JPS6146201Y2 - - Google Patents
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- JPS6146201Y2 JPS6146201Y2 JP1982049567U JP4956782U JPS6146201Y2 JP S6146201 Y2 JPS6146201 Y2 JP S6146201Y2 JP 1982049567 U JP1982049567 U JP 1982049567U JP 4956782 U JP4956782 U JP 4956782U JP S6146201 Y2 JPS6146201 Y2 JP S6146201Y2
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- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 23
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 13
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 13
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 claims description 11
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 11
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M26/00—Engine-pertinent apparatus for adding exhaust gases to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture, e.g. by exhaust gas recirculation [EGR] systems
- F02M26/52—Systems for actuating EGR valves
- F02M26/55—Systems for actuating EGR valves using vacuum actuators
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B3/00—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
- F02B3/06—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D1/00—Controlling fuel-injection pumps, e.g. of high pressure injection type
- F02D1/02—Controlling fuel-injection pumps, e.g. of high pressure injection type not restricted to adjustment of injection timing, e.g. varying amount of fuel delivered
- F02D1/08—Transmission of control impulse to pump control, e.g. with power drive or power assistance
- F02D1/12—Transmission of control impulse to pump control, e.g. with power drive or power assistance non-mechanical, e.g. hydraulic
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M26/00—Engine-pertinent apparatus for adding exhaust gases to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture, e.g. by exhaust gas recirculation [EGR] systems
- F02M26/52—Systems for actuating EGR valves
- F02M26/59—Systems for actuating EGR valves using positive pressure actuators; Check valves therefor
- F02M26/62—Systems for actuating EGR valves using positive pressure actuators; Check valves therefor in response to fuel pressure
