JPS6231945B2 - - Google Patents

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JPS6231945B2
JPS6231945B2 JP57001141A JP114182A JPS6231945B2 JP S6231945 B2 JPS6231945 B2 JP S6231945B2 JP 57001141 A JP57001141 A JP 57001141A JP 114182 A JP114182 A JP 114182A JP S6231945 B2 JPS6231945 B2 JP S6231945B2
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JP
Japan
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voltage
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vibrator
electromagnetic vibrator
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JP57001141A
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JPS58118756A (ja
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Koji Nishida
Nobuyoshi Nakura
Takatoshi Mabe
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は電磁石バイブレータに通電する付勢装
置に関し、特に、電源電圧に変動を生ずる確率が
高い電源を使用するに適した付勢装置に関する。
(従来の技術) たとえば車両上シートのシートバツクには、電
磁石バイブレータが装備され、着座者に背部から
心地よい振動あるいは疲労回復用の振動等を加え
るようにしている。この種の電磁石バイブレータ
を付勢する付勢装置の一例が、実開昭50―57295
号公報に開示されている。この付勢装置では、マ
ルチバイブレータで所定周波数の電気信号を発生
して、該電気信号で、電磁石バイブレータと共に
電源に直列に接続されたトランジスタのオン/オ
フ付勢を行なうようにしている。
(発明が解決しようとする問題点) 車両上シートの電磁石バイブレータの場合、電
源が例えば定格24Vの直流(車上バツテリ)であ
るが、エンジン動作中は発電機の発生電圧が加わ
るので例えば29〜32Vになる。エンジン停止中は
通常23〜24V程度であるので、電圧変動が大き
い。したがつて、電源電圧の変動による電磁石バ
イブレータの振動周波数の変動を防止するため
に、該振動周波数を定める発振器には、安定化電
源回路を介して定電圧を印加するようにしてい
る。しかし、バイブレータ給電系にはバツテリ電
源ライン電圧をそのまま印加している。これは仮
に安定化電源回路を介してバイブレータに給電す
るようにすると、バイブレータ付勢電力が大きい
ため、安定化電源回路の電力消費が大きく、ま
た、安定化電源回路を高容量大形のものにせざる
を得ず、これが実用上無理であるからである。し
たがつて従来においては、振動周波数が一定に維
持されても、エンジン停止中とエンジン動作中と
では、バイブレータ通電レベルが大きく異り、振
動強度に大きなむらを生ずる。振動強度の変動
は、電磁バイブレータの使用者に、快感どころ
か、不快感又は不安感を与えることもあり、電磁
石バイブレータ本来の機能を損うことにもなる。
本発明は、車上電源など、電圧変動が大きい電
源を用いる場合にも、電磁バイブレータの振動強
度を指定のものに安定に維持する付勢装置を提供
することを目的とする。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために本発明の付勢装置
は、設定周波数の第1電気信号を発生する信号発
生手段;第1電気信号のレベルと設定基準レベル
との差に対応するレベルの第2電気信号を発生す
るレベル設定手段;電磁石バイブレータと電源の
間に介挿され、第2電気信号のレベルに応じた電
流を電磁石バイブレータに通電するスイツチング
手段;電磁石バイブレータに流れる電流レベルを
検出する電流検出手段;および、該電流検出手段
