JPS6231747Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6231747Y2 JPS6231747Y2 JP1980127027U JP12702780U JPS6231747Y2 JP S6231747 Y2 JPS6231747 Y2 JP S6231747Y2 JP 1980127027 U JP1980127027 U JP 1980127027U JP 12702780 U JP12702780 U JP 12702780U JP S6231747 Y2 JPS6231747 Y2 JP S6231747Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- negative pressure
- diaphragm
- spring
- plate
- chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009434 installation Methods 0.000 claims description 2
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 10
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 4
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 4
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 3
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 description 1
- 239000003502 gasoline Substances 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)
- Fluid-Driven Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動的に負圧を可変制御する負圧制御
弁に関する。
弁に関する。
近年、デイーゼルエンジンにおいても、排気ガ
ス対策が必要となり種々の試みがなされている。
そのなかで、排気ガスを再度吸気系に戻すEGR
制御方法が考えられる。このEGR制御方法で
は、排気ガス管路と吸気系とを結ぶ通路に弁体を
配し、この弁体を開閉駆動することにより排気ガ
スの再循環量を決定している。
ス対策が必要となり種々の試みがなされている。
そのなかで、排気ガスを再度吸気系に戻すEGR
制御方法が考えられる。このEGR制御方法で
は、排気ガス管路と吸気系とを結ぶ通路に弁体を
配し、この弁体を開閉駆動することにより排気ガ
スの再循環量を決定している。
ここで、通常のガソリンエンジンでは、吸気管
内にエンジンの負荷に伴つて変化する負圧が発生
するので、このエンジン負荷に応じた負圧を利用
することによつて弁体を開閉駆動させることがで
きる。しかしながら、デイーゼルエンジンでは、
エンジン負荷に応じて変化する圧力源がないの
で、別途、負圧ポンプなどの負圧源を設ける必要
がある。そして、さらに、この負圧源からの圧力
をエンジン負荷に応じた負圧に調圧する必要があ
るのである。
内にエンジンの負荷に伴つて変化する負圧が発生
するので、このエンジン負荷に応じた負圧を利用
することによつて弁体を開閉駆動させることがで
きる。しかしながら、デイーゼルエンジンでは、
エンジン負荷に応じて変化する圧力源がないの
で、別途、負圧ポンプなどの負圧源を設ける必要
がある。そして、さらに、この負圧源からの圧力
をエンジン負荷に応じた負圧に調圧する必要があ
るのである。
本考案では上述した点に鑑み、負圧をエンジン
負荷等の外部条件に応じて調圧できると同時に、
外部条件の変化に対する負圧調圧変化割合を容易
に瞥更することができる負圧制御弁を得ることを
目的とする。
負荷等の外部条件に応じて調圧できると同時に、
外部条件の変化に対する負圧調圧変化割合を容易
に瞥更することができる負圧制御弁を得ることを
目的とする。
この目的を達成するために、本考案では次の様
な手段を講じた。
な手段を講じた。
すなわち、負圧源と連通する負圧源ポートと、
