JPS6232016A - 成形品の製造方法 - Google Patents
成形品の製造方法Info
- Publication number
- JPS6232016A JPS6232016A JP60170777A JP17077785A JPS6232016A JP S6232016 A JPS6232016 A JP S6232016A JP 60170777 A JP60170777 A JP 60170777A JP 17077785 A JP17077785 A JP 17077785A JP S6232016 A JPS6232016 A JP S6232016A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core pin
- molded product
- hole
- mold
- pin sleeve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［発明の技術分野］
本発明は成形品例えば光フアイバプラスチックコネクタ
（以下光コネクタと称す）のフェルールの製造方法に関
する。
（以下光コネクタと称す）のフェルールの製造方法に関
する。
［発明の技術的背景とその問題点］
従来光コネクタの一例として第２図に示すように、光フ
ァイバ心線１が挿入される穴２と、光ファイバ素線３が
挿入される例えば１２５μ鍵の微小穴４を有するフェル
ール５と、このフェルール５の外周に設けられるスリー
ブ６と、このスリーブ６と上記スリーブ６と上記フェル
ール５とを結合する袋ナツト７とによって構成されてい
る。
ァイバ心線１が挿入される穴２と、光ファイバ素線３が
挿入される例えば１２５μ鍵の微小穴４を有するフェル
ール５と、このフェルール５の外周に設けられるスリー
ブ６と、このスリーブ６と上記スリーブ６と上記フェル
ール５とを結合する袋ナツト７とによって構成されてい
る。
上記フェルール５は第３ａｌｌに示すように固定金型１
０と可動金型２０とから構成される成形金型で成形され
る。固定金型１０は、成形用樹脂注入口１１とガイド穴
１２とコアピン挿入穴１３を有する固定金型本体１４と
、この固定金型本体１４のコアピン挿入穴１３に挿入固
着され、かつ微小ビン挿入穴１６を有するコアピン１５
とからなっている。可動金型２０は、フェルール５の外
側形状を設定するための穴２１およびガイドビン２４を
有する可動金型本体２２の穴２１の底部に設けられたキ
ャビティ入れ駒（微小ビンホルダ）２３と、このキャビ
ティ入れ駒２３に植立され上記コアピン１５の微小ビン
挿入・穴１６に挿入可能な微小ビン２５とからなってい
る。
０と可動金型２０とから構成される成形金型で成形され
る。固定金型１０は、成形用樹脂注入口１１とガイド穴
１２とコアピン挿入穴１３を有する固定金型本体１４と
、この固定金型本体１４のコアピン挿入穴１３に挿入固
着され、かつ微小ビン挿入穴１６を有するコアピン１５
とからなっている。可動金型２０は、フェルール５の外
側形状を設定するための穴２１およびガイドビン２４を
有する可動金型本体２２の穴２１の底部に設けられたキ
ャビティ入れ駒（微小ビンホルダ）２３と、このキャビ
ティ入れ駒２３に植立され上記コアピン１５の微小ビン
挿入・穴１６に挿入可能な微小ビン２５とからなってい
る。
このような構成の成形金型を用いて成形するには、固定
金型１０と可動金型２０を第４図のように組合わせ、こ
れを成形機にセットし、このシリンダから溶融樹脂３０
を上記成形用樹脂注入口１１に対して注入すればよい。
金型１０と可動金型２０を第４図のように組合わせ、こ
れを成形機にセットし、このシリンダから溶融樹脂３０
を上記成形用樹脂注入口１１に対して注入すればよい。
このようにすることにより、樹脂３０は可動金型本体２
２の穴２１とコアピン１５とによって形成されるキャピ
テイの上部から下部に徐々に注入され、最後に微小ビン
２５近くに注入された樹脂３０は、上記シリンダの先端
に長く滞留したものであるため、劣化が進み分子層等の
物性値が低下している。しかもキャビティ内の空気、樹
脂３０から発生するガスなどの気泡弁が逃げ場を失い、
微小ビン２５の近傍に固定されたまま樹脂３０の冷却が
起り、最終的に製品であるフェルール５の最も重要な先
端部分の微小穴径およびこの部分の外形寸法のバラツキ
、さらには外形面の粗さを生じる原因にもなる。また、
分流された樹脂の流れの合流でできるウェルドラインが
７エルール５の先端部にできることから機械的強度を低
下させる＝因となる。
２の穴２１とコアピン１５とによって形成されるキャピ
テイの上部から下部に徐々に注入され、最後に微小ビン
２５近くに注入された樹脂３０は、上記シリンダの先端
に長く滞留したものであるため、劣化が進み分子層等の
物性値が低下している。しかもキャビティ内の空気、樹
脂３０から発生するガスなどの気泡弁が逃げ場を失い、
微小ビン２５の近傍に固定されたまま樹脂３０の冷却が