が検出した値が所定値を越えると、第1電気信号
の次の周期の始まりまで、第2電気信号を前記ス
イツチング回路を非導通にするレベルに変更電流
制限手段;を備える。
(作 用) これによれば、電源電圧が所定の予定した適正
範囲内にあるときには、信号発生手段が設定周波
数の第1電気信号を発生し、レベル設定手段が、
第1電気信号レベルと設定基準レベルとの差に対
応するレベルの第2電気信号を発生し、スイツチ
ング手段が、第2電気信号のレベルに応じた電流
を電磁石バイブレータに通電する。したがつて、
信号発生手段の動作周波数で定まる周波数、すな
わち第1電気信号の一周期当り一回の通電で、し
かもレベル設定手段に設定された設定基準レベル
に対応した振動強度で、電磁石バイブレータが付
勢される。
電源電圧が所定の予定した適正範囲を外れたと
きには、電流制限手段が、その時点から第1電気
信号の次の周期の始まりまでの間、第2電気信号
をスイツチング手段を非導通とするレベルに変更
し、これにより電磁石バイブレータ通電電流値が
所定値になつてから、次の付勢サイクル(周期)
の開始まで、スイツチング手段がオフとなる。す
なわち、電磁石バイブレータは、第1電気信号の
周波数で定まるある周期で、また設定基準レベル
で定まるあるレベルで通電されるが、電源電圧が
高く、通電中(1周期内の通電区間)に電磁石バ
イブレータの電流が所定値になると、そこから該
1周期内の通電区間の間、通電が遮断され、次の
周期でまた通電が開始される。
今第2電気信号のレベルが一定であるとする
と、電源電圧が高い程、電磁石バイブレータ通電
電流の立上りが速く、電流値が大きくなるが、該
1周期内の通電区間の始まりから、通電電流が所
定値になるまでの時間が短く、1周期内の通電を
該所定値になつたときに遮断するので、1周期当
りの通電電流(積分値)は一定値となる。設定基
準レベルの変更などにより、第2電気信号のレベ
ルが変えられると、1周期中の電流の立上り速度
が変わり、通電電流が所定値になるまでの時間も
変わる。すなわち1周期当りの通電電流(積分
値)は、第2電気信号のレベルに対応した値、つ
まりは設定基準レベルに対応した値となる。した
がつて、電源電圧が高く、第1電気信号の一周期
の間に通電電流が所定値を越える場合でも、設定
基準レベルに対応した強度のバイブレータ付勢が
行なわれる、ということになる。したがつて、電
源電圧変動による従来の振動強度むらが防止さ
れ、電源電圧の変動にもかかわらず、振動強度が
設定基準レベルで定まるものに安定に維持され
る。
本発明の他の目的および特徴は、図面を参照し
た以下の実施例の説明より明らかになろう。
(実施例) 第1図に本発明の一実施例を示す。第1図にお
いて、11は車両上シートのシートベース、12
はシートバツクである。シートバツク12のSば
ね22,22に電磁石バイブレータ10が固
着されている。まず、この実施例で、通電付勢の
対象である電磁石バイブレータ10の取付け態様
と構造を説明する。
第2a図にシートバツク12の断面を示す。4
個のナツト27,27(他2個27,27
:図示せず)が予め溶接されたSばね当て板2
5は、クツシヨン材23とSばね22,22
の間に差し込まれている。Sばね22,22
にベース板19を当てて座金付きねじ26〜2
のそれぞれをベース板19の穴に通してSば
ね当て板25のナツト27〜27のそれぞれ
に螺合させて電動ねじ締め工具で締め付けて、電
磁石バイブレータ10のベース板19をシートバ
ツク12のSばねに固着している。
シートバツク12の裏側を見た正面図を第2b
図に、電磁石バイブレータ10のみの拡大平面図
を第3a図に、側面図を第3c図に、また、第3
a図のB―B線断面図を第3b図に示す。こ
れらの図面を参照すると、ベース板19にU字形
の磁性体ばね部材13の一脚が固着されており、
もう一脚にコア14aの一端が固着されている。
コア14aに電気コイル17が一体に巻回され、
この電気コイル17は複心コード28を介してコ
ネクタ29に接続されている。ばね部材13の、
コア14aの他端面に対向する面には、騒音防止
用の弾性板30が接合されており、コア14aの
ばね部材13への衝突による衝撃を緩和する。電
気コイル17が通電されると、コア14aが励磁
されて、弾性板30とベース板19の間にある、
ばね部材30の脚、を吸引しようとして弾性板3
0に衝突する。電気コイル17の通電が断える
と、ばね部材13の反発力でコア14aが弾性板
30から離れる。したがつて、電気コイル17に