たとえばEGR弁等の圧力消費部材の圧力室と連
通する出力ポートとが接続されるダイヤフラム室
を、ダイヤフラムとカバーとで形成する。このダ
イヤフラム室に第1のスプリングを配し、前記ダ
イヤフラムとハウジングとで大気開放の室を形成
する。前記ハウジング内にはプレートを配し、こ
のプレートと前記ダイヤフラムとの間には、前記
第1のスプリングよりも取付荷重の小さい第2の
スプリングを配する。さらに、回転に伴つて前記
プレートを移動させ、前記第2のスプリングの取
付荷重を調整するカムシヤフトを前記ハウジング
内に配する。そして、前記ダイヤフラムが前記第
1のスプリングに抗して変位されると、前記ダイ
ヤフラム室と前記大気開放の室とを連通させると
同時に前記負圧源ポートを遮断する方向に移動
し、前記ダイヤフラムが前記第2のスプリングに
抗して変位させると、前記両室を遮断すると同時
に前記負圧源ポートを開放させる方向に移動する
可動弁体とを配する負圧制御弁とした。
たとえばEGR弁等の圧力消費部材の圧力室と連
通する出力ポートとが接続されるダイヤフラム室
を、ダイヤフラムとカバーとで形成する。このダ
イヤフラム室に第1のスプリングを配し、前記ダ
イヤフラムとハウジングとで大気開放の室を形成
する。前記ハウジング内にはプレートを配し、こ
のプレートと前記ダイヤフラムとの間には、前記
第1のスプリングよりも取付荷重の小さい第2の
スプリングを配する。さらに、回転に伴つて前記
プレートを移動させ、前記第2のスプリングの取
付荷重を調整するカムシヤフトを前記ハウジング
内に配する。そして、前記ダイヤフラムが前記第
1のスプリングに抗して変位されると、前記ダイ
ヤフラム室と前記大気開放の室とを連通させると
同時に前記負圧源ポートを遮断する方向に移動
し、前記ダイヤフラムが前記第2のスプリングに
抗して変位させると、前記両室を遮断すると同時
に前記負圧源ポートを開放させる方向に移動する
可動弁体とを配する負圧制御弁とした。
前記カムシヤフトを回転させれば、それに伴つ
て前記プレートが移動し、これによつて前記第2
のスプリングの取付荷重が調整される。すなわ
ち、可動弁体の変位が調整される。この可動弁体
の変位割合を変更するには、ハウジング内に配さ
れたカムシヤフトのカム面を変更することによつ
て達成される。
て前記プレートが移動し、これによつて前記第2
のスプリングの取付荷重が調整される。すなわ
ち、可動弁体の変位が調整される。この可動弁体
の変位割合を変更するには、ハウジング内に配さ
れたカムシヤフトのカム面を変更することによつ
て達成される。
以下本考案を図に示す実施例について説明す
る。第1図において、1はデイーゼルエンジン、
2は燃料タンク、3は燃料噴射ポンプ、4は燃料
噴射ノズル、5は燃料噴射ポンプ3の燃料噴射量
を調整するための燃料調整レバーで、ロツド6を
介してアクセルペダル7に連絡されている。8は
エンジン1の排気系9と吸気系10とを連絡する
EGR通路、11はこのEGR通路8を開閉する排
気ガス制御弁で、ダイヤフラム室12に導入され
る負圧に応じてEGR量をコントロールする。1
5は負圧制御弁で、その一部が燃料調整レバー5
の回動軸5aと一体に回動するように連結され、
しかもエンジン1または図示しない電動機等によ
つて駆動されるバキユームポンプ13と排気ガス
制御弁11のダイヤフラム室12とを連絡する信
号通路14の途中に配設される。
る。第1図において、1はデイーゼルエンジン、
2は燃料タンク、3は燃料噴射ポンプ、4は燃料
噴射ノズル、5は燃料噴射ポンプ3の燃料噴射量
を調整するための燃料調整レバーで、ロツド6を
介してアクセルペダル7に連絡されている。8は
エンジン1の排気系9と吸気系10とを連絡する
EGR通路、11はこのEGR通路8を開閉する排
気ガス制御弁で、ダイヤフラム室12に導入され
る負圧に応じてEGR量をコントロールする。1
5は負圧制御弁で、その一部が燃料調整レバー5
の回動軸5aと一体に回動するように連結され、
しかもエンジン1または図示しない電動機等によ
つて駆動されるバキユームポンプ13と排気ガス
制御弁11のダイヤフラム室12とを連絡する信
号通路14の途中に配設される。
次に、この負圧制御弁15について第1図〜第
3図を参照して説明する。負圧制御弁15は、バ
キユームポンプ13に連絡される負圧源ポート1
6および排気ガス制御弁11のダイヤフラム室1
