの出力電圧よりも高い電圧で充電さ
れる。時刻T2t<T3においては、コンデンサ
は充電状態を維持している。時刻T3t<T4
おいてサイリスタ9eを点弧回路101aからの
点弧信号で点弧させると、リアクトル4aの蓄積
エネルギーは、溶接負荷Rおよびサイリスタ9e
を通じて放電する。その後、反対側のサイリスタ
3bを点弧させるt=T4付近にてサイリスタ1
04aを点弧回路105aからの信号で点弧させ
る。この点弧によつてコンデンサ102aは、サ
イリスタ9eのカソード・アノード、サイリスタ
104aおよびリアクトル103aを通じて充電
電荷を放電し、この放電電流が、サイリスタ10
4aの点弧直前にサイリスタ9eに流れている電
流よりも大になるようにしておけば、サイリスタ
9eのアノードからカソードへの順方向電流が零
または負となりサイリスタ9eは消弧し、続いて
サイリスタ104aもコンデンサ102aの逆充
電の終了とともに消弧する。以下同様にして、サ
イリスタ3bの点弧、コンデンサ102bの充
電、サイリスタ9fの点弧、サイリスタ105b
の点弧、サイリスタ9fの消弧およびサイリスタ
105bの消弧が行われる。
次に、溶接負荷に正方向および逆方向の電流を
通電する複数の単方向性制御整流素子とその整流
素子からの電流を一方向に流すリアクトルとの組
合せが第2図に示す接続である場合において、リ
アクトルの蓄積エネルギーを溶接負荷にのみ放電
させる電子スイツチとして、トランジスタを使用
した場合を第12図に、GTOを使用した場合を
第14図に、通常のサイリスタを使用した場合を
第15図に示す。第13図は、トランジスタを使
用した第12図に示す溶接機の時間の経過に対す
る動作原理を示す図である。同図aは、第8図a
の時刻T1t<T2において溶接変圧器の2次巻
線2sから矢印で示す経路でリアクトル4aおよ
び溶接負荷Rに電流が流れる場合を示す。同図b
は、時刻T2t<T3において溶接変圧器の2次
巻線2sおよびリアクトル4aから矢印で示す経
路で溶接負荷Rに電流が流れる場合を示す。同図
cは、時刻T3t<T4において矢印で示す経路
でリアクトル4aからトランジスタ9aを通じて
溶接負荷に電流が流れる場合を示す。同図dは、
時刻T4<t<T5においてサイリスタ3bが点弧
して溶接変圧器の2次巻線2tからリアクトル4
bおよび溶接負荷Rに電流が流れる場合を示す。
以下、第9図eおよびfと同様にしてリアクトル
4bの蓄積エネルギーが溶接負荷に供給される。
第14図および第15図に示す溶接機の時間の経
過に対する動作原理は、第12図に示すとおりで
あり、さらに電子スイツチとしてのGTOまたは
通常のサイリスタの動作は、それぞれ第10図お
よび第11図の場合と同様である。
また、単方向性制御整流素子とリアクトルとの
組合せが第3図に示す接続である場合において、
電子スイツチとしてトランジスタを使用した場合
を第16図に、GTOを使用した場合を第18図
に、通常のサイリスタを使用した場合を第19図
に示す。第17図は、トランジスタを使用した第
16図に示す溶接機の時間の経過に対する動作原
理を示す図である。同図a乃至dは、それぞれ時
刻T1t<T2、T2t<T3、T3t<T4および
T4t<T5において矢印で示す経路で溶接負荷
に電流が流れる場合を示す。さらに、単方向性制
御素子としてリアクトルとの組合せが第4図に示
す接続である場合において、電子スイツチとして
トランジスタを使用した場合を第20図に、
GTOを使用した場合を第22図に通常のサイリ
スタを使用した場合を第23図に示す。第21図
は、トランジスタを使用した第20図に示す溶接
機の時間の経過に対する動作原理を示す図であ
る。同図a乃至dは、それぞれ時刻T1t<
T2、T2t<T3、T3t<T4およびT4t<T5
において矢印で示す経路で溶接負荷に電流が流れ
る場合を示す。
以上の説明においては、TIG溶接に適用した場
合について説明したが、本発明の効果が有効に利
用される他のアーク溶接、プラズマ切断、放電加
工、抵抗溶接、その他の加熱加工等に広く適用で
きる。
本発明によれば、リアクトルを備えて交流溶接
負荷に交流電力を供給する位相制御形交流溶接機
において、リアクトルと溶接負荷とが直列となる
回路に、並列に電子スイツチを接続してリアクト
ルの蓄積エネルギーを電源に返還することなく、
溶接負荷を通じて放電されることにより、小容量
のリアクトルで広範囲の出力電流を供給して安定
にアークを継続させることができ、実用価値が極
めて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は従来の大形のリアクトルを
備えた位相制御形交流溶接機の基本的な構成を示
す接続図、第5図aおよびbは、それぞれ第1図
乃至第4図に示す溶接機についてサイリスタの点
弧位相が大なる場合と小なる場合の溶接負荷の説
明図、第6図a乃至dはそれぞれ第1図の溶接機
の時間の経過に対する動作原理を示す接続図、第
7図は本発明の位相制御形交流溶接機の基本的な
構成を示す接続図、第8図aおよびbは、それぞ
れ本発明の溶接機についてサイリスタの点弧位相
が大なる場合と小なる場合の溶接負荷の説明図、
第9図a乃至dはそれぞれ第7図の溶接機の時間
の経過に対する動作原理を示す接続図、第10図
乃至第12図、第14図乃至第16図、第18図
乃至第20図、第22図および第23図は本発明
の位相制御形交流溶接機の他の実施例の基本的な
構成を示す接続図、第13図a乃至d、第17図
a乃至dおよび第21図a乃至dはそれぞれ第1
2図、第16図および第20図の溶接機の時間の
経過に対する動作原理を示す接続図である。 E……交流電源(2pおよび2s……第1の交