断続的に通電すると、コア14aが振動し、コア
14aがハンマのようにベース19に振動を与え
る。
再度第1図を参照し、本発明の一実施例である
付勢装置の構成および動作を説明する。電磁石バ
イブレータ10の電気コイル17の一端は電源ス
イツチPSを介して車上バツテリBEに接続され
る。電気コイル17の他端は、スイツチングトラ
ンジスタTrのコレククタに接続されている。ト
ランジスタTrのエミツタはフイードバツク抵抗
Rfを介してアースされている。
発振回路は、演算増幅器OP1、抵抗R12
R13,R21,R22、ダイオードD1ならびにCR時定数
を定める抵抗R4,R5およびコンデンサC1で構成
されており、演算増幅器OP1の正相入力端
(+)には抵抗R12を介して、また抵抗R4には直
接に、安定化電源回路31より定電圧(プラス)
が印加される。この定電圧が印加された初期は、
R5とC1の間の電位がほぼアースレベルであるた
めOP1の出力がプラスとなりコンデンサC1が抵
抗R4,R5を介して充電される。コンデンサC1
電圧が所定値以上になると、OP1の出力がマイ
ナス(又はアース)に反転し、コンデンサC1
R3およびD1を通してOP1に放電する。OP1は
R21の接続によりヒステリシスを有する。C1の電
圧が所定値以下になるとOP1の出力がプラスと
なりコンデンサC1への充電が開始される。この
ようにして、コンデンサC1の充放電がくり返え
されて、コンデンサC1の電圧が鋸歯状波又は3
角波状の発振波形となる。
レベル設定回路は、比較器の構成とした演算増
幅器OP2、抵抗R6〜R11およびコンデンサC2
構成されており、OP2の逆相入力端(−)に前
記発振波が印加され、正相入力端(+)に抵抗
R6およびR10,R11で分圧された参照電圧が印加
される。演算増幅器OP2の出力は、発振波レベ
ルが参照電圧レベル(設定基準レベル)未満では
プラス定レベルHの、参照電圧レベル以上ではマ
イナス定レベル(又はアース:L)の2値出力を
生じ、この2値出力が所定レベル以上にあると
き、すなわちこの例ではHのときスイツチングト
ランジスタTrがオン(導通)である。すなわち
Trが定周期で導通する。なお、発振波に重畳し
た高周波ノイズによる2値出力の高周波切換わり
を防止するため、OP2には抵抗R8でヒステリシ
スを持たせている。
スイツチングトランジスタTrのエミツタ電圧
は、ピーク電流リミツタ32の演算増幅器OP3
の逆相入力端(−)に印加される。正相入力端
(+)には、定電圧が印加される。電源電圧が高
いことにより、電磁石バイブレータの通電電流値
が大きく、Trのエミツタ電圧が所定値に達する
とOP3の出力がマイナス(又はアース)となつ
てコンデンサC2がOP3の出力端に放電し、OP2
の+入力端の電圧が低下してOP2の出力(プラ
ス)が降下し、トランジスタTrのベース電圧が
下がつてトランジスタTrが非導通に転ずる。こ
れにより通電電流が実質上零になり、OP3の出
力が高レベルに復帰するが、コンデンサC2と抵
抗R10,R11の容量および抵抗値で定まる時定数に
より、コンデンサC2の電圧上昇が遅く、トラン
ジスタTrは、次の周期の始まりまでオフのまと
なる。
発振回路は、抵抗R4の短絡を解放した状態、
すなわち電源プラス端をアースの間に、抵抗
R4,R5およびコンデンサC1を直列に接続した状
態で、10Hzの発振波を得る設定とされており、抵
抗R4を短絡した状態で、30Hzの発振波を得る設
定とされている。
一方、レベル設定回路は、抵抗R10の短絡を解
放した状態、すなわち電源プラス端とアースの間
に、抵抗10,R11およびR6を直列に接続した状態
で、R6の電位を10Hzの発振波の基底レベル(最
低ピーク)よりΔT後のレベルV10(第4図参
照)とする設定とされており、抵抗R10を短絡し
た状態で、R6の電位を30Hzの発振波の基底レベ
ルよりΔT後のレベルV30(第4図参照)とする
設定とされている。
このような、発振周波数設定用の抵抗R4,R5
および通電レベル設定用の抵抗R6,R10,R11
一部R4,R10の短絡/解放の切換えを同時にかつ
1つのスイツチ手段で行なうために、この実施例
では1個のスイツチ33が抵抗R4およびR10に並
列に接続されており、R4―R5間の電圧のR11への
連絡を阻止するためにダイオードD2が、またR10
―R11間の電圧のR5への連絡を阻止するためにダ
イオードD3が付加されている。
スイツチ33が開であつて、抵抗R4とR5がコ