2に連絡される出力ポート17を有するカバー1
8とフイルタ19および大気孔20を有するハウ
ジング21とで外壁が構成されている。カバー1
8とハウジング21は両者の間にダイヤフラム2
2の外縁部を挾んでねじ23で固定されている。
ダイヤフラム22の中央部は上側圧力板24と下
側圧力板25とにより挾持され、上側圧力板24
と下側圧力板25で囲まれるバルブ室26には可
動弁体27が設置され、この弁体27はスプリン
グ28により上側圧力板24の弁座24a側に付
勢されている。カバー18とダイヤフラム22と
で形成されたダイヤフラム室31にはスプリング
30が設置され、また上側圧力板24の中央部の
穴には、負圧源ポート16と連通するようカバー
18に圧入固定されたパイプ29の下端が入りこ
んでいる。したがつてスプリング30の取付荷重
に打勝つてダイヤフラム22および上側圧力板2
4、下側圧力板25が上昇すると可動弁体27が
パイプ29の端面に当たり、負圧源ポート16と
の間の連通は遮断される。さらにダイヤフラム2
2および上側圧力板24、下側圧力板25が上昇
すると可動弁体27が上側圧力板24の弁座24
aから離れ、ダイヤフラム室31はバルブ室26
と連通する。そして下側圧力板25のばね座には
小孔32があけられているため、ダイヤフラム室
31には小孔32、大気孔20およびフイルタ1
9を通り大気が入り込む。一方、スプリング33
はプレート34と下側圧力板25の間に配置さ
れ、このスプリング33の取付荷重はスプリング
30の取付荷重より弱い。従つて、ダイヤフラム
室31の負圧が低ければ、下側圧力板25がハウ
ジング21の肩部21aに当る位置まで、各圧力
板24,25やダイヤフラム22がスプリング3
0によつて押し下げられる。プレート34の外周
には3ケ所の突起部34aが有り、それらの突起
部34aはハウジング21に設けられた3ケ所の
案内溝21bに摺動可能なすきまをもつてはめこま
れている。同じくプレート34の突起部34aの
直下にはエツジ部34bが設けられており、この
エツジ部34bがカムシヤフト35のカム面35
aに乗り上げている。カムシヤフト35は締結具
41により燃料調整レバー5の回動軸5aに連結
されてそれと一体に回動するようになつており、
カム面35aはカムシヤフト35が第2図におい
て時計方向に回転するにつれてエツジ乗上げ部の
カム高さが高くなる形状をとり、対称形状で3ケ
所に設けられている。このためカムシヤフト35
の回転角度に応じカム面35aがプレート34の
エツジ部34bを介してプレート34を上下動さ
せることにより、スプリング33の取付長さつま
り取付荷重が変わり、スプリング33の取付荷重
が変わることで両スプリング30,33の合力が
変化する。またカムシヤフト35の底部35bに
は長穴が有り、ハウジング21の底部より突出す
ピン36を受け入れることにより長穴分だけの回
転角度でストツパがかかる構造となつている。ハ
ウジング21の外周には長穴40が形成され、図
示しないボルトがこの長穴40に通されるととも
にエンジン1に固定の図示しないブラケツトに螺
合されることにより、負圧制御弁15が取付けら
れる。
3図を参照して説明する。負圧制御弁15は、バ
キユームポンプ13に連絡される負圧源ポート1
6および排気ガス制御弁11のダイヤフラム室1
2に連絡される出力ポート17を有するカバー1
8とフイルタ19および大気孔20を有するハウ
ジング21とで外壁が構成されている。カバー1
8とハウジング21は両者の間にダイヤフラム2
2の外縁部を挾んでねじ23で固定されている。
ダイヤフラム22の中央部は上側圧力板24と下
側圧力板25とにより挾持され、上側圧力板24
と下側圧力板25で囲まれるバルブ室26には可
動弁体27が設置され、この弁体27はスプリン
グ28により上側圧力板24の弁座24a側に付
勢されている。カバー18とダイヤフラム22と
で形成されたダイヤフラム室31にはスプリング
30が設置され、また上側圧力板24の中央部の
穴には、負圧源ポート16と連通するようカバー
18に圧入固定されたパイプ29の下端が入りこ
んでいる。したがつてスプリング30の取付荷重
に打勝つてダイヤフラム22および上側圧力板2
4、下側圧力板25が上昇すると可動弁体27が
パイプ29の端面に当たり、負圧源ポート16と