起り、最終的に製品であるフェルール５の最も重要な先
端部分の微小穴径およびこの部分の外形寸法のバラツキ
、さらには外形面の粗さを生じる原因にもなる。また、
分流された樹脂の流れの合流でできるウェルドラインが
７エルール５の先端部にできることから機械的強度を低
下させる＝因となる。
［発明の目的］
本発明は上記事情に基いてなされたもので、成形品の微
小穴径およびこの部分の外形寸法のバラツキを少なくで
き、しかも成形品の先端部の外形面の粗さが少なくかつ
先端部の機械的強度の低下を防止できる成形品の製造方
法を提供することを目的とする。
小穴径およびこの部分の外形寸法のバラツキを少なくで
き、しかも成形品の先端部の外形面の粗さが少なくかつ
先端部の機械的強度の低下を防止できる成形品の製造方
法を提供することを目的とする。
［発明の実施例コ
以下、本発明について第１図を参照して説明する。ここ
では、光コネクタのフェルールを成形する場合を例にあ
げて説明するが、これに限らず他の成形品を成形する場
合であってもよい。第１図は本発明による成形状態を示
す断面図で、これに責 用いている成形金型は主として固定金型４０と可動金型
５０とコアピンスリーブ６０で構成されている。固定金
型４０は複数の成形用溶融材の注入口４１、ガイド穴４
２およびコアピン挿入穴４３、コアピン４５とからなっ
ている。
では、光コネクタのフェルールを成形する場合を例にあ
げて説明するが、これに限らず他の成形品を成形する場
合であってもよい。第１図は本発明による成形状態を示
す断面図で、これに責 用いている成形金型は主として固定金型４０と可動金型
５０とコアピンスリーブ６０で構成されている。固定金
型４０は複数の成形用溶融材の注入口４１、ガイド穴４
２およびコアピン挿入穴４３、コアピン４５とからなっ
ている。
このコアピン４５は棒状であって、一端にフランジ４５
ａが形成され、他端に微小ビン挿入穴４３ｂが形成され
ている。このコアピン４５は、上記固定金型本体４４の
コアピン挿入穴４３に挿入固定されている。
ａが形成され、他端に微小ビン挿入穴４３ｂが形成され
ている。このコアピン４５は、上記固定金型本体４４の
コアピン挿入穴４３に挿入固定されている。
可動金型５０は上端部にガイドビン５１を有し、はぼ中
心部に製品の外側形状を設定するための貫通穴５２を有
する可動金型本体５３と、この可動金型本体５３の貫通
穴５２の底部に設けられるキャビティ入れ駒（微小ビン
ホルダ）５４と、このキャビティ入れ駒５４に支持され
る微小ビン５５とからなっている。
心部に製品の外側形状を設定するための貫通穴５２を有
する可動金型本体５３と、この可動金型本体５３の貫通
穴５２の底部に設けられるキャビティ入れ駒（微小ビン
ホルダ）５４と、このキャビティ入れ駒５４に支持され
る微小ビン５５とからなっている。
上記コアピン４５の外周には円筒状であって、金属例え
ばステンレス、セラミック、ガラスのいずれかによって
形成された円筒状のコアピンスリーブ６０が配置され、
かつ上記固定金型本体４４に必要なとき（すなわち成形
品の取出し時）のみ取外し可能に設けられている。
ばステンレス、セラミック、ガラスのいずれかによって
形成された円筒状のコアピンスリーブ６０が配置され、
かつ上記固定金型本体４４に必要なとき（すなわち成形
品の取出し時）のみ取外し可能に設けられている。
このように構成された固定金型４０、可動金型５０およ
びコアピンスリーブ６０などを第１図のように組合わせ
、これを成形機にセットし、このシリンダから成形用溶
融材７０を図示左右の注入口４１にそれぞれ同時に少し
ずつ注入していく。
びコアピンスリーブ６０などを第１図のように組合わせ
、これを成形機にセットし、このシリンダから成形用溶
融材７０を図示左右の注入口４１にそれぞれ同時に少し
ずつ注入していく。
すると、成形用溶融材７０は貫通穴５２とコアピン４５
、コアピンスリーブ６０とによって形成される成形品形
成用キャビティに徐々に成形用溶融材７０が注入されて
いく。この場合成形品形成用キャピテイに注入された成
形用溶融材７０は始めにキャビティ底面に到達し、これ
が逃げ場を失い最終的にコアピンスリーブ６０とコアピ
ン４５の先端部とで形成されている小空間内に流れ込む
。
、コアピンスリーブ６０とによって形成される成形品形
成用キャビティに徐々に成形用溶融材７０が注入されて
いく。この場合成形品形成用キャピテイに注入された成
形用溶融材７０は始めにキャビティ底面に到達し、これ
が逃げ場を失い最終的にコアピンスリーブ６０とコアピ
ン４５の先端部とで形成されている小空間内に流れ込む
。
この場合その小空間には、上記シリンダ内部に長く滞留
し、これにより劣化が進みかつ分子量等の物性値が低下
した成形用溶融材７０が流れ込む。
し、これにより劣化が進みかつ分子量等の物性値が低下
した成形用溶融材７０が流れ込む。
従って上記成形品で問題となる成形用溶融材７０が成形
品形成用キャピテイ底部（微小ビン５５の突出部）から