ンデンサC1に対して直列接続されかつ抵抗R10
R11がR6に対して直列接続されている状態(第1
図図示状態)では、第4図に実線で示す10Hzの発
振電圧がOP2に印加され、かつ参照電圧V10
OP2に印加され、10Hzの発振電圧がV10未満の間
トランジスタTrが導通し実線で示す電流をΔT
の間電気コイル17に流す。スイツチ33を閉に
すると、抵抗R4およびR10が、それぞれスイツチ
33で短絡されるので、第4図に点線で示す30Hz
の発振電圧と参照電圧V30がOP2に印加され、30
Hzの発振電圧がV30未満の間トランジスタTrが導
通し、点線で示す電流をΔTの間電気コイル17
に流す。
以上によりこの実施例では、振動周波数を切換
えても、振動の強さがほとんど変わらない。
なお、演算増幅器OP2の出力は、発振電圧
(第4図の30Hz、10Hz)が参照電圧V30,V10以上
のときにLで、参照電圧未満のときにHの2値信
号であつて、トランジスタTrがこのHの間導通
するが、電磁石バイブレータ10のインダクタン
スにより、トランジスタTrオン時のバイブレー
タ電流は小さくそれから次第に上昇する。すなわ
ちバイブレータ10に流れる電流iは、電気理論
で周知の次の式で表わされる立上り特性を示す。
i=E/R〔1―exp(−R/Lt)〕……(1) これにより、電磁石バイブレータ10に流れる
電流波形は、第4図示すように、なだらかな立上
りで、トランジスタTrオフ時の立下りは急峻と
なる。
なお、Eは電磁石バイブレータ10に加わる電
圧、RおよびLは電磁石バイブレータ10の抵抗
およびインダクタンス、tはEが印加された時か
らの経過時間である。この時抵抗Rfの両端間に
発生する電圧ERfは、 ERf=Rf・i ……(2) となる。演算増幅器OP3には、電磁石バイブレ
ータ電流検出信号としてERfが与えられる。
抵抗R5,R11を可変抵抗とすると周波数および
振動強度を更に調整し得る。上記実施例ではスイ
ツチ33の開閉で周波数を切解えるようにしてい
るが、例えばスイツチ33の開放接点(第1図で
リードを接続していない接点)とダイオードD2
のアノードの間に抵抗を接続して、スイツチ33
で抵抗の切換接続を行なうようにしてもよい。
次に、ピーク電流リミツタ32の動作を説明す
る。リミツタ32において演算増幅器OP3は比
較器構成とされており、その正相入力端(+)に
所定電圧が、逆相入力端にフイードバツク抵抗
Rfの電圧が印加される。そこでOP3は、Rfの電
圧が所定電圧を越すとその出力端をマイナス所定
電位又はアースとする。これにより抵抗R6の上
端が、ピーク電流リミツタ32の抵抗R14を介し
てマイナス所定電位又はアース(アースの場合に
は、R6とR14とが並列接続の関係となる)に接続
されて低電位となり、コンデンサC2が低電位に
放電しOP2の(+)入力端の電位が低下してOP
2の出力である差動信号レベルが低下し、トラン
ジスタTrが非導通になる。Trが非導通になると
OP3の出力がプラスレベルになり、仮に抵抗R6
の電位が参照電圧レベルに戻つてOP2の出力が
高レベル「1」に戻つて再びTrが導通し、Trの
オン、オフが繰り返され、負荷が電気コイル17
であつてこのようなオン、オフがサージ電圧を生
ずるので、これを防止するため、抵抗R6にコン
デンサC2が並列接続されている。このコンデン
サC2により、第5図に示すように、Rfの電圧が
所定値を越えてOP3の出力が一度低レベル
「0」になつてコンデンサC2がOP3の出力端に放
電すると、OP3の出力が高レベル「1」に復帰
しても、R10,R11およびC2の電気値で定まる時
定数で抵抗R6の電圧上昇が遅延されて、OP2の
出力が次の周期の始まりまで抵レベル「0」のま
まとなり、Trはオンしない。第5図V10の立上り
遅延はC2によるものである。したがつて、電源
電圧が高くコイル電流が第5図に点線で示すよう
に流れようとするとき、所定レベルに達つした時
点にTrがオフに転じ、電流を遮断する。電源電
圧が高い程、通電電流値が大きいが、早期にTr
がオフに転じ、一周期内の通電時間が短くなる。
すなわち、電源電圧の変動に対応してデユーテイ
を制御する形で、電源電圧の変動にもかかわらず
通電電流(一周期の間の積分値)を一定によるよ
うに、トランジスタTrの導通期間が定まる。し
たがつて、電源電圧が変動しても、電動バイブレ
ータの振動強度は一定に維持される。
なお、ピーク電流リミツタ32の出力端をトラ
ンジスタTrのベースに接続してベース―アース