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案はデイーゼル機関の負荷と回転数に関連
して排気還流量を制御するEGR制御装置に関す
るものである。
して排気還流量を制御するEGR制御装置に関す
るものである。
[従来の技術]
従来、デイーゼル機関のNOX対策として吸気管
への排気還流量を機関の回転数および負荷などに
関連して制御するEGR制御装置が実用化されて
いるが、例えば特開昭57−16251号公報に開示さ
れるものでは、機関の負荷として加速レバーの操
作量をポテンシヨメータにより検出するととも
に、機関の回転数を電磁コイル型のピツクアツプ
により検出し、両方の検出信号に基づいて電磁ア
クチユエータを駆動し、排気管と吸入口とを結ぶ
管路の途中に設けたEGR制御弁の開度を加減し
ている。しかし、この従来技術では、機関の負荷
および回転数を検出するのに特別の電気的検出装
置を用いなければならないこと、これらの電気信
号に基づいて電磁アクチユエータを駆動する制御
装置を必要とすることなどコスト上不利な面があ
る。
への排気還流量を機関の回転数および負荷などに
関連して制御するEGR制御装置が実用化されて
いるが、例えば特開昭57−16251号公報に開示さ
れるものでは、機関の負荷として加速レバーの操
作量をポテンシヨメータにより検出するととも
に、機関の回転数を電磁コイル型のピツクアツプ
により検出し、両方の検出信号に基づいて電磁ア
クチユエータを駆動し、排気管と吸入口とを結ぶ
管路の途中に設けたEGR制御弁の開度を加減し
ている。しかし、この従来技術では、機関の負荷
および回転数を検出するのに特別の電気的検出装
置を用いなければならないこと、これらの電気信
号に基づいて電磁アクチユエータを駆動する制御
装置を必要とすることなどコスト上不利な面があ
る。
また、実開昭57−2247号公報に開示されるもの
では、排気還流制御弁を開くための負圧変換弁
が、ダイアフラムにより区画された機関の回転数
にほぼ比例して上昇する油圧作動室を備えてお
り、例えば、低速回転で前記ダイアフラムが下降
し、ポートが開かれると、真空ポンプから負荷弁
を介して得られる機関の負荷に対応して増加する
負圧に加えて、吸気管からの大気圧が供給される
結果、排気還流制御弁が絞られ、排気還流量が減
じられる。この負圧変換弁では、ポート(大気導
入口)がダイアフラムのパツキンにより開閉され
るだけであるから、極言すれば、排気還流制御弁
は機関のある回転数を基準として、開くかまたは
閉じるだけであり、その中間の開度制御は困難で
ある。
では、排気還流制御弁を開くための負圧変換弁
が、ダイアフラムにより区画された機関の回転数
にほぼ比例して上昇する油圧作動室を備えてお
り、例えば、低速回転で前記ダイアフラムが下降
し、ポートが開かれると、真空ポンプから負荷弁
を介して得られる機関の負荷に対応して増加する
負圧に加えて、吸気管からの大気圧が供給される
結果、排気還流制御弁が絞られ、排気還流量が減
じられる。この負圧変換弁では、ポート(大気導
入口)がダイアフラムのパツキンにより開閉され
るだけであるから、極言すれば、排気還流制御弁
は機関のある回転数を基準として、開くかまたは
閉じるだけであり、その中間の開度制御は困難で
ある。
[考案が解決しようとする問題点]
本考案の目的は燃料噴射装置の機構を利用して
機関の負荷および回転数を負圧に変換し、この負
圧によりEGR制御弁の開度を制御するデイーゼ
ル機関のEGR制御装置を提供することにある。
機関の負荷および回転数を負圧に変換し、この負
圧によりEGR制御弁の開度を制御するデイーゼ
ル機関のEGR制御装置を提供することにある。
[問題を解決するための手段]
上記目的を達成するために、本考案の構成は燃
料噴射ポンプの加速レバーに連動して機関の負荷
に対応した機械的負荷変位量を得る負荷応動手段
と、前記負荷応動手段に結合され、かつ負圧源に
連通して前記機械的負荷変位量に対応した負荷負
圧レベルを発生する負荷・負圧変換器と、燃料フ
イードポンプの吐出圧力に応動して機関の回転数
に対応した機械的回転数変位量を得る回転数応動
手段と、前記回転数応動手段に結合され、かつ前
記負荷・負圧変換器に連通して前記機械的回転数
変位量と負荷負圧に対応した出力負圧レベルを発
生する回転数・負圧変換器と、前記出力負圧に応
動して機関の排気管から吸気管への排気還流量を
調整するEGR制御弁とからなり、前記負荷・負
圧変換器はハウジングにダイアフラムにより区画
された大気室および作動室と、前記機械的負荷変
位量に対応して前記作動室を大気室と負荷源との
一方に連通して負荷負圧レベルを制御する弁体と
を備えており、前記回転数・負荷変換器はハウジ
ングに区画された大気室および作動室と、前記機
械的回転数変位量に対応して前記作動室を大気室
または前記負荷負圧との一方に一時的に連通して
出力負圧レベルを制御する弁体とを備えているも
のである。
料噴射ポンプの加速レバーに連動して機関の負荷