の間の連通は遮断される。さらにダイヤフラム2
2および上側圧力板24、下側圧力板25が上昇
すると可動弁体27が上側圧力板24の弁座24
aから離れ、ダイヤフラム室31はバルブ室26
と連通する。そして下側圧力板25のばね座には
小孔32があけられているため、ダイヤフラム室
31には小孔32、大気孔20およびフイルタ1
9を通り大気が入り込む。一方、スプリング33
はプレート34と下側圧力板25の間に配置さ
れ、このスプリング33の取付荷重はスプリング
30の取付荷重より弱い。従つて、ダイヤフラム
室31の負圧が低ければ、下側圧力板25がハウ
ジング21の肩部21aに当る位置まで、各圧力
板24,25やダイヤフラム22がスプリング3
0によつて押し下げられる。プレート34の外周
には3ケ所の突起部34aが有り、それらの突起
部34aはハウジング21に設けられた3ケ所の
案内溝21bに摺動可能なすきまをもつてはめこま
れている。同じくプレート34の突起部34aの
直下にはエツジ部34bが設けられており、この
エツジ部34bがカムシヤフト35のカム面35
aに乗り上げている。カムシヤフト35は締結具
41により燃料調整レバー5の回動軸5aに連結
されてそれと一体に回動するようになつており、
カム面35aはカムシヤフト35が第2図におい
て時計方向に回転するにつれてエツジ乗上げ部の
カム高さが高くなる形状をとり、対称形状で3ケ
所に設けられている。このためカムシヤフト35
の回転角度に応じカム面35aがプレート34の
エツジ部34bを介してプレート34を上下動さ
せることにより、スプリング33の取付長さつま
り取付荷重が変わり、スプリング33の取付荷重
が変わることで両スプリング30,33の合力が
変化する。またカムシヤフト35の底部35bに
は長穴が有り、ハウジング21の底部より突出す
ピン36を受け入れることにより長穴分だけの回
転角度でストツパがかかる構造となつている。ハ
ウジング21の外周には長穴40が形成され、図
示しないボルトがこの長穴40に通されるととも
にエンジン1に固定の図示しないブラケツトに螺
合されることにより、負圧制御弁15が取付けら
れる。
上記構成において、燃料調整レバー5が第2図
の実線で図示するフル位置にあるときは、カムシ
ヤフト35は時計方向いつぱいまで回転させられ
カム面35aによりプレート34は最高位置まで
上昇しており、プレート34が上昇すると下側圧
力板25とプレート34の間の距離が小さくな
り、その間に取付けられているスプリング33の
図示上向きの取付荷重が大きくなる。
の実線で図示するフル位置にあるときは、カムシ
ヤフト35は時計方向いつぱいまで回転させられ
カム面35aによりプレート34は最高位置まで
上昇しており、プレート34が上昇すると下側圧
力板25とプレート34の間の距離が小さくな
り、その間に取付けられているスプリング33の
図示上向きの取付荷重が大きくなる。
一方、スプリング30の図示下向きの取付荷重
はそのままである。したがつて、両スプリング3
0,33の合力である図示下向きの取付荷重は小
さくなる。つまりダイヤフラム室31の負圧が比
較的低くてもスプリング30に打ち勝ちダイヤフ
ラム22、上側圧力板24および下側圧力板25
が上昇する。さらにこれらが上昇して可動弁体2
7が弁座24aより離れると、大気がフイルタ1
9、大気孔20、小孔32を通つてバルブ室26
からダイヤフラム室31に侵入する。これにより
ダイヤフラム室31の圧力は大気圧に近づくため
上側圧力板24、下側圧力板25、ダイヤフラム
22は下降し、可動弁体27はパイプ29の下端
面から離れ、弁座24aと当接しバルブ室26と
ダイヤフラム室31との間を遮断する。同時に負
圧源ポート16からダイヤフラム室31に負圧が
供給されダイヤフラム室31の負圧は再びスプリ
ング30の取付荷重に打ち勝つまで上昇する。こ
のように上昇・下降を繰り返しダイヤフラム室3
1の負圧は主にスプリング30とスプリング33
の取付荷重により決定づけられる一定の負圧に保
持される。そして比較的低い一定圧に保持された
低負圧は出力ポート17から排気ガス制御弁11
のダイヤフラム室12に供給され、少量の排気ガ
スが還流される。
はそのままである。したがつて、両スプリング3
0,33の合力である図示下向きの取付荷重は小
さくなる。つまりダイヤフラム室31の負圧が比