離れた位置に流れることから、フェルールの微小穴径の
バラツキが少なくなり、しかもフェルールの先端部の外
形面の粗さが少なくなる。さらに上記注入口４１から注
入される成形用溶融材７０の合流でできるウェルドライ
ンはフェルールの先端部に形成されないので、機械的強
度の低下を防止できる。そして、上記成形用溶融材７０
が硬化後、上記金型内からコアピンスリーブ６０と一体
のフェルールを取出すことにより、最終的な成形品であ
るフェルールが得られ、この筒部にコアピンスリーブ６
０が埋設されているので、これによってもさらに機械的
強度が増し、特にフェルールのつばの根元部が折損され
にくくなる。
品形成用キャピテイ底部（微小ビン５５の突出部）から
離れた位置に流れることから、フェルールの微小穴径の
バラツキが少なくなり、しかもフェルールの先端部の外
形面の粗さが少なくなる。さらに上記注入口４１から注
入される成形用溶融材７０の合流でできるウェルドライ
ンはフェルールの先端部に形成されないので、機械的強
度の低下を防止できる。そして、上記成形用溶融材７０
が硬化後、上記金型内からコアピンスリーブ６０と一体
のフェルールを取出すことにより、最終的な成形品であ
るフェルールが得られ、この筒部にコアピンスリーブ６
０が埋設されているので、これによってもさらに機械的
強度が増し、特にフェルールのつばの根元部が折損され
にくくなる。
また金型の構成は上記コアピン又はコアピンスリーブを
上下動させるものに比べて簡単である。
上下動させるものに比べて簡単である。
尚、上記した実施例では固定金型４０の成形用溶融材７
０の注入口４１は可動金型本体５３に形成せず固定金型
本体４４に形成しであるのは、フェルールの寸法精度が
あまり要求されない７ランテ部であり、フェルールを成
形金型から取出した後の処理が容易に行なえるようにす
るためである。
０の注入口４１は可動金型本体５３に形成せず固定金型
本体４４に形成しであるのは、フェルールの寸法精度が
あまり要求されない７ランテ部であり、フェルールを成
形金型から取出した後の処理が容易に行なえるようにす
るためである。
［発明の効果］
以上述べた本発明によれば、成形品の微小穴径およびこ
の部分の外形寸法のバラツキを少なくでき、しかも成形
品の先端部の外形面の粗さが少なくなり、また成形品の
先端部の機械的強度の低下を防止できる成形品の製造方
法を提供できる。
の部分の外形寸法のバラツキを少なくでき、しかも成形
品の先端部の外形面の粗さが少なくなり、また成形品の
先端部の機械的強度の低下を防止できる成形品の製造方
法を提供できる。
第１図は本発明による成形品の製造方法の一実施例を示
すものであって成形時の状態を示す断面図で、第２図は
光コネクタの概略構成を示す断面図、第３図および第４
図は第２図のフェルールを製作する為の従来の成形金型
の一例を示すものであって第３図は成形前の状態を示す
断面図で、第４図は成形後の状態を示す断面図である。 ４０・・・固定金型、４１・・・注入口、４２・・・ガ
イド穴、４３・・・コアピン挿入穴、４４川固定金型本
体、４５・・・コアピン、５０・・・可動金型、５１・
・・ガイドビン、５２・・・貫通穴、５３・・・可動金
型本体、５４・・・キャビティ入れ駒、５５川微小ビン
、６０・・・コ ｆアビンスリーブ、７０・・・成形用
溶融材。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第１図 第２５ｉ 第４！ｌ
すものであって成形時の状態を示す断面図で、第２図は
光コネクタの概略構成を示す断面図、第３図および第４
図は第２図のフェルールを製作する為の従来の成形金型
の一例を示すものであって第３図は成形前の状態を示す
断面図で、第４図は成形後の状態を示す断面図である。 ４０・・・固定金型、４１・・・注入口、４２・・・ガ
イド穴、４３・・・コアピン挿入穴、４４川固定金型本
体、４５・・・コアピン、５０・・・可動金型、５１・
・・ガイドビン、５２・・・貫通穴、５３・・・可動金
型本体、５４・・・キャビティ入れ駒、５５川微小ビン
、６０・・・コ ｆアビンスリーブ、７０・・・成形用
溶融材。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第１図 第２５ｉ 第４！ｌ
Claims (1)
- 成形品の外側形状を設定するための穴を有した可動金型
と、上記成形品の内側形状を設定するためのコアピンを
有し、成形用溶融材の注入口を有した固定金型と、上記
コアピンの突出長さより長くかつ上記コアピンの外周側
に挿入可能なコアピンスリーブとを予め準備し、このコ
アピンスリーブを上記可動金型の穴に挿入するとともに
上記固定金型のコアピンを上記コアピンスリーブ内に挿
入するように上記固定金型と可動金型とを組合わせ、こ
の状態で上記注入口から成形用溶融材を注入し、この成
形用溶融材が硬化後、上記金型内からコアピンスリーブ