間にコンデンサC2を接続してもよい。更には、
ピーク電流リミツタ32を差動増幅器としてもよ
い。ピーク電流リミツタ32を差動増幅器として
その出力端をTrのベースに接続すると、コイル
電流は所定レベルに達した後所定レベルに抑制さ
れる。この場合、トランジスタTrの発熱が大き
くなるので、トランジスタTrは高容量とする必
要がある。
〔発明の効果〕
以上の通り本発明によれば、電源電圧が変動し
ても、一周期間の電動バイブレータ通電量を抑制
するので、電源電圧の変動にもかかわらず、電動
バイブレータ通電量が所定以下に安定に維持さ
れ、振動強度のむらが防止される。電動バイブレ
ータの、電源電圧変動による振動強度のむらは、
使用者に快感を与えるどころか、不快感又は不安
感を与える所、これが防止されるので、電動バイ
ブレータの効用が十分に発揮される。自動車バツ
テリなどの、電圧変動が激しい電源を用いる場合
に、格別に高容量の安定化電源を用いる必要がな
い。すなわち本発明によれば、安価な、しかし電
圧変動が大きい電源で、電動バイブレータを有効
に使用し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す電気回路図で
ある。第2a図は、第1図に示すシートバツク1
2の拡大縦断面図である。第2b図は第1図に示
す電動バイブレータ10の背面を示す拡大平面図
である。第3a図は、第1図に示す電動バイブレ
ータ10のベース板19の裏面を示す拡大平面図
である。第3b図は第3a図のB―B線断面
図である。第3c図は電動バイブレータ10を、
第2b図に示す態様では下方から、第3a図およ
び第3b図に示す態様では右方から、見た側面図
である。第4図は、電源電圧が所定値以下のとき
の、第1図に示す発振回路の発振電圧と、電動バ
イブレータ10の電気コイルに通電される電流
と、の波形を示す波形図である。第5図は、電源
電圧が所定値を越えているときの、第1図に示す
発振回路の発振電圧と、電動バイブレータ10の
電気コイルに通電される電流と、の波形を示す波
形図である。 10:電磁石バイブレータ、11:シートベー
ス、12:シートバツク、13:ばね部材、14
a:コア、17:電気コイル、19:ベース板、
20:カバー、26〜26:取り付けねじ、
22,22:Sばね、23:クツシヨン板、
24:表皮カバー、27,27:ナツト、2
8:複心コード、29:コネクタ、30:弾性
板、R3〜RR5,R12,R13,R21,R22,D1,OP
1,C1:発振回路(信号発生手段)、R6〜R11
OP2:レベル設定回路(レベル設定手段)、
Tr:トランジスタ(スイツチング手段)、32:
ピーク電流リミツタ(32+C2:電流制限手段)、
33:スイツチ、Rf:抵抗(電流検出手段)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 設定周波数の第1電気信号を発生する信号発
    生手段; 第1電気信号のレベルと設定基準レベルとの差
    に対応するレベルの第2電気信号を発生するレベ
    ル設定手段; 電磁石バイブレータと電源の間に介挿され、第
    2電気信号のレベルに応じた電流を電磁石バイブ
    レータに通電するスイツチング手段; 電磁石バイブレータに流れる電流レベルを検出
    する電流検出手段;および、 該電流検出手段が検出した値が所定値を越える
    と、第1電気信号の次の周期の始まりまで、第2
    電気信号を前記スイツチング手段を非導通にする
    レベルに変更する電流制限手段; を備える、電動バイブレータ付勢装置。
JP114182A 1982-01-07 1982-01-07 電動バイブレ−タ付勢装置 Granted JPS58118756A (ja)

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JPS5633101A (en) * 1979-08-28 1981-04-03 Furukawa Electric Co Ltd:The Manufacture of metallic shape by rolling work

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JPS58118756A (ja) 1983-07-14

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