流電源、2pおよび2t……第2の交流電源)、
3a,3b,3cおよび3d……単方向性制御整
流素子(第1乃至第4のサイリスタ)、4……リ
アクトル(4aおよび4b……第1および第2の
リアクトル)、9a乃至9f……電子スイツチ
(9a,9cおよび9e……第1の半導体スイツ
チ、9b,9dおよび9f……第2の半導体スイ
ツチ)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 交流電源と溶接負荷との間に直列に接続した
    複数の単方向性制御整流素子によつて前記交流電
    源の出力を位相制御して前記溶接負荷に交流電力
    を供給するようにした位相制御形交流溶接機にお
    いて、前記単方向性制御整流素子と溶接負荷との
    間に接続した前記単方向性制御整流素子の導通時
    に常に同一方向の電流が流れるリアクトルと、前
    記リアクトルと前記溶接負荷とによつて構成され
    る直列回路に並列に接続した前記リアクトルの蓄
    積エネルギーを前記溶接負荷に向つて放出する極
    性の電子スイツチと、前記交流電源の所定の電圧
    位相で前記単方向性制御整流素子を交互に点弧さ
    せるための点弧位相制御回路と、前記交流電源の
    出力電圧が前記溶接負荷の電圧と等しくなるかま
    たは低下した時点から次の半波における前記単方
    向性制御整流素子の導通位相までの間において前
    記電子スイツチを導通させるための電子スイツチ
    制御回路とを具備した位相制御形交流溶接機。 2 前記制御整流素子およびリアクトルが、第1
    のサイリスタおよび第1のリアクトルより成る第
    1の直列回路と、前記溶接負荷に対して前記第1
    のサイリスタと逆方向に通電する第2のサイリス
    タおよび第2のリアクトルより成る第2の直列回
    路との並列回路であつて、さらに前記電子スイツ
    チが、前記第1のリアクトルと前記溶接負荷との
    直列回路に並列に接続された第1の半導体スイツ
    チおよび前記第2のリアクトルと前記溶接負荷と
    の直列回路に並列に接続された第2の半導体スイ
    ツチから成る特許請求の範囲第1項に記載の位相
    制御形交流溶接機。 3 前記交流電源、制御整流素子および直流リア
    クトルが第1の交流電源、第1のサイリスタおよ
    び第1のリアクトルから成る第1の直列回路と、
    前記溶接負荷に対して前記第1の直列回路と逆方
    向に通電する第2の交流電源、第2のサイリスタ
    および第2のリアクトルから成る第2の直列回路
    との並列回路であつて、さらに前記電子スイツチ
    が、前記第1のリアクトルと前記溶接負荷との直
    列回路に並列に接続された第1の半導体スイツチ
    および前記第2のリアクトルと前記溶接負荷との
    直列回路に並列に接続された第2の半導体スイツ
    チから成る特許請求の範囲第1項に記載の位相制
    御形交流溶接機。 4 前記第1および第2のリアクトルは、共通の
    鉄心を有し、かつ各リアクトルの巻線は各直列に
    接続される単方向性制御整流素子の導通によつて
    共有する鉄心に同一方向の磁束を発生する極性に
    巻方向が定められた特許請求の範囲第2項又は第
    3項に記載の位相制御形交流溶接機。 5 前記制御整流素子とリアクトルとが、ブリツ
    ジ接続された第1乃至第4のサイリスタと前記サ
    イリスタの直流出力端子間に接続された1個のリ
    アクトルとであつて、さらに前記電子スイツチが
    前記リアクトルの一方の端子と前記サイリスタと
    前記溶接負荷との直列回路に並列に接続された第
    1の半導体スイツチおよび前記リアクトルの他方
    の端子と前記サイリスタと前記溶接負荷との直列
    回路に並列に接続された第2の半導体スイツチか
    ら成る特許請求の範囲第1項に記載の位相制御形
    交流溶接機。 6 前記制御整流素子と前記リアクトルとが、前
    記溶接負荷に正方向の電流を流す第1のサイリス
    タ、リアクトル、第1の交流電源および第2のサ
    イリスタから成る第1の直列回路と、前記溶接負
    荷に負方向の電流を流す第3のサイリスタ、第2
    の交流電源、前記リアクトルおよび第4のサイリ
    スタから成る第2の直列回路との並列回路であつ
    て、さらに前記電子スイツチが、溶接負荷と第1
    のサイリスタとリアクトルとの直列回路に並列に
    接続された第1の半導体スイツチと、リアクトル
    と第4のサイリスタと溶接負荷との直列回路に並
    列に接続された第2の半導体スイツチとから成る
    特許請求の範囲第1項に記載の位相制御形交流溶
    接機。
JP9591679A 1979-07-26 1979-07-26 Phase control type alternating current welding machine Granted JPS5619979A (en)

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EP80104369A EP0023348B1 (en) 1979-07-26 1980-07-24 A.c. arc welder
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DE3065525D1 (en) 1983-12-15
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