と一体の成形品を取出すようにした成形品の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60170777A JPH06103365B2 (ja) | 1985-08-02 | 1985-08-02 | 光ファイバフェルールの製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60170777A JPH06103365B2 (ja) | 1985-08-02 | 1985-08-02 | 光ファイバフェルールの製造装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6232016A true JPS6232016A (ja) | 1987-02-12 |
| JPH06103365B2 JPH06103365B2 (ja) | 1994-12-14 |
Family
ID=15911180
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60170777A Expired - Lifetime JPH06103365B2 (ja) | 1985-08-02 | 1985-08-02 | 光ファイバフェルールの製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06103365B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04109203A (ja) * | 1990-08-29 | 1992-04-10 | Seiko Instr Inc | フェルール及びその製造方法 |
| JP2021080952A (ja) * | 2019-11-15 | 2021-05-27 | ジヤトコ株式会社 | 樹脂製のバルブボディおよびその製造方法 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5611424A (en) * | 1979-07-09 | 1981-02-04 | Hitachi Chem Co Ltd | Production of optical fiber connector plug |
| JPS5638487U (ja) * | 1979-08-31 | 1981-04-11 | ||
| JPS57205706A (en) * | 1981-06-15 | 1982-12-16 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Manufacture of die for molding core of optical fiber |
| JPS589116A (ja) * | 1981-07-09 | 1983-01-19 | Hitachi Chem Co Ltd | 光フアイバ−コネクタ−プラグの製造方法 |
-
1985
- 1985-08-02 JP JP60170777A patent/JPH06103365B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5611424A (en) * | 1979-07-09 | 1981-02-04 | Hitachi Chem Co Ltd | Production of optical fiber connector plug |
| JPS5638487U (ja) * | 1979-08-31 | 1981-04-11 | ||
| JPS57205706A (en) * | 1981-06-15 | 1982-12-16 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Manufacture of die for molding core of optical fiber |
| JPS589116A (ja) * | 1981-07-09 | 1983-01-19 | Hitachi Chem Co Ltd | 光フアイバ−コネクタ−プラグの製造方法 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04109203A (ja) * | 1990-08-29 | 1992-04-10 | Seiko Instr Inc | フェルール及びその製造方法 |
| JP2021080952A (ja) * | 2019-11-15 | 2021-05-27 | ジヤトコ株式会社 | 樹脂製のバルブボディおよびその製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06103365B2 (ja) | 1994-12-14 |
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