に対応した機械的負荷変位量を得る負荷応動手段
と、前記負荷応動手段に結合され、かつ負圧源に
連通して前記機械的負荷変位量に対応した負荷負
圧レベルを発生する負荷・負圧変換器と、燃料フ
イードポンプの吐出圧力に応動して機関の回転数
に対応した機械的回転数変位量を得る回転数応動
手段と、前記回転数応動手段に結合され、かつ前
記負荷・負圧変換器に連通して前記機械的回転数
変位量と負荷負圧に対応した出力負圧レベルを発
生する回転数・負圧変換器と、前記出力負圧に応
動して機関の排気管から吸気管への排気還流量を
調整するEGR制御弁とからなり、前記負荷・負
圧変換器はハウジングにダイアフラムにより区画
された大気室および作動室と、前記機械的負荷変
位量に対応して前記作動室を大気室と負荷源との
一方に連通して負荷負圧レベルを制御する弁体と
を備えており、前記回転数・負荷変換器はハウジ
ングに区画された大気室および作動室と、前記機
械的回転数変位量に対応して前記作動室を大気室
または前記負荷負圧との一方に一時的に連通して
出力負圧レベルを制御する弁体とを備えているも
のである。
[作 用]
燃料噴射ポンプの加速レバーに取付けた負荷・
負圧変換器と、燃料フイードポンプに設けた回転
数・負荷変換器とにより得られた負圧で負圧アク
チユエータが駆動され、機関の負荷および回転数
に関連してEGR制御弁の開度が制御される。
負圧変換器と、燃料フイードポンプに設けた回転
数・負荷変換器とにより得られた負圧で負圧アク
チユエータが駆動され、機関の負荷および回転数
に関連してEGR制御弁の開度が制御される。
[考案の実施例]
本考案によるEGR制御装置は、第1図に示す
ように、燃料噴射装置に配置されるもので、分配
型燃料噴射装置2は機関により回転駆動される主
軸3がハウジングの左端壁に支持され、これによ
り燃料フイードポンプが駆動されるとともに、公
知のオルダム継手を介してプランジヤに回転運動
と往復運動が与えられる。そして、フイードポン
プにより燃料タンクから燃料噴射装置2のハウジ
ング内部へ充填された燃料が、プランジヤバレル
の加圧室からプランジヤによりハウジングの右端
壁に配置された機関の気筒と同数の吐出弁4を経
て順次機関の気筒へ圧送される。噴射量を制御す
る加速レバー6がハウジングの上壁部に軸8をも
つて支持され、車両のアクセルペダルにより操作
される。このような燃料噴射装置の構成について
は公知であるので、内部構造については説明を省
略する。
ように、燃料噴射装置に配置されるもので、分配
型燃料噴射装置2は機関により回転駆動される主
軸3がハウジングの左端壁に支持され、これによ
り燃料フイードポンプが駆動されるとともに、公
知のオルダム継手を介してプランジヤに回転運動
と往復運動が与えられる。そして、フイードポン
プにより燃料タンクから燃料噴射装置2のハウジ
ング内部へ充填された燃料が、プランジヤバレル
の加圧室からプランジヤによりハウジングの右端
壁に配置された機関の気筒と同数の吐出弁4を経
て順次機関の気筒へ圧送される。噴射量を制御す
る加速レバー6がハウジングの上壁部に軸8をも
つて支持され、車両のアクセルペダルにより操作
される。このような燃料噴射装置の構成について
は公知であるので、内部構造については説明を省
略する。
本考案によれば、EGR制御弁15が加速レバ
ー6に関連して作動する負荷・負圧変換器13の
出力負圧を、機関の回転数にほぼ比例するフイー
ドポンプの吐出圧(ハウジング内部の燃料圧)に
関連して作動する回転数・負圧変換器14に供給
し、この出力負圧によりEGR制御弁15を駆動
する。
ー6に関連して作動する負荷・負圧変換器13の
出力負圧を、機関の回転数にほぼ比例するフイー
ドポンプの吐出圧(ハウジング内部の燃料圧)に
関連して作動する回転数・負圧変換器14に供給
し、この出力負圧によりEGR制御弁15を駆動
する。
第2図に示すように、負荷・負圧変換器13は
カツプ状の分割体21,29を結合してハウジン
グを構成し、分割体21の内部にダイアフラム2
2をリング25をもつて固定支持して、大気室2
3と作動室38を区画し、作動室38を負圧源
(例えば機関の吸気マニホールド)に連なる入口
通路9と後述する回転数・負圧変換器14に連な
る出口通路12に接続する。
カツプ状の分割体21,29を結合してハウジン
グを構成し、分割体21の内部にダイアフラム2
2をリング25をもつて固定支持して、大気室2
3と作動室38を区画し、作動室38を負圧源
(例えば機関の吸気マニホールド)に連なる入口
通路9と後述する回転数・負圧変換器14に連な
る出口通路12に接続する。
ダイアフラム22に支持したロツド24に、作
動室38と大気室23を連通しかつ途中に弁座を
備えた通路を設け、この通路を開閉する双頭弁3
5を前記通路に摺動可能に支持し、かつ一端を入
口通路9に設けた弁座に離接可能に配置する。
動室38と大気室23を連通しかつ途中に弁座を
備えた通路を設け、この通路を開閉する双頭弁3