較的低くてもスプリング30に打ち勝ちダイヤフ
ラム22、上側圧力板24および下側圧力板25
が上昇する。さらにこれらが上昇して可動弁体2
7が弁座24aより離れると、大気がフイルタ1
9、大気孔20、小孔32を通つてバルブ室26
からダイヤフラム室31に侵入する。これにより
ダイヤフラム室31の圧力は大気圧に近づくため
上側圧力板24、下側圧力板25、ダイヤフラム
22は下降し、可動弁体27はパイプ29の下端
面から離れ、弁座24aと当接しバルブ室26と
ダイヤフラム室31との間を遮断する。同時に負
圧源ポート16からダイヤフラム室31に負圧が
供給されダイヤフラム室31の負圧は再びスプリ
ング30の取付荷重に打ち勝つまで上昇する。こ
のように上昇・下降を繰り返しダイヤフラム室3
1の負圧は主にスプリング30とスプリング33
の取付荷重により決定づけられる一定の負圧に保
持される。そして比較的低い一定圧に保持された
低負圧は出力ポート17から排気ガス制御弁11
のダイヤフラム室12に供給され、少量の排気ガ
スが還流される。
次に燃料調整レバー5が第2図の一点鎖線で示
すアイドル位置にある時、カムシヤフト35は反
時計方向いつばいまで回転させられカム面35a
によりプレート34は最低位置まで下降し、スプ
リング33の取付荷重が低くなつている分だけ両
スプリング30,33の合力は大きくなつてい
る。そのためスプリング30に打ち勝つに必要な
負圧は比較的高負圧となり、比較的高い一定圧に
保持された高負圧が排気ガス制御弁11のダイヤ
フラム室12に供給されて多量の排気ガスが還流
される。
すアイドル位置にある時、カムシヤフト35は反
時計方向いつばいまで回転させられカム面35a
によりプレート34は最低位置まで下降し、スプ
リング33の取付荷重が低くなつている分だけ両
スプリング30,33の合力は大きくなつてい
る。そのためスプリング30に打ち勝つに必要な
負圧は比較的高負圧となり、比較的高い一定圧に
保持された高負圧が排気ガス制御弁11のダイヤ
フラム室12に供給されて多量の排気ガスが還流
される。
以上の説明から理解されるようにカムシヤフト
35の回転角度に応じて出力負圧の大きさが変え
られ、この実施例のようにカムシヤフト35を燃
料調整レバー5と連動させればエンジン負荷に対
応した出力負圧を得ることができる。
35の回転角度に応じて出力負圧の大きさが変え
られ、この実施例のようにカムシヤフト35を燃
料調整レバー5と連動させればエンジン負荷に対
応した出力負圧を得ることができる。
また、ハウジング21に設けた長穴40の範囲
内で負圧調整弁15全体を回動させることがで
き、これによりエツジ部34bとカム面35aの
位置関係を変えて出力負圧を調整することができ
る。
内で負圧調整弁15全体を回動させることがで
き、これによりエツジ部34bとカム面35aの
位置関係を変えて出力負圧を調整することができ
る。
なお、カバー18とハウジング21はねじ23
で締結したが、カバー18とハウジング21の両
者を樹脂成形品とし超音波溶着などで一体固定す
ることも可能である。また、本考案の負圧調整弁
15は回転角度に応じて出力負圧を変化させるも
のに適用できるもので、上記実施例の用途のみに
限定されるものではない。さらに、カム面35a
の形状を変えることにより、回転角度と出力負圧
との関係を種々設定することができる。
で締結したが、カバー18とハウジング21の両
者を樹脂成形品とし超音波溶着などで一体固定す
ることも可能である。また、本考案の負圧調整弁
15は回転角度に応じて出力負圧を変化させるも
のに適用できるもので、上記実施例の用途のみに
限定されるものではない。さらに、カム面35a
の形状を変えることにより、回転角度と出力負圧
との関係を種々設定することができる。
以上のように、本考案によれば回転角度に応じ
て自動的に出力負圧を可変制御し得るという優れ
た効果が得られる。
て自動的に出力負圧を可変制御し得るという優れ
た効果が得られる。
第1図は本考案の一実施例を一部模式的に示す
断面構成図、第2図は第1図々示の負圧制御弁1
5のA矢視図、第3図は第1図々示のプレート3
4の斜視図である。 15……負圧制御弁、16……負圧源ポート、
17……出力ポート、18……カバー、21……
ハウジング、22……ダイヤフラム、27……可
動弁体、30……第1のスプリング、31……ダ