5を前記通路に摺動可能に支持し、かつ一端を入
口通路9に設けた弁座に離接可能に配置する。
ロツド24と摺動体27との間にばね26が掛
け渡される。摺動体27は外周面に軸方向溝39
が設けられ、これに回止め部材34を係合して回
転できないように支持される。そして、摺動体2
7の下端部に設けたカム面33がカム28にばね
26により付勢係合される。
け渡される。摺動体27は外周面に軸方向溝39
が設けられ、これに回止め部材34を係合して回
転できないように支持される。そして、摺動体2
7の下端部に設けたカム面33がカム28にばね
26により付勢係合される。
円筒形のカム部材38はこの下端壁を軸30と
結合され、かつ軸受32,37をもつて軸方向に
は移動できないが、回転できるように支持され
る。この軸30が第1図に示すように、継手7を
もつて加速レバー6の軸8と連結される。
結合され、かつ軸受32,37をもつて軸方向に
は移動できないが、回転できるように支持され
る。この軸30が第1図に示すように、継手7を
もつて加速レバー6の軸8と連結される。
第3図に示すように、回転数・負圧変換器14
は回転数検出器10を一体的に備えており、回転
数検出器10は円筒形のハウジング41の内部に
ダイアフラム52を支持部材51をもつて固定支
持して作動室62と大気室63とを区画したもの
で、作動室62に入口53からフイードポンプの
燃料吐出圧が加えられる。そして、ダイアフラム
52に結合したロツド54の端部にばね座55が
衝合される一方、ハウジング41の端壁に調節ボ
ルト59をもつてばね座58が衝合支持され、こ
れらのばね座55,58の間にばね56が介装さ
れる。
は回転数検出器10を一体的に備えており、回転
数検出器10は円筒形のハウジング41の内部に
ダイアフラム52を支持部材51をもつて固定支
持して作動室62と大気室63とを区画したもの
で、作動室62に入口53からフイードポンプの
燃料吐出圧が加えられる。そして、ダイアフラム
52に結合したロツド54の端部にばね座55が
衝合される一方、ハウジング41の端壁に調節ボ
ルト59をもつてばね座58が衝合支持され、こ
れらのばね座55,58の間にばね56が介装さ
れる。
ハウジング41の周壁部には回転数・負圧変換
器14が一体的に構成され、ばね座55からスリ
ツト61を経て突出する腕42と衝合するロツド
43により作動される。すなわち、ハウジング4
1の壁部に円筒形の弁箱44が緩く嵌合支持さ
れ、この下端壁にロツド43と一体的に結合する
スリツト60が摺動可能に支持され、かつばね6
8により、ロツド43を腕42に付勢衝合され
る。
器14が一体的に構成され、ばね座55からスリ
ツト61を経て突出する腕42と衝合するロツド
43により作動される。すなわち、ハウジング4
1の壁部に円筒形の弁箱44が緩く嵌合支持さ
れ、この下端壁にロツド43と一体的に結合する
スリツト60が摺動可能に支持され、かつばね6
8により、ロツド43を腕42に付勢衝合され
る。
スリーブ60の内部には弾性座を有する弁体4
7が摺動可能に緩く支持され、かつばね69によ
り弁座66(通路12の端部)に付勢衝合され
る。スリーブ60はハウジング41の壁部に形成
した作動室65に摺動可能に嵌合されており、こ
の作動室65の周壁部にEGR制御弁15を駆動
するための負圧アクチユエータと連なる出力通路
48が開口し、また端壁に負荷・負圧変換器13
と連なる出口通路12が開口される。
7が摺動可能に緩く支持され、かつばね69によ
り弁座66(通路12の端部)に付勢衝合され
る。スリーブ60はハウジング41の壁部に形成
した作動室65に摺動可能に嵌合されており、こ
の作動室65の周壁部にEGR制御弁15を駆動
するための負圧アクチユエータと連なる出力通路
48が開口し、また端壁に負荷・負圧変換器13
と連なる出口通路12が開口される。
次に、本考案装置の作動について説明する。機
関の負荷の増大に対応して、燃料噴射装置2の加
速レバー6とともに軸8が回転されると、これに
連結する軸30とともにカム28が回転され、摺
動体27が上昇し、ばね26の荷重が小さくな
る。第2図に示すように、これまで双頭弁35に
より閉じられていたロツド24の通路が開き、作
動室38と大気室23とが連通し、作動室38の
負圧が減少し、ダイアフラム22に作用する圧力
差とばね26の荷重とが釣り合つたところでロツ
ド24の通路が閉じる。
関の負荷の増大に対応して、燃料噴射装置2の加
速レバー6とともに軸8が回転されると、これに
連結する軸30とともにカム28が回転され、摺
動体27が上昇し、ばね26の荷重が小さくな
る。第2図に示すように、これまで双頭弁35に
より閉じられていたロツド24の通路が開き、作
動室38と大気室23とが連通し、作動室38の
負圧が減少し、ダイアフラム22に作用する圧力
差とばね26の荷重とが釣り合つたところでロツ
ド24の通路が閉じる。
逆に、機関の負荷が減少した場合は、加速レバ
ー6の操作に関連して摺動体27が押し下げられ
ると、双頭弁35により閉じられていた入口通路
9が開かれ、作動室38の負圧が増大し、所定の
値になつたところで双頭弁35が入口通路9を閉
じる。
ー6の操作に関連して摺動体27が押し下げられ
ると、双頭弁35により閉じられていた入口通路
9が開かれ、作動室38の負圧が増大し、所定の
値になつたところで双頭弁35が入口通路9を閉
じる。
第4図に線70で示すように、負荷Lに対応す
る加速レバー6の操作角に対して出口通路12か
らの出力負圧PLは、所定の操作角以上で負圧が
次第に減少するように、ばね26のセツト荷重お
よびカム28の形状により設定される。カム28
の形状を変えることにより、線71,72,73
で示すような特性を得ることもできる。
る加速レバー6の操作角に対して出口通路12か
らの出力負圧PLは、所定の操作角以上で負圧が
次第に減少するように、ばね26のセツト荷重お
よびカム28の形状により設定される。カム28
の形状を変えることにより、線71,72,73
で示すような特性を得ることもできる。
このようにして、負荷の変動に対応して作動室
38に発生した負圧は、出口通路12を経て回転
数・負圧変換器14の作動室65へ加えられる。
38に発生した負圧は、出口通路12を経て回転
数・負圧変換器14の作動室65へ加えられる。
回転数・負圧変換器14において、機関の回転
数が増大すると、燃料噴射装置におけるフイード
ポンプの燃料吐出圧が増大し、この燃料吐出圧が
作動室62に作用し、ダイアフラム52が押し下
げられ、ダイアフラム52の両面に作用する圧力
差とばね56の荷重とが釣り合う位置へ腕42が
押し下げられる。スリーブ60がばね68に抗し
て下降し、弁体47が弁座66に当つて出口通路
12を閉じる。スリーブ60がさらに下降する
と、大気室63と通路57,46,45を経て連
なるスリーブ60の内部と作動室65とが連通
し、作動室65の負圧が第5図に線75で示すよ
うに小さくなる。この作動室65の圧力が出口通
路48からEGR制御弁15を駆動する負圧アク
チユエータへ供給され、EGR制御弁15の開度
が絞られる。
数が増大すると、燃料噴射装置におけるフイード
ポンプの燃料吐出圧が増大し、この燃料吐出圧が
作動室62に作用し、ダイアフラム52が押し下
げられ、ダイアフラム52の両面に作用する圧力
差とばね56の荷重とが釣り合う位置へ腕42が
押し下げられる。スリーブ60がばね68に抗し
て下降し、弁体47が弁座66に当つて出口通路
12を閉じる。スリーブ60がさらに下降する
と、大気室63と通路57,46,45を経て連
なるスリーブ60の内部と作動室65とが連通
し、作動室65の負圧が第5図に線75で示すよ
うに小さくなる。この作動室65の圧力が出口通
路48からEGR制御弁15を駆動する負圧アク
チユエータへ供給され、EGR制御弁15の開度
が絞られる。
逆に、機関の回転数の低下に伴つて作動室62
の燃料吐出圧が低くなると、腕42が上昇し、ば
ね68によりスリーブ60および弁体47が押し
上げられ、弁座66が開くと同時に、弁体47に
よりスリーブ60の内部の大気室と作動室65と
の間が閉じられる。したがつて、出口通路48か
ら負圧アクチユエータへ送られる負圧が大きくな
る。
の燃料吐出圧が低くなると、腕42が上昇し、ば
ね68によりスリーブ60および弁体47が押し
上げられ、弁座66が開くと同時に、弁体47に
よりスリーブ60の内部の大気室と作動室65と
の間が閉じられる。したがつて、出口通路48か
ら負圧アクチユエータへ送られる負圧が大きくな
る。
このようにして、負荷・負圧変換器13からの
負圧が回転数・負圧変換器14により、第5図に
線75に示すように制御される。スリーブ60と
弁体47との間の絞り通路およびばね68の特性
を適当に定めることにより、回転数Nの変化に対
する作動室65の出力負圧PSNを第5図に線7
6,77で示すような特性とすることができる。
負圧が回転数・負圧変換器14により、第5図に
線75に示すように制御される。スリーブ60と
弁体47との間の絞り通路およびばね68の特性
を適当に定めることにより、回転数Nの変化に対
する作動室65の出力負圧PSNを第5図に線7
6,77で示すような特性とすることができる。
[考案の効果]
本考案は上述のように、駆動源として機関の吸
気マニホールドから得られる負圧を利用してお
り、全ての動作が燃料噴射装置に組み付けられる
変換器の機械的動作により達せられるものである
から、熱などの障害に対して作動の信頼性の高い
ものが得られる。特に、回転数・負圧変換器14
の作動室65の圧力は、一時的に通路12に連通
するか、または一時的にスリーブ60の内部の大
気室に連通して調整されるもので、作動室65が
通路12とスリーブ60の内部の大気室とに同時
に連通したままとなることはないので、EGR制
御弁を単に開閉するだけでなく、その開度を制御
することができ、機関の運転状態に適した排気還
流量を得ることができる。