イヤフラム室、33……第2のスプリング、34
……プレート、35……カムシヤフト。
断面構成図、第2図は第1図々示の負圧制御弁1
5のA矢視図、第3図は第1図々示のプレート3
4の斜視図である。 15……負圧制御弁、16……負圧源ポート、
17……出力ポート、18……カバー、21……
ハウジング、22……ダイヤフラム、27……可
動弁体、30……第1のスプリング、31……ダ
イヤフラム室、33……第2のスプリング、34
……プレート、35……カムシヤフト。
Claims (1)
- 負圧源と連通する負圧源ポートと圧力消費部材
の圧力室と連通する出力ポートとが接続されるダ
イヤフラム室をダイヤフラムとカバーとで形成
し、このダイヤフラム室に第1のスプリングを設
け、前記ダイヤフラムとハウジングとで大気開放
の室を形成し、前記ハウジング内に設置したプレ
ートと前記ダイヤフラムとの間に、前記第1のス
プリングよりも取付荷重の小さい第2のスプリン
グを配置し、さらに、回転に伴つて前記プレート
を動かして前記第2のスプリングの取付荷重を調
整するカムシヤフトを前記ハウジング内に配し、
前記ダイヤフラムが前記第1のスプリングに抗し
て変位されると前記両室を連通させると同時に前
記負圧源ポートを遮断する方向に移動し、前記ダ
イヤフラムが前記第2のスプリングに抗して変位
されると前記両室を遮断すると同時に前記負圧源
ポートを開放させる方向に移動する可動弁体とを
備えることを特徴とする負圧制御弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980127027U JPS6231747Y2 (ja) | 1980-09-05 | 1980-09-05 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980127027U JPS6231747Y2 (ja) | 1980-09-05 | 1980-09-05 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5749548U JPS5749548U (ja) | 1982-03-19 |
JPS6231747Y2 true JPS6231747Y2 (ja) | 1987-08-14 |
Family
ID=29487433
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980127027U Expired JPS6231747Y2 (ja) | 1980-09-05 | 1980-09-05 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6231747Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58152551U (ja) * | 1982-04-06 | 1983-10-12 | 株式会社ボッシュオートモーティブ システム | デイ−ゼル機関のegr制御装置 |
JPS58183953U (ja) * | 1982-06-03 | 1983-12-07 | トヨタ自動車株式会社 | デイ−ゼルエンジンのegr制御装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5680570A (en) * | 1979-12-05 | 1981-07-01 | Aisin Seiki Co Ltd | Negative pressure control valve |
-
1980
- 1980-09-05 JP JP1980127027U patent/JPS6231747Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5680570A (en) * | 1979-12-05 | 1981-07-01 | Aisin Seiki Co Ltd | Negative pressure control valve |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5749548U (ja) | 1982-03-19 |
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