気マニホールドから得られる負圧を利用してお
り、全ての動作が燃料噴射装置に組み付けられる
変換器の機械的動作により達せられるものである
から、熱などの障害に対して作動の信頼性の高い
ものが得られる。特に、回転数・負圧変換器14
の作動室65の圧力は、一時的に通路12に連通
するか、または一時的にスリーブ60の内部の大
気室に連通して調整されるもので、作動室65が
通路12とスリーブ60の内部の大気室とに同時
に連通したままとなることはないので、EGR制
御弁を単に開閉するだけでなく、その開度を制御
することができ、機関の運転状態に適した排気還
流量を得ることができる。
第1図は本考案に係るデイーゼル機関のEGR
制御装置の概略構成を示す側面図、第2図は同装
置の負荷・負圧変換器の側面断面図、第3図は同
装置の回転数・負荷変換器の側面断面図、第4図
は負荷・負圧変換器の作動特性線図、第5図は回
転数・負圧変換器の作動特性線図である。 2:燃料噴射装置、3:主軸、6:加速レバ
ー、9:入口通路、12:出口通路、13:負
荷・負圧変換器、14:回転数・負圧変換器、1
5:EGR制御弁、22:ダイアフラム、26:
ばね、27:摺動体、28:カム、33:カム
面、35:双頭弁、38:作動室、42:腕、4
4:弁箱、47:弁体、48:出口通路、52:
ダイアフラム、53:燃料吐出圧入口、56:ば
ね、60:スリーブ、63:大気室、65:作動
室、66:弁座。
制御装置の概略構成を示す側面図、第2図は同装
置の負荷・負圧変換器の側面断面図、第3図は同
装置の回転数・負荷変換器の側面断面図、第4図
は負荷・負圧変換器の作動特性線図、第5図は回
転数・負圧変換器の作動特性線図である。 2:燃料噴射装置、3:主軸、6:加速レバ
ー、9:入口通路、12:出口通路、13:負
荷・負圧変換器、14:回転数・負圧変換器、1
5:EGR制御弁、22:ダイアフラム、26:
ばね、27:摺動体、28:カム、33:カム
面、35:双頭弁、38:作動室、42:腕、4
4:弁箱、47:弁体、48:出口通路、52:
ダイアフラム、53:燃料吐出圧入口、56:ば
ね、60:スリーブ、63:大気室、65:作動
室、66:弁座。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 燃料噴射ポンプの加速レバーに連動して機関の
負荷に対応した機械的負荷変位量を得る負荷応動
手段と、 前記負荷応動手段に結合され、かつ負圧源に連
通して前記機械的負荷変位量に対応した負荷負圧
レベルを発生する負荷・負圧変換器と、 燃料フイードポンプの吐出圧力に応動して機関
の回転数に対応した機械的回転数変位量を得る回
転数応動手段と、 前記回転数応動手段に結合され、かつ前記負
荷・負圧変換器に連通して前記機械的回転数変位
量と負荷負圧に対応した出力負圧レベルを発生す
る回転数・負圧変換器と、 前記出力負圧に応動して機関の排気管から吸気
管への排気還流量を調整するEGR制御弁とから
なり、 前記負荷・負圧変換器はハウジングにダイアフ
ラムにより区画された大気室および作動室と、前
記機械的負荷変位量に対応して前記作動室を大気
室と負圧源との一方に連通して負荷負圧レベルを
制御する弁体とを備えており、 前記回転数・負圧変換器はハウジングに区画さ
れた大気室および作動室と、前記機械的回転数変
位量に対応して前記作動室を大気室または前記負
荷負圧との一方に一時的に連通して出力負圧レベ
ルを制御する弁体とを備えていることを特微とす
るデイーゼル機関のEGR制御装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1982049567U JPS58152551U (ja) | 1982-04-06 | 1982-04-06 | デイ−ゼル機関のegr制御装置 |
US06/481,372 US4509492A (en) | 1982-04-06 | 1983-04-01 | Diesel engine with EGR control |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1982049567U JPS58152551U (ja) | 1982-04-06 | 1982-04-06 | デイ−ゼル機関のegr制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58152551U JPS58152551U (ja) | 1983-10-12 |
JPS6146201Y2 true JPS6146201Y2 (ja) | 1986-12-25 |
Family
ID=12834777
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1982049567U Granted JPS58152551U (ja) | 1982-04-06 | 1982-04-06 | デイ−ゼル機関のegr制御装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4509492A (ja) |
JP (1) | JPS58152551U (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4423003C2 (de) * | 1993-07-06 | 1999-01-21 | Ford Werke Ag | Verfahren und Vorrichtung zum Reduzieren von NO¶x¶ in den Abgasen von Kraftfahrzeugverbrennungsmotoren |
EP0803645B1 (en) * | 1996-04-23 | 2004-02-04 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | A compression-ignition type engine |
JP3743099B2 (ja) * | 1997-01-13 | 2006-02-08 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS572247B2 (ja) * | 1977-03-25 | 1982-01-14 | ||
JPS5749548B2 (ja) * | 1973-11-07 | 1982-10-22 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4300515A (en) * | 1978-12-20 | 1981-11-17 | Robert Bosch Gmbh | Apparatus for actuating an adjustment device acting upon a control apparatus for exhaust recirculation in internal combustion engines |
JPS6211320Y2 (ja) * | 1980-06-05 | 1987-03-17 | ||
JPS5726253A (en) * | 1980-07-25 | 1982-02-12 | Toyota Motor Corp | Exhaust gas recycling controller of diesel engine |
JPS6231747Y2 (ja) * | 1980-09-05 | 1987-08-14 | ||
JPS57108450A (en) * | 1980-12-24 | 1982-07-06 | Toyota Motor Corp | Exhaust gas recirculation system controller for diesel engine |
JPS57157047A (en) * | 1981-03-20 | 1982-09-28 | Toyota Motor Corp | Exhaust gas recirculation control system for diesel engine |
JPS57157048A (en) * | 1981-03-20 | 1982-09-28 | Toyota Motor Corp | Exhaust gas recirculation control system for diesel engine |
JPS57171057A (en) * | 1981-04-13 | 1982-10-21 | Nippon Soken Inc | Atmospheric pressure compensating system in egr for diesel engine |
US4387693A (en) * | 1981-11-18 | 1983-06-14 | General Motors Corporation | Exhaust gas recirculation control |
-
1982
- 1982-04-06 JP JP1982049567U patent/JPS58152551U/ja active Granted
-
1983
- 1983-04-01 US US06/481,372 patent/US4509492A/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5749548B2 (ja) * | 1973-11-07 | 1982-10-22 | ||
JPS572247B2 (ja) * | 1977-03-25 | 1982-01-14 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58152551U (ja) | 1983-10-12 |
US4509492A (en) | 1985-04-09 |
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